JP4841827B2 - 同軸ケーブル用コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、同軸ケーブル用コネクタに係り、特にコネクタの構成部品の組立性を向上させるに好適なコネクタに関する。
一般に、アンテナ線等として用いられる同軸ケーブルは、電磁波や静電気などの電気的ノイズを遮断すべく、絶縁内皮により被覆された芯線の外側を、編組線によって覆い、さらにその外側を絶縁シースにより被覆した構成となっている。そして、この様な同軸ケーブルを相手側の機器やコネクタに接続するための種々のコネクタが提案されている。(例えば、特許文献1〜3参照)
特許文献1に開示されたピンプラグ(本発明の同軸ケーブル用コネクタに対応)において、ピンを挿入固定する筒状のボディ10(同保持部材に対応)にカバー30を取り付けるためにボディ10に一定幅の切欠14(同溝に対応)を、カバー30に突片32(同ツメに対応)を設けて、切欠14に突片32を係合させることにより組み立てるように、両部品が構成されている。ボディにカバーを装着する際に、カバーの突片をボディの切欠の入口に位置合わせし、カバーをボディに押し入れる。突片は切欠に沿って所定の位置までに進み、そこで納まることになる。
実開昭64−9375号公報(第5頁、第1図) 実開平2−77884号公報(第1図) 実開平3−4476号公報(第1図)
ところで、筒上下に一定な溝を形成して構成した保持部材に、上下にツメを設けカバーを、溝とツメを用いて装着する場合、先ず一つのツメを一つのガイド溝に位置合わせして嵌めるが、ツメとガイド溝間にガタがあるため、カバーがローリングする恐れがある。ローリングが起きると他方のツメが他のガイド溝に入らず、ボディ表面に乗り上げるため、組立作業が続行できず、位置決めをやり直さなければならないという問題がある。ローリングによる乗り上げは、ツメをガイド溝に沿わせながらカバーを保持部材に押し入れる途中でもおきる恐れがある。
本発明の課題は、上記問題を解決して、コネクタの構成部品、すなわちプラグ端子を固定する保持部材と、保持部材を覆うカバー及び同軸ケーブルを固着する金具を有するシールド部材とを、保持部材に形成した溝とシールド部材のカバーに設けたツメを介して容易に装着でき、組立性に優れた同軸ケーブル用コネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の同軸ケーブル用コネクタは、先端からプラグ端子を突き出して保持する絶縁性の略円筒状の保持部材と、該保持部材を包囲する金属製のシールド部材とを備え、該シールド部材は前記保持部材が挿入される略円筒状のカバー部と、該カバー部の後端に連続して形成された前記プラグ端子に接続される同軸ケーブルの固定金具とを有してなる同軸ケーブル用コネクタであって、前記保持部材は、外周表面に、先端から後方に筒軸と平行に延びる矩形断面の第1の溝と、該第1の溝の後端から間隔を置いて第1の溝の溝幅から前記筒後端まで次第に末広がりのテーパ状となる第2の溝とを形成し、かつ前記第2の溝の前端部は前記外周表面から溝底までスロープを有して形成されたことを特徴とする。
上記構成の保持部材とシールド部材を組み立てる場合、一般的には先ずシールド部材の管状カバーに設けたツメを筒状の保持部材に形成した第2の溝の後端である入口に位置合わせする。それからツメが第2の溝に入った状態で保持部材に対してカバーを前方に推し進める。ツメは第2の溝前端部で弾性変形しながらスロープを登り、筒表面に乗り上げて、ある間隔だけ進んでから、第1の溝の後端からその溝内に落ち込む。かくしてシールド部材は、所定位置で保持部材に組み合わされる。
このとき、第2の溝は幅は後方に向かって末広がりになっているために、平行溝の場合より溝の入口にツメを合わせるのが容易になり、ツメが前進している間にローリングしても末広がりの分だけ溝内に留まりやすく、筒表面への乗り上げを防止でき、したがって保持部材とシールド部材の組み立てを容易に行うことができる。
また、保持部材は、筒前端部の外周に、筒穴を正面から見て左右にそれぞれ外側に張り出すフランジ片を有し、ツメは、管前端が筒のフランジ片後面に当接した状態で第1の溝内に落ち込む位置に配した構成とする。
さらに、第1の溝は、保持部材の筒表面の上下に形成され、ツメは、シールド部材のカバーの管上下に2つ設けられた構成とする。
これらの構成とすることにより、保持部材とシールド部材の組み立てをより容易に行うことができる。
また、上記課題を解決する本発明の他の発明の同軸ケーブル用コネクタは、 先端からプラグ端子を突き出して保持する絶縁性の略円筒状の保持部材と、該保持部材を包囲する金属製のシールド部材とを備え、該シールド部材は前記保持部材が挿入される略円筒状のカバー部と、該カバー部の後端に連続して形成された前記プラグ端子に接続される同軸ケーブルの固定金具とを有してなる同軸ケーブル用コネクタであって、前記カバー部は、円筒内面に突出する弾性を有するツメを有し、前記保持部材は、外周表面の後端から該保持部材の先端方向に延在させて形成された前記カバー部のツメを案内する矩形断面で溝幅が前記保持部材の後端から先端に向かうにつれて除々に先細り状のガイド溝と、該ガイド溝の先端から前記保持部材の先端側に離れた位置の外周表面に設けられた前記カバー部材のツメが係止可能な第1の凹部と、前記ガイド溝と前記第1の凹部との間の外周表面に設けられた開口穴と、該開口穴と前記第1の凹部との間に形成された第2の凹部とを有し、前記第2の凹部の少なくとも前記第1の凹部側の一部の深さが、前記第1の凹部に向かって前記保持部材の外周表面に至るスロープを有して形成されてなることを特徴とする。
上記の場合において、前記ツメは、前記カバー部の内周面の対称位置に一対形成され、前記第1の凹部は、前記保持部材の外周表面の対称位置に一対形成され、 前記ガイド溝の反対側の外周表面に、後端から該保持部材の先端方向に延在させて前記一対のツメの一方を案内するスリットが形成され、該スリットの先端に連なり前記第1の凹部から離れた位置に第3の凹部が形成され、前記第3の凹部は、前記第1の凹部に向かって前記保持部材の外周表面に至るスロープを有して形成されてなるものとすることができる。
本発明によれば、同軸ケーブル用コネクタの構成部品、すなわちプラグ端子を固定する保持部材と、保持部材を覆うカバー及び同軸ケーブルを固着する金具を有するシールド部材とを、容易に組み立てることができる。
(実施形態1)
以下、本発明を適用してなる同軸ケーブル用コネクタの一実施形態について図1〜3を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態となる同軸ケーブル用コネクタの構成部品の斜視図、図2は図1のA−A矢視図、図3は本発明の一実施形態となる同軸ケーブル用コネクタの組立てた状態を示す縦断面図である。
本発明の一実施形態となる同軸ケーブル用コネクタは、筒状で該筒の先端からプラグ端子3を突出させて保持する保持部材1と、該保持部材1の筒を収納するカバー部及び該カバー部の後端に接続して、同軸ケーブル4を圧着する金具部から構成されるシールド部材2とを備えている。保持部材1は絶縁材料から構成されており、シールド部材2は金属製である。
保持部材1は、略円筒状で筒5の穴6先端部にプラグ端子3を挿入固定する。保持部材1の筒穴6を正面から見て筒5先端の外周の左右部分にはそれぞれ、外側に張り出すフランジ片7が形成されており、筒5外周の上下にはそれぞれ先端から筒軸に平行に一対の溝が形成され、さらに該溝の後端からある間隔をおいて別の溝が筒の終端まで形成されている。一つの溝は、シールド部材2を保持部材1に固定するためにシールド部材のカバー11に形成したツメ13を留める係止溝8(第1の溝)であり、別の溝はそのツメ13を係止溝8まで案内するガイド溝9(第2の溝)である。係止溝8は浅い矩形断面を有し溝幅は一定である。一方、ガイド溝9は係止溝8と溝深さは同じであるが、溝幅はその溝前端で係止溝8と同一で筒5終端に行くにつれて末広がりとなるテーパ状である。係止溝8とガイド溝9の幅方向中心線は一直線上にある。なお、係止溝8の終端は筒5表面から直角的に深くなり、ガイド溝9の前端部はスロープ状に形成されており筒5表面から次第に深くなる。
シールド部材2は、保持部材1の筒5を嵌入して収納するカバー部10と、該カバー部10の後端の下面から後方に延びて形成されて、同軸ケーブル4を圧着固定する圧着金具部12とから構成されている。
シールド部材2のカバー10は、略管状でその管11の上部には前端寄りに管内に突出するツメ13が形成されている。また管11の軸心に関して管11上部のツメ13と対称の位置の管11下部にもう一つのツメ14が形成されている。これらの上下にあるツメ13、14の折れ曲げ深さ及び幅は、ツメ13、14が保持部材1の係止溝8にスムーズに入りかつそこに係止するに適切な寸法としている。またカバー10は、その管11の側面側に管表面から外側に管長手方向に延び出し、それから湾曲して管表面方向に戻るように形成された4本の板状のスプリング片15を、チューブ正面から見て左右対称に有している。このスプリング片15は、シールド部材2を覆う保護カバー(図示しない)を装着するために用いられ、スプリング片15の湾曲部分を保護カバーに形成された長穴にはめ込むことによって保護カバーを装着する。
シールド部材2の圧着金具部12は、カバー10の後端の底部から後方に延びるほぼ平らな基板17と、該基板17の両側縁から立ち上がる第1の圧着用板18と第1の圧着用板18後方で同様に基板17の両側縁から立ち上がる第2の圧着用板19とを有している。また基板17には第1の圧着用板18、18に挟まれる位置に底板21と該底板21の両側縁から立ち上がりそれらの先端が互いに近づく方向に傾斜する側板22からなる小片20が設けられている。ところでシールド部材2は、前部のカバー10の部分から後部の第2の圧着用板19まで小片21を除いて板からプレス成形され、そしてカバー10の部分は管状に曲げ加工される。したがってカバー10の頂部にスリットが残っている。小片20は基板17に接合されている。ここでカバー10の上部のツメ13は、スリットをまたいだ位置で左右に分割されて形成されているが、これは単に加工上の都合によるもので、カバー10下部ある一体物のツメ26と、ツメの長さ、幅及びその機能については同一である。
次に保持部材1とシールド部材2の組立要領について説明する。まず、保持部材1の筒5に形成した2つのテーパ状ガイド溝9後端の溝入口に、シールド部材2のカバー10(管11ともいう)前部に設けたツメ13,14を位置合わせし、それから各ガイド溝9にツメ13,14がはまり込んだ状態で保持部材1に対してシールド部材2を押し進める。ツメ13,14はガイド溝9前端部でスロープ9aに沿って弾性変形し筒5表面に乗り上げ、そのまま僅かな距離を進んだ後に、係止溝8に落ち込む。この時、管11の先端は保持部材1のフランジ片7に当接する。従って、シールド部材2は保持部材1の左右のフランジ片7及び上下の係止溝8の4箇所で拘束されて、固定されることになる。
ガイド溝9は、幅をテーパ状として溝入口を平行溝より拡張したので、ツメとガイド溝の位置合わせを容易にできる。また、カバー10上部のツメ13、下部のツメ14が、それぞれ上下のガイド溝9を通る時、上部のツメ13と上部のガイド溝9の間、下部のツメ14と下部のガイド溝9の間にあるガタのために、ガタの間でカバー10がローリングするが、上下部ガイド溝9には幅方向にテーパが設けられているために、ローリングした場合でも、上部のツメ13、下部係止ツメ14を容易にガイド溝9内に留まる。その結果、両ツメ13, 14は保持部材1の筒5表面に乗り上げることなく、組立が容易に行うことができる。さらに、ガイド溝9の幅をテーパ状にしたので、ツメ13, 14が上下のガイド溝9入り口でガタなく位置決めされ、また係止溝8への移行時にも該溝からはずれて筒5表面に乗り上げることを防止でき、コネクタの組立性を向上せることができる。
最後に、保持部材1とシールド部材2から構成されるコネクタと同軸ケーブルの接続について説明する。同軸ケーブル4は、図5に示すように、軸心部に配置された芯線25の周囲を順次に絶縁内皮26、編組27、絶縁シース28により多層に被覆して構成し、さらに芯線25の先端部を挿入した略円筒状のインナー端子29が圧着接続されている。芯線25を被覆する絶縁内皮26の先端部は編組27から突き出して露出し、編組27先端部は絶縁シース28から突き出して露出している。コネクタに同軸ケーブルを接続する時、インナー端子29が保持部材1の筒5に固定されるプラグ端子3に当接する位置までコネクタ内に押し込み、小片20の側片22の後部が絶縁内皮26と編組27先端部との隙間に差し込まれた状態で、編組27露出部分、絶縁シース28先端部をそれぞれシールド部材2の第1の圧着用板18、18、第2の圧着用板19、19により圧着する。小片20は圧着時に編組27が過大に変形するのを防ぐ。
(実施形態2)
本発明の他の実施形態について図5〜8を参照して説明する。本実施形態が実施形態1と異なる点は、保持部材1の構成にある。図5は本実施形態の保持部材1の斜視図、図6は図5のC−C矢視図、図7は図5のC−C断面図、図8は図6の断面図である。それらの図において、実施形態1と同一機能、同一構成を有する部材には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態が、実施形態1と相違する点は、ガイド溝9の機能に係る構成と、フランジ片7の後方にスプリング片30が形成されていることにある。
実施形態1のガイド溝9は、図2に示したように、筒5の外周の対称位置に同一形状のガイド溝9が一対形成されていた。これに対し、本実施形態のガイド溝の機能は、筒5の外周の対称位置に形成されている点は共通するが、ガイド溝の構成が相違する。すなわち、図5と図7に表れているように、筒5の外周表面の後端から先端方向に延在させてスリット31が形成されている。このスリット31は、カバー10に形成されたツメ13、14の一方を案内するもので、スリット幅はツメ13、14の幅を基準に形成されている。特に、スリット31の先端に連なる筒5の外周部に凹部32が形成されている。この凹部32のスリット31との境界部の深さは、図2のガイド溝9の深さと同等であるが、凹部32の底面は、図2のスロープ9aと同様に、係止溝8に向かって徐々に浅くなる上り勾配のスロープを有して形成されている。
一方、筒5のスリット31の反対側には、図6と図7に表れているように、筒5の外周表面の後端から先端方向に延在されたガイド溝33と、このガイド溝33の先端位置の筒5に設けられた矩形の開口穴34と、この開口穴34の係止溝8側に、スロープ(傾斜面)35が形成されている。ガイド溝33は、カバー10に形成されたツメ13、14の他方を案内するもので、矩形断面に形成され、溝幅はツメ13、14の幅を基準に形成されている。また、筒5の後端から先端に向かうにつれて溝幅が先細り状に形成され、これによってカバー10を被冠するときの位置決めを容易にするようになっている。
また、スロープ35は、図7に表れているように、ガイド溝33の延長上であって、開口穴34の先端側に隣接する筒5の外周面の一部を切除して、ガイド溝33側から筒5の先端側に向かって上り勾配に形成されている。つまり、図6に現れているように、スロープ35の形状は、円筒の外周面をスロープ35の傾斜に合わせて斜めに切除したように形成されている。なお、本実施形態では、スロープ35の開口穴34側に、平坦部36が形成されているが、必ずしも平坦部36を設ける必要はない。スロープ35と開口穴34の境界のスロープ面または平坦部35の深さは、ガイド溝33の溝底面とほぼ同じ深さに形成することができるが、必ずしも一致させる必要はない。このように形成されたスロープ35の先端から筒5の先端側の離れた位置にツメ13、14が係止可能な凹部である係止溝8が形成されている。
他方、図5、図6および図8に表れているように、フランジ片7の後方に設けられた一対のスプリング片30は、基端部の外面は筒5の外表面と面一に形成され、フランジ7側の先端部の高さはフランジ7とほぼ同じ高さになるように傾斜させて形成されている。また、スプリング片30の先端部の筒5の内面側には、凸状の係止部30aが設けられている。なお、図5中の符号38は、保持部材1内に収納されるプラグ端子との係止部材である。
このように構成されることから、本実施形態によれば、シールド部材2のカバー10のツメ13、14を、保持部材1のスリット31とガイド溝33に位置合わせして、シールド部材2を保持部材1に装着させる方向に押すと、ツメ13、14がスリット31とガイド溝33に案内されてスムーズに凹部32とスロープ35に達する。凹部32とスロープ35に達したツメ13、14は、スロープに沿って弾性変形し、筒5の表面に乗り上げて、さらに進んだ後に係止溝8に落ち込む。この時、カバー10の先端が保持部材1のフランジ片7に当接し、シールド部材2は左右のフランジ片7と上下の係止溝8の4箇所で拘束されて固定される。
一方、スプリング片30は、筒5の先端部により押し下げられて弾性変形し、係止部30aが筒5の内面に突出し、図示していない円柱状のプラグ端子の外周面に形成された穴などに係合して、プラグ端子を確実に固定するようになっている。
本実施形態によれば、実施形態1と同様の効果を奏することができる。なお、本実施形態によれば、ガイド溝33とスロープ35との間に、開口穴34が設けられているから、この開口孔34の位置ではツメ13または14のガイド機能が得られない。しかし、反対側のスリット31および凹部32によりツメ13または14がガイドされるから、スムーズに係止溝8に案内することができる。
本発明を適用してなる同軸ケーブル用コネクタの一実施形態の概略構成を示す斜視図である。 図1のA-A矢視図である。 本発明を適用してなる同軸ケーブル用コネクタの一実施形態の組立状態を示す縦断面図である。 同軸ケーブルの構成を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態の特徴部の保持部材の斜視図である。 図5のC−C矢視図である。 図5のC−C断面図である。 図6の断面図である。
符号の説明
1 保持部材
2 シールド部材
3 プラグ端子
4 同軸ケーブル
5 筒
6 筒穴
7 フランジ片
8 係止溝
9 ガイド溝
10 カバー
11 管
12 圧着金具部
13 ツメ
14 ツメ
15 スプリング片
17 基板
18 第1の圧着用板
19 第2の圧着用板
20 小片

Claims (5)

  1. 先端からプラグ端子を突き出して保持する絶縁性の略円筒状の保持部材と、該保持部材を包囲する金属製のシールド部材とを備え、該シールド部材は前記保持部材が挿入される略円筒状のカバー部と、該カバー部の後端に連続して形成された前記プラグ端子に接続される同軸ケーブルの固定金具とを有してなる同軸ケーブル用コネクタであって、
    前記保持部材は、外周表面に、先端から後方に筒軸と平行に延びる矩形断面の第1の溝と、該第1の溝の後端から間隔を置いて第1の溝の溝幅から前記筒後端まで次第に末広がりのテーパ状となる第2の溝とを形成し、かつ前記第2の溝の前端部は前記外周表面から溝底までスロープを有して形成され、
    前記シールド部材のカバー部は、略円管状で、該管にツメを管内面から突出させて設け、該ツメは、前記第2の溝に案内された後、前記第1の溝内に落ち込んで係止され、
    前記保持部材は、前記筒前端部の外周に、前記筒穴を正面から見て左右にそれぞれ外側に張り出すフランジ片を有し、前記ツメは、前記管前端が前記筒のフランジ片後面に当接した状態で前記第1の溝内に落ち込む位置に配したことを特徴とする同軸ケーブル用コネクタ。
  2. 前記第1の溝は、前記保持部材の前記筒表面の上下に形成され、前記ツメは、前記シールド部材のカバー部の管上下に2つ設けられたことを特徴とする請求項に記載の同軸ケーブル用コネクタ。
  3. 先端からプラグ端子を突き出して保持する絶縁性の略円筒状の保持部材と、該保持部材を包囲する金属製のシールド部材とを備え、該シールド部材は前記保持部材が挿入される略円筒状のカバー部と、該カバー部の後端に連続して形成された前記プラグ端子に接続される同軸ケーブルの固定金具とを有してなる同軸ケーブル用コネクタであって、
    前記カバー部は、円筒内面に突出する弾性を有するツメを有し、
    前記保持部材は、該保持部材の後端から先端方向に延在させて外周面に形成された前記カバー部のツメを案内する矩形断面のガイド溝と、該ガイド溝の延長上の外周面の切除して該ガイド溝側から該保持部材の先端側に向かって上り勾配に形成されたスロープと、該傾斜面の先端から該保持部材の先端側に離れた位置に設けられた前記カバー部のツメが係止可能な凹部とを有してなり、
    前記ガイド溝は、溝幅が前記保持部材の後端から先端に向かうにつれて除々に先細り状に形成されてなり、
    前記ツメは、前記カバー部の内周面の対称位置に一対形成され、
    前記凹部は、前記保持部材の外周面の対称位置に一対形成され、
    前記ガイド溝の反対側の外周面に、後端から該保持部材の先端方向に延在させて前記一対のツメの一方を案内するスリットが形成され、該スリットの先端に連なり前記凹部から離れた位置に他の凹部が形成され、該他の凹部は、前記凹部に向かって前記保持部材の外周面に至る上り勾配のスロープを有して形成されてなることを特徴とする同軸ケーブル用コネクタ。
  4. 前記保持部材は、前端部の外周に外側に張り出すフランジ片を有し、
    前記カバー部の前記ツメは、前記カバー部の前端が前記フランジ片に当接した状態で前記凹部に落ち込む位置に配されたことを特徴とする請求項に記載の同軸ケーブル用コネクタ。
  5. 前記保持部材は、前記フランジ片の後方に該保持部材の軸方向に延在させて弾性を有するスプリング片が形成され、該スプリング片は、該保持部材に被冠される前記カバー部の先端内面と協働して該保持部材の円筒内面に突出して前記プラグ端子に形成された凹部に係止する係止部を有することを特徴とする請求項に記載の同軸ケーブル用コネクタ。
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