JP2008181810A - シールド端子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外導体30のバレル片34は、編組線圧着部34Aとシース圧着部34Bとが前後方向に間隔を開けることなく一体化されて形成されているから、シールド電線40の位置ずれを防ぐために両圧着部の間に隙間が設けられている場合に比べて外導体30の前後方向の長さ寸法が小さくなり、もってシールド端子1の小型化を図ることができる。また、シールド電線40の端末部が所定の位置に配されたときには、外導体30の当接縁38Aがシース44の前縁44Aに当接し、もってシールド電線40の端末部の位置決めがなされる。
【選択図】図3
Description
外導体の後端部には、編組線(シールド層)に圧着されるワイヤバレル部と、編組線の外周を覆うシースに圧着されるインシュレーションバレル部とが設けられ、ワイヤバレル部とインシュレーションバレル部とは、前後方向に所定の間隔を空けて配されている。そして、外導体をシールド電線の端末部に圧着したときには、ワイヤバレル部とインシュレーションバレル部との間の隙間から、編組線とシースとの境目を目視することによって、シールド電線の端末部が前後方向に位置ずれすることなく圧着されたことを確認できるようになっている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シールド電線の端末部を前後方向に位置ずれすることなく圧着可能であるとともに小型化を図ることの可能なシールド端子を提供することを目的とする。
外導体の後端部には、シールド層からシースの前端部にわたる部分に、周方向に巻き付けられて圧着されるバレル部が設けられ、このバレル部のうちシールド層に巻き付けられる部分であるシールド層圧着部と、シースの前端部に巻き付けられる部分であるシース圧着部とが、その周方向にわたって前後方向に間隔を空けることなく一体化されて形成されている。これにより、シールド層に巻き付けられる部分とシースに巻き付けられる部分との間に隙間が設けられている場合に比べて外導体の前後方向の長さ寸法を小さくでき、もってシールド端子の小型化を図ることができる。
また、外導体もしくは誘電体に備えられた位置決め部が、所定の位置に配されたシールド電線の端末部もしくは内導体に当接することにより、シールド電線の位置決めがなされる。
したがって、シールド電線の端末部を前後方向に位置ずれすることなく圧着可能であるとともに、シールド端子の小型化を図ることが可能となる。
位置決め部は、シースの前縁に当接するようになっている。ここで、例えば位置決め部が内導体に当接するようになっていると、勢い良く当接した場合には、内導体に圧着された芯線が変形等してしまうおそれがある。しかし、本発明の構成によればそのような事態を回避でき、確実にシールド電線の端末部の位置決めを行うことができる。
本実施形態におけるシールド端子1は、シールド電線40の端末部に接続されて使用されるものである。以下、各構成部材において、図1の左側を前方、右側を後方とし、また上側を上方、下側を下方として説明する。
シールド電線40は、芯線41と、この芯線41の外周を覆う絶縁層42と、この絶縁層42の外周を包囲する編組線43(本発明のシールド層に該当する)と、さらにこの編組線43の外周を覆うシース44とを備えてなるものである。このシールド電線40の端末部は、芯線41と編組線43とがそれぞれ露出されるよう段階的に皮むきされている。なお、編組線43は、導電性の金属細線を編み込むことによって形成されている。
シールド電線40の端末部にシールド端子1を取り付けるためには、まず、シールド電線40の端末部のシース44を剥がして編組線43を剥き出しにするとともに、絶縁層42を剥がして芯線41を露出させ、この芯線41に内導体10の芯線圧着部13をかしめによって圧着する(図1参照)。
また、バレル片34は、編組線43とシース44とをほぼ半々の割合でかしめ付けているから、シールド電線40に対する固着力がバランス良く作用する。
したがって、シールド電線40の端末部を前後方向に位置ずれすることなく圧着可能であるとともに、シールド端子1の小型化を図ることが可能となる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(4)上記実施形態では、内導体10は雌型端子状に形成されたものであるが、内導体が雄型端子状のものであっても本発明を適用できる。
10…内導体
20…誘電体
30…外導体
34A…編組線圧着部(シールド層圧着部)
34B…シース圧着部
35…バレル部
38A…当接縁(位置決め部)
40…シールド電線
41…芯線
43…編組線(シールド層)
44…シース
44A…シースの前縁
Claims (2)
- 芯線とシールド層とがそれぞれ露出されるよう段階的に皮むきされたシールド電線の端末部に接続されるシールド端子であって、
前記芯線に圧着される内導体と、この内導体を誘電体を介在させた状態で収容可能な外導体とを備えてなり、
前記外導体の後端部には、前記シールド層から同シールド層の外周を覆うシースの前端部にわたる部分に、周方向に巻き付けられて圧着されるバレル部が設けられ、
前記バレル部のうち前記シールド層に巻き付けられる部分であるシールド層圧着部と前記シースの前端部に巻き付けられる部分であるシース圧着部とが、その周方向にわたって前後方向に間隔を空けることなく一体化されて形成されているとともに、
前記外導体もしくは誘電体には、前記シールド電線の端末部が所定の位置に配されたときに同端末部もしくは前記内導体に当接する位置決め部が備えられていることを特徴とするシールド端子。 - 前記位置決め部は、前記シースの前縁に当接する位置に配されていることを特徴とする請求項1に記載のシールド端子。
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