JP4848928B2 - エンドミル - Google Patents

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Description

本発明は、軸線回りに回転されるエンドミル本体の先端部外周に複数の切屑排出溝が形成されて、そのエンドミル回転方向前方側を向く壁面の外周側辺稜部に切刃が形成されたエンドミルに関する。
この種のエンドミルにおいては、例えば特許文献1〜4に記載のように、エンドミル本体の先端部外周に、らせん状をなしてねじれる複数の切刃が形成され、これらの切刃のうちの少なくとも一の切刃のねじれ角を他の切刃のねじれ角と異なる不等ねじれとすることにより、エンドミル本体の軸線方向に沿った少なくとも一部において、切刃のエンドミル回転方向における間隔を異なるようにした、不等リードエンドミルと称されるものが提案されている。
このような不等リードエンドミルにおいては、切刃のエンドミル回転方向における間隔が異なる部分では各切刃が被削材に食い付く間隔も異なるものとなり、また、ねじれ角も異なることから、これらの切刃による切削力やその作用時間が異なるものとなって、エンドミル本体にその固有振動数と共振するような周期的な振動が生じるのを防ぐことができ、このような共振に起因するビビリ振動が惹起されるのを防止することができるものである。
特公昭63−62323号公報 特公平5−49408号公報 特公平7−115254号公報 特公平3−19004号公報
ところで、このように少なくとも一の切刃のねじれ角を他の切刃のねじれ角と異なるものとした不等リードエンドミルにおいて、エンドミル回転方向に隣接する切刃のうちエンドミル回転方向前方側に位置する切刃のねじれ角がエンドミル回転方向後方側に位置する切刃のねじれ角よりも大きく設定されている場合には、これら隣接する切刃同士の間に位置する切屑排出溝の溝幅がエンドミル本体後端側に向かうにしたがい漸次狭くなる。このため、この切屑排出溝を擦過する切屑が溝幅の狭い部分で詰まってしまい、それ以上の切削ができなくなることがあった。また、切屑詰まりによって切削抵抗が著しく増加して、切刃の欠損やエンドミル本体の破損等のトラブルが発生するおそれがあった。
特許文献4においては、切刃のねじれ角を途中で変更することによって切屑排出溝の溝幅を拡大して切屑排出性の向上を図った不等リードエンドミルが提案されているが、ねじれ角が異なる部分において切屑の流れが変わることになるため、切屑を安定して排出できないおそれがあった。さらに、ねじれ角が途中で変更するように加工する必要があり、このエンドミルの製作が困難になって製作コストが増大してしまうといった問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、一の切刃のねじれ角と他の切刃のねじれ角が異なりこれらの切刃の間の切屑排出溝の溝幅が変化する場合であっても、切屑を安定して排出することができるエンドミルを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明は、軸線回りに回転されるエンドミル本体の先端部外周に複数の切屑排出溝が形成され、これらの切屑排出溝のエンドミル回転方向前方側を向く壁面の外周側辺稜部に切刃が形成されたエンドミルにおいて、前記切刃のうちの少なくとも一の切刃は、エンドミル回転方向前方側に隣接する他の切刃とねじれ角が異なるように形成されており、前記一の切刃と前記他の切刃との間に位置する前記切屑排出溝は、前記一の切刃のエンドミル回転方向前方側に連なる主溝と、該主溝のエンドミル回転方向前方側に連なる副溝とを備えており、前記軸線に直交する断面において、前記軸線を中心として前記主溝の溝深さの30〜50%の位置を通過する基準円と前記主溝との前記副溝側の交点から前記一の切刃までの前記基準円上における周方向長さが、前記軸線方向において一定とされていることを特徴としている。
この構成のエンドミルにおいては、一の切刃のねじれ角と他の切刃のねじれ角が異なりこれらの切刃の間の切屑排出溝の溝幅が変化する場合であっても、切刃のエンドミル回転方向前方側に位置する主溝が、前記軸線に直交する断面において、前記軸線を中心として前記主溝の溝深さの30〜50%の位置を通過する基準円と前記主溝との前記副溝側の交点から前記一の切刃までの前記基準円上における周方向長さが、前記軸線方向において一定とされているので、エンドミル本体の先端から後端まで切削性能が変化することがなく安定している。また、この切刃によって生成された切屑をエンドミル進行方向後方側へと安定して排出することができる。したがって、切屑詰まりの発生を防止して切削加工を良好に行うことができるとともに、切刃の欠損やエンドミル本体の破損等といったトラブルを未然に防止してエンドミルの寿命延長を図ることができる。
なお、主溝の溝深さとは、エンドミル本体の軸線に直交する断面において、切刃半径と前記軸線から主溝の溝底部までの径方向長さ(軸線を中心とした溝底部に内接する円の半径)との差のことであり、「主溝の溝深さの30〜50%の位置を通過する基準円」とは、この主溝の溝底部から径方向外側に主溝の溝深さの30〜50%の位置を通過する円、すなわち、前記軸線を中心として、前記軸線から主溝の溝底部までの径方向長さと主溝の溝深さの30〜50%の長さとの和の半径を有する円のことである。
ここで、前記軸線を中心として前記主溝の溝深さの30〜50%の位置を通過する基準円上における主溝の幅は、基準円と主溝との2つの交点と軸線中心とをそれぞれ結んだ2本の直線がなす交差角として測定してもよい。
本発明によれば、一の切刃のねじれ角と他の切刃のねじれ角が異なりこれらの切刃の間の切屑排出溝の溝幅が変化する場合であっても、切屑を安定して排出することができるエンドミルを提供することができる。
本発明の実施形態について添付した図面を参照にして説明する。図1から図4に本発明の実施形態であるエンドミルを示す。
このエンドミルは、概略円柱状をなして軸線Oを中心に回転されるエンドミル本体1を有しており、エンドミル本体1の後端側(図1において右側)が工作機械の主軸端等に把持されるシャンク部2とされ、エンドミル本体1の先端側(図1において左側)が切刃部3とされている。
切刃部3の外周には、エンドミル本体1の先端側から後端側に向けて軸線O回りにエンドミル回転方向T後方側に所定の角度で捩れる複数条(本実施形態では4条)の切屑排出溝4が形成されており、これらの切屑排出溝4のエンドミル回転方向T前方側を向く壁面と、エンドミル回転方向T後方側に連なる外周面との交差稜線部、すなわち前記壁面の外周側辺稜部には外周刃とされる切刃5が形成されている。
つまり、エンドミル本体1の先端側から後端側に向けて軸線O回りにエンドミル回転方向T後方側に所定の角度で捩れる4つの切刃5が形成されているのである。これにより、切屑排出溝4のエンドミル回転方向T前方側を向く壁面がすくい面6とされ、この切屑排出溝4のエンドミル回転方向T後方側に連なる外周面が切刃5の逃げ面7とされる。ここで、前記すくい面6は、エンドミル回転方向T後方側に向けて凹んだ凹曲面状をなしており、切刃5には正のすくい角が与えられている。なお、この切刃5が軸線O回りになす回転軌跡は、本実施形態においては軸線Oを中心とした円筒面状とされている。
一方、この切刃部3の先端部には、切屑排出溝4から内周側に延びるギャッシュ8が形成されており、切屑排出溝4のエンドミル回転方向T前方側を向く壁面の先端側辺稜部には、前記切刃5の先端からエンドミル本体1径方向内側の軸線O近傍まで延びる底刃9が形成されている。ここで、本実施形態のエンドミルは、この底刃9と外周刃とされる切刃5とが軸線O回りの回転軌跡において略直交するように配置されたスクエアエンドミルとされている。
ここで、複数の切刃5のうちの少なくとも一の切刃5A(5B)は、エンドミル回転方向T前方側に隣接する他の切刃5B(5A)とねじれ角が異なるように形成されている。本実施形態においては、4つの切刃5のうち軸線Oを挟んで対向する2つの切刃5A、5A(5B、5B)同士のねじれ角が同一とされており、エンドミル回転方向Tに隣接する切刃5A、5B同士のねじれ角が互いに異なるように構成されている。つまり、ねじれ角αの第1切刃5Aとねじれ角βの第2切刃5Bとがエンドミル回転方向Tに交互に配置されているのである。なお、本実施形態においては、第1切刃5Aのねじれ角αがα=40°とされ、第2切刃5Bのねじれ角βがβ=45°とされ、α<βとされている。
このように第1切刃5A及び第2切刃5Bを配置することにより、第1切刃5Aとこの第1切刃5Aのエンドミル回転方向T前方側に隣接する第2切刃5Bとのエンドミル回転方向Tにおける間隔が、エンドミル本体1後端側に向かうにしたがい漸次小さくなり、第2切刃5Bとこの第2切刃5Bのエンドミル回転方向T前方側に隣接する第1切刃5Aとのエンドミル回転方向Tにおける間隔が、エンドミル本体1後端側に向かうにしたがい漸次大きくなる。
したがって、エンドミル本体1先端側においては、図2に示すように、第1切刃5Aとこの第1切刃5Aのエンドミル回転方向T前方側に隣接する第2切刃5Bとのエンドミル回転方向Tにおける間隔が、第2切刃5Bとこの第2切刃5Bのエンドミル回転方向T前方側に隣接する第1切刃5Aとのエンドミル回転方向Tにおける間隔よりも大きくされているが、エンドミル本体1後端側においては、図4に示すように、第1切刃5Aとこの第1切刃5Aのエンドミル回転方向T前方側に隣接する第2切刃5Bとのエンドミル回転方向Tにおける間隔が、第2切刃5Bとこの第2切刃5Bのエンドミル回転方向T前方側に隣接する第1切刃5Aとのエンドミル回転方向Tにおける間隔よりも小さくなる。
ここで、第1、第2切刃5A、5Bのそれぞれのエンドミル回転方向T前方側に位置する切屑排出溝4A、4Bの溝幅Wも、切刃5A、5Bのねじれ角が互いに異なることにより、軸線O方向において漸次変化することになる。つまり、第1切刃5Aとこの第1切刃5Aのエンドミル回転方向T前方側に隣接する第2切刃5Bとの間に位置する第1切屑排出溝4Aの溝幅Wは、エンドミル本体1後端側に向かうにしたがい漸次狭くなり、第2切刃5Bとこの第2切刃5Bのエンドミル回転方向T前方側に隣接する第1切刃5Aとの間に位置する第2切屑排出溝4Bの溝幅Wは、エンドミル本体1後端側に向かうにしたがい漸次広くなるように構成されている。
第1切屑排出溝4Aは、第1切刃5Aのエンドミル回転方向T前方側に連なりエンドミル本体1径方向内側に向けて大きく凹んだ主溝11と、この主溝11のエンドミル回転方向T前方側端からエンドミル回転方向T前方側に隣接する第2切刃5Bの逃げ面7にまで延在する副溝12とを有している。
同様に、前記第2切屑排出溝4Bは、第2切刃5Bのエンドミル回転方向T前方側に連なりエンドミル本体1径方向内側に向けて大きく凹んだ主溝11と、この主溝11のエンドミル回転方向T前方側端からエンドミル回転方向T前方側に隣接する第1切刃5Aの逃げ面7にまで延在する副溝12とを有している。
そして、第1切屑排出溝4Aの主溝11は、軸線Oに直交する断面において、軸線Oを中心として主溝11の溝深さDの30〜50%の位置を通過する基準円Sと主溝11との副溝12側の交点Pから第1切刃5Aまでの前記基準円S上における周方向長さMが、軸線O方向において一定とされており、エンドミル本体1の軸線Oに直交する断面において主溝11と前記基準円Sとの交点Pと軸線Oを結んだ直線と、軸線Oと第1切刃5Aを結んだ直線とがなす交差角が、軸線O方向において一定とされている。
同様に、第2切屑排出溝4Bの主溝11は、軸線Oに直交する断面において、軸線Oを中心として主溝11の溝深さDの30〜50%の位置を通過する基準円Sと主溝11との副溝12側の交点Pから第2切刃5Bまでの前記基準円S上における周方向長さM´が、軸線O方向において一定とされており、エンドミル本体1の軸線Oに直交する断面において主溝11と前記基準円Sとの交点Pと軸線Oを結んだ直線と、軸線Oと第2切刃5Bを結んだ直線とがなす交差角が、軸線O方向において一定とされている。
なお、本実施形態においては、第1切屑排出溝4Aの主溝11の前記基準円S上における周方向長さMと、第2切屑排出溝4Bの主溝11の前記基準円S上における周方向長さM´とが同一になるように設計されている。
また、本実施形態においては、第1切刃5Aのエンドミル回転方向T前方側に位置する第1切屑排出溝4Aの主溝11のねじれ角及び第1切刃5Aの逃げ面7に連なる第2切屑排出溝4Bの副溝12のねじれ角が、第1切刃5Aのねじれ角αと同一とされて前記逃げ面7の幅が軸線O方向において一定とされている。
同様に、第2切刃5Bのエンドミル回転方向T前方側に位置する第2切屑排出溝4Bの主溝11のねじれ角及び第2切刃5Bの逃げ面7に連なる第1切屑排出溝4Aの副溝12のねじれ角が、第2切刃5Bのねじれ角βと同一とされて前記逃げ面7の幅が軸線O方向において一定とされている。
すなわち、第1切屑排出溝4Aは、ねじれ角αでねじれる主溝11とねじれ角β(α<β)でねじれる副溝12とを備えており、第2切屑排出溝4Bは、ねじれ角βでねじれる主溝11とねじれ角αでねじれる副溝12とを備えているのである。
また、本実施形態においては、主溝11の溝深さD、つまり、エンドミル本体1の軸線Oに直交する断面において、切刃半径と主溝11の溝底部における径方向長さとの差が、軸線O方向において一定とされており、このエンドミルの心厚も軸線O方向で一定とされている。
以上のような構成とされたエンドミルは、エンドミル本体1の後端に形成されたシャンク部2が工作機械の主軸端に把持されて、軸線O回りに回転されるとともに軸線Oに交差する方向に向けて送られて、被削材に溝を形成したり、面加工、端面加工を施したりするものである。
本実施形態であるエンドミルによれば、第1切刃5Aのエンドミル回転方向T前方側に位置する第1切屑排出溝4A全体の溝幅Wがエンドミル本体1後端側に向かうにしたがい漸次狭くなるにもかかわらず、この第1切屑排出溝4Aの主溝11は、軸線Oに直交する断面において、軸線Oを中心として主溝11の溝深さDの30〜50%の位置を通過する基準円Sと主溝11との副溝12側の交点Pから第1切刃5Aまでの前記基準円S上における周方向長さMが、軸線O方向において一定とされているので、エンドミル本体1の先端から後端まで切削性能が変化することがなくなる。また、第1切刃5Aによって生成した切屑は、主溝11に案内されてエンドミル進行方向後方側へと排出される。よって、第1切屑排出溝4Aの溝幅Wが狭くなるエンドミル本体1後端側において切屑詰まりが発生することを防止して切削加工を良好に行うことができるとともに、切屑詰まりに起因する切刃5の欠損やエンドミル本体1の破損等のトラブルを未然に防止してエンドミルの寿命延長を図ることができる。
さらに、主溝11の溝深さDが軸線方向Oで一定とされているので、主溝11の深さ方向においても切屑の流れが安定することになり、切屑をエンドミル本体1後端側へとさらに確実に排出することができる。
また、エンドミル本体1径方向内側に最も凹んだ主溝11の溝深さDを一定とすることにより、このエンドミルの心厚も軸線O方向で一定となり、エンドミルの剛性を確保して切削抵抗による撓み変形等を防止できる。
さらに、本実施形態においては、第1切屑排出溝4Aがねじれ角αでねじれる主溝11とねじれ角βでねじれる副溝12とを備え、第2切屑排出溝4Bがねじれ角βでねじれる主溝11とねじれ角αでねじれる副溝12とを備えており、第1切刃5A、第2切刃5Bの逃げ面7の幅が一定とされているので、これら第1切刃5A、第2切刃5Bの軸線O方向で剛性が低下する部分がなく、第1切刃5A、第2切刃5Bの欠損を防止できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、切屑排出溝及び切刃が4条形成された4枚刃のエンドミルとして説明したが、2枚刃、3枚刃のエンドミルであっても良いし、5以上の切刃を備えたエンドミルであっても良い。
また、エンドミル回転方向において、隣り合う切刃のねじれ角がすべて異なるものとして説明したが、例えば4つの切刃のうちのひとつのみのねじれ角が異なるエンドミルであってもよい。
さらに、ねじれ角α、βを40°、45°としたもので説明したが、ねじれ角α、βについて制限はなく、被削材や切削条件等を考慮して適宜設定することが好ましい。
また,第1切屑排出溝4Aの主溝11の前記基準円S上における周方向長さMと、第2切屑排出溝4Bの主溝11の前記基準円S上における周方向長さM´とが同一になるように設計したものとして説明したが、これに限定されることはなく、前記周方向長さMと前期周方向長さM´とが異なっていてもよい。
本発明の実施形態であるエンドミルの側面図である。 図1におけるA−A’断面図である。 図1におけるB−B’断面図である。 図1におけるC−C’断面図である。
符号の説明
1 エンドミル本体
4A、4B 切屑排出溝
5A、5B 切刃
11 主溝
12 副溝

Claims (1)

  1. 軸線回りに回転されるエンドミル本体の先端部外周に複数の切屑排出溝が形成され、これらの切屑排出溝のエンドミル回転方向前方側を向く壁面の外周側辺稜部に切刃が形成されたエンドミルにおいて、
    前記切刃のうちの少なくとも一の切刃は、エンドミル回転方向前方側に隣接する他の切刃とねじれ角が異なるように形成されており、
    前記一の切刃と前記他の切刃との間に位置する前記切屑排出溝は、前記一の切刃のエンドミル回転方向前方側に連なる主溝と、該主溝のエンドミル回転方向前方側に連なる副溝とを備えており、
    前記軸線に直交する断面において、前記軸線を中心として前記主溝の溝深さの30〜50%の位置を通過する基準円と前記主溝との前記副溝側の交点から前記一の切刃までの前記基準円上における周方向長さが、前記軸線方向において一定とされていることを特徴とするエンドミル。
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