JP4867715B2 - オーディション装置、およびオーディションシステム - Google Patents

オーディション装置、およびオーディションシステム Download PDF

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Description

この発明は、歌唱した歌唱音声等をネットワークで公開してオーディションを受けることができるオーディション装置、およびオーディションシステムに関する。
従来、歌唱能力を審査するイベント(オーディション)が多く行われている。オーディションに参加する歌唱者は、自分の実力がどの程度であるかを試してみたいと思うことが有るが、わざわざカラオケ大会などのイベントに出場するのは大げさであると考える人が多い。
そこで、カラオケボックスなどにおいて、カラオケ装置で歌唱し、歌唱音声等をネットワークで公開してオーディションを受けることができるカラオケ装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1のオーディションカラオケ装置は、自身の歌唱音声や写真をサーバ装置に送信して公開し、他の者がホームページ上で採点を行うものである。
特開2006−91901号公報
しかし、特許文献1のオーディションカラオケ装置は、サーバ装置が必要であった。また、オーディションに参加するためには事前の登録が必要であり、審査員も固定(登録者のみ)であり、動的に審査員が変化するものではなかった。
また、ホームページ上で採点を行うため、審査結果を得るためには、公開してからある程度の時間(約1ヶ月)が必要であった。
この発明は、リアルタイムにオーディションを受け、他の者の採点を行うことができるオーディション装置、およびオーディションシステムを提供することを目的とする。
この発明のオーディション装置は、音声信号を入力する音声入力部と、ユーザを撮影するカメラと、他の装置と通信を行う通信部と、ユーザの操作を受け付ける操作部と、前記音声入力部が入力した音声信号、および前記カメラが撮影した映像を含むオーディションデータを作成するオーディションデータ作成部と、設置地点の位置情報を記憶する位置情報記憶部と、制御部と、を備えたオーディション装置であって、前記制御部は、前記操作部からオーディション開催操作を受け付けた場合、前記位置情報に基づいて、所定範囲内に設置されている他の装置にオーディション開催通知を送信し、前記オーディション開催通知を受信した場合に、前記操作部で審査参加操作を受け付け、前記オーディション開催通知を送信した他の装置に前記審査参加通知を送信し、前記審査参加通知を受信した場合に、前記オーディションデータ作成部が作成したオーディションデータを、前記審査参加通知を送信した他の装置に送信し、前記オーディションデータを受信した場合に、前記操作部で審査結果を受け付け、前記審査結果に基づいた審査データを、前記オーディション開催通知を送信した他の装置に送信し、前記審査データを受信し、これを集計することを特徴とする。
この構成では、オーディション装置の設置地点の位置情報に基づいて、所定範囲内に設置されている他の装置にオーディション開催通知を送信する。例えば、半径50km圏内などに設置されている他の装置にマルチキャスト送信を行う。オーディション開催通知を受信したオーディション装置は、ユーザの審査参加操作を受け付け、審査参加通知を送信する。審査参加通知を受信したオーディション装置、すなわちオーディション開催通知を送信したオーディション装置は、マイクやライン入力で入力された音声信号(例えばユーザの歌唱音声や演奏音)や撮影映像をオーディションデータとして送信する。オーディションデータを受信したオーディション装置のユーザが審査を行い、審査データを送信する。審査データを受信したオーディション装置は、審査データを集計する。集計結果は、例えばモニタに表示してもよいし、プリンタで印刷してもよい。これにより、サーバ装置を必要とせず、リアルタイムにオーディションを行うことができる。また、所定の範囲内の位置に設置されているオーディション装置で審査が行われるため、審査委員も動的に変化する。
また、この発明は、さらに、音声信号を生成する音声信号生成部を備え、前記オーディションデータ作成部は、前記オーディションデータとして前記音声信号生成部が生成した音声信号を含めることを特徴とする。
この構成では、オーディションデータとして音声信号生成部が生成した音声信号が含まれる。音声信号生成部が生成する音声信号とは、例えばカラオケ演奏音である。カラオケ演奏音がミキシングされてオーディションデータして送信され、カラオケオーディションを行うことができる。また、カラオケ演奏音にあわせてカラオケ曲のいずれか1つのパートを演奏する場合であってもオーディションを行うことができる。
また、この発明は、さらに、前記制御部は、前記集計した審査データを前記所定範囲内に設置されている他の装置に送信することを特徴とする。
この構成では、オーディション開催通知を送信したオーディション装置に集計結果を送信する。オーディション開催通知を受信したユーザは、そのオーディションの結果を知ることができ、審査に参加する意欲を促進することができる。
また、この発明は、さらに、前記制御部は、前記集計した審査データに基づいて、前記所定範囲内よりも広い範囲に設置されている他の装置に、オーディションの再開催通知を送信することを特徴とする。
この構成では、集計結果に応じて再度オーディションを行う。例えば、所定距離範囲内の複数ユーザから高い採点結果を得た場合、再開催通知を送信する。他にも、平均点数が所定の基準点を超えているか等、再開催通知を送信する基準は適宜設定すればよい。審査結果が良ければ良いほど、オーディションの開催範囲も広がり、自身の地域のオーディション開催者が全国的に有名になる等、地域単位で盛り上げることができる。
また、この発明は、さらに、前記オーディションデータは、ストリーミングデータであることを特徴とする。
この構成では、オーディションデータとしてストリーミングデータを送信するため、さらにリアルタイム性が向上する。
また、この発明は、さらに、ユーザに利用料を請求、または割引する処理である課金処理を実行する課金処理部を備え、前記制御部は、前記オーディション開催操作を受け付けたとき、または前記審査データを集計したとき、前記課金処理部に課金処理を実行させることを特徴とする。
この構成では、オーディション開催者に課金処理を行う。課金処理は、利用料を請求してもよいし、逆に割り引くようにしてもよい。また、審査データを集計したときに課金処理を実行すれば、審査結果に応じた課金額とすることも可能である。
また、この発明は、さらに、前記制御部は、前記課金処理の金額に応じて前記オーディション開催通知を送信する範囲を決定することを特徴とする。
この構成では、課金額に応じてオーディション開催範囲を決定する。例えば、課金額が大きいほど広い範囲に再開催通知を送信する。
また、この発明は、さらに、前記制御部は、前記審査参加操作を受け付けたとき、または前記審査データを送信したとき、前記課金処理部に課金処理を実行させることを特徴とする。
この構成では、審査する側にも課金処理を行う。気に入っているユーザ(オーディション開催者)であれば、審査参加時に課金処理を行うことでオーディション開催者にキャッシュバックされ、あたかもスポンサーとして振る舞うことができる。また、審査する側にキャッシュバックし、利用料を割り引くようにしてもよい。
この発明のオーディションシステムは、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のオーディション装置を、ネットワークを介して複数接続してなるオーディションシステムであって、複数のオーディション装置に接続されるサーバ装置を備え、前記制御部は、前記集計した審査データを前記サーバ装置に送信することを特徴とする。
この構成では、サーバ装置を備える。サーバ装置は、集計結果を受信する。この集計結果をサーバ装置で管理することにより、例えば各ユーザが集計結果を参照することができる。
この発明によれば、サーバ装置を必要としない構成でありながら、その場で誰でもオーディションを開催することができ、リアルタイムに審査結果を得ることができる。また、オーディション開催通知は、所定の距離範囲に送信されるため、動的に審査員も変化する。
図面を参照してこの発明の実施形態について説明する。図1はこの発明の実施形態であるカラオケシステムの構成を示す図、図2は同カラオケシステムのカラオケ装置1Aの構成を示すブロック図、図3は同カラオケ装置1Aの概略動作を示すフローチャートである。このカラオケシステムは、インターネット2を介して接続されるカラオケ装置1A〜1Eを有している。なお、カラオケ装置1A〜1Eは、全て同じ構成、機能を有する。そのため、図2および図3においては、代表してカラオケ装置1Aの構成、動作を示すものである。
カラオケ装置1Aおよびカラオケ装置1Bは、東京のカラオケ店50に設置されている。カラオケ装置1Cは、東京のカラオケ店51に設置されている。カラオケ装置1Dは、浜松のカラオケ店60に設置されている。カラオケ装置1Eは、大阪のカラオケ店70に設置されている。なお、カラオケ装置の数、設置地点はこの例に限るものではない。
カラオケ装置1Aは、通信部11、制御部12、表示部13、記憶部14、操作部15、課金処理部16、カラオケ演奏部17、ミキサ18、スピーカ19、マイク20、およびカメラ21を備えている。
カラオケ装置1Aの制御部12は、ユーザのリクエストにより記憶部14からカラオケ曲データを読み出してカラオケ演奏部17に入力する。カラオケ演奏部17は、カラオケ曲の演奏を行い、音声信号を生成する。なお、カラオケ曲データとしてはMIDIデータ(シーケンスデータ)やMP3等の音声データが含まれる。MIDIデータをシーケンスすることで音声信号を生成するようにしてもよいし、MP3データ等の音声データを再生することで音声信号を生成するようにしてもよい。この演奏音の音声信号とマイク20から入力される歌唱音声とをミキサ18でミキシングしてスピーカ19に音声出力する。制御部12は、カラオケ曲データに含まれる歌詞データを読み出して、歌詞を表示部13に表示する。また、背景映像等も表示部13に表示する。このように、カラオケ装置1Aは、一般のカラオケ装置と同様に通常のカラオケ演奏機能を備えているが、さらに、カラオケ演奏機能に加えてオーディション開催機能、審査機能を備えている。
オーディション開催機能とは、他のカラオケ装置にオーディション開催通知を送信し、歌唱者の歌唱音声データ、顔や姿を撮影した画像データ(静止画、動画を含む。)をオーディションデータとして送信する機能である。また、審査機能とは、オーディションデータを受信し、このオーディションデータに含まれている歌唱音声や歌唱者の映像を審査した審査結果をカラオケ装置に送信する機能である。
これらの機能を実現するため、このカラオケ装置1Aは、画像データを入力するカメラ21、歌唱者の操作を入力する操作部15、および他のカラオケ装置とデータを送受信する通信部11が設けられている。また、このオーディションへの参加や審査は有料サービスであるため、サービス料金を投入するための課金処理部16も設けられている。
図3および図4を参照してオーディションモードについて説明する。図3において、ユーザがオーディションに参加する場合、まず、カラオケ装置1Aに対してオーディションモードを設定する(s11)。オーディションモードの設定は、操作部15からコマンドを入力するようにしてもよいし、カラオケ装置に付属の赤外線リモコンからコマンドを入力するようにしてもよい。オーディションモードを設定すると、課金処理部16で課金処理を行う(s12)。課金処理は公知のどの様な手法を用いてもよい。なお、課金処理はこのタイミングではなく、審査結果が出た後であってもよい。また、課金処理とは、利用料を請求するだけでなく、逆に、オーディション参加によりカラオケ利用の料金を割り引く(キャッシュバックする)処理も含む。また、審査結果に応じて割引率を変更したり、カラオケ利用の料金を無料としたりしてもよい。また、後述のように、審査に参加するとカラオケ利用の料金を割り引くようにしてもよいし、逆に審査に参加すると利用料を請求するようにしてもよい。
課金処理を終えると、カラオケ装置1Aは、オーディション開催通知を送信する(s13)。オーディション開催通知は、マルチキャストにより送信される。ここで、各カラオケ装置1A〜1Eは、自装置の設置されている位置(緯度、経度)情報を記憶部14に記憶している。制御部12は、この位置情報を読み出し、所定の距離範囲内(例えば半径50km圏内など)に設置されている他のカラオケ装置にマルチキャスト送信を行う。他のカラオケ装置の位置を把握するためには、ブロードキャストにより位置情報リクエストと自装置の位置情報を送信し、他のカラオケ装置が位置情報リクエストに応じて位置情報を返信すればよい。また、新曲配信サイトなどのサーバ装置において全国のカラオケ装置の位置情報を保持しておき、この配信サイトから位置情報をダウンロードするようにしてもよい。また、自装置の記憶部14に全国のカラオケ装置の位置情報を記憶しておいてもよい。この場合、新曲のダウンロード時に配信サイトから更新された位置情報をダウンロードすればよい。
カラオケ装置は、オーディション開催通知を送信する前に、他のカラオケ装置の位置情報を取得し、自装置との距離を算出する。この距離が所定の範囲内であればオーディション開催通知を送信する。なお、地図データを記憶部14に記憶しておき、取得した各カラオケ装置の位置情報と照らし合わせ、同一市町村内にオーディション開催通知を送信するようにしてもよい。
本実施形態では、図3のs13のオーディション開催通知送信処理において、図4に示すように、カラオケ装置1Aがカラオケ装置1Bおよびカラオケ装置1Cにオーディション開催通知を送信する。カラオケ装置1Aおよびカラオケ装置1Bは、同一のカラオケ店50に設置されており、同じ位置情報を記憶している(図4の例では緯度35.68139N、経度139.76610E)。また、カラオケ装置1Cは、カラオケ装置1A及びカラオケ装置1Bと同じ市町村(東京)であるカラオケ店51に設置されており、カラオケ装置1Aに近い位置情報を記憶している(図4の例では緯度35.65863N、経度139.74541E)。カラオケ装置1Dは、カラオケ装置1Aから遠い位置(図4の例では緯度34.70386N、経度137.73475E)である浜松のカラオケ店60に設置されているため、カラオケ装置1Aは、カラオケ装置1Dにオーディション開催通知を送信しない。また、カラオケ装置1Eは、カラオケ装置1Aからさらに遠い位置(図4の例では緯度34.70239N、経度135.49518E)である大阪のカラオケ店70に設置されているため、カラオケ装置1Aは、カラオケ装置1Dにオーディション開催通知を送信しない。
図3において、カラオケ装置1Bは、オーディション開催通知を受信し(s31)、オーディション開催通知の内容を表示部13に表示する(s32)。なお、同図では、カラオケ装置1Bの動作を示しているが、カラオケ装置1Cにおいても同様の処理がなされている。オーディション開催通知の内容としては、オーディション開催通知の送信元のカラオケ装置の設置位置(市町村名)、ユーザ名、曲名、等が含まれる。また、ユーザを撮影した映像(サンプル映像)が含まれていてもよい。カラオケ装置1Bのユーザは、表示部13に表示されたオーディション開催通知の内容を見て、操作部15を用いて審査参加、不参加を指示する。
カラオケ装置1Bは、ユーザから審査参加が指示されたか否かを判断する(s33)。審査参加が指示された場合、審査参加通知をカラオケ装置1Aに送信する(s34)。ユーザから審査参加が指示されない、または不参加を指示された場合、審査参加通知を送信せずにs38の処理に進み、後述の集計結果を受信するまで待機する。なお、審査参加が指示されない、または不参加を指示された場合、審査不参加通知をカラオケ装置1Aに送信してもよい。同図の例では、カラオケ装置1Bから審査参加通知を受信し、カラオケ装置1Cからは審査参加通知を受信しなかったものとする。
カラオケ装置1Aは、カラオケ装置1Bから上記審査参加通知を受信し、カラオケ装置1Cから審査参加通知を受信しないまたは審査不参加通知を受信する(s14)。審査参加通知を受信した場合、ユーザは通常どおりカラオケ曲を選曲してカラオケ演奏をスタートし(s15)、カラオケ曲の演奏に合わせて歌唱する。なお、いずれのカラオケ装置からも審査参加通知を受信しない、または全てのカラオケ装置から審査不参加通知を受信した場合には、オーディション開催不可である旨を表示部13に表示し、オーディションモードの動作を終える。
カラオケ装置1Aは、カラオケ音声信号(ミキサ18で演奏音と歌唱音声がミキシングされた音声信号)と映像信号(カメラ21で取得したユーザの撮影映像)を記録し、オーディションデータを生成する(s16)。オーディションデータは、映像と音声が含まれるMPEGデータ等のマルチメディアデータである。また、このオーディションデータは、ストリーミングデータとして生成される。ストリーミングデータであることは本発明において必須ではないが、リアルタイム性を向上するため、本実施形態ではストリーミングデータとして生成する。カラオケ装置1Aは、生成したオーディションデータを、審査参加通知を送信したカラオケ装置1Bに順次送信する(s17)。
カラオケ装置1Bは、オーディションデータを順次受信し、再生する(s35)。すなわち、カラオケ装置1Aで撮影された映像を表示部13に表示し、カラオケ音声信号をスピーカ19から放音する。その後、ユーザから審査データを入力する(s36)。審査データは、例えば点数(100点満点など)を示すデータであり、ユーザが操作部15を用いて入力する。また、ユーザが入力したコメント等も審査データに含まれる。
カラオケ装置1Bは、入力された審査データをカラオケ装置1Aに送信する(s37)。カラオケ装置1Aは、審査データを受信し、集計を行う(s18)。審査データの集計は、合計点数や、単純平均点数の算出の他、審査した者による点数の重み付け等を行う。例えば審査回数の多い者の点数は重み付けを大きく、審査回数の少ない者の点数は重み付けを小さくする。その結果、歌唱の善し悪しを客観的に示したデータを算出する。この集計した審査データ(集計結果)は、カラオケ装置1Aの表示部13に表示すればよい。また、プリンタ(図示せず)を用いて印刷してもよいし、ユーザの電子メールに送信してもよい。
カラオケ装置1Aは、集計結果を、オーディション開催通知を送信したカラオケ装置(カラオケ装置1Bおよびカラオケ装置1C)に送信する(s19)。なお、審査参加通知を送信したカラオケ装置(カラオケ装置1B)にのみ集計結果を送信するようにしてもよいが、オーディション開催通知を送信したカラオケ装置全てに送信することで、オーディション開催通知を受信したユーザは、審査には参加しなかったがその結果を知ることができ、審査に参加する意欲を促進することができる。
カラオケ装置1Bは集計結果を受信し(s38)、表示部13に表示する。
そして、カラオケ装置1Aは、集計結果が一定の基準を超えているか否かを判断する(s20)。集計結果が一定の基準を超えていれば、再開催通知を送信する(s21)。一定の基準を超えていなければオーディションモードの動作を終える。一定の基準とは、例えば所定距離範囲内の複数ユーザから高い採点結果を得た場合、すなわち所定の基準点(100点満点であれば80点など)を超える採点結果を所定数(10名など)以上得た場合である。他にも、平均点数が所定の基準点を超えているか等、一定の基準は適宜設定すればよい。この再開催通知は、上述した所定の距離範囲内よりも広い範囲の位置に設置されているカラオケ装置に送信される。再開催通知を送信する範囲(例えば半径200km圏内、東日本、西日本、等)も適宜設定すればよい。
本実施形態において、カラオケ装置1Aは、図5に示すように、カラオケ装置1B、カラオケ装置1C、およびカラオケ装置1Dに再開催通知を送信する。カラオケ装置1Dは、カラオケ装置1Bおよびカラオケ装置1Cよりも遠い位置(図4の例では緯度34.70386N、経度137.73475E)である浜松のカラオケ店60に設置されているが、集計結果が所定の基準点を超えたため、この位置が再開催通知を送信する範囲に含まれる。カラオケ装置1Eは、カラオケ装置1Aからさらに遠い位置(図4の例では緯度34.70239N、経度135.49518E)である大阪のカラオケ店70に設置されているため、再開催通知を送信する範囲に含まれていない。そこで、カラオケ装置1Aは、カラオケ装置1B、カラオケ装置1C、およびカラオケ装置1Dに再開催通知を送信し、カラオケ装置1Eには送信しない。
再開催通知を受信したカラオケ装置1B、カラオケ装置1C、およびカラオケ装置1Dは、図3のs32以下の処理を繰り返す。また、再開催通知を送信したカラオケ装置1Aは、図3のs14以下の処理を繰り返す。再開催通知によるオーディションの集計結果(集計結果がさらに高い基準を超えた場合)によってはさらに再開催通知を送信する。すなわち、本実施形態では、カラオケ装置1Eにも再開催通知が送信される。このように、オーディションの開催を繰り返すことで、最大で全国のカラオケ装置においてオーディションを行うことができる。審査結果が良ければ良いほど、オーディションの開催範囲も広がり、自身の地域のオーディション開催者が全国的に有名になる等、地域単位で盛り上げることができる。なお、s12の処理における課金額に応じて再開催通知の送信範囲を変更するようにしてもよい。課金額が大きいほど広い範囲に再開催通知を送信する。また、s32のオーディション開催通知を表示するときに、審査に参加するユーザに課金処理を行ってもよい。例えばオーディション開催通知に表示されているユーザ名が気に入っているユーザ(オーディション開催者)であれば、審査参加時に課金処理を行うことでオーディション開催者にキャッシュバックされ、あたかもスポンサーとして振る舞うことができる。また、s37で審査データを送信したのちにキャッシュバックし、カラオケ利用料を割り引くようにしてもよい。
なお、カラオケ装置1Aは、動作を終えたときに集計結果を配信サイトなどのサーバ装置に送信するようにしてもよい。また、最終的にどの範囲までオーディションがされたか、等も送信するようにしてもよい。各ユーザは、サーバ装置にアクセスし、各地で開催されたオーディションの結果を参照することができる。
また、各ユーザは、お気に入りのユーザを登録しておき、このお気に入りのユーザがオーディションを開催した場合、どの地点にいてもオーディション開催通知を受信できるようにしてもよい。例えば、各ユーザがお気に入りのユーザを登録すると、登録情報がサーバ装置に送信され、サーバ装置においてお気に入り情報が管理される。カラオケ装置は、オーディション開催通知を送信する前にサーバ装置にアクセスし、そのオーディション開催者がお気に入りに登録されているか否かを確認する。サーバ装置は、オーディション開催者がお気に入りに登録されていれば、そのお気に入りを登録しているユーザが現在使用しているカラオケ装置の位置情報を返信する。
図6は、お気に入りを登録しているユーザにオーディション開催通知を送信する例を示す図である。なお、図1と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。この例において、サーバ装置3は、インターネット2を介してカラオケ装置1A〜1Eと接続されている。カラオケ装置1A〜1Eには、ユーザ5A〜5Eがそれぞれ存在する。各ユーザ5A〜5Eは、各カラオケ装置を用いてサーバ装置3にログインする。なお、サーバ装置3は、上述したように、集計結果を受信し、これを各ユーザに公開する公開サーバとしても機能する。
ここで、カラオケ装置1A(ユーザ5A)がオーディション開催通知を送信する場合、まずカラオケ装置1Aがサーバ装置3にアクセスし、そのオーディション開催者(ユーザ5A)がお気に入りに登録されているか否かを確認する。サーバ装置3は、ユーザ5Aがいずれかのユーザのお気に入りに登録されていれば、登録したユーザ(同図の例ではユーザ5D)が現在使用しているカラオケ装置の位置情報を返信する。なお、ユーザ5Dが現在カラオケ装置を使用しておらず、ログインしていない場合、そのユーザのカラオケ装置の位置情報を送信しない。
カラオケ装置1Aは、サーバ装置3から位置情報を受信し、上述のように所定の距離範囲のカラオケ装置にオーディション開催通知を送信するとともに、ユーザ5Dが使用しているカラオケ装置1Dにもオーディション開催通知を送信する。その結果、お気に入りのユーザがオーディションを開催する場合、各ユーザが遠い地点に居る場合であっても常に審査に参加することができる。
以上のように、本実施形態のカラオケシステムによれば、その場で誰でもオーディションを開催することができ、また、周囲のユーザが審査を行うことができる。また、審査参加を意思表示したユーザにオーディションデータ(ストリーミングデータ)が送信されるため、リアルタイムにオーディションを受け、審査を行うことができる。オーディション開催通知は、所定の距離範囲に送信されるため、地域単位で盛り上がることもできる。
なお、オーディション開催通知を受信したユーザは審査するだけでなく、自身もそのオーディションに参加するようにしてもよい。オーディションに参加するユーザが使用しているカラオケ装置では、オーディション開催通知を送信したカラオケ装置と同様に、オーディションデータを送信する。1つのオーディションで複数のユーザが同時に審査されるため、他のユーザとの競争意識も発生し、さらに盛り上がることができる。
なお、上記実施形態では、オーディション装置としてカラオケ装置、オーディションシステムとしてカラオケシステムを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他一般的なイベント(例えばバンドコンテスト等)に用いることも可能である。バンドコンテストに用いる場合、複数のユーザの演奏する姿をカメラ21で撮影し、ユーザの演奏音をマイク20で収音すればよい。また、複数のカメラ、マイクを設置し、各ユーザの演奏する姿を複数のカメラで撮影し、各ユーザの演奏音を複数のマイクで収音するようにしてもよい。複数のカメラで撮影する場合には各カメラの撮影映像を合成して1つの映像データとすればよい。また、ユーザが電子楽器を用いて演奏を行う場合、ライン入力により直接、演奏音の音声信号を入力してもよい。
なお、本発明のオーディション装置をバンドコンテストに用いる場合、カラオケ演奏音は必須の構成要件ではない。すなわち、オーディションデータには、ユーザの演奏音とユーザの映像が含まれる。
また、ユーザがカラオケ演奏音にあわせてカラオケ曲のいずれか1つのパートを演奏することも可能である。この場合、ユーザが演奏を担当するパートについてのみカラオケ演奏を行わない(マイナスワン再生をする)ようにしてもよい。
カラオケシステムの構成を示すブロック図である。 カラオケ装置の構成を示すブロック図である。 カラオケ装置の動作を示すフローチャートである。 カラオケ装置1Aがカラオケ装置1Bおよびカラオケ装置1Cにオーディション開催通知を送信する例を示す図である。 カラオケ装置1Aがカラオケ装置1B、カラオケ装置1C、およびカラオケ装置1Dに再開催通知を送信する例を示す図である。 お気に入りを登録しているユーザにオーディション開催通知を送信する例を示す図である。
符号の説明
1A、1B、1C、1D、1E−カラオケ装置
2−インターネット

Claims (9)

  1. 音声信号を入力する音声入力部と、
    ユーザを撮影するカメラと、
    他の装置と通信を行う通信部と、
    ユーザの操作を受け付ける操作部と、
    前記音声入力部が入力した音声信号、および前記カメラが撮影した映像を含むオーディションデータを作成するオーディションデータ作成部と、
    設置地点の位置情報を記憶する位置情報記憶部と、
    制御部と、を備えたオーディション装置であって、
    前記制御部は、前記操作部からオーディション開催操作を受け付けた場合、前記位置情報に基づいて、所定範囲内に設置されている他の装置にオーディション開催通知を送信し、
    前記オーディション開催通知を受信した場合に、前記操作部で審査参加操作を受け付け、前記オーディション開催通知を送信した他の装置に前記審査参加通知を送信し、
    前記審査参加通知を受信した場合に、前記オーディションデータ作成部が作成したオーディションデータを、前記審査参加通知を送信した他の装置に送信し、
    前記オーディションデータを受信した場合に、前記操作部で審査結果を受け付け、前記審査結果に基づいた審査データを、前記オーディション開催通知を送信した他の装置に送信し、
    前記審査データを受信し、これを集計するオーディション装置。
  2. 音声信号を生成する音声信号生成部を備え、
    前記オーディションデータ作成部は、前記オーディションデータとして前記音声信号生成部が生成した音声信号を含める請求項1に記載のオーディション装置。
  3. 前記制御部は、前記集計した審査データを前記所定範囲内に設置されている他の装置に送信する請求項1、または請求項2に記載のオーディション装置。
  4. 前記制御部は、前記集計した審査データに基づいて、前記所定範囲内よりも広い範囲に設置されている他の装置に、オーディションの再開催通知を送信する請求項1、請求項2、または請求項3に記載のオーディション装置。
  5. 前記オーディションデータは、ストリーミングデータである請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のオーディション装置。
  6. ユーザに利用料を請求、または割引する処理である課金処理を実行する課金処理部を備え、
    前記制御部は、前記オーディション開催操作を受け付けたとき、または前記審査データを集計したとき、前記課金処理部に課金処理を実行させる請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のオーディション装置。
  7. 前記制御部は、前記課金処理の金額に応じて前記オーディション開催通知を送信する範囲を決定する請求項6に記載のオーディション装置。
  8. 前記制御部は、前記審査参加操作を受け付けたとき、または前記審査データを送信したとき、前記課金処理部に課金処理を実行させる請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のオーディション装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のオーディション装置を、ネットワークを介して複数接続してなるオーディションシステムであって、
    複数のオーディション装置に接続されるサーバ装置を備え、
    前記制御部は、前記集計した審査データを前記サーバ装置に送信するオーディションシステム。
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