JP4877221B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無段変速モードと固定段変速モードとを切り替えて運転することが可能な変速機構を備える車両の制御装置に関する。
内燃機関に加えて、電動機やモータジェネレータなどの動力源を備えるハイブリッド車両が既知である。ハイブリッド車両では、内燃機関を可及的に高効率状態で運転する一方、駆動力やエンジンブレーキ力の過不足を電動機又はモータジェネレータで補う。
上記のようなハイブリッド車両において、無段変速モードと固定段変速モードとを切り替えて運転することが可能なように構成された変速機構の例が特許文献1に記載されている。具体的には、2つの遊星歯車機構を組み合わせて4つの回転要素を有する動力分配機構が構成され、4つの回転要素がそれぞれエンジン、第1のモータジェネレータ、出力軸及びブレーキに接続される。ブレーキを解放した状態では、第1のモータジェネレータの回転数を連続的に変化させることにより、エンジンの回転数が連続的に変化し、無段変速モードでの運転が実行される。一方、ブレーキを固定した状態では、上記の回転要素の1つの回転が阻止されることにより変速比が固定となり、固定段変速モードでの運転が実行される。こうして、特許文献1では、無段変速モードと固定段変速モードとを使い分けることにより、動力伝達効率を向上させている。
なお、特許文献2には、クラッチの温度が所定の温度範囲にあるとき、モータジェネレータの出力を抑制して、クラッチの焼けの防止を図ることが可能な車両の制御装置が記載されている。
特開2004−345527号公報 特開平9−74609号公報
上記した特許文献1に記載のハイブリット車両において、無段変速モードから固定段変速モードへ移行するために上記の回転要素のうちの1つをブレーキで固定した場合、これによりブレーキが発熱して変速機構の動作に悪影響を及ぼす虞がある。これを防止するためには、ブレーキに対する発熱対策を講じることが必要である。しかしながら、上記の特許文献1では、ブレーキに対する発熱対策についての検討がなされておらず、この点について課題が残されている。
また、上記の特許文献2に記載の車両の制御装置では、クラッチの発熱対策に対する検討がなされているものの、クラッチの温度に応じた適切な変速制御についての検討が一切なされていない。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、無段変速モードと固定段変速モードとを切り替えて運転することが可能な変速機構を備える車両の制御装置において、発熱に起因した電磁クラッチの動作不良の防止を図りつつ、電磁クラッチの温度に応じた適切な変速制御を行うことを目的とする。
本発明の1つの観点では、電磁アクチュエータにより係合動作が行われる係合機構を有し、前記係合機構の係合の有無により変速モードが変更される駆動機構を備える車両の制御装置は、前記係合機構の温度を検出する温度検出手段と、前記検出温度に応じて前記変速モードを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記係合機構が解放状態にある場合において前記検出温度が第1の温度より高い場合には前記変速モードの変更を禁止し、前記係合機構が係合状態にある場合において前記検出温度が第2の温度から第3の温度の範囲にある場合には、前記係合機構を係合状態から解放状態へ変更する変速モードの変更を許可すると共に当該変速モードの変更後規定時間が経過するまでは前記係合機構を前記解放状態から前記係合状態へ変更する変速モードの変更を禁止し、前記係合機構が係合状態にある場合において前記検出温度が第3の温度より高い場合には、前記係合機構を前記係合状態から前記解放状態へ変更する変速モードの変更を許可する。
上記の車両の制御装置は、電磁アクチュエータにより係合動作が行われる係合機構(本実施形態における電磁クラッチに相当)を有し、その係合機構の係合の有無(係合・解放)により変速モードが変更される駆動機構を備える。この車両の制御装置は、係合機構の温度を検出する温度検出手段と、係合機構の係合及び解放を制御する制御手段(本実施形態における第3MGECUなどに相当)と、を有する。温度検出手段としては、例えば温度センサや、電磁アクチュエータに供給される電力に基づきその抵抗値を算出し、その抵抗値に基づいて係合機構の温度を推定する手段など、既知の各種の手段が挙げられる。
特に、この車両の制御装置では、係合機構が解放状態にある場合おいて、温度検出手段により検出された係合機構の検出温度が第1の温度より高い場合には、制御手段は、変速モードの変更を禁止する。好適な例では、前記制御手段は、前記検出温度が前記第1の温度より高い場合には、前記係合機構を前記解放状態から前記係合状態へ変更する変速モードの変更、即ち無段変速モードから固定段変速モードへの移行を禁止する。
ここで、第1の温度は、本実施形態における第1の閾値に相当し、かかる第1の閾値は、例えば係合機構を正常に機能(動作)させることができない温度とされる。これにより、係合機構の温度が高いことに起因して、係合機構が正常に機能しなくなることを防止できる。
また、係合機構が係合状態にある場合において、上記の検出温度が第2の温度から第3の温度の範囲にある場合には、制御手段は、係合機構を係合状態から解放状態へ変更する変速モードの変更(即ち、固定段変速モードから無段変速モードへの移行)を許可するが、その変更後規定時間(本実施形態における第1の待機時間又は第1の規定時間に相当)が経過するまでは係合機構を解放状態から係合状態へ変更する変速モードの変更(即ち、無段変速モードから固定段変速モードへの移行)を禁止する。
ここで、第3の温度は例えば係合機構を正常に機能(動作)させることができない程度の温度とされる。一方、第2の温度は、第3の温度よりは低いが、通常よりは係合機構が熱を持っている状態の温度とされる。さらに、待機時間とは、係合機構をオフ状態(解放状態)からオン状態(係合状態)にすることを禁止し、係合機構を冷却させるための期間である。
よって、一旦係合機構の係合を解放した後、前記規定時間が経過していない状態では、係合機構の温度が高いので、無段変速モードから固定段変速モードへの移行を行わずに前記規定時間だけ暫く待機する。これにより、係合機構の温度を低下させることができ、その発熱に起因して係合機構が正常に機能しなくなることを防止できる。
また、係合機構が係合状態にある場合において、上記の検出温度が第3の温度より高い場合には、制御手段は、係合機構を係合状態から解放状態へ変更する変速モードの変更(即ち、固定段変速モードから無段変速モードへの移行)を許可する。好適な例では、前記制御手段は、前記検出温度が前記第3の温度より高い場合において、前記係合機構を前記係合状態から前記解放状態へ変更する変速モードの変更を許可する場合には、その変更後他の規定時間(本実施形態における第2の待機時間又は第2の規定時間に相当)が経過するまでは前記係合機構を前記解放状態から前記係合状態へ変更する変速モードの変更は禁止する。
よって、この場合、前記他の規定時間が経過していない状態では、係合機構の温度が高いので、無段変速モードから固定段変速モードへの移行を行わずに前記他の規定時間だけ暫く待機する。ここで、係合機構の温度が第3の温度を超えた場合は、第2の温度と第3の温度の間にある場合よりもより放熱が要求される状況となるため、前記他の規定時間を前記規定時間より大きくすることが好ましい。これにより、係合機構の温度が高いことに起因して、係合機構が正常に機能しなくなることを防止できる。
以上の構成を有する車両の制御装置によれば、係合機構の温度が高いことに起因して生じる係合機構の動作不良を防止でき、さらに係合機構の検出温度に応じた適切な変速制御を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[ハイブリット車両の駆動機構の構成]
図1に本発明を適用したハイブリッド車両の駆動機構の概略構成を示す。図1の例は、機械分配式2モータ型と称されるハイブリッド車両であり、エンジン1、第1のモータジェネレータMG1、第2のモータジェネレータMG2、動力分配機構20を備える。動力源に相当するエンジン1と、回転数制御機構に相当する第1のモータジェネレータMG1とが動力分配機構20に連結されている。動力分配機構20の出力軸3には、駆動トルク又はブレーキ力のアシストを行うための副動力源である第2のモータジェネレータMG2が連結されている。第2のモータジェネレータMG2と出力軸3とはMG2変速部6を介して接続されている。さらに、出力軸3は最終減速機8を介して左右の駆動輪9に連結されている。第1のモータジェネレータMG1と第2のモータジェネレータMG2とは、バッテリー、インバータ、又は適宜のコントローラ(図示せず)を介して、もしくは直接的に電気的に接続され、第1のモータジェネレータMG1で生じた電力で第2のモータジェネレータMG2を駆動するように構成されている。
エンジン1は燃料を燃焼して動力を発生する熱機関であり、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンなどが挙げられる。第1のモータジェネレータMG1はエンジン1からトルクを受けて回転することにより主として発電を行うものであり、発電に伴う反力トルクが作用する。第1のモータジェネレータMG1の回転数を制御することにより、エンジン1の回転数が連続的に変化する。このような変速モードを無段変速モードという。無段変速モードは、後述する動力分配機構20の差動作用により実現される。
第2のモータジェネレータMG2は、駆動トルク又はブレーキ力を補助(アシスト)する装置である。駆動トルクをアシストする場合、第2のモータジェネレータMG2は電力の供給を受けて電動機として機能する。一方、ブレーキ力をアシストする場合には、第2のモータジェネレータMG2は、駆動輪9から伝達されるトルクにより回転させられて電力を発生する発電機として機能する。
図2は、図1に示す第1及び第2のモータジェネレータMG1及びMG2、並びに動力分配機構20の構成を示す。
動力分配機構20は、エンジン1の出力トルクを第1のモータジェネレータMG1と出力軸3とに分配する機構であり、差動作用を生じるように構成されている。具体的には複数組の差動機構を備え、互いに差動作用を生じる4つの回転要素のうち、第1の回転要素にエンジン1が連結され、第2の回転要素に第1のモータジェネレータMG1が連結され、第3の回転要素に出力軸3が連結され、第4の回転要素に電磁クラッチ80が接続される。電磁クラッチ80を解放した状態では、第1のモータジェネレータMG1の回転数を連続的に変化させることによりエンジン1の回転数が連続的に変化し、無段変速モードが実現される。一方、電磁クラッチ80を係合して第4の回転要素を固定すると、動力分配機構20により決定される変速比がオーバードライブ状態(即ち、エンジン回転数が出力回転数より小さくなる状態)に固定され、固定段変速モードが実現される。
本実施形態では、図2に示すように、動力分配機構20は、2つの遊星歯車機構を組み合わせて構成される。第1の遊星歯車機構はリングギヤ21、キャリア22、サンギヤ23を備え、第2の遊星歯車機構はリングギヤ25、キャリア26、サンギヤ27を備える。
エンジン1の出力軸2は第1の遊星歯車機構のキャリア22に連結され、そのキャリア22は第2の遊星歯車機構のリングギヤ25に連結されている。これらが第1の回転要素を構成する。第1のモータジェネレータMG1のロータ11は第1の遊星歯車機構のサンギヤ23に連結され、これらが第2の回転要素を構成している。
第1の遊星歯車機構のリングギヤ21と第2の遊星歯車機構のキャリア26は相互に連結されているとともに出力軸3に連結されている。これらが第3の回転要素を構成している。また、第2の遊星歯車機構のサンギヤ27は第4の回転要素に対応し、電磁クラッチ80に連結している。
図3(a)に電磁クラッチ80の構成例を示す。図3(a)は電磁クラッチ80の要部断面図を示す。この例では、電磁クラッチ80は、本発明の係合機構に相当し、電磁アクチュエータ60と、一対のドグ歯71、72よりなるクラッチ70と、温度センサ(図4に示す温度検出手段)90と、を備えて構成される。
電磁アクチュエータ60は、後述する電磁クラッチ駆動回路51から出力される信号に基づいて駆動制御され、一方のドグ歯71を移動させて一方のドグ歯71を他方のドグ歯72に係合又は解放させる役割を果たす。電磁アクチュエータ60は、シャフト61と、滑り軸受け62と、金属素材等にて形成された一対のプランジャ63、64と、ヨーク65と、コイル66と、復帰バネ67と、ケース68と、を有する。
シャフト61の外周面の少なくとも一部には、一方のプランジャ63を他方のプランジャ64に係合させる方向及びその逆方向(矢印Y1方向)に移動させるための滑り軸受け62が設けられている。一方のプランジャ63は、滑り軸受け62に取り付けられている。他方のプランジャ64は、一方のプランジャ63と係合する形状を有し、一方のプランジャ63と対向した状態でケース68の内側に取り付けられている。ヨーク65は、例えば磁性体であり、一対のプランジャ63、64の外側に配置されている。ヨーク65の一部は、一対のプランジャ63の一部と当接している。コイル66は、ヨーク65と、一対のプランジャ63、64との間に配置され、コイル66には電磁クラッチ駆動回路51を通じて電力が供給される。復帰バネ67は、一方のプランジャ63の一部とケース68の内側との間に位置するシャフト61に取り付けられ、一方のプランジャ63を他方のプランジャ64から引き離す方向に作用させる押しバネである。ケース68は、車体などに固定されており、シャフト61、滑り軸受け62、一対のプランジャ63、64、ヨーク65、コイル66、復帰バネ67を夫々収容している。
一方のドグ歯71は、回転不能に構成される固定部材であり、一方のプランジャ63の移動に伴って、当該一方のプランジャ63と同方向(矢印Y2方向)に且つ同一の距離だけ移動可能な状態で電磁アクチュエータ60の壁面に支持されている。一方のドグ歯71の一端側の内周面には複数の内歯71aが設けられている。
他方のドグ歯72は、回転可能に構成される回転部材であり、第2の遊星歯車機構のサンギヤ27に連結されている。このため、他方のドグ歯72は、第4の回転要素であるサンギヤ27の回転に従って回転する。他方のドグ歯72の外周部には、一方のドグ歯71の複数の内歯71aと係合するための複数の外歯が設けられている。
温度センサ(温度検出手段)90は、図3(a)では図示を省略するが、例えばコイル66と接触する位置に設けられ、第3MGECU34からの指令信号に基づき電力の供給によって発熱したコイル66の温度を検出する。温度検出手段90により検出されたコイル66の温度データは、第3MGECU34に出力される。これにより、第3MGECU34は、コイル66の温度、さらには電磁クラッチ80の温度を検出する。なお、本発明では、温度検出手段90をコイル66と接触する位置に設けることは必須ではなく、電磁クラッチ80の温度を検出することができれば、温度検出手段90を電磁クラッチ80のどの位置に設けてもよい。また、本発明では、温度検出手段90は、特に温度センサである必要はなく、例えば電磁アクチュエータ60のコイル66に供給する電力からその抵抗値を算出し、その抵抗値に基づき温度を推定することが可能な手段であっても構わない。
以上の構成を有する電磁クラッチ80では、後述する第3MGECU34からの指令信号の下、電磁クラッチ駆動回路51を通じてコイル66に所定の電力を供給することにより、コイル66の周囲に磁界が形成され、ヨーク65内に磁束が生じる。これにより、ヨーク65の一部に当接している一方のプランジャ63が磁化される。このため、一方のプランジャ63は、所定の間隔を置いて対向配置された他方のプランジャ64に吸引されて、復帰バネ67の弾性力に抗して滑り軸受け62上を他方のプランジャ64に向かって移動し、他方のプランジャ64と係合する。これに伴って、一方のドグ歯71が他方のドグ歯72と係合し、電磁クラッチ80がオン状態(係合状態)となる。なお、この場合、一方のドグ歯71側の軸が固定されることになるので、第4の回転要素であるサンギヤ27が固定、即ちサンギヤ27の回転が阻止される。
一方、第3MGECU34からの指令信号の下、電磁クラッチ駆動回路51を通じてコイル66への電力の供給を止めると、一方のプランジャ63は磁化されなくなるので、復帰バネ67の弾性力により一方のプランジャ63は滑り軸受け62上を他方のプランジャ64と離隔する方向に移動し、一方のプランジャ63と他方のプランジャ64との係合が解放する。これに伴って、一方のドグ歯71と他方のドグ歯72との係合が解放し、電磁クラッチ80がオフ状態(解放状態)となる。
図2に戻り、第1のモータジェネレータMG1には、ロータ11の回転を検出するレゾルバ12が設けられている。第2のモータジェネレータMG2のロータ41はMG2変速部6を介して出力軸と連結されており、ロータ41の回転を検出するレゾルバ42が設けられている。また、図2に示すように、電磁クラッチ80には、他方のドグ歯72側の回転を検出するレゾルバ32が設けられている。
上述のように、電磁クラッチ80を解放(オフ)状態とすると無段変速モードとなる。具体的には、第1の回転要素であるキャリア22にエンジン1の出力トルクが作用し、第2の回転要素であるサンギヤ23に第1のモータジェネレータ23による反力トルクが作用するので、第3の回転要素である出力軸3及び第4の回転要素であるサンギヤ27にはエンジン1と同方向に回転するトルクが作用する。この場合、第1のモータジェネレータMG1の回転数変化に応じてエンジン1の回転数が変化し、無段変速モードでの運転が行われる。
一方、電磁クラッチ80を係合(オン)状態とすると固定段変速モードとなる。具体的には、第4の回転要素であるサンギヤ27の回転を止めると、エンジン1の回転に対して電磁クラッチ80により反力トルクを与えることになるので、第1のモータジェネレータMG1はいわゆる空転状態となる。その結果、動力分配機構20の構成によって定まる変速比に固定され、固定段変速モードでの運転が行われる。
[ハイブリット車両の制御系の構成]
図3(b)に、上記のモータジェネレータ及び電磁クラッチ80を制御する制御系の構成を示す。本実施形態の制御系では、図示のように、第1のモータジェネレータMG1及び第2のモータジェネレータMG2を独立に駆動制御するように第1MGECU14及び第2MGECU44が設けられる。
第1MGECU14は、インバータ13を通じて第1のモータジェネレータにMG1に駆動電力を供給する。第1のモータジェネレータMG1の回転はレゾルバ12により検出され、第1MGECU14に送られる。第1MGECU14は、レゾルバ12からの回転検出信号に基づいて、第1のモータジェネレータMG1の回転を制御する。
同様に、第2MGECU44は、インバータ43を通じて第2のモータジェネレータにMG2に駆動電力を供給する。第2のモータジェネレータMG2の回転はレゾルバ42により検出され、第2MGECU44に送られる。第2MGECU44は、レゾルバ42からの回転検出信号に基づいて、第2のモータジェネレータMG2の回転を制御する。
また、図2を参照して説明したように、電磁クラッチ80に設けられたレゾルバ32はドグ歯72側の軸の回転を検出し、クラッチ回転検出信号を第3MGECU34に供給する。第3MGECU34は、レゾルバ32からのクラッチ回転検出信号を第2MGECU44に供給する。また、第3MGECU34は、第2MGECU44から与えられる制御信号に基づいて電磁クラッチ駆動回路51を制御して、電磁クラッチ80のオン/オフを制御する。
さらに、本実施形態では、モータジェネレータ毎に設けられた第1MGECU14及び第2MGECU44を統括制御するHVECU9が設けられる。HVECU9は、第2MGECU44と接続されるとともに、第2MGECU44を通じて第1MGECU14及び第3MGECU34に制御指示や制御指令値などを供給する。
[電磁クラッチの温度に応じた変速制御]
次に、本実施形態に係る電磁クラッチ80の温度に応じた変速制御について説明する。
本実施形態のようなハイブリット車両では、無段変速モードと固定段変速モードとを切り替えて運転を行うが、固定段変速モードでの運転を頻繁に実施すると、電磁クラッチ80の焼き付きなどが生じて、変速モードの変更に悪影響を及ぼす虞がある。
具体的には、かかるハイブリット車両では、電磁アクチュエータ60のコイル66に電力を供給することで電磁クラッチ80をオン状態とし、固定段変速モードでの運転を行う。この場合、コイル66への通電によってコイル66が発熱するため、その熱が電磁アクチュエータ60の全体及びクラッチ70に伝わる。そのため、固定段変速モードでの運転が頻繁に行われると、電磁クラッチ80の温度が高くなってしまい、その温度によってはコイル66の焼き付きなどを招き、変速モードの変更に支障を来たす虞がある。
そこで、本実施形態では、電磁クラッチ80(例えば電磁アクチュエータ60)の温度を温度検出手段90によって検出(又は推定)し、その検出(又は推定)した温度に応じて適切な変速モードの変更を行うことで、上記した課題を解決する。
具体的には、本実施形態では、まず、電磁クラッチ80が解放された状態(無段変速モードでの運転状態)において、温度検出手段90により電磁クラッチ80の温度を検出(又は推定)し、その検出温度が第1の閾値(第1の温度の比較値)を超えている場合には、電磁クラッチ80をオフ状態(解放状態)からオン状態(係合状態)に変更することを禁止する。ここで、第1の閾値は、例えば電磁クラッチ80を正常に機能(動作)させることができない値とされる。これにより、電磁クラッチ80の温度が高いことに起因して、電磁クラッチ80が正常に機能しなくなることを防止できる。
また、電磁クラッチ80が係合された状態(固定段変速モードでの運転状態)において、電磁クラッチ80の検出温度が第2の閾値(第2の温度の比較値)と第3の閾値(第3の温度の比較値)の間にある場合には、とりあえず固定段変速モードでの運転を継続する。しかし、燃費などの観点を考慮して固定段変速モードから無段変速モードへの変更が行われた後は、第1の規定時間(第1の待機時間)が経過するまでは電磁クラッチ80を解放状態から係合状態に変更することを禁止する。ここで、第3の閾値は、例えば電磁クラッチ80を正常に機能させることができない値とされる。また、第3の閾値は第2の閾値より大きい値とされる。さらに、待機時間とは、電磁クラッチ80を解放状態から係合状態にすることを禁止し、電磁クラッチ80を冷却させるための期間である。
よって、この場合、第1の待機時間が経過していない状態では、電磁クラッチ80の温度が高いので、無段変速モードから固定段変速モードへの移行を行わずに第1の待機時間だけ暫く待機する。これにより、電磁クラッチ80の温度を低下させることができ、その発熱に起因して電磁クラッチ80が正常に機能しなくなることを防止できる。
一方、電磁クラッチ80が係合された状態において、電磁クラッチ80の検出温度が第3の閾値を超えている場合には、直ちに、電磁クラッチ80を係合状態から解放状態に変更すると共に、その後第2の規定時間(第2の待機時間)が経過するまでは電磁クラッチ80を解放状態から係合状態に変更することを禁止する。よって、この場合、第2の待機時間が経過していない状態では、電磁クラッチ80の温度が未だ高いので、無段変速モードから固定段変速モードへの移行を行わずに第2の待機時間だけ暫く待機する。ここで、電磁クラッチ80の温度が第3の閾値を超えた場合は、第2の閾値と第3の閾値の間にある場合よりもより放熱が要求される状況となるため、第2の待機時間を第1の待機時間より大きくすることが好ましい。これにより、電磁クラッチ80の温度が高いことに起因して、電磁クラッチが正常に機能しなくなることを防止できる。
以上のように、本実施形態によれば、電磁クラッチの温度が高いことに起因して生じる電磁クラッチの動作不良を防止でき、さらに電磁クラッチ80の検出温度に応じた適切な変速制御を行うことができる。
[電磁クラッチの温度に応じた変速制御処理]
次に、図4を参照して、本実施形態に係る電磁クラッチ80の温度に応じた変速制御処理について説明する。図4は、電磁クラッチ80の温度に応じた変速制御処理の一例に係るフローチャートを示す。なお、この処理は、主として図3(b)に示す第3MGECU34(又はHVECU9)により繰り返し実行される。
この変速制御処理の例では、まず、第3MGECU34は、電磁クラッチ駆動回路51を通じて電磁クラッチ80の駆動を制御して、電磁クラッチ80がオフ状態となる無段変速モードでの運転(走行)を実施する(ステップS1)。次に、第3MGECU34は、変速待機時間フラグN(N:自然数)がOFF状態にあるか否かについて判定する(ステップS2)。
ここで、変速待機時間フラグNは、ON(オン)とOFF(オフ)の2つの状態のうちいずれかの状態に設定される。本処理における初回目の変速待機時間フラグNはOFF状態であり、後述するステップS9又はステップS13を実行することによって変速待機時間フラグNはON状態となり、また、ステップS9又はステップS13の実行後に各ステップを経てステップS3に戻り、このステップS3での判定がYESとされることにより変速待機時間フラグNはOFF状態となる。なお、変速待機時間フラグNにおける待機時間の意義については後述する。
変速待機時間フラグがOFFでない場合には(ステップS2;NO)には、ステップS3に移行する。ここで、本処理における初回目の変速待機時間フラグNはOFF状態であるためステップS3についての説明は後述する。
一方、変速待機時間がOFFである場合には(ステップS2;YES)、第3MGECU34は、電磁アクチュエータ60のコイル66に短絡や断線などが生じてなく電磁クラッチ80を正常に動作させることが可能な状態にあるか否かについて判定すると共に、上記した温度検出手段90によって検出(又は推定)された電磁クラッチ80の検出温度(又は推定温度)が第1の閾値より小さいか否かについて判定する(ステップS4)。 電磁クラッチ80を正常に動作させることが不可能な状態にある場合、及び、電磁クラッチ80の検出温度が第1の閾値より小さくない場合(ステップS4;NO)には、第3MGECU34は、無段変速モードから固定段変速モードへ移行する判定は行わない。この場合には、ステップS1へ戻り、第3MGECU34は無段変速モードでの運転を継続する。
一方、電磁クラッチ80を正常に動作させることが可能な状態にあり、しかも電磁クラッチ80の検出温度が第1の閾値より小さい場合には(ステップS4;YES)、電磁クラッチ80を係合させて無段変速モードから固定段変速モードへ移行しても問題はない。よって、この場合には、第3MGECU34は、他の条件を考慮して、無段変速モードから固定段変速モードへ移行しても良いか否かの判定を行う(ステップS5)。固定段変速モードへの移行を不許可(又は禁止)とする場合には(ステップS5;NO)、ステップS1へ戻り、第3MGECU34は無段変速モードでの運転を継続する。一方、固定段変速モードへの移行を許可する場合には(ステップS5;YES)、第3MGECU34は、電磁クラッチ駆動回路51を通じて電磁クラッチ80の駆動を制御して、電磁クラッチ80をオン状態(係合状態)とし、無段変速モードから固定段変速モードへ移行する(ステップS6)。固定段変速モードへ移行することにより電磁クラッチ80の温度が上昇するので、続いて、第3MGECU34は、温度検出手段90を通じて電磁クラッチ80の温度を再び検出(又は推定)する(ステップS7)。
即ち、固定段変速モードでの運転を行っている場合は、電磁クラッチ80がオン状態(係合状態)となっている。この場合、電磁アクチュエータ60のコイル66には、一方のドグ歯71と他方のドグ歯72との係合を維持(言い換えれば、他方のプランジャ64と係合状態にある一方のプランジャ63が、復帰バネ67の弾性力によって他方のプランジャ64から解放されないように)するために所定の大きさの電力が供給されている。そのため、この状態においてはコイル66からの発熱を受けて電磁クラッチ80の温度が上昇する。このため、第3MGECU34は、再度、電磁クラッチ80の温度を検出(又は推定)することとしている。
次に、第3MGECU34は、電磁クラッチ80の検出温度が第3の閾値以上の大きさであるか否かについて判定する(ステップS8)。
電磁クラッチ80の検出温度が第3の閾値以上の大きさである場合(ステップS8;YES)には、第3MGECU34は、変速待機時間フラグ2をON状態とする(ステップS9)。続いて、第3MGECU34は、電磁クラッチ駆動回路51を通じて電磁クラッチ80の係合を直ちに解放し(ステップS10)、固定段変速モードから無段変速モードへ移行する(ステップS11)。
さて、ステップS8に戻り、電磁クラッチ80の検出温度が第3の閾値未満である場合(ステップS8;NO)には、第3MGECU34は、電磁クラッチ80の検出温度が第2の閾値より大きいか否かについて判定する(ステップS12)。
電磁クラッチ80の検出温度が第2の閾値より大きくない場合(ステップS12;NO)には、ステップS14へ進み、第3MGECU34は、固定段変速モードでの運転を続行する。一方、電磁クラッチ80の検出温度が第2の閾値より大きい場合、即ち、第2の閾値<電磁クラッチ80の検出温度<第3の閾値を満たす場合には(ステップS12;YES)、第3MGECU34は、変速待機時間フラグ1をON状態とし(ステップS13)、固定段変速モードでの運転を継続する(ステップS14)。その後、燃費などの観点を考慮して固定段変速モードから無段変速モードへ移行する必要などを考慮し、第3MGECU34は、固定段変速モードから無段変速モードへ移行するための判定を実施する(ステップS15)。
無段変速モードへの移行を不許可(又は禁止)とする場合には(ステップS15;NO)、ステップS14に戻り、第3MGECU34は固定段変速モードでの運転を継続する。一方、無段変速モードへの移行を許可する場合には(ステップS15;YES)、第3MGECU34は、電磁クラッチ駆動回路51を通じて電磁クラッチ80の係合を解放し(ステップS10)、さらに固定段変速モードから無段変速モードへ移行する(ステップS11)。
次回の変速制御処理においては、第3MGECU34は、無段変速モードでの運転を継続すると共に(ステップS1)、さらに変速待機時間フラグ2がOFF状態にあるか否かについて判定する(ステップS2)。いま、上記のステップS9の実行によって変速待機時間フラグ2がON状態にある場合(ステップS2;NO)、第3MGECU34は、前回の変速モード(即ち、ステップS6における固定段変速モード)からの経過時間が待機時間(ここでは、第2の待機時間又は第2の規定時間に相当)より大きいか否かについて判定する(ステップS3)。
ここで、待機時間とは、電磁クラッチ80をオフ状態(解放状態)からオン状態(係合状態)にすることを禁止し、電磁クラッチ80を冷却させるための期間である。よって、前回の変速モードからの経過時間が第2の待機時間より大きくない場合には(ステップS3;NO)、電磁クラッチ80の温度が高いので、処理はステップS1へ戻る。つまり、ステップS4の判定を経て無段変速モードから固定段変速モードへ移行するための判定(ステップS5)を第2の待機時間だけ実施せずに暫く待機する。これにより、電磁クラッチ80の温度を低下させることができ、その発熱に起因した電磁クラッチ80が正常に機能しなくなることを防止できる。
一方、前回の変速モードからの経過時間が第2の待機時間より大きい場合には(ステップS3;YES)、電磁クラッチ80の温度が十分に低下しており、その発熱に起因して
電磁クラッチ80が正常に機能しなくなる虞はないので、ステップS4へ移行する。
また、次回の変速制御処理においては上記のステップS13の実行によって変速待機時間フラグ1がON状態にある場合(ステップS2;NO)、第3MGECU34は、前回の変速モード(即ち、ステップS6における固定段変速モード)からの経過時間が待機時間(ここでは、第1の待機時間又は第1の規定時間に相当)より大きいか否を判定する(ステップS3)。
ここで、電磁クラッチ80の温度が第3の閾値を超えた場合は、第2の閾値と第3の閾値の間にある場合よりもより放熱が要求される状況となるため、第2の待機時間を第1の待機時間より大きくすることが好ましい。
前回の変速モードからの経過時間が第1の待機時間より大きくない場合には(ステップS3;NO)、電磁クラッチ80の放熱は未だ十分ではないので、ステップS1に戻り、ステップS4の判定を経て無段変速モードから固定段変速モードへ移行するための判定(ステップS5)を第1の待機時間だけ実施せずに暫く待機する。これにより、電磁クラッチ80の温度を低下させることができ、その発熱に起因して電磁クラッチ80が正常に機能しなくなることを防止できる。
一方、前回の変速モードからの経過時間が第1の待機時間より大きい場合には(ステップS3;YES)、電磁クラッチ80の温度が十分に低下しており、その発熱に起因して電磁クラッチ80が正常に機能しなくなることはないので、ステップS4へ移行する。
本実施形態に係るハイブリッド車両の駆動機構の概略構成を示す。 モータジェネレータ及び動力分配機構の構成を示す。 電磁クラッチの構造及びハイブリッド車両の制御系の構成を示す。 本実施形態に係る電磁クラッチの温度に応じた変速制御処理に係るフローチャートを示す。
符号の説明
1 エンジン
9 HVECU
14 第1MGECU
12、32、42 レゾルバ
20 動力分配機構
34 第3MGECU
44 第2MGECU
51 電磁クラッチ駆動回路
60 電磁アクチュエータ
63、64 プランジャ
66 コイル
67 復帰バネ
70 クラッチ
71、72 ドグ歯
80 電磁クラッチ
90 温度検出手段

Claims (3)

  1. 電磁アクチュエータにより係合動作が行われる係合機構を有し、前記係合機構の係合の有無により変速モードが変更される駆動機構を備える車両の制御装置であって、
    前記係合機構の温度を検出する温度検出手段と、
    前記検出温度に応じて前記変速モードを制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記係合機構が解放状態にある場合において前記検出温度が第1の温度より高い場合には前記変速モードの変更を禁止し、前記係合機構が係合状態にある場合において前記検出温度が第2の温度から第3の温度の範囲にある場合には、前記係合機構を係合状態から解放状態へ変更する変速モードの変更を許可すると共に当該変速モードの変更後規定時間が経過するまでは前記係合機構を前記解放状態から前記係合状態へ変更する変速モードの変更を禁止し、前記係合機構が係合状態にある場合において前記検出温度が第3の温度より高い場合には、前記係合機構を前記係合状態から前記解放状態へ変更する変速モードの変更を許可することを特徴とする車両の制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記検出温度が前記第1の温度より高い場合には、前記係合機構を前記解放状態から前記係合状態へ変更する変速モードの変更を禁止する請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記係合機構が係合状態にあり、かつ、前記検出温度が前記第3の温度より高い場合において、前記係合機構を前記係合状態から前記解放状態へ変更する変速モードの変更を許可する場合には、当該変速モードの変更後他の規定時間が経過するまでは前記係合機構を前記解放状態から前記係合状態へ変更する変速モードの変更を禁止する請求項1に記載の車両の制御装置。
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