JP4855181B2 - ころ軸受 - Google Patents

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Description

この発明は保持器に代えて転動体間に間座を介在させたころ軸受に関する。
特許文献1に、保持器に代えてころ間に間座を介在させたころ軸受が開示されている。この種のころ軸受は、軸受内により多くのころを組み込むことができ、高い負荷容量を発揮することができる。
図4に示すように、ころ6の転動面と向き合う間座8の面をころ転動面を受け入れる凹形状とし、かつ、間座8を軌道輪(外輪2または内輪4、ここでは外輪2)で案内することで、運転中の間座の挙動を安定させることができる。しかし、間座8が凹形状であることから、間座の形状いかん(凹形状と軌道輪とのすきまの関係)によっては、図4に濃い矢印で示すように、間座8は、外輪つば内周面に向けて、隣り合うころ6から軸受半径方向の力を受ける。その結果、間座が軌道輪に押し付けられた状態で回転し、とくに間座が非回転輪に押し付けられる場合、間座には制動作用(ブレーキ)が働くため、回転速度が高い場合に焼付きを生じるおそれがある。
そこで、特許文献1には、間座のころ転動面との接触面を軸受円周方向に対して直交する平坦面とすることで、ころから間座に半径方向の力が働かないようにすることが記載されている。しかしながら、間座の姿勢は常に一定ではなく、軸受円周方向に対する直交状態が失われることがある。その姿勢は隣り合うころによって矯正されるが、軸受の正逆回転や急加減速といった運転条件下では、間座の姿勢が大きく乱れるため、その度に間座に半径方向への力が作用し、前記案内面における発熱や間座の異常磨耗を引き起こすおそれがある。
特許第3549530号公報
この発明の主要な目的は、ころ間に間座を介在させたころ軸受において、軸受の運転中に間座が隣り合うころによって外輪または内輪に押し付けられる状態を回避し、間座の案内面における発熱や磨耗を軽減させることにある。
この発明のころ軸受は、外輪と、内輪と、複数のころと、隣り合うころ間に介在させた間座とを有し、間座のころ転動面と向き合う面がころのピッチ円を跨いで延在する凹形状であり、かつ、間座がいずれかの軌道輪と向き合う拡張部を有し、ころ径をDw、ころ本数をZ、円周方向すきまをSとしたとき、0.001×Dw×Z≦S≦0.01×Dw×Zの関係が成立し、前記軌道輪のつば外径面またはつば内径面の直径をd1、前記拡張部と前記軌道輪のつば外径面またはつば内径面との間のすきまをSrとしたとき、0.005×Dw<Sr<0.1×d1 0.4 の関係に設定することにより、隣り合うころで間座を挟み込んだとき、間座の前記拡張部と前記軌道輪との間にすきまがあり、間座をころ案内としたことを特徴とするものである。軌道面上で前記間座をころで挟み込むと、前記凹形状の底を接触位置として間座の径方向位置が決まる。そのとき、間座と軌道面の間にすきまを有するように設定することで、間座が隣り合うころによって軌道輪に押し付けられる状態を回避することができる。すなわち、上記設定により間座は基本的にはころ案内となり、円周方向すきまに位置する間座だけが隣り合うころの拘束から解放され、回転速度が高い場合には外輪に、低い場合にはころまたは内輪に案内される仕様となる。解放された間座には、自重、遠心力以外に半径方向への力が作用しないため、間座の案内面における発熱や磨耗を軽減させることができる。
また、ころ径をDw、ころ本数をZ、円周方向すきまをSとしたとき、0.001×Dw×Z≦S≦0.01×Dw×Zの関係が成立するような構成を採用することにより、軸受の運転中の間座やころの熱膨張に伴う円周方向すきまの消滅を回避しつつ、間座の挙動を安定させることができ、振動を抑えることができる。
記拡張部の外輪内径面と向き合う面が、外輪内径面の曲率半径よりも小さい曲率半径の凸形状で、前記拡張部の内輪外径面と向き合う面が内輪外径面の曲率半径よりも大きい曲率半径の凸形状であってもよい。ここで、前記凸形状が二つの平面によって形成される場合、前記曲率半径は二平面の交点と書く平面の端点を繋ぐ円弧の曲率半径を指す。このような構成を採用することにより、いわゆる「くさび膜効果」(運動方向に狭まっているくさび状のすきまに、流体が粘性によって引き込まれて圧力すなわち負荷能力を発生する効果)が得られ、間座の案内面における発熱や磨耗を軽減させることができる。ここで、「外輪内径面」とは、間座の拡張部を半径方向に支持・案内できる外輪のつば内径面を指す。同様に、「内輪外径面」とは、間座を半径方向に支持・案内できる内輪のつば外径面を指す。
ころの外径をDw、前記外輪内径面の直径をd1、前記所定のすきまをSrとしたとき、0.005×Dw<Sr<01×d10.4の関係が成立し、あるいは、ころの外径をDw、前記内輪外径面の直径をd1、前記所定のすきまをSrとしたとき、0.005×Dw<Sr<0.1×d10.4の関係が成立する構成を採用することにより、運転中にすきまSrが潰れない設定とすることができ、なおかつ、間座の挙動を安定させることができる。すなわち、下限値(0.005×Dw)は運転時の間座の熱膨張を許容するため、上限値(0.1×d10.4)は間座の径方向変位量を小さくするための設定値であり、いずれも運転試験によって確認したすきまを数値化したものである。
隣り合うころの拘束から解放された間座は、円周方向すきまの中でフリーな状態となり、挙動が不安定になる。そして、間座が円周方向すきまを通過すると、間座は再びころによって拘束を受ける。その際、間座は前記凹凸形状にしたがって急激にころ案内の状態に戻され、振動が発生する。すなわち、前記すきまSrが大きいと、間座がころ案内の状態に戻される際の変位量が大きくなるため、必然的に前記振動が大きくなる。
この発明によれば、ころ間に間座を介在させたころ軸受において、間座が隣り合うころによって外輪または内輪に押し付けられる状態を回避し、軸受の正逆回転や急加減速といった運転条件下においても、間座の案内面における発熱や磨耗を軽減させ、さらには間座の挙動を安定させることで振動を抑えたころ軸受を提供することができる。
以下、図面に従ってこの発明の実施の形態を説明する。
図1に示す実施の形態は、円筒ころ軸受に適用した例であって、外輪12と、内輪14と、円筒ころ16と、間座18とで構成されている。この円筒ころ軸受はNJタイプで、外輪12は軌道の両側につば12aを有し、内輪14は軌道の片側につば14aを有している。円筒ころ16は、その転動面16aにて外輪12の軌道面および内輪14の軌道面を転動する。隣り合う円筒ころ16間に間座18が介在させてある。
間座18の両端に、円筒ころ16の端面16bと向かい合う面をもった拡張部18aが形成してある。ここでは、拡張部18aの外周面(軸受に組み込んだ状態で半径方向外側を向く面)18cが部分円筒面、言い換えれば凸曲面となっている。そして、軸受の回転中、間座18の拡張部18aを外輪12のつば12aの内周面で案内させるようになっている。この意味で、拡張部18aの外周面18cを案内面とも呼ぶ。外輪12に間座18を案内させることによって間座18の挙動が安定する。すなわち、間座18の拡張部18aの外周面18cを外輪12のつば12aの内周面で支持させることにより、間座18の径方向の動きが規制されてその挙動が安定する。
間座18の円筒ころ16と接触する面(以下、ころ接触面ともいう)18bの断面形状は、図2に示すように、ころ16の転動面16aの曲率半径よりも僅かに大きい曲率半径の凹円弧である。ころ接触面18bは一点鎖線で示すころピッチ円を跨いで、つまり、ころピッチ円の内径側から外径側まで、延在している。したがって、ころ16の転動面16aによって軸受半径方向における間座18の動きが規制される。
間座18の材質を66ナイロン(ナチュラル)としてNJ2324E(φ120×φ260×86)に適用した場合について述べるならば、ころ16のピッチ円上の円周方向すきまSは1.5mmであり、数式で表すとS=0.0026×Dw×Zである。また、間座18の最小部肉厚は1.8mmである。このとき、軸受の温度が100℃上昇しても、ころ16と間座18の熱膨張の総和は1mm程度であり、円周方向すきまS(図3参照)が潰れることはなく、一般的な温度条件下での使用に耐えることができる。ちなみに、円筒ころ(軸受鋼)の線膨張係数は12.5×10-6(℃)、間座(66ナイロン(N))の線膨張係数は9×10-5(℃)である。
拡張部18aの外周面(案内面)18cは外輪12のつば12aの内周面と向かい合う。図2に示すように、隣り合うころ16に拘束された間座18と外輪12のつば12aの内周面との間にわずかなすきまSrが形成され、ころ16によって間座18が外輪12のつば12aの内周面に押し付けられることはない。すなわち、上に述べたように、ころ16の転動面16aによって軸受半径方向における間座18の動きが規制され、円周方向すきまS(図3参照)に位置する間座18のみが、隣り合うころ16の拘束から解放され、回転速度が高い場合は外輪12のつば12aの内周面に案内される。
なお、拡張部18は軸受の軸方向における間座18の動きを規制する役割のほか、案内面18cの面積を拡大する役割をも果たす。
また、間座18の、外輪12のつば12aの内周面と向かい合う面すなわち案内面18cを、外輪12のつば12aの内周面の曲率半径R2よりも小さい曲率半径R1の凸曲面とすることで、案内面18cにはくさび膜効果が発生し、間座18の案内面18cにおける発熱や磨耗を軽減することができる。
さらに、案内面18cを凸曲面とすることで、間座18の挙動が乱れても案内面18cにおけるエッジ接触を回避することができる。なお、軸受円周方向を向いた拡張部18の端縁には面取りを設けるのが望ましい。
本発明による昇温対策効果を検証するため、実施例と比較例(特許文献1に記載のものに相当する形状)とにつき温度上昇比較試験を実施した。試験軸受のベースとした軸受は、図1に示した円筒ころ軸受NJ2324E(φ120×φ260×86、ころ諸元:φ38×62、15本)で
あり、図5に実施例の構成を、図6に比較例の構成を示す。なお、両者は間座のころ転動面と向き合う面の形状が異なるだけで、その他は同一のものである。
図5に示すように、実施例では、間座18のころ転動面と向き合う面が、ころ16のピッチ円を跨いで延在する凹曲面で形成されており、その曲率半径は、ころ転動面の19mmに対して僅かに大きい21mmである。ここで、外輪軌道面上で間座18をころ16で挟み込むと、前記凹曲面の底を接触位置として間座18の軸受半径方向位置が決まり、間座18と外輪12のつば内径面との間には、約0.3mmのすきまSrが存在している。すなわち、本設定により間座18は基本的にはころ案内となり、円周方向すきまに位置する間座18だけが隣り合うころ16の拘束から解放され、回転速度が高い場合には外輪12のつば内径面に、低い場合にはころ16に案内される。
図6に示すように、比較例では、間座のころ転動面と向き合う面が、軸受の円周方向に対して直交する平坦面で形成されている。すなわち、前記直交状態が保たれている限りは、ころから間座に半径方向の力が作用することはなく、間座は半径方向に自由度を有し、回転速度が高い場合には、遠心力によって全ての間座が外輪のつば内径面に案内される。
実施例と比較例の試験軸受にラジアル荷重98kNを負荷し、内輪の回転速度を最大3500r/minまでステップアップさせて外輪の温度上昇を測定した。結果を図7と表1に示す。図7は、横軸に内輪の回転速度(r/min)、縦軸に外輪の温度上昇(℃)をとり、実線の折れ線が実施例の測定値、破線の折れ線が比較例の測定値を表している。実施例の温度上昇は比較例よりも終始にわたり低く推移しており、表1に示すとおり、最大13℃の温度低減効果が認められた。
Figure 0004855181
この発明の実施の形態を示す円筒ころ軸受の破断斜視図 図1の軸受の部分拡大側面図 円筒ころ軸受の断面略図 従来の技術を示す円筒ころ軸受の部分拡大側面図 (A)は試験軸受(実施例)の部分拡大側面図、(B)は間座の拡大図 (A)は試験軸受(比較例)の部分拡大側面図、(B)は間座の拡大図 回転速度と外輪温度上昇の関係を示すグラフ
符号の説明
12 外輪
12a つば
14 内輪
14a つば
16 円筒ころ
16a 転動面
16b 端面
18 間座
18a 拡張部
18b ころ接触面
18c 案内面(拡張部の外周面)

Claims (1)

  1. 外輪と、内輪と、複数のころと、隣り合うころ間に介在させた間座とを有し、間座のころ転動面と向き合う面がころのピッチ円を跨いで延在する凹形状であり、かつ、間座がいずれかの軌道輪と向き合う拡張部を有し、ころ径をDw、ころ本数をZ、円周方向すきまをSとしたとき、0.001×Dw×Z≦S≦0.01×Dw×Zの関係が成立し、前記軌道輪のつば外径面またはつば内径面の直径をd1、前記拡張部と前記軌道輪のつば外径面またはつば内径面との間のすきまをSrとしたとき、0.005×Dw<Sr<0.1×d1 0.4 の関係に設定することにより、隣り合うころで間座を挟み込んだとき、間座の前記拡張部と前記軌道輪との間にすきまがあり、間座をころ案内としたころ軸受。
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