JP4855603B2 - 加速度検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は加速度検出装置に係り、特に、3次元方向の加速度を検出するための加速度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、ゲーム等において多様化した入力方法が要求されている。その中でも入力デバイスに働く加速度を検出することにより人間の動きを入力する方法が望まれている。
【0003】
図1はゲームで望まれている入力方法を説明するための図である。
【0004】
図1(A)に示すように3次元加速度センサ1をゲームを行なう人の手首、足首に装着する。ゲーム機は、3次元加速度センサ1からの検出信号により操作者の手首、足首の動きを検出することにより、操作者の動きを検出できる。
【0005】
これにより、例えば、図1(B)に示すようにダンスの動きを検出し、ゲームを行なったり、図1(C)に示すような野球の動きや図1(D)に示すようなボクシングの動きを検出してゲームを行ったりすることができる。
【0006】
従来、加速度検出装置は、1次元方向の加速度を検出する1次元加速度センサや2次元方向の加速度を検出する2次元加速度センサが存在する。しかし、1次元加速度センサや2次元加速度センサでは、3次元方向に動く手首や足首の動きを検出することは困難であった。
【0007】
また、3次元加速度センサも存在していたが、圧電素子を用いたものが主流であり、人の動きのように比較的低周波の加速度を検出するものには用いることはできなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来の3次元加速度検出装置は、圧電タイプが主流であり、人の動きなど低周波の加速度を検出するのには適していなかった。
【0009】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、3次元方向の加速度の検出を安価な構成で低周波の加速度を検出できる加速度検出装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、回路基板と、前記回路基板上に実装された、2次元方向の加速度を検出する第1の加速度検出装置と、前記回路基板の、前記第1の加速度検出装置が実装されている面と同一面上に実装された、他の1次元方向の一方向の加速度を検出する第2の加速度検出装置と、前記第2の加速度検出装置が実装されている面と反対側の面上に実装された、前記一方向と反対側の方向の加速度を検出する第3の加速度検出装置と、を有し、前記第1の加速度検出装置は、所定の質量を有する第1の重り部と、前記第1の重り部に前記2次元方向の加速度が加わると、磁束の方向が変移する第1の永久磁石と、前記第1の永久磁石の磁束の方向が変移すると供給される磁束の量が変化し、該供給される磁束の量に応じた電流を出力する複数の第1の電磁変換素子と、を有し前記第2の加速度検出装置は、所定の質量を有する第2の重り部と、前記第2のおもり部に前記一方向の加速度が加わると、回動する第2の永久磁石と、前記第2の永久磁石が回動すると、該第2の永久磁石との距離が変動し、該第2の永久磁石との距離に応じた電流を出力する第2の電磁変換素子と、を有し、前記第3の加速度検出装置は、所定の質量を有する第3の重り部と、前記第3のおもり部に前記一方向と反対側の方向の加速度が加わると、回動する第3の永久磁石と、前記第3の永久磁石が回動すると、該第3の永久磁石との距離が変動し、該第3の永久磁石との距離に応じた電流を出力する第3の電磁変換素子と、を有し、前記複数の第1の電磁変換素子から出力される電流から前記2次元方向の加速度が検出され、前記第2の電磁変換素子から出力される電流と、前記第3の電磁変換素子から出力される電流との差分から、前記他の1次元方向の加速度が検出されることを特徴とする。
本発明によれば、第1の加速度検出装置、第2の加速度検出装置、第3の加速度検出装置を同一の回路基板上に実装することにより、加速度検出装置全体の構成を小型化できる。更に、永久磁石を3次元方向に移動させる機構が必要がないので、3次元方向の加速度の検出を安価な構成で低周波の加速度を検出できる。
【0011】
請求項2は、回路基板と、前記回路基板上に実装された、2次元方向の加速度を検出する第1の加速度検出装置と、前記回路基板の、前記第1の加速度検出装置が実装されている面と反対側の面上に実装された、他の1次元方向の加速度を検出する第2の加速度検出装置と、を有し、前記第1の加速度検出装置は、所定の質量を有する重り部と、前記重り部に前記2次元方向の加速度が加わると、磁束の方向が変移する第1の永久磁石と、前記第1の永久磁石の磁束の方向が変移すると供給される磁束の量が変化し、該供給される磁束の量に応じた電流を出力する複数の第1の電磁変換素子と、を有し、前記第2の加速度検出装置は、前記回路基板が取り付けられている有底円筒状のケースと、前記他の1次元方向の加速度が加わると、該加速度が加えられた方向に移動可能に前記ケース内に配置されている第2の永久磁石と、前記回路基板上の、前記第1の加速度検出装置が実装された面と反対側の面に実装されており、前記第2の永久磁石が前記1次元方向に移動すると、該第2の永久磁石との距離が変動し、該第2の永久磁石との距離に応じた電流を出力する第2の電磁変換素子と、前記ケースの底面に、前記第2電磁変換素子と対向するように実装されており、前記第2の永久磁石が前記1次元方向に移動すると、該第2の永久磁石との距離が変動し、該第2の永久磁石との距離に応じた電流を出力する第3の電磁変換素子と、を有し、前記複数の第1の電磁変換素子から出力される電流から前記2次元方向の加速度が検出され、前記第2の電磁変換素子から出力される電流と、前記第3の電磁変換素子から出力される電流との差分から、前記他の1次元方向の加速度が検出されることを特徴とする。
本発明によれば、第1の加速度検出装置、第2の加速度検出装置を同一の回路基板上に実装することにより、加速度検出装置全体の構成を小型化できる。更に、永久磁石を3次元方向に移動させる機構が必要がないので、3次元方向の加速度の検出を安価な構成で低周波の加速度を検出できる。
【0012】
請求項3は、第1の回路基板と、前記第1の回路基板と直交して配置された第2の回路基板と、前記第1の回路基板上に実装された、2次元方向の加速度を検出する第1の加速度検出装置と、前記第2の回路基板上に実装された、2次元方向の加速度を検出する第2の加速度検出装置と、を有し、前記第2の加速度検出装置は、前記第1の加速度検出装置についての2次元方向とは他の1次元の加速度を検出するように実装され、前記第1の加速度検出装置は、所定の質量を有する第1の重り部と、前記第1の重り部に前記2次元方向の加速度が加わると、磁束の方向が変移する第1の永久磁石と、前記第1の永久磁石の磁束の方向が変移すると供給される磁束の量が変化し、該供給される磁束の量に応じた電流を出力する複数の第1の電磁変換素子と、を有し前記第2の加速度検出装置は、所定の質量を有する第2の重り部と、前記第2の重り部に前記他の1次元方向の加速度が加わると、磁束の方向が変移する第2の永久磁石と、前記第2の永久磁石の磁束の方向が変移すると供給される磁束の量が変化し、該供給される磁束の量に応じた電流を出力する複数の第2の電磁変換素子と、を有し、前記複数の第1の電磁変換素子から出力される電流から前記2次元方向の加速度が検出され、前記複数の第2の電磁変換素子から出力される電流から前記他の1次元方向の加速度が検出されることを特徴とする。
本発明によれば、第1の加速度検出装置と第2の加速度検出装置とを同じもので構成できるので、部品の種類を削減できるので、安価に構成できる。
【0013】
請求項4は、半球面と円形面とを有する半球体と、前記円形面と前記半球面とが接する箇所近傍の前記半球面上に、お互いに対向して配置されている第1の加速度検出装置および第2の加速度検出装置と、前記円形面と前記半球面とが接する箇所近傍の前記半球面上に、お互いに対向して配置されている第3の加速度検出装置および第4の加速度検出装置と、前記円形面と最も離れている前記半球面上に配置されている第5の加速度検出装置と、中央演算装置と、を有する加速度検出装置において、前記第1の加速度検出装置および前記第2の加速度検出装置とを結ぶ線分と、前記第3の加速度検出装置および前記第4の加速度検出装置とを結ぶ線分と、は直交し、前記第5の加速度検出装置は、2次元方向の加速度を検出するものであり、前記第1の加速度検出装置、前記第2の加速度検出装置、前記第3の加速度検出装置、前記第4の加速度検出装置はそれぞれ、前記2次元方向のうちどちらか一次元の方向と他の1次元方向の加速度を検出するものであり、前記中央演算装置は、前記加速度検出装置に加速度が加えられた場合に、前記第1の加速度検出装置と前記第2の加速度検出装置とがお互いに反対方向の加速度が加えられていると判定した場合、または/および、前記第3の加速度検出装置と前記第4の加速度検出装置とがお互いに反対方向の加速度が加えられていると判定した場合には、前記加速度検出装置にひねりを加えられたことを検出することを特徴とする。
本発明によれば、加速度の検出方向を検出することにより、ねじれの運動を検出することができる。また、複数の加速度検出装置を一の半球体上に取り付けることにより装置全体をコンパクトに構成できる。
【0014】
請求項5は、略直方体形状または略立方体形状のケースと前記ケースの一面に実装された回路基板と、所定の重さを有する永久磁石と、前記3次元方向に移動可能に前記永久磁石を保持する複数のバネと、前記回路基板上の略中央部に実装され、前記永久磁石との距離に応じた電流を出力する1つの電磁変換素子と、前記回路基板上に、前記1つの電磁変換素子を中心として、十字状になるように実装され、前記永久磁石との距離に応じた電流を出力する4つの電磁変換素子と、を有する加速度検出装置において、前記加速度検出装置に加速度が加えられていない場合には、前記永久磁石は前記複数のバネにより、前記ケースの略中央部であり、かつ、前記1つの電磁変換素子と対向する位置に保持されており、前記加速度検出装置に加速度が加えられた場合には、前記永久磁石は、該加速度が加えられた方向に応じた方向に移動し、前記4つの電磁変換素子から出力される電流から2次元方向の加速度が検出され、前記1つの電磁変換素子から出力される電流から他の1次元方向の加速度が検出されることを特徴とする。
本発明によれば、電磁変換素子を回路基板上に実装することにより、回路の配線を簡略化でき安価に構成できる。
【0015】
本発明によれば、第1の加速度検出装置及び第2の加速度検出装置とを同一の回路基板上に実装することにより、加速度検出装置全体の構成を小型化できる。
【0016】
請求項5は、電磁変換素子を回路基板上に実装されたことを特徴とする。
【0017】
本発明によれば、電磁変換素子を回路基板上に実装することにより、回路の配線を簡略化でき安価に構成できる。
【0018】
請求項6は、第2の加速度検出装置を第1の加速度検出装置と同じ構成とし、第1の加速度検出装置のうち一方の次元方向の加速度を検出するようにしたことを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、第1の加速度検出装置と第2の加速度検出装置とを同じもので構成できるので、部品の種類を削減できるので、安価に構成できる。
【0020】
請求項7は、2次元方向の加速度を検出する複数の加速度検出装置を組み合わせて、3次元方向の加速度及び回転方向の加速度を検出することを特徴とする。
請求項8は、複数の加速度検出装置を電磁変換素子と加速度に応じて2次元方向に移動可能とされた磁力発生部とから構成したことを特徴とする。
【0021】
本発明によれば、磁石を3次元方向に移動させる機構が必要がないので、3次元方向の加速度の検出を安価な構成で低周波の加速度を検出できる。
【0022】
請求項9は、複数の加速度検出装置での加速度の検出方向に応じてねじれを検出することを特徴とする。
【0023】
本発明によれば、加速度の検出方向を検出することにより、ねじれの運動を検出することができる。
【0024】
請求項10は、複数の加速度検出装置を、一の保持部材上に取り付けられたことを特徴とする。
【0025】
請求項11は、保持部材が半球体状に形成されたことを特徴とする。
【0026】
本発明によれば、複数の加速度検出装置を一の保持部材上に取り付けることにより装置全体をコンパクトに構成できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の第1実施例のブロック構成図、図3は本発明の第1実施例の外観構成図を示す。
【0028】
本実施例の加速度検出システム100は、加速度検出部101、増幅器102x、102y、102z、アナログ/ディジタル(A/D)変換器103、演算装置104を含む構成とされている。
【0029】
加速度検出部101は、加速度検出装置111、112、113を回路基板114上に実装した構成とされている。加速度検出装置111は、X方向及びY方向の2次元方向の加速度を検出する。加速度検出装置112は、+Z方向の1次元方向の加速度を検出する。加速度検出装置113は、−Z方向の1次元方向の加速度を検出する。
【0030】
まず、加速度検出装置111について詳細に説明する。
【0031】
図4は加速度検出装置111の構成図、図5は加速度検出装置111の要部の斜視図を示す。
【0032】
加速度検出装置111は、ホール素子121〜124、ケース125、回動部126、押圧部材127、バネ128を含む構成とされている。
【0033】
ホール素子121、122は、回路基板14上で矢印X方向に延在して配置される。また、ホール素子123、124は、回路基板14上で矢印Y方向に延在して配置される。ホール素子121とホール素子122とを結ぶ延長線Lxは、ホール素子123とホール素子124とを結ぶ延長線Lyと所定の位置P0で直交する。ホール素子121〜124を回路基板14に実装することにより、回路基板14に形成されたプリント配線によりホール素子121〜124を配線できるので、配線を簡略化できる。
【0034】
ケース125は、ベース131及びカバー132から構成とされている。ベース131は、ホール素子121〜124の上に配置され、回動部126の下端を回動自在に保持する。回動部126は、球体部141と重り部142とがレバー143を介して接続された構成とされている。球体部141の内部には、永久磁石144が内蔵されている。
【0035】
球体部141は、ベース131に回動自在に保持され、上部に押圧部材127が配置される。バネ128は押圧部材127とカバー132との間に配置され、押圧部材127を下方に押圧する。球体部141は、押圧部材127に押圧されて、レバー143が回路基板14に略直交する状態でケース125の内部に保持される。
【0036】
重り部142は、レバー143の上端に設けられ、所定の質量とされている。
重り部142に加速度が加わると、加速度が加わった方向に加速度に応じた力が働く。
【0037】
重り部142に力が働くことにより、レバー143は加速度が加わった方向に回動する。レバー143が回動することによって球体部141が回動する。球体部141が回動することにより永久磁石144の磁束の方向が変移する。永久磁石144の磁束の方向が変移することによりホール素子121〜124に供給される磁束の量が変化する。ホール素子121〜124は、永久磁石144から供給される磁束の量に応じた電流を出力する。
【0038】
次に加速度検出装置122について詳細に説明する。
【0039】
図6は加速度検出装置112の構成図、図7は加速度検出装置112の要部の斜視図を示す。
【0040】
加速度検出装置112は、ホール素子151、ベース部152、回動部153、重り部154、バネ155を含む構成とされている。
【0041】
ホール素子151は、回路基板14上の所定の位置に実装されている。ベース部152には、回動部153が矢印B方向に回動自在に保持されている。
【0042】
ベース部152と回動部153との間にはバネ155が介装されている。また、回動部153の先端には、重り部154が固定されている。重り部154は、重り161及び永久磁石162を含む構成とされている。
【0043】
重り161は、所定の質量を有する。重り161の下端には、ホール素子151に対向して永久磁石162が固定されている。永久磁石162は、回動部153が矢印B方向に回動することによりホール素子151との距離が離間又は近接する。
【0044】
重り161に矢印Z方向に加速度が加わると、重り161に加速度に応じた力が働く。重り161に力が働くことによりに回動部153がバネ162の付勢力に抗して矢印B方向に回動する。
【0045】
回動部153が矢印B方向に回動することにより永久磁石162とホール素子151との距離が変動する。ホール素子151は、永久磁石162との距離に応じた電流を流す。
【0046】
なお、加速度検出装置113は、図6、図7に示す加速度検出装置112と同様な構成であるので、その説明は省略する。
【0047】
なお、加速度検出装置113は、回路基板14の裏面側に実装される。
【0048】
加速度検出装置111のホール素子121、122の出力は、増幅器102xに供給される。増幅器102xは、ホール素子121の出力とホール素子122の出力との差分を取り、X軸Lx方向の出力としてA/D変換器103に供給する。
【0049】
図8は増幅器102xの出力特性図を示す。図8において横軸は、永久磁石144の傾き、縦軸は、増幅器102xの出力を示す。
【0050】
増幅器102xの出力は、図8に示すように永久磁石144が中立した状態で0となり、永久磁石144の傾きに応じて略リニアに変化する特性となる。なお、増幅器102yの出力も図8と同様な特性となる。
【0051】
加速度検出装置111のホール素子123、124の出力は、増幅器102yに供給される。増幅器102yは、ホール素子123の出力とホール素子124の出力との差分を取り、Y軸Ly方向の出力としてA/D変換器103に供給する。
【0052】
また、加速度検出装置112のホール素子151の出力及び加速度検出装置113のホール素子151の出力は、増幅器102zに供給される。増幅器102zは、加速度検出装置112のホール素子151の出力と加速度検出装置113のホール素子151の出力との差分を取り、Z軸Lz方向の出力としてA/D変換器103に供給する。
【0053】
図9は加速度検出装置112の出力特性図を示す。図9において横軸は永久磁石162と回路基板14との距離、縦軸はホール素子151の出力を示す。図9に示すようにホール素子151の出力は、永久磁石162が回路基板14から離間するほど低下する特性を示す。
【0054】
A/D変換器103は、増幅器102x、102y、102zの出力を各々ディジタルデータに変換する。A/D変換器103で変換されたディジタルデータは、中央演算装置104に供給される。
【0055】
中央演算装置104は、演算部171、記憶部172、インタフェース部173、クロック部174を含む構成とされている。演算部171は、A/D変換器103からのディジタルデータを記憶部172に一旦記憶し、コンピュータに送信すべきフォーマットに変換した後に、インタフェース部173に供給する。このとき、演算部171は、クロック部174からのクロックに基づいてデータの取り込み、演算を実行、出力を制御する。インタフェース部173は、コンピュータとのインタフェースをとり、演算部171からのデータをコンピュータに送信する。
【0056】
本実施例によれば、永久磁石を3次元方向に移動させる機構を設ける必要がなく既存の機構を用いて3次元方向の加速度を検出することができる。よって、構成を簡単にでき、安価に製造することが可能となる。
【0057】
また、本実施例によれば、加速度検出装置111及び加速度検出装置112、113を同一の回路基板114上に実装することにより、加速度検出装置全体の構成をコンパクトに構成できる
なお、本実施例では、Z方向の検出に図6、図7に示すような1次元の加速度検出装置を用いたが、他の1次元加速度検出装置を用いるようにしてもよい。
【0058】
図10は本発明の第2実施例の構成図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0059】
本変形例の加速度検出システム200は、加速度検出装置112、113に代えて加速度検出装置201を設けた構成とされている。
【0060】
加速度検出装置201は、ケース211、ホール素子212、213、永久磁石214、バネ215、216から構成される。ケース211は、有底円筒状をなし、開放面側が回路基板14に取り付けられる。回路基板14のケース211の取り付け部分には、ホール素子212が設けられている。また、ケース211の底面には、ホール素子213が設けられている。
【0061】
永久磁石214は、バネ215とバネ216とで挟持された状態で、ケース211の内部に矢印Z方向に移動可能に収納されている。
【0062】
永久磁石214にZ方向に加速度が加わると、永久磁石214に加速度に応じた力が働く。永久磁石214に力が働くと、永久磁石214はバネ215又は216の付勢力に抗して矢印Z方向に移動する。永久磁石214が移動することにより永久磁石214とホール素子212、213との距離が変化する。ホール素子212、213は、永久磁石214との距離に応じた出力を増幅器102zに供給する。増幅器102zはホール素子212の出力とホール素子213の出力との差分を出力する。増幅器102zの出力は、Z方向の加速度としてA/D変換器103に供給される。
【0063】
以上によりZ方向の加速度を検出できる。
【0064】
なお、上記第1、第2実施例では、Z方向の検出に図6、図7に示すような1次元の加速度検出装置を用いたが、図3に示す2次元の加速度検出装置を用いるようにしてもよい。
【0065】
図11は本発明の第3実施例のブロック構成図、図12は本発明の第3実施例の外観構成図を示す。同図中、図1、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0066】
本実施例の加速度検出システム300は、図1、図2に示す加速度検出システム100でZ方向の加速度を検出する加速度検出装置112、113をX、Y方向の加速度を検出する加速度検出装置111と同じ加速度検出装置301を用いて加速度を検出するように構成した。
【0067】
本実施例の加速度検出装置301は、回路基板14に直交して配置された回路基板221に実装されている。なお、回路基板14と回路基板221とは保持部材231に固定され、直交して保持されている。
【0068】
なお、加速度検出装置301は、検出可能な直交する2方向のうち一方の方向がZ方向となるように回路基板321に実装される。加速度検出装置301のうち一方方向の加速度を検出するための一対のホール素子の出力が増幅器102zに供給される。増幅器102zは、一対のホール素子の差動出力をZ方向の検出信号として出力する。
【0069】
なお、上記第3実施例では2つの2次元加速度検出装置111、301を用いて3次元、X、Y、Z方向の加速度を検出するようにしたが、複数の2次元加速度検出装置により回転方向の加速度を検出可能とすることもできる。
【0070】
図13は本発明の第4実施例のブロック構成図、図14は本発明の第4実施例の外観構成図を示す。同図中、図2、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0071】
本実施例の加速度検出システム400は、加速度検出部401の構成および中央演算装置104での演算処理が第1実施例とは相違する。
【0072】
本実施例の加速度検出部401は、5つの2次元加速度検出装置411、412〜415を半球体431上に固定した構成とされている。5つの2次元加速度検出装置411〜415は、図4、図5に示す加速度検出装置111と同じ構成とされている。
【0073】
加速度検出装置411は、半球体431の矢印X1方向に配置される。加速度検出装置411の2対のホール素子は、一の対が矢印Y方向に延在し、他の対が矢印Z方向に延在するように配置される。2対のホール素子で検出された加速度検出装置411を検出信号は、増幅器421を介してA/D変換器103に供給される。増幅器421は、矢印Y方向に配置された1対のホール素子からの信号の差動出力及び矢印Z方向に配置された1対のホール素子からの信号の差動出力を夫々生成する。
【0074】
加速度検出装置412は、半球体431の矢印X2方向に配置されており、矢印Y方向及び矢印Z方向に働く加速度を検出とされている。
【0075】
加速度検出装置413は、半球体431の矢印Y1方向に配置されており、矢印X方向及び矢印Z方向に働く加速度を検出とされている。加速度検出装置414は、半球体431の矢印Y2方向に配置されており、矢印X方向及び矢印Z方向に働く加速度を検出可能とされている。加速度検出装置415は、半球体431の矢印Z1方向に配置されており、矢印X方向及び矢印Y方向に働く加速度を検出可能とされている。加速度検出装置411と加速度検出装置413とは互いに対向して配置され、加速度検出装置412と加速度検出装置414とは互いに対向して配置される。加速度検出装置411〜415の検出方向に基づいて加速度の方向の検出を行なう。
【0076】
図14(B)は加速度が加わっていない状態を示しており、図14(B)に示す状態から矢印X2方向に加速度が加わると、加速度検出装置412、414、415の重り部142が図14(C)に示すように矢印X1方向に回動する。
【0077】
また、図14(D)に示すように矢印θ1方向に加速度が加わると、加速度検出装置411〜414の重り部142が矢印θ2方向に回動する。よって、加速度検出装置411〜415の検出方向を見ることによりひねりを検出できる。
【0078】
図15は本発明の第4実施例のひねり検出処理のフローチャートを示す。
【0079】
中央演算装置104は、ステップS1で加速度検出装置411〜414からの検出信号を認識されると、ステップS2で対向する加速度検出装置、例えば、加速度検出装置411であれば加速度検出装置413、加速度検出装置412であれば加速度検出装置414の検出信号が認識されたか否かを判定する。
【0080】
ステップS2で対向する加速度検出装置413、414、411、412で検出信号が認識されると、ステップS3で、互いに対向する加速度検出装置411と加速度検出装置413及び加速度検出装置412と加速度検出装置414の検出信号の極性が互いに反対か否か、すなわち、同一方向に加速度を受けているか反対方向に加速度を受けているか判定する。
【0081】
ステップS3で対向する加速度検出装置、例えば、加速度検出装置412及び加速度検出装置414が互いに同一方向に加速度を受けていると判定されると、例えば、図14(C)に示す状態であると判定できるので、ステップS4で所定の方向、すなわち、矢印x2方向に加速度の変化があった旨を示す方向変化有フラグを設定する。
【0082】
また、ステップS3で対向する加速度検出装置、例えば、加速度検出装置411と加速度検出装置413とが互いに反対方向に加速度を受けていると判定されると、ステップS5で矢印θ1方向にひねりがあった旨を示すひねり変化有フラグを設定する。
【0083】
中央演算処理装置104は、加速度検出装置からの検出データと上記フラグとを組み合わせてコンピュータに送信することにより、コンピュータでひねりの運動の検出も可能となる。
【0084】
図16は本発明の第5実施例の構成図を示す。
【0085】
本実施例の加速度検出装置500は、十字状に配列された5つのホール素子501〜505が実装された回路基板511の上に内部に重り部521がバネ531〜534により3次元方向に移動可能に保持されたケース541を実装した構成とされている。重り部521は、バネ531〜534によりケース541の略中央に保持されている。重り部521の内部には、永久磁石551が内蔵されている。
【0086】
重り部521に矢印X方向に加速度が働くと、重り部521は、バネ531〜534の付勢力に抗して矢印X方向に移動する。重り部521が矢印X方向に移動することにより、ホール素子501、503から重り部521の移動量に応じた信号が出力される。
【0087】
重り部521に矢印Y方向に加速度が働くと、重り部521は、バネ531〜534の付勢力に抗して矢印Y方向に移動する。重り部521が矢印Y方向に移動することにより、ホール素子502、504から重り部521の移動量に応じた信号が出力される。
【0088】
また、重り部521に矢印Z方向に加速度が働くと、重り部521は、バネ531〜534の付勢力に抗して矢印Z方向に移動する。重り部521が矢印Z方向に移動することにより、ホール素子502から重り部521との距離に応じた信号が出力される。
【0089】
ホール素子501とホール素子503との差動出力により矢印X方向の加速度を検出でき、また、ホール素子502とホール素子504との差動出力により矢印Y方向の加速度を検出でき、さらに、ホール素子505の出力により矢印Z方向の加速度を検出できる。
【0090】
本実施例によれば、複数のバネ531〜534により重り部521を弾性的に保持し、バネ531〜534の弾性力を検出した加速度の周波数に応じた弾性力に設定することにより低周波の加速度の検出に対応できる。
【0091】
なお、本実施例では、矢印Z方向の加速度は、単一のホール素子505の出力により検出したが、ケース541の上面にもホール素子を設け、ホール素子505との差動出力を求めるようにしてもよい。
【0092】
なお、第1乃至第5実施例では、電磁変換素子としてホール素子を用いたが、強磁性薄膜磁気抵抗素子を用いるようにしてもよい。また、ホール素子と強磁性薄膜抵抗素子とを組み合わせて用いるようにしてもよい。例えば、第5実施例において、矢印X、Y方向の加速度を検出するためのホール素子501〜504に代えて強磁性薄膜抵抗素子を用い、矢印Z方向の加速度を検出するためのホール素子505はそのまま用いるようにする。
【0093】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、磁石を3次元方向に移動させる機構が必要がないので、3次元方向の加速度の検出を安価な構成で低周波の加速度を検出できる等の特長を有する。
【0094】
本発明によれば、第1の加速度検出装置及び第2の加速度検出装置とを同一の回路基板上に実装することにより、加速度検出装置全体の構成を小型化できる等の特長を有する。
【0095】
本発明によれば、電磁変換素子を回路基板上に実装することにより、回路の配線を簡略化でき安価に構成できる等の特長を有する。
【0096】
本発明によれば、第1の加速度検出装置と第2の加速度検出装置とを同じもので構成できるので、部品の種類を削減できるので、安価に構成できる等の特長を有する。
【0097】
本発明によれば、複数の加速度検出装置を組み合わせることにより3次元方向の加速度を検出することにより磁石を3次元方向に移動させる機構が必要がないので、3次元方向の加速度の検出を安価な構成で低周波の加速度を検出できる等の特長を有する。
【0098】
本発明によれば、加速度の検出方向を検出することにより、ねじれの運動を検出することができる。
【0099】
本発明によれば、複数の加速度検出装置を一の保持部材上に取り付けることにより装置全体をコンパクトに構成できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゲームで望まれている入力方法を説明するための図である。
【図2】本発明の第1実施例のブロック構成図である。
【図3】本発明の第1実施例の外観構成図である。
【図4】加速度検出装置111の構成図である。
【図5】加速度検出装置111の要部の斜視図である。
【図6】加速度検出装置112の構成図である。
【図7】加速度検出装置112の要部の斜視図である。
【図8】増幅器102xの出力特性図である。
【図9】加速度検出装置112の出力特性図である。
【図10】本発明の第2実施例の構成図である。
【図11】本発明の第3実施例のブロック構成図である。
【図12】本発明の第3実施例の外観構成図である。
【図13】本発明の第4実施例のブロック構成図である。
【図14】本発明の第4実施例の外観構成図である。
【図15】本発明の第4実施例のひねり検出処理のフローチャートである。
【図16】本発明の第5実施例の構成図である。
【符号の説明】
100 加速度検出システム
101 加速度検出部
102x〜102z 増幅器
103 A/D変換器
104 中央演算装置
111、112、113 加速度検出装置
114 回路基板
Claims (3)
- 回路基板と、
前記回路基板上に実装された、2次元方向の加速度を検出する第1の加速度検出装置と、
前記回路基板の、前記第1の加速度検出装置が実装されている面と同一面上に実装された、他の1次元方向の一方向の加速度を検出する第2の加速度検出装置と、
前記第2の加速度検出装置が実装されている面と反対側の面上に実装された、前記一方向と反対側の方向の加速度を検出する第3の加速度検出装置と、を有し、
前記第1の加速度検出装置は、
所定の質量を有する第1の重り部と、
前記第1の重り部に前記2次元方向の加速度が加わると、磁束の方向が変移する第1の永久磁石と、
前記第1の永久磁石の磁束の方向が変移すると供給される磁束の量が変化し、該供給される磁束の量に応じた電流を出力する複数の第1の電磁変換素子と、を有し
前記第2の加速度検出装置は、
所定の質量を有する第2の重り部と、
前記第2のおもり部に前記一方向の加速度が加わると、回動する第2の永久磁石と、
前記第2の永久磁石が回動すると、該第2の永久磁石との距離が変動し、該第2の永久磁石との距離に応じた電流を出力する第2の電磁変換素子と、を有し、
前記第3の加速度検出装置は、
所定の質量を有する第3の重り部と、
前記第3のおもり部に前記一方向と反対側の方向の加速度が加わると、回動する第3の永久磁石と、
前記第3の永久磁石が回動すると、該第3の永久磁石との距離が変動し、該第3の永久磁石との距離に応じた電流を出力する第3の電磁変換素子と、を有し、
前記複数の第1の電磁変換素子から出力される電流から前記2次元方向の加速度が検出され、
前記第2の電磁変換素子から出力される電流と、前記第3の電磁変換素子から出力される電流との差分から、前記他の1次元方向の加速度が検出されることを特徴とする加速度検出装置。 - 回路基板と、
前記回路基板上に実装された、2次元方向の加速度を検出する第1の加速度検出装置と、
前記回路基板の、前記第1の加速度検出装置が実装されている面と反対側の面上に実装された、他の1次元方向の加速度を検出する第2の加速度検出装置と、を有し、
前記第1の加速度検出装置は、
所定の質量を有する重り部と、
前記重り部に前記2次元方向の加速度が加わると、磁束の方向が変移する第1の永久磁石と、
前記第1の永久磁石の磁束の方向が変移すると供給される磁束の量が変化し、該供給される磁束の量に応じた電流を出力する複数の第1の電磁変換素子と、を有し、
前記第2の加速度検出装置は、
前記回路基板が取り付けられている有底円筒状のケースと、
前記他の1次元方向の加速度が加わると、該加速度が加えられた方向に移動可能に前記ケース内に配置されている第2の永久磁石と、
前記回路基板上の、前記第1の加速度検出装置が実装された面と反対側の面に実装されており、前記第2の永久磁石が前記1次元方向に移動すると、該第2の永久磁石との距離が変動し、該第2の永久磁石との距離に応じた電流を出力する第2の電磁変換素子と、
前記ケースの底面に、前記第2電磁変換素子と対向するように実装されており、前記第2の永久磁石が前記1次元方向に移動すると、該第2の永久磁石との距離が変動し、該第2の永久磁石との距離に応じた電流を出力する第3の電磁変換素子と、を有し、
前記複数の第1の電磁変換素子から出力される電流から前記2次元方向の加速度が検出され、
前記第2の電磁変換素子から出力される電流と、前記第3の電磁変換素子から出力される電流との差分から、前記他の1次元方向の加速度が検出されることを特徴とする加速度検出装置。 - 第1の回路基板と、
前記第1の回路基板と直交して配置された第2の回路基板と、
前記第1の回路基板上に実装された、2次元方向の加速度を検出する第1の加速度検出装置と、
前記第2の回路基板上に実装された、2次元方向の加速度を検出する第2の加速度検出装置と、を有し、
前記第2の加速度検出装置は、前記第1の加速度検出装置についての2次元方向とは他の1次元の加速度を検出するように実装され、
前記第1の加速度検出装置は、
所定の質量を有する第1の重り部と、
前記第1の重り部に前記2次元方向の加速度が加わると、磁束の方向が変移する第1の永久磁石と、
前記第1の永久磁石の磁束の方向が変移すると供給される磁束の量が変化し、該供給される磁束の量に応じた電流を出力する複数の第1の電磁変換素子と、を有し
前記第2の加速度検出装置は、
所定の質量を有する第2の重り部と、
前記第2の重り部に前記他の1次元方向の加速度が加わると、磁束の方向が変移する第2の永久磁石と、
前記第2の永久磁石の磁束の方向が変移すると供給される磁束の量が変化し、該供給される磁束の量に応じた電流を出力する複数の第2の電磁変換素子と、を有し、
前記複数の第1の電磁変換素子から出力される電流から前記2次元方向の加速度が検出され、
前記複数の第2の電磁変換素子から出力される電流から前記他の1次元方向の加速度が検出されることを特徴とする加速度検出装置。
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