JP4881930B2 - 画面共有システム及び画面共有方法 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば遠隔地に存在する複数の端末に同一の画面を表示させるための画面共有システム及びその方法に関する。
遠隔地に存在する複数の端末に同一の画面を表示させる方法のひとつとして、先ずサーバから上記複数の端末にHTTPプロトコルを使用して画面共有命令を送り、命令を受信した各端末がサーバに対し共有画面の取得要求を送信し、この要求を受けてサーバが要求元の各端末に対し共有画面情報を転送し表示させる方法がある(例えば、特許文献1を参照。)。この方法を用いることにより、遠隔会議中の複数のパーソナル・コンピュータに共通の画面を表示させることができる。
共有画面情報の転送方法には、サーバが端末に対し能動的に情報を転送するプッシュ型(例えば特許文献2を参照)と、端末からの転送要求を受けてサーバが情報を転送するポーリング型(例えば特許文献3を参照)がある。プッシュ型では、利用者端末において利用者が画面共有操作を行ってこのイベント操作がサーバに通知されると、このイベント通知をきっかけとしてサーバから利用者の各端末に画面共有命令が送られる。これに対しポーリング型では、利用者端末からイベント通知が送られると、サーバがこのイベント通知を保持する。そして、この状態で共有画面表示対象となる端末からサーバに対して問い合わせがあると、サーバが問い合わせ元の端末に対し画面共有命令を送信する。
特開2008−78927号公報
特開2003−108417号公報
特開2002−033787号公報
ところが、ポーリング型では、各端末からサーバに対し一定の周期で問い合わせが行われる。このため、端末数が多くなるほど、また共有画面が表示されるまでの時間を短縮するために問い合わせの周期を短くするほど、トラフィックが増えて通信ネットワークの負荷が大きくなると云う問題点がある。
これに対しプッシュ型では、画面共有要求が発生した場合にのみ端末からサーバへ要求が送られるため、通信ネットワークにおけるトラフィックは低く抑えられる。ところが、例えば通信ネットワークと端末との間にプロキシサーバが介在している場合のように、端末の通信環境によっては、サーバから端末のIPアドレスを特定できないため、画面共有命令が端末に届かない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、端末の通信環境によらず共有画面情報を確実に転送できるようにし、しかも通信ネットワークのトラフィックを低く抑えることを可能にした画面共有システム及び画面共有方法を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一観点は、特定の端末から発生される画面共有要求に応じて、上記サーバから画面共有対象の端末に対し通信ネットワークを介して共有画面情報を転送し表示させるシステム又は方法にあって、上記サーバでは、上記特定の端末から画面共有要求が送られた場合に、当該画面共有要求を保存すると共に、共有対象の端末に対し画面共有命令をそれぞれ送信し、この画面共有命令の送信に対する端末からの応答を監視してその監視結果をもとに当該端末がプッシュ方式を使用可能か否かを判定する。そして、上記プッシュ方式が使用可能と判定された端末に対しプッシュ方式への変更要求を送信し、しかるのち共有画面情報をプッシュ方式により転送する。これに対し複数の端末では、上記サーバから共有画面情報を取得するための通信モードとして、ポーリング方式をデフォルトで設定しておき、このポーリング方式が設定されている状態で、第1の受信手段又は過程において、上記サーバに対しポーリング方式により画面共有要求の保存の有無を問い合わせ、当該問い合わせに対し上記サーバから画面共有要求が保存されている旨が通知された場合に当該サーバから共有画面情報を受信する。また、上記サーバから送信された上記画面共有命令を受信した場合に、予め設定した一定時間内に上記サーバに対し応答を返送し、上記サーバからプッシュ方式への変更要求が送られた場合には、第2の受信手段又は過程において、上記通信モードをポーリング方式からプッシュ方式に変更し、以後プッシュ方式により上記サーバから共有画面情報を受信する。
したがって、複数の端末のうち、通信ネットワークとの間に例えばプロキシサーバが介在配置されていない端末のように、サーバからプッシュ方式により共有画面情報を転送可能な端末については、画面共有命令の送信に対する応答の監視結果をもとにプッシュ方式の使用が可能と判定され、プッシュ方式への変更要求が通知される。このため、プッシュ方式を使用可能な端末については、共有画面情報の転送方式がポーリング方式からプッシュ方式に変更され、以後プッシュ方式により共有画面情報が転送される。したがって、全ての端末が常にポーリング方式を用いて共有画面情報を受信する場合に比べ、通信トラヒックが抑制されて通信ネットワークの負担を軽減することが可能となる。これに対し、通信ネットワークとの間にプロキシサーバが介在配置されている端末のように、プッシュ方式を使用した共有画面情報の転送を行うことができない端末に対しては、標準モードとして選択されているポーリング方式を引き続き使用することで共有画面情報を確実に転送することができる。
また、この発明に係わる画面共有システム又は画面共有方法は、以下のような具体的な構成又は過程を備えることを特徴とする。
第1の構成又は過程は、上記画面共有命令の送信時点から予め設定した監視期間内に応答が返送されるか否かを監視し、当該監視期間内に応答が返送された場合に当該返送元の端末がプッシュ方式を使用可能であると判定するものである。
このようにすると、端末がプッシュ方式を使用可能であるか否かを表す情報を回答しなくても、サーバは端末がプッシュ方式を使用可能であるか否かを判定することが可能となる。
第2の構成又は過程は、複数の端末が、他の端末との間でテレビジョン会議のための通信リンクを確立してテレビジョン会議通信を行う手段を備えている場合に、上記テレビジョン会議のための通信リンクが確立されている期間内に限り、上記第1及び第2の受信手段又は第1及び第2の受信過程の処理を実行させるように制御するものである。
このようにすると、テレビジョン会議通信が行われていない期間には、端末からサーバに対し画面共有要求の有無を問い合わせるためのポーリングは行われない。このため、画面共有要求の有無を問い合わせるためのポーリングが常時行われる場合に比べ、通信トラヒックが抑制されて通信ネットワークの負担を軽減することが可能となる。
第3の構成又は過程は、サーバが、複数の端末の識別情報に対応付けて当該端末が画面共有対象としての資格を有するか否かを表す資格情報を含む属性情報を記憶したデータベースを備える場合に、上記複数の端末において、上記サーバのデータベースからテレビジョン会議通信の相手となる端末の属性情報を取得して、当該取得した属性情報に含まれる資格情報をもとにテレビジョン会議通信の相手端末が画面共有対象としての資格を有するか否かをさらに判定する。そして、テレビジョン会議通信の相手となる端末が画面共有対象としての資格を有しないと判定された場合には、上記テレビジョン会議のための通信リンクが確立されている期間内であっても、上記第1及び第2の受信又は第1及び第2の受信過程の処理を実行させないように制御するものである。
このようにすると、テレビジョン会議通信の相手となる端末が画面共有対象としての資格を有しないと判定された場合には、上記テレビジョン会議のための通信リンクが確立されている期間内であっても、端末からサーバに対し画面共有要求の有無を問い合わせるためのポーリングは行われない。このため、ポーリングの実施による通信トラヒックの増加はさらに抑制され、これにより通信ネットワークの負担をより一層軽減することが可能となる。
すなわち、この発明によれば、端末の通信環境によらず共有画面情報を確実に転送することができ、しかも通信ネットワークのトラフィックを低く抑えることを可能にした画面共有システム及び画面共有方法を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態の画面共有システムは、通信ネットワークを使用することで、指導者が複数の被指導者に対し同一の画面を見ながら遠隔的に保健に関する相談や指導を行えるようにするものである。
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる画面共有システムの概略構成図である。同図において、指導者端末MT及び複数の被指導者端末ST1〜STnは、通信ネットワークNWを介して遠隔指導サーバSVに接続可能となっている。通信ネットワークNWは、例えばインターネットに代表されるIP(Internet Protocol)網と、このIP網に対しアクセスするための複数のアクセス網とから構成される。アクセス網としては、例えばLAN(Local Area Network)、無線LAN、携帯電話網、有線電話網、CATV(Cable Television)網が用いられる。なお、指導者端末MT及び被指導者端末の中には、被指導者端末ST2のように、端末と通信ネットワークNWとの間にプロキシサーバPXが介在配置されているものもある。
ところで、遠隔指導サーバSVは次のように構成される。図2はそのハードウエア及びソフトウエアの機能構成を示すブロック図である。
すなわち、遠隔指導サーバSVは、中央制御ユニット(Central Control Unit;CPU)11を備え、このCPU11にバス12を介してプログラムメモリ13、データメモリ14、通信インタフェース15及びタイマ16を接続したものとなっている。
データメモリ14には、遠隔指導データベース141が設けられている。この遠隔指導データベース141には、指導者端末MT及び被指導者端末ST1〜STnの識別情報(端末ID)、又は当該端末の利用者に対し割り当てられた識別情報(利用者ID)に対応付けて、当該利用者の属性情報が予め記憶されている。属性情報には、利用者名や端末アドレス等の一般的な属性に加え、当該利用者が指導者であるか被指導者であるかを表す情報が含まれる。
通信インタフェース15は、CPU11の制御の下で、通信ネットワークNWにより規定される通信プロトコルに従い、指導者端末MT及び被指導者端末ST1〜STnとの間で画面共有のためのデータ通信を行う。通信プロトコルとしては、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)又はUDP/IP(User Datagram Protocol/Internet Protocol)が使用される。
プログラムメモリ13には、この発明を実施するために必要なアプリケーション・プログラムとして、転送方式判定制御プログラム131、転送方式通知制御プログラム132、プッシュ転送制御プログラム133、ポーリング転送制御プログラム134が格納されている。
転送方式判定制御プログラム131は、CPU11に以下の処理を実行させる。すなわち、指導者端末MTから画面共有命令が送られた場合に、当該画面共有命令をデータメモリ14に保存すると共に、当該画面共有命令に含まれる共有相手情報をもとに共有相手先の被指導者端末ST1〜STnに対し、通信ネットワーク15から画面共有命令を送信させる。そして、上記画面共有命令の送信に対する被指導者端末ST1〜STnからの応答がタイマ16の計時時間内に受信されるか否かを監視し、その監視結果をもとに当該共有相手先の被指導者端末ST1〜STnに対しプッシュ方式を使用したデータ転送が可能か否かを判定する。
転送方式通知制御プログラム132は、上記転送方式判定制御プログラム131により、共有相手先の被指導者端末ST1〜STnに対しプッシュ方式を使用したデータ転送が可能と判定された場合に、当該共有相手先の被指導者端末ST1〜STnに対し、プッシュ方式への変更要求を通信インタフェース15から送信させる処理を、CPU11に実行させる。
プッシュ転送制御プログラム133は、上記転送方式判定制御プログラム131によりプッシュ方式を使用可能と判定された被指導者端末に対し、上記転送方式通知制御プログラム132によるプッシュ方式への変更要求の送信後に、事前に指導者端末MTから画面共有命令により受信した共有画面情報を通信インタフェース15から送信させる処理を、CPU11に実行させる。
ポーリング転送制御プログラム134は、CPU11に以下の処理を実行させる。すなわち、被指導者端末ST1〜STnからポーリングにより画面共有命令の有無の問い合わせが送られた場合に、該当する画面共有命令がデータメモリ14に保存されているか否かを判定し、その判定結果を問い合わせ元の被指導者端末ST1〜STnに通信インタフェース15から返送させる。そして、被指導者端末ST1〜STnからポーリングにより共有画面取得要求が送られた場合に、該当する共有画面情報をデータメモリ14から読み出して、取得要求元の被指導者端末ST1〜STnへ通信インタフェース15から送信させる。
一方、被指導者端末ST1〜STnは、例えばパーソナル・コンピュータからなるもので、以下のように構成される。図3はそのハードウエア及びソフトウエアの構成を示すブロック図である。
すなわち、被指導者端末ST1〜STnも前記遠隔指導サーバSVと同様に、CPU21にバス22を介してプログラムメモリ23A、データメモリ24、通信インタフェース25及び入出力インタフェース26を接続したものとなっている。データメモリ24は、内部処理データや、受信した共有画面情報等を記憶するために使用される。
通信インタフェース25は、CPU21の制御の下で、通信ネットワークNWにより規定される通信プロトコルに従い、遠隔指導サーバSVとの間で画面共有のためのデータ通信を行う。通信プロトコルとしては、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)又はUDP/IP(User Datagram Protocol/Internet Protocol)が使用される。また通信インタフェース25は、指導者端末MT又は他の被指導者端末ST1〜STnとの間で、通信ネットワークNWを介して音声通信又はメール通信を行うことも可能である。
入出力インタフェース26には、入力デバイス27及び表示デバイス28が接続されている。入力デバイス27は例えばキーボード及びマウスからなる。表示デバイス28は、液晶表示器からなる。入出力インタフェース26は、入力デバイス27の操作データをCPU21に通知すると共に、CPU21の制御の下で共有画面情報等の表示データを上記表示デバイス28に表示させる。
プログラムメモリ23Aには、この発明を実施するために必要なアプリケーション・プログラムとして、共有命令受信応答制御プログラム231と、ポーリング受信制御プログラム232と、プッシュ受信制御プログラム233と、共有画面表示制御プログラム234が格納されている。
共有命令受信応答制御プログラム231は、遠隔指導サーバSVから送信された画面共有命令を受信した場合に、一定時間内に共有画面取得要求を通信インタフェース25から遠隔指導サーバSVに向け送信させる処理を、CPU21に実行させる。
ポーリング受信制御プログラム232は、以下の処理をCPU11に実行させる。すなわち、ポーリング方式が標準方式(デフォルト)として設定されている状態で、予め設定されたポーリング周期で遠隔指導サーバSVに対し画面共有命令の保存の有無を問い合わせるメッセージを通信インタフェース25から送信させる。そして、この問い合わせメッセージに対し遠隔指導サーバSVから保存中の画面共有命令がある旨の回答が送られると、次のポーリングタイミングにおいて遠隔指導サーバSVに対し共有画面取得要求を通信インタフェース25から送信させ、この取得要求に対し遠隔指導サーバSVから送信される共有画面情報を通信インタフェース25により受信させて、データメモリ24に保存させる。
プッシュ受信制御プログラム233は、以下の処理をCPU11に実行させる。すなわち、遠隔指導サーバSVからプッシュ方式への変更要求が到来した場合に、共有画面情報を受信するための通信モードをポーリング方式からプッシュ方式に変更し、以後遠隔指導サーバSVからプッシュ方式により送信される共有画面情報を通信インタフェース25により受信させて、データメモリ24に保存させる。
共有画面表示制御プログラム234は、上記ポーリング受信制御プログラム232又はプッシュ受信制御プログラム233により受信された共有画面情報をデータメモリ24から読み出し、この共有画面情報に基づいて入出力インタフェース26を介して表示デバイス28に共有画面を表示させる処理を、CPU21に実行させる。
なお、指導者端末MTも、上記被指導者端末ST1〜STnと同様にパーソナル・コンピュータにより構成される。また、制御機能については、指導者の操作に応じて画面共有命令を遠隔指導サーバSVへ送信する機能を備える点を除き、上記被指導者端末ST1〜STnが備える機能と同じである。
次に、以上のように構成された画面共有システムにおける画面共有動作を説明する。
ここでは、指導者端末MTからの要求に応じて、遠隔指導サーバSVが、共有相手先となる被指導者端末ST1,ST2に対し共有画面情報を転送する場合を例にとって説明する。図4は遠隔指導サーバSVの制御手順と制御内容を示すフローチャート、図5は画面共有システムにおける共有画面転送動作の手順を示すシーケンス図である。
各被指導者端末ST1〜STnには、遠隔指導サーバSVから共有画面情報を取得するための通信モードとしてポーリング方式がデフォルトで設定されている。このため、各被指導者端末ST1〜STnは、それぞれ例えば図5に示す被指導者端末ST1,ST2のように、画面共有命令の保存の有無を問い合わせるためのポーリング信号を一定の周期で遠隔指導サーバSVへ送信する。
これに対し遠隔指導サーバSVは、被指導者端末ST1〜STnからポーリング信号を受信すると、当該ポーリング信号に含まれる問い合わせに該当する画面共有命令がデータメモリ14に保存されているか否かを判定する。そして、保存されていなければ、その旨を表す問い合わせ結果を生成して、問い合わせ元の被指導者端末ST1〜STnへそれぞれ返送する。
以後同様に、被指導者端末ST1〜STnと遠隔指導サーバSVとの間では、一定周期でポーリングによる画面共有命令の問い合わせとその回答処理が繰り返し行われる。
さて、この状態で指導者端末MTにおいて、指導者が共有対象の画面情報を選択指定すると共に共有相手となる被指導者端末ST1,ST2のアドレス情報を入力し、しかるのち画面共有命令の送信操作を行ったとする。そうすると指導者端末MTでは、図5に示すようにステップS53により、上記共有画面情報及び共有相手のアドレス情報を含む画面共有命令が遠隔指導サーバSVに向け送信される。
遠隔指導サーバSVは、指導者端末MTから送信された画面共有命令をステップS54(図4ではステップS41)で受信すると、この受信された画面共有命令をデータメモリ14に保存する。そして、ステップS55(図4ではステップS42)において、当該画面共有命令に含まれる共有相手情報に従い、共有相手先となる被指導者端末ST1,ST2へ上記画面共有命令をそれぞれ送信する。
これに対し被指導者端末ST1は、ステップS56において上記画面共有命令を受信すると、ステップS57により共有画面取得要求を遠隔指導サーバSVへ送信する。遠隔指導サーバSVは、上記画面共有命令の送信後、ステップS60(図4ではステップS43)において共有画面取得要求を受信したか否かを監視している。この状態で、被指導者端末ST1から送信された共有画面取得要求がステップS58で受信されると、遠隔指導サーバSVは当該被指導者端末ST1に対しプッシュ方式を使用可能と判定し、ステップS61(図4ではステップS44)により被指導者端末ST1に対しプッシュ方式への変更要求を送信する。そして、この変更要求の送信終了後に、上記共有画面取得要求に対応する共有画面情報をデータメモリ14から読み出し、この読み出した共有画面情報を上記被指導者端末ST1へ送信する。
これに対し被指導者端末ST1は、上記プッシュ方式への変更要求をステップS62で受信すると、自端末の通信モードをデフォルト設定されているポーリング方式から上記物手法式に変更し、以後ポーリングによる画面共有命令の問い合わせを行わない。そして、この状態で遠隔指導サーバSVから共有画面情報が送られると、被指導者端末ST1はこれをステップS61で受信してデータメモリ24に一旦保存する。そして、ステップS63において上記共有画面情報をデータメモリ24から読み出して、当該共有画面情報に対応する共有画面を表示デバイス28に表示させる。かくして、以後被指導者端末ST1の利用者は、指導者端末MTの指導者との間で同一の画面を見ながら保健指導等を受けることが可能となる。
一方、通信ネットワークNWと被指導者端末ST2との間にはプロキシサーバPXが介在配置されているため、被指導者端末ST2は遠隔指導サーバSVから送信された上記画面共有命令を受信できない。このため、被指導者端末ST2からは共有画面取得要求が送信されない。
この場合遠隔指導サーバSVは、上記画面共有命令を送信した時点からタイマ16がタイムアウトするまでの期間内に被指導者端末ST2からの共有画面取得要求を受信できないと、その時点で当該被指導者端末ST2はプッシュ方式を使用不可能と判断する。そして、以後もステップS46においてポーリング方式による共有画面情報の転送処理を継続する。
そして、この状態でステップS64において、被指導者端末ST2からポーリングにより画面共有命令の問い合わせが到来すると、該当する画面共有命令がデータメモリ14に保存されているか否かを判定し、その判定結果を問い合わせ元の被指導者端末ST1〜STnに通信インタフェース15から返送させる。そして、被指導者端末ST2からステップS65においてポーリングにより共有画面取得要求が送られると、該当する共有画面情報をデータメモリ14から読み出して、取得要求元の被指導者端末ST2へ送信する。
被指導者端末ST2は、上記共有画面情報をステップS66で受信すると、この共有画面情報をデータメモリ24に一旦保存する。そして、ステップS67において、上記共有画面情報をデータメモリ24から読み出して、当該共有画面情報に対応する共有画面を表示デバイス28に表示させる。かくして、以後被指導者端末ST2の利用者も、指導者端末MTの指導者との間で同一の画面を見ながら保健指導等を受けることが可能となる。
以上説明したように第1の実施形態では、遠隔指導サーバSVにおいて、指導者端末MTから画面共有命令が送られた場合に、当該画面共有命令をデータメモリ14に保存すると共に、当該画面共有命令に含まれる共有相手情報をもとに共有相手先の被指導者端末ST1,ST2に対し画面共有命令を送信する。そして、上記画面共有命令の送信に対する被指導者端末ST1,ST2からの応答がタイマ16の計時時間内に受信されるか否かを監視し、その監視結果をもとに当該共有相手先の被指導者端末ST1,ST2に対しプッシュ方式を使用したデータ転送が可能か否かを判定する。そして、プッシュ方式を使用したデータ転送が可能と判定された共有相手先の被指導者端末ST1に対し、プッシュ方式への変更要求を送信するようにしている。
したがって、複数の被指導者端末ST1〜STnのうち、通信ネットワークNWとの間に例えばプロキシサーバPXが介在配置されていない被指導者端末ST1のように、遠隔指導サーバSVからプッシュ方式により共有画面情報を転送可能な端末については、画面共有命令の送信に対する応答の監視結果をもとにプッシュ方式の使用が可能と判定され、プッシュ方式への変更要求が通知される。このため、プッシュ方式を使用可能な端末については、共有画面情報の転送方式がポーリング方式からプッシュ方式に変更され、以後プッシュ方式により共有画面情報が転送される。したがって、全ての被指導者端末ST1〜STnが常にポーリング方式を用いて共有画面情報を受信する場合に比べ、通信トラヒックが抑制されて通信ネットワークNWの負担を軽減することが可能となる。
これに対し、通信ネットワークNWとの間にプロキシサーバPXが介在配置されている被指導者端末ST2のように、プッシュ方式を使用した共有画面情報の転送を行うことができない端末に対しては、標準モードとして選択されているポーリング方式を引き続き使用することで、共有画面情報を確実に転送することができる。
また、遠隔指導サーバSVにおいて、画面共有命令の送信時点からタイマ16により規定される監視期間内に被指導者端末から応答が返送されるか否かを監視し、当該監視期間内に応答が返送された場合に当該返送元の端末がプッシュ方式を使用可能であると判定するようにしている。このため、被指導者端末ST1〜STnがプッシュ方式を使用可能であるか否かを表す情報を回答しなくても、遠隔指導サーバSVは被指導者端末ST1〜STnがプッシュ方式を使用可能であるか否かを判定することが可能となる。
(第2の実施形態)
この発明の第2の実施形態は、指導者端末と被指導者端末との間でテレビジョン会議通信を使用して遠隔指導が行われる場合に、テレビジョン会議のための通信リンクが確立されている期間にのみ、被指導者端末が遠隔指導サーバに対しポーリング方式による画面共有命令の有無の問い合わせを行うようにしたものである。
図6は、この発明の第2の実施形態に係わる画面共有システムに使用される被指導者端末の構成を示すブロック図である。なお、同図において前記図3と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。また、遠隔指導サーバSVの構成は第1の実施形態と同一なので、本実施形態においても図2を用いて説明を行う。
プログラムメモリ23Bには、この発明を実施するために必要なアプリケーション・プログラムとして、共有命令受信応答制御プログラム231、ポーリング受信制御プログラム232、プッシュ受信制御プログラム233及び共有画面表示制御プログラム234に加え、テレビ会議制御プログラム235が格納されている。
テレビ会議制御プログラム235は、以下の処理をCPU21に実行させる。
(1) テレビジョン会議通信の開始要求の操作入力又は受信に応じて、通信相手の指導者端末MT又は他の被指導者端末ST1〜STnとの間でテレビジョン会議通信のための通信リンクを確立し、終了要求の操作入力又は受信に応じて上記通信リンクを開放する処理。
(2) 上記テレビジョン会議通信のための通信リンクが確立されている期間にのみ、遠隔指導サーバSVに対するポーリング方式による画面共有命令の有無の問い合わせが実行されるように、ポーリング受信制御プログラム232を制御する処理。
(3) 遠隔指導サーバSVに対するポーリング方式による画面共有命令の有無の問い合わせを利用して、遠隔指導サーバSVの遠隔指導データベース141から画面共有相手の属性情報を取得し、この属性情報をもとにテレビジョン会議通信の相手先に指導者端末MTが含まれているか否かを判定する。そして、指導者端末MTが含まれていない場合には、テレビジョン会議のための通信リンクが確立されている期間内であっても、遠隔指導サーバSVに対するポーリング方式による画面共有命令の有無の問い合わせを行わないようにポーリング受信制御プログラム232を制御する処理。
次に、以上の構成に基づいて第2の実施形態による画面共有動作を説明する。
図7は被指導者端末ST1〜STnによるテレビジョン会議通信制御の処理手順と処理内容を示すフローチャート、図8及び図9は本実施形態における共有画面転送動作の手順を示すシーケンス図である。
(1)テレビジョン会議の相手先に指導者端末MTが含まれる場合
いま例えば、指導者端末MTから被指導者端末ST2に対しテレビジョン会議の開始要求が送信され、被指導者端末ST2がステップS72によりこの開始要求を受信すると、被指導者端末ST2と指導者端末MTとの間にテレビジョン会議通信のための通信リンクが確立され、以後この通信リンクを介して図8のステップS81,S82においてテレビジョン通信が開始される。
テレビジョン通信が開始されると被指導者端末ST2は、遠隔指導サーバSVから共有画面情報を取得するための通信モードとしてポーリング方式がデフォルトで設定されているため、ステップS83(図7ではステップS73)によりポーリングを開始する。すなわち、被指導者端末ST2は図8のステップS84(図7ではステップS74)により、画面共有命令の保存の有無と、テレビジョン通信の相手先の属性を問い合わせるためのポーリング信号を、遠隔指導サーバSVへ送信する。
これに対し遠隔指導サーバSVは、被指導者端末ST2からポーリング信号を受信すると、当該ポーリング信号に含まれる問い合わせに該当する画面共有命令がデータメモリ14に保存されているか否かを判定する。そして、保存されていなければ、その旨を表す問い合わせ結果を生成して、問い合わせ元の被指導者端末ST2へ返送する。また、このとき遠隔指導サーバSVは、上記問い合わせに含まれるテレビジョン通信の相手先情報をもとに遠隔指導データベース141から通信相手先の属性情報を読み出し、この属性情報を上記問い合わせ結果に含めて被指導者端末ST2へ返送する。
上記返送された問い合わせ結果をステップS75で受信すると、被指導者端末ST2はステップS76において、上記問い合わせ結果に含まれる属性情報をもとにテレビジョン会議通信の相手が指導者端末MTであるか否かを判定する。すなわち、ポーリングを続行するか終了するかを判定する(図8のステップS85)。そして、図8に示すようにテレビジョン会議通信の相手が指導者端末MTであれば、ステップS77によりポーリング制御を続行する。このポーリング制御の続行により、被指導者端末ST2はテレビジョン会議通信用の通信リンクが確立されている限り、一定の周期で図8のステップS86に示すように画面共有命令の保存の有無を問い合わせるためのポーリングを実行する。
以後、被指導者端末ST2と遠隔指導サーバSVとの間では、ポーリング方式により共有画面情報を転送するための手順が実行される。なお、その手順については前記図5に示したシーケンスと同一なので、ここでの説明は省略する。
そして、指導者端末MTと被指導者端末ST2との間のテレビジョン会議通信が終了し、ステップS87,S88(図7ではステップS78)により通信リンクを開放するための処理が行われると、被指導者端末ST2はステップS89(図7ではステップS79)において、以後画面共有命令の保存の有無を問い合わせるためのポーリング制御を終了する。
(2)テレビジョン会議の相手先に指導者端末MTが含まれていない場合
例えばいま、被指導者端末ST1と被指導者端末ST2との間にテレビジョン会議通信のための通信リンクが確立され、この通信リンクを介して図9のステップS91,S93においてテレビジョン通信が開始されたとする。テレビジョン通信が開始されると被指導者端末ST1,ST2は、遠隔指導サーバSVから共有画面情報を取得するための通信モードとしてポーリング方式がデフォルトで設定されているため、ステップS92,S94によりポーリング制御を開始する。このポーリング制御において被指導者端末ST1,ST2は、図9のステップS95,S96に示すように、画面共有命令の保存の有無と、テレビジョン通信の相手先の属性を問い合わせるためのポーリング信号を、遠隔指導サーバSVへ送信する。
これに対し遠隔指導サーバSVは、被指導者端末ST1,ST2からポーリング信号を受信すると、当該ポーリング信号に含まれる問い合わせに該当する画面共有命令がデータメモリ14に保存されているか否かをそれぞれ判定する。そして、保存されていなければ、その旨を表す問い合わせ結果を生成して、問い合わせ元の被指導者端末ST1,ST2へそれぞれ返送する。また、このとき遠隔指導サーバSVは、上記問い合わせに含まれるテレビジョン通信の相手先情報をもとに遠隔指導データベース141から通信相手先の属性情報を読み出し、この属性情報を上記問い合わせ結果に含めて被指導者端末ST1,ST2へそれぞれ返送する。
上記返送された問い合わせ結果を受信すると被指導者端末ST1,ST2は、ステップS76において、上記問い合わせ結果に含まれる属性情報をもとにテレビジョン会議通信の相手が指導者端末MTであるか否かを判定する。すなわち、ポーリングを続行するか終了するかを判定する(図9のステップS97,S101)。この判定の結果、図9に示すようにテレビジョン会議通信の相手が指導者端末MTでなければ、被指導者端末ST1,ST2はステップS98,S102(図7ではステップS80)によりポーリング制御を終了する処理を実行する。すなわち、テレビジョン会議通信の相手が指導者端末MTでないと判定された場合には、テレビジョン会議のための通信リンクが確立されている期間内であっても、遠隔指導サーバSVに対するポーリング方式による画面共有命令の有無の問い合わせは行われない。
以上のように第2の実施形態では、被指導者端末ST1〜STnでは、テレビジョン会議通信のための通信リンクが確立されている期間にのみ、遠隔指導サーバSVに対するポーリング方式による画面共有命令の有無の問い合わせが実行されるように、ポーリングが制御される。このため、テレビジョン会議通信が行われていない期間には、被指導者端末ST1〜STnから遠隔指導サーバSVに対し画面共有要求の有無を問い合わせるためのポーリングは行われない。このため、画面共有要求の有無を問い合わせるためのポーリングが常時行われる場合に比べ、通信トラヒックが抑制されて通信ネットワークNWの負担をさらに軽減することができる。
しかも、遠隔指導サーバSVに対するポーリング方式による画面共有命令の有無の問い合わせを利用して、遠隔指導サーバSVの遠隔指導データベース141から画面共有相手の属性情報を取得し、この属性情報をもとにテレビジョン会議通信の相手先に指導者端末MTが含まれているか否かを判定する。そして、指導者端末MTが含まれていない場合には、テレビジョン会議のための通信リンクが確立されている期間内であっても、遠隔指導サーバSVに対するポーリング方式による画面共有命令の有無の問い合わせを行わないように制御している。このため、テレビジョン会議通信の相手となる端末が画面共有対象としての資格を有しないと判定された場合には、上記テレビジョン会議のための通信リンクが確立されている期間内であっても、端末からサーバに対し画面共有要求の有無を問い合わせるためのポーリングは行われない。このため、ポーリングの実施による通信トラヒックの増加はさらに抑制され、これにより通信ネットワークの負担をより一層軽減することが可能となる。
(その他の実施形態)
前記各実施形態では、指導者端末MTと指導者端末ST1〜STnとの間で、被指導者のバイタル情報などを共有画面で表示しながら指導者が保健指導をする場合を例にとって説明したが、会議主催者の端末と会議参加者の端末との間で、会議資料等を共有画面で表示しながら遠隔会議を行う場合にも、この発明は適用可能である。その他、各種イベント主催者の端末とイベントスタッフ又は参加者の端末との間で、イベント情報を共有画面で表示しながらイベントの打合せやリハーサルを行う場合にも、この発明は適用可能である。
前記各実施形態では、指導者端末MTと2つの被指導者端末ST1,ST2との間で画面を共有する場合を例にとって説明したが、指導者端末MTと3以上の被指導者端末との間で画面を共有するようにしてもよい。これは、会議主催者と3以上の会議参加者との間でテレビジョン会議を行う場合や、イベント主催者と多数のスタッフ間でイベント等の打合せを行う場合に適用できる。また、指導者端末MTと1つの被指導者端末ST1との間で画面を共有するようにしてもよい。これは、医師や保健師等と患者又は健康相談者との間で1対1の医療診断又は健康相談を行う場合に適用できる。
その他、サーバや端末の種類とその構成、ポーリング方式又はプッシュ方式による共有画面の転送手順とその内容、端末に対しプッシュ方式によるデータ転送が可能か否かを判定する方法等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明の第1の実施形態に係わる画面共有システムの概略構成図である。 図1に示したシステムに使用される遠隔指導サーバの構成を示すブロック図である。 図1に示したシステムに使用される被指導者端末の構成を示すブロック図である。 図2に示した遠隔指導サーバによる制御手順と制御内容を示すフローチャートである。 図1に示したシステムにおける共有画面転送動作の手順を示すシーケンス図である。 この発明の第2の実施形態に係わる画面共有システムに使用される被指導者端末の構成を示すブロック図である。 図6に示した被指導者端末による制御手順と制御内容を示すフローチャートである。 この発明の第2の実施形態に係わる画面共有システムにおいて共有画面転送シーケンスが実施される場合の動作手順を示すシーケンス図である。 この発明の第2の実施形態に係わる画面共有システムにおいて共有画面転送シーケンスが実施されない場合の動作手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
SV…遠隔指導サーバ、MT…指導者端末、ST1〜STn…被指導者端末、NW…通信ネットワーク、PX…プロキシサーバ、11,21…CPU、12,22…バス、13,23A,23B…プログラムメモリ、14,24…データメモリ、15,25…通信インタフェース、16…タイマ、131…転送方式判定制御プログラム、132…転送方式通知制御プログラム、133…プッシュ転送制御プログラム、134…ポーリング転送制御プログラム、141…遠隔指導データベース、231…共有命令受信応答制御プログラム、232…ポーリング受信制御プログラム、233…プッシュ受信制御プログラム、234…共有画面表示制御プログラム、235…テレビ会議通信制御プログラム。

Claims (8)

  1. 複数の端末とサーバとの間を通信ネットワークを介して接続可能とし、特定の端末から発生される画面共有要求に応じて前記サーバが画面共有対象の1以上の端末に対し共有画面情報を転送して表示させる画面共有システムであって、
    前記サーバは、
    前記特定の端末から画面共有要求が送られた場合に、当該画面共有要求を保存すると共に、共有対象の端末に対し画面共有命令を送信する手段と、
    前記画面共有命令の送信に対する端末からの応答を監視し、その監視結果をもとに当該端末に対しプッシュ方式を使用可能か否かを判定する判定手段と、
    前記プッシュ方式を使用可能と判定された端末に対し、プッシュ方式への変更要求を送信し、しかるのち共有画面情報をプッシュ方式により転送する手段と
    を備え、
    前記複数の端末は、
    前記サーバから共有画面情報を取得するための通信モードとして、ポーリング方式をデフォルトで設定する手段と、
    前記通信モードとしてポーリング方式が設定されている状態で、前記サーバに対しポーリング方式により画面共有要求の保存の有無を問い合わせ、当該問い合わせに対し前記サーバから画面共有要求が保存されている旨が通知された場合に、当該サーバから共有画面情報を受信する第1の受信手段と、
    前記サーバから送信された前記画面共有命令を受信した場合に、予め設定した一定時間内に前記サーバに対し応答を返送する手段と、
    前記サーバからプッシュ方式への変更要求が送られた場合に、前記通信モードをポーリング方式からプッシュ方式に変更し、以後プッシュ方式により前記サーバから共有画面情報を受信する第2の受信手段と
    を備えることを特徴とする画面共有システム。
  2. 前記判定手段は、前記画面共有命令の送信時点から予め設定した監視期間内に応答が返送されるか否かを監視し、当該監視期間内に応答が返送された場合に当該返送元の端末に対しプッシュ方式を使用可能であると判定することを特徴とする請求項1記載の画面共有システム。
  3. 前記複数の端末は、
    他の端末との間でテレビジョン会議のための通信リンクを確立してテレビジョン会議通信を行う手段と、
    前記テレビジョン会議のための通信リンクが確立されている期間内に限り、前記第1の受信手段および前記第2の受信手段に処理を実行させるように制御する制御手段と
    を、さらに備えることを特徴とする請求項1又は2記載の画面共有システム。
  4. 前記サーバは、
    前記複数の端末の識別情報に対応付けて、当該端末が画面共有対象としての資格を有するか否かを表す資格情報を含む属性情報を記憶したデータベースを、さらに備え、
    前記複数の端末は、
    前記サーバのデータベースから、テレビジョン会議通信の相手となる端末の属性情報を取得して、当該取得した属性情報に含まれる資格情報をもとにテレビジョン会議通信の相手端末が画面共有対象としての資格を有するか否かを判定する手段を、さらに備え、
    前記制御手段は、前記テレビジョン会議通信の相手となる端末が画面共有対象としての資格を有しないと判定された場合には、前記テレビジョン会議のための通信リンクが確立されている期間内であっても、前記第1の受信手段および前記第2の受信手段に処理を実行させないように制御することを特徴とする請求項3記載の画面共有システム。
  5. 複数の端末とサーバとの間を通信ネットワークを介して接続した画面共有システムにおける、特定の端末から発生される画面共有要求に応じて、前記サーバが画面共有対象の1以上の端末に対し前記通信ネットワークを介して共有画面情報を転送し表示させる画面共有方法であって、
    前記サーバが、前記特定の端末から画面共有要求が送られた場合に、当該画面共有要求を保存すると共に、共有対象の端末に対し前記通信ネットワークを介して画面共有命令を送信する過程と、
    前記サーバが、前記画面共有命令の送信に対する端末からの応答を監視し、その監視結果をもとに当該端末に対しプッシュ方式を使用可能か否かを判定する過程と、
    前記サーバが、前記プッシュ方式を使用可能と判定された端末に対し、前記通信ネットワークを介してプッシュ方式への変更要求を送信する過程と、
    前記サーバが、前記プッシュ方式への変更要求の送信後に、前記通信ネットワークを介して共有画面情報をプッシュ方式により転送する過程と、
    前記複数の端末が、前記サーバから共有画面情報を取得するための通信モードとして、ポーリング方式をデフォルトで設定する過程と、
    前記複数の端末が、前記通信モードとしてポーリング方式が設定されている状態で、前記サーバに対しポーリング方式により画面共有要求の保存の有無を問い合わせ、当該問い合わせに対し前記サーバから画面共有要求が保存されている旨が通知された場合に、当該サーバから共有画面情報を受信する第1の受信過程と、
    前記複数の端末が、前記サーバから送信された前記画面共有命令を受信した場合に、予め設定した一定時間内に前記サーバに対し応答を返送する過程と、
    前記複数の端末が、前記サーバからプッシュ方式への変更要求が送られた場合に、前記通信モードをポーリング方式からプッシュ方式に変更し、以後プッシュ方式により前記サーバから共有画面情報を受信する第2の受信過程と
    を具備することを特徴とする画面共有方法。
  6. 前記判定する過程は、前記画面共有命令の送信時点から予め設定した監視期間内に応答が返送されるか否かを監視し、当該監視期間内に応答が返送された場合に当該返送元の端末に対しプッシュ方式を使用可能であると判定することを特徴とする請求項5記載の画面共有方法。
  7. 前記複数の端末が、他の端末との間でテレビジョン会議のための通信リンクを確立してテレビジョン会議通信を行う過程と、
    前記複数の端末が、前記第1の受信過程および前記第2の受信過程の処理を実行させるように制御する制御過程と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項5又は6記載の画面共有方法。
  8. 前記サーバが、前記複数の端末の識別情報に対応付けて、当該端末が画面共有対象としての資格を有するか否かを表す資格情報を含む属性情報を記憶したデータベースを備える場合に、
    前記複数の端末が、前記サーバのデータベースから、テレビジョン会議通信の相手となる端末の属性情報を取得して、当該取得した属性情報に含まれる資格情報をもとにテレビジョン会議通信の相手端末が画面共有対象としての資格を有するか否かを判定する過程を、さらに備え、
    前記制御過程では、前記複数の端末が、前記テレビジョン会議通信の相手となる端末が画面共有対象としての資格を有しないと判定された場合には、前記テレビジョン会議のための通信リンクが確立されている期間内であっても、前記第1の受信過程および前記第2の受信過程の処理を実行させないように制御することを特徴とする請求項7記載の画面共有方法。
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