JP4882922B2 - ディーゼルエンジンの予混合装置 - Google Patents

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本発明は、燃料を自着火させるために燃料を予混合するディーゼルエンジンの予混合装置に関するものである。
一般に、ディーゼルエンジン等では、燃焼時の酸素が不足する場合や温度が低い場合に、煤等を主成分とするパティキュレート(Particulate Matter:粒子状物質)が生成するため、パティキュレートを抑制する種々の方法が考えられている(例えば、特許文献1〜4参照)。
この中でも、近年、ディーゼルエンジンの気筒内へ軽油等の燃料を投入する際に、燃料を予め予混合化して着火燃焼させ、パティキュレートを抑制するものがある。
具体的な例としては、図8、図9に示す如く、ディーゼルエンジンの吸気マニホールド1に予混合装置2を備えるものがあり、予混合装置2は、軽油等の液体燃料を導入し得る所定空間の燃料気化室3を形成するケース本体4と、燃料の供給元(図示せず)から供給配管5を介して燃料気化室3へ液体燃料を流入させる流入部6と、燃料気化室3の周囲に位置してケース本体4に備えられた複数(図9では6本)のヒータ7と、燃料気化室3から吸気マニホールド1内へ燃料蒸気を供給する供給部8とを備えて構成されている。ここで、図8中、9は吸気管、10はディーゼルエンジンの吸気ポート、11はシリンダ、12はピストン、13は吸気弁を示している。
予混合装置2により燃料を予混合する際には、ディーゼルエンジンの駆動に伴って吸気マニホールド1から吸気すると同時に、燃料気化室3で液体燃料をヒータ7により加熱して燃料蒸気にし、当該燃料蒸気を吸気マニホールド1内へ供給して予混合し、燃料を自着火可能な状態にしている。
一方、他の具体的な例としては、図10に示す如く、ディーゼルエンジンの吸気マニホールド1の上流側に位置する吸気管9に、図8、図9と略同様な構成を備えた予混合装置2を備えるものがあり、燃料を予混合する際には、ディーゼルエンジンの駆動に伴って吸気管9から吸気すると同時に、燃料気化室3で燃料をヒータ7によって加熱して燃料蒸気にし、当該燃料蒸気を吸気管9に供給し、更にミキサー14により燃料蒸気を吸気と予混合し、自着火可能な状態にするようにしている。
特開2004−346882号公報 特開平07−011983号公報 特開2002−030937号公報 特許第3310122号公報
しかしながら、燃料気化室3で液体燃料を蒸気化する際には、一定時間までは図11に示す如く液体燃料L内に小さな気泡bを生じ、その後、時間経過や温度等の条件により図12に示す如く液体燃料L内の気泡bが成長して大きくなるため、液体燃料Lの移動に伴って気泡bが移動し、液体燃料Lの蒸気化前に液体燃料Lが液状のまま突沸するという問題があった。又、ヒータ7からの熱が液体燃料Lに十分に伝わらず、液体燃料Lを安定して蒸気化することができないという問題があった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、液体燃料を蒸気化する際に液体燃料内での気泡の成長を抑制すると共に、液体燃料を安定して蒸気化するディーゼルエンジンの予混合装置を提供することを目的としている。
本発明は、液体燃料を導入する燃料気化室と、該燃料気化室内の液体燃料を加熱して蒸気化するヒータとを備える燃料気化部と、該燃料気化部に接続され且つディーゼルエンジンの吸気流路へ突出するように配置される燃料蒸気輸送部とを設け、前記燃料気化室には、液体燃料を蒸気化する際に発生する気泡に対し、気泡の成長を抑制する充填材を備え
前記燃料蒸気輸送部は、吸気流路内へ突出するケース部と、該ケース部内に配置されるヒータと、該ヒータにより燃料蒸気を加熱し得る燃料蒸気流路と、燃料蒸気を燃料蒸気流路から吸気流路へ供給する噴出口とを備えたことを特徴とするディーゼルエンジンの予混合装置、に係るものである。
又、本発明において、前記充填材は、液体燃料の流路を多数形成すると共に、0.1mm以上5mm以下の径の大きさにより流路の径を小さくし、液体燃料との接触面積を大きくするように構成されることが好ましい。
更に、本発明において、前記充填材は、多孔性の素材、メッシュの素材、粒状体の素材から少なくとも一つ選択されることが好ましい。
更に又、本発明は、前記燃料気化室の入口又は出口に、充填材の流失を防止する止め部材を配置することが好ましい。
又、本発明は、前記燃料気化室の入口及び出口に、充填材の流失を防止する止め部材を配置することが好ましい。
上記した本発明のディーゼルエンジンの予混合装置によれば、燃料気化室に充填材を備えるので、燃料気化室での気泡の成長を抑制し、結果的に、燃料気化室での液体燃料の移動に伴う気泡の移動を低減し、液体燃料の流出や突沸を防止することができる。又、ヒータ及び燃料気化室からの熱を充填材を介して液体燃料へ効率的に伝えるので、液体燃料を安定して蒸気化することができるという種々の優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
図1〜図6は本発明のディーゼルエンジンの予混合装置を実施する形態の第1例であり、図8、図9と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
ディーゼルエンジンでは、吸気(吸入空気)が流通するよう、吸気管9から吸気マニホールド1を介して吸気ポート10まで形成される吸気流路15が備えられており、吸気管9の隣接位置には、固定部位(図示せず)に固定される燃料気化部16と、燃料気化部16に接続され且つ吸気マニホールド1内へ突出するように配置される燃料蒸気輸送部17とが備えられている。
燃料気化部16は、筒状の周囲部18と、周囲部18の両側でボルト19等により固定される蓋部20,21とによって所定空間の燃料気化室22を構成している。燃料気化室22の一方の蓋部20には、燃料が燃料気化室22へ流通し得るよう、供給元(図示せず)から延在する流入管23が接続されており、燃料気化室22の他方の蓋部21には、燃料気化室22から燃料蒸気輸送部17へ燃料が流通し得るよう、燃料蒸気輸送部17に接続する凸状の導出部24が備えられている。又、燃料気化室22の周囲部18には、周囲部18の軸方向と略平行に延在するロッド状のヒータ25が備えられている。ここで、ヒータ25の本数や形状は、特に制限されるものではなく、燃料気化室22内を均等に加熱し得るならば一本でも良いし、他の形状を備えても良いし、燃料気化室22の周方向に沿ってロッド状のものを複数本備えても良い。
更に、燃料気化部16は、燃料気化室22に、多孔性の素材、メッシュの素材、粒状体の素材等から少なくとも一つ選択される充填材26を充填しており、充填材26によって、液体燃料の流路を多数形成すると共に流路の口径(断面流路径)を小さくしている。又、流入管23から燃料気化室22へ通じる蓋部20の入口部分には、入口部分の内径と略同じ大きさの形状を有し且つ焼結金属で構成される蓋状の止め部材27を配置すると共に、燃料気化室22から導出部24に通じる蓋部21の出口部分には、同様に、出口部分の内径と略同じ大きさの形状を有し且つ焼結金属で構成される蓋状の止め部材28を配置し、入口部分及び出口部分から充填材26が流失しないようにしている。
ここで、充填材26の例は、特に制限されるものではないが、具体的な一例を示すと、充填材26は、粒状体の素材として、図3、図4に示す如く、0.1mm以上5mm以下の径(直径)の鉄球、好ましくは0.5mmの径(直径)の鉄球26aがあり、燃料気化室22に充填された鉄球26aは、鉄球26aの間に無数の流路を形成すると共に、0.1mm以上5mm以下の径(直径)の大きさ(形状)により流路の口径を小さくしている。又、多孔性の素材は、焼結金属、セラミックボール等の材質があり、メッシュの素材は、繊維状金属塊、金属メッシュ等の材質を適用している。更に、充填材26の流失を防止する焼結金属の止め部材27,28は、数十μm、好ましくは5〜30μmの多孔を備えている。
一方、燃料蒸気輸送部17は、燃料気化部16の導出部24から吸気マニホールド1内へ突出し且つ断熱層を構成するケース部29を備えている。ケース部29内には、上方の固定部材30により固定され且つケース部29の軸心に沿って導出部24の上方からケース部29の下端まで延在するロッド状のヒータ31が配置されている。ヒータ31の周囲には、ヒータ31を内嵌するようヒータ31の延在方向に沿って形成される筒状の内側流路部材33が配置されると共に、内側流路部材33の外径より大きな内径を有して内側流路部材33の外周で同心状に配置される筒状の外側流路部材34とが配置されている。内側流路部材33と外側流路部材34との間の隙間は、燃料気化部16の燃料気化室22から導出部24を介して連通し且つケース部29の延在方向に沿って下端まで設けられる燃料蒸気流路35となっている。内側流路部材33及び外側流路部材34の下端には、ヒータ31の配置空間を密閉するよう、内側流路部材33の下端開口を閉じる形状を有する板状の下端部36が配置されており、下端部36は、更に外側流路部材34の下端開口を閉じると共に所定位置に斜め方向の開口を形成して燃料蒸気流路35から下方外部へ流通する噴出口37を形成している。ここで、外側流路部材34とケース部29の間には、熱の伝達を抑制するようケース部29の延在方向に沿って形成される隙間38が備えられている。又、ケース部29の下端には、噴出口37の噴射方向に影響を与えることがないよう、開口39を備えて下端部36を支持する支持部材40を備えている。
又、燃料蒸気輸送部17は、ケース部29の上部中途位置に鍔状の内側取付部41と鍔状の外側取付部42とを備えており、内側取付部41と外側取付部42は、吸気マニホールド1の吸気流路15を構成する壁部15aを、内方及び外方からワッシャ43を介して挟み込むことによって、燃料蒸気輸送部17を最適位置に固定している。更に、ケース部29の先端は、吸気マニホールド1と吸気ポート10の境目近傍に配置し、噴出口37が、吸気ポート10の吸気流路15の径方向で中央に位置し且つ吸気ポート10の流路方向に向かい、燃料を最適な状態で予混合するようになっている。
以下本発明を実施する形態の第1例の作用を説明する。
軽油等の燃料を予混合する際には、ディーゼルエンジンの駆動に伴って吸気流路15から吸気すると同時に、液体燃料を供給元から燃料気化部16に供給する。
燃料気化部16では、燃料気化室22に供給された液体燃料が、入口の止め部材27を介して燃料気化室22内に流入し、充填材26の間に形成された多数の隙間の流路で、ヒータ25の加熱により蒸気化し、出口の止め部材27を介して導出部24より燃料蒸気輸送部17へ供給される。この時、充填材26の内部では、多数の流路と流路の小さい口径により、液体燃料との接触面積が大きくなり、効率的に熱交換される。
次に、燃料蒸気輸送部17では、燃料蒸気が燃料蒸気流路35により噴出口37まで流下し、同時にヒータ31により燃料蒸気の冷却を防止するように加熱される。ここで、液体燃料が、燃料気化部16で完全に蒸気化せず、何らかの理由により燃料気化部16から液体の状態で流出する場合であっても、燃料蒸気輸送部17では、燃料蒸気流路35で液体燃料を蒸気化し、吸気流路15への液体燃料の流出を防止する。
そして、ケース部29の先端の噴出口37から吸気流路15へ噴射される燃料蒸気は、吸気ポート10の径方向中央に供給されて拡散し、吸気と十分に予混合して流下し、エンジン内で自着火してパティキュレートの発生を抑制する。
而して、このような第1例の構成とすれば、燃料気化室22に充填材26を備えるので、燃料気化室22で気泡が大きくなるような気泡の成長を抑制し、結果的に、燃料気化室22での液体燃料の移動に伴う気泡の移動を低減し、液体燃料の流出や突沸を防止することができる。又、ヒータ25及び燃料気化室22からの熱を充填材26を介して液体燃料へ効率的に伝えるので、小さな気泡等の有無にかかわらず、液体燃料を安定して蒸気化することができる。更に、充填材26が0.1mm以上5mm以下の場合には、液体燃料を一層安定して蒸気化することができる。特に、0.5mmの充填材26の場合には最も安定して液体燃料を蒸気化することができる。一方、0.1mm未満の充填材26の場合には、燃料気化部16を流れる燃料蒸気の圧力損失が大きくなり、又、5mmより大きい充填材26の場合には、液体燃料が安定して蒸気化できなくなるという欠点がある。
又、第1例の構成において、充填材26は、液体燃料の流路を多数形成すると共に、充填材26の径の大きさにより流路の径を小さくし、液体燃料との接触面積を大きくするように構成されると、ヒータ25及び燃料気化室22からの熱を液体燃料へ一層効率的に伝えるので、液体燃料を安定して蒸気化することができる。
更に、第1例の構成において、充填材26は、多孔性の素材、メッシュの素材、粒状体の素材から少なくとも一つ選択されると、充填材26を燃料気化室22に適切に満たすので、燃料気化室22で気泡が大きくなるような気泡の成長を容易に抑制すると共に、液体燃料を安定して好適に蒸気化することができる。ここで、多孔性の素材、メッシュの素材、粒状体の素材の夫々の大きさ(形状)は、液体燃料の流路の径を、鉄球26aの場合と略同じにするものが好ましく、この場合には、同様に液体燃料を一層安定して蒸気化することができる。
更に又、第1例の構成において、燃料気化室22の入口及び/又は出口に、充填材26の流失を防止する止め部材27,28を配置すると、充填材26を燃料気化室22に保持して液体燃料を蒸気化するので、燃料気化室22で気泡が大きくなるような気泡の成長を容易に抑制すると共に、液体燃料を安定して好適に蒸気化することができる。
又、第1例の構成において、燃料気化部16に接続され且つディーゼルエンジンの吸気流路15へ突出するように配置される燃料蒸気輸送部17を備えると、燃料気化部16から流出した液体燃料を好適に蒸気化して、吸気流路15への液体燃料の流出や突沸を防止することができる。又、燃料蒸気輸送部17により燃料蒸気を加熱して吸気流路15に供給するので、燃料蒸気の冷却を低減して燃料蒸気の液化を防止し、燃料蒸気を吸気と十分に予混合させることができる。更に、吸気マニホールド1の吸気流路15へ突出して配置される燃料蒸気輸送部17により、吸気流路15の壁面から離間した内側の空間に燃料蒸気を供給するので、燃料蒸気が吸気流路15の壁面へ付着することを抑制し、燃料蒸気を吸気と十分に予混合させることができる。
更に、第1例の構成において、燃料蒸気輸送部17は、吸気流路15内へ突出するケース部29と、ケース部29内に配置されるヒータ31と、ヒータ31により燃料蒸気を加熱し得る燃料蒸気流路35と、燃料蒸気を燃料蒸気流路35から吸気流路15へ供給する噴出口37とを備えると、ケース部29、ヒータ31、燃料蒸気流路35の構成により、燃料気化部16から流出した液体燃料を一層好適に蒸気化して、吸気流路15への液体燃料の流出や突沸を防止することができる。
以下本発明の実施の形態の第2例を図面を参照しつつ説明する。
図7は本発明を実施する形態の第2例を示すものであって、第1例の燃料気化部16及び燃料蒸気輸送部17の配置を、ミキサー14を備える吸気管9に変更したものであり、図中、図1〜図6と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
第2例は、第1例と略同様な燃料気化部16と、燃料蒸気輸送部17とを備えており、燃料気化部16は、吸気管9の隣接位置に固定部位(図示せず)に固定されると共に、燃料蒸気輸送部17は、燃料気化部16に接続され且つ吸気管9内へ突出するように配置されている。
燃料蒸気輸送部17は、ケース部29の先端を吸気管9の中央に配置し、噴出口37が、吸気管9の吸気流路15の径方向で中央に位置し且つミキサー14の流入方向に向かうようになっている。
以下本発明を実施する形態の第2例の作用を説明する。
軽油等の燃料を予混合する際には、第1例と同様に、燃料気化部16により燃料を蒸気化し、燃料蒸気輸送部17で燃料蒸気を加熱しつつ流下させる。
そして、ケース部29の先端の噴出口37から吸気流路15へ噴射される燃料蒸気は、吸気管9の径方向中央に供給されて拡散し、更にミキサー14により吸気と一層十分に予混合して流下し、エンジン内で自着火してパティキュレートの発生を抑制する。
而して、このような第2例の構成にすれば、第1例と同様な作用効果を得ることができる。
尚、本発明のディーゼルエンジンの予混合装置は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、ディーゼルエンジン以外の予混合装置にも適用し得ること、燃料は必ずしも軽油に限定するものではないこと、充填材の素材は、記載した例に限定されるものではないこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の第1例を示す概念図である。 図1のII−II方向の矢視図である。 燃料気化室の出口側の充填材の具体例を示す概念図である。 燃料気化室の入口側の充填材の具体例を示す概念図である。 本発明における燃料蒸気輸送部を示す概略図である。 図5のVI−VI方向の矢視図である。 本発明を実施する形態の第2例を示す概念図である。 従来例を示す概念図である。 図8のIX−IX方向の矢視図である。 従来の他例を示す概念図である。 燃料気化室で液体燃料が蒸気化する状態を示す概念図である。 燃料気化室で気泡が成長して液体燃料が突沸する状態を示す概念図である。
符号の説明
15 吸気流路
16 燃料気化部
17 燃料蒸気輸送部
22 燃料気化室
25 ヒータ
26 充填材
27 止め部材
28 止め部材
29 ケース部
31 ヒータ
35 燃料蒸気流路
37 噴出口

Claims (5)

  1. 液体燃料を導入する燃料気化室と、該燃料気化室内の液体燃料を加熱して蒸気化するヒータとを備える燃料気化部と、該燃料気化部に接続され且つディーゼルエンジンの吸気流路へ突出するように配置される燃料蒸気輸送部とを設け、前記燃料気化室には、液体燃料を蒸気化する際に発生する気泡に対し、気泡の成長を抑制する充填材を備え
    前記燃料蒸気輸送部は、吸気流路内へ突出するケース部と、該ケース部内に配置されるヒータと、該ヒータにより燃料蒸気を加熱し得る燃料蒸気流路と、燃料蒸気を燃料蒸気流路から吸気流路へ供給する噴出口とを備えたことを特徴とするディーゼルエンジンの予混合装置。
  2. 前記充填材は、液体燃料の流路を多数形成すると共に、0.1mm以上5mm以下の径の大きさにより流路の径を小さくし、液体燃料との接触面積を大きくするように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のディーゼルエンジンの予混合装置。
  3. 前記充填材は、多孔性の素材、メッシュの素材、粒状体の素材から少なくとも一つ選択されたことを特徴とする請求項2に記載のディーゼルエンジンの予混合装置。
  4. 前記燃料気化室の入口又は出口に、充填材の流失を防止する止め部材を配置したことを特徴とする請求項1〜3に記載のディーゼルエンジンの予混合装置。
  5. 前記燃料気化室の入口及び出口に、充填材の流失を防止する止め部材を配置したことを特徴とする請求項1〜3に記載のディーゼルエンジンの予混合装置。
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