JP4858526B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、映像信号の出力順を切り替えながら、カメラを操作する場合に適用して好適な映像信号処理装置に関する。
従来、カメラによって撮影中のライブ映像を中継したり、カメラで撮影された映像を用いてコンテンツの制作を行ったりするための機器として、ビデオスイッチャが知られている。ビデオスイッチャは、複数のチャンネルの映像信号を入力し、それらの映像信号を切り換えて映像出力先のプロジェクタ等に出力したり、映像切り換え時に映像にワイプ等のエフェクトを付加したりする装置である。
ビデオスイッチャを使用することにより、現在オンエア映像として出力されている映像(PGM出力映像)と、次にオンエア映像として出力される予定の映像(NEXT出力映像;プレビュー出力映像とも称される。)との切り換えも容易に行うことができる。
また、ビデオスイッチャは、映像切り替えの前に、PGM出力映像とNEXT出力映像の両方をユーザが同時に確認できるように、これらの映像を映像出力先の表示装置等の画面上にマルチビュア表示させることもできる。マルチビュア表示とは、複数に分割された画面上の各領域に、それぞれ異なる映像信号による映像を表示する表示形態を指す。このような表示が行われることで、ユーザはオンエア映像として出力中のPGM出力映像を確認しながら、次にオンエアするNEXT出力映像の位置合わせなどの調整を行うことができる。
上述したようなライブ映像の撮影に複数台のカメラを用いる場合には、ビデオスイッチャに加えて、複数のカメラの動作を制御するカメラコントローラが使用されることが多い。カメラコントローラとは、ケーブル等で接続されたカメラのアイリスやフォーカス、ズーム等のコントロールを、遠隔操作により行える装置である。
特許文献1には、カメラコントロールユニットとビデオスイッチャを用いて、ビデオカメラの動作を制御しながら映像処理を行う技術が開示されている。
特開平10−150585号公報
ところで、カメラコントローラを用いてカメラを操作する場合、制御対象となるカメラが撮影した映像を表示装置に映し出す必要がある。また、制御対象とするカメラを切り替える際には、必要なタイミングですぐにカメラの切り替える必要がある。このため、従来は、別々のビデオスイッチャ機器とカメラ操作用リモートコントローラを併用しており、各機器を操作するオペレータが必要であった。また、必要に応じてビデオスイッチャ機器、及びカメラコントロール機器間のインタフェース端子を接続する必要があったため、設定作業に時間がかかっていた。
近年、同一の操作パネル上でカメラコントロールが可能なビデオスイッチャが提供されつつある。しかしながら、操作パネルに配置された多数のボタンに複数の機能が割り付けられていると、どのボタンにどの機能が割り付けられているか分かりにくく、ユーザが速やかに目的の操作を行うことが困難であった。また、操作ボタンが多くなるとビデオスイッチャの横幅が数十cm以上の大きさとなるため、ユーザが片手で操作する場合に不便であった。
また、従来のビデオスイッチャは、カメラコントロール機能とビデオスイッチャ機能が別に動作していた。このため、例えば、カメラコントロール機能をいったん止めた上で、ビデオスイッチャ機能に切り替えなければビデオスイッチャとして操作できなかった。このように、単にビデオスイッチャ機器とカメラ操作用リモートコントローラを一体化しても、配線が複雑になったり、詳細な設定が必要となったりして不便であった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、カメラコントローラ機能とビデオスイッチャ機能の切り替え操作を容易とすることを目的とする。
本発明は、動作を制御可能なカメラから出力される映像信号又は、動作を制御できない装置から出力される映像信号が入力される入力部と、複数の映像信号のオンエア順を設定するビデオスイッチャ機能が割り振られ、複数の映像信号のうち、オンエアされる第1の映像信号の出力を選択する第1の映像選択部と、第1の映像信号の次にオンエアされる第2の映像信号の出力を選択する第2の映像選択部と、を有する第1の操作部を備える。
また、パン、チルト又はズームのいずれかの動作をカメラに指示してカメラの動作を制御するカメラコントローラ機能が割り振られる第2の操作部と、ビデオスイッチャ機能が割り振られる第1の機能モード又はカメラコントローラ機能が割り振られる第2の機能モードを切り替える機能モード切り替え部を備える。
また、映像信号を、画像を表示する表示装置に出力し、カメラの動作を制御する制御信号をカメラに出力する出力部を備える。
また、各々に番号が振られる複数の操作ボタンを有し、第1の機能モードである場合に、操作ボタンに割り振られた番号に対応する映像信号を出力部から出力し、第2の機能モードである場合に、パン、チルト又はズームのいずれかの動作をカメラに指示してカメラの動作を制御すると共に、操作ボタンに割り振られた番号に対応するカメラから入力される映像信号を出力部から出力する第3の操作部を備える。
このようにしたことで、ビデオスイッチャ機能とカメラコントローラ機能を任意に切り替えて操作することができる。
本発明によると、ビデオスイッチャ機能とカメラコントローラ機能を任意に切り替えて操作できるため、ユーザの操作性が向上するという効果がある。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下実施の形態とする。)について添付図面を参照して説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.一実施の形態(カメラコントローラとビデオスイッチャ機能を備える信号処理装置の構成例)
2.変形例
<1.一実施の形態>
[システムの構成例]
図1は、本実施の形態によるシステムの構成例を示した図である。図1に示したシステムは、ビデオスイッチャ機能とカメラコントロール機能を備えたメインユニット110を備える。映像信号処理装置100は、メインユニット110と操作入力部120とで構成される。なお、本実施の形態ではメインユニット110と操作入力部120とを別々に構成した場合を例に挙げたが、これらを一体化した構成に適用してもよい。
映像信号処理装置100は持ち運び可能な形態としてあり、例えば大講堂や大会議室、ライブ会場などで開催されるイベントの中継や、イベントの様子を紹介する映像コンテンツの制作に使用される。
図1に示すメインユニット110には、映像入力元として、カメラC1〜カメラC4の4台のカメラと、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)P1が接続されている。
カメラC1〜カメラC4は、メインユニット110のSDI(Serial Digital Interface)入力端子(図示略)等に接続してあり、カメラC1〜カメラC4で撮影された各映像は、各入力端子を通してメインユニット110に入力される。カメラC1〜カメラC4における撮像動作は、メインユニット110から供給される同期信号に同期して行われる。
カメラC1〜カメラC3は、例えばVISCA(登録商標)プロトコルのシリアルインタフェースを備えており、メインユニット110とは、制御信号伝送用のシリアルケーブル(図示略)によっても接続されている。つまりメインユニット110は、カメラC1〜カメラC3に制御信号(カメラ制御コマンド)を供給することによって、カメラC1〜カメラC3を制御することができる。また、ACKメッセージ等のカメラC1〜カメラC3からの応答も、シリアルケーブルを通してメインユニット110に送信される。
カメラC4は、例えばDVI(Digital Visual Interface)ケーブル等によってメインユニット110に接続されており、カメラC4によって撮影された映像は、DVI入力端子(図示略)を通してメインユニット110に伝送される。カメラC4には、メインユニット110からの制御信号が入力される端子が存在しないため、メインユニット110による制御ができないカメラとなる。
PCP1は、メインユニット110のDVI入力端子又はRGB入力端子(図示略)等に接続されており、図示せぬHDD(Hard Disk Drive)等に記録された静止画像や動画像などを、メインユニット110に入力する。
メインユニット110は、前述したようにビデオスイッチャ機能とカメラコントロールの両方の機能を備えたものであり、ビデオスイッチャ機能が割り振られるビデオスイッチャ機能モードのときには、PGM出力映像とNEXT出力映像の切り替え等を行う。カメラコントローラ機能が割り振られるカメラコントローラモードのときには、制御対象カメラに対する制御を行う。メインユニット110の構成の詳細については、後述する。
メインユニット110の映像出力先としては、例えばFPD(Flat Panel Display)等よりなる表示装置300と、プロジェクタ400と、HDD等よりなる記録装置500が接続されている。図1に示した例では、プロジェクタ400は、メインユニット110のPGM出力端子2p−1に接続してあり、プロジェクタ400にはPGM出力映像が出力される。表示装置300は、メインユニット110のAUX出力端子2aに接続してあり、表示装置300には、マルチビュワ表示させる映像(以下、マルチビュワ映像と称する)等が出力される。記録装置500は、メインユニット110のPGM出力端子2p−2に接続してあり、メインユニット110から出力される映像信号を記録映像として記録する。
メインユニット110に接続された操作入力部120は、ユーザによる操作内容に応じた操作信号を、メインユニット110内の後述する制御部に送信する。メインユニット110から出力する映像の切り替え指示等は、操作入力部120を介して行えるようにしてある。
次に、図2を参照して、操作入力部120の構成例について説明する。図2に示す操作入力部120には、様々なボタンより構成される操作ボタン部210と、4つのツマミよりなるツマミ部220と、表示部230が配置されている。
操作ボタン部210には、機能選択部としての第1のカメラモード切り替えボタン211c及びスイッチャモード切り替えボタン211sと、AUX出力選択/カメラ選択ボタン212と、PGM選択ボタン213pと、NEXT選択ボタン213nとが含まれる。
第1のカメラモード切り替えボタン211cは、メインユニット110内のモード設定を、ビデオスイッチャ機能モードからカメラコントローラモードに切り換えるためのボタンである。スイッチャモード切り替えボタン211sは、カメラコントローラモードからビデオスイッチャ機能モードに切り換えるためのボタンである。なお、実際のモードの切り替えは、これらのボタンの押下操作に基づく、後述する制御部60によって制御される。
また、本実施の形態では、第2のカメラモード切り替えボタン214cを、ジョイスティック240の左下方にも配置してある。第1のカメラモード切り替えボタン211cと第2のカメラモード切り替えボタン214cの機能はまったく同じである。以下、第1のカメラモード切り替えボタン211c、第2のカメラモード切り替えボタン214c及びスイッチャモード切り替えボタン211sを「切り替えボタン」とも総称する。
どちらの機能モードに切り替えられているかは切り替えボタンに内蔵されるランプ(例えば、LEDを用いる。)に表示される。このため、ユーザは現在の機能モードがビデオスイッチャ機能モード又はカメラコントローラモードのどちらであるかを速やかに把握できる。ジョイスティック240は、ビデオスイッチャ機能モードの場合、PinP(Picture in Picture)における主画像に対する従画像の位置決めに用いる。一方、カメラコントローラモードの場合、選択した一のカメラのコントロール(パン/チルト/ズーム)に用いる。このとき、ジョイスティック240は、カメラに対してパン又はチルトを指示する第1の操作信号を変位量に応じて出力する。
そして、操作パネル130に向かって、第1のカメラモード切り替えボタン211cを左側に配置し、第2のカメラモード切り替えボタン214cを右側に配置する。これにより、ユーザは左右どちらの手を用いても最短でカメラコントローラモードへの切り替え操作が行える。また、第1のカメラモード切り替えボタン211cと第2のカメラモード切り替えボタン214cを、操作パネル130を操作するユーザの両手のセンターポジションの近い位置に配置する。これにより、ユーザは、両手で操作パネル130を操作できるため、操作性が向上するという効果がある。
ここで、カメラコントローラモードにおいてジョイスティック240の機能を、カメラのパン/チルト/ズームの駆動操作に割り当てる場合を想定する。この場合、ユーザは、ジョイスティック240を持ちながら第2のカメラモード切り替えボタン214cの押下操作を行うことが予想される。このため、ジョイスティック240の芯軸の中心に対して30mm〜100mmの範囲内に第2のカメラモード切り替えボタン214cを配置する。このように、第2のカメラモード切り替えボタン214cを配置することによって、ユーザの操作性が向上する。ジョイスティック240に対する第2のカメラモード切り替えボタン214cの位置をこの範囲内としたのは、第2のカメラモード切り替えボタン214cの位置がジョイスティック240に近すぎると誤操作の原因となるためである。
AUX出力選択/カメラ選択ボタン212は、ビデオスイッチャ機能モードのときにはAUX出力選択ボタンとして機能し、カメラコントローラモードのときにはカメラ選択ボタンとして機能するボタンである。各々のAUX出力選択/カメラ選択ボタン212には1〜12までの論理番号が割り振ってある。ビデオスイッチャ機能モード選択時には1〜12までのボタンが有効になり、カメラコントローラモードの選択時には、1〜7のみが有効となる。ビデオスイッチャ機能モードである場合にAUX出力選択/カメラ選択ボタン212に割り振られた番号に対応する映像信号をAUX出力端子から出力する。一方、カメラコントローラ機能モードである場合にAUX出力選択/カメラ選択ボタン212に割り振られた番号に対応するカメラから入力される映像信号をAUX出力端子2aから出力する。ただし、カメラコントローラ機能モードが選択されている場合であっても、AUX出力の連動又は非連動を設定によって選択することが可能である。この設定は、不図示のメニュー機構によって、ユーザが予め入力することによって行われる。
AUX出力選択ボタンとしての機能時には、いずれかのボタンが押下されることにより、ボタンに割り振られた論理番号と予め対応付けられた入力ポートから入力される映像信号が、AUX出力端子2aに出力される。図1に示した例ではAUX出力端子2aには表示装置300が接続されているため、論理番号と対応付けられた入力ポートから入力された映像は、表示装置300の画面上に映像として表示される。
カメラ選択ボタンとしての機能時には、ボタンの押下により選択された論理番号と予め対応付けられた制御対象カメラからの入力映像が、AUX出力端子2aより出力される。そして、AUX出力端子2aを通して出力された制御対象カメラによる撮影映像が、表示装置300の画面上に表示される。AUX出力端子2aは、後述する第1の操作部141及び第3の操作部143によって所定の処理が施された映像信号を、表示装置300に出力する。そして、制御対象となるカメラC1〜C3は、ジョイスティック240等により操作することが可能である。
PGM選択ボタン213pは、メインユニット110に接続されているカメラC1〜カメラC4やPCP1等の機器から入力される映像信号のうち、どの入力映像信号をPGM出力として選択するかを決定するためのボタンである。NEXT選択ボタン213nは、メインユニット110に入力される映像信号のうち、どの映像信号をNEXT出力として選択するかを決定するためのボタンである。
PGM選択ボタン213pと、NEXT選択ボタン213nにも、AUX出力選択/カメラ選択ボタン212と共通する1〜12の論理番号を割り振ってある。例えばPGM選択ボタン213pのうちいずれかのボタンが押下された場合には、ボタンの押下により選択された論理番号と予め対応付けられた入力ポートから入力される映像信号が、PGM出力として選択されるようになる。なお、PGM選択ボタン213pと、NEXT選択ボタン213nは、ビデオスイッチャ機能モードとカメラコントローラモードのいずれが選択されている場合にも、ビデオスイッチャとして機能するようにしてある。このように複数の映像信号のオンエア順を設定するビデオスイッチャ機能が割り振られる第1の操作部141とする。本例では、入力される複数の映像信号のうち、オンエアされる第1の映像信号の出力を選択するPGM選択ボタン213pと、第1の映像信号の次にオンエアされる第2の映像信号の出力を選択するNEXT選択ボタン213nが第1の操作部141に含まれる。また、カメラの動作を制御するカメラコントローラ機能が割り振られる第2の操作部142は、カメラに操作のためのカメラメニューを表示させたり、カメラの初期設定を行ったりする。
また、論理番号には、マルチビュア表示画面上での映像の各表示位置も対応付けてある。このような対応付けを行っておくことで、PGM選択ボタン213p又はNEXT選択ボタン213nにおける1〜12番の論理番号と、カメラ番号と、マルチビュア表示画面上の表示位置とがすべて1対1で紐付けられる。これらの対応付けは、予めユーザによって行われる。
ツマミ部220は、ツマミ部220−1〜ツマミ部220−4の4つのツマミで構成される。カメラコントローラモードが選択されている場合には、ツマミ部220−1は、制御対象カメラのフォーカスを調整するツマミとして機能する。ツマミ部220−2はブライトネスを調整するツマミ部220として機能し、ツマミ部220−3はズームを調整するツマミとして機能し、ツマミ部220−4はパン及びチルトを調整するツマミ部220として機能する。
ビデオスイッチャ機能モードが選択されている場合には、ツマミ部220−1〜ツマミ部220−4は、ファンクションF1〜ファンクションF4に割り当てられた各機能を調整するためのツマミとして機能する。そして、操作入力部120は、ビデオスイッチャ機能モードである場合に、映像信号に所定の処理を行い、カメラコントローラ機能モードである場合に、カメラC1〜C3の動作を制御する第3の操作部143を備える。第3の操作部は、各々に番号が振られる複数の操作ボタンを備える。第3の操作部143には、AUX出力選択/カメラ選択ボタン212、ツマミ部220、ジョイスティック240が含まれる。このように操作パネル130には、第1の操作部141〜第3の操作部143と、複数個の切り替えボタンが配置される。
表示部230は、VFD(蛍光表示管)等よりなり、映像切り換え時に加えるエフェクトの設定内容や、制御対象カメラの設定メニュー等の項目を表示する。
ジョイスティック240は、X軸方向とY軸方向とZ軸方向に回動自在に支持されたレバー241と、レバー241の上部に設けられたノブ242とで構成される(後述する図3参照)。カメラコントローラモードが選択されている場合には、レバー241の傾斜角度又はノブ242の回転角度を操作することによって、接続先のカメラのパン/チルト/ズームの制御量を指定することができる。ビデオスイッチャ機能モードが選択されている場合には、レバー241の傾斜操作によって、PGM出力映像中にPinPとして挿入する画面の位置を決定することができる。
トランジションレバー250は、上下方向に可動する操作子であり、上下方向の移動量に応じた量で、1つの映像から別の映像への切り替えを連続的に変化させる。トランジションレバー250も、ビデオスイッチャ機能モードとカメラコントローラモードのいずれが選択されている場合にも、同様の動作(ビデオスイッチャとしての動作)をするようにしてある。
このように、操作パネル130に配置された切り替えボタンを操作することによって、適切に機能モードを切り替えられる。本実施の形態では、トランジションレバー250、映像信号の入力クロスポイント部20及び出力クロスポイント部40を、常時、動作可能な状態とする。これにより、カメラコントロールを行っているときでもビデオスイッチャが可能となる。一方、トランジションレバー250、第1のカメラモード切り替えボタン211c及びスイッチャモード切り替えボタン211sは常時その機能のみしか割り当てない。このため、たとえ映像信号処理装置100がカメラコントローラモードになっていてもメイン出力の映像を切り替えることができる。
そして、第3の操作部143にはカメラコントローラモードとビデオスイッチャ機能モードにおいて、別の機能を割り付ける。例えば、AUX出力選択/カメラ選択ボタン212やジョイスティック240には切り替えられた機能モードに応じた複数の機能が割り付けられる。これによりスイッチ、ボタン等の数を減らすことが出来、操作パネル130の面積を縮小でき、ユーザはカメラコントロールを行いながら、映像の切り替えを行うことが可能になる。また、映像信号処理装置100と操作入力部120の製造コストを抑えることができる。
第1のカメラモード切り替えボタン211cが操作されると映像出力も連動して切り替わる。このとき、カメラコントロールを行いたいカメラを指示すると予めひも付けされたカメラから入力される映像信号がAUX出力から出力される。また、第1のカメラモード切り替えボタン211cに対応する映像出力を連動して切り替える動作の有効又は無効を、表示部230に表示されるメニューで選択することもできる。
本例の映像信号処理装置100では、予めカメラ番号(カメラID)と入力ソース番号(端子)が対応づけられている。本機器側でカメラコントロールしたい映像が入力されている入力ソース番号を選択するとAUX出力からコントロールしたいカメラから生成される映像信号を出力できる。このため、コントロールしたいカメラを選択するとそのカメラから出力されている映像信号を表示装置300に表示することができる。例えば、ユーザが「カメラC3を操作したい」と希望し、カメラC3に対応したAUX出力選択/カメラ選択ボタン212の「3」を押すと、カメラC3が出力する映像が表示装置300に表示される。このように、ユーザにとってAUX出力選択/カメラ選択ボタン212を押すと対応する映像出力が簡単に得られるので利便性が増す。
このように、操作入力部120は、一つの操作パネル130に配された操作ボタン等によって、ビデオスイッチャ機能とカメラコントロール機能の両方を制御する。そして、従来のビデオスイッチャではPinP(Picture in Picture)の位置決めに使用されていたジョイスティック240を、カメラ制御(パン/チルト/ズーム)にも使用している。また、映像信号処理装置100は、PTZ(パン/チルト/ズーム)機能が搭載されている、コントロール可能な複数台のカメラから任意に選択した一のカメラを操作できる。また、選択されていないカメラについては、カメラコントロールができないように操作がロックされる。この場合、カメラを制御するための制御コマンドを選択されていないカメラに対して送受信することはできない。ただし、映像信号処理装置100を用いた操作がロックされるのであり、不図示のリモートコントロール装置等を用いて選択されていないカメラを操作することは可能である。
第1のカメラモード切り替えボタン211cが押下されるとカメラコントローラモードに遷移する。そして、ユーザが一のキーを操作すると、選択したカメラC1〜C3のいずれかに対して、操作されたキーに対応した制御コマンドが発行される。具体的には、制御コマンドがRS−232CまたはRS−422を介してカメラC1〜C3に送受信される。なお、映像信号処理装置100にネットワーク端子等を取付けることによって、上記の制御コマンドを送る通信プロトコルとは別の通信プロトコルを用いてカメラC1〜C3を操作することもできる。
また、従来であれば、ビデオスイッチャ機能とカメラコントロール機能を一体化する際に、機能切り替えを併用することによって、ボタンの数をなるべく少なくしていた。しかし、切り替えられた機能モードに関わらず操作可能なボタンに、ビデオスイッチャ機能の一部を割り付ける。これにより、操作パネル130には、操作ボタンが増えるものの、カメラコントロールを行いながら、出力する映像を切り替えることが可能となる。例えば、カメラコントローラモードにおいても、PGM選択ボタン213pと、NEXT選択ボタン213nはビデオスイッチャ機能に割り振られる。このため、カメラC1〜C3を操作しながら、同時にビデオスイッチを行うことができる。このため、カメラの操作を行いながら映像出力の切り替え操作を行うことが可能となる。
また、ジョイスティック240は、PinPの位置決めに使用されるよりもカメラコントロール機能に於いてパン/チルト/ズームの駆動操作に使用される場合がよくある。このため、ジョイスティック240付近には、カメラコントローラモードに切り替えやすくするため第2のカメラモード切り替えボタン214cのみ配置すればよい。
次に、図3を参照して、ジョイスティック240の外部構成例について説明する。
操作パネル130に平行なxy平面を仮定した場合、ジョイスティック240は、xy平面に対して所定の角度で傾けることで任意の方向に移動等の指示を与えるレバー241と、回転することでカメラC1〜C3のズーム等の制御を行えるノブ242を備える。また、ジョイスティック240は、レバー241と操作パネル130を接続し、レバー241の支点となる支点部243を備える。ノブ242は、回転角に応じた制御信号を発し、制御部60は制御信号を読み取ることによって選択されたカメラのズーム制御を行う。回転の方向とズーム方向の対応関係は、予めユーザが不図示の設定メニューを操作することによって設定できる。
ノブ242は、レバー241の中心から見てy方向に±30度の範囲内で回転可能であり、ノブ242の回転角はカメラ制御の機能の一つであるズーム機能に割り付けられる。例えば、ノブ242を時計回りに回転させると、カメラのズームを望遠方向に変えられる。一方、ノブ242を反時計回りに回転させると、カメラのズームを広角方向に変えられる。ただし、ノブ242の回転方向とズーム方向の割り付けは逆にしてもよく、ユーザが任意に設定できる。
レバー241が傾けられる方向は、x方向がパン方向、y方向がチルト方向に割り付けられる。パン、チルト方向の定義についても、ズーム方向と同様にユーザの好みに応じて任意に割り付けられる。
次に、図4を参照して、メインユニット110の内部構成例について説明する。図4において、図1や図2と対応する箇所には同一の符号を付してある。メインユニット110は、入力部として、SDIインタフェース(以下I/Fと称する)部10−1〜SDI I/F部10−4と、オプションカードI/F部15とを備える。SDI I/F部10−1〜SDI I/F部10−4は、HD−SDI又はSD−SDI信号が入力される4つのSDI入力端子1s−1〜SDI入力端子1s−4を備えたインタフェースである。図1に示した構成によれば、SDI I/F部10−1〜SDI I/F部10−4には、カメラC1〜カメラC4から出力される映像信号が入力される。SDI入力端子1s−1〜SDI入力端子1s−3には、動作を制御可能なカメラから出力される映像信号が入力される。SDI入力端子1s−4には、動作を制御できない装置から出力される映像信号が入力される。
SDI I/F部10−1〜SDI I/F部10−4は、それぞれイコライザ(EQ)11と、シリアル・パラレル変換器(S/P)12と、フレームシンクロナイザ(FS)13と、アンプ(AMP)14とを備える。
イコライザ11は、入力されたHD/SD−SDI信号の波形整形を行い、波形整形後の信号をシリアル・パラレル変換器12に供給する。シリアル・パラレル変換器12は、イコライザ11から供給されたHD/SD−SDIのシリアル信号を、パラレル信号に変換してフレームシンクロナイザ13に出力する。フレームシンクロナイザ13は、入力されたパラレルの映像信号を、メインユニット110内の基準同期信号に同期させてアンプ14に供給する。アンプ14は、入力された映像信号を適切な大きさに増幅して、入力選択部としての入力クロスポイント部20に供給する。
オプションカードI/F部15は、オプションカードが挿入されるI/Fである。オプションカードとは、工場出荷時には装着されていないカードであり、標準装備されていない機能を追加装備するためのカードである。オプションカードとしては、アナログ映像信号入力端子を備えたカードや、DVI入力端子を備えたカード、HD/SD−SDI入力端子を備えたカード等の様々なカードが用意されている。本実施の形態によるメインユニ
ット110では、オプションカードI/F部15に、これらのカードのうち任意の2枚までのカードを接続することができるようにしてある。このため、オプションカード上には複数の映像信号端子が複数存在することになるが、図においては、説明を簡単にするため、これらの端子を入力映像端子1oとして示している。

図1に示した構成によれば、オプションカードI/F部15には、オプションカードI/F部15に挿入されたオプションカードの端子に接続された、PCP1からの映像信号が入力される。オプションカードI/F部15では、装着されたカードの種類に応じた処理を行って、処理後の映像信号を入力クロスポイント部20に出力する。なお、入力される信号の種類は上述したものに限定されるものではなく、他の種類の入力端子を備えたカードが装着される構成としてもよい。
入力クロスポイント部20は、SDI I/F部10−1〜SDI I/F部10−4やオプションカードI/F部15から供給される複数の映像信号の中から、操作入力部120での入力映像選択操作によって選択された映像信号のみを選択して出力する。例えば、操作入力部120のPGM選択ボタン213pの中から1番のボタンが押下された場合には、入力クロスポイント部20によって、論理番号1番に対応付けられた入力ポートから入力される映像信号がPGM出力として選択される。つまり入力クロスポイント部20は、入力映像を、NEXT出力やAUX出力、PinP出力、マルチビュワ出力等に対応付けて出力する。
入力クロスポイント部20で選択された映像信号のうち、エフェクトの追加等の映像への加工が必要とされる映像信号は、画面生成処理部としてのスイッチャ・エフェクト部30に供給される。スイッチャ・エフェクト部30は、入力映像の切り替えや映像信号へのエフェクト等の追加を行う。
またスイッチャ・エフェクト部30は、PinP画像表示用の枠やマルチビュワ表示用の枠を生成する処理も行う。マルチビュワ表示用の枠を作成する場合は、PGM出力映像表示用の枠と、NEXT出力映像用の枠と、制御対象カメラによる撮影映像表示用の枠は、それぞれ異なる色で生成するようにしてある。スイッチャ・エフェクト部30での処理は、操作入力部120での入力映像選択操作に基づき後述する制御部60で生成される制御信号に基づいて制御される。
スイッチャ・エフェクト部30でエフェクト等の処理が施された、PGM出力として選択された映像信号は、後段のパラレル・シリアル変換器51pに供給される。パラレル・シリアル変換器51pでは、映像信号がシリアルの映像信号に変換されてバッファ52pに出力される。バッファ52pに入力された映像信号は、出力に適した信号に変換された後にPGM出力として出力される。
また、スイッチャ・エフェクト部30でエフェクト等の処理が施された映像信号は、スイッチャ・エフェクト部30で生成された枠情報等とともに、出力クロスポイント部40に供給される。出力クロスポイント部40には、入力クロスポイント部20で、エフェクト等の効果の付加が不要な映像信号として選択された映像信号も供給される。
出力クロスポイント部40は、入力クロスポイント部20から供給される映像信号やスイッチャ・エフェクト部30から供給される映像信号を、出力部としてのAUX出力端子2aとDVI出力端子2dのどちらに出力するかを選択する。AUX出力端子2aに出力するかDVI出力端子2dに出力するかは、操作入力部120での入力映像選択操作に基づき制御部60で生成される制御信号に基づいて決定される。
出力クロスポイント部40で、AUX出力端子2aに出力する映像信号として選択された映像信号は、後段のパラレル・シリアル変換器51aに供給されて、シリアルの映像信号に変換される。そして、シリアルに変換された映像信号はバッファ52aに供給されて、出力に適した信号に変換された後に、AUX出力としてAUX出力端子2aに出力される。なお、本実施の形態ではAUX出力端子を1個のみ設けた構成としてあるが、複数個設けるように構成してもよい。
DVI出力端子2dに出力する映像信号として選択された映像信号は、I/P(インターレース/プログレッシブ)変換・リサイズ処理部51dに供給され、必要に応じて、インターレース又はプログレッシブの映像信号への変換と、画面サイズの変更が行われる。これらの調整が行われた映像信号は、バッファ52dに出力され、出力に適した信号に変換された後に、DVI出力としてDVI出力端子2dに出力される。
制御部60は、CPU(Central Processing Unit)等よりなり、操作入力部120から入力される各種情報に基づいて、装置内の各部を制御するための制御信号や、制御対象カメラを制御するためのカメラ制御コマンドを生成する。
制御部60には、位置情報生成部61と、制御信号生成部62と、シリアルI/F部63とが含まれる。また、制御部60には、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等で構成されるメモリ70が接続されている。
制御部60の位置情報生成部61には、操作入力部120のジョイスティック240から入力される操作角度情報や、操作入力部120を構成する各操作ボタンのオン/オフの情報が供給される。位置情報生成部61は、入力されたジョイスティック240の操作角度情報に基づいて、制御対象カメラの位置を示す情報、すなわちパン/チルト/ズームの制御量を示す情報を生成し、生成した位置情報を後段の制御信号生成部62に供給する。
制御信号生成部62は、操作入力部120のジョイスティック240から入力される操作角度情報と、メモリ70内に記録されたテーブルの情報に基づいて、カメラ制御コマンドを生成する。また、制御信号生成部62は、操作ボタン部210から入力される操作ボタンのオン/オフの情報と、メモリ70内に記録されたテーブルの情報に基づいて、メインユニット110内の各部を制御するための制御信号を生成する。
制御信号生成部62は、上述した各テーブルを参照することにより求められる制御対象に対して、操作入力部120から入力される操作内容に基づく制御信号を生成して供給する。制御信号生成部62で生成されたカメラ制御コマンドは、後段のシリアルI/F部63に伝送され、シリアルI/F部63によってシリアルの信号に変換される。シリアルの信号に変換されたカメラ制御コマンドは、シリアルドライバ80を通して制御信号出力端子2cに出力され、制御信号出力端子を通して制御対象カメラに伝送される。つまり、制御信号出力端子2cは、カメラコントローラ機能モードである場合に、第2の操作部142及び第3の操作部143によってカメラC1〜C3の動作を制御する制御信号をカメラC1〜C3に出力する。
このように、映像信号処理装置100は、ビデオスイッチャ機能とカメラコントローラ機能が一体化されており、互いの機能の通信は映像信号処理装置100の内部で行われる。また、単純に各機能を一体化したのではなく、ビデオスイッチャ機能モード又はカメラコントローラモードを選択する際に、制御対象となるカメラを選択すれば、選択されたカメラに応じた出力映像が選択される。
従来のビデオスイッチャは、カメラコントロールを行った際に、スイッチャ機器の操作として、主出力もしくは準備出力に表示して実際にカメラコントロールを行う必要があった。しかし、本例の映像信号処理装置100は、自動的に映像信号がAUX出力端子2aから出力される。このため、ことから、PGM出力映像とNEXT出力映像に影響を及ぼさない。
図5は、メインユニット110における機能モードの切り替えを示す状態遷移図の例である。
この図では、メインユニット110がビデオスイッチャ機能モードとされた状態を第1の機能モード261とし、カメラコントローラモードとされた状態を第2の機能モード262とする。ビデオスイッチャ機能モードである場合に、第1のカメラモード切り替えボタン211c又は第2のカメラモード切り替えボタン214cが押下されると、第2の機能モード262に切り替えられ、カメラコントローラモードとされる。一方、カメラコントローラモードである場合に、スイッチャモード切り替えボタン211sが押下されると、第1の機能モード261に切り替えられ、ビデオスイッチャ機能モードとされる。このように、切り替えボタンの押下操作がトリガー(きっかけ)となって、第1の機能モード261と第2の機能モード262が互いに切り替えられる。
図6は、切り替えられた機能モードの表示例を示す。
本例では、メインユニット110がビデオスイッチャ機能モードである状態としている。このとき、表示部230には、現在の機能モード(ビデオスイッチャ機能モード)が表示される。また、スイッチャモード切り替えボタン211sに内蔵されるLEDが点灯する。このとき、第1のカメラモード切り替えボタン211c又は第2のカメラモード切り替えボタン214cに内蔵されるLEDは、共に消灯する。これにより、ユーザは、メインユニット110がビデオスイッチャ機能モードであることを知る。
一方、メインユニット110がカメラコントローラモードである場合、表示部230には、現在の機能モード(カメラコントローラモード)が表示される(不図示)。また、第1のカメラモード切り替えボタン211c及び第2のカメラモード切り替えボタン214cに内蔵されるLEDが点灯する(不図示)。このとき、スイッチャモード切り替えボタン211sに内蔵されるLEDは、消灯する。これにより、ユーザは、メインユニット110がカメラコントローラモードに切り替えられたことを知る。
ここで、操作入力部120の具体的な構成例について、図7の斜視図と図8〜図13の六面図を示す。図8〜図13は、同縮尺である。
図7は、操作入力部120の斜視図を示す。
図8は、操作入力部120の平面図を示す。
図9は、操作入力部120の正面図を示す。
図10は、操作入力部120の背面図を示す。
図11は、操作入力部120の右側面図を示す。
図12は、操作入力部120の左側面図を示す。
図13は、操作入力部120の底面図を示す。
以上説明した本実施の形態によれば、一つの機器にビデオスイッチャ機能モードとカメラコントローラモードという二つの機能モードが併存する。そして、ジョイスティック240の機能は、カメラコントローラモードの場合にカメラコントロール(パン/チルト/ズーム)に使用し、ビデオスイッチャ機能モードの場合はPinPの位置決めに使用する。このように、ユーザインターフェイスとして定評のあるジョイスティック240を採用したため、ユーザは直感的で分かりやすい操作が可能となる。
また、ビデオスイッチャ機能とカメラコントロール機能は、操作パネル130上に複数配置している切り替えボタンを操作することによって選択される。そして、第3の操作部143は、切り替えられた機能モードに応じて動作する。しかし、第1の操作部141には、常時ビデオスイッチャ機能が割り付けられる。すなわちPGM選択ボタン213pと、NEXT選択ボタン213nは、ビデオスイッチャ機能のみの動作しか行わない。そして、PGM選択ボタン213pと、NEXT選択ボタン213nをカメラコントローラ機能に故意に割り付けないようにしている。これにより、カメラ操作とビデオスイッチャ操作を同時に行うことが可能となり、カメラ操作を行いながらオンエアされる映像信号を切り替えるというビデオスイッチャ操作を行うことが可能となる。
また、カメラコントローラモードに於いて、予め操作パネル130の入力番号と管理のために振られたカメラ番号をひも付けし、かつユーザが設定しておく。これにより、AUX出力端子2aから出力される映像信号に対し、連動又は非連動を選択できる。連動を選択した場合には、操作パネル130上の管理番号が押されると、その管理番号に対応したカメラ機器が操作可能となり、かつ、その管理番号に対応した入力ポートから入力した映像信号がAUX出力端子2aから出力される。このため、カメラ操作とビデオスイッチャ操作が容易となるという効果がある。
また、各機能を一パッケージに収めたことによって、映像信号処理装置100及び操作入力部120を省スペース化できるという効果がある。また、部品点数を抑えることができ、コストダウンを図ることができるという効果がある。
また、ジョイスティック240から近すぎずまた遠すぎない距離(30mm〜100mm)に第2のカメラモード切り替えボタン214cを配置した。これにより、操作パネル130に向かって左右に配置された切り替えボタンのいずれを用いても、ユーザは最短距離で機能モードを切り替えて目的の操作を行うことができる。
<2.変形例>
なお、上述した実施の形態では、ビデオスイッチャ機能モードからカメラコントローラモードに切り替える切り替えボタンを操作パネル130に2個設けたが、3個以上の切り替えボタンを操作パネル130に設けてもよい。
また、上述した実施の形態では、切り替えボタンとして、第1のカメラモード切り替えボタン211c、スイッチャモード切り替えボタン211sを配置したが、1つの切り替えボタンを配置してもよい。この切り替えボタンとしては、論理的に常にどちらか一方が選択されるトグルスイッチを用いてもよい。このトグルスイッチを操作するユーザの両手の位置に合わせ、操作パネル130の上に複数個のトグルスイッチを配置すれば、ユーザの操作性が向上するという効果がある。
また、上述した実施の形態では、映像信号処理装置100は、ビデオスイッチャ機能モードと、カメラコントローラモードという2つの状態を有しており、各状態は切り替えボタンの操作をトリガーとして互いに遷移する。しかし、予め映像信号処理装置100を設定することにより、各状態の遷移を制限するようにしてもよい。すなわち、切り替えボタンを操作しても機能モードの切り替えを無効とする。これによって、映像信号処理装置100をカメラコントロール専用機又はビデオスイッチャ専用機として使用することができる。
本発明の一実施の形態におけるシステムの構成例を示す概要図である。 本発明の一実施の形態における操作入力部の構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態におけるジョイスティックの外部構成例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態における映像信号処理装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態における映像信号処理装置の機能モードの切り替え例を示す状態遷移図である。 本発明の一実施の形態における切り替えられた機能モードの表示例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態における操作入力部の斜視図である。 本発明の一実施の形態における操作入力部の平面図である。 本発明の一実施の形態における操作入力部の正面図である。 本発明の一実施の形態における操作入力部の背面図である。 本発明の一実施の形態における操作入力部の右側面図である。 本発明の一実施の形態における操作入力部の左側面図である。 本発明の一実施の形態における操作入力部の底面図である。
符号の説明
1c…制御信号出力端子、1o…入力映像端子、2a…AUX出力端子、2d…DVI出力端子、11…イコライザ、12…シリアル・パラレル変換器、13…フレームシンクロナイザ、14…アンプ、15…オプションカードI/F部、20…入力クロスポイント部、30…スイッチャ・エフェクト部、40…出力クロスポイント部、51a…パラレル・シリアル変換器、51d…I/P変換・リサイズ処理部、51p…パラレル・シリアル変換器、52a,52d,52p…バッファ、60…制御部、61…位置情報生成部、62…制御信号生成部、63…シリアルI/F部、70…メモリ、80…シリアルドライバ、100…映像信号処理装置、110…メインユニット、120…操作入力部、130…操作パネル、141…第1の操作部、142…第2の操作部、143…第3の操作部、210…操作ボタン部、211c…第1のカメラモード切り替えボタン、211s…スイッチャモード切り替えボタン、212…AUX出力選択/カメラ選択ボタン、213n…NEXT選択ボタン、213p…PGM選択ボタン、214c…第2のカメラモード切り替えボタン、220…ツマミ部、230…表示部、240…ジョイスティック、241…レバー、242…ノブ、243…支点部、250…トランジションレバー、261…第1の機能モード、262…第2の機能モード、300…表示装置、400…プロジェクタ、500…記録装置、C1〜C4…カメラ

Claims (4)

  1. 動作を制御可能なカメラから出力される映像信号又は、動作を制御できない装置から出力される映像信号が入力される入力部と、
    複数の前記映像信号のオンエア順を設定するビデオスイッチャ機能が割り振られ、前記複数の映像信号のうち、オンエアされる第1の映像信号の出力を選択する第1の映像選択部と、前記第1の映像信号の次にオンエアされる第2の映像信号の出力を選択する第2の映像選択部と、を有する第1の操作部と、
    パン、チルト又はズームのいずれかの動作を前記カメラに指示して前記カメラの動作を制御するカメラコントローラ機能が割り振られる第2の操作部と、
    前記ビデオスイッチャ機能が割り振られる第1の機能モード又は前記カメラコントローラ機能が割り振られる第2の機能モードを切り替える機能モード切り替え部と、
    前記映像信号を、画像を表示する表示装置に出力し、前記カメラの動作を制御する制御信号を前記カメラに出力する出力部と、
    各々に番号が振られる複数の操作ボタンを有し、前記第1の機能モードである場合に、前記操作ボタンに割り振られた番号に対応する映像信号を前記出力部から出力し、前記第2の機能モードである場合に、パン、チルト又はズームのいずれかの動作を前記カメラに指示して前記カメラの動作を制御すると共に、前記操作ボタンに割り振られた番号に対応する前記カメラから入力される映像信号を前記出力部から出力する第3の操作部と、を備える
    映像信号処理装置。
  2. 請求項記載の映像信号処理装置において、
    前記第1乃至第3の操作部及び複数個の前記機能モード切り替え部が設置される操作パネルを備える
    映像信号処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の映像信号処理装置において、
    前記第3の操作部は、パン、チルト又はズームのいずれかの動作を前記カメラに指示するジョイスティックを備え、
    前記ジョイスティックの芯軸の中心に対して30mm乃至100mmの範囲内に前記機能モード切り替え部が配置される
    映像信号処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の映像信号処理装置において、
    現在の機能モードが、前記第1の機能モード又は第2の機能モードであることを表示する表示部を備える
    映像信号処理装置。
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