JP4850079B2 - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及び故障予測方法 - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法及び故障予測方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法及び画像処理装置に搭載されたディスク記憶装置の故障予測方法に関し、特に装置本体の振動に対応したディスク記憶装置の制御態様に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ、書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。このような画像処理装置がHDD(Hard Disk Drive)を有し、出力画像及び撮像画像を蓄積することにより、利便性を高めることが近年知られている。このような、HDDを搭載する画像処理装置において、記憶装置としてのHDDの信頼性を高めるため、HDDの記憶状況から診断情報を取得し、診断情報に基づいてHDDに記憶された情報を他のHDDにコピーする技術が提案されている(特許文献1)。
特開2005−303985公報
しかしながら、HDDは非常に振動に対して弱い記憶装置であり、撮像装置であるスキャナのキャリッジや、画像形成対象である用紙を搬送するための搬送ローラ用モータ、クラッチ等、機械的に動作する構成部品を多く含む画像処理装置の使用環境として良い環境ではない。特に、単位時間(1分間)あたりの紙搬送枚数であるppm値(page per minute)が高くなる程、画像処理装置の振動は激しくなるため、画像処理速度の高速化が求められる現状と相反するという問題が生じる。
具体的な問題として、所定のppm値を基準として構成された画像処理装置に、HDDを搭載して動作させた際、実際の動作性能が、定められているppm値よりも低くなってしまう問題が発生している。この問題は、HDDを画像処理装置本体から離して設置すると解決することも判明しており、画像処理の工程においてHDDへのアクセスが必要となる場合に、画像処理装置本体の振動がHDDに影響することにより、HDDのパフォーマンスが低下し、結果として画像処理装置全体のパフォーマンスが低下していると考えられる。更に具体的な解析の結果、画像処理装置のコントローラからHDDへ書き込みコマンドを発行した後、HDDが書き込み開始可能になるまでに通常よりも長い時間を要している場合があり、上記ppmの問題はこのタイミングで発生していることが判明した。
これは、画像処理装置に発生した振動がHDDに影響し、HDD内部において記録ディスク媒体に対するヘッドの位置決めが完了しないために発生していると考えられる。但し、常にこのような現象が発生しているわけではなく、画像処理装置に発生した振動のどのような成分若しくは振動のどのようなタイミングでHDDに悪影響が加わるのかを解明するには至らない。また、近年一般的に流通しているHDDは、ホスト装置から書き込みコマンドを受信して書き込みを開始した後、書き込み処理が終了するまでの内部の具体的な処理をホスト装置には通知せず、書き込み終了を示す信号のみを外部に発信する。
即ち、書き込み中にヘッドの位置ずれを検知して書き込みを停止した場合や、書き込んだ情報のベリファイ結果がエラーである場合等は、自動的にリトライ処理を行って書き込み完了するように設計されている。従って、装置振動のどのようなタイミングでエラーが発生しているのかを解析することが困難であり、そのために装置振動によるエラーに対して有効な対策をとることも困難であった。
他方、HDD内部におけるリトライ回数やエラーレート等に基づいてHDDの寿命予測を行う技術を、画像処理装置に搭載されたHDDに適用する場合、画像処理装置に発生する振動によってHDDのリトライ回数やエラーレートが劣化するため、HDDの正確な寿命を診断することが出来ない場合がある。即ち、装置振動に伴うリトライ回数やエラーレートの劣化により、HDDの寿命が正確なものよりも短く判定されてしまう可能性がある。尚、このような問題は、HDD等の磁気ディスク記憶装置に限らず、光ディスク記憶装置等、回転型記憶媒体に対して相対的に動作する記憶ヘッドによって情報の書き込み/読み出しを行う記憶装置であれば、同様に発生し得る。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、ディスク記憶装置の搭載された画像処理装置において、装置振動によるディスク記憶装置の不具合解析及び低減を可能とすることを目的とする。また、本発明の他の目的として、画像処理装置に搭載されたディスク記憶装置の寿命予測の正確性を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ディスク記憶装置の搭載された画像処理装置であって、前記画像処理装置に発生する振動を検知し、検知信号を出力する振動検知部と、前記振動検知部の出力信号に基づいて振動検知情報を生成する振動検知制御部と、前記振動検知制御部から受信した振動検知情報に基づいて、前記ディスク記憶装置を制御するディスク記憶装置制御部と、を有し、前記振動検知制御部は、前記振動検知部の出力信号によって示される周期的な振動の位相と時間軸とが関連付けられた情報を前記振動検知情報として生成し、前記ディスク記憶装置制御部は、前記ディスク記憶装置において発生した不具合とその発生タイミングとが関連付けられた不具合情報を受信し、前記振動検知情報の時間軸と前記不具合情報の時間軸とを対応させることにより、前記ディスク記憶装置において不具合が発生したタイミングに応じた前記周期的な振動の位相を前記ディスク記憶装置へのアクセスを禁止する禁止タイミングとして設定して記憶し、前記振動検知部の出力信号によって示される周期的な振動の位相が前記禁止タイミングとして設定されている場合、禁止タイミングが終了するまで前記ディスク記憶装置へのアクセスを待機することを特徴とする。
また請求項に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記ディスク記憶装置制御部は、前記受信した振動検知情報に基づき、前記画像処理装置に発生している振動の所定周波数成分に応じて前記ディスク記憶装置へのアクセス可否を判断することを特徴とする。
また請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像処理装置において、前記ディスク記憶装置制御部は、前記ディスク記憶装置に不具合が発生したタイミングと、前記画像処理装置に発生している振動の周波数成分とを照合し、前記ディスク記憶装置の不具合発生に寄与する前記画像処理装置の振動周波数成分を判断する。
また請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像処理装置において、前記ディスク記憶制御は、前記判断された振動周波数成分が前記振動検知部によって検出されている期間における前記ディスク記憶装置へのアクセスを禁止することを特徴とする。
また請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の画像処理装置において、前記ディスク記憶装置制御部は、前記ディスク記憶装置の不具合情報を蓄積して前記ディスク記憶装置の寿命を予測する寿命予測制御部を更に有し、前記寿命予測制御部は、前記判断された振動周期タイミングまたは前記判断された振動周波数成分が前記振動検知部によって検出されている期間において発生した前記ディスク記憶装置の不具合情報を除外して前記ディスク記憶装置の寿命を予測することを特徴とする。
また請求項に記載の発明は、ディスク記憶装置の搭載された画像処理装置の制御方法であって、前記画像処理装置に発生する振動を検知し、前記画像処理装置に発生する振動の検知によって検知された周期的な振動の位相と時間軸とが関連付けられた情報を振動検知情報として生成し、前記ディスク記憶装置において発生した不具合とその発生タイミングとが関連付けられた不具合情報を受信し、前記振動検知情報の時間軸と前記不具合情報の時間軸とを対応させることにより、前記ディスク記憶装置において不具合が発生したタイミングに応じた前記周期的な振動の位相を前記ディスク記憶装置へのアクセスを禁止する禁止タイミングとして設定し、前記画像処理装置に発生する振動の検知によって検知された周期的な振動の位相が前記禁止タイミングとして設定されている場合、禁止タイミングが終了するまで前記ディスク記憶装置へのアクセスを待機することを特徴とする。
また請求項に記載の発明は、画像処理装置に搭載されたディスク記憶装置の故障予測方法であって、前記ディスク記憶装置の不具合情報を蓄積し、前記画像処理装置に発生する振動を検知し、前記画像処理装置に発生する振動の検知によって検知された周期的な振動の位相と時間軸とが関連付けられた情報を振動検知情報として生成し、前記ディスク記憶装置において発生した不具合とその発生タイミングとが関連付けられた不具合情報を受信し、前記振動検知情報の時間軸と前記不具合情報の時間軸とを対応させることにより、前記ディスク記憶装置の不具合発生に寄与する前記画像処理装置の振動状態を特定し、前記蓄積された不具合情報のうち前記特定された振動状態における不具合情報を除外した上で前記蓄積された不具合情報に基づいて前記ディスク記憶装置の故障予測を行うことを特徴とする。
本発明によれば、ディスク記憶装置の搭載された画像処理装置において、装置振動によるディスク記憶装置の不具合解析及び低減が可能となる。
また、画像処理装置に搭載されたディスク記憶装置の寿命予測の正確性を向上することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
本発明は、ディスク記憶装置としてHDDを搭載した画像処理装置において、画像処理装置本体に発生する振動成分を検出し、検出した振動に基づいて装置を制御する。
[実施例1]
本実施例は、画像処理装置本体の振動を検出すると共に、画像処理装置に搭載されたHDDの具体的処理を記録し、両者を照合することによって装置振動に対するHDDのエラー発生の解析及びエラー対策を実行する。まず、図1、図2を用いて、本実施例に係る画像処理装置の全体構成を説明する。図1は、本実施例に係る画像処理装置100の外観を示す斜視図であり、図2は、本実施例に係る画像処理装置100の全体構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施例に係る画像処理装置100は、CPU101、メモリ102、HDD103、ROM104、ホストI/F105、給紙トレイ106、プリントエンジン107、排紙トレイ108、スキャナ109、ディスプレイパネル110、振動検知装置111及びシステムバス112を有する。尚、図2においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、プリントアウトに用いられる用紙の流れを破線の矢印で示している。
メモリ102は一般的にDRAM等の揮発性メモリによって構成される。ROM104に格納されたファームウェア等の制御プログラムがメモリ102にロードされ、CPU101の制御に従って画像処理装置100の動作を制御する制御部が構成される。ROM104は、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)等の不揮発性記憶媒体によって構成され、上述したファームウェア等の制御プログラムの他、画像処理装置100の運用において使用される各種の情報が格納されている。HDD103は、磁気ディスク記憶媒体を有するディスク記憶装置であり、アドレス帳、追加フォント及び蓄積文書等が格納されている。
ホストI/F105は、画像処理装置100がネットワークを介して他の機器と通信する際のインターフェースである。外部のホスト装置が送信した印刷ジョブは、ホストI/F105を介して画像処理装置100の制御部に入力され、制御部の制御に従って印刷処理が実行される。印刷処理においては、給紙トレイ106から用紙が引き出され、画像形成機構としてのプリントエンジン107によって用紙上に画像が形成され、排紙トレイ108に排紙される。スキャナ109は、読み取り台に載置された書類等の読み取り対象物を光学的に走査し、電子文書を生成する画像読み取り装置である。スキャナ109は、原稿載置トレイ109a及びADF(Auto Document Feeder:自動原稿搬送機)109bを有し、原稿載置トレイ109a上に載置された原稿をADF109bが読み取り台上へ自動的に搬送する。
ディスプレイパネル110は、画像処理装置100の状態を視覚的に表示する出力インターフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像処理装置100を直接操作する際の入力インターフェースでもある。振動検知装置111は、画像処理装置100に発生した振動を検出し、画像処理装置100の制御部に出力する。振動検知装置111が検出すべき画像処理装置100の振動としては、スキャナ109に含まれるADF109bの動作による振動や、給紙トレイ106、排紙トレイ108及びその他の用紙搬送ローラの動作による振動並びにプリントエンジン107に含まれる作像機構の動作による振動がある。図2に示すこれらの要素がバス112を介して接続されている。尚、図2に示すブロック図は画像処理装置100の一例であり、図2に示す全ての要素が同一のシステムバス112に接続されている必要はない。また、ファクシミリとして動作する際の通信装置等、図2に示す構成要素以外の要素を有しても良い。
次に、図3を用いて本実施例に係る画像処理装置の機能ブロックを説明する。図3に示すように、画像処理装置100の画像形成処理においては、ROM104に格納されているファームウェアがメモリ102にロードされ、CPU101と連動して画像処理制御部121、HDD制御部122及び振動検知制御部123を構成する。図3に示すような機能ブロックにおいて、画像処理制御部121は、ホストI/F105がホスト装置200から受信した印刷ジョブを受け取り、印刷ジョブに含まれる画像データに基づいて描画データを生成する。画像処理制御部121は、生成した描画データを、HDD制御部122を介して順次HDD103にスプールすると共にプリントエンジン107に入力し、給紙トレイ106、プリントエンジン107及び排紙トレイ108を制御して画像形成を実行する。
また、画像処理制御部121は、スキャナ109を制御し、スキャナ109が生成した読み取りデータを、HDD制御部122を介してHDDに格納若しくはホストI/F105を介してホスト装置200に送信する。また、画像処理装置100が複写機として動作する場合、画像処理制御部121は、スキャナ109が生成したデータに基づいて給紙トレイ106、プリントエンジン107及び排紙トレイ108を制御し、画像形成を実行する。HDD制御部122は、画像処理装置100におけるHDD103へのアクセスを制御すると共に、HDD103の動作状況に関する情報をHDD103から受信する。振動検知制御部123は、振動検知装置111を制御し、振動検知装置111の出力信号を解析すると共に、解析結果をHDD制御部122に送信する。
次に、本実施例に係る振動検知装置111及び振動検知制御部123の動作を説明する。図4は、振動検知装置111が出力した信号を振動検知制御部123が解析し、グラフ化した結果の一例を示すグラフである。図4の横軸は時間を示し、縦軸は画像処理装置100若しくは振動検知装置111に含まれる加速度センサの基準位置(図中の0)からのずれを示す。画像処理装置100に発生する振動は、上述したように画像処理装置各部の動作による振動であり、その周期は数m(sec)から数十m(sec)程度であり、一般的なHDDの動作周期とは大きく異なる。振動検知制御部123は、図4に示すような振動解析情報を生成し、HDD制御部122に入力している。
次に、本実施例に係るHDD103及びHD制御部122の動作を説明する。本実施例に係るHDD103は、不具合が発生するたびにその内容をHDD制御部122に通知している。図5は、HDD制御部122がHDD103から受信し、記憶している不具合情報テーブルを示す図である。図5に示すように、HDD制御部122は、HDD103から受信した不具合情報及びそのタイムスタンプを記憶している。HDD103がHDD制御部122に通知する主な不具合イベントとしては、エラーレートの劣化、スピンアップタイムの劣化、セクタ・リロケートの発生、シークエラーレートの劣化、CRCエラーの発生、ライトエラーの発生等が挙げられる。
次に、HDD制御部122による不具合情報の解析について説明する。図6は、HDD制御部122がHDD103から受信した不具合情報を、横軸を時間、縦軸を不具合発生レベルとして生成したグラフを、図4において説明した振動検知情報と時間軸を合わせて並べた図である。ここで、図6に示す不具合発生レベルとは、図5に示す不具合イベントの発生数でも良いし、夫々の不具合イベント毎に設定された不具合値の合計でも良い。特に、シークエラーレート等、装置の機械的振動に起因して発生する可能性の高い不具合イベントについては、不具合値を高く設定することにより、HDD103に発生した不具合と画像処理装置100に発生した振動との因果関係をより正確に解析することができる。
図6の例においては、画像処理装置100に発生している周期的振動において、基準位置からのずれがピークとなるタイミングの近傍で高い不具合レベルを示していることがわかる。従って、図6に示すような解析結果の場合、HDD制御部122は、図7に示すように、アクセス禁止タイミングTを設定する。即ち、画像処理装置100に発生している周期的振動の基準位置からのずれがピークになるタイミングの前後(速度が反転するタイミングの前後)は、HDD103へのアクセスを禁止するアクセス禁止タイミングであるとしてHDD制御部122が記憶し、これ以降、画像処理制御部121の命令によってHDD103へのアクセスが指示された場合、アクセス禁止タイミングを避けてHDD103へアクセスする。
図8を用いて、本実施例に係るHDD制御部122の動作について説明する。HDD制御部122は、画像処理制御部121からHDD103へのアクセス命令を受信すると(S801)、アクセス禁止タイミングが否か判断する(S802)。アクセス禁止タイミングであれば(S802)、HDD制御部122は、アクセス禁止タイミングが終わるまで待機した後(S803)、アクセスを実行し(S804)、処理を終了する。アクセス命令受信時がアクセス禁止タイミングでなければ(S802)、そのままアクセスを実行し(S804)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施例に係る画像処理装置においては、装置に発生する周期的振動を検出すると共に、HDDの不具合発生のタイミングを特定し、両者を照合することによって不具合の発生しやすいタイミングでのHDDへのアクセスを抑制し、装置に発生する周期的振動による不具合の発生を防止することができる。
尚、上記の説明においては、不具合が発生する度にHDD103がHDD制御部122に対してリアルタイムにそれを通知する例を説明したが、例えばHDD103は不具合情報を記録しておき、HDD制御部122が後からそれを読み出すことによって解析を行っても良い。この場合、振動検知制御部123が生成する振動検知情報も合わせて記憶しておく必要があり、HDD制御部122は所定のタイミングでHDD103の不具合情報と振動検知情報とを照合し、アクセス禁止タイミングTを設定して記憶する。
また、上記の説明においては、HDD制御部122がアクセス禁止タイミングを解析して記憶し、そのアクセス禁止タイミングに従ってHDD103へのアクセスを制御する例を説明した。しかしながら、HDD制御部122は必ずしもアクセス禁止タイミングの解析を行う必要はなく、他の装置に搭載されたHDDによって解析されたアクセス禁止タイミングに係る情報を予め記憶しておき、その情報に従ってHDD103を制御しても良い。尚、同種の画像処理装置やHDDであっても、個体差によりその振動特性が異なる場合があるため、アクセス禁止タイミングの解析は、夫々の画像処理装置及びHDD制御部が独自に行うことが好ましい。
また、上記の説明においては、HDD制御部122は一度アクセス禁止タイミングを設定した後に、その情報に従ってHDD103を制御する例を説明したが、例えば通常動作においてはアクセス禁止タイミングの設定によるHDD103へのアクセス制御を行わず、ライトエラーが発生した後のリトライ処理において、ライトエラー発生時の振動検知情報に基づいてリトライの実行タイミングを決定するようにしても良い。また、上記の説明においては、ディスク記憶装置としてHDDを例として説明したが、光ディスクドライブ等、他のディスクドライブであっても良い。また、画像処理装置として、スキャナやプリンタ等を有する複合機を例として説明したが、スキャナのみの画像撮像装置や、プリンタのみの画像形成装置であっても良い。
[実施例2]
本実施例においては不具合情報の解析について、実施例1とは異なる例を説明する。尚、実施例1と同様の符号を付す構成については実施例1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。実施例1においては、時間軸に対応した画像処理装置100の基準位置からの位置ずれ量と、不具合発生のタイミングとを照合することにより、アクセス禁止タイミングを設定した。しかしながら、HDD103の不具合発生について、図6に示すほど具体的なタイミングを検出することが難しい場合がある。例えば、図5に示す不具合イベントのタイムスタンプの分解能が、1(sec)以上である場合等が挙げられる。このような場合、HDD制御部122は、HDD103の不具合が発生した具体的なタイミングではなく、不具合発生のタイミングが含まれる期間のみ知ることができる。従って、本実施例に係る不具合情報解析においては、実施例1のように、HDD103の不具合発生タイミングにおける画像処理装置100の振動周期タイミングに替えて、HDD103の不具合発生時に画像処理装置100に発生している振動の周波数成分を解析することにより、HDD103の不具合発生に寄与する周波数成分を判断し、所定の周波数成分を含む振動が画像処理装置100に発生している場合は、HDDへのアクセスを禁止する。
本実施例に係るHDD制御部122は、HDD103から受信した不具合情報を解析し、不具合が発生している機関を特定する。例えば、図5に示す不具合発生テーブルのタイムスタンプ分解能が1(sec)であれば、その1(sec)間を不具合発生期間とする。尚、不具合発生期間の特定においては、不具合が集中して発生している期間を不具合発生期間として特定しても良いし、1つでも不具合が発生していればそのタイムスタンプの1(sec)間を不具合発生期間として特定しても良い。また、実施例1と同様、全ての不具合を検出するようにしても良いし、画像処理装置100の振動に起因して発生すると考えられる不具合のみを参照するようにしても良い。
次に、HDD制御部122が特定した不具合発生期間における周波数成分の解析について説明する。図9は、HDD制御部122が特定した不具合発生期間における振動検知情報(図4に示すようなグラフ)をフーリエ変換したグラフであり、振動検知装置111によって検知された振動に含まれる周波数成分を示している。図9の例であれば、周波数f1にピークを確認することができる。HDD制御部122は、周波数f1を不具合発生周波数として記録する。HDD制御部122は、このような動作を繰り返して不具合発生周波数の情報を蓄積し、蓄積された不具合発生周波数情報からHDD103の不具合発生に寄与する可能性の高い周波数成分を判断する。HDD制御部122は、上記にて判断した周波数成分を、アクセス禁止周波数として記憶し、以降、振動検知制御部123から入力される振動検知情報にアクセス禁止周波数が含まれる場合、HDD103へのアクセスを禁止する。
以上説明したように、本実施例に係る画像処理装置を用いることにより、HDDの不具合発生のタイミングを特定する分解能が、画像処理装置に発生する周期的振動の周期よりも低い場合であっても、HDDの不具合発生に影響する周波数成分を特定して不具合の発生しやすい周波数成分を含む振動が発生しているタイミングでのHDDへのアクセスを抑制し、装置に発生する周期的振動による不具合の発生を防止することができる。尚、本実施例において説明したHDDの制御方法と、実施例1におけるHDDの制御方法とを合わせて用いることにより、画像処理装置に発生している周期的振動の周波数成分と周期タイミングとの両方から判断することができるため、HDDへのアクセス制御をより好適に行うことができる。
[実施例3]
本実施例においてはHDDが搭載された画像処理装置において、HDDの寿命予測をする方法について説明する。尚、実施例1と同様の符号を付す構成については実施例1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。本実施例に係るHDD制御部122は、図5に示すようにHDD103の不具合情報を蓄積してHDD103の故障を予測する機能を有する。故障予測の方法としては、例えばエラーレート、スピンアップタイム、セクタ・リロケートのカウント、シークエラーレート、CRCエラーのカウント、ライトエラーレート等の夫々の項目について閾値を設けると共に、その劣化傾向から閾値を越える(割る)タイミングをHDD103の故障タイミングとして予測する既知の方法を用いる。
本実施例に係るHDD制御部122は、上述した既知の故障予測方法を用いる場合において、振動検知制御部123の振動検知情報を参照し、実施例1若しくは実施例2において特定したアクセス禁止タイミング若しくはアクセス禁止周波数が発生している期間に発生したHDD103の不具合情報を無視する。CRCエラーカウント等からHDD103の故障予測を行う場合、HDD103自体の性能劣化ではなく、画像処理装置100の振動によって発生したエラーをカウントして故障予測を行うと、予測される故障タイミングが実際の寿命よりも短くなってしまうことが考えられる。また、エラーレートや、スピンアップタイム等、一時的に値が劣化するのみで、画像処理装置100の振動が治まった後、値が元に戻る項目においても、一時的に短い寿命が予測されることになる。
従って、HDD103からHDD制御部122に通知されたHDD103の不具合情報のうち、アクセス禁止タイミング及びアクセス禁止周波数の発生中において通知された情報を無視してHDD103の故障予測を実行することにより、画像処理装置100の振動によってHDD103に発生した不具合を除外し、HDD103の性能劣化によって発生した不具合のみを参照して、故障予測を行うことができる。結果的に、HDD103の故障予測において、予測される故障タイミングが本来の故障予測アルゴリズムにおいて予測されるべきタイミングよりも早期になってしまうことを防ぎ、より好適にHDDの故障予測を行うことができる。
尚、上記の説明においては、アクセス禁止タイミング若しくはアクセス禁止周波数の発生中において、HDD103からHDD制御部122に通知された不具合情報を除外する例を説明したが、例えば、HDD103の故障予測につき除外すべき期間として上記の2種類とは別に定めても良い。例えば、HDD103に発生する不具合項目のうち、故障予測に関する項目の不具合報告が特に増加するような画像処理装置100の振動タイミング若しくは装置に発生している振動の周波数成分があれば、その振動タイミング若しくはその周波数成分を含む振動が発生している期間の不具合情報を除外するようにしても良い。
本発明の実施例に係る画像処理装置を示す斜視図である。 本発明の実施例に係る画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る画像処理装置の機能ブロックを示すブロック図である。 本発明の実施例に係る振動検知制御部の出力情報をグラフで示す図である。 本発明の実施例に係るHDD制御部が保持しているHDDの不具合情報テーブルを示す図である。 本発明の実施例に係るHDD制御部による振動検知情報とHDD不具合情報との解析態様を示す図である。 本発明の実施例に係るHDD制御部によるアクセス禁止タイミングの設定例を示す図である。 本発明の実施例に係るHDD制御部の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例に係る振動検知制御部による振動検知情報の周波数成分をグラフで示す図である。
符号の説明
100 画像処理装置、101 CPU、102 メモリ、103 HDD、104 ROM、105 ホストI/F、106 給紙トレイ、107 プリントエンジン、108 排紙トレイ、109 スキャナ、109a 原稿載置トレイ、109b ADF、110 ディスプレイパネル、111 振動検知装置、112 システムバス、121 画像処理制御部、122 HDD制御部、123 振動検知制御部、200 ホスト装置

Claims (7)

  1. ディスク記憶装置搭載された画像処理装置であって、
    前記画像処理装置に発生する振動を検知して検知信号を出力する振動検知部と、前記振動検知部の出力信号に基づいて、振動検知情報を生成する振動検知制御部と、前記振動検知制御部から受信した振動検知情報に基づいて、前記ディスク記憶装置を制御するディスク記憶装置制御部と、を有し、
    前記振動検知制御部は、前記振動検知部の出力信号によって示される周期的な振動の位相と時間軸とが関連付けられた情報を前記振動検知情報として生成し、
    前記ディスク記憶装置制御部は、前記ディスク記憶装置において発生した不具合とその発生タイミングとが関連付けられた不具合情報を受信し、前記振動検知情報の時間軸と前記不具合情報の時間軸とを対応させることにより、前記ディスク記憶装置において不具合が発生したタイミングに応じた前記周期的な振動の位相を前記ディスク記憶装置へのアクセスを禁止する禁止タイミングとして設定して記憶し、前記振動検知部の出力信号によって示される周期的な振動の位相が前記禁止タイミングとして設定されている場合、禁止タイミングが終了するまで前記ディスク記憶装置へのアクセスを待機することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ディスク記憶装置制御部は、前記受信した振動検知情報に基づき、前記画像処理装置に発生している振動の所定周波数成分に応じて前記ディスク記憶装置へのアクセス可否を判断することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記ディスク記憶装置制御部は、前記ディスク記憶装置に不具合が発生したタイミングと、前記画像処理装置に発生している振動の周波数成分とを照合し、前記ディスク記憶装置の不具合発生に寄与する前記画像処理装置の振動周波数成分を判断することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記ディスク記憶制御は、前記判断された振動周波数成分が前記振動検知部によって検出されている期間における前記ディスク記憶装置へのアクセスを禁止することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記ディスク記憶装置制御部は、前記ディスク記憶装置の不具合情報を蓄積して前記ディスク記憶装置の寿命を予測する寿命予測制御部を更に有し、
    前記寿命予測制御部は、前記判断された振動周波数成分が前記振動検知部によって検出されている期間において発生した前記ディスク記憶装置の不具合情報を除外して前記ディスク記憶装置の寿命を予測することを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
  6. ディスク記憶装置の搭載された画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像処理装置に発生する振動を検知し、
    前記画像処理装置に発生する振動の検知によって検知された周期的な振動の位相と時間軸とが関連付けられた情報を振動検知情報として生成し、
    前記ディスク記憶装置において発生した不具合とその発生タイミングとが関連付けられた不具合情報を受信し、
    前記振動検知情報の時間軸と前記不具合情報の時間軸とを対応させることにより、前記ディスク記憶装置において不具合が発生したタイミングに応じた前記周期的な振動の位相を前記ディスク記憶装置へのアクセスを禁止する禁止タイミングとして設定し、
    前記画像処理装置に発生する振動の検知によって検知された周期的な振動の位相が前記禁止タイミングとして設定されている場合、禁止タイミングが終了するまで前記ディスク記憶装置へのアクセスを待機することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  7. 画像処理装置に搭載されたディスク記憶装置の故障予測方法であって、
    前記ディスク記憶装置の不具合情報を蓄積し、
    前記画像処理装置に発生する振動を検知し、
    前記画像処理装置に発生する振動の検知によって検知された周期的な振動の位相と時間軸とが関連付けられた情報を振動検知情報として生成し、
    前記ディスク記憶装置において発生した不具合とその発生タイミングとが関連付けられた不具合情報を受信し、
    前記振動検知情報の時間軸と前記不具合情報の時間軸とを対応させることにより、前記ディスク記憶装置の不具合発生に寄与する前記画像処理装置の振動状態を特定し、
    前記蓄積された不具合情報のうち、前記特定された振動状態における不具合情報を除外した上で前記蓄積された不具合情報に基づいて前記ディスク記憶装置の故障予測を行うことを特徴とする故障予測方法。
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