JP4843440B2 - 作業機の転倒保護フレーム - Google Patents

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Description

本発明は、トラクタや乗用型の草刈り機、土工機、建機等、不整地で使用されることが多い作業機が転覆した場合にでも、搭乗運転者が怪我をする可能性を極力低減するように、搭乗運転者を保護するために設ける転倒保護構造(ROPS:rollover protective structure )に係り、詳しくは、この転倒保護構造として用いる転倒保護フレームを、保護作用姿勢である起立姿勢と折り畳んだ格納姿勢とに切り換え維持する固定手段の改良に関する。
転倒保護フレームの中間部を折曲できるようにしているのは、作業機を倉庫等に収容したり、或いは低い天井の下や棚下等で作業する場合に障害とならないようにするためである。
このため、従来のトラクタ等の作業機にあっては、例えば走行機体側に立設した左右一対の固定側フレームと、その左右の固定側フレームの上端部に連なる可動側フレームとから構成されている転倒保護フレームを、夫々のフレームに取り付けられたブラケットと固定ボルトとを用いて着脱自在に構成してた(例えば、特許文献1参照))。
また、他の例では、走行機体側に立設した左右一対の固定側フレームと、その左右の固定側フレームの上端部に連なる可動側フレームとから構成されている転倒保護フレームを、夫々のフレームに取り付けられたブラケットと連結ボルト及び連結ピンを用いて着脱自在に構成していた(例えば、特許文献2,3参照)。
特開平6−48259号公報(段落番号〔0015〕、及び、図1〜4) 特開平7−323798号公報(段落番号〔0009〕〜〔0017〕、及び、図3,図43,図5) 特開平11−321503号公報(段落番号〔0011〕〜〔0013〕、及び、図1,図2,図3)
前記特許文献1に記載の構造のものでは、転倒保護フレームの前後両側において、固定側フレームと、その固定側フレームの上端部に連なる可動側フレームとの夫々に連結用のブラケットを設けて、それらの連結用ブラケット同士を連結ボルトで連結固定している。したがって、可動側フレームの起立状態では固定可能であるものの、倒伏させた状態では、自由状態で揺動するものであり、可動側フレームの格納姿勢での固定がなされていず、その固定のための別途固定手段を必要とした。
前記特許文献2に記載の構造のものでは、転倒保護フレームの固定側フレームと、その固定側フレームの上端部に連なる可動側フレームとの夫々に連結用のブラケットを設けて、それらの連結用ブラケット同士を連結ボルトで連結固定するとともに、固定側フレームの上端部に設けたブラケットと可動側フレームのフレーム下端部とを貫通する状態で設けた連結ピンとによって連結固定していた。このように構成すると、ブラケットに格納姿勢での可動側フレームの固定用の連結孔も形成して、格納姿勢における姿勢固定が可能であるが、可動側フレーム自体に連結用の貫通孔を形成すると、可動側フレームの強度低下を招いてしまう不具合がある。
前記特許文献3に記載の構造のものでは、転倒保護フレームの固定側フレームと、その固定側フレームの上端部に連なる可動側フレームとの夫々に連結用のブラケットを設けて、それらの連結用ブラケット同士を連結ボルトで連結固定するとともに、夫々の連結用ブラケット同士にわたる連結ピンを挿通して、両フレームの起立作用姿勢と格納姿勢と姿勢変更自在に構成していた。この構造では、連結ピンが可動側フレームや固定側フレームを貫通する構造ではないので、フレーム自体の強度低下を避けられるものの、可動側フレームと固定側フレームとの相対姿勢が連結ピンと連結ボルトとの位置によって決められるものである。このため、少なくとも連結ピンや連結ボルトの挿通をスムーズにするための間隙を有し、この間隙によるガタが生じることは避け得ず、上下両フレームの起立作用姿勢を厳密に精度良く定めることが困難であるという不具合がある。
本発明は、転倒保護フレームを構成する固定側フレームや可動側フレーム自体の強度低下を招くことなく、両フレームの起立作用姿勢をガタツキのない状態に位置決めでき、また格納姿勢での位置保持も行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために講じた本発明における作業機の技術手段は、次の点に構成上の特徴、及び作用効果がある。
〔解決手段1〕
本発明の技術手段の一つは、請求項1に記載したように、走行機体側に立設した左右一対の固定側フレームと、その左右の固定側フレームの上端部に連なる可動側フレームとから構成されているとともに、前記固定側フレームと可動側フレームとを接続する連結固定機構を備えた作業機の転倒保護フレームにおいて、
前記連結固定機構は、前記固定側フレームに対して可動側フレームを横向き軸芯周りに揺動自在に枢支連結して、固定側フレームに対して可動側フレームを延長方向に起立させた起立作用姿勢と後方下方側へ折り畳んだ格納姿勢との夫々に姿勢変更自在に構成してあるとともに、
前記固定側フレームの上端部に固定されたブラケットを備え、そのブラケットは、上部が前記固定側フレームの上端よりも上方側へ突出するとともに、前記起立作用姿勢での可動側フレームの前向き面に対向する前向き片と、前記起立作用姿勢での可動側フレームの横側面に対向する横向き片とを備え、
前記横向き片に、前記起立作用姿勢での可動側フレームの後ろ向き面よりも後方に突出した突出部を備え、この突出部における前記固定側フレームの上端面と前記起立作用姿勢での可動側フレームの下端面との接合箇所の後方近傍に、前記可動側フレームを前記横向き軸芯周りで揺動自在に枢支する連結用軸体を設け、この連結用軸体よりも上側に位置する前記突出部の部分に連結ピン挿通用の姿勢規制孔を形成し、
前記起立作用姿勢では、前記可動側フレームの下端面と前記固定側フレームの上端面とが接当するとともに、前記可動側フレームの後ろ向き面に対して前記姿勢規制孔に挿通された連結ピンが後側から接当して、前記可動側フレームが前記前向き片と前記連結ピンとの間に挟まれた位置で固定され、前記格納姿勢では、前記固定側フレームの上端面から離れた前記可動側フレームの下端面に前記姿勢規制孔に挿通された連結ピンが上側から接当して前記可動側フレームの起立作用姿勢側への姿勢変更が規制されるように構成したことである。
〔解決手段1にかかる発明の作用及び効果〕
連結固定機構では、固定側フレームや可動側フレームに連結用のピン孔などを形成せず、可動側フレームの外周面に接当する部材を用いて可動側フレームの起立作用姿勢を固定するものであるから、その可動側フレーム自体の強度低下を回避することができる。また、可動側フレームの格納姿勢も、可動側フレームの下端面に接当する連結ピンを用いて固定されるので、格納姿勢を固定するためのピン孔などを可動フレームに形成する必要はなく、同様に可動側フレーム自体の強度低下を回避することができる。
そして、可動側フレームの起立作用姿勢を可動側フレームの外周面に接当する部材を用いて可動側フレームを固定するように構成することで、可動側フレームは固定側フレームに対して揺動自在に枢支連結される横向き軸と、可動側フレームの外周面に対して接当により規制する部材との2箇所を基準にして位置決めされる。この2箇所のうち、枢支連結用の横向き軸とその軸孔との嵌合部分では、嵌合をスムーズにする程度の融通が生じることは避け得ないが、可動側フレームの外周面に接当する部材による位置決め箇所では、無用な融通なしに可動側フレームの起立姿勢を規制することが可能となる。そのうえ接当による位置決めでは、その接当に対する反力を受ける側でも接当箇所が存在し、双方の接当箇所で挟み込むように支持することでガタツキを抑制した姿勢規制が可能となる利点がある。
また、前記格納姿勢では、可動側フレームを前記枢支連結用の横向き軸心周りで折り畳み姿勢としたとき、その横向き軸心に近い位置であるところの、可動側フレームの下端面に接当するように、姿勢規制のための連結ピンを用いて可動側フレームを固定することができるので、可動側フレームを貫通するピンで格納姿勢を規制する構造を採用した場合に比べて、姿勢規制のための部材を枢支軸心により近づけた状態での姿勢規制が可能となる。したがって、その姿勢規制のための部材を枢支軸心により近づけた状態となるように位置設定して、固定側フレームと可動側フレームとを接続する連結固定機構のコンパクト化を図ることができる利点がある。
〔解決手段2〕
本発明の技術手段の一つは、請求項2に記載したように、前記横向き片の前記突出部は、前記連結用軸体が設けられた箇所よりも上側の上部が前記連結用軸体が設けられた箇所よりも下側の下部よりも後方側へ突出した形状に形成されていて、その後方側へ突出した突出部の部分に前記姿勢規制孔を形成してあることである。
以下に本発明の実施の形態の一例を図面の記載に基づいて説明する。
〔作業機の全体構成〕
図1に示すように、前輪11および後輪12を備えた機体フレーム10の前部にエンジン13を搭載し、後部に運転座席14と後輪駆動用伝動ケース15、および耕耘装置などの作業機を取付けるためのリフトアーム16を装備した走行機体1に、搭乗運転者に対する門型の転倒保護フレーム2を車体後部から立設して、作業機の一例である農用トラクタを構成してある。
〔転倒保護フレームの構成〕
転倒保護フレーム2は、機体フレーム10側に固定された固定側フレーム20とその固定側フレーム20の上端側に連結される可動側フレーム21と、これらの固定側フレーム20と可動側フレーム21とを、起立作用姿勢と格納姿勢とに切換え可能な状態で連結する連結固定機構3とから構成されている。
前記固定側フレーム20は、下端側が機体フレーム10に連結固定され、上端側が後輪フェンダー17よりも高く、運転座席14の上端よりも少し高い程度に高さ設定され、可動側フレーム21は、その下端面21aが前記固定側フレーム20の上端面20aに対向する状態で、固定側フレーム20の延長方向に立設され、前後方向視で全体がアーチ状に形成されている。
〔連結固定機構の構成〕
連結固定機構3は、図2,図3に示すように、固定側フレーム20の上端部に溶接固定された水平断面がU字状の挟持用ブラケット30と、可動側フレーム21に溶接固定された筒状の枢支軸受け部31と、その枢支軸受け部31に挿通される連結用軸体32と、前記挟持用ブラケット30を貫通する連結ピン33とで構成されている。
前記挟持用ブラケット30は、図3に示すように、断面矩形状の可動側フレーム21の左右両側を抱き込むように、相対向する左右一対の横向き片30Aと、その左右の横向き片30A同士を連結する位置の前向き片30Bとで断面U字状に形成されている。
そして、前記前向き片30Bの上端側の内面が前記可動フレーム21の外周面の前向き面21bと対向し、可動側フレーム21が起立作用姿勢でその前向き面21bが挟持ブラケット30の前記前向き片30Bの内面に接当するように位置設定して、前記固定側フレーム20の上端近くに溶接固定されている。
このとき、固定側フレーム20に固定された挟持用ブラケット30対して、可動側フレーム20の下端が連結用軸体32の軸心まわりで回転する際の干渉をさけるため、挟持用ブラケット30の前記前向き片30Bの内面と可動側フレーム21の前向き面21bとの間には、角度θを設けて間隔を形成している。
挟持用ブラケット30には、前記連結用軸体32を挿通するための軸孔34の他に、可動側フレーム21の起立作用姿勢で、その可動側フレーム21の外周面に連結ピン33が接触するように位置設定した起立姿勢規制孔35と、前記可動側フレーム21の格納姿勢で、その可動側フレーム21の下端面21aに連結ピン33が接触するように位置設定した格納姿勢規制孔36とを形成している。
このように連結ピン33とその挿通対象のピン孔である起立姿勢規制孔35および格納姿勢規制孔36とを設けているので、可動フレーム21を起立作用姿勢で固定するときは、連結ピン33を起立姿勢規制孔35に挿入して、可動フレーム21の外周面のうちの後ろ向き面21cに当て付けるようにする。このとき、可動フレーム21の前向き面21bは挟持ブラケット30の前向き片30Bの内面に接当し、下端面21aは固定側フレーム30aの上端面20aに接当しているのが理想的であるが、製作誤差などによってこれらの内の何れか一方のみが接当する状態であってもよい。
つまり、可動側フレーム21は、左右を前記挟持用ブラケット30の相対向する横向き片30Aで挟持されるとともに、前記連結ピン33と後ろ向き面21cとの接当と、前向き面21bと挟持ブラケット30の前向き片30Bの内面との接当によって、もしくは、前記連結ピン33と後ろ向き面21cとの接当と、下端面21aと固定側フレーム20の上端面20aとの接当によって、その起立姿勢が保たれるように構成されている。
前記横向き片30Aは、起立作用姿勢での可動側フレーム21の後ろ向き面21cよりも後方に突出した突出部30Cを備え、この突出部30Cにおける前記固定側フレーム20の上端面20aと起立作用姿勢での可動側フレーム21の下端面21aとの接合箇所の後方近傍に、前記可動側フレーム21を枢支する連結用軸体32が設けられている。さらに前記突出部30Cは、連結用軸体32が設けられた箇所よりも下側の下部よりも、前記連結用軸体32が設けられた箇所よりも上側の上部が後方側へ突出した形状に形成されていて、前記起立姿勢規制孔35及び格納姿勢規制孔36は、前記後方側へ突出した突出部30Cの部分に形成されている。
尚、図中の符号37は、格納姿勢の可動側フレーム21の外周面に接触してその揺れ動きを規制するためのストッパー部材であり、ゴム、または合成樹脂材などの弾性材で構成されている。
〔その他〕
図4〜図6は、駐車ブレーキの操作機構4とその解除操作機構5を示す。
図4に示すように、図外の駐車ブレーキを操作する操作アーム40が、ステアリングコラム18の横側部に設けられた駐車ブレーキペダル41と一体に形成され、駐車ブレーキペダル41のステム部の途中に設けた係合片42に対して係脱自在に構成されたロック部材43によって駐車ブレーキ操作機構4が構成されている。
前記ロック部材は、操作ロッド50を介してロック解除レバー51に連結され、ステアリングコラム18の上部近くに設けたロック解除レバー51を、ロック操作解除側(上方側)へ付勢する上昇付勢バネ52によって常時ロック操作解除側に付勢されている。
ロック解除操作機構5は、上記のロック解除レバー51、操作ロッド50、および上昇付勢バネ52によって構成されており、駐車ブレーキペダル41を踏み込んだ状態でロック解除レバー51を押し下げることによって、前記ロック部材43と係合片42とを係合させ、駐車ブレーキペダル41を踏み込み状態に維持して駐車ブレーキ操作状態とするように構成してある。
駐車ブレーキの解除操作は、駐車ブレーキペダル41を少し踏み込むことで、係合片42をロック部材43の爪から外し、そのまま駐車ブレーキペダル41から足を離すと上昇付勢バネ52の付勢力でロック解除状態に操作されるように構成されている。
上記ロック解除レバー51は、ステアリングポスト支持部材19に固定された固定支持軸53の周りで揺動操作自在に枢着され、前記上昇付勢バネ52でロック解除レバー51と操作ロッド50とのなす角度を大きくする方向に付勢力を与えられている。このとき、ロック解除レバー51の上昇方向への限界位置を決めるにあたり、次のように構成している。
すなわち、ロック解除レバー51の枢支軸である前記固定支持軸53に、板状のロック解除レバー51の左右両側で、その固定支持軸53の軸線に沿う方向での移動を規制する突起部53aを一体形成し、前記ロック解除レバー51には、図4および図6に示すように、ロック解除レバー51のロック操作位置aでは前記突起部53aから離れ、自由状態、すなわち解除操作位置bでは前記突起部53aに接当して、それ以上のロック解除レバー51の揺動を規制する当たり部51aを設けてある。
そして、この当たり部51aが前記突起部53aに接当した状態がロック解除レバー51の上昇方向への操作限界であり、このとき、ステアリングコラム18に形成されたレバー孔18aの上端縁とロック解除レバー51との間には、両者が衝突することを回避し得る間隙cが生じるように構成されている。
図5および図6に示すように、前記固定支持軸53に形成される前記突起部53aは、ロック解除レバー51の位置決めを行うための摘み加工によって固定支持軸53の周方向2箇所に生じたものであり、前記当たり部51aはその突起部53aに接当するように、前記固定支持軸53の周方向および軸線方向の位置を定めてロック解除レバー51の左右両面に形成してある。
〔別実施形態の1〕
上述の実施形態では、固定側フレーム20を一本の棒材で構成したものを示したが、固定側フレーム20は下部フレームとその上端に連なる中間フレームとの組み合わせで構成されていて、中間で腰折れ自在に構成されたものでもよい。
トラクタの側面図 転倒保護フレームの側面図 転倒保護フレームの断面図 駐車ブレーキのロック操作機構および解除機構を示す側面図 駐車ブレーキのロック解除機構を示す平面図 駐車ブレーキのロック解除機構を示す側面図
1 走行機体
2 転倒保護フレーム
3 連結固定機構
20 固定側フレーム
20a 上端面
21 可動側フレーム
21a 下端面
21b 前向き面
21c 後ろ向き面
30 ブラケット
30A 横向き片
30B 前向き片
30C 突出部
31 枢支軸受け部
32 連結用軸体
33 連結ピン
34 軸孔
35 姿勢規制孔
36 姿勢規制孔

Claims (2)

  1. 走行機体側に立設した左右一対の固定側フレームと、その左右の固定側フレームの上端部に連なる可動側フレームとから構成されているとともに、前記固定側フレームと可動側フレームとを接続する連結固定機構を備えた作業機の転倒保護フレームであって、
    前記連結固定機構は、前記固定側フレームに対して可動側フレームを横向き軸芯周りに揺動自在に枢支連結して、固定側フレームに対して可動側フレームを延長方向に起立させた起立作用姿勢と後方下方側へ折り畳んだ格納姿勢との夫々に姿勢変更自在に構成してあるとともに、
    前記固定側フレームの上端部に固定されたブラケットを備え、そのブラケットは、上部が前記固定側フレームの上端よりも上方側へ突出するとともに、前記起立作用姿勢での可動側フレームの前向き面に対向する前向き片と、前記起立作用姿勢での可動側フレームの横側面に対向する横向き片とを備え、
    前記横向き片に、前記起立作用姿勢での可動側フレームの後ろ向き面よりも後方に突出した突出部を備え、この突出部における前記固定側フレームの上端面と前記起立作用姿勢での可動側フレームの下端面との接合箇所の後方近傍に、前記可動側フレームを前記横向き軸芯周りで揺動自在に枢支する連結用軸体を設け、この連結用軸体よりも上側に位置する前記突出部の部分に連結ピン挿通用の姿勢規制孔を形成し、
    前記起立作用姿勢では、前記可動側フレームの下端面と前記固定側フレームの上端面とが接当するとともに、前記可動側フレームの後ろ向き面に対して前記姿勢規制孔に挿通された連結ピンが後側から接当して、前記可動側フレームが前記前向き片と前記連結ピンとの間に挟まれた位置で固定され、前記格納姿勢では、前記固定側フレームの上端面から離れた前記可動側フレームの下端面に前記姿勢規制孔に挿通された連結ピンが上側から接当して前記可動側フレームの起立作用姿勢側への姿勢変更が規制されるように構成してある作業機の転倒保護フレーム。
  2. 前記横向き片の前記突出部は、前記連結用軸体が設けられた箇所よりも上側の上部が前記連結用軸体が設けられた箇所よりも下側の下部よりも後方側へ突出した形状に形成されていて、その後方側へ突出した突出部の部分に前記姿勢規制孔を形成してある請求項1記載の作業機の転倒保護フレーム。
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