JP4854010B2 - 帯電装置、及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Description
「コ」字形に形成されたシールドと、前記シールドの開口部近傍に前記シールドの長手方
向に沿って張設された放電ワイヤと、前記放電ワイヤを清掃する清掃機構と、を備えた帯
電装置に関する。この発明に係る帯電装置は、前記清掃機構は、前記シールドの内側にお
いて前記背面部と前記放電ワイヤとの間において前記放電ワイヤに沿って配設された搬送
スクリューと、前記搬送スクリューに遊嵌されるとともに前記搬送スクリューの回転に伴
って前記放電ワイヤに沿って移動する移動ベースと、前記移動ベースに保持されて前記放
電ワイヤを挟持する清掃部材と、前記移動ベースに保持されるとともに前記移動ベースの
移動に伴って前記側部の内面に摺擦されることで前記移動ベースに負荷を付与する負荷部
材と、を備えている。
また、本発明において、前記負荷部材は、前記側部の内面に接触することで弾性変形す
る板状部材によって形成され、前記移動ベースに保持される基端側が前記背面部に対して
平行に保持されている。
また、本発明において、前記シールドの2つの前記側部を第1側部、第2側部とし、ま
た負荷部材における前記搬送スクリューに直交する方向に沿っての両端部を第1端部、第
2端部とし、前記第1端部が前記第1側部に摺擦されて発生する負荷を第1負荷、前記第
2端部が前記第2側部に摺擦されて発生する負荷を第2負荷としたときに、前記負荷部材
は、前記搬送スクリューの正転により前記移動ベースが正方向に移動する際には、前記第
2負荷が前記第1負荷よりも大きくなるように、また、前記搬送スクリューの逆転により
前記移動ベースが逆方向に移動する際には、前記第1負荷が前記第2負荷よりも大きくな
るように、形成されている、ことを特徴としている。
ワイヤに対応する中心線に対して非対称に形成されるとともに、中心点に対して点対称に
形成されている、ことを特徴としている。
記移動ベースに対して着脱自在である、ことを特徴としている。
トナー像として現像し、前記トナー像を前記感光体から他部材に転写する画像形成装置に
関する。この発明に係る画像形成装置は、前記感光体を帯電する手段が、前記感光体に対
して対向するように配置された請求項1乃至3のいずれか1項に係る帯電装置である、こ
とを特徴としている。
る板状部材によって形成されているので、負荷部材の形状や大きさやサイズを適宜に選択
することで、好適な(必要最小限)の負荷抵抗が発生するようにして、拭きむらを防止す
るとともに、負荷抵抗が大きすぎることに起因する駆動力の増加等を抑制することができ
る。
に対して平行に保持されているので、例えば、直角に保持される場合と比較して、負荷部
材がシールドの側部の内面に摺擦される際の姿勢を安定させることができる。
正方向に移動する際には、摺擦時の負荷が大きい第2端部が負荷の小さい第1端部よりも
遅れ気味となり、一方、搬送スクリューが逆転して移動ベースが逆方向に移動する際には
、摺擦時の負荷が大きい第1端部が負荷の小さい第2端部よりも遅れ気味となる。このよ
うな負荷部材により、移動ベースは、正方向、逆方向のいずれに移動する場合でも、放電
ワイヤに対して直交する軸を基準に同じ方向に捩れた状態で移動することになり、これに
伴って清掃部材は、捩れた状態で払拭動作を行うことになり、一層、拭きむらを抑制する
ことができる。さらに、清掃部材は、その捩れの方向が、移動ベースの正方向の移動時と
、逆方向の移動時とで同じであるので、移動ベースの移動方向にかかわらず、安定した姿
勢で払拭動作を行うことができる。
は異なり、負荷部材が放電ワイヤに対応する中心線に対して対称に形成されている場合に
は、負荷部材は、その両端部がシールドの側部の内面に摺擦された際に、両端部に対して
同等の負荷抵抗が作用するため、移動ベースを捩じる方向の力を発生させることができな
い。これに対して、請求項2に係る発明のように、負荷部材が放電ワイヤに対応する中心
線に対して非対称に形成されている場合には、負荷部材は、その両端部がシールドの側部
の内面に摺擦された際に、両端部に対して異なる大きさの負荷抵抗が作用するため、移動
ベースを捩じる方向の力が発生する。さらに、負荷部材が中心点に対して点対称に形成さ
れている場合には、移動ベースの正方向の移動時と負方向の移動時とで、移動ベースを捩
じる力の方向、及び大きさをほぼ一定にすることができるので、正方向及び逆方向への移
動ベースの移動時の姿勢を安定させて、清掃部材の払拭動作を安定させることができる。
の移動ベースに対する取り付けが容易であり、また、劣化した場合等には、簡単に交換す
ることができる。
電装置であるので、放電ワイヤの払拭むらに起因する画像の濃度むらを防止することがで
きる。
図1を参照して、本発明に係る帯電装置10を備えた画像形成装置11について説明する。図1に示す画像形成装置11は、電子写真方式の画像形成装置11であり、記録媒体(他部材)としてのシート(例えば、普通紙、封筒、透明フィルムなど)Pに粉体のトナーによって画像(トナー像)を形成するものである。図1はその概略構成を模式的に示す左側面図である。つまり、画像形成装置11は、図1中の右側が前面(正面)側、左側が後面(背面)側となる。ここで、画像形成装置11としては、複写機,プリンタ,ファクシミリ、さらには、これらの複合機などがこれに相当する。
し部P2には、移動ベース55の滞留機構62が設けてある。滞留機構62は、搬送スク
リュー54の左端に設けた、ねじ部の1ピッチ以上の長さの非ねじ部(ねじ部の無い軸だ
けの部分)63と、この非ねじ部63が内側を貫通する圧縮ばね(付勢部材)64と、非
ねじ部63に固定されて圧縮ばね64の基端側の位置を規制するストッパ部材65と、圧
縮ばね64の先端に取り付けられて、移動ベース55の嵌合部67の左端面に当接するワ
ッシャ66とを有している。この滞留機構62は、搬送スクリュー54の正回転によって
移動ベース55が折返し部P2に配置された状態で、さらに搬送スクリュー54の正回転
が継続された場合に、移動ベース55を機構的に折返し部P2に留めておくものであり、
また移動ベース55が折返し部P2にある状態で、搬送スクリュー54を逆回転させた場
合に、速やかに、移動ベース55の右方への移動を開始するものである。なお、以上では
、滞留機構62が搬送スクリュー54の折返し部62側に設けられている場合を例に説明
したが、ホームポジションP1側にも同様の滞留機構が設けてある。なお、この滞留機構
62の具体的な作用については、後に説明する。
図6,図7,図8を参照して、本実施形態を説明する。このうち図6は、上述の実施形態1の図4に相当する図である。また、図7は、非接触状態の負荷部材83の形状を説明する図である。また、図8は、負荷部材83が前側部41及び後側部42に摺擦された場合の状態を説明する図である。本実施形態では、負荷部材83の形状を、放電ワイヤ35に対応する中心線Cに対して非対称に形成するとともに、中心点Mに対して点対称に形成するようにしている。この具体的な一例として、図6,図7,図8では、負荷部材83を平行四辺形状に形成した例を示している。
図9を参照して、本実施形態を説明する。図9は、上述の実施形態1の図4に相当する図である。
Claims (4)
- 背面部と2つの側部とを有し、長手方向に直交する断面形状が「コ」字形に形成された
シールドと、前記シールドの開口部近傍に前記シールドの長手方向に沿って張設された放
電ワイヤと、前記放電ワイヤを清掃する清掃機構と、を備えた帯電装置において、
前記清掃機構は、前記シールドの内側において前記背面部と前記放電ワイヤとの間にお
いて前記放電ワイヤに沿って配設された搬送スクリューと、
前記搬送スクリューに遊嵌されるとともに前記搬送スクリューの回転に伴って前記放電
ワイヤに沿って移動する移動ベースと、
前記移動ベースに保持されて前記放電ワイヤを挟持する清掃部材と、
前記移動ベースに保持されるとともに前記移動ベースの移動に伴って前記側部の内面に
摺擦されることで前記移動ベースに負荷を付与する負荷部材と、を備え、
前記負荷部材は、前記側部の内面に接触することで弾性変形する板状部材によって形成
され、前記移動ベースに保持される基端側が前記背面部に対して平行に保持されており、
前記シールドの2つの前記側部を第1側部、第2側部とし、また負荷部材における前記
搬送スクリューに直交する方向に沿っての両端部を第1端部、第2端部とし、
前記第1端部が前記第1側部に摺擦されて発生する負荷を第1負荷、前記第2端部が前
記第2側部に摺擦されて発生する負荷を第2負荷としたときに、
前記負荷部材は、前記搬送スクリューの正転により前記移動ベースが正方向に移動する
際には、前記第2負荷が前記第1負荷よりも大きくなるように、また、前記搬送スクリュ
ーの逆転により前記移動ベースが逆方向に移動する際には、前記第1負荷が前記第2負荷
よりも大きくなるように、形成されている、
ことを特徴とする帯電装置。 - 前記負荷部材は、前記放電ワイヤに対応する中心線に対して非対称に形成されるととも
に、中心点に対して点対称に形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。 - 前記負荷部材が、前記移動ベースに対して着脱自在である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の帯電装置。 - 感光体を帯電し、露光して静電潜像を形成し、前記静電潜像をトナー像として現像し、
前記トナー像を前記感光体から他部材に転写する画像形成装置において、
前記感光体を帯電する手段が、前記感光体に対して対向するように配置された請求項1
乃至3のいずれか1項に記載の帯電装置である、
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2006150817A JP4854010B2 (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 帯電装置、及びこれを備えた画像形成装置 |
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JP2006150817A JP4854010B2 (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 帯電装置、及びこれを備えた画像形成装置 |
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JP4854010B2 true JP4854010B2 (ja) | 2012-01-11 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006150817A Expired - Fee Related JP4854010B2 (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 帯電装置、及びこれを備えた画像形成装置 |
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JP6512414B2 (ja) * | 2016-09-08 | 2019-05-15 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2978593B2 (ja) * | 1991-05-14 | 1999-11-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 帯電装置 |
JPH0962063A (ja) * | 1995-08-29 | 1997-03-07 | Canon Inc | 自動清掃機能付き帯電器 |
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2006
- 2006-05-31 JP JP2006150817A patent/JP4854010B2/ja not_active Expired - Fee Related
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