JP4868274B2 - モニターディスプレイ設定システム - Google Patents

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本発明は、調整機能を有するモニターディスプレイと、このモニターディスプレイと通信手段により接続されるモニター管理装置とからなるモニターディスプレイ設定システム、このシステムを構成するモニターディスプレイ、及びその設定方法に関するものである。
LCD,PDP,EL等のモニターディスプレイには、自動設定機能が備わっており、モニターディスプレイ自身がスクリーンディスプレイ信号を判断して表示位置などを自動設定することができる(例えば、下記特許文献1)。モニターディスプレイにも種々の構成のものがあり、オフィスや家庭で使用される汎用パソコンのディスプレイから、生産設備や産業機器に組み込まれるディスプレイまで種々のタイプがある。汎用パソコンに使用されるモニターディスプレイの場合、DDC(Display Data Channel:登録商標)のような規格を大半が利用されているため自動設定機能が働き、何らの手動設定を行わなくても所望の表示が行われる。一方、主に生産設備等の専用品のモニターディスプレイとして利用される場合、ビデオカードが上記規格に対応していない等、自動設定機能に加え手動設定機能を要することがあった。
図8は、モニターディスプレイ100の構成を示す機能ブロック図である。CPU101は、ディスプレイ100内の動作制御を行う。設定スイッチ102により、画面の状態やモニターディスプレイの機能に関する設定を行うことができる。設定されたデータは、メモリ103に保存される。ディスプレイ画質の調整を行うときは、ホストコンピュータ110の映像入力部111から映像信号を入力する。入力された映像信号は、映像入力部106により受信され、画質設定回路103を介してモニター画面105に表示される。設定スイッチ102による設定は、画質設定回路103にて反映されるので、画面上で設定内容を確認することができる。また、ディスプレイの画質調整を行うためのOSD(on-screen display)画面が表示されるので、画質設定を行うときは、画面に表示される操作用メニューにより設定スイッチ102による設定を行うことができる。
一般にモニター画面の調整を行う場合の手順を図9により説明する。図9(a)は自動設定する場合の手順が示されており、まず、画質設定を行うためのOSD画面を起動させる(#1)。次に、自動設定動作を起動させる(#2)。これにより、ホストコンピュータから入力されている映像の表示位置などが自動設定される。自動設定で設定できない項目や、更に微調整を行いたい場合は、手動で設定を行う(#3)。設定されたデータは、メモリ103に記憶される。自動設定せずに、全てを手動設定する場合は(b)に示すような手順で各項目を手動設定し、設定されたデータは、同じくメモリ103に記憶される。
特開2004−287387号公報
かかる従来技術による設定方法によれば、ホストコンピュータからの映像信号の入力に基づいて、1台1台設定を行う必要がある。例えば、産業機械を量産する場合、1台ごとに設定画面を起動させて設定を行うことは非常に煩雑な作業となる。また、自動設定を行った後、手動設定を行う必要性がある場合、量産される全てのモニターディスプレイに対しても同じような手動設定を行わざるを得ないようなケースも十分に考えられる。この場合は、更に設定作業の煩雑さは増大することになる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、多数のモニターディスプレイに対して、モニター表示に関する項目を短時間で設定することができ、設定作業性を簡素化したモニターディスプレイ設定システム、モニターディスプレイ、及び、モニターディスプレイ設定方法を提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係るモニターディスプレイ設定システムは、
調整機能を有するモニターディスプレイと、このモニターディスプレイと通信手段により接続されるモニター管理装置とからなるモニターディスプレイ設定システムであって、
モニターディスプレイは、
モニターの使用に関する項目を設定するための設定手段と、
設定手段により設定された設定データを記憶する記憶手段と、
記憶手段に記憶された設定データをモニター管理装置に送信するための設定データ送信手段とを備え、
モニター管理装置は、
モニターディスプレイの記憶手段に記憶されている設定データを取得する設定データ取得手段と、
取得した設定データを他のモニターディスプレイへ転送する設定データ転送手段とを備えていることを特徴とするものである。
この構成によるモニターディスプレイ設定システムの作用・効果を説明する。モニターディスプレイには、モニターの使用に関する項目を設定するための設定手段が設けられ、設定されたデータは記憶手段に記憶される。記憶手段に記憶された設定データは、モニター管理装置へ送信される。設定データの送信は、例えば、モニター管理装置からのアクセスに基づいて行われる。モニター管理装置は、取得した設定データを他のモニターディスプレイに対して転送することができる。すなわち、モニター管理装置と通信可能なモニターディスプレイが多数存在する場合、そのうちの1つのモニターディスプレイで設定を行えば、他のモニターディスプレイに対しては、その設定データを転送することができるので、1台1台詳細な設定を行う手間を省くことができる。その結果、多数のモニターディスプレイに対して、モニター表示に関する項目を短時間で設定することができ、設定作業性を簡素化したモニターディスプレイ設定システムを提供することができる。
本発明に係るモニターディスプレイ設定システムを構成するモニターディスプレイは、
モニターの使用に関する項目を設定するための設定手段と、
設定手段により設定された設定データを記憶する記憶手段と、
記憶手段に記憶された設定データをモニター管理装置に送信するための設定データ送信手段とを備えていることを特徴とするものである。
この構成によると、記憶手段に記憶された設定データは、モニター管理装置を介して他のモニターディスプレイに対して転送することができる。その結果、多数のモニターディスプレイに対して、モニター表示に関する項目を短時間で設定することができ、設定作業性を簡素化したモニターディスプレイを提供することができる。
本発明に係る前記設定データには、画面表示の色合い、輝度、画面表示位置、言語、通信機能のうちの少なくとも1つが含まれることが好ましい。これらの設定データを他のモニターディスプレイに対して転送することで、画面表示の色合い等の設定作業を簡素化することができる。
本発明において、記憶手段に記憶されている設定データをモニター管理装置に送信させるための第1操作手段と、
他のモニターディスプレイで設定された設定データを受信するための第2操作手段とを備えていることが好ましい。
第1操作手段により、記憶手段に記憶されている設定データをモニター管理装置へ転送(アップロード)させることができる。また、第2操作手段により、他のモニターディスプレイで設定された設定データをモニター管理装置から取得(ダウンロード)することができる。これにより、設定データの転送や取得を容易に行うことができ、設定作業性を改善することができる。
本発明に係る第1操作手段と第2操作手段は、OSDによるものであることが好ましい。OSDを利用することで、設定作業を行うときの操作を分かり易くすることができる。
本発明に係る設定データ送信手段は、シリアル通信、LANのいずれかによる通信手段により設定データを送信することが好ましい。また、外部記憶媒体を介して設定データを送信することが好ましい。シリアル通信やLANにより、設定データをモニター管理装置へ転送することができる。また、外部記憶媒体に設定データを記憶させることで、外部記憶媒体を介してモニター管理装置に設定データを移動させることができる。
本発明において、設定手段により設定された設定データの一部もしくは全部を書き換え変更ができないように設定するためのデータロック手段を備えていることが好ましい。
例えば、生産設備の工場でモニターディスプレイが組み込まれた、あるいは、接続される生産設備を量産して、本発明による方法で設定データを設定する場合、モニターディスプレイが生産設備を利用する各ユーザーに手渡された後、ユーザー側で設定データを変更して欲しくない場合がある。例えば、画面表示の位置、通信機能に関する項目が例としてあげられる。その場合、データロック手段を設けておき、設定データの一部もしくは全部を書き換え変更できないようにしておく。これにより、不用意に設定データが変更されて誤作動が生じること等を未然に防止することができる。例えば、モニターディスプレイのOSDや設定スイッチでの設定を禁止し、モニター管理装置側からの設定変更ができるようにすることができる。
本発明において、モニター管理装置から設定データを受信する設定データ受信手段と、
既に設定データが記憶されている前記記憶手段に、受信した設定データを上書き保存させる設定データ置換手段とを備えていることが好ましい。
モニター管理装置から設定データを受信した場合は、この設定データに基づいて自動的にモニター表示に関する調整が行われる。また、既に記憶手段に設定データが設定されている状態であっても、設定データを受信した場合は、受信した設定データが上書き保存される。これにより、最新の設定データを簡単に設定することができる。
本発明に係るモニターディスプレイ設定システムを利用したモニターディスプレイ設定方法は、
モニターディスプレイにおいて、モニター表示に関する項目を設定した設定データを記憶するステップと、
記憶された設定データをモニター管理装置からの取得要求に応じて送信するステップと、
モニター管理装置が取得した設定データを他のモニターディスプレイへ転送するステップと、
他のモニターディスプレイが、受信した設定データに基づいてモニター表示に関する項目を自動調整するステップとを有することを特徴とするものである。
また、モニター管理装置が取得した設定データを設定データファイルとして保存するステップを更に有することが好ましい。
かかるモニターディスプレイ設定方法による作用・効果は、既に説明したとおりである。
本発明に係るモニターディスプレイ設定システムの好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、システムの概要を示す模式図である。
<システムの構成>
図1において、モニターディスプレイ1(以下、単に「モニター」と称する)が示されており、各モニター1はモニター表示に関する項目が設定される。かかるシステムは、モニター1が使用される生産設備等を生産する事業者において特に有用であり、個々のモニター1に対する設定を容易に行うことができる。多数のモニター1のうち、特定の1つのモニター1A(第1のモニターディスプレイに相当)について、接続されるパソコンに対し、画面状態や通信設定の調整を行い、最適な状態を構築する。このモニター1Aに関して設定された設定データは、管理装置(パソコン等)を介し、他のモニター1B群(第2のモニターディスプレイに相当)に対して送信される。また、パソコン2により設定データの設定や変更を行うこともできる。
図2は、システムの機能を示すブロック図である。CPU10は、モニター1内の各部に対する制御を行い、そのための制御プログラムが格納されている。メモリ11(記憶手段に相当)は、モニターの表示に関する項目を設定した場合、その設定データが記憶される。メモリ11は、適宜の半導体メモリにより構成される。
設定操作部12は、表示に関する項目を設定するための操作機能を提供する。これは、モニター画面に設けられるタッチパネルの形で提供され、画面上の所定箇所を押圧することで、種々のデータを設定することができる。設定操作部12の構成については、タッチパネルに限定されるものではなく、その他の機械的なスイッチ(押しボタン)やダイヤル操作部により構成してもよいし、タッチパネルとその他の操作方式を組み合わせてもよい。例えば、色合いの調整については、押しボタンにより行うようにしてもよい。設定項目の具体例については、色合い(輝度、コントラストなど)、表示位置(水平位置と垂直位置)、クロック位相の調整、通信機能の調整があげられる。
自動設定手段12aは、設定データを自動的に設定するための機能を提供する。この機能により、色合いや表示位置などの項目が自動設定されるが、全ての項目を自動設定するのではなく、特定の項目のみ自動設定を行い、そのほかの項目については手動設定するようにすることができる。また、自動設定した項目についても、微調整を行いたい場合は、手動設定により修正することが可能である。
第1操作手段12bは、メモリ11に記憶されている設定データを管理用パソコン3に送信させるための操作機能を提供する。すなわち、設定データを管理用パソコン3にアップロードさせる。第2操作手段12cは、他のモニター1Bで設定された設定データを受信するための操作機能を提供する。すなわち、管理用パソコン3が他のモーター1Bから設定データを取得していれば、管理用パソコン3にアクセスして設定データをダウンロードする。
データロック手段13は、設定データが他のモニター1Bに対して転送された場合、設定データの変更ができないようにロックをかける機能を有する。ロックをかける場合は、設定データの全てに対して行うこともできるが、一部に対して行うこともできる。特に、設定内容を変更すると不具合が生じるような項目については、ロックしておくことが好ましい。例えば、通信機能(例えば、パリティの設定)などはロックをしておくことで、通信に不具合が生じないようにしておくことができる。ロック解除手段14は、データロック手段13によりロックした状態を解除するための手段を提供する。ロックをする場合は、例えば、解読用のキー、パスワードを設定することで、ロックを掛けることができる。
データロック手段13は、データをロックしたい場合に、モニターの調整画面(OSDやスイッチ)または管理用パソコン3(設定データが他のモニター1Bに対して転送される)によりロックすることができる。なお、ロック解除する時はデータロック手段13と同じ方法で解除できるようにしてもよい。
設定データ置換手段15は、管理用パソコン3から設定データを取得した場合、これをメモリ11に記憶させる機能を有する。メモリ11に既に設定データが記憶されている場合は、これに上書き保存させる機能を有する。ただし、上書き保存をするような場合は、設定データを取得して直ちに上書き保存するのではなく、画面上にメッセージを出すようにしてOKであれば上書き保存するようにすることが好ましい。
映像入力部16は、モニター表示に関する事項を設定する場合に、パソコン2の映像出力部2aから出力される映像信号を受信する。受信された映像信号は、画質設定回路17を介してモニター画面19に表示される。設定操作部12による設定は、画質設定回路17にて反映されるので、画面上で設定内容を確認することができる。また、モニターの画質調整を行うためのOSD(on-screen display)画面18が表示されるので、画質設定を行うときは、画面に表示される操作用メニューにより設定を行うことができる。
データ送受信部20は、管理用パソコン3とデータのやり取りを行う機能を提供する。設定データ送信手段20aは、メモリ11に記憶されている設定データを管理用パソコン3に送信する機能を有する。設定データ受信手段20bは、管理用パソコン3から他のモニター1Bで設定された設定データを受信する。受信された設定データは、メモリ11に記憶される。
次に、管理用パソコン3の主要な機能を説明する。管理用パソコン3は、汎用のパソコンに管理用ソフトウェアをインストールすることで構成することができる。データ送受信部30は、モニター1とデータのやり取りを行う機能を提供する。設定データ取得手段30aは、モニター1Aにて設定された設定データを取得する機能を有する。取得された設定データは、設定データ記憶部31に記憶される。設定データ転送手段30bは、設定データ記憶部31に記憶されている設定データを他のモニター1Bに対して転送する機能を有する。設定データ記憶部31は、例えば、ハードディスクにより構成される。設定データを記憶する場合は、所定のファイル形式、例えば、テキストファイルにより保存される。CPU32は、管理用パソコン3の各部の動作を制御する。
管理用パソコン3は、多数のモニター1と通信をすることが可能であり、図2の例では、他のモニター1Bも上記説明したモニター1Aと同じ機能を備えている。従って、その説明については省略する。パソコン3とモニター1とは、シリアル通信やLAN等の通話手段によりデータ通信を行うことができる。通信の形態は有線であるか無線であるかを問わないものである。
<設定作業>
次に、モニター1の設定を行う場合の手順を説明する。図3は、モニター1Aについて設定を行う場合の手順を示すフローチャートである。設定を開始する場合、自動設定か手動設定により調整を行う。自動設定を行う場合にも、全てが自動設定ではなく、一部を手動設定で行うこともできる。また、自動設定で行った項目について手動で微調整を行うこともできる。設定が完了すると、設定データをメモリ11に記憶させる(#22,23)。図1にも示したように、設定対象のモニター1は多数存在するが、最初の1台だけ1からの設定作業を行えば、他のモニター1Bについては、そのような設定作業を行う必要はない。
次に、管理用パソコン3に設定データを記憶させる手順を図4のフローチャートにより説明する。パソコン3の設定データ管理用のソフトウェアを起動させる(#31)。パソコンからモニター1Aを指定して、設定データの送信要求を出す(#32)。モニター1Aのデータ送受信部20は、パソコン3からの要求信号を受信する(#33)。CPU10は、この要求信号を受けて、メモリ11から設定データを読み出す(#34)。読み出された設定データは、設定データ送信手段20aによりパソコン3に送信される(#35)。送信された設定データは、パソコン3も設定データ取得手段30aにより受信される(#36)。取得された設定データは、テキストファイル等のファイル形式で設定データ記憶部31に記憶される。
次に、管理用パソコン3に記憶されている設定データを他のモニター1Bに対して展開(転送)する場合の手順を図5のフローチャートにより説明する。まず、パソコン3の管理用ソフトウェアを起動させる(#41)。次に、設定データ記憶部31に記憶されている設定データファイルを読み出す(#42)。次に、読み出した設定データを設定データ転送手段30bにより、他のモニター1Bに対して転送させる(#43)。転送対象のモニター1Bの台数については、特に限定されるものではなく、通信手段の形態に応じたデータ転送を行うことができる。また、特定のモニター1Bを指定して設定データを転送することもできる。設定データを転送すると、各モニター1Bの設定データ受信手段20bにより設定データを受信する(#44)。受信された設定データは、メモリ11に記憶される。これにより、1つのモニター1Aにおいて設定された設定データが、他のモニター1Bに対して転送され、自動的に設定が行われたことになる。
次に、データロックの設定を行う場合の手順を図6のフローチャートにより説明する。これは、モニター1を使用する生産設備等を生産する事業者でモニター1の設定を行った後、このモニター1が出荷されてユーザーに渡った場合において、ユーザーによる設定変更を許可すべきか否かを設定するものである。許可・不許可の設定は、図2で説明したデータロック手段13・ロック解除手段14の機能に基づいて行われる。
図6は、データロックに設定されている状態からの設定変更を示している。モニター1のOSD画面18を起動させる(#51)。設定データの設定変更を許可するか否かを判断し(#52)、許可するのであればOSD画面で設定変更可能な状態に設定する。(#54)。また、許可しないのであれば、設定変更不許可の状態が維持される(#53)。また、ステップ54の後、設定変更を不許可するのであれば、設定変更を不許可に変更し、これにより、OSD画面18において設定変更が不可能になり、データロック状態となる(#55,57)。変更しないのであれば、設定変更可能な状態が維持される(#56)。以上のように、一度モニター1で設定変更不許可の設定を行うと、それ以後は、モニター1において設定変更が行うことができず、ユーザーによる不用意な設定変更を防止することができる。
次に、データロックが解除されている状態からの設定変更について図7のフローチャートにより説明する。まず、モニター1のOSD画面18を起動させる(#61)。次に、設定変更を不許可に設定するか否かを判断し(#62)、不許可にする場合はその状態に設定する(#64)。許可するのであれば、OSD画面18での設定変更可能状態が維持される(#63)。また、ステップ64の後、設定変更を許可する状態に変更するのであれば、設定変更許可の状態に変更する(#65,67)。そうでなければ設定変更不可能な状態が維持される(#66)。このような不許可から許可への設定変更は、モニター1において行うのではなく、管理用パソコン3を介して行なわれる。すなわち、パソコン3から設定変更許可をするための変更コマンドを当該モニター1に対して送信することで、ロック解除手段14の機能に基づき、許可状態に変更することができる。これにより、以後は、モニター1のOSD画面による設定変更が可能になる。
以上のように、本発明によれば、1つのモニター1Aで設定した設定データを他のモニター1Bに対して送信することで、他のモニター1Bにおける設定作業を簡素化することができる。また、1つのモニター1Aにおいて手動で微調整を行った場合も、その微調整を含む設定データを他のモニター1Bに転送することができる。また、設定データを転送した場合も、各モニター1Bで手動調整を行うようにしておけば、例えば、個々のモニター1Bの設定される環境や作業者の好みに応じた設定を行うことができる。
<別実施形態>
設定データの展開については、シリアル通信やLAN等による通信手段によるものではなく、メモリカード等の外部記憶媒体を介して設定データを展開するようにしてもよい。メモリカードとしては、例えば、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、メモリースティック(登録商標)等が例としてあげられる。
ロック解除の方法として、パソコン3からコマンドを送信することで行っているが、これに代えてモニターでロック解除するようにしてもよい。例えば、画面において解除キーを入力することで解除するようにすることができる。
モニターディスプレイ設定システムの概要を示す模式図 モニターディスプレイ設定システムの機能を示すブロック図 モニターの設定を行う場合の手順を示すフローチャート 設定データを管理用パソコンに保存する手順を示すフローチャート 設定データを他のモニターに展開するときの手順を示すフローチャート データロックの設定を行う場合の手順を示すフローチャート データロックの解除を行う場合の手順を示すフローチャート 従来技術に係るモニターの構成を示すブロック図 従来技術に係るモニターの設定作業を示すフローチャート
符号の説明
10 CPU
11 メモリ
12 設定操作部
12a 自動設定手段
12b 第1操作手段
12c 第2操作手段
13 データロック手段
14 ロック解除手段
15 設定データ置換手段
17 画質設定回路
18 OSD画面
19 画面
20 データ送受信部
20a 設定データ送信手段
20b 設定データ受信手段

Claims (4)

  1. モニターの使用に関する色合い、表示位置、クロック位相の調整、及び通信機能の調整の各項目を設定するための設定手段、前記設定手段により設定された設定データを記憶する記憶手段、前記設定データを送受信する送受信手段、並びに前記記憶手段に記憶された前記設定データの変更の不許可設定を行うデータロック手段、を有する複数のモニターディスプレイと、
    前記モニターディスプレイと通信手段により接続されるモニター管理装置と、を有するモニターディスプレイ設定システムであって、
    前記複数のモニターディスプレイの内の一つである第1のモニターディスプレイが、当該第1のモニターディスプレイに備えられている前記設定手段において設定された前記設定データを前記モニター管理装置に送信し、
    前記モニター管理装置は、前記第1のモニターディスプレイから送信された前記設定データを、前記複数のモニターディスプレイの内の前記第1のモニターディスプレイ以外の第2のモニターディスプレイに送信し、
    前記第2のモニターディスプレイは、前記モニター管理装置から送信された前記設定データを、当該第2のモニターディスプレイに備えられている前記記憶手段に記憶させた後、当該第2のモニターディスプレイに備えられている前記データロック手段が前記不許可設定を行うことを特徴とするモニターディスプレイ設定システム。
  2. 前記モニター管理装置は、複数の前記第2のモニターディスプレイに対して、前記第1のモニターディスプレイから送信された前記設定データと同一の前記設定データを送信することを特徴とする請求項1に記載のモニターディスプレイ設定システム。
  3. 前記データロック手段が、OSDにより構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のモニターディスプレイ設定システム。
  4. 前記不許可設定の解除は、前記モニター管理装置を介して行われることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のモニターディスプレイ設定システム。
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