JP4853309B2 - 静電荷現像用トナー、静電荷現像用現像剤、カートリッジ、静電荷像現像用トナーの製造方法、画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents
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Description
本実施の形態の静電荷像現像用トナー(以下「トナー」ともいう)は、結着樹脂と着色剤とを含む静電荷像現像用トナーであって、2価以上の価数を取りうる金属元素を含有し、前記2価以上の価数を取りうる金属元素はX線光電子分光法により測定される金属元素単位で0.02atm%以上0.2atm%以下で含有され、前記結着樹脂は、ジアルコール成分と、ジカルボン酸成分またはポリカルボン酸成分を重合した重量平均分子量が20000以上55000以下ポリエステル樹脂からなり、前記ジアルコール成分がビスフェノールA−プロピレンオキシド付加物またはビスフェノールA−エチレンオキシド付加物のいずれかを含むポリエステル樹脂であり、前記着色剤は、体積1次粒子径が30nm以上50nm以下であってBET比表面積70m2/g以下のカーボンブラックである静電荷像現像用トナーである。
使用装置:PHI社(Physical Electronics Industries,Inc.)製 1600S型 X線光電子分光装置。
測定条件:X線源 MgKα(400W)。
分光領域:直径800μm。
本実施の形態における結着樹脂は、ポリエステル樹脂を用いる。主成分としては非晶性樹脂を用いるが、結晶性樹脂を併用することもある。結着樹脂のポリエステル樹脂は、疎水性の高いジアルコール成分と、疎水性の高いジカルボン酸成分とからなる。そして、上記ジアルコール成分は、疎水性の高いビスフェノールA−プロピレンオキシド付加物またはビスフェノールA−エチレンオキシド付加物であり、上記ジカルボン酸成分としては、疎水性の高いドデシニルコハク酸、上記ポリカルボン酸成分としては疎水性の高いトリメリット酸またはピロメリット酸である。これら疎水性の高いポリエステル樹脂を用い、かつ重量平均分子量(Mw)は、より疎水性の高い比較的高めの2万以上5.5万以下である。なお、後段では、上記ビスフェノールA−プロピレンオキシド付加物を「ビスフェノールA−PO付加物」と略し、またビスフェノールA−エチレンオキシド付加物を「ビスフェノールA−EO付加物」と略す。
本実施の形態における着色剤に含有されるカーボンブラックは、色相角、彩度、明度、耐候性、トナー中での分散性の観点もふまえて選択される。主にカーボンブラック黒色顔料を用いるが、以下の顔料を一部用い、各色カラートナーを製造する。
SF1=(ML2/A)×(π/4)×100 … 式(1)
上記式(1)中、MLはトナー粒子の最大長、Aはトナー粒子の投影面積を各々示す。
本実施の形態の静電荷像現像用トナーの製造方法は、特に制限されないが、前述のように本発明のトナーが、トナー中の金属イオンによる吸水を制限するということから、金属イオンを積極的に用いる乳化重合凝集法により製造する方法に対して効果的である。
本実施の形態の静電荷像現像剤は、上述した本実施の形態の静電潜像現像用トナーを含有する以外は特に制限はなく、目的に応じて適宜の成分組成をとることができる。本発明の静電荷像現像剤は、静電荷像現像用トナーを、単独で用いると一成分系の静電荷像現像剤となり、また、キャリアと組み合わせて用いると二成分系の静電荷像現像剤となる。
次に、本実施の形態の画像形成装置の一例について説明する。
本実施の形態の画像形成方法は、潜像形成工程、現像工程、転写工程及び定着工程を含む。前記各工程は、それ自体一般的な工程であり、上述した画像形成装置の他に、例えば特開昭56−40868号公報、特開昭49−91231号公報等に記載されている。なお本発明の画像形成方法は、それ自体公知のコピー機、ファクシミリ機等の画像形成装置を用いて実施することができる。
(i)請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法であって、少なくとも1種以上の樹脂粒子分散液と、1種以上の着色剤分散液とを混合し、2価以上の価数を取りうる金属元素の存在下で凝集粒子を形成する凝集工程と、前記樹脂粒子のガラス転移点以上の温度に加熱して前記凝集粒子を融合・合一してトナー粒子を形成する融合工程と、を有し、前記凝集工程のあとであって、前記融合工程の前または融合工程における融合完了前までにキレート剤を添加する静電荷像現像用トナーの製造方法である。
まず、実施例、比較例で用いたトナー等の物性測定方法について説明する。
本発明におけるトナー粒度及び粒度分布測定は、測定装置としてはマルチサイザーII型(ベックマン−コールター社製)を用い、電解液はISOTON−II(ベックマン−コールター社製)を使用した。
トナー形状係数SF1は、スライドグラス上に散布したトナーの光学顕微鏡像をビデオカメラを通じてルーゼックス画像解析装置に取り込み、10個のトナーの最大長の2乗(ML2)、投影面積(A)とから、以下の式で求めた各々のトナーの形状係数SF1を計算し、平均値を求めることにより得られたものである。
SF1=(ML2/A)×(π/4)×100 (式中、πは円周率)
本発明において、結着樹脂等の分子量、分子量分布は以下の条件で行ったものである。GPCは「HLC−8120GPC、SC−8020(東ソー(株)社製)装置」を用い、カラムは「TSKgel、SuperHM−H(東ソー(株)社製6.0mmID×15cm)」を2本用い、溶離液としてTHF(テトラヒドロフラン)を用いた。実験条件としては、試料濃度0.5%、流速0.6ml/min、サンプル注入量10μl、測定温度40℃、IR検出器を用いて実験を行った。また、検量線は東ソー社製「polystylene標準試料TSK standard」:「A−500」、「F−1」、「F−10」、「F−80」、「F−380」、「A−2500」、「F−4」、「F−40」、「F−128」、「F−700」の10サンプルから作製した。
樹脂微粒子、着色剤粒子等の体積平均粒子径は、レーザー回析式粒度分布測定装置(堀場製作所製、LA−700)で測定した。
非晶性樹脂のガラス転移点(Tg)は、ASTMD3418−8に準拠して、示差走査熱量計(マックサイエンス社製:DSC3110、熱分析システム001)を用い、室温から150℃まで昇温速度10℃/分の条件下で測定することにより求めた。なお、ガラス転移点は吸熱部におけるベースラインと吸収ラインとの延長線の交点の温度(所謂オンセット温度)とした。
XPS測定による元素およびアルミニウム元素の含有率は、ESCA(X線光電子分光分析)により表面組成分析を行い算出した。ESCAの装置および測定条件は、下記の通りである。
使用装置:PHI社(Physical Electronics Industries,Inc.)製 1600S型 X線光電子分光装置。
測定条件:X線源 MgKα(400W)。
分光領域:直径800μm。
測定された各元素のピーク強度から、PHI社提供の相対感度因子を用いて原子濃度(atm%)を算出した。なお、上記測定は、トナー表面をArイオンビームにより深さ方向にスパッタリングすることによって行ったものであり、Arイオンビームによりスパッタリング処理した後、透過型電子顕微鏡を用いて確認したところ、表面からの深さは0.01〜0.5μmの範囲であった。
実施例、比較例に用いたトナーは、下記の樹脂粒子分散液、着色剤分散液をそれぞれ調製し、これらを所定の割合で混合し攪拌しながら、これに少なくとも2価以上の価数を取りうる金属元素の供給源としてアルミニウムを含む無機金属塩の重合体を添加し、イオン的に中和して凝集粒子を形成した。その後、キレート剤、及び無機水酸化物で系内のpHを弱酸性から中性に調整した後、前記樹脂微粒子のガラス転移温度以上に加熱して融合・合一させた。その後、十分な洗浄、固液分離、乾燥の各工程を経て所望のトナーを得た。
ビスフェノールA−プロピレンオキサイド付加物(PO3モル付加):814質量部
ドデセニルコハク酸 :1392質量部
以上を、攪拌装置、窒素導入管、温度センサー、精留塔を備えた内容量5リットルのフラスコに上記のモノマーを仕込み、1時間を要して温度を190℃まで上げ、反応系内が均一に攪拌されていることを確認した後、ジブチル錫オキサイドの1.2質量部を投入した。さらに生成する水を留去しながら同温度から6時間を要して240℃まで温度を上げ、240℃でさらに4時間脱水縮合反応を継続し、重量平均分子量45000である樹脂粒子分散液(1)を得た。ついで、これを溶融状態のまま、キャビトロンCD1010(株式会社ユーロテック製)に毎分100gの速度で移送した。別途準備した水性媒体タンクには試薬アンモニア水をイオン交換水で希釈した0.37重量%濃度の希アンモニア水を入れ、熱交換器で120℃に加熱しながら毎分0.1リットルの速度で、上記ポリエステル樹脂熔融体と同時に上記キャビトロン(株式会社ユーロテック製)に移送した。回転子の回転速度が60Hz、圧力が5Kg/cm2の条件でキャビトロンを運転し、平均粒径0.14μmのポリエステル樹脂からなる樹脂粒子分散液(1)(樹脂粒子濃度:30重量%)を得た。
ビスフェノールA−エチレンオキサイド付加物(EO2モル付加):820質量部
ドデセニルコハク酸 :1390質量部
脱水縮合反応の時間を3時間にした以外は、前記樹脂龍分散液(1)の調製と同様にして、重量平均分子量が40000である樹脂粒子分散液(2)を得た。ついでこれを樹脂粒子分散液(1)の調製条件と同様にキャビトロンで乳化分散させ、平均粒径0.16μmのポリエステル樹脂からなる樹脂粒子分散液(2)(樹脂粒子濃度:30重量%)を得た。
ビスフェノールA−プロピレンオキサイド付加物(PO3モル付加):814質量部
トリメリット酸 :1392質量部
前記樹脂粒子分散液(1)の調製と同様にして反応をさせ、重量平均分子量が45000である樹脂粒子分散液(3)を得た。ついでこれを樹脂粒子分散液(1)の調製条件と同様にキャビトロンで乳化分散させ、平均粒径0.16μmのポリエステル樹脂からなる樹脂粒子分散液(3)(樹脂粒子濃度:30重量%)を得た。
ビスフェノールA−プロピレンオキサイド付加物(PO2モル付加):800質量部
ピロメリット酸 :1400質量部
脱水縮合反応の時間を5時間にした以外は、前記樹脂粒子分散液(1)の調製と同様にして、反応をさせ、重量平均分子量が50000である樹脂粒子分散液(4)を得た。ついでこれを樹脂粒子分散液(1)の調製条件と同様にキャビトロンで乳化分散させ、平均粒径0.16μmのポリエステル樹脂からなる樹脂粒子分散液(4)(樹脂粒子濃度:30重量%)を得た。
ビスフェノールA−エチレンオキサイド付加物(EO1モル付加):820質量部
ドデシニルコハク酸 :1390質量部
脱水縮合反応の時間を2時間にした以外は、前記樹脂龍分散液(1)の調製と同様にして、重量平均分子量が15000である樹脂粒子分散液(5)を得た。ついでこれを樹脂粒子分散液(1)の調製条件と同様にキャビトロンで乳化分散させ、平均粒径0.16μmのポリエステル樹脂からなる樹脂粒子分散液(5)(樹脂粒子濃度:30重量%)を得た。
エチレングリコ−ル :486質量部
ネオペンチルグリコール :650質量部
テレフタル酸 :957質量部
前記樹脂粒子分散液(1)の調製と同様にして、反応をさせた。重量平均分子量9200である樹脂粒子分散液(6)を得た。ついでこれを樹脂粒子分散液(1)の調製条件と同様にキャビトロンで乳化分散させ、平均粒径0.16μmのポリエステル樹脂からなる樹脂粒子分散液(6)(樹脂粒子濃度:30重量%)を得た。
ビスフェノールA−エチレンオキサイド付加物(EO1モル付加):820質量部
テレフタル酸 :1390質量部
前記樹脂粒子分散液(1)の調製と同様にして、重量平均分子量が30000である樹脂粒子分散液(7)を得た。ついでこれを樹脂粒子分散液(1)の調製条件と同様にキャビトロンで乳化分散させ、平均粒径0.16μmのポリエステル樹脂からなる樹脂粒子分散液(7)(樹脂粒子濃度:30重量%)を得た。
ビスフェノールA−プロピレンオキサイド付加物(PO3モル付加):780質量部
ピロメリット酸 :1420質量部
脱水縮合反応の時間を5時間にした以外は、前記樹脂粒子分散液(1)の調製と同様にして、反応をさせ、重量平均分子量が53000である樹脂粒子分散液(9)を得た。ついでこれを樹脂粒子分散液(1)の調製条件と同様にキャビトロンで乳化分散させ、平均粒径0.16μmのポリエステル樹脂からなる樹脂粒子分散液(9)(樹脂粒子濃度:30重量%)を得た。
ビスフェノールA−プロピレンオキサイド付加物(PO4モル付加):800質量部
ピロメリット酸 :1400質量部
脱水縮合反応の時間を6時間にした以外は、前記樹脂粒子分散液(1)の調製と同様にして、反応をさせ、重量平均分子量が60000である樹脂粒子分散液(10)を得た。ついでこれを樹脂粒子分散液(1)の調製条件と同様にキャビトロンで乳化分散させ、平均粒径0.16μmのポリエステル樹脂からなる樹脂粒子分散液(10)(樹脂粒子濃度:30重量%)を得た。
カーボンブラック(三菱化成社製、#25;1次粒子径47nm、BET比表面積40m2/g):90質量部
アニオン性界面活性剤(第一工業製薬社製:ネオゲンSC):10質量部
イオン交換水:240質量部
以上を混合し、ホモジナイザー(IKA社製、ウルトラタラックスT50)を用いて15分間分散した後、循環式超音波分散機(日本精機製作所製、RUS−600TCVP)にかけて着色剤粒子分散液(1)を調製した。着色剤分散液(1)における着色剤の数平均粒径は145nmであった。
・カーボンブラック(旭カーボン社製、#60HMAF;1次粒子径35nm、BET比表面積49m2/g):90質量部
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬社製:ネオゲンSC):10質量部
・イオン交換水:240質量部
以上を混合し、着色剤分散液(1)と同様の条件にて着色剤粒子分散液(2)を調製した。着色剤分散液(2)における着色剤の数平均粒径は150nmであった。
・カーボンブラック(キャボット社製、REGAL330;1次粒子径25nm、BET比表面積94m2/g):90質量部
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬社製:ネオゲンSC):10質量部
・イオン交換水:240質量部
以上を混合し、着色剤分散液(1)と同様の条件にて着色剤粒子分散液(3)を調製した。着色剤分散液(3)における着色剤の数平均粒径は150nmであった。
C.I.PigmentBlue15:3:大日精化製) 50質量部
イオン性界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬) 5質量部
イオン交換水 195質量部
以上を混合溶解し、ホモジナイザー(IKAウルトラタラクス)により10分間分散し、中心粒径168nmの着色剤分散液を得た。
C.I.PigmentYellow74:大日精化製) 50質量部
イオン性界面活性剤ネオゲンRK (第一工業製薬) 5質量部
イオン交換水 195質量部
以上を混合溶解し、ホモジナイザー(IKAウルトラタラクス)により10分間分散し、中心粒径168nmの着色剤分散液を得た。
C.I.PigmentRed 122:(クラリアント製) 50質量部
イオン性界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬) 6質量部
イオン交換水 200質量部
以上を混合溶解し、ホモジナイザー(IKA製ウルトラタラクス)により10分間分散し、中心粒径185nm、固形分量23.5重量部のマゼンタ着色剤分散液を得た。
(トナー1の製造)
イオン交換水:500質量部
樹脂粒子分散液(1):175質量部
着色剤分散液(1):35質量部
凝集剤(浅田化学社製、ポリ塩化アルミニウムの1%水溶液):0.5質量部
以上成分を混合し、丸型ステンレス製フラスコ中で、ホモジナイザー(ウルトラタラックスT50、IKA社製)で混合分散した。次いで、加熱用オイルバスでフラスコを撹拌しながら凝集温度を40℃まで加熱し30分間保持した。その後、45℃まで加熱し1.5時間保持した。上記調製した凝集粒子を含む分散液に、さらに樹脂粒子分散液(1)25質量部を緩やかに添加し、加熱用オイルバスの温度を上げて46℃で1時間保持した。
作製したトナー粒子100質量部に対して、疎水性シリカ(TS720、キャボット製)0.70部を添加し、サンプルミルにてブレンドした。これをポリメチルメタクリレート(綜研化学社製:Mw=80000)を1%コートした体積平均粒径50μmのフェライトキャリアに対し、トナー濃度が5%になるように秤量し、ボールミルで5分間攪拌・混合し現像剤1を調製した。
実施例1におけるトナーの製造において、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(2)を用いた以外は同様にしてトナー2及び現像剤2を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(3)を、着色剤分散液(1)の代わりに着色剤分散液(2)を用いた以外は同様にしてトナー3及び現像剤(3)を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(4)を、着色剤分散液(1)の代わりに着色剤分散液(2)を用いた以外は同様にしてトナー4及び現像剤4を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(4)を用いて、また、加熱用オイルバスの温度を上げて46℃で1時間保持した後に、キレート剤としてエチレンジアミン4酢酸Na塩(中部キレスト社製、キレスト40)を全液の5%となるように添加した。その他は実施例1と同様にしてトナー5及び現像剤5を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(9)を用い、1mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を系内のpHが7.5になるように添加した後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて撹拌を継続しながら85℃まで緩やかに加熱し、その後90℃まで加熱し、3時間保持した以外は同様にしてトナー7及び現像剤7を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(9)を用い、1mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を系内のpHが7.5になるように添加した後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて撹拌を継続しながら85℃まで緩やかに加熱し、その後90℃まで加熱し、2時間保持した以外は同様にしてトナー8及び現像剤8を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例5におけるトナーの製造において、凝集剤(浅田化学社製、ポリ塩化アルミニウムの1%水溶液)の添加量を0.5質量部の代わりに0.15重量部に代えた以外は同様にしてトナー9及び現像剤9を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例5におけるトナーの製造において、凝集剤として、ポリ塩化アルミニウムの1%水溶液の代わりに、塩化鉄(III)の1%水溶液を0.45重量部に代えた以外は同様にしてトナー10及び現像剤10を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、凝集剤として、ポリ塩化アルミニウムの1%水溶液の代わりに、塩化銅の1%水溶液を0.57重量部に代えた以外は同様にしてトナー11及び現像剤11を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、凝集剤として、ポリ塩化アルミニウムの1%水溶液の代わりに、硝酸コバルトの1%水溶液を0.59重量部に代えた以外は同様にしてトナー12及び現像剤12を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、着色剤分散液(1):35質量部の代わりに、着色剤分散液(1):1質量部とシアン着色剤分散液:40質量部を添加した以外は、同様にしてトナー13及び現像剤13を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、着色剤分散液(1):35質量部の代わりに、着色剤分散液(1):0.5質量部とマゼンタ着色剤分散液:48質量部を添加した以外は、同様にしてトナー14及び現像剤14を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、着色剤分散液(1):35質量部の代わりに、着色剤分散液(1):1質量部とシアン着色剤分散液:25質量部とイエロー着色剤分散液:25質量部を添加した以外は、同様にしてトナー15及び現像剤15を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(6)を、着色剤分散液(1)の代わりに着色剤分散液(3)を用いた以外は、同様にしてトナー16及び現像剤16を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(5)を用いた以外は、同様にしてトナー17及び現像剤17を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、着色剤分散液(1)の代わりに着色剤分散液(3)を用いた以外は、同様にしてトナー18及び現像剤18を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(7)を用いた以外は、同様にしてトナー19及び現像剤19を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
実施例1におけるトナーの製造において、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(10)を用いた以外は、同様にしてトナー20及び現像剤20を作製し、同様の評価を行った。トナーの特性及び評価結果をまとめて表1に示す。
現像剤(1)を、図1に示すDocuCentreColor400CP改造機(富士ゼロックス社製)に装填し、転写性の評価を行った。このDocuCentreColor400CP改造機は、感光体の帯電方式は接触帯電方式を採用している。まず、前記トナー濃度が5質量%の各現像剤を上記画像形成装置の現像器に収容し、温度30℃、湿度90%RHの高温多湿環境に72時間放置した。その後、評価時は感光体表面の各色のトナー現像量が、4〜5g/m2の範囲で維持できるように現像条件を設定し、A4サイズ白色紙(富士ゼロックスオフィスサプライ社製、JDコート157紙、幅:210mm、長さ:297mm、157g/m2)とA4サイズ白色紙(富士ゼロックスオフィスサプライ社製、ST紙、幅:210mm、長さ:297mm、52.3g/m2)とを1枚毎に交互にプリントテストを行った。
転写効率η(%)={1−(b/a)}×100
目標とする転写効率は、90%以上であり、以下のような判断基準で評価した。
η≧90% : ◎
80%≦η<90% : ○
70%≦η<80% : △
η<70% : ×
Claims (7)
- 結着樹脂と着色剤と2価以上の価数を取りうる金属元素を含有する静電荷像現像用トナーであって、
静電荷像現像用トナーに内添された前記2価以上の価数を取りうる金属元素はX線光電子分光法により測定される金属元素単位で0.02atm%以上0.2atm%以下で含有され、
前記結着樹脂は、ジアルコール成分と、ジカルボン酸成分またはポリカルボン酸成分とを重合した重量平均分子量が45000以上55000以下ポリエステル樹脂からなり、前記ジアルコール成分がビスフェノールA−プロピレンオキシド付加物またはビスフェノールA−エチレンオキシド付加物のいずれかを含み、前記ジカルボン酸成分がドデセニルコハク酸であり、前記ポリカルボン酸成分がトリメリット酸またはピロメリット酸であるポリエステル樹脂であり、
前記着色剤は、体積1次粒子径が30nm以上50nm以下であってBET比表面積70m2/g以下のカーボンブラックを含むことを特徴とする静電荷像現像用トナー。 - 結着樹脂と着色剤と2価以上の価数を取りうる金属元素を含有する静電荷像現像用トナーであって、
静電荷像現像用トナーに内添された前記2価以上の価数を取りうる金属元素がアルミニウムであって、前記アルミニウムのX線光電子分光法により測定されるアルミニウム元素単位で0.02atm%以上0.2atm%以下で含有され、
前記結着樹脂は、ジアルコール成分と、ジカルボン酸成分またはポリカルボン酸成分とを重合した重量平均分子量が45000以上55000以下ポリエステル樹脂からなり、前記ジアルコール成分がビスフェノールA−プロピレンオキシド付加物またはビスフェノールA−エチレンオキシド付加物のいずれかを含み、前記ジカルボン酸成分がドデセニルコハク酸であり、前記ポリカルボン酸成分がトリメリット酸またはピロメリット酸であるポリエステル樹脂であり、
前記着色剤は、体積1次粒子径が30nm以上50nm以下であってBET比表面積70m2/g以下のカーボンブラックを含むことを特徴とする静電荷像現像用トナー。 - 請求項1または請求項2に記載の静電荷像現像用トナーとキャリアとを含有することを特徴とする静電荷像現像用現像剤。
- 潜像保持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記潜像を静電荷現像用現像剤を用いて現像する現像手段と、現像された画像を被転写体上に転写する転写手段を有する脱着可能なカートリッジであって、前記静電荷現像用現像剤が、請求項1または請求項2に記載の静電荷現像用トナーを含むことを特徴とするカートリッジ。
- 請求項1または請求項2に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法であって、
少なくとも1種以上の樹脂粒子分散液と、1種以上の着色剤分散液とを混合し、2価以上の価数を取りうる金属元素の存在下で凝集粒子を形成する凝集工程と、前記樹脂粒子のガラス転移点以上の温度に加熱して前記凝集粒子を融合・合一してトナー粒子を形成する融合工程と、を有することを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 潜像担体上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記潜像を静電荷現像用現像剤を用いて現像する現像手段と、現像されたトナー画像を中間転写体を介してまたは介さずに被転写体上に転写する転写手段と、前記被転写体上のトナー画像を加定着する定着手段と、を含む画像形成装置であり、
前記静電荷現像用現像剤が、請求項3に記載の静電荷現像用現像剤であることを特徴とする画像形成装置。 - 静電荷像担持体表面に潜像を形成する潜像形成工程と、トナーを含む現像剤で前記静電荷像担持体表面の潜像を現像してトナー像を得る現像工程と、該トナー像を被転写体表面に転写する転写工程と、転写されたトナー像を被転写体表面に熱定着する定着工程と、を有する画像形成方法において、
前記静電荷現像用現像剤が、請求項3に記載の静電荷現像用現像剤であることを特徴とする画像形成方法。
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