JP4842100B2 - 分散予等化光送信器および光通信システム - Google Patents

分散予等化光送信器および光通信システム Download PDF

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Description

この発明は分散予等化光送信器および光通信システムに関する。
長距離光通信システムにおいて、システムの低コスト化ならびに伝送レート上昇によるシステムアップグレートを容易に行うためには伝送路の有する波長分散をより効率的に補償する技術が重要となる。たとえば、分散補償ファイバおよびその損失補償に使用する光増幅器を削減することでシステムの低コスト化を図ることが可能である。また、伝送レートや変調フォーマットに応じて波長分散耐力は異なるが、いずれの伝送方式においても分散補償ファイバを使用しない、もしくは、少数の種別の分散補償ファイバのみ使用することで、伝送レートや変調フォーマットによらない伝送路構成をとることが可能となり、結果として既存システムのアップグレードや複数変調方式混在のシステム実現が容易となる。
以上の効果を得るための1つの方策として、10Gb/sに対して20000〜40000ps/nmといった非常に大きな分散予等化を行う方式として、伝送路の有する波長分散に対して、絶対値は同じで符号が逆の波長分散の効果をあらかじめ付加した光信号を送信する分散予等化送信の方式が活発に研究され始めている(例えば、非特許文献1及び2参照。)。
図8は、この種の従来の分散予等化光送信器の構成を示したブロック図である。図8に示すように、従来の分散予等化光送信器には、光源10と、光源10と光ファイバ伝送路15との間に接続された光変調手段20とが設けられている。さらに、光変調手段20に接続された、光位相制御手段16および分散予等化データ生成手段17が設けられている。また、分散予等化データ生成手段17には、等化パラメータ設定手段19が接続されている。
また、光変調手段20内には、光源10に接続され、光源10からの光を分波する光分波手段11と、光分波手段11に対して並列に接続され、2つに分波された光がそれぞれ入力される2つのマッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12a,12bとが設けられている。さらに、一方のマッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12bに接続された光位相調整部13が設けられている。この光位相調整部13には、上述した光位相制御手段16からの制御信号が入力され、当該制御信号に従って、2つのマッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12a,12bによって生成された光電界の相対位相差を制御する(π/2位相シフトを行う)。また、光変調手段20内には、マッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12a及び光位相調整部13に接続された光合波手段14が設けられている。光合波手段14は、他端が光ファイバ伝送路15に接続されている。
また、分散予等化データ生成手段17内には、外部から送信元データが入力されるとともに、等化パラメータ設定手段19から等化パラメータが入力される分散逆関数演算手段30が設けられている。分散逆関数演算手段30には、2つの変調器逆関数演算手段31a,31bが並列に接続されている。また、これらの変調器逆関数演算手段31a,31bに、それぞれ順次、直列に接続されたD/Aコンバータ32a,32b、および、増幅器33a,33bがさらに設けられている。なお、増幅器33aからの出力は、光変調手段20のマッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12bに入力され、増幅器33bからの出力は、光変調手段20のマッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12aに入力される。
図8に沿って以下、従来の分散予等化光送信器の動作について説明を行う。従来例では、送信元データ系列に対して、伝送路の波長分散の逆関数演算および光変調器伝達関数の逆関数演算を分散逆関数演算手段30にて行い、得られる2系列のデータ(I−チャンネル、Q−チャンネル)を用いてI/Q変調器を駆動することで、分散予等化を行った光信号を送出する。この際、伝送路の波長分散の逆関数演算としては、伝送路の波長分散と絶対値は同じで符号が逆の波長分散の伝達関数と送信データ系列の掛け合わせ演算、もしくは、同伝達関数から求まるインパルス応答と送信元データ系列との畳み込み演算(すなわち、伝送路波長分散の伝達関数の実部と虚部の逆関数と入力される送信元の2系列のデータとの畳み込み演算)によって複素データ列を得る方法が一般的である。この際、演算に供する伝達関数またはインパルス応答は予等化量によって異なるため、等化パラメータ設定手段19の保持する関連データを予等化量に応じて分散逆関数演算手段30に再設定する。また、一般的に、電気・光変換の応答特性は線形ではないため、理想的な光信号を生成するためには、通常、電気・光変換の応答特性を補正する演算を行うための変調器逆関数演算手段31a,31bが追加されている。さらに、上記の各演算をディジタル演算処理によって実施する場合、D/Aコンバータ32a,32bと増幅器33a,33bを通して光変調器の駆動用アナログ信号を得る。
光のI/Q変調は、例えば、図8に示す構成のネスト型光変調器(光変調手段20)にて、各マッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12a,12bをそれぞれI−チャンネル、Q−チャンネルで駆動することで行う(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に示された変調器は、差動4位相偏移変調(DQPSK:Differential Quadrature Phase Shift Keying、以下、DQPSKとする。)に使用するネスト型光変調器である。当該変調器は、光位相制御手段16の制御に従い、光位相調整部13でπ/2位相シフトを行うことで、I/Qの2系列のデータから、I−チャンネルでの変調光信号とQ−チャンネルでの変調光信号が図8に示すような直交関係にある複素光電界を生成することが可能であるため、分散予等化送信用の光変調器としても使用可能である。このようにして、得られた互いに直交関係となる2つの光電界を、光合波手段14により合波させて、光ファイバ伝送路15に対して出力する。
特表2004−516743号公報 D. McGhan, et al., "5120-km RZ-DPSK Transmission Over G.652 Fiber at 10Gb/s Without Optical Dispersion Compensation", IEEE Photon. Technol. Lett., vol. 18, no. 2, Jan. 15, 2006 P. J. Winzer, et al., "Electronic pre-distortion for advanced modulation formats", ECOC2005, Tu4.2.2, Glasgow, UK, Sep. 2005
ここで、伝送路の波長分散として正・負にまたがる分散補償が必要な場合を考える。例えば、既存の光通信システム網に対して分散予等化光送信器を適用する場合、既に導入されている分散補償ファイバなどの補償デバイスや敷設されている光ファイバ伝送路種別との兼ね合いで、必ずしも補償すべき残留分散の符号が正もしくは負と決まっていないことが想定される。
このように、正・負の伝送路波長分散に対して分散予等化を行う場合には、図8の従来構成のままでは、符号を含めて全ての分散値に対応するデータを投下パラメータ設定手段もしくは図示しない外部記憶素子に保持しておくことが必要となる。
上述のように、従来の分散予等化光送信器においては、正・負の分散予等化を行う場合には、分散予等化光送信器で保持しておくべきデータ量が増大してしまうという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、光位相調整の制御ポイントを予等化分散量の符号に応じて切り替えることで、多量のデータを保持しておかなくても、正・負の分散予等化を行うことが可能な分散予等化光送信器および光通信システムを得ることを目的としている。
この発明は、送信元データ系列が入力され、前記送信元データ系列対して、前記送信元データ系列が伝送される伝送路の波長分散の逆関数演算および光変調手段の伝達関数の逆関数演算を行い、それによって得られる2系列のデータを出力する分散予等化データ生成手段と、並列に設けられた2つのマッハツェンダー型光変調部と、前記マッハツェンダー型光変調部の一方に接続された光位相調整部とを備え、前記2つのマッハツェンダー型光変調部に、前記分散予等化データ生成手段からの2系列のデータがそれぞれ1つずつ入力されて、それらにより、前記2つのマッハツェンダー型光変調部のそれぞれが駆動され、前記2つのマッハツェンダー型光変調部は、光源から光分波手段を介して入力される分波光を変調して、互いに直交関係となる第一および第二の光電界をそれぞれ生成するとともに、前記光位相調整部は、設定された設定値により前記第一および第二の光電界の相対位相差を調整する光変調手段と、前記光変調手段による前記調整で用いられる前記相対位相差に対する設定値の切り替え制御を行い、それによって、分散予等化量の符号を可変する制御手段とを備えたことを特徴とする分散予等化光送信器である。
この発明は、送信元データ系列が入力され、前記送信元データ系列対して、前記送信元データ系列が伝送される伝送路の波長分散の逆関数演算および光変調手段の伝達関数の逆関数演算を行い、それによって得られる2系列のデータを出力する分散予等化データ生成手段と、並列に設けられた2つのマッハツェンダー型光変調部と、前記マッハツェンダー型光変調部の一方に接続された光位相調整部とを備え、前記2つのマッハツェンダー型光変調部に、前記分散予等化データ生成手段からの2系列のデータがそれぞれ1つずつ入力されて、それらにより、前記2つのマッハツェンダー型光変調部のそれぞれが駆動され、前記2つのマッハツェンダー型光変調部は、光源から光分波手段を介して入力される分波光を変調して、互いに直交関係となる第一および第二の光電界をそれぞれ生成するとともに、前記光位相調整部は、設定された設定値により前記第一および第二の光電界の相対位相差を調整する光変調手段と、前記光変調手段による前記調整で用いられる前記相対位相差に対する設定値の切り替え制御を行い、それによって、分散予等化量の符号を可変する制御手段とを備えたことを特徴とする分散予等化光送信器であるので、光位相調整の制御ポイントを予等化分散量の符号に応じて切り替えることで、多量のデータを保持しておかなくても、正・負の分散予等化を行うことが可能である。
以下、この発明に係る分散予等化光送信器および光通信システムの実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る分散予等化光送信器に関する構成図である。図1に示すように、本実施の形態1に係る分散予等化光送信器は、送信元データ系列が入力されて伝送路波長分散の逆関数演算を行い、それによって得られる2系列のデータを駆動信号として出力する分散予等化データ生成手段17と、光源10と光ファイバ伝送路15との間に接続され、分散予等化データ生成手段17から得られる2系列の出力データを駆動信号として用いて光源10から光分波手段11を介して入力される分波光から、互いに直交関係となる第一および第二の光電界を生成する光変調手段20とを有している。本実施の形態1に係る分散予等化光送信器は、これらの第一および第二の光電界の相対位相差を制御することで分散予等化量の符号を可変する。また、図1に示すように、分散予等化データ生成手段17に等化パラメータを入力する等化パラメータ設定手段19と、光変調手段20に制御信号を入力して光位相の設定を制御する光位相制御手段16と、光位相制御手段16と等化パラメータ設定手段19との間に接続された光位相設定切替手段18とが設けられている。
光変調手段20内には、光源10からの光が入力される光分波手段11と、光分波手段11に対して並列に接続されて分波光が入力されて第1および第2の光電界を生成する2つのマッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12a,12bとが設けられ、さらに、一方のマッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12bには、第1および第2の光電界の位相差を制御するための光位相調整部13が接続されている。この光位相調整部13には、上述した光位相制御手段16からの制御信号が入力される。なお、光変調手段20では、マッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12a及び光位相調整部13から出力される光電界は、光合波手段14により合波され、光ファイバ伝送路15に出力される。光変調手段20は、このように構成されたネスト型光変調器から構成されている。
次に、上記の通り構成される本実施の形態1の分散予等化光送信器の動作について説明する。図8の従来例と比較して、図1に示す本実施の形態1では、光位相設定切替手段18が設けられている点が異なり、光変調手段20および分散予等化データ生成手段17の構成および動作自体は図8と同一であるので、それらを参照することとし、ここでは、説明を省略する。光位相設定切替手段18では、光変調手段20の光位相調整部13の設定位相(I−チャンネル、Q−チャンネル間の相対位相差)を、例えばπ/2及び−π/2の2点で切り替えるよう、光位相制御手段16へ制御信号を送る。光位相制御手段16は、それにより、制御信号を出力して、光変調手段20の光位相調整部13における制御で用いられる設定位相(設定値)の値の切替制御を行って、設定位相の値を指定された方の値に設定させる。なお、LiNbO3光変調器として光変調手段20を構成する場合、光位相制御手段16は光位相調整部13に印加されるDCバイアスの制御を行うことが通例である。同様に、マッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12aおよび12bにおいてもDCバイアス制御を行うが、図1では記載を省略している。
以下で、図1の構成において、光位相設定切替手段18により、光位相制御手段16を介して、光位相調整部13の設定位相をπ/2から−π/2に設定変更する場合の動作について説明する。
分散予等化データ生成手段17により分散予等化処理を施された光電界をネスト型光変調器から構成された光変調手段20から出力する際、通常は出力光電界(複素電界)の実部、虚部をそれぞれのサブのマッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12a,12bにて生成する。各マッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12a,12bを駆動する電気データは、例えば、図8の分散予等化データ生成手段17に記載の構成によって、元のデータ系列に対して伝送路波長分散の逆伝達関数との畳み込み演算によって得る。ここで、送信元データをd(t)とし、伝送路波長分散の逆伝達関数の時間軸表現をh(t)とすると、下式(1)に示す演算によって所望とする複素電界に相当する電気信号を得ることができる。理想的な光変調器として駆動電気信号に比例した出力光電界が得られる場合には、式(1)の第一項をネスト型変調器のI−チャンネル用光変調部(光変調手段20のマッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12a)、第二項をQ−チャンネル用光変調部(光変調手段20のマッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12b)で得られる光電界とみなしてお互いの位相差をπ/2として合波すればよいことがわかる。尚、現実には光変調器の電気光変換時の応答特性の補正など追加演算が必要であるが、本説明では省略する。
Figure 0004842100
ここに、実部(I−チャンネル駆動信号)と虚部(Q−チャンネル駆動信号)の合波時の位相差を−π/2とした場合、式(1)は下式(2)となり、出力として得られる複素光電界は、元データ系列に対して、伝送路波長分散の逆伝達関数の複素共役と畳み込み演算した結果が得られることになる。
Figure 0004842100
ここで、伝送路波長分散の伝達関数の時間軸表現h(t)、周波数軸表現H(ω)はお互いにフーリエ変換の関係にあり、それぞれ、下記の式(3)および式(4)として表される。
Figure 0004842100
ここに、Lは光ファイバの伝播距離、βは光ファイバの波長分散Dに関連する2次の伝搬定数である。なお、β[ps/km]と波長分散D[ps/nm/km]の間には、下式(5)の関係がある。なお、ここに、λは伝送路波長、cは光速度である。
Figure 0004842100
式(4)で示されるとおり、周波数軸表現H(ω)がωの偶関数として表現できるため、時間軸表現h(t)の複素共役{h(t)}および周波数軸表現H(ω)の複素共役{H(ω)}は、それぞれ、下記の式(6)および式(7)として表され、符号を反転させた伝送路波長分散に相当する伝達関数の時間軸表現および周波数軸表現と等価となる。
Figure 0004842100
したがって、ネスト型光変調器の光位相調整部でのπ/2位相シフトを−π/2に変更すると、各サブのマッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12a,12bの駆動電気信号が同じ状態であっても、分散予等化量の符号が反転することになる。
以上のように、本実施の形態1においては、光位相調整部13の設定をπ/2、−π/2と切り替えることで、他の設定を変えることなく、絶対値が同一で分散値の符号が異なる伝送路波長分散に対応した分散予等化光送信器を得ることができる。これにより、従来必要とされていたような多量のデータを保持しておかなくても、正・負の分散予等化を行うことが可能である。
このとき、等化パラメータ設定手段19は、例えば、正の分散値の補償に必要なデータのみを保持していれば良く、正・負の分散値に対応する個別データを全て保持するのに比べて概略1/2のデータ量で必要な分散予等化動作を行うことが可能となる。
また、分散予等化光送信器での分散予等化量を可変させたい場合には、個別データとしては分散予等化量の絶対値に対応するデータのみを保持し、必要な予等化量に応じて絶対値に対応する予等化の演算データの設定と光位相の設定を連動して行うことで、正・負の任意の値の分散予等化が実現可能であることはいうまでもない。
実施の形態2.
図2は、この発明の本実施の形態2の分散予等化光送信器に関する構成図である。図2は、図1の分散予等化光送信器をDQPSK変調に対応させたものであり、図1の構成と図2の構成との違いは、図2において、2系列の送信元データを切り替えるデータ切替手段21と、2系列のデータからDQPSK変調用データ系列を生成するDQPSK符号化手段22と、データ切替手段21による切替処理の制御を行うデータ切替制御手段23とが追加された点である。他の構成については、図1の構成と同じであるため、ここでは説明を省略する。なお、本実施の形態においては、図2に示すように、分散予等化データ生成17と、DQPSK符号化手段22と、データ切替手段21とが、送信データ生成手段を構成している。
次に、上記の通り構成される本実施の形態2の分散予等化光送信器の動作について説明する。図1の構成で示される実施の形態1と比較して、光変調手段20、分散予等化データ生成手段17、および、光位相制御手段16の動作は同一である。尚、分散予等化データ生成手段17の内部構成としては、DQPSK符号化手段22の出力2系列信号に対して、それぞれ複素演算を行うことで、分散予等化データ生成を実現可能である。
以下で、図2の動作原理を説明するにあたり、まず、DQPSK用符号化手段入力となる送信元データの2系列のトリビュータリと光位相の関係を説明する。
図2に代表されるネスト型光変調器(光変調手段20)において分散予等化量がゼロとした場合、通常のDQPSK光送信器(例えば、特表2004−516743号公報)と同じ構成とみなすことができる。ここに、2系列の入力データに対するDQPSK符号化演算は、下記の式(8),式(9)の論理式で表現できる(例えば、Y. Konishi, et al., “Electrical domain compensation of optical dispersion”, OFC/NFOEC2006, OThR3, Anaheim, CA, Mar. 2006 参照。)。
Figure 0004842100
ここに、(b、b)は元になる送信の2系列データであり、(d、 d)はDQPSK用の符号化後の2系列データ(I−チャンネル、Q−チャンネル)で光変調手段20の駆動信号データとなるものである。ここで、式(8)において、bとbを入れ替えた場合、下式(10)が得られる。式(9)、式(10)との比較より、bとbを入れ替えた場合の論理式はdとdを入れ替えた式と等価であることがわかる。
Figure 0004842100
ここで、ネスト型光変調器の出力光電界を考えた場合、出力光信号の基本の座標軸を図3(a)に記載のものであると仮定すると(Q軸がI軸に対してπ/2位相が進む状態)、b、bデータの入れ替えによって生じるd、d信号を用いて光変調を施した結果得られる出力光電界は、本来の軸に対してdとdが反転していることから、図3(b)で示される座標変換を行った場合と同等となり、I軸がQ軸に対してπ/2位相が進んだ状態となっている。これは、ネスト型光変調器(光変調手段20)の光位相調整部13でπ/2位相シフトを行うところを、−π/2位相シフトさせたことと等価である。このように、DQPSK変調に係わる元の2系列データを入れ替える、もしくは、マッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12a,12bの駆動信号を入れ替えてI軸、Q軸自体を入れ替える、もしくは、ネスト型光変調器(光変調手段20)の光位相調整部13での位相シフト量をπ/2から−π/2に変化させる動作は互いに等価であることがわかる。したがって、ネスト型光変調器(光変調手段20)の光位相調整部13でのπ/2シフトを−π/2シフトと変更すると、各サブのマッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12a,12bの駆動電気信号が同じ状態であっても、受信時の2系列データ信号の組み合わせが(b、b)から(b、b)へと入れ替わることになる。
次に、図2で分散予等化を行う場合を考えると、図1と同様に、光位相調整部13の設定をπ/2から−π/2へ変更することは予等化分散量の符号を反転させる効果も発生する。図2の構成においては、光位相調整部13の設定を光位相設定切替手段18にて切り替えるとともに、2系列のデータをデータ切替制御手段23およびデータ切替手段21にて連動して切り替えることで、DQPSK変調を用いた場合においても送信時の2系列のトリビュータリを変更することなく分散予等化量の符号を反転可能となる。
例えば、(トリビュータリ:通常)+(光位相:+π/2)の状態で正の波長分散値に対する分散予等化を行っていた状態に対して、(トリビュータリ:反転)+(光位相:−π/2)の切替を行うことで、DQPSK符号化手段22および分散予等化データ生成手段17での各演算内容を変更することなく、2系列データのトリビュータリの関係は保持したまま分散予等化量の符号のみを反転させることができる(同様に、その逆で、分散予等化量の符号の変動がないまま、トリビュータリのみを反転させることができる。)。これにより、正・負の分散値に対する分散予等化を各分散値の符号毎の演算を行うことなく、また、受信側でのトリビュータリの反転を生じることなく、データ切替制御手段23および光位相設定切替手段18の制御のみで実現可能となる。以上のように、本実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、光位相調整部13の設定をπ/2および−π/2の2点に切り替えることで、他の設定を変えることなく、絶対値が同一で分散値の符号が異なる伝送路波長分散に対応した分散予等化光送信器を得ることができる。これにより、従来必要とされていたような多量のデータを保持しておかなくても、正・負の分散予等化を行うことが可能である。
また、図2では2系列データの切替をDQPSK符号化手段22の前段にて行う構成の説明を行ったが、2系列データの切替は最終的なマッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調部12a,12bの駆動信号のI−チャンネル、Q−チャンネルの切替に相当すると考えると、例えば、図4に示すように、DQPSK符号化手段22と分散予等化データ生成手段17との段間にてデータ切替手段21によるデータ切替を行ってもよく、あるいは、図5に示すように、分散予等化データ生成手段17の後段にてデータ切替手段17によるデータ切替を行ってもよいことはいうまでもない。さらに、試験調整などの目的で、図2のトリビュータリの切替と光位相設定の切替を独立に行うことで、任意の送信光電界を生成できることはいうまでもない。
なお、光位相制御手段16は、光位相設定切替手段18からの切替信号により、2つのマッハツェンダー(MZ:Mach−Zehnder)型光変調器12a,12bから出力されるそれぞれの光電界の相対位相差のシフト量を、mπ±(π/2)(ここで、mは整数)のいずれかに設定して、光位相設定切替手段18での設定をデータ切替制御手段23の設定と連動させて行ってもよく、あるいは、独立に行ってもよいものとする。
また、データ切替制御手段23による切替と光位相調整部13における設定とを受信端からの信号を元にして切り替えるようにしてもよい。
実施の形態3.
図6は本実施の形態3の分散予等化光送信器の構成図である。図6において、40a,40bは分散予等化光送信器、41a,41bは光受信器、42a,42bは光送受信装置、43は制御用回線、15a,15bは光ファイバ伝送路を示す。
上記の通り構成される本実施の形態3の分散予等化光送信器の動作を説明する。図6の分散予等化光送信器40a,40bは、図1〜図4で示される分散予等化光送信器における、光変調手段20、送信データ生成手段24、光位相制御手段16、光位相設定切替手段18、データ切替制御手段23などを含む光送信部である。図7は、例えば、DQPSK用受信回路を含む光受信器41a,41bの構成の一例を示した図である。図7において、50a,50bは1ビット遅延干渉計、51a,51bは差動受光器、52はデータ識別手段である。
図7に示す光受信回路は、例えば特表2004−516743号公報で開示されているDQPSK用光受信器と同様の動作を行う。ただし、一般的には、データ識別手段52の出力が2系列のいずれであるかは、1bit遅延干渉計50a,50bの設定位相(図7の±π/4位相シフトの設定)、もしくは、上述の送信時のI−チャンネルとQ−チャンネルの相対位相などによって変化するため、受信回路単体としては不定となる。したがって、受信側にてデータ切替手段21により2系列のデータのトリビュータリ切替を行う機能が必要である。
ここで、図6において分散予等化光送信器から送信された光信号に対して、光受信器にて識別後データのトリビュータリ切替および1ビット遅延干渉計50a,50bでの位相調整によるトリビュータリ切替により2系列データの全組み合わせを試した後にも(b、b)の2系列が確定しない場合を想定する。この場合、受信の組み合わせのみでは、トリビュータリが決まらない要因として、例えば、送信の光位相の設定間違いによりトリビュータリは正しいが分散予等化量の符号が反転して光ファイバ伝送後の光波形自体が大きく劣化していることが考えられる。このような場合、受信側から制御用回線43を通じて送信端に光位相設定切替手段18およびデータ切替制御手段23の各設定を変更する指示を出し、送信側でのトリビュータリ設定と分散予等化符号の組み合わせを試行することで、分散予等化を行う場合においても、より確実に送受信間の光信号通信を確立することができる。
また、伝送路の波長分散に対して最適量の分散予等化を行う目的で、送信側での分散予等化量を可変させながら、受信信号品質を最適状態になるまで探索する場合においても、制御用回線43により受信の信号品質状態を送信側にフィードバックすることで、光通信システムとして最適な送受信器設定を施すことが可能となる。
なお、分散予等化量を可変する場合においても、上述での説明のとおり、正・負の分散予等化量に対応するパラメータを全て保持しておく必要がないため、少ない保持データ量でより広い範囲の分散予等化量の探索が可能となる。
以上説明した実施の形態1〜3に係る分散予等化送信器を用いた光通信システムを構築すれば、光位相調整の制御ポイントを予等化分散量の符号に応じて切り替えることで、多量のデータを保持しておかなくても、正・負の分散予等化を行うことが可能であるという効果が得られることは言うまでもない。
この発明の実施の形態1に係る分散予等化光送信器の構成を示した構成図である。 この発明の実施の形態2に係る分散予等化光送信器の構成を示した構成図である。 この発明の実施の形態2に係る分散予等化光送信器の動作説明図である。 この発明の実施の形態2に係る分散予等化光送信器の構成における変形例である。 この発明の実施の形態2に係る分散予等化光送信器の構成における変形例である。 この発明の実施の形態3に係る分散予等化光送信器の構成を示した構成図である。 この発明の実施の形態3でのDQPSK用光受信器の構成の一例を示した構成図である。 従来の分散予等化光送信器の構成を示した構成図である。
符号の説明
10 光源、11 光分波手段、12a,12b MZ型光変調部、13 光位相調整部、14 光合波手段、15,15a,15b 光ファイバ伝送路、16 光位相制御手段、17 分散予等化データ生成手段、18 光位相設定切替手段、19 等化パラメータ設定手段、20 光変調手段、21 データ切替手段、22 DQPSK符号化手段、23 データ切替制御手段、24 送信データ生成手段、30 分散逆関数演算手段、31a,31b 変調器逆関数演算手段、32a,32b D/Aコンバータ、33a,33b 増幅器、40a,40b 分散予等化光送信器、41a,41b 光受信器、42a,42b 光送受信装置、43 制御用回線、50a,50b 1ビット遅延干渉計、51a,51b 差動受光器、52 データ識別手段。

Claims (13)

  1. 送信元データ系列が入力され、前記送信元データ系列対して、前記送信元データ系列が伝送される伝送路の波長分散の逆関数演算および光変調手段の伝達関数の逆関数演算を行い、それによって得られる2系列のデータを出力する分散予等化データ生成手段と、
    並列に設けられた2つのマッハツェンダー型光変調部と、前記マッハツェンダー型光変調部の一方に接続された光位相調整部とを備え、前記2つのマッハツェンダー型光変調部に、前記分散予等化データ生成手段からの2系列のデータがそれぞれ1つずつ入力されて、それらにより、前記2つのマッハツェンダー型光変調部のそれぞれが駆動され、前記2つのマッハツェンダー型光変調部は、光源から光分波手段を介して入力される分波光を変調して、互いに直交関係となる第一および第二の光電界をそれぞれ生成するとともに、前記光位相調整部は、設定された設定値により前記第一および第二の光電界の相対位相差を調整する光変調手段と、
    前記光変調手段による前記調整で用いられる前記相対位相差に対する設定値の切り替え制御を行い、それによって、分散予等化量の符号を可変する制御手段と
    を備えたことを特徴とする分散予等化光送信器。
  2. 前記送信元データ系列は2系列のデータから構成されており、
    前記2系列のデータからDQPSK変調用のデータ系列を生成する符号化手段を前記分散予等化データ生成手段の前段に備え、
    前記符号化手段による符号化演算によりトリビュータリ切替を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の分散予等化光送信器。
  3. 前記符号化手段による前記トリビュータリ切替と前記制御手段による前記第一および第二の光電界の相対位相差の切替とを、トリビュータリの変動がなく且つ分散予等化量の符号が反転するように制御して行うことを特徴とする請求項2に記載の分散予等化光送信器。
  4. 前記符号化手段による前記トリビュータリ切替と前記制御手段による前記第一および第二の光電界の相対位相差の切替とを、分散予等化量の符号の変動がなく且つトリビュータリが反転するように制御して行うことを特徴とする請求項2に記載の分散予等化光送信器。
  5. 前記分散予等化データ生成手段から出力される前記2系列のデータを切り替えるデータ切替手段と、
    前記データ切替手段による切替を制御するデータ切替制御手段と
    をさらに備え、
    前記光変調手段は、前記2つのマッハツェンダー型光変調部と前記光位相調整部とを有するネスト型光変調器から構成され、
    前記制御手段は、前記光位相調整部の前記設定値を切り替えるための切替信号を出力する光位相設定切替手段と、前記光位相設定切替手段からの切替信号に従って前記光位相調整部のシフト量の切替を行う光位相制御手段とを有し、
    前記データ切替手段は、前記符号化手段の前段に配置され、前記符号化手段に入力される前記2系列のデータを切り替える
    ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の分散予等化光送信器。
  6. 前記分散予等化データ生成手段から出力される前記2系列のデータを切り替えるデータ切替手段と、
    前記データ切替手段による切替を制御するデータ切替制御手段と
    をさらに備え、
    前記光変調手段は、前記2つのマッハツェンダー型光変調部と前記光位相調整部とを有するネスト型光変調器から構成され、
    前記制御手段は、前記光位相調整部の前記設定値を切り替えるための切替信号を出力する光位相設定切替手段と、前記光位相設定切替手段からの切替信号に従って前記光位相調整部のシフト量の切替を行う光位相制御手段とを有し、
    前記データ切替手段は、前記符号化手段の後段で且つ前記分散予等化データ生成手段の前段に配置され、前記符号化手段から出力される前記DQPSK変調用のデータ系列を切り替えることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の分散予等化光送信器。
  7. 前記分散予等化データ生成手段から出力される前記2系列のデータを切り替えるデータ切替手段と、
    前記データ切替手段による切替を制御するデータ切替制御手段と
    をさらに備え、
    前記光変調手段は、前記2つのマッハツェンダー型光変調部と前記光位相調整部とを有するネスト型光変調器から構成され、
    前記制御手段は、前記光位相調整部の前記設定値を切り替えるための切替信号を出力する光位相設定切替手段と、前記光位相設定切替手段からの切替信号に従って前記光位相調整部のシフト量の切替を行う光位相制御手段とを有し、
    前記データ切替手段は、前記分散予等化データ生成手段の後段に配置され、前記分散予等化データ生成手段から出力される前記光変調手段への前記駆動信号を切り替える
    ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の分散予等化光送信器。
  8. 前記光位相制御手段は、前記光位相設定切替手段からの前記切替信号により、前記2つのマッハツェンダー型光変調器から出力されるそれぞれの光電界の相対位相差に対する設定値である光電界の位相シフト量を、mπ±(π/2)(ここで、mは整数)のいずれかに設定可能であり、前記光位相設定切替手段での設定を前記データ切替制御手段の設定と連動させて行うことを特徴とする請求項5ないしのいずれか1項に記載の分散予等化光送信器。
  9. 前記光位相制御手段は、前記光位相設定切替手段からの前記切替信号により、前記2つのマッハツェンダー型光変調器から出力されるそれぞれの光電界の相対位相差に対する設定値である光電界の位相シフト量を、mπ±(π/2)(ここで、mは整数)のいずれかに設定可能であり、前記光位相設定切替手段での設定を前記データ切替制御手段の設定と独立に行うことを特徴とする請求項5ないしのいずれか1項に記載の分散予等化光送信器。
  10. 前記分散予等化データ生成手段は、伝送路波長分散の伝達関数の実部および虚部の逆関数と入力される前記2系列のデータとの畳み込み演算によって逆関数演算を行う分散逆関数演算手段を有することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の分散予等化光送信器。
  11. 前記データ切替制御手段による切替と前記光位相調整部における設定とを受信端からの信号を元にして切り替えることを特徴とする請求項5ないし10のいずれか1項に記載の分散予等化光送信器。
  12. 前記伝送路波長分散に対して最適な分散予等化量を設定するために、分散予等化量を可変させて、且つ、分散値の符号を反転させる際には、前記データ切替制御手段による切替と前記光位相調整部における設定の切替により対応することを特徴とする請求項5ないし11のいずれか1項に記載の分散予等化光送信器。
  13. 請求項1ないし12のいずれか1項に記載の分散予等化光送信器を用いたことを特徴とする光通信システム。
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