JP4849315B2 - 電話装置 - Google Patents

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本発明は、電話網上で伝言を一時的に(所定時間)保存するサービスを行う伝言蓄積サービスセンタに対し、伝言を自動送信して保存させることのできる電話装置に関し、詳細には、伝言の保存期間が満了したときに保存を繰り返すための操作を不要にすると共に、無駄な保存を防止できる電話装置に関する。
このような伝言の蓄積サービスとして、例えばNTT東日本(東日本日本電信電話株式会社)が提供している「災害伝言ダイヤル」がある(http:www.ntt-east.co.jp/voiceml/index.html)。この災害伝言ダイヤルは、電話網上の蓄積型音声サービスの一種であり、利用者が電話機から「171番」にダイヤルすると、電話網に設けられた災害伝言蓄積サービスセンタから、「こちらは災害用伝言ダイヤルです。録音される方は1、再生される方は2、暗証番号を利用する録音は3、暗証番号を利用する再生は4をダイヤルして下さい。」というガイダンス音声が発信者の電話機へ送出される。ガイダンス音声に従ってダイヤルすることにより、災害伝言の録音、或いは再生を行うことができる。この災害伝言ダイヤルでは、伝言の保存時間は48時間に制限されており、保存期間が満了すると自動的に消去される。
しかしながら、上記災害伝言ダイヤルでは、災害伝言の録音者は、伝言が相手に聞かれたのか否か相手から連絡を受けない限り分からないため、伝言の保存期間が満了する迄に相手から連絡がなかった場合は伝言が聞かれていないと判断し、伝言の保存を繰り返すための操作等(171番への発信、ガイダンス音声に対する応答、伝言の発声)が必要である。そこで、伝言を電話装置のメモリに蓄積すると共に、災害伝言ダイヤルにおける保存期間の満了をタイマにより判定し、保存期間が満了したとき自動的に災害伝言ダイヤルへ発信し、メモリに蓄積しておいた伝言を自動的に送出して災害伝言ダイヤルに保存させるように構成することで、伝言の保存を繰り返すための操作を不要にすることが考えられる。しかし、このように構成した場合、保存期間が満了したときは、伝言が相手に聞かれたか否かにかかわらず、自動保存を繰り返してしまうため、無駄な保存を行うことになる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、その目的は、災害伝言ダイヤルのような伝言を一時的に保存するサービスを行う伝言蓄積サービスセンタに伝言を登録した場合、保存期間が満了したときに保存を繰り返すための操作を不要にすると共に、無駄な保存を防止することである。
請求項1の発明は、伝言が記憶される伝言記憶手段と、該伝言記憶手段に伝言を記憶するときに、該伝言の相手からの着信の識別を可能にする識別情報を登録する識別情報登録手段と、伝言の一時的保存を行う伝言蓄積サービスセンタへ発信する発信手段と、前記伝言蓄積サービスセンタからのガイダンス情報に対して、前記伝言記憶手段に記憶された伝言、及び前記識別情報登録手段により登録された識別情報を前記伝言蓄積サービスセンタへ送信する伝言送信手段と、所定時間毎に前記発信手段及び伝言送信手段を動作させる制御手段と、着信及び前記識別情報登録手段により登録された識別情報の検出に基づいて、前記伝言の相手からの着信を識別する着信者識別手段と、該着信者識別手段の識別出力により、前記制御手段を無効にする手段とを備えたことを特徴とする電話装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の電話装置において、前記識別情報は、伝言の相手の電話番号であることを特徴とする電話装置である
請求項3の発明は、請求項記載の電話装置において、前記識別情報は、伝言の番号であることを特徴とする電話装置である
(作用)
請求項1の発明によれば、所定時間毎に自動的に伝言蓄積サービスセンタへ発信し、予め記憶しておいた伝言、及び予め登録しておいた伝言の相手からの着信の識別を可能にする識別情報を自動的に送出して、伝言蓄積サービスセンタに保存させる。また、着信及び前記識別情報の検出に基づいて、伝言の相手からの着信を識別したとき、上記自動発信動作及び自動送出動作を行わない。
請求項2の発明によれば、伝言の相手の電話番号の検出に基づいて、伝言の相手からの着信を識別する。
請求項3の発明によれば、伝言の番号の検出に基づいて、伝言の相手からの着信を識別する。
本発明によれば、伝言を一時的に保存する伝言蓄積サービスセンタに伝言を保存させた場合、保存期間が満了したときに保存を繰り返すための操作を不要にでき、かつ無駄な保存を防止することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の電話装置の構成を説明するための図である。本実施形態の電話装置は、主装置1及びそれに収容されたN台(N≧2)のボタン電話機2-1〜2-Nからなるボタン電話装置である。主装置1は、1本以上の電話回線4に接続されており、電話回線4に接続された交換機5を介して災害伝言蓄積サービスセンタ6に接続される。また、主装置1は内線伝送路3によりボタン電話機2-1〜2-Nに接続されている。
主装置1は、電話回線4及びボタン電話機2-1〜2-Nの状態を管理すると共に、発信、終話、伝言蓄積、伝言再生、PB信号処理等の機能を有する制御部11と、電話回線4を終端制御する外線インタフェース部12と、内線伝送路3を介してボタン電話機2-1〜2-Nを収容する内線インタフェース部13と、外線インタフェース部12と内線インタフェース部13とを交換接続する交換処理部14と、制御部11での制御に必要な各種制御情報、外線情報、内線情報等を関連付けて記憶する記憶部15と、タイマ16とを備えている。ここで、記憶部15には、便宜上、ユーザがボタン電話機2-1〜2-Nのマイクロホンや受話器から入力した災害伝言が記憶される伝言音声記憶部15a、伝言音声記憶部15aに災害伝言が記憶されるときに、その録音番号(伝言識別番号)が自動的又はユーザの入力操作に応じて記憶される録音番号記憶部15b、電話帳データが記憶される電話帳データ記憶部15c、及び主装置1を外部の電話機から遠隔制御するときに使用する暗証番号が記憶される暗証番号記憶部15dを図示した。また、電話帳データ記憶部15c内に、災害伝言を聞かせたい相手である被災者の電話番号が記憶される被災者電話番号記憶部 15e、及び伝言者(災害伝言を災害伝言蓄積サービスセンタ6に登録した人)の連絡先(携帯電話等)の電話番号が記憶される伝言者連絡先記憶部15fを図示した。
各ボタン電話機2-1〜2-Nは、マイクロホン、スピーカ、及び受話器等からなる音声処理部、LCD表示部、LED発光部、各種キーを有する操作部を備えている。
災害伝言蓄積サービスセンタ6は交換機5に接続されており、交換機5及び電話回線4を介して接続された電話装置に対し災害伝言の送信を促すためのガイダンス音声が予め記憶されたガイダンス音声記憶部21と、電話装置から送信された災害伝言を記憶するための伝言音声記憶部22と、ガイダンス音声に応答して電話装置から送信されたPB信号を識別するPB信号受信部23とを備えている。
以上の構成を有するボタン電話装置の動作について、〔1〕災害伝言を災害伝言蓄積サービスセンタ6に保存させた後、保存期間満了迄に被災者から連絡がなかった場合、〔2〕災害伝言を災害伝言蓄積サービスセンタ6に保存させた後、保存期間満了迄に被災者から連絡があった場合、〔3〕災害伝言を災害伝言蓄積サービスセンタ6に保存させた後、保存期間満了後に繰り返し保存させるための反復登録設定を外出先から解除する場合、について順に説明する。ここでは、ボタン電話機2-1を操作する場合を説明するが、他のボタン電話機についても動作は同じである。
〔1〕災害伝言を保存させた後、保存期間満了迄に被災者から連絡がなかった場合
図2のシーケンス図を参照しながら説明する。まずボタン電話機2-1の待機状態にて、伝言者は災害伝言の録音を行う(手順P1)。具体的には、例えばボタン電話機2-1の操作部に設けられた所定のボタンを操作することで災害伝言の録音メニューをLCD表示部に表示させ、災害伝言を発声すると、その災害伝言がボタン電話機2-1のマイクロホン等により音声信号に変換され、内線伝送路3、内線インタフェース部13を通り、制御部11に送られ、制御部11により、伝言音声記憶部15aに記憶される。
次いで、録音された伝言の録音番号の登録を行う(手順P2)。詳細には、ボタン電話機2-1の操作部の所定のボタンを操作することで災害伝言の録音番号登録メニューを表示させ、ダイヤルボタンから数字を入力することにより、録音番号を録音番号記憶部15bに記憶する。なお、制御部11が、伝言音声記憶部15aに災害伝言を記憶する度に自動的に録音番号を生成し、記憶するように構成してもよい。
次に、伝言を聞かせたい相手(被災者)の電話番号を登録する(手順P3)。具体的には、ボタン電話機2-1に被災者電話番号登録メニューを表示させ、ダイヤルボタンから数字(ここでは、0312345678とする)を入力することにより、被災者の電話番号を被災者電話番号記憶部15eに記憶する。
次いで、災害伝言の反復登録設定を行う(手順P4)。詳細には、ボタン電話機2-1に反復登録設定メニューを表示させ、ダイヤルボタンから数字を入力することにより、反復登録時間の設定、及び反復登録回数の設定を行う。反復登録時間とは、災害伝言を一回災害伝言蓄積サービスセンタ6へ送信し、伝言音声記憶部22に保存させてから、次にその災害伝言を災害伝言蓄積サービスセンタ6へ自動送信して保存させる迄の時間である。この時間は1〜99時間に設定可能であり、初期設定値(デフォルト)は災害伝言蓄積サービスセンタ6における災害伝言の保存時間(例、48時間)である。また、反復登録回数とは、一回災害伝言蓄積サービスセンタ6へ送信し、伝言音声記憶部22に保存させた後に、その災害伝言を繰り返し自動送信し、保存させる回数である。この反復登録回数は1〜9回に設定可能であり、初期設定値は1回である。
上記の4つの手順P1〜P4により、災害伝言の自動送信のための設定が完了する。次いで、ボタン電話機2-1の操作部に設けられた起動ボタンが押されると、ボタン電話装置は災害伝言蓄積サービスセンタ6へ発信する(手順P5)。このとき、主装置1は電話帳データ記憶部15cから災害伝言蓄積サービスセンタ6の電話番号(ここでは171番)を読み出し、発信する。交換機5は主装置1からの呼を災害伝言蓄積サービスセンタ6に接続する。
災害伝言蓄積サービスセンタ6では、主装置1と接続されると、ガイダンス音声記憶部21から、「こちらは災害用伝言ダイヤルです。録音される方は1、再生される方は2、暗証番号を利用する録音は3、暗証番号を利用する再生は4をダイヤルして下さい。」という第1のガイダンス音声を読み出し、主装置1へ送信する(手順P6)。主装置1は、通信中への遷移の確認(CONNECTメッセージ受信、応答リバース検出、桁間タイムアウト等)を行った後に、PB信号の“1”を生成して送出し(手順P7)、タイマ16をスタートさせる。
災害伝言蓄積サービスセンタ6は、そのPB信号を受信し、それが“1”であることを識別すると、「被災地の方はご自宅の電話番号、又は連絡を取りたい被災地の方の電話番号を、市外局番からダイヤルして下さい。被災地以外の方は連絡を取りたい被災地の方の電話番号を、市外局番からダイヤルして下さい。」という第2のガイダンス音声をガイダンス音声記憶部21から読み出し、主装置1へ送信する(手順P8)。主装置1は、タイマ16がタイムアップすると、被災者電話番号記憶部15eから読み出した電話番号(0312345678)を表すPB信号を制御部11にて生成し、災害伝言蓄積サービスセンタ6へ送出する(手順P9)。
災害伝言蓄積サービスセンタ6は、電話番号0312345678を表すPB信号を識別すると、「電話番号0312345678の伝言を録音します。プッシュ式の電話機をご利用の方は数字の1のあと♯を押して下さい。ダイヤル式の方はそのままお待ち下さい。なお、電話番号が誤りの場合は、もう一度おかけ直し下さい。ピッ」という第3のガイダンス音声をガイダンス音声記憶部21から読み出し、主装置1へ送信する(手順P10)。主装置1は、タイマ16がタイムアップすると、PB信号の“1♯”を生成して送出する(手順P11)。
災害伝言蓄積サービスセンタ6は、そのPB信号を受信し、それが“1♯”であることを識別すると、「伝言をお預かりします。ピッという音のあとに30秒以内でお話下さい。お話が終わりましたら数字の9のあと♯を押して下さい。」という第4のガイダンス音声及び「ピッ」という録音開始合図音をガイダンス音声記憶部21から読み出し、主装置1へ順次送信する(手順P12、13)。主装置1の制御部は、「ピッ」という録音開始合図音を検出すると、伝言音声記憶部15aに予め記憶されている災害伝言を読み出し、その伝言に対応する録音番号を録音番号記憶部15bから読み出して、「ただいまの伝言の録音番号は1番です。」のような伝言の録音番号を示す音声メッセージを作成し、伝言に付加して災害伝言蓄積サービスセンタ6へ送信し(手順P14)、その後、“9♯”を表すPB信号を送信し、災害伝言蓄積サービスセンタ6に接続されている電話回線4を切断する(終了手順)。災害伝言蓄積サービスセンタ6では、受信した災害伝言を伝言音声記憶部22に保存する。
主装置1は、終了手順を実行した後、直ちにタイマ16をスタートさせる。タイマ16は、手順P4にて設定した反復登録時間が経過したときにタイムアップするように構成されており、タイマ16がタイムアップすると手順P5から繰り返すように構成されているので、災害伝言蓄積サービスセンタ6の伝言音声記録部22に保存された災害伝言の保存期間が満了する度に、災害伝言蓄積サービスセンタ6の伝言音声記録部22には、ボタン電話装置の伝言音声記憶部15aに記憶された災害伝言が繰り返し保存される。
〔2〕災害伝言を災害伝言蓄積サービスセンタ6に保存させた後、保存期間満了迄に被災者から連絡があった場合
図3のシーケンス図及び図4のフローチャートを参照しながら説明する。図3において、図2の手順と同一の手順には図2と同一の符号を付した。また、便宜上、図3では、図2における手順P5、P7、P9をまとめ、手順P11、P14をまとめた。また、図3において、手順P14を実行した後に電話回線4を切断する(終了手順)迄は図2と同じであるため、説明を省略する。
伝言者は、上記終了手順を実行した後、ボタン電話機2-1を操作して留守設定を行う(手順P15)。留守設定が行われると、主装置1は電話回線4からの着信に対し、所定の自動応答処理を行う。被災者が災害伝言蓄積サービスセンタ6に保存されている被災者宛の伝言を聞き(手順P16)、留守設定されている伝言者の電話機に電話をかけると(手順P17)、自動応答を行う(手順P18)。
この手順P18を実行するとき、主装置1の制御部11は図4のフローチャートに示す処理を行う。この図の処理は留守設定済の状態で着信が検出したときに開始される。まず着信に伴う発信者番号が通知されているか否かを判定し(ステップS1)、通知されている場合(ステップS1でYES)は、その発信者番号と、被災者電話番号記憶部15eに記憶されている被災者の電話番号とが一致するか否かを判定する(ステップS2)。そして、一致している場合(ステップS2でYES)は、反復登録設定(手順P4にて実行)の解除を行う(ステップS3)。
次いで伝言者からの着信か否かを判定し(ステップS4)、伝言者からの着信でなければ(ステップS4でNO)、留守応答処理(留守応答メッセージの送出、発信者の伝言の録音等)を行う(ステップS5)。つまり、被災者から連絡があった場合は、被災者宛の伝言を災害伝言蓄積サービスセンタ6に再録音する必要がなくなるため、反復登録設定を解除している。なお、通知された発信者番号が、被災者の電話番号と一致しなかった場合(ステップS2でNO)は、伝言者連絡先記憶部15fに記憶されている伝言者の電話番号と一致するか否かを判定し(ステップS10)、一致しなかった場合(ステップS10でNO)は反復登録設定の解除を行うことなく留守応答処理を行う(ステップS5)。従って、被災者でも伝言者でもない人からの着信に対しては、通常の留守応答処理を行うことになる。発信者番号が伝言者の電話番号と一致した場合(ステップS10でYES)、及び反復登録設定を解除した後に伝言者からの着信であると判定した場合(ステップS4でYES)については図5と共に後述する。
発信者番号が通知されていない場合(ステップS1でNO)は、発信者の電話番号又は
伝言の録音番号の入力を促すガイダンス音声を送出する(ステップS6)。次いで電話番号が検出されたか否かを判定する(ステップS7)。発信者がガイダンス音声に応じて、自分の電話機の電話番号をダイヤルボタンから入力すると、その電話番号を表すPB信号が発信者の電話機から送信されてくる。主装置1は、発信者からの電話番号を検出した場合(ステップS7でYES)、ステップS2へ移行し、以後は前述した発信者番号が通知された場合と同じ処理を行う。
発信者からの電話番号を検出しなかった場合(ステップS7でNO)、録音番号が検出されたか否かを判定する(ステップS8)。発信者が災害伝言及びその伝言に付加された録音番号の音声メッセージを聞いており、その録音番号を表すダイヤルボタンを押していれば、その録音番号を表すPB信号が発信者の電話機から送信されてくる。そして、録音番号が検出された場合(ステップS8でYES)は、その録音番号と、録音番号記憶部15bに記憶されている録音番号とが一致するか否かを判定し(ステップS9)、一致していれば(ステップS9でYES)、反復登録設定の解除を行い(ステップS3)、以後は前述した発信者番号が通知された場合と同じ処理を行う。録音番号が検出されなかった場合(ステップS8でNO)、及び検出されても番号が一致しなかった場合(ステップS9でNO)は、反復登録設定の解除を行うことなくステップS4へ移行する。
なお、図3にて留守設定(手順P15)を行わない場合に着信があったときの応答動作は、図4のステップS5の留守応答処理に代えて通常応答処理を行うように構成したものとなる。
〔3〕災害伝言を災害伝言蓄積サービスセンタ6に保存させた後、保存期間満了後に繰り返し保存させるための反復登録設定を外出先から解除する場合
図4のフローチャート及び図5のシーケンス図を参照しながら説明する。図5において、図3の手順と同一の手順には図3と同一の符号を付した。図5において、留守設定(手順P15)を実行する迄は図3と同じであるため、説明を省略する。
伝言者は留守設定を実行した後に外出し、外出先から反復登録設定(手順P4)を解除するために、ボタン電話装置に発信する(手順P21)。ボタン電話装置は、着信を検出すると、図4に示す自動応答処理を実行する。外出先からの着信に発信者番号が通知されていた場合は(ステップS1でYES、S2でNO、S10でYES)、主装置1は暗証番号の入力を促すガイダンス音声を送出する(ステップS11、手順P22)。
このガイダンス音声に応じて入力された暗証番号(手順P23)が、暗証番号記憶部15dに記憶されている暗証番号と一致した場合(ステップS12及びS13でYES)は、主装置1は伝言の録音番号の入力を促すガイダンス音声を送出する(ステップS14、手順P24)。そして、このガイダンス音声に応じて入力された録音番号(手順P25)が録音番号記憶部15bに記憶されている録音番号と一致していれば(ステップS8及びS9でYES)、反復登録設定の解除を行い(ステップS3、手順P26)、伝言者からの着信か否かを判定する(ステップS4)。ここでは、伝言者からの着信と判定され(ステップS4でYES)、処理を終了する。
なお、以上の実施形態は、本発明をボタン電話装置に適用したものであるが、本発明はボタン電話機に限らず、一般的な家庭用の固定電話機、携帯電話機等にも適用可能である。
本発明の実施形態の電話装置の構成を説明するための図である。 災害伝言を災害伝言蓄積サービスセンタに保存させた後、保存期間満了迄に被災者から連絡がなかった場合の動作を示すシーケンス図である。 災害伝言を災害伝言蓄積サービスセンタに保存させた後、保存期間満了迄に被災者から連絡があった場合の動作を示すシーケンス図である。 災害伝言を災害伝言蓄積サービスセンタに保存させ、反復登録設定を行ったときの留守応答処理のフローチャートである。 災害伝言を災害伝言蓄積サービスセンタに保存させた後、反復登録設定を外出先から解除する場合の動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1・・・主装置、2-1〜2-N・・・ボタン電話機、6・・・災害伝言蓄積サービスセンタ、11・・・制御部、15a,22・・・伝言音声記憶部、15b・・・録音番号記憶部、15c・・・電話帳データ記憶部、15d・・・暗証番号記憶部、15e・・・被災者電話番号記憶部、15f・・・伝言者連絡先記憶部、16・・・タイマ。

Claims (3)

  1. 伝言が記憶される伝言記憶手段と、
    該伝言記憶手段に伝言を記憶するときに、該伝言の相手からの着信の識別を可能にする識別情報を登録する識別情報登録手段と、
    伝言の一時的保存を行う伝言蓄積サービスセンタへ発信する発信手段と、
    前記伝言蓄積サービスセンタからのガイダンス情報に対して、前記伝言記憶手段に記憶された伝言、及び前記識別情報登録手段により登録された識別情報を前記伝言蓄積サービスセンタへ送信する伝言送信手段と、
    所定時間毎に前記発信手段及び伝言送信手段を動作させる制御手段と、
    着信及び前記識別情報登録手段により登録された識別情報の検出に基づいて、前記伝言の相手からの着信を識別する着信者識別手段と、
    該着信者識別手段の識別出力により、前記制御手段を無効にする手段と
    を備えたことを特徴とする電話装置。
  2. 請求項1記載の電話装置において、
    前記識別情報は、伝言の相手の電話番号であることを特徴とする電話装置。
  3. 請求項記載の電話装置において、
    前記識別情報は、伝言の番号であることを特徴とする電話装置。
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