JP4855267B2 - 信号取出回路およびそれを有する歪み補償増幅器 - Google Patents

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Description

本発明は、信号の一部を取り出す信号取出回路とそれを有する歪み補償増幅器、特にディジタルプレディストーション方式が採用された歪み補償増幅器に適した信号取出回路およびそれを有する歪み補償増幅器に関する。
近年、無線通信において、ディジタル化による高能率伝送が多く用いられるようになってきている。無線通信に多値位相変調方式を適用する場合、送信側特に電力増幅器の増幅特性を直線化して非線型歪を抑え、隣接チャネル漏洩電力を低減する技術が重要であり、また線型性に劣る増幅器を使用し電力効率の向上を図る場合はそれによる歪発生を補償する技術が必須である。
例えば、W−CDMA等の移動通信において、送信装置の送信電力は10W〜数10Wと大きく、送信電力増幅器の入出力特性は図1の点線で示すように非直線性になる。この非直線特性により非線形歪が発生し、送信周波数f0周辺の周波数スペクトルは図2の点線SIで示す理想の特性から実線SAに示すようにサイドローブが持ち上がった特性になり、隣接チャネルに信号が漏洩し、隣接妨害を生じる。すなわち、非線形歪により図2に示すように送信波が隣接周波数チャネルに漏洩する電力が大きくなってしまう。漏洩電力の大きさを示すACPR(Adjacent Channel Power Ratio)は、図2の1点鎖線A,A′間のスペクトルの面積である着目チャネルの電力と1点鎖線A,A′と2点鎖線B,B′間の隣接チャネルに漏れるスペクトルの面積である隣接漏洩電力の比である。このような漏洩電力は、他チャネルに対して雑音となり、そのチャネルの通信品質を劣化させてしまう。よって、厳しく規定されている。
以上は送信波が1波の場合であるが、複数の波、例えば4波で信号を送信する場合には、送信信号の中心周波数f1周辺の周波数スペクトルには図3に示すようにサイドローブ(歪み成分)SLが発生し、隣接チャネルに信号が漏洩し、隣接妨害を生じる。
このため、理想的には1波の場合は図2の点線SIとなるように、4波の場合は図4に示すようにサイドローブのない特性となるようにしなければならない。
漏洩電力は、例えば電力増幅器の線型領域(図1参照)で小さく、非線形領域で大きくなる。そこで、高出力の送信電力増幅器とするためには、線形領域を広くする必要がある。しかし、このためには実際に必要な能力以上の増幅器が必要となり、コスト及び装置サイズにおいて不利となる問題がある。そこで、電力増幅器の非直線性に起因する歪を補償する歪補償機能つきの歪み補償増幅器が採用されている。
歪み補償の方式としては、種々の方式があるが、その1例として、例えば特開2001−267850号公報に記載されているプレディストーション方式が挙げられる。
プレディストーション方式とは、予め増幅器への入力前の信号に対して、増幅器で発生する歪みに対して逆の歪み特性を与えることにより、増幅後の信号の歪みを低減する方式である。
ここで、増幅器で発生する歪みは、入力信号(特に入力信号のレベル)によって変化するため、入力信号を関数として、逆の歪み特性を与えるための係数(歪み補償係数)が算出され、この係数に基づいて入力信号が補正される。また、増幅器等の特性の経時変化に対処するために、増幅器の出力の一部がフィードバックされ、増幅器の入力信号とこのフィードバック信号とに基いて歪み補償係数が再計算されて更新される。
したがってこのフィードバック信号が増幅器の出力を正しく反映したものでなければ歪み補償係数を正しく計算することができない。
図5は最終段の増幅器10からアンテナ13までの回路を示し、12は増幅器10の出力の一部をフィードバック信号として取り出す分配器としての方向性結合器、14はアイソレータ、16はケーブルを示す。アンテナ13として整合の取れている部品が接続された場合、方向性結合器12によって取り出された信号(フィードバック信号)20は、増幅器10の出力信号と同じ波形になる。しかし、整合の取れていない部品が接続された場合、接続された部品の入力部22で反射した信号が、フィードバック信号に漏れ込み、増幅器の出力波形を正確に得ることができなくなる。(通常の基地局運用状態において、整合の十分に取れた部品が接続される可能性は低い。例えば、アンテナのVSWRは20程度。)この反射信号の漏れ込みの中で最も支配的なのは、矢印24で示す、方向性結合器12を経て増幅器10としてのトランジスタの出力端で反射され、方向性結合器12で分岐される信号である。尚、矢印26で示すルートを辿る反射波については、方向性結合器により結合量が小さいためにフィードバック側へ漏れ込む際には十分に減衰されることとなる。
フィードバック信号に不要波が漏れこんだ場合、図6に示すように、本来フラットであるはずのフィードバック信号波形がゆがんでしまい、その結果、図7に示すように、漏れこんだ反射波をキャンセルする信号が生成されてしまう。
そのため、トランジスタ出力信号の出力電力レベルが変動したり、出力波形に歪みが発生するなどの問題が発生する。
この問題の解決策としては、アイソレータを追加することによりカプラに漏れこむ反射波を減衰させること、或いは、トランジスタの最終段をバランスアンプにすることでトランジスタ出力端での反射を小さくすることが考えられる。
特開2001−267850号公報 特開平6−268536号公報 特開昭57−113603号公報
したがって本発明の目的は、歪補償特性において優れた歪補償増幅器を実現する信号取出回路を実現することにある。
本発明によれば、アンテナ側との接続部と増幅器の出力との間に設けられ、増幅器の出力の一部をフィードバック信号として取り出す分配器と、該接続部と該分配器との間に設けられ、該接続部における反射信号を取り出すための非可逆素子と、該フィードバック信号と該反射信号とを合成する合成回路と、該分配器と該合成回路の間および該非可逆素子と該合成回路の間の少なくとも一方に設けられ、入力された信号の少なくとも位相又は振幅のいずれかを調整可能なベクトル調整回路とを具備する信号取出回路が提供される。
前記ベクトル調整回路は、前記非可逆素子と前記合成回路の間に設けられることが好ましい。
また、本発明によれば、信号を増幅する増幅器と、アンテナ側との接続部と該増幅器の出力との間に設けられ、該増幅器の出力の一部をフィードバック信号として取り出す分配器と、該増幅器の入力と該フィードバック信号とに基いて、該増幅器の入力に予め修正を加えることによって、該増幅器における歪をキャンセルするプレディストーション部と、該接続部と該分配器との間に設けられ、該接続部における反射信号を取り出すための非可逆素子と、該フィードバック信号と該反射信号とを合成して前記プレディストーション部へ供給するフィードバック信号とする合成回路と、該分配器と該合成回路の間および該非可逆素子と該合成回路の間の少なくとも一方に設けられ、入力された信号の位相と振幅の少なくとも一方を調整可能なベクトル調整回路とを具備する歪み補償増幅器が提供される。
前述の歪み補償増幅器は、前記合成回路の出力の品質を評価する品質評価部と、該品質評価部の品質評価結果に基いて前記ベクトル調整回路における位相と振幅の少なくとも一方を自動調整する自動調整部とをさらに具備することが望ましい。
図8は本発明の一実施形態に係る信号取出回路の一例の構成を示す。図5と同一の構成要素には同一の参照番号が付されている。図7におけるアイソレータ14に代えて、反射信号を取り出すためのサーキュレータ30が使用されている。
アンテナ13側との接続部22で反射された反射信号のフィードバック信号(20)への漏れ込みは、前述したように、方向性結合器12を経てトランジスタ10の出力端で反射され、方向性結合器12で分岐されるものが支配的で、方向性結合器12において直接フィードバック信号へ漏れ込むものが次に支配的であり、その他にも多数のパスを経てフィードバック信号(20)へ漏れ込むものが考えられる。しかしながら、それらのすべてを合成したものは、或る振幅および位相を有する単一のベクトルで表わすことができる。
そこで、接続部22における反射信号をサーキュレータ30で取り出し、ベクトル調整回路32において、フィードバック信号20への反射信号の漏れ込みと振幅が等しく位相が逆位相となるように振幅と位相を調整して、ベクトル合成回路34においてフィードバック信号と合成すれば、フィードバック信号(20)への反射信号の漏れ込み(24+26)をキャンセルすることができる。
ベクトル調整回路32は減衰器または増幅器と移相器の組み合わせで実現することができる。ベクトル合成回路34は例えばバイブリッドにより実現される。
図9〜図11は本発明の実施形態による効果を示すためのシミュレーション結果をグラフで表わしたものである。各グラフの横軸は周波数、たて軸はアイソレータ14(図5)またはサーキュレータ30(図8)からケーブル16を経てアンテナ11へ向かう信号(FWD信号)と、方向性結合器12で分岐されるフィードバック信号(FB信号)との差である。本来FWD信号とFB信号とは同じ波形であるべきであるので、整合部品が接続されている場合には、図5の従来回路においても図9に示すようにFWD−FB(dB)は周波数によらず一定である。非整合部品が接続された場合には、図5の従来回路の場合には、図10に示すように反射波による波形の乱れがみられる。一方、本発明の実施形態に係る図8の回路で、ベクトル調整回路32に適切な減衰量と移相量を与えてやれば、非整合部品が接続されている場合であっても、図11に示すように、図10と比べて振幅は半分以下に抑えられている。
シミュレーションの計算に用いたパラメータを図12(図5の従来回路)および図13(図8の実施形態)に示す。トランジスタ10の利得は11dB、出力RL(リターンロス)は2.5dBとした。すなわち、接続部22からの反射信号はトランジスタ側に戻り、2.5dBの減衰を受けた信号がトランジスタ10における反射としてその出力側に得られることとなる。カプラ(方向性結合器)12の結合量は10dB、方向性は25dBとした。すなわち、トランジスタ10からの信号がこのカプラを介してFB信号として分岐される際には、10dBの減衰を受けることとなる。逆に、接続部22からの反射信号が、逆方向から分岐される場合は、10+25=35dB減衰することとなる。アイソレータ14またはサーキュレータ30の挿入損は0.2dB、アイソレーションは20dBとした。すなわちトランジスタ10からの信号はこのサーキュレータにおいて、0.2dBの減衰を受けてアンテナ側へ供給され、逆に接続部22からの反射信号はこのサーキュレータにおいて、20dB減衰してカプラ12側に出力されることとなる。
従って、図12におけるカプラ12からFB信号として出力される信号には、図5に示したルート20を辿り、カプラ12で10dBの減衰を受けた所望のフィードバック信号と、接続部22からの反射信号であって、図5に示したルート24を辿ることで、アイソレータ14、トランジスタ10、カプラ12で計32.5dBの減衰を受けた反射信号と、図5に示したルート26を辿ることで、アイソレータ14、カプラ12で計55dBの減衰を受けた反射信号とが基本的に含まれる。
また、図13におけるカプラ12からFB信号として出力される信号は、図12と同様であるが、サーキュレータ30からHYB34側に抽出される信号には、サーキュレータ30により挿入損0.2dBを受けた、接続部22からの反射信号が含まれる。
従って、ベクトル調整部としての減衰器(移相器)32を調整することで、カプラ12からのフィードバック信号に含まれる反射信号をサーキュレータ30からの反射信号を用いて抑圧することができ、その結果図11に示したシュミレーション結果が得られたと考えられる。
尚、ベクトル調整部の調整量は、フィードバック信号に主として含まれる図5のルート24を辿る反射信号を抑圧することに狙いを定め、サーキュレータ30からトランジスタ10で反射してカプラ12を介してHYB34に至るパスと、サーキュレータ30からHYB34に至るパスとの既知の距離の差に応じた移相量を設定したり、また、パスの相違に起因する減衰量の差に応じた減衰量を設定することが望ましい。
図14に示すように、カプラ12とベクトル合成回路34の間にベクトル調整回路36をさらに設けて、キャンセル対象の反射波の振幅および位相をも調整する構成としても良い。また、ベクトル調整回路32を省略してキャンセル対象の反射波のみを調整する構成もあり得る。カプラ12で漏れ込む反射波のレベルはサーキュレータ30で取り出される反射波のレベルよりも一般に小さいので、その場合には、ベクトル調整回路36における振幅の調整は可変減衰器でなくて可変利得増幅器で行うことになる。
図15に示すように、反射波を取り出すためのサーキュレータ30を増幅器10とカプラ12の間に設けることもできる。
図16は本発明の一実施形態に係る信号取出回路の他の例を示す。ベクトル調整回路32による振幅と位相の調整に加えて、遅延調整回路38を設けて遅延を調整することにより、より広い帯域幅にわたって反射波を打ち消すことができる。遅延調整回路を図14のベクトル調整回路36とともに用いても良い。遅延調整回路38は例えば遅延線により実現することができる。
図17は本発明の一実施形態に係る信号取出回路を有する、本発明の一実施形態に係る歪み補償増幅器の一例の構成を示す。図17において、送信信号x(t)は、複素信号として歪補償部11に入力する。歪補償部11は、送信信号x(t)のパワーレベルpiに応じた歪補償係数h(pi)を記憶する歪補償係数記憶部(歪補償係数テーブル)11a、送信信号のパワーレベルに応じた歪補償係数h(pi)を用いて該送信信号に歪補償処理(プリディストーション)を施すプリディストーション部11b、送信信号x(t)と後述する直交検波器で復調された復調信号(フィードバック信号)y(t)を比較し、その差が少なくなるように、たとえば零となるように歪補償係数h(pi)を演算、更新する歪補償係数演算部11c、送信信号のパワーを計算するパワー算出部11d、送信信号x(t)が歪補償部11に入力されてからフィードバック信号y(t)が歪補償係数演算部11cに入力するまでの遅延時間Tτが設定され、送信信号x(t)を該時間遅延する遅延回路11e、フィードバック信号y(t)に含まれる送信信号周波数帯域外の歪み成分を見い出して前述のACPRを算出するために一定期間のフィードバック信号y(t)を高速フーリエ変換して周波数分布を算出するFFT部(高速フーリエ変換器)11f、高速フーリエ変換の結果から送信信号電力と帯域外の歪み成分電力を決定してACPRを算出し、それが最良になるように遅延時間Tτの設定、調整を行う監視制御回路11gを備えている。
歪補償部11のパワー算出部11dは入力する送信信号x(t)のパワーを算出し、該パワーpiに応じた歪補償係数h(pi)を歪補償係数テーブル11aより読み出してプリディストーション部11bに入力する。プリディストーション部11bは、送信信号のパワーレベルに応じた歪補償係数h(pi)を該送信信号x(t)に乗算して歪補償処理(プリディストーション)を行って出力する。
歪補償部11で歪補償処理を施された複素信号はディジタル変調部(QMOD)40に入力する。ディジタル変調部40は歪補償処理を施された信号の同相成分及び直交成分(I,Q信号)にディジタル直交変調を施し、DA変換器42はディジタルの直交変調信号をアナログに変換して周波数変換器44に入力する。周波数変換器44は直交変調信号と局部発振信号をミキシングして変調信号周波数を無線周波数にアップコンバートして送信部増幅器10に入力する。
増幅器10は入力信号を高周波増幅する。高周波増幅された送信信号は、分配器12、サーキュレータ30を介して給電線16よりアンテナ13に入力し、該アンテナより空中に放射される。増幅器10から出力する送信信号の一部は方向性結合器で構成された分配器12で分岐され、ベクトル合成回路34へ入力する。サーキュレータ30はアンテナ13との接続部22における反射波を取り出し、ベクトル調整回路32へ供給する。該反射波は、ベクトル調整回路32および遅延調整回路38において、分配器12で分岐された信号に含まれる反射波成分を打ち消すようにその振幅、位相および遅延が調整され、ベクトル合成回路34において分岐信号とベクトル合成される。ベクトル合成回路34の出力は、アッテネータ46で減衰された後、周波数変換器48に供給される。周波数変換器48は無線周波数信号をベースバンド信号にダウンコンバートしてAD変換器50に入力する。AD変換器50は該ベースバンド信号をディジタルに変換してディジタル直交復調器(QDEM)52に入力する。ディジタル直交復調部52は入力信号に直交復調処理を施して送信側におけるベースバンド信号を再現し、フィードバック信号y(t)として歪補償係数更新部11c内に入力する。歪補償係数演算部11cは、遅延回路11eで遅延した送信信号x(t)とディジタル直交検波器(QDEM)20で復調された復調信号(フィードバック信号)y(t)を比較し、その差が零となるように適応制御アルゴリズムに基づいて歪補償係数h(pi)を演算し、該歪補償係数で歪補償係数テーブル11aの古い係数を更新する。以上と並行して監視制御回路11gは、FFT部11fにおける高速フーリエ変換結果から送信信号電力と帯域外の漏洩電力(歪み成分電力)を決定してACPRを算出し、該ACPRが最良になるように遅延時間Tτを調整する。
以後、上記動作を繰り返すことにより、高周波増幅器10の非線形歪が押さえられて隣接漏れ電力が軽減する。
図18は図17の歪み補償増幅器に、ベクトル調整回路32の自動調整機能を付加した例を示す。ベクトル調整回路32における位相と振幅の調整量を運用開始前に適切に設定することにより、フィードバック信号への反射波の漏れ込みを充分に小さくすることができるが、運用開始後においても自動的に調節することにより、より一層最適化することができる。
前述したように、監視制御回路11gはフィードバック信号y(t)のフーリエ変換結果からACPRを算出し、これが最良になるように遅延時間Tτを決定する。具体的には例えば、遅延時間Tτを増加または減少し、今回のACPR値と前回のACPR値とを比較して改善されていればTτを同じ方向に変え、悪化していれば逆の方向に変える。これを繰り返すことにより、Tτを収束させる。これに加えて、図18の監視制御回路11gはACPRが最良になるようにベクトル調整回路32の振幅および位相の調整量を決定する。具体的には例えば、遅延時間Tτが収束した後において、ベクトル調整回路32の減衰量または移相量を増加または減少して今回のACPR値と前回のACPR値とを比較して改善されていれば減衰量または移相量を同じ方向に変え、悪化していれば逆の方向に変える。これを例えば減衰量と移相量について交互に繰り返すことによって減衰量と移相量を収束させる。
尚、ベクトル調整回路32における減衰量又は遅延量を変動させている間にも歪補償係数テーブル11aの更新処理を行うことが望ましい。
例えば、減衰量又は遅延量を変動させ、テーブル11aの係数の更新が所定幅以内の変動以内となった(収束した)ことを検出すると、検出した際のACPRと変動前のACPRとの比較を行って改善したか判断し、改善する方向に減衰量又は遅延量を補正するのである。
以上は本発明の一実施形態に係る信号取出回路をプレディストーション方式の歪み補償増幅器におけるフィードバック信号の取り出しに用いた例について説明したが、これに限らず他の回路にも適用可能である。
図19はフィードフォワード増幅器における増幅器の出力信号の取り出しに適用した例を示す。フィードフォワード増幅器は増幅器10の入力に方向性結合器12で取り出した増幅器10の出力を方向性結合器60で合成することによって信号について等振幅・逆相で合成して歪成分のみを取り出し、増幅器62で増幅して方向性結合器64で歪成分について等振幅・逆相で合成して歪みのない増幅を行うものである。アンテナとの接続部における反射信号をサーキュレータ30で取り出し、ベクトル調整回路32で振幅と位相を、遅延調整回路38で遅延を調整することによって、方向性結合器12で取り出される増幅器10の出力に漏れ込んだアンテナとの接続部における反射波を打ち消すことができる。
図20はALC(自動レベル制御)増幅器における増幅器の出力の取り出しに適用した例を示す。ALC増幅器は増幅器10の出力を取り出して検波回路66で検波して増幅器10の制御回路68へフィードバックして、増幅器10の出力における信号レベルを一定に制御するものである。アンテナとの接続部における反射信号をサーキュレータ30で取り出し、ベクトル調整回路32で振幅と位相を、遅延調整回路38で遅延を調整することによって、方向性結合器12で取り出される増幅器10の出力に漏れ込んだアンテナとの接続部における反射波を打ち消すことができる。
図21はAGC(自動利得制御)増幅器における増幅器の出力の取り出しに適用した例を示す。AGC増幅器は増幅器10の入力と出力をカプラ70および12でそれぞれ取り出して比較器72で比較してその結果を増幅器10の制御回路68へフィードバックして、増幅器10の利得を一定に制御するものである。アンテナとの接続部における反射信号をサーキュレータ30で取り出し、ベクトル調整回路32で振幅と位相を、遅延調整回路38で遅延を調整することによって、方向性結合器12で取り出される増幅器10の出力に漏れ込んだアンテナとの接続部における反射波を打ち消すことができる。
図22は増幅器の高周波出力のモニタ回路における増幅器の出力の取り出しに適用した例を示す。このモニタ回路は増幅器10の出力を取り出してそのままモニタ端子74へ出力するものである。アンテナとの接続部における反射信号をサーキュレータ30で取り出し、ベクトル調整回路32で振幅と位相を、遅延調整回路38で遅延を調整することによって、方向性結合器12で取り出される増幅器10の出力に漏れ込んだアンテナとの接続部における反射波を打ち消すことができる。
図23は増幅器のDC出力のモニタ回路における増幅器の出力の取り出しに適用した例を示す。このモニタ回路は増幅器10の出力を取り出して検波回路76で検波してモニタ端子74へ出力するものである。アンテナとの接続部における反射信号をサーキュレータ30で取り出し、ベクトル調整回路32で振幅と位相を、遅延調整回路38で遅延を調整することによって、方向性結合器12で取り出される増幅器10の出力に漏れ込んだアンテナとの接続部における反射波を打ち消すことができる。
送信電力増幅器の入出力特性の一例を示すグラフである。 送信信号の周波数スペクトルを示す図である。 サイドローブが発生したときの複数波の周波数スペクトルを示す図である。 サイドローブがないときの複数波の周波数スペクトルを示す図である。 従来の信号取出回路における反射波の漏れ込みを説明する図である。 反射波の漏れ込みによるフィードバック信号波形のゆがみを説明する図である。 反射波の漏れ込みによる歪補正信号のゆがみを説明する図である。 本発明の一実施形態に係る信号取出回路を示す回路図である。 整合部品が接続されているときのアンテナへ向かう信号とフィードバック信号の差のシミュレーション結果を示すグラフである。 従来回路において非整合部品が接続されているときのアンテナへ向かう信号とフィードバック信号の差のシミュレーション結果を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る回路において非整合部品が接続されているときのアンテナへ向かう信号とフィードバック信号の差のシミュレーション結果を示すグラフである。 シミュレーションの計算に用いたパラメータを示す図である。 シミュレーションの計算に用いたパラメータを示す図である。 本発明の実施形態に係る信号取出回路の他の例を示す回路図である。 本発明の実施形態に係る信号取出回路のさらに他の例を示す回路図である。 本発明の実施形態に係る信号取出回路のさらに他の例を示す回路図である。 本発明の実施形態に係る歪み補償増幅器の一例を示す回路図である。 本発明の実施形態に係る歪み補償増幅器の他の例を示す回路図である。 本発明の実施形態に係る信号取出回路をフィードフォワード増幅器に用いた例を示す図である。 本発明の実施形態に係る信号取出回路をALC増幅器に用いた例を示す回路図である。 本発明の実施形態に係る信号取出回路をAGC増幅器に用いた例を示す回路図である。 本発明の実施形態に係る信号取出回路を高周波出力のモニタ回路に用いた例を示す回路図である。 本発明の実施形態に係る信号取出回路をDC出力のモニタ回路に用いた例を示す回路図である。

Claims (13)

  1. アンテナ側との接続部と増幅器の出力との間に設けられ、増幅器の出力の一部をフィードバック信号として取り出す分配器と、
    該接続部と該増幅器の出力との間に設けられ、該接続部における反射信号を取り出すための非可逆素子と、
    該フィードバック信号と該反射信号とを合成する合成回路と、
    該分配器と該合成回路の間および該非可逆素子と該合成回路の間の少なくとも一方に設けられ、入力された信号について少なくとも位相又は振幅のいずれかを調整可能なベクトル調整回路とを具備する信号取出回路。
  2. 前記ベクトル調整回路は、前記非可逆素子と前記合成回路の間に設けられる請求項1記載の信号取出回路。
  3. 前記非可逆素子は前記接続部と前記分配器の間に設けられる請求項2記載の信号取出回路。
  4. 前記非可逆素子と前記合成回路の間に設けられ、取り出された反射信号の遅延を調整する遅延調整回路をさらに具備する請求項3記載の信号取出回路。
  5. 前記非可逆素子はサーキュレータである請求項1〜4のいずれか1項記載の信号取出回路。
  6. 信号を増幅する増幅器と、
    アンテナ側との接続部と該増幅器の出力との間に設けられ、該増幅器の出力の一部をフィードバック信号として取り出す分配器と、
    該増幅器の入力と該フィードバック信号とに基いて、該増幅器の入力に予め修正を加えることによって、該増幅器における歪をキャンセルするプレディストーション部と、
    該接続部と該増幅器の出力との間に設けられ、該接続部における反射信号を取り出すための非可逆素子と、
    該フィードバック信号と該反射信号とを合成して前記プレディストーション部へ供給するフィードバック信号とする合成回路と、
    該分配器と該合成回路の間および該非可逆素子と該合成回路の間の少なくとも一方に設けられ、入力された信号について少なくとも位相又は振幅のいずれかを調整可能なベクトル調整回路とを具備する歪み補償増幅器。
  7. 前記合成回路の出力の品質を評価する品質評価部と、
    該品質評価部の品質評価結果に基いて前記ベクトル調整回路における位相と振幅を自動調整する自動調整部とをさらに具備する請求項6記載の歪み補償増幅器。
  8. 前記品質評価部は前記合成回路の出力における隣接チャネル漏洩電力比を算出するためのフーリエ変換演算部を含み、
    前記自動調整部は、該品質評価部が算出した該隣接チャネル漏洩電力比が最小となるように、前記位相と振幅の自動調整を行う請求項7記載の歪み補償増幅器。
  9. 前記品質評価部が算出する隣接チャネル漏洩比は前記プレディストーション部における修正係数の算出にも用いられ、
    前記自動調整部は、該修正係数が収束した後に前記位相と振幅の自動調整を開始する請求項8記載の歪み補償増幅器。
  10. 前記ベクトル調整回路は、前記非可逆素子と前記合成回路の間に設けられる請求項6〜9のいずれか1項記載の信号取出回路。
  11. 前記非可逆素子は前記接続部と前記分配器の間に設けられる請求項10記載の信号取出回路。
  12. 前記非可逆素子と前記合成回路の間に設けられ、取り出された反射信号の遅延を調整する遅延調整回路をさらに具備する請求項11記載の信号取出回路。
  13. 前記非可逆素子はサーキュレータである請求項6〜12のいずれか1項記載の歪み補償増幅器。
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