JP4872891B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、フレキシブルプリント配線板(Flexible Printed Circuit:FPC)が接続されるコネクタに関するものである。
従来から、FPCが接続されるコネクタ(FPC用コネクタ)として、図9,10に示すように、FPC2が挿入されるハウジング3’と、ハウジング3’に所定の間隔で保持されFPCの表面の導体パターン(図示せず)に弾接する第1接点部4a’を有する複数の第1コンタクト4’および第2接点部5a’を有する複数の第2コンタクト5’とを備え、各コンタクト4’,5’がハウジング3’内でハウジング3’の長手方向において交互に配列され、FPCの導体パターンと、対応する各コンタクト4’,5’の各接点部4a’,5a’とを圧接させるためのレバー(アクチュエータ)6’を備えたコネクタ1’が提案されている(特許文献1参照)。
ところで、図9に示した構成のコネクタ1’では、レバー6’の長手方向の両端に突出した枢支軸がハウジング3’の軸受部に載置されるとともにレバー6’に形成されたカム部(図示せず)に第1コンタクト4’および第2コンタクト5’のうちハウジング3’のFPC2の挿入方向における奥に配設された部位から延出して形成された枢支部4b’,5b’が係合することによりレバー6’が枢支され、レバー6’を枢支軸回りに回動自在とすることで、レバー6’は、ハウジング3’に対してFPC2を押圧する第1の規定位置と押圧しない第2の規定位置との間で起伏自在となっている。ここで、図10に示すように、レバー6’を起こしたときに、第2枢支部5b’を係合するためにレバー6’に形成された溝6e’の内側縁部が第2枢支部5b’の一部と当接することによりレバー6’の回動が規制されて、レバー6’の回動範囲が十分に得られずに、FPC2の挿入作業性が悪くなることがあった。
これに対して、レバーの回動範囲を大きくしたコネクタとして、図11に示すようなコネクタ1”が提案されている。図11に示すコネクタ1”は、FPC2が挿入される合成樹脂製のハウジング3”を備え、FPC2の表面の導体パターン(図示せず)に弾接する第1接点部(図示せず)を有する複数の第1コンタクト4”と、第2接点部(図示せず)を有する複数の第2コンタクト5”とがハウジング3”内でハウジング3”の長手方向において交互に配列されており、レバー6”の端部には、第1コンタクト4”および第2コンタクト5”においてハウジング3”へのFPCの挿入方向におけるハウジング3”の奥に配設された部位から延出して形成されレバー6”を枢支する第1枢支部4b”および第2枢支部5b”が挿入される第1貫通孔6b”および第2貫通孔6e”が貫設されている。
ここで、第1枢支部4b”と第2枢支部5b”とはハウジング3”の長手方向に略一列に配置されており、第1接点部は第1枢支部4b”よりもハウジング3”へのFPC2の挿入方向とは反対方向に所定の距離だけ離して配置され、一方、第2接点部5a”は第2枢支部5b”よりもハウジング3”へのFPC2の挿入方向に所定距離だけ離して配置されている。また、レバー6”の端縁と第1貫通孔6b”および第2貫通孔6e”との間に第1カム部(図示せず)および第2カム部(図示せず)が形成されており、レバー6”の長手方向の両端に突出した枢支軸が軸受部に載置されるとともに枢支部4b”,5b”がカム部に係合することでレバー6”がハウジング3”に対して回動自在に支持され、レバー6”がハウジング3”に対してFPC2を押圧する第1の規定位置と押圧しない第2の規定位置との間で起伏自在となっている。ここで、レバー6”が第2の規定位置に起こすとともに第2貫通孔6e”に第2枢支部5b”が挿通されるようになっているので、上述のコネクタ1’に比べてレバー6”の回動範囲を十分に得られるようになっている。
特開2001−110483号公報
しかしながら、図11に示す構成のコネクタ1”では、FPC2の挿入前或いは挿入中にコネクタ1”に振動が与えられえるとレバー6”が第1の規定位置に倒れる(図11の矢印方向)ことがあった。すると、再度レバー6”を第2の規定位置に起こす作業が必要となり挿入作業に手間がかかることがあった。また、FPC2が正規の位置に挿入されていない状態でコネクタ1”に振動が加わり、FPC2が正規の位置に挿入されていない状態でレバー6”が倒れてしまうこともあった。
本願の発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハウジングへのフレキシブルプリント配線板の挿入前或いは挿入中に振動が加わってレバーが倒れることを防止し、フレキシブルプリント配線板の挿入作業の作業性を向上させるとともにフレキシブルプリント配線板を正規の位置まで確実に挿入できるコネクタを提供することにある。
請求項1の発明は、フレキシブルプリント配線板が挿入されるハウジングと、ハウジング内に挿入されるフレキシブルプリント配線板の表面に露出した導体パターンに弾接する接点部を有する複数のコンタクトと、ハウジング内に挿入されたフレキシブルプリント配線板を接点部側に押圧する第1の規定位置と押圧しない第2の規定位置との間でハウジングに対して起伏自在としたレバーとを備え、レバーは、ハウジングに枢着される側の端部に形成された複数のカム部とレバーにおける当該カム部の並列方向となるレバーの長手方向の両端から突出した2つの枢支軸とを有し、枢支軸がハウジングに配設された軸受部に枢支軸回りに回動可能に載置されるとともにコンタクトにおいてハウジングに対するフレキシブルプリント配線板の挿入方向における奥に配設された部位から延出して形成されたフレキシブルプリント配線板の挿入方向と垂直方向に弾性変形する枢支部がカム部に係合することによって枢支されるものであって、軸受部に係用凸部を設けるとともに軸受部に当接する枢支軸の一部に係合用凹部を設け、レバーを第1の規定位置から第2の規定位置に起こし、フレキシブルプリント配線板の挿入方向においてハウジングの周壁と対向するレバーの長手方向の両端部が、ハウジングの周壁に当接した状態で係合用凹部と係合用凸部とが凹凸係合され係合用凹部が係合用凸部を乗り越える際に生ずる抵抗によりレバーがハウジングに仮保持されてなり、レバーを第2の規定位置から第1の規定位置に向け伏せる際に、枢支軸が枢支軸回りに回動し、係合用凹部が係合用凸部を乗り越えて枢支軸が係合用凸部に当接することを特徴とする。
この発明によれば、軸受部と枢支軸との一方に係合用凹部が設けられるとともに他方に係合用凸部が設けられ、レバーを第1の規定位置から第2の規定位置に起こした状態で当該係合用凹部と係合用凸部とが凹凸係合してレバーを第2の規定位置に起こした状態で仮保持することができるので、フレキシブルプリント配線板の挿入前或いは挿入中にわずかな振動でレバーが倒れるのを防止し、フレキシブルプリント配線板挿入作業の手間を省くことができる。また、フレキシブルプリント配線板が正規の位置に挿入されていない状態でコネクタに振動が与えられ、レバーがフレキシブルプリント配線板を接点部側に押圧する位置に倒れるのを防止できる。
請求項1の発明によれば、レバーを第2の規定位置に起こした状態で仮保持することができ、ハウジングへのフレキシブルプリント配線板の挿入前或いは挿入中に振動でレバーが倒れるのを防止し、フレキシブルプリント配線板の挿入作業の手間を省くことができるという効果がある。
以下、本実施形態のコネクタ1について図1乃至図7に基づいて説明する。
本実施形態のコネクタ1は、FPC2が挿入される合成樹脂製のハウジング3と、FPC2の表面に露出した導体パターン(図示せず)に弾接する接点部4a,5aを有する複数の導電性のコンタクト4,5と、ハウジング3に対してハウジング3内に挿入されたFPC2を第1接点部4aおよび第2接点部5a側に押圧する第1の規定位置と押圧しない第2の規定位置との間で起伏自在となるように枢支されたレバー6とを備えている。ここで、レバー6は、長手方向の両端に突出した枢支軸6a,6aがハウジング3に配設された後述の補強用金具30,30の軸受部3c,3cに載置されるとともにコンタクト4,5がレバー6に設けられた後述のカム部6c,6fに係合することで枢支され、レバー6を第1の規定位置から第2の規定位置に起こすときにレバー6は、枢支軸6a,6a回りに回動する。以下、ハウジング3に配設された状態で、ハウジング3へのFPC2の挿入方向において手前側に位置する第1接点部4aを有するコンタクト4を第1コンタクト4と、第1接点部4aよりも奥側に位置する第2接点部5aを有するコンタクト5を第2コンタクト5として説明する。なお、FPC2の表面には、複数の導体パターン(図示せず)が等間隔で配列している。
また、ハウジング3は、合成樹脂等の絶縁材料で形成されており、ハウジング3の長手方向に沿ってFPC2を受けるFPC受入部3aが形成されている。
以下、図6,7の左右方向を前後方向として、上下方向を上下方向として説明する。
ハウジング3の上壁3gは、ハウジング3の前方から略半分を切り欠くことにより上方開口部3bが形成されており、上方開口部3bには上述のレバー6が配置される。
また、ハウジング3には、第1コンタクト4を後方から前方に向かって挿入するための複数の第1の孔3eと、第2コンタクト5をハウジング3に対して前方から後方に向かって挿入するための複数の第2の孔3fとがハウジング3の長手方向に沿って所定の間隔で交互に設けられている。従って、第1コンタクト4が第1の孔3eに挿入され、第2コンタクト5が第2の孔3fに挿入されることにより、第1コンタクト4と第2コンタクト5とは、ハウジング3の長手方向に沿って交互に配列される。
ここで、金属製の第1コンタクト4は、図6に示すように、ハウジング3の上壁3gと下壁3hとの間に嵌合される基部4fと、基部4fからハウジング3の下壁3hに沿って延出し先端部に第1接点部4aが形成されたコンタクト片4gと、基部4fからハウジング3の上壁3gに沿って上方開口部3bまで延出し後述のレバー6の第1カム部6cに係合する断面U字状の第1枢子部4bが形成された枢支片4hとを備えている。つまり、コンタクト片4gはFPC受入部3aの下側に配設され、枢支片4hはFPC受入部3aの上側に配設される。第1コンタクト4は、基部4fの上側縁に突起部41fが設けられており、第1の孔3e内で当該突起部41fをハウジング3の上壁3gに喰い込ませることで、ハウジング3に固定されている。また、第1コンタクト4は、基部4fの下側縁から下向きにストッパ4cが突出して形成されており、第1コンタクト4のハウジング3に対する挿入量を規制している。ここで、ストッパ4cは、一部がハウジング3の下面よりも突出しており、当該一部が表面実装用の外部接続用端子部を兼ねている。
ここで、コンタクト片4gは、弾性変形が可能に形成されており、FPC2が挿入されると下方に弾性変形して上方への付勢力が働くようになっている。一方、枢支片4hは、先端部の第1枢子部4bが上下方向に弾性変位が可能となるように形成されており、上方開口部3bに向けて突出している。ここで、第1枢子部4bは、第1接点部4aよりも後方に所定の距離だけ離して配置されている。
一方、金属製の第2コンタクト5は、図7に示すように、ハウジング3の上壁3gと下壁3hとの間に嵌合される基部5fと、基部5fからハウジング3の下壁3hに沿って延出し略中央部に第2接点部5aが形成されたコンタクト片5gと、基部5fからハウジング3の上壁3gに沿って上方開口部3bまで延出し後述のレバー6の第2カム部6fに係合してレバー6を枢支する第2枢子部5bが形成された枢支片5hとを備えている。つまり、コンタクト片5gはFPC受入部3aの下側に配設され、枢支片5hはFPC受入部3aの上側に配設される。第2コンタクト5は、基部5fの上側縁に突起部51fが設けられており、第2の孔3f内で当該突起部51fをハウジング3の上壁3gに当接してハウジング3に固定されている。コンタクト片5gには、略中央部に第2接点部5aが形成されているとともに、下側縁から下向きにストッパ5cが突出して形成されており、第2コンタクト5のハウジング3に対する挿入量を規制している。ここで、ストッパ5cは、一部がハウジング3の下面よりも突出しており、当該一部が表面実装用の外部接続用端子部を兼ねている。
上述の枢支片5hの先端には、第1枢支部4bの根元部4iよりも厚い根元部5iを有しレバー6がFPC2を押圧しない第2の規定位置にあるときに後述の第2カム部6fに係合する第2枢支部5bが設けられている。従って、第2枢支部5bは、根元部5iが厚い分、第1枢支部4bよりも上下方向に弾性変形しにくくなっている。第2コンタクト5の第2枢支部5bの先端部に、凸部5eが設けられており、当該凸部が後述の第2貫通孔6eに挿入された第2枢支部5bが第2貫通孔6eから抜けないように係止する役割をすることで、FPC2を押圧しない位置でレバー6を係止することができる。また、第2枢支部5bの先端部の下部、即ち、凸部5eの下部には、レバー6がFPC2を押圧しない位置にあるときに後述の第2カム部6fを係合する係合面5dが形成されている。更に、当該係合面5dの後方には、レバー6がFPC2を押圧する位置にあるときに後述の第2カム部6fに当接する段差状の当接面5jが形成されている。また、第2枢支部5bは、第2接点部5aよりも前方に所定の距離だけ離して配置されている。
しかして、第1コンタクト4と第2コンタクト5をハウジング3に配設した状態では、第1枢支部4bと第2枢支部5bとが交互にハウジング3の長手方向に沿って一列に配置されることになり、第1接点部4aが第1枢子部4bから前方に所定の距離だけ離して配置され、第2接点部5aが第2枢子部5bから後方に所定の距離だけ離して配置されることになる。つまり、ハウジング3へのFPC2の挿入方向において第1接点部4aが手前側に配置され、第2接点部5aが奥側に配置される。そして、FPC2がハウジング3に挿入された状態では、ハウジング3の長手方向に各一列に配列された複数の第1接点部4aおよび第2接点部5aが、FPC2の表面に露出しFPC2の挿入方向とは直交する方向に配列された複数の導体パターンと接触する。
レバー6は、合成樹脂で形成されており、ハウジング3の上方開口部3bに配置され、長手方向の両端面から突出する枢支軸6a,6aは、レバー6の回動に伴って回動する。ここで、レバー6に形成された後述の第1カム部6cと第2カム部6fとは、枢支軸6a,6aと同軸上に配置される。また、ハウジング3の長手方向の両側壁3i,3iの内側には両側壁3i,3iを補強するための補強用金具30,30が配設されており、レバー6の長手方向の両端に形成された枢支軸6a,6aは、補強用金具30,30の上端縁に段差状に形成された軸受部3c,3cに載置される。
また、レバー6には、長手方向に沿って第1コンタクト4の第1枢支部4bに対応する位置に複数の第1貫通孔6bが設けられている。更に、レバー6の端縁と第1貫通孔6bとの間には、レバー6の回動に伴って回動する第1カム部6cが形成されている。ここで、第1枢支部4bが第1カム部6cに係合することで、レバー6が第1枢支部4bにより回動自在に支持される。
また、レバー6には、長手方向に沿って第2コンタクト5に設けた第2枢支部5bに対応する位置に複数の第2貫通孔6eが設けられている。ここで、レバー6の第2貫通孔6eの周辺部分の厚さは、レバー6の他の部分よりも厚く形成されており、FPC2を接点部4a,5a側へ押圧するFPC押圧部6hを構成している。また、レバー6の端縁と第2貫通孔6eとの間には、レバー6の回動に伴って回動する上述の第2カム部6fが形成されている。ここで、第2枢支部5bは、FPC押圧部6hがFPC2を押圧しているときには、当接面5jが第2カム部6fの上方に当接しレバー6を係止し、FPC押圧部6hがFPC2を押圧しないときには、第2貫通孔6eに挿入された形で第2カム部6fに係合することで、レバー6が第2枢支部5bにより回動自在に支持されている。更に、レバー6のFPC押圧部6hが形成された面とは反対側の外側面には、レバー6をFPC2を押圧しない第2の規定位置に起こしたときにFPC2の表面と略平行となる傾斜面6dが形成されている。
しかして、レバー6は、第1カム部6cに第1コンタクト4の第1枢支部4bが係合し、枢支軸6a,6aが軸受部3c,3cに載置されることによってハウジング3に対して起伏自在に支持されている。
ハウジング3にFPC2を挿入し、レバー6を、FPC2を押圧する位置まで回動させると、レバー6のFPC押圧部6hが、FPC2を押圧し、FPC2の導体パターンと第1接点部4aおよび第2接点部5aとが適度の接圧で当接して電気的に接続される。つまり、FPC2が、レバー6のFPC押圧部6hと第1接点部4aおよび第2接点部5aとの間に挟持されることとなり、FPC2の厚さ分だけコンタクト片4gが下方に弾性変形し、その弾力によって適度の接圧が得られるようになっている。
ところで、図2に示すように、レバー6の枢支軸6aには、ハウジング3の軸受部3cに当接する部分の一部に係合用凹部61aが設けられており、一方、軸受部3cには係合用凸部31cが設けられている。そして、レバー6がハウジング3の周壁3m,3mに当接して開いた状態で係合用凹部61aが係合用凸部31cに係合するように形成されている。図3に示すように、係合用凹部61aに係合用凸部31cが係合すれば、係合用凹部31cが係合用凸部61aを乗り越える際に抵抗が生じるのでレバー6は係合用凹部61aに係合用凸部31cが係合した状態で仮保持されることになる。
ここで、レバー6をハウジング3に対して回動させたときの状態について図8に基づいて詳細に説明する。図8(a)〜(d)は、レバー6をハウジング3に対して回動させたときの状態を示し、左側は、全体断面図であり、右側は、要部を拡大した側面図である。ここで、図8(a)は、レバー6を第1の規定位置から第2の規定位置に向けて回動させた角度Aが140°のときの状態を示し、(b)はA=135°、(c)はA=130°、(d)はA=120°のときの状態を示す。
レバー6は、図8(a)〜(d)に示すように、レバー6を、第1の規定位置から第2の規定位置に向かってレバー6を回動させていくと、枢支軸6aに設けられた係合用凹部61aが軸受部3cに設けられた係合用凸部31cに近づいていく。そして、図8(a)に示すように、レバー6が第1の規定位置から角度A=140°だけ起こした状態では、レバー6の長手方向の両端部がハウジング3の周壁3m,3mに当接するとともに係合用凹部61aと係合用凸部31cとが係合し、レバー6は仮保持される。
しかして、FPC2の挿入前或いは挿入中にわずかな振動でレバー6が第2の規定位置から第1の規定位置に倒れるのを防止するので、再度レバー6を第2の規定位置に起こす作業が不要になり、挿入作業の手間を省くことができる。また、FPC2が正規の位置に挿入されていない状態でレバー6が第1の規定位置に向かって倒れるのを防止できるので、同様に挿入作業の手間を省くことができる。
本実施形態のコネクタの一部破断した側面図であり、(a)はレバーを第2の規定位置に起こした状態を示し、(b)はレバーを第2の規定位置に倒した状態を示す。 同上の要部側面図であり、(a)はレバー、(b)は補強用金具である。 同上の要部側面図である。 同上の斜視図である。 (a)は同上のレバーを第2の規定位置に起こした状態を示し、上段が上面図、下段が正面図、(b)は同上のレバーを第1の規定位置に倒した状態を示し、上段が上面図、下段が正面図である。 同上の一部破断した側面図である。 同上の一部破断した側面図である。 同上のレバーが第1の規定位置から回動したときの断面図である。 従来例を示し、(a)はレバーを第2の規定位置に起こした状態の斜視図、(b)はレバーを第1の規定位置に倒した状態の斜視図である。 同上の断面図である。 他の従来例を示し、(a)は斜視図、(b)は要部断面図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 フレキシブルプリント配線板(FPC)
3 ハウジング
3c 軸受部
4 コンタクト(第1コンタクト)
4a 接点部(第1接点部)
4b 枢支部(第1枢支部)
5 コンタクト(第2コンタクト)
5a 接点部(第2接点部)
5b 枢支部(第2枢支部)
6 レバー
6a 枢支軸
30 補強用金具
31c 係合用凸部
61a 係合用凹部







Claims (1)

  1. フレキシブルプリント配線板が挿入されるハウジングと、ハウジング内に挿入されるフレキシブルプリント配線板の表面に露出した導体パターンに弾接する接点部を有する複数のコンタクトと、ハウジング内に挿入されたフレキシブルプリント配線板を接点部側に押圧する第1の規定位置と押圧しない第2の規定位置との間でハウジングに対して起伏自在としたレバーとを備え、レバーは、ハウジングに枢着される側の端部に形成された複数のカム部とレバーにおける当該カム部の並列方向となるレバーの長手方向の両端から突出した2つの枢支軸とを有し、枢支軸がハウジングに配設された軸受部に枢支軸回りに回動可能に載置されるとともにコンタクトにおいてハウジングに対するフレキシブルプリント配線板の挿入方向における奥に配設された部位から延出して形成されたフレキシブルプリント配線板の挿入方向と垂直方向に弾性変形する枢支部がカム部に係合することによって枢支されるものであって、軸受部に係用凸部を設けるとともに軸受部に当接する枢支軸の一部に係合用凹部を設け、レバーを第1の規定位置から第2の規定位置に起こし、フレキシブルプリント配線板の挿入方向においてハウジングの周壁と対向するレバーの長手方向の両端部が、ハウジングの周壁に当接した状態で係合用凹部と係合用凸部とが凹凸係合され係合用凹部が係合用凸部を乗り越える際に生ずる抵抗によりレバーがハウジングに仮保持されてなり、レバーを第2の規定位置から第1の規定位置に向け伏せる際に、枢支軸が枢支軸回りに回動し、係合用凹部が係合用凸部を乗り越えて枢支軸が係合用凸部に当接することを特徴とするコネクタ。
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