JP4852857B2 - 張り出し成形性と耐隙間部腐食性が優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板 - Google Patents
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Cは、Nとともにオーステナイト相分率を高め、また、オーステナイト相中に濃化してその安定性を高める効果を有する。さらに、鋼の強度を高めるために有効である。これらの効果を発現させるためには、Cは0.003%以上含有させるのが好ましい。しかし、0.2%を超えると固溶のための熱処理温度が著しく高くなり、大量生産に支障をきたす。これに加え、後に示す実施例に基づき、本発明では、C量を0.111%以下とする。好ましくは0.05%以下に制限するのがよい。
Siは脱酸材として有効な元素であり、0.01%以上含有させるのがよい。しかし、1.2%を超えると、熱間加工性が劣化するので1.2%以下、好ましくは1.0%以下とする。なお、さらに鋭敏化(粒界のクロム炭化物、クロム窒化物の生成による耐食性の劣化)による耐食性劣化を考慮する場合は0.4%以下とするのが好ましい。
Mn含有量は優れた張り出し成形性と耐隙間部腐食性を達成する上で特に重要である。図1は、Ni含有量が1%以下かつ、オーステナイト相分率が40〜50vol%のフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼における張り出し成形性(エリクセン値)に対するMn含有量の影響を示したグラフである。ここに示すように、Mnは張り出し成形性に大きな影響を及ぼし、1.91%以下で張り出し成形性が著しく向上する。その理由としては、確定的ではなく、また本発明の外延について影響を与えるものではないが、Mn含有量が少ない場合にはフェライト相でのMn濃度が著しく減少する結果、フェライト相の延性が著しく向上することが挙げられる。
Pは耐隙間部耐食性に有害な元素であり、特に0.1%を超えるとその影響が顕著になるので0.1%以下、好ましくは0.05%以下に制限される。一方、Sは熱間加工性に有害な元素であり、特に0.03%を超えると影響が顕著になるので0.03%以下、好ましくは0.02%以下に制限される。
Crは耐食性を付与する主要成分である。その含有量が15%未満では十分な耐隙間部耐食が得られない。また、その含有量が15%未満では、オーステナイト相の安定度が低く、加工初期に多くのオーステナイト相の多くがマルテンサイト相に変態するために優れた張り出し成形性を得ることができなくなる。しかしながら、Cr含有量が35%を超えると、オーステナイト相を有するフェライト・オーステナイト組織を形成することが困難となる。そのため、Cr含有量は15〜35%、好ましくは17〜30%、さらに好ましくは18〜28%に制限される。
Niはオーステナイト相の形成を促進する元素であるが、その含有量が高いときには優れた張り出し成形性が得られなくなる。たとえば、SUS329系のフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼は約50%のオーステナイト相を含むものであるが、Ni量が1%を超えるときには張り出し成形性が顕著に劣化する。また、Niは高価な合金元素であり、経済性、省資源の観点からもその含有量はフェライト・オーステナイト組織を生成するのに必要な限度において極力低減することが求められる。本発明においては、かかる観点から、さらに、後に記載の実施例に基づき、Ni含有量は0.83%以下、好ましくは、0.5%未満に制限される。しかしながら、Ni量が0.10%以下であると、母材および溶接部のいずれにおいても鋼の靭性が低下する。したがって、溶接部を含む靭性向上のためにはNiは少なくとも0.10%超含有させるのが好ましい。
本発明ではNi含有量を0.83%以下に制限している。そのため、Nをオーステナイト相形成促進元素としてフェライト・オーステナイト組織を形成するのに十分な量のオーステナイト相を形成するために含有させる。その含有量が0.05%未満では、十分な量のオーステナイト相が形成されず、一方0.6%を超えると加圧溶解など経済的に不利な手段を採用せねばならない。本発明では、上記の観点に加え、さらに、後に記載の実施例に基づき、N含有量は0.108〜0.511%に制限される。なお、オーステナイト相生成の観点から上記範囲内で0.18%以上に、熱間加工性向上の観点からは上記範囲内で0.34%以下に制限するのが好ましい。
Vは鋼の組織を微細化し強度を高める。その効果を有効に発現させるためには0.005%以上含有させることが好ましい。しかし、0.5%を超えると焼鈍温度を高めてもV化合物の析出を減じることが困難となり、張り出し成形性が劣化する。本発明では、上記の観点に加え、さらに、後に記載の実施例に基づき、V含有量は0.028%以上0.5%以下とする。
Alは脱酸剤として利用することができ、脱酸剤として必要な限度において含有させることができる。この脱酸材としての効果は0.003%以上で認められるが、0.1%を超えると窒化物を形成して鋼板の疵の原因となる。本発明では、上記の観点に加え、さらに、後に記載の実施例に基づき、Al含有量は0.003%以上0.1%以下とする。
これらの元素は耐食性を向上させるのに有効であり、その効果を有効に発現させるためには0.1%以上含有させることが好ましい。しかしながら、Moは含有量が4%を超えても耐食性の向上効果が飽和し、経済性を損なうので、その最大含有量は4%以下、好ましくは、2%以下とする。一方、Cuについては、4%を超えると熱間加工性が著しく劣化するという観点に加え、さらに、後に記載の実施例に基づき、Cu含有量は0.32%以上4%以下とする。
これらの元素は鋼の熱間加工性を向上させるのに有用であり、それぞれその目的を達成し、過剰含有による弊害が発生しない範囲において含有させることができる。それらの効果を有効に発現させるためには、B、Ca、Mgについては0.0003%以上、REM、Tiについては0.002%以上とするのがよい。しかし、Bは過剰含有により耐食性が劣化するので、その含有量の上限を0.01%以下、好ましくは0.005%以下とするのがよい。同様の理由により、Ca、Mg、REMはそれぞれ0.01%以下、好ましくは0.005%以下、Mgは0.01%以下、好ましくは0.005%以下、REMは0.1%以下、好ましくは0.05%以下とするのがよい。Tiは過剰に添加すると、窒化物の形成により鋼板の庇の原因になるので、0.1%以下、好ましくは、0.05%以下の範囲に制限するのがよい。
Nbは鋭敏化を抑制するのに有効であり、その効果を有効に発現させるためには0.01%以上含有させることが好ましい。しかしながら、Nbは、含有量が2%を超えるとNbの炭窒化物が多量に発生し、それにより固溶C、固溶Nが消費されるので上限を2%に制限するのが好ましい。
上記成分以外の成分は不可避的不純物を除いてFeである。不可避的不純物としては、脱酸生成物であるO(酸素)等が挙げられる。これらは不可避的に残留する場合を含め、極力低減することが望ましい。
Claims (5)
- 質量比で、C:0.111%以下、Si:1.2%以下、Mn:1.91%以下、P:0.1%以下、S:0.03%以下、Cr:15%以上35%以下、Ni:0.83%以下、N:0.108%以上0.511%以下、残部Feおよび不可避的不純物からなり、金属組織中のオーステナイト相分率が29vol%以上82vol%以下であることを特徴とする張り出し成形性と耐隙間部腐食性が優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板。
- さらにV:O.028%以上0.5%以下を含有することを特徴とする請求項1に記載の張り出し成形性と耐隙間部腐食性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板。
- さらにAl:0.003%以上0.1%以下を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の張り出し成形性と耐隙間部腐食性が優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板。
- さらにMo:4%以下、Cu:0.32%以上4%以下の一方又は双方を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の張り出し成形性と耐隙間部腐食性が優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板。
- さらにB:0.01%以下、Ca:0.01%以下、Mg:0.01%以下、REM:0.1%以下、Ti:0.1%以下から選んだ1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の張り出し成形性と耐隙間部腐食性が優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板。
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