JP4858289B2 - 内燃機関の排気還流装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路を複数備えた内燃機関の排気還流装置に関する。
排気浄化触媒が担持されたフィルタを内蔵した触媒コンバータの出口部に連結された排気管と排気ターボチャージャのコンプレッサ上流の空気吸込管とが第1のEGR通路にて連結され、排気ターボチャージャの排気タービンよりも上流に位置する排気マニホルドと内燃機関の吸気ポートに連結されるサージタンクとが第2のEGR通路にて連結された内燃機関が知られている(特許文献1参照)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2が存在する。
特開2005−076456号公報 特開平10−141147号公報
特許文献1の内燃機関のように複数のEGR通路を備えた内燃機関では各EGR通路を介して吸気通路に還流される排気(以下、EGRガスと称することがある。)の流量をそれぞれ適切に制御する必要がある。複数のEGR通路を備えた内燃機関では、いずれかのEGR通路に設けられたEGR弁を予め設定したEGR弁の開度とEGRガスの流量との対応関係に基づいてオープンループ制御することがある。EGRガスの流量は排気取り入れ位置の排気の圧力と排気導入位置の吸気の圧力との圧力差に影響され、この圧力差は排気通路や各EGR通路の圧力損失に応じて変化する。例えば、内燃機関から排出されたススなどが排気通路の内壁やEGR弁などに付着して排気通路やEGR通路の圧力損失が増加すると排気取り入れ位置における排気の圧力が高くなり圧力差が拡大する。この場合、吸気通路に還流される排気の流量が増加する。このようにEGRガスの流量は、排気通路などの状態に応じて変化する。そのため、適切な量のEGRガスが吸気通路に導入されるようにEGR弁の開度とEGRガスの流量との対応関係を適宜補正する必要がある。特許文献2の内燃機関では吸気の酸素濃度に応じてEGR弁の開度を制御しているが、これはEGR通路が1つの内燃機関に適用されるものであり、複数のEGR通路を備えた内燃機関に適用することは難しい。
そこで、本発明は、複数のEGR通路を有する内燃機関において吸気通路に導入される排気の流量をそれぞれ適切に制御することが可能な内燃機関の排気還流装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の内燃機関の排気還流装置は、排気通路から排気の一部を取り出して吸気通路に導入するための第1EGR通路と、前記第1EGR通路の排気取り出し位置よりも排気通路の上流に排気取り出し位置が設けられるとともに前記第1EGR通路の排気導入位置よりも吸気通路の下流に排気導入位置が設けられる第2EGR通路と、前記第1EGR通路を介して前記吸気通路に還流される排気の流量を調整する第1EGR弁と、前記第2EGR通路を介して前記吸気通路に還流される排気の流量を調整する第2EGR弁と、を備えた内燃機関の排気還流装置において、前記第1EGR通路の排気導入位置よりも吸気通路の下流に配置され、前記吸気通路に導入される排気の流量に応じて変化する吸気の物理量を検出する検出手段と、前記内燃機関の運転状態が所定状態であり、かつ前記第2EGR弁の開度を全閉に維持させた状態において前記所定状態に対応した目標流量の排気が前記第1EGR通路を介して前記吸気通路に導入されるように前記第1EGR弁の開度を調整する適合を行ったときの前記第1EGR弁の開度が目標開度として記憶されるとともにその適合時に前記検出手段にて検出された前記吸気の物理量の値が基準値として記憶されている記憶手段と、前記第1EGR弁の開度を前記目標開度に調整するとともに前記第2EGR弁の開度を全閉に調整し、かつ前記内燃機関の運転状態を前記所定状態に調整した場合に前記検出手段により検出された前記吸気の物理量の値と前記記憶手段に記憶されている前記基準値との差に基づいて前記第1EGR弁の開度と前記第1EGR通路を介して前記吸気通路に導入される排気である第1EGRガスの流量との対応関係を補正する補正手段と、を備えていることにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
排気通路などの圧力損失が変化した場合、内燃機関の運転状態、第1EGR弁の開度、及び第2EGR弁の開度を適合時の状態に調整しても第1EGRガスの流量は目標流量とは異なる。この際に検出手段にて検出される吸気の物理量の値と基準値の差は、そのときの第1EGRガスの流量と目標流量との差と相関している。そのため、記憶手段に記憶されている基準値と、内燃機関の運転状態、第1EGR弁の開度、及び第2EGR弁の開度を適合時の状態にそれぞれ調整したときに検出手段で検出された吸気の物理量との差に基づいて第1EGR弁の開度と第1EGRガスの流量との対応関係を補正することにより、この対応関係を排気通路などの圧力損失の変化を考慮して適切に補正することができる。従って、第1EGR通路を介して吸気通路に還流される排気の流量を適切に制御することができる。
本発明の第2の内燃機関の排気還流装置は、排気通路から排気の一部を取り出して吸気通路に導入するための第1EGR通路と、前記第1EGR通路の排気取り出し位置よりも排気通路の上流に排気取り出し位置が設けられるとともに前記第1EGR通路の排気導入位置よりも吸気通路の下流に排気導入位置が設けられる第2EGR通路と、前記第1EGR通路を介して前記吸気通路に還流される排気の流量を調整する第1EGR弁と、前記第2EGR通路を介して前記吸気通路に還流される排気の流量を調整する第2EGR弁と、を備えた内燃機関の排気還流装置において、前記第2EGR通路の排気導入位置よりも吸気通路の下流に配置され、前記吸気通路に導入される排気の流量に応じて変化する吸気の物理量を検出する検出手段と、前記内燃機関の運転状態が所定状態であり、かつ前記第1EGR弁の開度を全閉に維持させた状態において前記所定状態に対応した目標流量の排気が前記第2EGR通路を介して前記吸気通路に導入されるように前記第2EGR弁の開度を調整する適合を行ったときの前記第2EGR弁の開度が目標開度として記憶されるとともにその適合時に前記検出手段にて検出された前記吸気の物理量の値が基準値として記憶されている記憶手段と、前記第1EGR弁の開度を全閉に調整するとともに前記第2EGR弁の開度を前記目標開度に調整し、かつ前記内燃機関の運転状態を前記所定状態に調整した場合に前記検出手段により検出された前記吸気の物理量の値と前記記憶手段に記憶されている前記基準値との差に基づいて前記第2EGR弁の開度と前記第2EGR通路を介して前記吸気通路に導入される排気である第2EGRガスの流量との対応関係を補正する補正手段と、を備えていることにより、上述した課題を解決する(請求項2)。本発明の第2の排気還流装置によれば、第2EGR通路を介して吸気通路に還流される排気の流量を適切に制御することができる。
本発明の第1又は第2の排気還流装置において、前記吸気の物理量は吸気の温度であり、前記補正手段は、前記検出手段により検出された吸気の温度が前記記憶手段に記憶されている基準値より高い場合は補正対象のEGR弁が設けられたEGR通路を介して前記吸気通路に導入される排気の流量が減少するように前記補正対象のEGR弁の開度とそのEGR弁が設けられたEGR通路を介して前記吸気通路に導入される排気の流量との対応関係を補正してもよい(請求項3)。吸気通路に導入されるEGRガスの流量が多くなるほど、吸気の温度は上昇する。そのため、検出手段によって検出された吸気の温度が基準値より高い場合は、目標流量よりも多くの流量のEGRガスが吸気通路に導入されていると考えられる。そこで、EGRガスの流量が減少するように対応関係を補正する。
本発明の第1又は第2の排気還流装置において、前記吸気の物理量は、吸気の圧力又は吸気の流量であってもよい(請求項4)。これらの物理量もEGRガスの流量に応じて変化するため、これらに基づいて対応関係を補正することができる。
以上に説明したように、本発明の排気還流装置によれば、記憶手段に記憶されている基準値と、内燃機関の運転状態、第1EGR弁の開度、及び第2EGR弁の開度を適合時の状態にそれぞれ調整したときに検出手段で検出された吸気の物理量との差に基づいて補正対象のEGR弁の開度とそのEGR弁が設けられたEGR通路のEGRガスの流量との対応関係を補正するので、この対応関係を排気通路などの圧力損失の変化を考慮して適切に補正することができる。従って、吸気通路に還流される排気の流量を適切に制御することができる。
(第1の形態)
図1は、本発明の第1の形態に係る排気還流装置が組み込まれた内燃機関を示している。図1に示した内燃機関(以下、エンジンと称することがある。)1は、車両に走行用動力源として搭載されるディーゼルエンジンであり、複数(図1では4つ)の気筒2と、各気筒2にそれぞれ接続される吸気通路3及び排気通路4とを備えている。吸気通路3には、吸気濾過用のエアフィルタ5、吸入空気量に対応した信号を出力するエアフローメータ6、吸入空気量を調整するためのスロットル弁7、ターボ過給機8のコンプレッサ8a、及び吸気を冷却するためのインタークーラ9が設けられている。排気通路4には、ターボ過給機8のタービン8b、排気を浄化するための排気浄化触媒10、及び排気流量を調整するための排気絞り弁11が設けられている。
排気通路4と吸気通路3とは、低圧EGR通路20及び高圧EGR通路21にて接続されている。図1に示したように低圧EGR通路20は排気浄化触媒10より下流の排気通路4とコンプレッサ8aより上流の吸気通路3とを接続している。一方、高圧EGR通路21はタービン8bより上流の排気通路4とコンプレッサ8aより下流の吸気通路3とを接続している。そのため、低圧EGR通路20が本発明の第1EGR通路に相当し、高圧EGR通路21が本発明の第2EGR通路に相当する。低圧EGR通路20には、吸気通路4に導かれる排気、すなわちEGRガスを冷却するためのEGRクーラ22、及び低圧EGR通路20を介して吸気通路3に還流されるEGRガス(以下、第1EGRガスと称することがある。)の流量を調整するための第1EGR弁としての低圧EGR弁23が設けられている。高圧EGR通路21には、高圧EGR通路21を介して吸気通路3に還流されるEGRガス(以下、第2EGRガスと称することがある。)の流量を調整するために第2EGR弁としての高圧EGR弁24が設けられている。
スロットル弁7、低圧EGR弁23、及び高圧EGR弁24の動作はエンジンコントロールユニット(ECU)30にてそれぞれ制御される。ECU30は、マイクロプロセッサ及びその動作に必要なRAM、ROM等の周辺機器を含んだコンピュータとして構成され、エンジン1に設けられた各種センサからの出力信号に基づいてエンジン1の運転状態を制御する周知のコンピュータユニットである。ECU30は、例えば吸気通路3にEGRガスを導入する場合、エンジン1の回転数及び負荷に応じて低圧EGR通路20及び高圧EGR通路21のいずれを介して吸気通路3に排気を導入するか判定し、エンジン1の運転状態に応じて目標流量のEGRガスが吸気通路3に導入されるように各低圧EGR弁23の開度及び高圧EGR弁24の開度がそれぞれ制御される。このような制御を行う際に参照するセンサとしてECU30には、例えばクランク角に対応した信号を出力するクランク角センサ31、エアフローメータ6などが接続されている。この他にもECU30には、吸気の温度に対応した信号を出力する検出手段としての吸気温センサ32、吸気の酸素濃度に対応した信号を出力する酸素濃度センサ33、排気浄化触媒10の前後の差圧に対応した信号を出力する差圧センサ34、アクセル開度に対応した信号が出力されるアクセル開度センサ35などが接続される。なお、図1に示したように吸気温センサ32は、低圧EGR通路20の排気導入位置よりも下流の吸気通路3に設けられている。これらは一般にエンジンに設けられる周知のセンサでよいため、詳細な説明は省略する。
ECU30は低圧EGR弁23及び高圧EGR弁24の動作をそれぞれ制御するが、その制御方法は異なる。高圧EGR弁24は、各気筒2に吸入される吸気の酸素濃度がエンジン1の運転状態に応じて設定される目標値になるようにフィードバック制御される。一方、低圧EGR弁23は、エンジン1の回転数及び負荷などのエンジン1の運転状態に基づいて目標流量が設定され、ECU30はその目標流量の第1EGRガスが吸気通路3に導入されるように低圧EGR弁23の開度を制御する。すなわち、低圧EGR弁23はオープンループ制御で制御される。この制御は、例えば図2に一例を示した低圧EGR弁23の開度と第1EGRガスの流量との対応関係をマップとしてECU30のRAMに記憶させておき、このマップを参照して低圧EGR弁23の開度を制御すればよい。第1EGRガスの流量は、低圧EGR通路20の圧力損失及び排気浄化触媒11の圧力損失により変化する。そこで、ECU30は、低圧EGR弁23の開度と第1EGRガスの流量との対応関係を適宜補正する。
まず、低圧EGR弁23の開度と第1EGRガスの流量との対応関係の補正方法について説明する。周知のように吸気通路3に導入されるEGRガスの量が多いほど吸気の温度は上昇し、これらの間には相関関係がある。そこで、エンジン1の運転状態を所定状態であり、かつ高圧EGR弁24の開度を所定開度に維持させた状態においてその所定状態に対応した目標流量の第1EGRガスが低圧EGR通路20を介して吸気通路3に導入されるように低圧EGR弁23の開度を調整する適合を予め行い、そのときの低圧EGR弁23の開度を目標開度としてECU30のROMに記憶させるとともにそのときに吸気温センサ32にて検出された温度を基準値としてECU30のROMに記憶させておく。これにより、ECU30が本発明の記憶手段として機能する。排気通路4にススなどが付着し、排気通路4の圧力損失が変化した場合は、低圧EGR通路20の排気取り出し位置と排気導入位置との圧力差が変化する。この場合、エンジン1の運転状態を所定状態に調整するとともに高圧EGR弁24の開度を所定開度に調整し、かつ低圧EGR弁23の開度を適合時に調整した目標開度に調整しても第1EGRガスの流量が目標流量とずれるため、基準値とは異なる吸気の温度が吸気温センサ32にて検出される。この際、吸気温センサ32にて検出された吸気の温度と基準値との差(以下、温度差と称することがある。)は、そのときに流れていた第1EGRガスの流量と目標流量との差と相関しているため、温度差に応じて対応関係を補正する。図3は、第1EGRガスの流量と吸気温度との関係の一例を示している。なお、図3の点Pは、目標流量の第1EGRガスが吸気通路3に導入された場合の吸気温度、すなわち適合時における関係を示している。検出された吸気温度が図3の温度T2であり、基準値T1よりも高かった場合、目標流量よりも多くの第1EGRガスが吸気通路3に導入されていると考えられる。そこで、温度差(T2−T1)に応じて補正量を算出し、その補正量に応じて図2のマップを修正すればよい。例えば、検出された吸気温度が基準値よりも高い場合は図2の矢印B方向に対応関係を補正する。一方、検出された吸気温度が基準値よりも低い場合は図2の矢印A方向に対応関係を補正する。なお、この補正を行う際のエンジン1の運転状態としては、例えばアイドリング状態が設定される。また、高圧EGR弁24が調整される所定開度としては、例えば全閉が設定される。
ECU30は、上述した補正方法で低圧EGR弁23の開度と第1EGRガスの流量との対応関係を補正するべく図4に示した対応関係学習ルーチンをエンジン1の運転中に所定の周期で繰り返し実行する。図4のルーチンを実行することにより、ECU30が本発明の補正手段として機能する。図4のルーチンにおいてECU30は、まずステップS11でエンジン1の運転状態を取得する。エンジン1の運転状態としては、エンジン1の回転数、エンジン1の負荷及びアクセル開度などが取得される。続くステップS12においてECU30は、所定の学習条件が成立しているか否か判断する。上述したように対応関係を補正する際は、エンジン1をアイドリング状態に調整するとともに高圧EGR弁24を全閉に調整する。そこで、エンジン1の運転状態及び高圧EGR弁24の開度をこのように調整することが可能、例えばエンジン1が搭載された車両が停止中などの場合に所定の学習条件が成立したと判断される。所定の学習条件が不成立と判断した場合は今回のルーチンを終了する。
一方、所定の学習条件が成立していると判断した場合はステップS13に進み、ECU30は低圧EGR弁23の開度を適合時に調整した目標開度に調整するとともに高圧EGR弁24の開度を全閉に調整し、かつエンジン1の運転状態をアイドリング状態に調整する。続くステップS14においてECU30は、吸気温センサ32の出力信号に基づいて吸気の温度を検出する。次のステップS15においてECU30は、検出した吸気温度とECU30のROMに記憶されている基準値との温度差に基づいて補正量を算出する。その後、ステップS16において低圧EGR弁23の開度と第1EGRガスの流量との対応関係、すなわち図2のマップを補正する。その後、今回のルーチンを終了する。
以上に説明したように第1の形態によれば、エンジン1の運転状態、高圧EGR弁24の開度、及び低圧EGR弁23の開度をそれぞれ適合時の状態に調整し、そのときに吸気温センサ32にて検出された温度と適合時に検出された基準値の温度差に基づいて低圧EGR弁23の開度と第1EGRガスの流量との対応関係を補正するので、対応関係を適切、かつ簡易に補正することができる。そのため、第1EGRガスの流量を適切に制御することができる。また、これにより吸気温度の変動を抑制し、吸気温度を安定に制御できるので、エンジン1の排気エミッションを改善することができる。
(第2の形態)
図5及び図6を参照して本発明の第2の形態について説明する。図5は第1の形態の図1に対応する図である。図5に示したように、第2の形態では、吸気温センサ32が高圧EGR通路21の排気導入位置よりも下流の吸気通路3に設けられる点が異なり、他は第1の形態と同じである。そのため、図5において図1と共通の部分には同一の符号を付して説明を省略する。また、この形態では、ECU30のRAMに高圧EGR弁24の開度と第2EGRガスの流量との対応関係がマップとして記憶されており、ECU30はこのマップも参照して高圧EGR弁24の開度を制御する。
上述した第1の形態では、低圧EGR弁23の開度と第1EGRガスの流量との対応関係を補正したが、排気通路4の圧力損失の変化は高圧EGR弁24の開度と第2EGRガスの流量との対応関係も変化させる。そこで、第2の形態では、高圧EGR弁24の開度と第2EGRガスの流量との対応関係の補正を行う。この対応関係の補正方法は、第1の形態と同様に行えばよい。なお、第2の形態では、高圧EGR弁24の開度と第2EGRガスの流量との対応関係を補正するので、エンジン1の運転状態を所定状態であり、かつ低圧EGR弁23の開度を所定開度に維持させた状態においてその所定状態に対応した目標流量の第2EGRガスが高圧EGR通路21を介して吸気通路3に導入されるように高圧EGR弁24の開度を調整する適合を予め行い、そのときの高圧EGR弁24の開度を目標開度としてECU30のROMに記憶させるとともにそのときに吸気温センサ32にて検出された温度を基準値としてECU30のROMに記憶させておく。なお、適合時におけるエンジン1の運転状態としてはアイドリング状態が設定され、低圧EGR弁23の開度には全閉が設定される。図6は、ECU30が高圧EGR弁24の開度と第2EGRガスの流量との対応関係を補正するべくエンジン1の運転中に所定の周期で繰り返し実行する対応関係学習ルーチンを示している。なお、図6において図4と同一の処理には同一の参照符号を付して説明を省略する。
図6のルーチンにおいてECU30は、ステップS12まで図4と同様に処理を進める。ステップS12が肯定判断された場合、ステップS21に進み、ECU30は高圧EGR弁24の開度を適合時に調整した目標開度に調整するとともに低圧EGR弁23の開度を全閉に調整し、かつエンジン1の運転状態をアイドリング状態に調整する。続くステップS14においてECU30は吸気の温度を検出し、その後ステップS15において検出した吸気温度とECU30のROMに記憶されている基準値との温度差に基づいて補正量を算出する。次のステップS22においてECU30は、高圧EGR弁24の開度と第2EGRガスの流量との対応関係、すなわちECU30のRAMに記憶されているマップを補正する。その後、今回のルーチンを終了する。
このように高圧EGR弁24の開度と第2EGRガスの流量との対応関係を補正することにより、第2EGRガスの流量を適切に制御することができる。
次に図7及び図8を参照して本発明に関係する参考例について説明する。
上述したようにエンジン1では、エンジン1の回転数及び負荷に応じて低圧EGR通路20及び高圧EGR通路21のいずれを介して吸気通路3に排気を導入するか判定しており、排気通路4から吸気通路3に排気を還流させるための複数種類のEGRモードがエンジン1の運転状態に対応付けられて設定されている。EGRモードとしては、低圧EGR通路20のみを介して排気を吸気通路3に還流する低圧EGRモードとしてのロープレッシャーループ(LPL)モード、高圧EGR通路21のみを介して排気を吸気通路3に還流する高圧EGRモードとしてのハイプレッシャーループ(HPL)モード、及び低圧EGR通路20及び高圧EGR通路21の両方のEGR通路を介して排気を吸気通路3に導入する混合EGRモードとしてのMPLモードが設定されている。図7は、これら各EGRモードとエンジン1の運転状態との対応関係の一例を示す図である。ECU20は、吸気通路3への排気の還流を行う場合、図7の対応関係を参照し、エンジン1の運転状態を示す回転数及び負荷に応じてLPLモード、MPLモード、又はHPLモードのいずれかのEGRモードを選択する。なお、LPLモードは、高圧EGR弁24が全閉に維持されるとともに低圧EGR弁23が開けられることにより実行される。HPLモードは、低圧EGR弁23が全閉に維持されるとともに高圧EGR弁24が開けられることにより実行される。MPLモードは、低圧EGR弁23及び高圧EGR弁24の両方が開けられることにより実行される。なお、図7に示した関係は、予め実験又は数値計算などにより求めてECU20のROMにマップとして記憶されている。
例えば、エンジン1がLPLモードで運転される場合は高圧EGR弁24が全閉に維持されるため、温度差に基づいて低圧EGR弁23の開度と第1EGRガスの流量との対応関係を補正することにより、温度差をEGRガスの流量の補正に適切に反映させることができる。
MPLモードで運転される場合は、低圧EGR通路20及び高圧EGR通路21の両方のEGR通路を介して吸気通路3にEGRガスが導入されるため、各EGR弁23、24の対応関係をそれぞれ補正することにより、EGRガスの制御精度を向上させることができる。この際、低圧EGR弁23の対応関係と高圧EGR弁の対応関係とをそれぞれ同じずつ補正してもよいし、それぞれの対応関係への反映の度合い(以下、反映度と称することがある。)を設定し、その設定した反映度に応じて各EGR弁23、24の対応関係をそれぞれ補正してもよい。
反映度の設定方法について説明する。図8は、図5のエンジン1における各部のガス流れを示す図である。図8における領域Aの圧力損失の変化、すなわち低圧EGR通路20における圧力損失の変化は、第1EGRガスの流量に影響を与える。図8の領域B、Cの圧力損失の変化、すなわち高圧EGR通路21の圧力損失の変化、及び高圧EGR通路21の排気取り出し位置と低圧EGR通路20の排気取り出し位置との間の排気通路4の圧力損失の変化は、第2EGRガスの流量に影響を与える。図8の領域Dの圧力損失の変化、すなわち低圧EGR通路20の排気取り出し位置よりも下流側の排気通路4の圧力損失の変化は第1EGRガスの流量及び第2EGRガスの流量の両方に影響を与える。それぞれの領域A〜Dにおける圧力損失の変化は、第1EGRガスの流量及び第2EGRガスの流量に影響を与えるため、吸気温度に影響を与える。そこで、これらの領域A〜Dにおける圧力損失の変化を吸気温度の変化ΔTA〜ΔTDに置き換えると、低圧EGR弁23の開度を適合時の目標開度に調整したときにおける吸気の温度と基準値との温度差ΔTLは式(1)に示したように、高圧EGR弁24の開度を適合時の目標開度に調整したときにおける吸気の温度と基準値との温度差ΔTHは式(2)に示したようにそれぞれ表すことができる。
ΔTL=ΔTA+ΔTD ・・・(1)
ΔTH=ΔTB+ΔTC+ΔTD ・・・(2)
ここで、高圧EGR通路21が低圧EGR通路20よりも詰まり易いことがエンジン1の運転履歴、例えばエンジン1の回転数NE、トルクTrq、又は運転時間timeなどの関数として表せると仮定すると、領域B及び領域Cの圧力損失の変化に対応する吸気温度の変化ΔTBC(=ΔTB+ΔTC)と領域Aの圧力損失の変化に対応する吸気温度の変化ΔTAとの関係は、以下の式(3)で示すことができる。
ΔTBC/ΔTA=f(NE、Trq、time)・・・(3)
この式(3)の関係を定数Cに置き換えると、式(3)’及び式(3)’’を導き出すことができる。
ΔTBC/ΔTA=C ・・・(3)’
ΔTBC=CΔTA ・・・(3)’’
この式(3)’’を式(2)に代入すると、以下の式(4)を導くことができる。
ΔTH=CΔTA+ΔTD ・・・(4)
そして、式(1)から式(4)を引くことにより、領域Dにおける圧力損失の変化に対応する吸気温度の変化ΔTDは、以下の式(5)で示すことができる。
ΔTD=(ΔTL−CΔTH)/(1−C) ・・・(5)
この式(5)の関係を式(1)及び式(2)に代入することにより、領域Aの圧力損失の変化に対応する吸気温度の変化ΔTAを式(6)で、領域B及び領域Cの圧力損失の変化に対応する吸気温度の変化ΔTBCを式(7)で示すことができる。
ΔTA=ΔTL−(ΔTL−CΔTH)/(1−C) ・・・(6)
ΔTBC=ΔTH−(ΔTL−CΔTH)/(1−C) ・・・(7)
低圧EGR弁23の開度を適合時の目標開度に調整したときにおける吸気の温度と基準値との温度差ΔTL、及び高圧EGR弁24の開度を適合時の目標開度に調整したときにおける吸気の温度と基準値との温度差ΔTHは上述した補正方法を行うことにより算出することができるので、未知数が2つで式が2つであるため、領域Aの圧力損失の変化に対応する吸気温度の変化ΔTA、及び領域B及び領域Cの圧力損失の変化に対応する吸気温度の変化ΔTBCを算出することができる。吸気温度の変化ΔTAと吸気温度の変化ΔTBCとの比は、排気通路4などの圧力損失の変化が第1EGRガスの流量及び第2EGRガスの流量を変化させた度合いに対応している。そこで、吸気温度の変化ΔTAと吸気温度の変化ΔTBCとの比に応じて各EGR弁23、24の対応関係への反映度を設定し、その設定した反映度に応じて各EGR弁23、24の対応関係の補正に使用する補正量を設定するとともにそれら補正量で各対応関係をそれぞれ補正する。この場合、さらに精度良く各EGR弁23、24の対応関係を補正することができる
排気浄化触媒10には排気中のススなどが付着し易いため、図8の領域Cにおける圧力損失の変化は、排気浄化触媒10の詰まり具合によってほぼ決まると考えることができる。そこで、排気浄化触媒10の詰まり具合を考慮して反映度を設定してもよい。この場合、反映度をより簡易に設定することができる。
MPLモードでエンジン1を運転している場合においても、温度差に基づいて低圧EGR弁23の対応関係のみを補正してもよい。低圧EGR弁23の開度が第1EGRガスの流量に与える影響は、高圧EGR弁24の開度が第2EGRガスの流量に与える影響よりも大きい。そこで、温度差に基づいて低圧EGR弁23の対応関係のみを補正する。この場合、反映度を考慮する必要がないため、対応関係の補正を簡易に行うことができる。
本発明は、上述した各形態に限定されることなく、種々の形態にて実施することができる。例えば、本発明はディーゼルエンジンに限らず、ガソリンその他の燃料を利用する各種の内燃機関に適用してよい
上述した各形態では、適合時の吸気の温度に応じて対応関係の補正を行っているが、吸気通路に導入されるEGRガスの量に応じて吸気の圧力及び吸気の流量も変化する。そのため、適合時におけるこれらの値を基準値として記憶させておき、この記憶させておいた基準値と実際に検出した値とに応じて対応関係を補正してもよい。
上述した各形態では、エンジン1の運転状態をアイドリング状態にして適合を行っているが、適合時の運転状態はこの状態に限定されない。例えば、補正を行う期間中、吸気の温度を安定にすることができる種々の運転状態で適合を行ってもよい
本発明の第1の形態に係る排気還流装置が組み込まれた内燃機関の一例を示す図。 低圧EGR弁の開度と第1EGRガスの流量との対応関係の一例を示す図。 第1EGRガスの流量と吸気温度との関係の一例を示す図。 図1のECUが実行する対応関係学習ルーチンを示すフローチャート。 本発明の第2の形態に係る排気還流装置が組み込まれた内燃機関の一例を示す図。 図5のECUが実行する対応関係学習ルーチンを示すフローチャート。 各EGRモードとエンジンの運転状態との対応関係の一例を示す図。 図5のエンジンにおける各部のガス流れを示す図。
符号の説明
1 内燃機関
3 吸気通路
4 排気通路
7 スロットル弁
10 排気浄化触媒
20 低圧EGR通路(第1EGR通路)
21 高圧EGR通路(第2EGR通路)
23 低圧EGR弁
24 高圧EGR弁
30 エンジンコントロールユニット(記憶手段、補正手段)
32 吸気温センサ(検出手段)

Claims (4)

  1. 排気通路から排気の一部を取り出して吸気通路に導入するための第1EGR通路と、前記第1EGR通路の排気取り出し位置よりも排気通路の上流に排気取り出し位置が設けられるとともに前記第1EGR通路の排気導入位置よりも吸気通路の下流に排気導入位置が設けられる第2EGR通路と、前記第1EGR通路を介して前記吸気通路に還流される排気の流量を調整する第1EGR弁と、前記第2EGR通路を介して前記吸気通路に還流される排気の流量を調整する第2EGR弁と、を備えた内燃機関の排気還流装置において、
    前記第1EGR通路の排気導入位置よりも吸気通路の下流に配置され、前記吸気通路に導入される排気の流量に応じて変化する吸気の物理量を検出する検出手段と、前記内燃機関の運転状態が所定状態であり、かつ前記第2EGR弁の開度を全閉に維持させた状態において前記所定状態に対応した目標流量の排気が前記第1EGR通路を介して前記吸気通路に導入されるように前記第1EGR弁の開度を調整する適合を行ったときの前記第1EGR弁の開度が目標開度として記憶されるとともにその適合時に前記検出手段にて検出された前記吸気の物理量の値が基準値として記憶されている記憶手段と、前記第1EGR弁の開度を前記目標開度に調整するとともに前記第2EGR弁の開度を全閉に調整し、かつ前記内燃機関の運転状態を前記所定状態に調整した場合に前記検出手段により検出された前記吸気の物理量の値と前記記憶手段に記憶されている前記基準値との差に基づいて前記第1EGR弁の開度と前記第1EGR通路を介して前記吸気通路に導入される排気である第1EGRガスの流量との対応関係を補正する補正手段と、を備えていることを特徴とする内燃機関の排気還流装置。
  2. 排気通路から排気の一部を取り出して吸気通路に導入するための第1EGR通路と、前記第1EGR通路の排気取り出し位置よりも排気通路の上流に排気取り出し位置が設けられるとともに前記第1EGR通路の排気導入位置よりも吸気通路の下流に排気導入位置が設けられる第2EGR通路と、前記第1EGR通路を介して前記吸気通路に還流される排気の流量を調整する第1EGR弁と、前記第2EGR通路を介して前記吸気通路に還流される排気の流量を調整する第2EGR弁と、を備えた内燃機関の排気還流装置において、
    前記第2EGR通路の排気導入位置よりも吸気通路の下流に配置され、前記吸気通路に導入される排気の流量に応じて変化する吸気の物理量を検出する検出手段と、前記内燃機関の運転状態が所定状態であり、かつ前記第1EGR弁の開度を全閉に維持させた状態において前記所定状態に対応した目標流量の排気が前記第2EGR通路を介して前記吸気通路に導入されるように前記第2EGR弁の開度を調整する適合を行ったときの前記第2EGR弁の開度が目標開度として記憶されるとともにその適合時に前記検出手段にて検出された前記吸気の物理量の値が基準値として記憶されている記憶手段と、前記第1EGR弁の開度を全閉に調整するとともに前記第2EGR弁の開度を前記目標開度に調整し、かつ前記内燃機関の運転状態を前記所定状態に調整した場合に前記検出手段により検出された前記吸気の物理量の値と前記記憶手段に記憶されている前記基準値との差に基づいて前記第2EGR弁の開度と前記第2EGR通路を介して前記吸気通路に導入される排気である第2EGRガスの流量との対応関係を補正する補正手段と、を備えていることを特徴とする内燃機関の排気還流装置。
  3. 前記吸気の物理量は吸気の温度であり、
    前記補正手段は、前記検出手段により検出された吸気の温度が前記記憶手段に記憶されている基準値より高い場合は補正対象のEGR弁が設けられたEGR通路を介して前記吸気通路に導入される排気の流量が減少するように前記補正対象のEGR弁の開度とそのEGR弁が設けられたEGR通路を介して前記吸気通路に導入される排気の流量との対応関係を補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の排気還流装置。
  4. 前記吸気の物理量は、吸気の圧力又は吸気の流量であることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の排気還流装置。
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