JP4882991B2 - オイルパン構造 - Google Patents

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Description

本発明は、オイルパン構造に関し、更に詳しくは、オイル高温時には内燃機関内に送られるオイルの略全量が通過する冷却部をオイルパン下部に設けて過昇温を防止し、且つオイル低温時には速やかに昇温させることができるオイルパン構造に関する。
近年、内燃機関の潤滑に用いられるオイルの温度管理が重要になってきている。オイルの温度と粘度は相関性があり、オイルの油膜厚を一定に保つためにオイルの粘度を一定範囲に保つ必要があるためである。また、使用時の内燃機関の潤滑経路から排出されるオイルは、適切な温度範囲より通常高温になっているため、再び潤滑経路に流す前に適切な温度範囲内まで冷却することが検討されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記特許文献1には、内壁と外壁とからなる2重壁構造のオイルパンであって、その内壁の一部に内壁内のオイルストレーナに向かって下がる斜面部を形成し、その斜面部に内壁内部と内外壁間のスペースとを連通する多数の連通孔を設け、油温によるオイルの粘度の違いによってオイルの循環経路を変えて、暖機時の油温の上昇を早め、暖気後の油温の上昇を抑えるオイルパンが開示されている。
特開2004−218582号公報
しかし、上記特許文献1では、冷却されるオイルは、内外壁間に流出して外壁に接触したオイルだけであり、外壁に接触せずにオイルストレーナに再吸引されてしまうオイルもあるために、油温の上昇を抑えることができない。
本発明は、前記現状に鑑みてなされたものであり、オイル高温時には内燃機関内に送られるオイルの略全量が通過する冷却部をオイルパン下部に設けて過昇温を防止し、且つオイル低温時には速やかに昇温させることができるオイルパン構造に関する。
本発明は、以下の通りである。
1.オイルパン本体と
前記オイルパン本体内に設けられ且つ該オイルパン本体内を第1領域及び第2領域に仕切る仕切壁と、
前記オイルパン本体内であって少なくとも前記第1領域の上側に設けられ且つ該第1領域から該第2領域へ向かって傾斜する板状のバッフルプレートと、を備え、
前記オイルパン本体の底壁であってオイル吸込み口が配設される前記第2領域の下部にはオイル溜まり部が設けられ、
前記オイルパン本体の底壁であって前記第1領域の下部にはオイル冷却部が設けられ、
前記バッフルプレートには、該バッフルプレートの上面側と下面側とを連通する上側連通孔が設けられ、
前記仕切壁の下端側には、前記第1領域と前記第2領域とを連通し且つ前記上側連通孔を通過して前記第1領域に落下したオイルを前記オイル冷却部を介して前記第2領域に流入させる下側連通口が設けられており、
前記オイル冷却部は、前記第1領域から前記オイル溜まり部の方向に向かって延びる溝部を有し、前記溝部は、前記オイル溜まり部から放射状に広がるように形成されており、
前記下側連通口は、前記仕切壁の下部に設けられた開放空間であり、且つ前記仕切壁の下端縁と、前記底壁と、により形成されていることを特徴とするオイルパン構造。
2.前記第2領域に対応する前記底壁は、断熱機能を有している上記1.に記載のオイルパン構造。
.前記底壁の外側には、ひだ状の放熱板が設けられている上記1.又は2.に記載のオイルパン構造。
.前記放熱板は、前記第1領域の下部に対応する前記底壁の外側に設けられている上記.に記載のオイルパン構造。
.前記第1領域は、前記第2領域の少なくとも両側に設けられている上記1.乃至.のいずれかに記載のオイルパン構造。
.更に、前記オイルパン本体内であって前記バッフルプレートの上方には、前記第2領域の上部空間を覆うカバー部材が設けられている上記1.乃至.のいずれかに記載のオイルパン構造。
.前記カバー部材は、前記第2領域から前記第1領域へ向かって傾斜する上記.に記載のオイルパン構造。
8.前記上側連通孔はスリット状に形成されている上記1.乃至7.のいずれかに記載のオイルパン構造。
本発明のオイルパン構造によると、バッフルプレート上に落下する内燃機関からの戻りオイルが高温のときには、そのオイルは比較的粘度が低いため、バッフルプレートに設けられた上側連通孔を通過して第1領域に落下してオイルパン本体の底壁を経由するようにし、そこに設けられたオイル冷却部に接触して放熱され、仕切壁の下端側の下側連通口を通過し、第2領域に到達してオイル吸込み口に吸引される。また、内燃機関からの戻りオイルが低温のときには、そのオイルは比較的粘度が高いため上側連通孔を通過しにくく、そのままバッフルプレートの傾斜に沿って流れ、バッフルプレートの端部より落下して第2領域に到達し、オイル冷却部を経由することなくオイル吸込み口に吸引される。このように、オイルが高温のときにはオイルパン本体の底壁を経由するようにしてオイル冷却部に接触して放熱されるようにしたので、高温のオイルを効率よく放熱することができる。また、オイルが低温のときにはオイルは冷却されることなくオイル吸込み口に吸引され、且つ主に第2領域内のオイルが優先的に循環されるようにしてオイルの循環量を少なくしたので、低温オイルを迅速に昇温でき、内燃機関の早期暖機を図ることができる。
また、オイル冷却部が第1領域からオイル溜まり部の方向に向かって延びる溝部を有するので、上側連通孔を通過して第1領域に落下したオイルが接触するオイル冷却部の表面積が大きくなり、これにより高温オイルを効率的に放熱することができる。
更に、第2領域の下部に対応するオイルパン本体の底壁が断熱機能を有している場合は、低温時のオイルが第2領域の下部の底壁に接触しても放熱されにくく、低温オイルを更に迅速に昇温でき、内燃機関の更なる早期暖機を図ることができる。
また、オイルパン本体の底壁の外側にひだ状の放熱板が設けられている場合は、上側連通孔を通過して第1領域に落下した高温オイルの放熱効果を更に向上させることができる。
更に、第1領域が第2領域の少なくとも両側に設けられている場合は、その上方にオイル吸込み口が配置されるオイル溜まり部が、両側に設けられた油路の中央部に位置するので、オイルをオイル溜まり部へ誘導しやすくなる。
また、更に、バッフルプレートの上方にカバー部材が設けられている場合は、高温の内燃機関からの戻りオイルが直接第2領域に落下するのを防ぐことができる。
更に、カバー部材が第2領域から第1領域へ向かって傾斜する場合は、高温のオイルを確実にオイル冷却部に誘導することができる。
本発明に係るオイルパン構造は、以下に述べるオイルパン本体、仕切壁及びバッフルプレートを備えている。
上記「オイルパン本体」は、内燃機関からの戻りオイルを貯留する限り、その構造、形状、材質等は特に問わない。このオイルパン本体の材質としては、例えば、鉄、アルミニウム等の金属製、樹脂製等を挙げることができる。このオイルパン本体の底壁には、後述するオイル溜まり部及びオイル冷却部が設けられている。オイルの放熱性といった観点から、このオイルパン本体は熱伝導性の高い材料である金属製であることが好ましい。
上記「仕切壁」は、上記オイルパン本体内に設けられ且つオイルパン本体内を第1領域及び第2領域に仕切る限り、その構造、形状、材質等は特に問わない。この仕切壁の材質としては、例えば、鉄、アルミニウム等の金属製、樹脂製等を挙げることができる。また、仕切壁の仕切り形態としては、(1)2枚の板状の仕切壁によりオイルパン本体内を直列に3室に仕切り、中間部の第2領域と、その両側方に隣接する2室の第1領域とに仕切る形態(図1(A)及び(B)参照)、(2)1枚の板状の仕切壁によりオイルパン本体内を左右に隣接する第1領域と第2領域とに仕切る形態(図4(A)及び(B)参照)、(3)筒状の仕切壁によりオイルパン本体内を仕切壁の外側の第1領域と仕切壁の内側の第2領域とに仕切る形態(図5(A)及び(B)参照)等を挙げることができる。
尚、上記仕切壁の下端側には、後述する下側連通口が設けられており、これにより第1領域と第2領域とが連通されている。また、第2領域にはオイル吸込み口が配設されている。
上記「バッフルプレート」は、上記オイルパン本体内であって少なくとも上記第1領域の上側に設けられ且つ第1領域から第2領域に向かって傾斜する板状である限り、その構造、材質等は特に問わない。このバッフルプレートには、後述する上側連通孔が設けられている。
上記「オイル溜まり部」は、上記オイルパン本体の底壁であってオイル吸込み口が配設されている上記第2領域の下部に設けられている限り、その形態等は特に問わない。このオイル溜まり部は、通常、その底面がオイルパン本体内において最も低い面になっており、オイルパン本体内に落下する内燃機関からの戻りオイルが集約されるようになっている。また、集約された戻りオイルは、オイル溜まり部の上方の所定の位置に配設されたオイル吸込み口から吸引され、オイルポンプを介して再び潤滑部へ送られる。
上記「オイル冷却部」は、上記オイルパン本体の底壁であって上記第1領域の下部に設けられている限り、その形態等は特に問わない。このオイル冷却部は、上記第1領域から上記オイル溜まり部の方向に向かって延びる溝部を有することができる。また、溝部の形態としては、底壁を内側から陥没させるようにして設けた溝(図2(A)参照)、底壁を内側方向にひだ状に突出させ、それら各ひだの間の溝(図2(B)参照)等であることができる。
上記「上側連通孔」は、上記バッフルプレートの上面側と下面側とを連通する限り、その形状、個数、配置形態等は特に問わない。この上側連通孔は、バッフルプレート上に落下する内燃機関からの戻りオイルの温度変化に伴う粘度変化に基づいてそのオイルの通過状態が変化するものである。この上側連通孔の形状としては、例えば、貫通孔、スリット等を挙げることができる。
なお、上記「オイルの通過状態が変化する」とは、上記バッフルプレート上に落下する内燃機関からの戻りオイルの温度が所定値未満であるときにそのオイルが上側連通孔を通過し難い状態となり、また、戻りオイルの温度が所定値以上であるときにそのオイルが上側連通孔を通過し易い状態となることを意味する。上記所定値としては、例えば、オイルの使用形態等に応じて任意の数値を設定できる。
上記上側連通孔を通過し難い状態としては、例えば、上記戻りオイル量の80%以上(好ましくは90%以上)が上側連通孔を通過しない状態を例示することができる。また、上記上側連通孔を通過し易い状態としては、例えば、戻りオイル量の80%以上(好ましくは90%以上)が上側連通孔を通過する状態を例示することができる。
上記「下側連通口」は、上記仕切壁の下端側に設けられており、上記第1領域と上記第2領域とを連通し且つ上記上側連通孔を通過して第1領域に落下した内燃機関からの戻りオイルを、上記オイル冷却部を介して第2領域に流入させる限り、その形状、配置形態等は特に問わない。この下側連通口としては、例えば、上記仕切壁に設けられた貫通孔、仕切壁下部に設けられた開放空間等であることができる。
ここで、例えば、上記オイルパン本体には、その底壁の外側にひだ状の放熱板が設けられていることができる。この放熱板は、特に、上記第1領域の下部に対応する底壁に設けられていることが好ましい。第1領域に落下した高温のオイルをより効率的に冷却できるためである。
また、上記オイルパン本体は、例えば、第2領域に対応する底壁に断熱機能を有していることができる。これにより、低温時のオイルが第2領域の下部の底壁に接触しても放熱されにくく、低温オイルを迅速に昇温することができるためである。この断熱機能を有する形態としては、例えば、厚肉構造、2重壁構造等の断熱構造からなる形態、外面側に断熱材を付装する形態等を挙げることができる。
本オイルパン構造は、更に、上記オイルパン本体内であって上記バッフルプレートの上方に、上記第2領域の上部空間を覆うカバー部材が設けられていることができる。これにより、高温の戻りオイルが直接第2領域に落下するのを防ぐことができ、確実にオイル冷却部に誘導することができるためである。
上記「カバー部材」は、直接第2領域に落下しようとする上記戻りオイルを上記バッフルプレート上に落下するように誘導する限り、その構造、形状、材質等は特に問わない。このカバー部材は、上記第2領域から第1領域へ向かって傾斜するように設けられていることができる。
以下、図面を用いて実施例により本発明のオイルパン構造を具体的に説明する。尚、本実施例のオイルパン構造として、内燃機関下部に設けられるオイルパン構造を例示する。
(1)オイルパン構造の構成
本実施例のオイルパン構造は、図1(A)及び(B)に示すように、オイルパン本体1を備えている。このオイルパン本体1内には、板状の仕切壁2が2枚設けられ、その両端がオイルパン本体1の側壁に取着されている。そして、オイルパン本体1内は、この仕切壁2により、2枚の仕切壁2の間の第2領域6とその両側の第1領域5とに仕切られており、それら第1領域5と第2領域6との容積比が3:1程度となるように仕切られている。第2領域6にはその先端にオイルストレーナを備えるオイル吸込み口7が配設されており、その下部のオイルパン本体1の底壁にはオイル溜まり部1aが形成されている。第1領域5の下部の底壁には、図1(A)及び図2(A)のように、内側から陥没させるように設けられた多数の溝状のオイル冷却部1bが形成されており、オイル溜まり部1aの方向に向かって、仕切壁2の下部まで延びている。また、仕切壁2の下端側には下側連通口2aが形成されており、これにより、第1領域5と第2領域6とが連通されている。また、オイルパン本体1の第1領域5の下部に対応する底壁の外面側には、多数の放熱フィン1c(本発明に係る「放熱板」として例示する。)が形成されている。更に、オイルパン本体1の第2領域6の下部に対応する底壁は、他の壁よりも肉厚になっている。
また、仕切壁2の上側には、両側の第1領域5から中央の第2領域6の方向に向かって傾斜する2枚のバッフルプレート3が設けられている。このバッフルプレート3は、それぞれ一方の端部がオイルパン本体1の側壁に取着され、他方が仕切壁2の上方を越えて第2領域6の上側まで延びている。また、バッフルプレート3には、その上面側と下面側とを連通する多数の上側連通孔3aが形成されている。この上側連通孔3aは、バッフルプレート3上に落下する内燃機関からの戻りオイルの温度変化に伴う粘度変化に基づいて、そのオイルの通過状態を変化させる流路抵抗を有している。即ち、内燃機関からの戻りオイルの温度が所定値(例えば、80℃等)未満の低温且つ高粘度であるときにそのオイルが上側連通孔3aを通過し難い状態となり、戻りオイルの温度が所定値(例えば、80℃等)以上の高温且つ低粘度であるときにそのオイルが上側連通孔3aを通過し易い状態となるように、その直径(例えば、2mm等)、ピッチ間隔等が設定されている。
また、バッフルプレート3の上方には、第2領域6から第1領域5の方向に向かって傾斜する傘部(本発明に係る「カバー部材」として例示する。)4が設けられている。
(2)オイルパン構造の作用
次に、上記構成のオイルパン構造の作用について説明する。
先ず、エンジン始動時などのオイルが低温のときには、バッフルプレート3上に落下した内燃機関からの低温の戻りオイルは、その粘度が比較的高いため上側連通孔3aを通過し難く、オイルの略全量がバッフルプレート3の上面をその傾斜に沿って流れ、バッフルプレート3の端部より落下して第2領域6に到達し、オイル冷却部1bを経由することなくオイル吸込み口7に吸引され、再び内燃機関の各部に圧送される。
一方、暖機運転が完了してオイルが高温となったときには、バッフルプレート3上に落下した内燃機関からの高温の戻りオイルは、粘度が比較的低いため、上側連通孔3aを通過し易く略全量が第1領域5に落下する。そして、この第1領域5に落下した高温オイルは、オイルパン本体1底壁に設けられたオイル冷却部1bに接触して放熱されたのち、下側連通口2aを通過して第2領域6に到達し、オイル吸込み口7に吸引され、再び内燃機関の各部に圧送される。
(3)実施例の効果
以上より、本実施例のオイルパン構造では、内燃機関からの戻りオイルが高温のときにはそのオイルの略全量がオイルパン本体1の底壁を経由するようにし、そこに設けられたオイル冷却部1bに接触して放熱されるようにしたので、高温のオイルを効率よく放熱することができる。また、始動時等、内燃機関からの戻りオイルが低温のときには、内燃機関からの戻りオイルはオイル冷却部1bを通過せずにオイル吸込み口7に吸引され、且つ第1領域5内に貯留されている多量の低温オイルは第2領域6に流入し難く、第2領域6内のオイルが優先的に循環されるようにしてオイルの循環量を少なくしたので、低温オイルを迅速に昇温でき、内燃機関の早期暖機を図ることができる。その結果、エンジンのフリクションを低減できると共に、ヒータ性能を向上させることができる。更に、このオイル流通経路の切替は、オイルの温度変化、即ち、粘度変化に基づく上側連通孔3aの流路抵抗を利用して行われるため、切替弁等を利用する必要がなく、部品数及びコストを低減でき簡易且つ安価な構造とすることができる。また、弁の作動信頼性の問題がない。
更に、本実施例では、第2領域6の下部に対応するオイルパン本体1の底壁を他の壁部よりも肉厚にして断熱機能を持たせたので、低温時のオイルが第2領域6の下部の底壁に接触しても放熱されにくく、低温オイルを更に迅速に昇温でき、内燃機関の更なる早期暖機を図ることができる。
また、本実施例では、オイルパン本体1の底壁の外側に放熱フィン1cを設けるようにしたので、オイルパン本体1の底壁に接触する高温オイルの放熱効果を更に向上させることができる。
更に、本実施例では、第1領域5を第2領域6の両側に設けるようにしたので、オイル吸込み口7が配設されるオイル溜まり部1aが両側に設けられた油路(オイル冷却部1b)の中央部に位置することにより、オイルをオイル溜まり部1aへ誘導しやすくなる。
また、本実施例では、バッフルプレート3の上方に傘部4が設けられているので、高温の内燃機関からの戻りオイルが直接第2領域6に落下するのを防ぐことができ、高温のオイルを確実にオイル冷却部1bに誘導することができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記実施例では、オイル冷却部1bをオイルパン本体1の底壁を内側から陥没させるようにして設けたが、これに限定されず、例えば、図2(B)のように、内側方向にひだ状に突出させるようにして設けたオイル冷却部11bとしてもよい。この場合でも、オイルパン本体11の底壁に接触する高温のオイルを効率よく放熱することができる。
また、上記実施例では、オイル冷却部1bをオイル溜まり部1aの方向に向かって仕切壁2の下部まで延ばすようにしたが、これに限定されず、例えば、図3(A)及び(B)のように、仕切壁2の下部を通過してオイル溜まり部1aまで延びるオイル冷却部21bとしてもよい。この場合、オイルパン本体21の底壁に到達した内燃機関からの戻りオイルを確実にオイル溜まり部1aに誘導することができる。
更に、上記実施例では、2枚の仕切壁2を設けてオイルパン本体1内を3室に仕切ることにより、中央の第2領域6及びその両側の第1領域5を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、図4(A)及び(B)のように、1枚の仕切壁32を設けてオイルパン本体31内を2室に仕切り、第1領域35及び第2領域36を左右に隣接するように設けてもよい。この場合、オイルパン構造を簡易な構造とすることができる。また、例えば、図5(A)及び(B)のように、円筒状の仕切壁42を設けてオイルパン本体41内を仕切壁42の外側の第1領域45と内側の第2領域46とに仕切るようにしてもよい。この場合、オイル溜まり部41aから放射状に広がる油路(オイル冷却部41b)によりオイルパン本体41の底壁に到達した内燃機関からの戻りオイルがオイル溜まり部41aの周囲の全方向から集約され更に確実に戻りオイルをオイル溜まり部41aに誘導することができる。
また、上記実施例では、第2領域6の下部に対応するオイルパン本体1の底壁を他の壁部より肉厚にすることにより断熱機能を持たせているが、これに限定されず、2重壁構造にしたり、又は外面側に断熱材を付装したりするようにして断熱機能を持たせるようにしてもよい。これらの場合でも、低温オイルを迅速に昇温でき、内燃機関の早期暖機を図ることができる。また、第2領域6の下部の底壁に断熱機能を持たせないようにすることもできる。この場合、オイルパン構造を簡易な構造とすることができる。
更に、上記実施例では、第1領域5の下部に対応するオイルパン本体1の底壁の外側に放熱フィン1cを設けるようにしたが、これに限定されず、オイルパン本体1の底壁全面に放熱フィン1cを設けるようにしてもよいし、更に側壁にも設けるようにして放熱効果を向上させることができる。
また、上記実施例では、バッフルプレート3の上方に傘部4を設けるようにしたが、これに限定されず、傘部4を設けない構造としてもよい。この場合、オイルパン構造を簡易な構造とすることができる。
その下部に潤滑部からの戻りオイルを貯留するオイルパンを有する内燃機関又は一般機械等のオイルパン構造として広く利用される。特に、車両用ウェットサンプ式エンジンのオイルパン構造として好適である。
本実施例に係るオイルパン構造の断面図であり、(A)は縦断面図、(B)は(A)のI−I線断面図をそれぞれ示す。 オイル冷却部を説明するための縦断面図であり、(A)は内側から陥没させた溝である形態、(B)は内側に突出するひだの間の溝である形態をそれぞれ示す。 他の実施例に係るオイルパン構造の断面図であり、(A)は縦断面図、(B)は(A)のII−II線断面図をそれぞれ示す。 更に他の実施例に係るオイルパン構造の断面図であり、(A)は縦断面図、(B)は(A)のIII−III線断面図をそれぞれ示す。 更に他の実施例に係るオイルパン構造の断面図であり、(A)は縦断面図、(B)は(A)のIV−IV線断面図をそれぞれ示す。
符号の説明
1、11、21、31、41;オイルパン本体、1a、21a、31a、41a;オイル溜まり部、1b、11b;オイル冷却部、1c;放熱フィン、2、32、42;仕切壁、2a;下側連通口、3;バッフルプレート、3a;上側連通孔、4;傘部、5、35、45;第1領域、6、36、46;第2領域、7;オイル吸込み口。

Claims (8)

  1. オイルパン本体と
    前記オイルパン本体内に設けられ且つ該オイルパン本体内を第1領域及び第2領域に仕切る仕切壁と、
    前記オイルパン本体内であって少なくとも前記第1領域の上側に設けられ且つ該第1領域から該第2領域へ向かって傾斜する板状のバッフルプレートと、を備え、
    前記オイルパン本体の底壁であってオイル吸込み口が配設される前記第2領域の下部にはオイル溜まり部が設けられ、
    前記オイルパン本体の底壁であって前記第1領域の下部にはオイル冷却部が設けられ、
    前記バッフルプレートには、該バッフルプレートの上面側と下面側とを連通する上側連通孔が設けられ、
    前記仕切壁の下端側には、前記第1領域と前記第2領域とを連通し且つ前記上側連通孔を通過して前記第1領域に落下したオイルを前記オイル冷却部を介して前記第2領域に流入させる下側連通口が設けられており、
    前記オイル冷却部は、前記第1領域から前記オイル溜まり部の方向に向かって延びる溝部を有し、前記溝部は、前記オイル溜まり部から放射状に広がるように形成されており、
    前記下側連通口は、前記仕切壁の下部に設けられた開放空間であり、且つ前記仕切壁の下端縁と、前記底壁と、により形成されていることを特徴とするオイルパン構造。
  2. 前記第2領域に対応する前記底壁は、断熱機能を有している請求項1に記載のオイルパン構造。
  3. 前記底壁の外側には、ひだ状の放熱板が設けられている請求項1又は2に記載のオイルパン構造。
  4. 前記放熱板は、前記第1領域の下部に対応する前記底壁の外側に設けられている請求項に記載のオイルパン構造。
  5. 前記仕切壁は円筒状であり、前記仕切壁の外側が前記第1領域、前記仕切壁の内側が前記第2領域とされている請求項1乃至のいずれかに記載のオイルパン構造。
  6. 更に、前記オイルパン本体内であって前記バッフルプレートの上方には、前記第2領域の上部空間を覆うカバー部材が設けられている請求項1乃至のいずれかに記載のオイルパン構造。
  7. 前記カバー部材は、前記第2領域から前記第1領域へ向かって傾斜する請求項に記載のオイルパン構造。
  8. 前記上側連通孔はスリット状に形成されている請求項1乃至7のいずれかに記載のオイルパン構造。
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