JP4865313B2 - テレスコピックカバーを備えた工作機械 - Google Patents

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Description

本発明は、テレスコピックカバーに特徴を有する工作機械に関する。
工作機械においては、ワークに対して工具により切削加工等を行うものであり、この切削によって切粉が発生する。又、切削加時には、ワークや工具を冷却するための切削油等を加工領域に噴射し加工を行う。
一方、工具をワークに対して相対的に移動させて加工を行うものであることから、ワークを取り付けたテーブルや工具等の可動部を移動させるボールネジ/ナット機構等の送り軸や、これら可動部の案内面などの送り機構を備えている。この送り機構を切削油や切粉から保護するための保護装置が設けられており、この保護装置としてテレスコピックカバーが一般的に知られている。
テレスコピックカバーは、入れ子式でテーブル等の可動部の移動に応じて伸縮し、送り軸等の送り機構を覆い切粉や切削油の侵入を防止し送り機構を保護している。
テレスコピックカバーはテーブル等の可動部の移動と共に伸縮するものであることから、可動部の急激な移動によって、テレスコピックカバーの各カバー片の重なり部分で曲り、蛇行し易く、かつ、このカバー片同士の接触による摩擦、衝突等によって騒音が発生しやすい。
このテレスコピックカバーの蛇行を防止し、機械的な衝撃、騒音発生を抑制する方法として、テレスコピックカバーにパンタグラフ機構を取り付けて、伸縮時の蛇行を防止し、かつ騒音発生を抑制した発明が知られている(特許文献1参照)。
又、テレスコピックカバーをネジ/ナット機構で駆動するように構成し、テーブル等の可動部を駆動するモータと同期をとって、このネジ/ナット機構を駆動するモータを駆動し、テレスコピックカバーを伸縮させて、テレスコピックカバーの蛇行を防止し、機械的な衝撃、騒音発生を抑制する方法も提案されている(特許文献2,3参照)。
特開2003−80437号公報 特開2001−246531号公報 特開2004−130437号公報
加工の高速化が進み、これにともなって、テレスコピックカバーの伸縮移動も高速、高加速度化している。テレスコピックカバーにパンタグラフを取り付けた場合、この加工の高速化によってカバー片の移動も急速となり、急激な移動によってパンタグラフのリンク軸に負担がかかり、リンク軸が摩耗し破損するという問題がある。
又、特許文献2,3に記載された発明のように、ネジ/ナット機構によりテレスコピックカバーを駆動する方式では、各カバー片を駆動するモータをテーブル等の可動部を駆動するモータに同期させねばならず、テレスコピックカバーを駆動するモータを備える上に、同期のための機構、制御手段を必要とし、高価なテレスコピックカバーとなる。
そこで、本発明の目的は、安価で、かつ簡単な構成でテレスコピックカバーの蛇行、衝撃、騒音の発生を抑制した工作機械を得ることにある。
本願請求項1に係る発明は、可動部と、該可動部に固定されたナットと、該ナットに螺合する送りネジと、該送りネジを駆動して前記可動部を移動させる駆動源と、前記可動部に固定された固定カバー片と工作機械における固定部材に固定された固定カバー片及び該2つの固定カバー片間に配置され固定カバー片に対して相対移動可能な1以上の可動カバー片とからなる複数のカバー片を、順次入れ子状に重合させて全体を入れ子の向きに伸縮自在に形成されたテレスコピックカバーとを備え、前記固定カバー片の一方を前記可動部に取付けた工作機械において、中心軸線が一致するように前記送りネジに結合され、該送りネジと共に前記駆動源により回転駆動される移動ネジと、該移動ネジに螺合するナットとを備え、該ナットを前記可動カバー片に取付けて、可動部の送りネジを駆動する駆動源によってテレスコピックカバーの可動カバー片をも駆動する。これによって、可動部とテレスコピックの伸縮の同期が簡単になり、かつ衝撃、騒音の発生を抑制できる。
又、請求項2に係る発明は、テレスコピックカバーを可動部の両側に設けたもので、可動部と、該可動部に固定されたナットと、該ナットに螺合する送りネジと、該送りネジを駆動して前記可動部を移動させる駆動源と、前記可動部に固定された固定カバー片と工作機械における固定部材に固定された固定カバー片及び該2つの固定カバー片間に配置され固定カバー片に対して相対移動可能な1以上の可動カバー片とからなる複数のカバー片を、順次入れ子状に重合させて全体を入れ子の向きに伸縮自在に形成されたテレスコピックカバーを前記可動部の両側に設け、各テレスコピックカバーの前記固定カバー片の一方を前記可動部に取付けた工作機械において、中心軸線が一致するように前記送りネジに結合され、該送りネジと共に前記駆動源により回転駆動される移動ネジと、該移動ネジに螺合するナットとを備え、該ナットを前記一方のテレスコピックカバーの可動カバー片に取付け、前記一方のテレスコピックカバーの可動カバー片と他方のテレスコピックカバーの対応する可動カバー片とをそれぞれ連結棒で連結することによって、可動部を駆動する駆動源によって可動部の移動及び2つのテレスコピックカバーの伸縮を同期して行うことができ、かつ、衝撃、騒音の発生を抑制できる。
請求項3に係る発明は、前記移動ネジを、前記送りネジと一体加工されたものとした。
また、請求項4に係る発明は、前記移動ネジを、前記送りネジに結合手段を介して結合するようにした。請求項5に係る発明は、前記結合手段をカップリングとし、又、請求項6に係る発明は、前記可動部を、テーブル、サドル、主軸頭、コラムのいずれかとした。
工作機械の可動部を駆動する駆動源によってテレスコピックカバーの伸縮を駆動することから、テレスコピックカバー用の駆動源を必要とせず、低コストで構成することができる。又、可動部を駆動する駆動源によって駆動される移動ネジ/ナット機構によってテレスコピックカバーは駆動されることから、衝撃、騒音の発生を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の概要図である。この図1では、テレスコピックカバーの伸縮方向に沿って、略中央部でこのテレスコピックカバー等を切断した断面図を示している。又、この実施形態では、サドル送り軸等のサドル送り機構を覆うテレスコピックカバーの例を示している。
サドル2の上面にはテーブル1が取り付けられ、サドル2は、図1中左右に移動し、テーブル1はこのサドル2の移動方向に対して直交する方向(図1において紙面垂直方向)に移動するように取り付けられている。
サドル2には、サドル送り軸の送りネジに螺合するナットが固定されている。この実施形態では送りネジとしてボールネジ4が用いられ、該ボールネジ4に螺合するボールナット5により送り機構を構成している。該ボールネジ4はサドル送り軸の駆動源である送り軸モータ3のモータ軸に連結されている。該送り軸モータ3は工作機械のベッドに固定されている。
ボールネジ4の他端はベッドに設けられた軸受9で回転自在に支持されている。このボールネジ4の他端側に、サドル2とベッド又は工作機械の別のカバーや筐体等の固定部材との間にテレスコピックカバー6が配置されている。この実施形態では、テレスコピックカバー6は2つの固定カバー片6a、6bと1つの可動カバー片6cで構成されている。一方の固定カバー片6aはサドル2に固定され、他方の固定カバー片6bは、ベッド又は別のカバー等の固定部材に固定されている。この2つの固定カバー片6a、6b間に可動カバー片6cが配置されている。又、サドル2のテレスコピックカバー6が取り付けられた反対側にはカバー部材12が取り付けられている。
ボールネジ4には結合部材のカップリング11を介して移動ネジ7が連結されており、該移動ネジ7の他端はベッドに取り付けられた軸受10で支持されている。移動ネジ7には可動カバー片6cに固定されたナット8が螺合しており、移動ネジ7が回転することによって、該ナット8は、移動ネジ7の軸方向に移動し、可動カバー片6cを移動させ、テレスコピックカバー6の伸縮を行うものである。移動ネジ7とナット8により構成された回転運動を直線運動に変換する変換機構は、ボールネジ、台形ネジ、三角ネジ等とこれらネジに螺合するナット等の係合部材によって、回転運動を直線運動に変換するものであればよい。
図1は、サドル2をそのストロークの最右端に移動させたときの状態を示し、テレスコピックカバー6は、最大に伸長した状態にある。一方、図2は、駆動源の送り軸モータ3を駆動し、ボールネジ4を回転させてボールナット5及びサドル2を左方に移動させ、該サドル2のストロークの最左端位置に移動させたときの状態を示している。
送り軸モータ3が回転し、送りネジのボールネジ4が回転すると、該ボールネジ4に螺合するボールナット5及びサドル2がボールネジ4の軸に沿って左方向に移動する。一方、ボールネジ4に連結された移動ネジ7も回転し、該移動ネジ7に螺合するナット8は移動ネジ7の軸に沿って図中左方向に移動し、該ナット8に固定された可動カバー片6cも左方向に移動する。その結果、可動カバー片6cは固定カバー片6bを覆うように重なり合い、ナット及び可動カバー片6cの左方向への移動が進むに従ってこの重なり度合いは大きくなる。固定カバー片6aは可動カバー片6cを覆うように重なり合い、サドル2のストロークの最左端位置では図2に示すように、固定カバー片6a内に可動カバー片6cが入れ子のように挿入され、該可動カバー片6c内に固定カバー片6bが入れ子のように挿入された状態となって、テレスコピックカバー6は全体的に縮小されることになる。
又、図2の状態で、送り軸モータ3を逆方向に回転させれば、サドル(テーブル1)2及び可動カバー片6cは同期して右方向に移動し、サドル2がそのストロークの最右端に達した状態では、図1に示すように可動カバー片6cもそのストロークの最右端位置に達し、テレスコピックカバー6は最大に伸長する状態となる。
以上のように、テレスコピックカバー6は、サドル2の送り軸のボールネジ4及びその案内面等の送り機構におけるサドル2の一方の側を覆い、送り軸や案内面に切削油や切粉が侵入することを防止する。一方、サドル2の他方側は、サドル2に取り付けたカバー部材12が送り軸のボールネジ4及び案内面を覆い切削油、切粉の侵入を防止している。
サドル2の移動量(ストローク)に比べ可動カバー片6cの移動量(ストローク)は短いものとなるが、この移動量(ストローク)の比によって、ボールネジ用と移動ネジ用のネジのリードを変えればよいものである。又、上述した実施形態では、移動ネジ7とボールネジ4の結合手段としてカップリング11を用いた例を示したが、サドル2を送る送りネジのボールネジ4と可動カバー片6cを送る移動ネジ7のネジのリードを変えることによって、サドル送り用のネジと可動カバー片6c送り用のネジを一体加工してもよいものである。さらに、送りネジのボールネジ4と移動ネジ7とを上述した実施形態では、カップリング11で連結したが、このカップリング11に代えて、減速機を用いて移動ネジ7の回転速度をボールネジ4の回転速度より減速して回転させることによって、サドル送り用のネジと可動カバー片6c送り用のネジのリードは変えなくても、ストロークの差を吸収するようにしてもよいものである。
上述した第1の実施形態では、テレスコピックカバー6を2つの固定カバー片6a、6bと1つの可動カバー片6cで構成したが、2つの固定カバー片6a、6b間に2以上の可動カバー片を設けてもよいものである。この場合、各可動カバー片を駆動する移動ネジのリードを代えて各移動ネジをカップリング等の結合手段で順次連結するか、若しくは、リードは同じとし、減速機を介して各移動ネジを連結し、各移動ネジに螺合するナットをそれぞれの可動カバー片に固定して、可動カバー片を移動させるようにすればよい。又、複数の可動カバー片に対して1つの移動ネジ(リードが同じ)を設け、各可動カバー片の移動のストロークを同一となるように可動カバー片の長さを調整してもよいものである。
上述した第1の実施形態では、可動部であるサドル2の移動方向の一方側にのみテレスコピックカバー6を設け、他方の側はサドル(可動部)2に設けたカバー部材12で送り軸及び案内面を覆うようにした。この場合は、サドル(可動部)2の他方の側にカバー部材12が突き出てもよい空間がある場合に適用できるものであるが、このような空間が少なく、サドル(可動部)2の両側にテレスコピックカバーを設ける場合がある。このサドル(可動部)2の両側にテレスコピックカバーを設ける場合の本発明の実施形態を、第2の実施形態として図3,図4と共に説明する。
この第2の実施形態が図1,図2に示す第1の実施形態と相違する点は、送り軸モータ3側にも送り軸や送り面等の送り機構を覆うテレスコピックカバー6’を設け、サドル2の両側にテレスコピックカバーを設けた点で相違するのみである。以下、第1の実施形態と同じようにサドル2の送り軸モータ3と反対側に設けたテレスコピックカバーを第1のテレスコピックカバー6と称し、駆動源の送り軸モータ3側に設けたテレスコピックカバーを第2のテレスコピックカバー6’と称する。
この送り軸モータ3側に設けた第2のテレスコピックカバー6’も送り軸モータの反対側に設けた第1のテレスコピックカバー6と同様に、サドル2に固定された固定カバー片6’aと工作機械のベッド等の固定部材に固定された固定カバー片6’bと該2つの固定カバー片6’a、6’b間に配置された可動カバー片6’cで構成され、可動カバー片6’cは固定カバー片6’aに入れ子状に挿入され、固定カバー片6’bは可動カバー片に入れ子状に挿入され、テレスコピックカバー6’を構成している。
第1のテレスコピックカバー6の可動カバー片6cは、送りネジのボールネジ4にカップリング11で連結された移動ネジ7に螺合するナット8に固定されているが、この第2のテレスコピックカバー6’の可動カバー片6’cは、移動ネジ7等には連結されておらず、その代わりに、第1の可動カバー片6cと連結棒13で第2のテレスコピックカバー6の可動カバー片6’cとが連結されている。
図3の状態は可動部のサドル2がそのストロークの最右端位置にある状態を示し、この状態では第1のテレスコピックカバー6は最大に伸長し、第2のテレスコピックカバー6’は最小に縮小し、送り軸や送り面等の送り機構を覆い、切粉や切削油の侵入を防止している。
一方、サドル2をストロークの他方の側に移動させるように送り軸モータ3を回転させると、送り軸のボールネジ4が回転し、該ボールネジ4に螺合するナット5に取り付けられたサドル2は図3中左方向に移動する。このサドル2の移動にともなって、サドル2に固定されている第1、第2のテレスコピックカバー6、6’の固定カバー片6a、6’aも左方向に移動する。又、ボールネジ4の一端にカップリング11を介して結合された移動ネジ7と螺合するナット8も左方向に移動し、該ナット8に取り付けられた第1のテレスコピックカバー6の可動カバー片6cも、サドル2が左方に移動すると共に同期して左方向に移動する。この第1のテレスコピックカバー6の可動カバー片6cの左方向への移動とともに、連結棒13で連結された第2のテレスコピックカバー6’の可動カバー片6’cも左方向に移動する。すなわち、第1、第2のテレスコピックカバー6、6’の可動カバー片6c、6’cは、共に同一速度で移動することになる。そして、サドル2がストロークの最左端位置に達したときには、第1、第2のテレスコピックカバー6、6’の可動カバー片6c、6’cはそのストロークの最左端位置に達し、第1のテレスコピックカバー6は、図4に示すように、固定カバー片6aの中に可動カバー片6cが、該可動カバー片6cの中に固定カバー片6bが収納されて、縮小されたテレスコピックカバーの状態となる。一方、第2のテレスコピックカバー6’は、サドル2に固定された固定カバー片6’a及び可動カバー片6’cが左方向に最大に移動させられることから、図4に示すように最大に伸長したテレスコピックカバー6’の状態となり、送り軸のボールネジ4やサドル2の案内面をカバーすることになる。
なお、この第2の実施形態に示すように可動部(サドル2)の移動方向の両側にテレスコピックカバー6、6’を配置して送り軸や案内面等の送り機構を保護する場合においても、各テレスコピックカバー6、6’の可動カバー片を2以上設けてもよいものであり、第1のテレスコピックカバー6の各可動カバー片(6c)は、移動ネジ7に螺合するナットに固定されるが、第2のテレスコピックカバー6’の可動カバー片(6’c)は、第1のテレスコピックカバー6の対応する可動カバー片(6c)と連結棒等の連結手段で連結して、両テレスコピックカバー6、6’の対応する可動カバー片(6’c)は、一体的に移動するようにすればよいものである。
上述した各実施形態では、工作機械の可動部としてサドル2に対し、その送り機構に適用したテレスコピックカバーの例を説明したが、テーブルや主軸頭、コラム等の工作機械の可動部の送り機構に対しても本発明のテレスコピックカバーは適用できるものである。
本発明の第1の実施形態の説明図である。 同第1の実施形態において、サドルをそのストロークの他方の側に移動させたときの説明図である。 本発明の第2の実施形態の説明図である。 同第2の実施形態において、サドルをそのストロークの他方の側に移動させたときの説明図である。
符号の説明
1 テーブル
2 サドル
3 送り軸モータ
4 ボールネジ(送り軸)
5 ボールナット
6、6’ テレスコピックカバー
6a、6’a 固定カバー片
6b、6’b 固定カバー片
6c、6’c 可動カバー片
7 移動ネジ
8 ナット
9,10 軸受
11 カップリング
12 カバー部材
13 連結棒

Claims (6)

  1. 可動部と、該可動部に固定されたナットと、該ナットに螺合する送りネジと、該送りネジを駆動して前記可動部を移動させる駆動源と、前記可動部に固定された固定カバー片と工作機械における固定部材に固定された固定カバー片及び該2つの固定カバー片間に配置され固定カバー片に対して相対移動可能な1以上の可動カバー片とからなる複数のカバー片を、順次入れ子状に重合させて全体を入れ子の向きに伸縮自在に形成されたテレスコピックカバーとを備え、前記固定カバー片の一方を前記可動部に取付けた工作機械において、
    中心軸線が一致するように前記送りネジに結合され、該送りネジと共に前記駆動源により回転駆動される移動ネジと、
    該移動ネジに螺合するナットとを備え、
    該ナットを前記可動カバー片に取付けたことを特徴とするテレスコピックカバーを備えた工作機械。
  2. 可動部と、該可動部に固定されたナットと、該ナットに螺合する送りネジと、該送りネジを駆動して前記可動部を移動させる駆動源と、前記可動部に固定された固定カバー片と工作機械における固定部材に固定された固定カバー片及び該2つの固定カバー片間に配置され固定カバー片に対して相対移動可能な1以上の可動カバー片とからなる複数のカバー片を、順次入れ子状に重合させて全体を入れ子の向きに伸縮自在に形成されたテレスコピックカバーを前記可動部の両側に設け、各テレスコピックカバーの前記固定カバー片の一方を前記可動部に取付けた工作機械において、
    中心軸線が一致するように前記送りネジに結合され、該送りネジと共に前記駆動源により回転駆動される移動ネジと、
    該移動ネジに螺合するナットとを備え、
    該ナットを前記一方のテレスコピックカバーの可動カバー片に取付け、
    前記一方のテレスコピックカバーの可動カバー片と他方のテレスコピックカバーの対応する可動カバー片とをそれぞれ連結棒で連結したことを特徴とするテレスコピックカバーを備えた工作機械。
  3. 前記移動ネジは、前記送りネジと一体加工されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のテレスコピックカバーを備えた工作機械。
  4. 前記移動ネジは、前記送りネジに対して結合手段を介して結合されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のテレスコピックカバーを備えた工作機械。
  5. 前記結合手段は、カップリングであることを特徴とする請求項4記載のテレスコピックカバーを備えた工作機械。
  6. 前記可動部は、テーブル、サドル、主軸頭、コラムのいずれかであることを特徴とする請求項1乃至5の内いずれか1項に記載のテレスコピックカバーを備えた工作機械。
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