JP4853186B2 - アナログ−ディジタル変換装置 - Google Patents

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Description

本発明はアナログ−ディジタル変換装置に係り、特に、全差動増幅回路に信号を巡回させてアナログ信号をディジタルデータに変換するアナログ−ディジタル変換回路に関する。
アナログ・ディジタル変換装置には、パイプライン型アナログ・ディジタル変換器(例えば、特許文献1参照)、アルゴリズミックアナログ・ディジタル変換器(例えば、特許文献2参照)、サイクリックアナログ・ディジタル変換回路(例えば、特許文献3参照)などが提案されていた。
このうち、アルゴリズミックアナログ・ディジタル変換器及びサイクリックアナログ・ディジタル変換回路は、回路規模を比較的小さくできるため、ICの小面積化に適している。
図13は従来のアナログ・ディジタル変換器の一例のブロック構成図を示す。
図13に示すアナログ−ディジタル変換装置1は、アルゴリズミックADCであり、サンプルホールド回路11、12、1ビットA/D変換回路13、減算回路14、1ビットディジタル−アナログ変換回路15、増幅回路16、スイッチSW11、SW12、SW21、SW22から構成されている。
次にアルゴリズミックADCの動作を説明する。
まず、図13(A)に示すようにスイッチSW10をオン、スイッチSW11、SW12、SW21、SW22をオフして、サンプルホールド回路11で入力信号をサンプリングする。
次に図13(B)に示すようにスイッチSW10をオフして、スイッチSW11、SW12をオン、スイッチSW21、SW22をオフする。これによって、サンプルホールド回路11にホールドされた入力信号が1ビットA/D変換回路13に供給される。1ビットA/D変換回路13は、サンプルホールド回路11にサンプルホールドされた信号を1ビットディジタル値に変換する。これによって、最上位ビットのディジタル値を得ることができる。
また、このとき、サンプルホールド回路11にサンプルホールドされた信号は、減算回路14に供給されて、1ビットA/D変換回路13の1ビットディジタル値に応じて1ビットディジタル−アナログ変換回路15から供給される基準電圧Vrefが減算される。
1ビットディジタル−アナログ変換回路15は、1ビットA/D変換回路13の1ビットディジタル値が「1」のときに基準電圧Vrefを減算回路14に供給し、1ビットA/D変換回路13の1ビットディジタル値が「0」のときには減算回路14への出力電圧を0とする。
減算回路14は、1ビットA/D変換回路13の1ビットディジタル値が「1」のときには基準電圧Vrefを減算して増幅回路16に供給し、1ビットA/D変換回路13の1ビットディジタル値が「0」のときにはサンプルホールド回路11にサンプルホールドされた信号をそのまま、増幅回路16に供給する。
増幅回路16は、減算回路14の出力を2倍増幅する。このとき、図13(B)に示すようにスイッチSW12がオン、スイッチSW22がオフされているので、増幅回路16で増幅された信号はサンプルホールド回路12にサンプルホールドされる。
サンプルホールド回路12に増幅回路16で増幅された信号がサンプルホールドされると、図13(C)に示すようにスイッチSW21、SW22がオンし、スイッチSW11、SW12がオフする。これによって、サンプルホールド回路12にサンプルホールドされた信号が1ビットAD変換される。これによって、上位2ビット目のディジタル値を得ることができる。
上記図13(B)、(C)に示すような動作を出力ディジタルデータのビット数分繰り返すことにより入力アナログ信号をディジタルデータに変換することができる。
アルゴリズミックADCは、上記信号を巡回して処理することによって入力アナログ信号をディジタルデータに変換している。このように、アルゴリズミックADCでは、巡回処理によって必要最小限の回路規模で、変換動作が可能であり、回路規模を小型化できる。
特許第3765797号公報 特許第3046005号公報 特開2004−357279号公報
しかるに、従来のアルゴリズミックADCでは、巡回処理によって、回路を最小限に留めることができる一方、増幅回路の入力換算オフセット、コンデンサの容量ばらつきなどが巡回処理によって重畳されて、増加するため、誤差が大きくなり、高精度のAD変換が行えないなどの問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、変換精度を向上できるアナログ−ディジタル変換装置を提供することを目的とする。
本発明は、全差動増幅回路(113)に信号を巡回させてアナログ信号をディジタルデータに変換するアナログ−ディジタル変換回路において、全差動増幅回路(113)の接続極性を切り換える極性切換手段(115)と、第1巡目と第2巡目以降とで全差動増幅回路(113)の接続極性が切り換わるように極性切換手段(115)を制御する制御手段(116)とを有することを特徴とする。
本発明は、全差動増幅回路(113)を巡回させる信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路(111,112)を有し、サンプルホールド回路(111、112)は同じ電位で充電され、全差動増幅回路(113)の異なる位置に接続される複数のコンデンサ(C1,C3;C2,C4;C5,C7;C6,C8)を有し、また、複数のコンデンサ(C1,C3;C2,C4;C5,C7;C6,C8)の接続位置を切り換えるコンデンサ切換手段(115)を有し、制御手段(116)は、複数のコンデンサ(C1,C3;C2,C4;C5,C7;C6,C8)を全差動増幅回路(113)に接続するときに巡回毎にその接続位置が異なるようにコンデンサ切換手段(115)を制御することを特徴とする。
また、アルゴリズミックアナログ−ディジタル変換回路を構成していることを特徴とする。
また、本発明は、アナログ信号をディジタルデータに変換するアナログ−ディジタル変換回路において、同電位で充電される複数のコンデンサ(C1,C3;C2,C4;C5,C7;C6,C8)を有し、信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路(111,112)と、サンプルホールド回路(111,112)にサンプルホールドされた信号を増幅する全差動増幅回路(113)と、サンプルホールド回路(111、112)にサンプルホールドされた信号を基準電圧に応じてディジタル値に変換するアナログ−ディジタル変換回路(114)と、全差動増幅回路(113)と複数のコンデンサ(C1,C3;C2,C4;C5,C7;C6,C8)との接続を切り換える切換回路(115)と、第1巡目と第2巡目以降とで全差動増幅回路(113)の接続極性が切り換わるように切換回路(115)を制御する制御手段(116)とを有することを特徴とする。
制御手段(116)は、巡回毎に複数のコンデンサ(C1,C3;C2,C4;C5,C7;C6,C8)の接続位置が異なるように切換回路(115)を制御することを特徴とする。
なお、上記参照符号は、あくまでも参考であり、これによって特許請求の範囲が限定されるものではない。
本発明によれば、全差動増幅回路(113)に信号を巡回させてアナログ信号をディジタルデータに変換するアナログ−ディジタル変換回路において、全差動増幅回路(113)の接続極性を切り換える極性切換手段(115)と、第1巡目と第2巡目以降とで全差動増幅回路(113)の接続極性が切り換わるように極性切換手段(115)を制御する制御手段(116)とを設けることにより、信号を全差動増幅回路(113)で巡回させて増幅した場合であっても、全差動増幅回路(113)のオフセット成分を圧縮することができ、よって、誤差を低減できるため、AD変換精度を向上させることが可能となる。
図1は本発明の一実施例のブロック構成図を示す。
本実施例のアナログ−ディジタル変換装置100は、第1のサンプルホールド回路111及び第2のサンプルホールド回路112、差動増幅回路113、1ビットアナログ−ディジタル変換回路114、切換回路115、コントローラ116、基準電圧生成回路117、クロック生成回路118から構成されており、いわゆる、アルゴリズミックアナログ−ディジタル変換回路を構成している。
第1のサンプルホールド回路111はコンデンサC1〜C4から構成されており、切換回路115に接続されている。コンデンサC1とコンデンサC3とは対をなしており、同電位で充電される。また、コンデンサC2とコンデンサC4とは対をなしており、同電位で充電される。コンデンサC1とコンデンサC3との対とコンデンサC2とコンデンサC4との対とは、同じタイミングで、互いに異なる極性で充電される。
第2のサンプルホールド回路112は、コンデンサC5〜C8から構成されており、切換回路115に接続されている。コンデンサC5とコンデンサC7とは対をなしており、同電位で充電される。また、コンデンサC6とコンデンサC8とは対をなしており、同電位で充電される。コンデンサC5とコンデンサC7との対とコンデンサC6とコンデンサC8との対とは、同じタイミングで、互いに異なる極性で充電される。
差動増幅回路113は、全差動増幅回路を構成しており、反転入力端子、非反転入力端子、及び、反転出力端子、非反転出力端子が切換回路115に接続されている。差動増幅回路113は、切換回路115を介してコンデンサC1〜C4、C5〜C8が接続され、サンプルホールドされた信号を差動増幅して、切換回路115を介して1ビットアナログ−ディジタル変換回路114に供給する。
1ビットアナログ−ディジタル変換回路114は、切換回路115に接続されており、切換回路115から供給される第1のサンプルホールド回路111又は第2のサンプルホールド回路112にサンプルホールドされている信号を基準電圧生成回路117から供給される基準電圧Vrefと比較して、例えば、サンプルホールドされている信号が基準電圧Vrefより小さいときには出力を「0」とし、サンプルホールドされている信号が基準電圧Vrefより大きいときには出力を「1」とする。
切換回路115は、コントローラ116からの切換制御信号に基づいてコンデンサC1〜C4、C5〜C8の接続、及び、差動増幅回路113の反転入力端子、非反転入力端子、及び、反転出力端子、非反転出力端子の接続を切り換える。
コントローラ116は、クロック生成回路118から供給されるクロックに応じたタイミングで、切換回路115を制御する切換制御信号を生成し、切換回路115に供給する。コントローラ116は、第1巡目と第2巡目以降とで差動増幅回路113の接続極性が切り換わるように切換回路115を制御するとともに、巡回毎に差動増幅回路113の入力端子側においてコンデンサC1、C2とコンデンサC3、C4又はコンデンサC5、C6とコンデンサC7、C8の接続位置が異なるように切換回路115を制御する。
クロック生成回路118は、所定の周波数で発振しており、コントローラ116にクロックを供給している。コントローラ116は、クロック生成回路118からのクロックに基づいて駆動されている。
図2はコントローラ116の処理フローチャート、図3は本発明の一実施例の切換動作を説明するための図、図4は本発明の一実施例の動作説明図を示す。
まず、コントローラ116は、ステップS1−1で入力端子Tinを第1のサンプルホールド回路111に接続し、入力端子Tinに入力される入力アナログ信号を第1のサンプルホールド回路111にサンプルホールドする。
次にコントローラ116は、ステップS1−2で第1のサンプルホールド回路111及び第2のサンプルホールド回路112のコンデンサC1〜C8を差動増幅回路113に対して図3(A)に示すように接続し、入力信号の非反転入力電圧Vin+、反転入力電圧Vin-を検出し、ステップS1−3で(Vin+>Vin-)か否かを判定する。コントローラ116は、ステップS1−3で(Vin+>Vin-)である場合、ステップS1−4で第1のサンプルホールド回路111への非反転入力側バイアス電圧Vref1を
Vref1=(Vref/2)
に設定し、反転入力側バイアス電圧Vref2を
Vref2=−(Vref/2)
に設定する。なお、ここで、VrefはAD変換の中心電圧である。
次に、コントローラ116は、ステップS1−6で1ビットADC114により1ビット出力を確定する。1ビットADC114は、差動増幅回路113の出力電圧Vout
Vout=(Vout-−Vout+)
とVrefとを比較し、
Vout<Vref
であれば、「0」を出力し、
Vout>Vref
であれば、「1」を出力する。
次に、コントローラ116は、ステップS1−7で第1のサンプルホールド回路111及び第2のサンプルホールド回路112のコンデンサC1〜C8を差動増幅回路113に対して図3(B)に示すように接続する。
また、コントローラ116は、ステップS1−8で信号の差動増幅回路113の巡回回数が第1巡目か否かを判定する。
コントローラ116は、ステップS1−8で第1巡目である場合には、ステップS1−9で差動増幅回路113の極性を図3(A)に示す状態から図3(B)に示すような状態に反転させた後、ステップS1−3に戻って処理を続ける。また、コントローラ116は、ステップS1−8で第2巡目以降である場合には、ステップS1−9で第n巡目か否かを判定する。なお、nは、出力ディジタルデータのビット数に応じて設定される所定の値である。
コントローラ116は、差動増幅回路113による増幅動作がn回行われるまで、ステップS1−2〜S1−10の処理を継続し、差動増幅回路113による増幅動作がn回行われると、変換動作が終了したと判断して、処理を終了する。
このとき、ステップS1−7の処理により第1巡目に図3(A)に示すような接続が、第2巡目には図3(B)に示すように第1のサンプルホールド回路111が差動増幅回路113の出力側に接続され、また、第2のサンプルホールド回路112が差動増幅回路113の入力側に接続される。さらに、ステップS1−7の処理によって、図3(A)に示す第1巡目と、図3(B)〜(D)に示すように第2巡目以降とで、差動増幅回路113の反転入力端子、非反転入力端子、及び、反転出力端子、非反転出力端子の接続関係が反転した接続となる。
図3(A)に示す第1巡目と、図3(B)〜(D)に示すように第2巡目以降とで、差動増幅回路113の反転入力端子、非反転入力端子、及び、反転出力端子、非反転出力端子の接続関係を反転させることにより、図4に示すように第1巡目で差動増幅回路113のオフセットVosを含む成分が2倍されて出力された場合であっても、第2巡目で差動増幅回路113の反転入力端子、非反転入力端子、及び、反転出力端子、非反転出力端子の接続関係が反転することによって、オフセットはVosに維持される。
例えば、また、図4に示すように第1巡目では、差動増幅回路113のオフセットVosが増加されて2倍されることにより、オフセット成分は(2×Vos)となる。しかし、第2巡目で差動増幅回路113の反転入力端子、非反転入力端子、及び、反転出力端子、非反転出力端子の接続関係が反転するため、オフセットVosが減算され、オフセットVosは、(2×Vos)−Vos=Vosとなり、これが2倍されてオフセット成分は(2×Vos)となる。同様に、第2巡目以降は、オフセット成分はVosが減算されて2倍されるので、判定に用いられる信号に重畳されるオフセット成分は、差動増幅回路113を巡回しても差動増幅回路113のオフセット成分Vosだけで済む。よって、AD変換精度を向上させることができる。
また、本実施例では、ステップS1−7で差動増幅回路113の入力側にコンデンサC1〜C8を接続する際、図3(A)、(C)に示すようにコンデンサC1とコンデンサC3、コンデンサC2とコンデンサC4を入れ替えるとともに、図3(B)、(D)に示すようにコンデンサC5とコンデンサC7、コンデンサC6とコンデンサC8の位置を入れ替えている。
図5、図6は本発明の一実施例の効果を説明するための図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図5において偏差を持たせるためにコンデンサC1、C2は、C1=C2=C、コンデンサC3、C4はC3=C4=1.1Cに設定されている。
図6は、図5(A)に示す状態1を繰り返した場合の増幅度と、図5(B)に示す状態2の増幅度と、図5(A)に示す状態1と図5(B)に示す状態2とを繰り返した場合の増幅度とを比較したものである。
図6に示すように図5(A)に示す状態1で1回増幅すると、入力に対して出力は1.91倍となる。また、2回増幅すると、1.91×1.91=3.65倍となる。さらに、3回増幅すると、3.65×1.91=6.97倍となる。また、4回増幅すると、6.97×1.91=13.31倍となる。2、0倍の増幅度で4回増幅した場合、16.0倍になるのに対し、図5(A)に示す状態1で4回増幅した場合には、13.31倍にしかならず、所望の増幅度が得られずよって、AD変換精度が悪くなる。
また、図6に示すように図5(B)に示す状態2で1回増幅すると、入力に対して出力は2.1倍となる。また、2回増幅すると、2.1×2.1=4.41倍となる。さらに、3回増幅すると、4.41×2.1=9.26倍となる。また、4回増幅すると、9.26×2.1=19.45倍となる。2、0倍の増幅度で4回増幅した場合、16.0倍になるのに対し、上記のように図5(B)に示す状態2で4回増幅した場合には、19.45倍になり、所望の増幅度が得られずよって、状態1と同様にAD変換精度が悪くなる。
一方、図6に示すように図5(A)に示す状態1で増幅すると、入力に対して出力は1.91倍となる。次に図5(B)に示す状態2で増幅すると、1.91×2.1=4.01倍となる。次に、図5(A)に示す状態1で増幅すると、4.01×1.91=7.66倍となる。次に、図5(B)に示す状態2で増幅すると、7.66×1.91=16.01倍となる。2、0倍の増幅度で4回増幅した場合、16.0倍になるのに対し、上記のように図5(A)に示す状態1と図5(B)に示す状態2とを交互に4回増幅した場合には、16.01倍になり、16.0倍に極めて近い増幅度が得られる。よって、AD変換精度を向上させることができる。
このように、コンデンサの容量の偏差を吸収でき、よって、AD変換の精度を更に向上することができる。
なお、上記実施例では、説明を簡単にするために逐次1ビットに変換出力する1ビットADCについて説明したが、1.5ビット以上のADCに適用することも可能である。
図7は本発明の他の実施例のブロック構成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアナログ−ディジタル変換装置200は、1.5ビットのADCに適用した例を示しており、1ビットアナログ−ディジタル変換回路114に代えて1.5ビットアナログ−ディジタル変換回路211、メモリ212、演算部213を設けるとともに、切換回路115に代えて切換回路214、コントローラ116に代えてコントローラ215、基準電圧生成回路117に代えて基準電圧生成回路216などを設けた構成とされている。
基準電圧生成回路216は、基準電圧Vref/2、Vref、3Vref/2を生成し、切換回路214に供給する。切換回路214は、コントローラ215からの制御信号に応じて基準電圧生成回路216からの基準電圧Vref/2、Vref、3Vref/2のいずれかを基準電圧Vref1、Vref2として印加する。
ここで、コントローラ215の処理について説明する。
図8は、コントローラ215の処理フローチャートを示す。
コントローラ215は、ステップS2−1で入力端子Tinを第1のサンプルホールド回路111に接続し、入力端子Tinに入力される入力アナログ信号を第1のサンプルホールド回路111にサンプルホールドする。
次にコントローラ215は、ステップS2−2で入力アナログ信号の非反転入力側電圧Vin+及び反転入力側電圧Vin-を検出するとともに、基準電圧生成回路117から(Vref/4)を入力する。
コントローラ215は、ステップS2−3、S2−5で入力電圧Vin+、Vin-に適用するファンクションを判定する。
例えば、コントローラ215は、入力電圧Vin+、Vin-と電圧(Vref/4)との関係が
Vin+<(Vin-−Vref/4)
であれば、入力電圧Vin+、Vin-に対してファンクションfunc.1を適用する。コントローラ215は、ステップS2−3で入力電圧Vin+、Vin-に対してファンクションfunc.1を適用する場合、ステップS2−4で基準電圧生成回路216から第1又は第2のサンプルホールド回路111,112に印加するバイアス電圧Vref1、Vref2を
Vref1=Vref/2
Vref2=3×Vref/2
に設定する。
また、コントローラ215は、入力電圧Vin+、Vin-と電圧(Vref/4)との関係が
(|Vin+−Vin-|)<(Vref/4)
であれば、入力電圧Vin+、Vin-に対してファンクションfunc.2を適用する。コントローラ215は、ステップS2−5で入力電圧Vin+、Vin-に対してファンクションfunc.2を適用する場合、ステップS2−6で基準電圧生成回路216から第1又は第2のサンプルホールド回路111,112に印加するバイアス電圧Vref1、Vref2を
Vref1=Vref2=Vref
とする。
さらに、コントローラ215は、入力電圧Vin+、Vin-と電圧(Vref/4)との関係が
Vin+>(Vin-+Vref/4)
であれば、入力電圧Vin+、Vin-に対してファンクションfunc.3を適用する。コントローラ215は、ステップS2−5で入力電圧Vin+、Vin-に対してファンクションfunc.3を適用する場合、ステップS2−7で基準電圧生成回路216から第1又は第2のサンプルホールド回路111,112に印加するバイアス電圧Vref1、Vref2を
Vref1=3×Vref/2
Vref2=2×Vref/3
とする。
次に、コントローラ215は、ステップS2−8で適用されたファンクションfunc.1、func.2、func.3に応じて2ビットのディジタル値に変換する。1.5ビットADC211は、例えば、入力信号のうち非反転入力をVin+、反転入力をVin-としたとき、
Vin+<(Vin-−Vref/4)
のとき、すなわち、ファンクションfunc.1のときには出力ディジタル値を「0、0」とする。また、1.5ビットADC211は、
(|Vin+−Vin-|)<(Vref/4)
のとき、すなわち、ファンクションfunc.2のときには出力ディジタル値を「0,1」とする。
さらに、1.5ビットADC211は、
Vin+>(Vin-+Vref/4)
のとき、すなわち、ファンクションfunc.3のときには出力ディジタル値を「1,0」とする。
1.5ビットADC211の出力ディジタル値は、メモリ212に記憶される。
次に、コントローラ215は、ステップS2−9で切換回路214を制御して、コンデンサC1〜C8の接続を図3(A)に示す状態から図3(B)に示すように切り換える。 また、コントローラ215は、ステップS2−10で巡回回数が第1巡目か否かを判定する。
コントローラ215は、ステップS2−10で第1巡目である場合には、ステップS2−11で切換回路214を制御して、差動増幅回路113の極性を図3(A)に示す状態から図3(B)に示す状態に反転させた後、ステップS2−2に戻って処理を続ける。このとき、ステップS2−11の処理により第1巡目に図3(A)に示すような接続が、第2巡目には図3(B)に示すように第1のサンプルホールド回路111が差動増幅回路113の出力側に接続され、また、第2のサンプルホールド回路112が差動増幅回路113の入力側に接続される。さらに、ステップS2−11の処理によって、図3(A)に示す第1巡目と、図3(B)〜(D)に示すように第2巡目以降とで、差動増幅回路113の反転入力端子、非反転入力端子、及び、反転出力端子、非反転出力端子の接続関係が反転した接続となる。
これにより、差動増幅回路113のオフセットをVosに維持することができる。
また、コントローラ215は、ステップS2−10で第2巡目以降である場合には、ステップS2−12で第n巡目か否かを判定する。
コントローラ215は、差動増幅回路113による増幅動作がn回行われるまで、ステップS2−2〜S2−12の処理を継続し、差動増幅回路113による増幅動作がn回行われると、変換動作が終了したと判断する。コントローラ215は、ステップS2−12で第n巡目になると、1.5ビットADC211での処理は終了したと判断して、ステップS2−13でメモリ212に記憶された1.5ビットADC211での各巡回毎の変換結果を読み出して、演算部213に供給し、出力ディジタル値を決定する。
図9は演算部213の演算動作を説明するための図を示す。
図9において1.5ビットADC211で最初に変換された上位変換結果を「1,0」、次に変換された中位変換結果を「0,1」、その次に変換された下位変換結果を「1,0」とする。
上位変換結果の下位ビットと中位変換結果の上位ビット、中位変換結果の下位ビットと下位変換結果の上位ビットとの位を同じ位に設定して上位変換結果と中位変換結果と下位変換結果との加算を行う。図9の加算結果は「1100」となる。コントローラ215は、演算部213の演算結果を出力ディジタル値として出力する。
なお、ここで、本実施例の動作を、数式を用いて説明する。
図10は本発明の他の実施例の動作説明図を示す。
図10に示すように差動増幅回路113の非反転入力をVin+、反転入力をVin-、反転出力をVout-、非反転出力をVout+、非反転入力端子のバイアス電圧をVref1、反転入力端子のバイアス電圧をVref2、コンデンサC1〜C4をC1=C2=C3=C4、基準電圧をVrefとすると、差動増幅回路113の反転出力Vout-は、
Vout-=Vref1−(Vref1−Vin+)(1+C3/C1) ・・・(1)
非反転出力Vout+は、
Vout+=Vref2−(Vref2−Vin-)(1+C4/C2) ・・・(2)
で表せる。
まず、
Vin+<Vin-−(Vref/4) ・・・(3)
のときには、
Vref1=Vref/2 ・・・(4)
Vref2=3×Vref/2 ・・・(5)
とする。式(1)から非反転出力Vout+は、
Vout+=2×Vin+−3×(Vref/2) ・・・(6)
となり、式(2)から反転出力Vout-は、
Vout-=2×Vin-−(Vref/2) ・・・(7)
となる。したがって、差動出力Vout=Vout+−Vout-は、式(6)、(7)より、
Vout=2×(Vin+−Vin-)+Vref ・・・(8)
となる。
また、|Vin+−Vin-|<(Vref/4) ・・・(9)
のときには、
Vref1=Vref2=Vref ・・・(10)
とする。これによって、式(1)から非反転出力Vout+は、
Vout+=2×Vin+−Vref ・・・(11)
となり、式(2)から反転出力Vout-は、
Vout-=2×Vin-−Vref ・・・(12)
となる。したがって、差動出力Vout=Vout+−Vout-は、式(11)、(12)より、
Vout=2×(Vin+−Vin-) ・・・(13)
となる。
さらに、Vin+>Vin-+(Vref/4) ・・・(14)
のときには、
Vref1=3×Vref/2 ・・・(15)
Vref2=Vref/2 ・・・(16)
とする。これによって、式(1)から非反転出力Vout+は、
Vout+=2×Vin-−(Vref/2) ・・・(17)
となり、式(2)から反転出力Vout-は、
Vout-=2×Vin-−3×(Vref/2) ・・・(18)
となる。したがって、差動出力Vout=Vout+−Vout-は、式(17)、(18)より、
Vout=2×(Vin+−Vin-)−Vref ・・・(19)
となる。
図11は入力(Vin-−Vout+)に対する出力Vout+及び出力Vout-の関係を示す図、図12は入力(Vout-−Vout+)に対する出力(Vout-−Vout+)の関係を示す図である。
図11において、実線はVout-、破線はVout+を示している。
入力(Vin-−Vin+)と出力Vout+及び出力Vout-並び出力(Vout-−Vout+)との関係は、式(6)、(7)、(8)、及び式(11)、(12)、(13)、並びに式(17)、式(18)、(19)から図11、及び、図12に示すような関係となる。
このように1.5ビットAD変換では、図12に示すように入力(Vin-−Vin+)に対する出力(Vout-−Vout+)の変位を大きくとることができ、検出精度を向上させることが可能となる。
なお、本発明は、1ビット、1.5ビットAD変換方式に限定されるものではなく、2ビット以上のAD変換方式の巡回AD変換方式においても適用可能であることは言うまでもない。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形例が考えられることは言うまでもない。
本発明の一実施例のブロック構成図である。 コントローラ116の処理フローチャートである。 本発明の一実施例の切換動作を説明するための図である。 本発明の一実施例の動作説明図である。 本発明の一実施例の効果を説明するための図である。 本発明の一実施例の効果を説明するための図である。 本発明の他の実施例のブロック構成図である。 コントローラ212の処理フローチャートである。 演算部213の演算動作を説明するための図である。 本発明の他の実施例の動作説明図である。 入力(Vin-−Vout+)に対する出力Vout+及び出力Vout-の関係を示す図である。 入力(Vout-−Vout+)に対する出力(Vout-−Vout+)の関係を示す図である。 従来のアナログ・ディジタル変換器の一例のブロック構成図である。
符号の説明
100、200 アナログ−ディジタル変換回路
111 第1のサンプルホールド回路、112 第2のサンプルホールド回路
113 差動増幅回路、114 1ビットアナログ−ディジタル変換回路
115 切換回路、116 コントローラ、117 基準電圧生成回路
118 クロック生成回路
211 1.5ビットADC、212 メモリ、213 演算部
214 切換回路、215 コントローラ、216 基準電圧生成回路

Claims (5)

  1. 全差動増幅回路に信号を巡回させてアナログ信号をディジタルデータに変換するアナログ−ディジタル変換回路において、
    前記全差動増幅回路の接続極性を切り換える極性切換手段と、
    第1巡目と第2巡目以降とで前記全差動増幅回路の接続極性が切り換わるように前記極性切換手段を制御する制御手段とを有することを特徴とするアナログ−ディジタル変換回路。
  2. 前記全差動増幅回路を巡回させる信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路を有し、
    前記サンプルホールド回路は、同じ電位で充電され、前記全差動増幅回路の異なる位置に接続される複数のコンデンサを有し
    また、前記複数のコンデンサの接続位置を切り換えるコンデンサ切換手段を有し、
    前記制御手段は、前記複数のコンデンサを前記全差動増幅回路に接続するときに巡回毎にその接続位置が異なるように前記コンデンサ切換手段を制御することを特徴とする請求項1記載のアナログ−ディジタル変換回路。
  3. アルゴリズミックアナログ−ディジタル変換回路を構成していることを特徴とする請求項1記載のアナログ−ディジタル変換回路。
  4. アナログ信号をディジタルデータに変換するアナログ−ディジタル変換回路において、
    同電位で充電される複数のコンデンサを有し、信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路と、
    前記サンプルホールド回路にサンプルホールドされた信号を増幅する全差動増幅回路と、
    前記サンプルホールド回路にサンプルホールドされた信号を基準電圧に応じてディジタル値に変換するアナログ−ディジタル変換回路と、
    前記全差動増幅回路と前記複数のコンデンサとの接続を切り換える切換回路と、
    第1巡目と第2巡目以降とで前記全差動増幅回路の接続極性が切り換わるように前記切換回路を制御する制御手段とを有することを特徴とするアナログ−ディジタル変換回路。
  5. 前記制御手段は、巡回毎に前記複数のコンデンサの接続位置が異なるように前記切換回路を制御することを特徴とする請求項4に記載のアナログ−ディジタル変換回路。
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