JP4845409B2 - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍用、空調用などに用いられる密閉型圧縮機に係り、特に、密閉型圧縮機のCOPを向上させるための技術に関する。
従来、密閉容器内に電動要素と、この電動要素に駆動されて冷媒を圧縮する回転圧縮要素とを収容した密閉型ロータリ圧縮機が知られている。この種の密閉型ロータリ圧縮機は、一般に、偏心回転運動するローラが所定のクリアランスを保ってシリンダに内設されてシリンダ内に三日月状の空間(いわゆる圧縮室)を形成するとともに、ローラに摺接するベーンが設けられて、シリンダ内の三日月状の空間が、ベーンにより、冷媒を吸気する低圧室側と冷媒を圧縮する高圧室側とに圧力的に仕切られるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−323276号公報
しかしながら、従来の技術においては、上記シリンダにおける三日月状の空間のシール性の向上が十分には図られておらず、密閉型ロータリ圧縮機の冷却効率(COP:Coefficient Of Performance:冷凍能力/入力電力)の低下を招くといった問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ローラとシリンダとの間のシール性を向上させ、以って、冷却効率を高めることのできる密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、密閉容器内に電動要素と、前記電動要素により駆動され冷媒を圧縮する回転圧縮要素とを収容した密閉型圧縮機において、前記回転圧縮要素の回転軸を支持する主軸受け及び副軸受けの間に配設されたシリンダと、前記シリンダに内設され前記回転軸により偏心回転するローラとを備えて前記回転圧縮要素を構成し、前記回転圧縮要素を構成するシリンダとローラとの間の圧縮室に開口した一端から水平に延びて他端が前記密閉容器内に開口し当該密閉容器内のオイルを吸入工程中に導く油路を前記シリンダと前記主軸受け又は前記副軸受けとの間に溝を形成して設けるとともに、前記一端の開口の断面積Dと前記圧縮室の排除容積Vとの比率Rを0.004〜0.03(mm2/cc)とし、前記油路の経路途中に当該経路を開閉する開閉弁を前記経路を開くように付勢した状態で設け、前記回転圧縮要素により圧縮された圧縮冷媒を前記開閉弁の付勢に抗するように導いて前記開閉弁に作用させて、前記圧縮冷媒の圧力が低い場合に前記開閉弁が前記付勢によって開状態となるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記密閉容器の吐出管から吐出された圧縮冷媒を前記開閉弁に導く圧縮冷媒導入路を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、回転圧縮要素を構成するシリンダとローラとの間の圧縮室に密閉容器内のオイルを吸入工程中に導く油路を設ける構成としたため、このオイルによりシリンダとローラとの間に十分な油膜が形成されてシール性が高められる。この結果、圧縮室内において、圧縮工程中の冷媒の低圧側への漏れが防止されるため、圧縮効率が高められ、以って、冷却効率が高められる。
特に本発明によれば、回転圧縮要素により圧縮された圧縮冷媒を開閉弁に作用させて、圧縮冷媒の圧力差が小さい場合に開閉弁が開状態となる構成としたため、オイル注入によりシール性が大きく向上する所定の運転条件(低速回転かつ低圧力差)の場合にだけオイル注入を行うことができ、これにより、密閉容器に貯留されているオイルの消耗を抑えつつ、冷却効率を効率的に向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本実施の形態に係る密閉型ロータリ圧縮機100の一態様を示す縦断面図であり、図2は回転圧縮要素を拡大して示す縦断面図である。この密閉型ロータリ圧縮機100は、冷媒の凝縮器と蒸発器との間に配管接続されて冷凍機ユニットを構成するものであり、図1に示すように、密閉容器1を有し、この密閉容器1の上側に電動要素2が、下側にこの電動要素2のクランクシャフト3(回転軸)によって駆動されて冷媒を圧縮する回転圧縮要素4が収納されている。
密閉容器1は、筒状のシェル部10と、このシェル部10にアーク溶接などにより固着されたエンドキャップ11とを備え、このエンドキャップ11には電動要素2に電力を供給する際の中継端子をなすターミナル12が設けられると共に、圧縮された冷媒を機外に吐出する吐出管13が設けられている。また、シェル部10の底部近くには、アキュムレータ5から回転圧縮要素4に冷媒を導く吸込管6が溶接などにより固着されている。
電動要素2は、いわゆるDCブラシレスモータなどの直流モータからなるものであり、回転子(ロータ)31と、シェル部10に固着された固定子(ステータ)32とを備え、回転子31にクランクシャフト3が固定されて、回転子31の回転力が回転圧縮要素4に伝達するようになっている。このクランクシャフト3は主軸受け7A(支持部材)および副軸受け7Bにより回転自在に支持されている。
図1および図2に示すように、回転圧縮要素4は、円筒形状を有するシリンダ41を有し、このシリンダ41は主軸受け7Aと副軸受け7Bとの間で、図示せぬボルトなどにより主軸受け7Aおよび副軸受け7Bに一体的に固定され、主軸受け7Aが密閉容器1の内側面に溶接により固着されて、この主軸受け7Aにシリンダ41が支持される。また、シリンダ41の上側の開口が主軸受け7Aに、下側の開口が副軸受け7Bにより閉塞されて、このシリンダ41内に圧縮室43が形成される。
圧縮室43には、クランクシャフト3に一体成形された偏心部44に嵌合されて偏心回転するローラ45が内設されている。また、図3に示すように、シリンダ41には、冷媒の吸込口48と吐出口40との間にベーン溝47が設けられ、このベーン溝47にはベーン46が摺動自在に配設されている。このベーン46は図示せぬスプリングなどの付勢部材によって常時ローラ45方向に押圧され、偏心部44およびローラ45の回転に応じてローラ45の外周面に摺接しながらベーン溝47内を往復動し、圧縮室43の内部を低圧室側43Aと高圧室側43Bに圧力的に仕切る役割を果たしている。
具体的には、ローラ45はその外側面の一端がシリンダ41の内側面49と常に所定のクリアランスで接するように設けられ、シリンダ41とローラ45との間の空間である圧縮室43が三日月状に形成される。そして、ベーン46がローラ45の外側面に当接し、このベーン46により三日月状の圧縮室43が低圧室側43Aと高圧室側43Bに仕切られる。
前掲図1および図2に示すように、シリンダ41の吸込口48には吸込管6が挿嵌され、また、上記吐出口40には、図示しない吐出バルブが設けられており、冷媒がこの吐出バルブで規定される吐出圧に達すると吐出口40から密閉容器1内に吐出される。
したがって、密閉型ロータリ圧縮機100にあっては、電動要素2がクランクシャフト3を回転駆動することによってローラ45を圧縮室43内において偏心回転させることにより、アキュムレータ5を介して機外から供給された冷媒が吸込管6を介して圧縮室43の低圧室側43Aに吸入され、その冷媒を高圧室側43Bに移動させながら圧縮して吐出口40から密閉容器1内に吐出し、吐出管13から機外に吐出することになる。
また、前掲図1および図2に示すように、密閉容器1の底部には、主軸受け7Aの下面(図中A−A’線にて示す)までオイル8が貯留されており、このオイル8を主軸受け7A、副軸受け7Bおよび回転圧縮要素4とクランクシャフト3との間の摺擦部分や回転圧縮要素4の摺動部分に給油するオイルピックアップ50(給油装置)がクランクシャフト3の下端部3Aに設けられている。
具体的には、クランクシャフト3は円筒状に形成され、その下端部3Aに円筒状のオイルピックアップ50が圧入して取付けられている。オイルピックアップ50の内部には、図2に示すように、螺旋形のオイル流路を構成するパドル51が一体成形されており、クラックシャフト3の回転により生じる遠心力によりオイルピックアップ50が下端50Aから密閉容器1に貯留されたオイル8を吸込み、パドル51がオイル8を上向きに送給する。そして、このオイル8がオイルピックアップ50に穿たれた給油孔52を経て、クランクシャフト3の周面、特に、主軸受け7A、副軸受け7Bおよび回転圧縮要素4とクランクシャフト3との各摺擦部分に供給される。
ここで、上述の通り、ローラ45は、シリンダ41の内側面49と常に所定のクリアランスで接するように内設されているため、圧縮室43のシール性が十分なものでなく冷却効率の低下を招くことになる。
そこで、本実施の形態では、密閉容器1に貯留されているオイル8を冷媒の吸入工程中に圧縮室43に導く油路60を密閉型ロータリ圧縮機100に設ける構成とし、この油路60を経由して注入されたオイル8によりローラ45とシリンダ41との間に十分な油膜を形成してシール性を高めるようにしている。以下、かかる構成について詳述する。
図4に示すように、シリンダ41の上下面のそれぞれには主軸受け7Aおよび副軸受け7Bとの接触面を構成する段部70A、70Bが形成されている。そして、副軸受け7Bと接触するシリンダ41側の下側の段部70Bに溝61を切削加工により形成し、この段部70Bと副軸受け7Bとを接触させることで、シリンダ41の内側面49に一端60Aが開口し、他端60Bが副軸受け7Bの外周端7B1で開口する油路60が形成される。なお、主軸受け7Aがオイル8に浸る構成である場合には、主軸受け7Aと接触するシリンダ41側の段部70Aに溝61を形成して油路60を構成しても良い。
この油路60の一端60Aは、冷媒の圧縮室43への吸入工程中に、オイル8を圧縮室43に注入すべく、低圧室側43Aのシリンダ内側面49に開口するように形成され、特に、図3に示すように、油路60の一端60Aが、吸込口48とシリンダ41の中心点Oを結ぶ基準線Lを基準にして所定の角度θ1〜θ2(θ1:0°、θ2:170°、より望ましくは、θ1:125°、θ2:165°)の範囲に開口するように形成されている(図示例では約125°)。
以上の構成の下、密閉容器1内のオイル8には冷媒の吐出圧(例えば3MPa)が作用しているため、この高圧のオイル8が、圧縮室43の低圧室側43Aの内圧(例えば1.1MPa)との差圧により、油路60を経由して、シリンダ41の圧縮室43の低圧室側43Aに注入される。
したがって、冷媒の吸入工程中にオイル8が圧縮室43に注入され、このオイル8によって、シリンダ内側面49とローラ45との間に十分な油膜が形成されシール性が高められる。この結果、シリンダ41の圧縮室43において低圧室側43Aと高圧室側43Bとがより確実に分離されるため、低圧室側43Aに吸入された冷媒が高圧室側43Bに圧縮される過程(圧縮工程)で低圧室側43Aへの圧縮冷媒の漏れが防止され、冷媒の圧縮効率が高められ、以って、密閉型ロータリ圧縮機100の冷却効率の向上が図られる。
また、本実施の形態では、シリンダ内側面49に開口する油路60の断面積D(すなわち、溝61の断面積)を調整することで、圧縮室43に注入されるオイル量を調整することとし、このとき、油路60の断面積Dを圧縮室43の排除容積をVとの比率R(=D/V)が所定の範囲内に収まるように決定することとしている。詳細には、上記比率Rが小さ過ぎる場合には、油路60が狭くなり過ぎてオイル8が圧縮室43内に注入されなくなってしまい、これとは逆に、上記比率Rが大きすぎる場合には、圧縮室43内にオイル8が過度に注入されて液圧縮が生じてしまう。そこで、上記比率Rを0.004〜0.03(mm2/cc)の範囲に収めることが望ましく、これにより、オイル8の過度の注入による液圧縮を防止しつつ、シリンダ内側面49とローラ45との間のシール性が高められる。
ところで、回転圧縮要素4が高周波数領域で駆動されて高速回転しているときよりも低周波数領域(例えば15Hz〜30Hz)で駆動されて吐出圧と吸入圧との差圧が小さいときの方が、圧縮室43へのオイル注入によるシール性の効果は大きい。したがって、圧縮室43へのオイル注入を差圧が小さいときに限定することで、密閉容器1に貯留されているオイル8の消耗を抑えつつ、冷却効率の向上を効率的に図ることが可能となる。そこで本実施の形態では、開閉弁80を油路62に設け、回転圧縮要素4かにより圧縮された圧縮冷媒の圧力差が小さいときにだけ開閉弁80が開状態となって圧縮室43にオイル8を注入する構成としている。
詳述すると、シリンダ41には上下(厚さ方向)に円柱状に貫通して油路60を横断する貫通穴71が設けられ、この貫通穴71に開閉弁80が設けられる。開閉弁80は貫通穴71に挿嵌される略円筒状の弁体81と、この弁体81の内側に設けられ、弁体81を主軸受け7A側に付勢する付勢部材としてのバネ82とを有して構成されている。バネ82の付勢力によって弁体81が主軸受け7A側に押し上げられている状態(開状態)にあっては、弁体81の底部81Aと副軸受け7Bの上面との間に隙間が生じ、貫通穴71によって切断された油路60が連通して、圧縮室43へのオイル注入が行われる。
また、主軸受け7Aには貫通穴71に対応して凹部72が設けられ、弁体81がバネ82により押し上げられたときには、弁体81の上部81Bが凹部72の上面に当接した状態となる。この凹部72には、主軸受け7Aに内設された圧縮冷媒導入路90の一端が接続され、圧縮冷媒導入路90の他端には密閉容器1を貫通して固着された導入管91が接続される。この導入管91には、図1に示すように、図示せぬ接続管を介して密閉容器1の吐出管13から吐出された圧縮冷媒の一部が導かれ、圧縮導入路90を経由して、弁体81の上部81Bに圧縮冷媒の圧力が作用することになる。このとき、圧縮冷媒の圧力と吸込圧との差圧が所定値以上になった場合に弁体81が押し下げられるように、上記バネ82のばね定数(付勢力)が決定されている。
したがって、圧縮冷媒の圧力差が小さい間はバネ82の付勢力により弁体81が主軸受け7A側に押し上げられ、油路60が接続された状態、すなわち、開状態となる。また、回転圧縮要素4の吐出圧が高まり、吸込圧との差圧が大きくなった場合には、圧縮冷媒の圧力によりバネ82の付勢に抗して弁体81が押し下げられて、弁体81の底部81Aにより油路60が閉じられて、圧縮室43のオイル8の注入が停止することになる。
これにより、圧縮室43へのオイル注入が回転圧縮要素4の低周波数駆動、かつ、低差圧駆動時に限定され、密閉容器1に貯留されているオイル8の消耗を抑えつつ、冷却効率の向上を効率的に図ることが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、シリンダ41とローラ45との間の圧縮室43に密閉容器1内のオイル8を吸入工程中に導く油路62を設ける構成としたため、圧縮室43に注入されたオイル8によりシリンダ41とローラ45との間に十分な油膜が形成されシール性が高められる。したがって、圧縮室43内において圧縮工程中の冷媒の低圧室側43Aへの漏れが防止されるため、圧縮効率が高められ、以って、密閉圧縮機100の冷却効率を高めることができる。
特に、本実施の形態によれば、圧縮冷媒の圧力差が小さい場合、すなわち、回転圧縮要素4の吐出圧と吸入圧との差圧が小さい領域で駆動されている間だけ開状態となる開閉弁80を油路62に設ける構成としたため、圧縮室43へのオイル注入が回転圧縮要素4の低周波数駆動時、かつ、低差圧時に限定され、これにより、密閉容器1に貯留されているオイル8の消耗を抑えつつ、冷却効率の向上を効率的に図ることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、油路60の断面積Dと圧縮室43の排除容積Vとの比率が所定の範囲内となるようにしたため、オイル8の過度の注入による液圧縮を防止しつつ、シリンダ内側面49とローラ45との間のシール性を高めることができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形可能である。例えば、上述した実施の形態では、1基のシリンダ41を備える密閉型ロータリ圧縮機100を例示したが、これに限らず、シリンダが2基の密閉型ロータリ圧縮機100にも本発明を適用することが可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態に係る密閉型ロータリ圧縮機の一態様を示す縦断面図である。 回転圧縮要素を拡大して示す縦断面図である。 シリンダの平面図である。 油路と開閉弁とを拡大して示す縦断面図である。
符号の説明
1 密閉容器
2 電動要素
4 回転圧縮要素
7A 主軸受け
7B 副軸受け
8 オイル
41 シリンダ
43 圧縮室
43A 低圧室側
43B 高圧室側
45 ローラ
46 ベーン
48 吸込口
60 油路
80 開閉弁
90 圧縮冷媒導入路

Claims (2)

  1. 密閉容器内に電動要素と、前記電動要素により駆動され冷媒を圧縮する回転圧縮要素とを収容した密閉型圧縮機において、
    前記回転圧縮要素の回転軸を支持する主軸受け及び副軸受けの間に配設されたシリンダと、前記シリンダに内設され前記回転軸により偏心回転するローラとを備えて前記回転圧縮要素を構成し、
    前記回転圧縮要素を構成するシリンダとローラとの間の圧縮室に開口した一端から水平に延びて他端が前記密閉容器内に開口し当該密閉容器内のオイルを吸入工程中に導く油路を前記シリンダと前記主軸受け又は前記副軸受けとの間に溝を形成して設けるとともに、前記一端の開口の断面積Dと前記圧縮室の排除容積Vとの比率Rを0.004〜0.03(mm2/cc)とし、
    前記油路の経路途中に当該経路を開閉する開閉弁を前記経路を開くように付勢した状態で設け、前記回転圧縮要素により圧縮された圧縮冷媒を前記開閉弁の付勢に抗するように導いて前記開閉弁に作用させて、前記圧縮冷媒の圧力が低い場合に前記開閉弁が前記付勢によって開状態となるようにしたことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 前記密閉容器の吐出管から吐出された圧縮冷媒を前記開閉弁に導く圧縮冷媒導入路を設けたことを特徴とする請求項1に記載の密閉型圧縮機。
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