JP4840994B2 - 温度記録計 - Google Patents

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Description

本発明は、検温対象の温度を一定時間間隔に計測しこれを長期間に亘って記録する温度記録計に関し、特に、体温記録計として使用され人体の腋の下に貼付され再利用可能な体温記録計に関する。
従来の体温計の多くは、水銀柱や熱電対等の温度検出手段を使用し、検温部を検温対象者の腋の下や口腔内の舌下に入れて使用されるため、体温測定が終わるまで検温対象者の自由な活動を制限することとなる。そして、検温対象者の体温を定期的(一定時間毎)に計測する必要がある場合には、その都度体温測定を行い記録用紙などに筆記記録しておく必要があった。
このため、電子式の温度検出手段により検出された温度を電気信号に変換し、電気コードを介して体温表示部を備えた本体に送信し、体温表示部に測定値を表示する電子体温計が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−27625号公報
このような従来の電子体温計にあっては、例えば本体内にメモリを備えることにより検温対象者の体温の変化を、時間経過と共に長期に亘って記録することが可能であるが、温度検出部と本体とが電気コードで結ばれる構成のため、体温測定の度に検温対象者は電気コードにより拘束されるので自由な活動ができない。
また、検温対象者の検温部への温度検出部の装着性に問題があり、検温対象者にとって、温度検出部の装着が煩わしかったり、汗をかいた状態で長時間装着し続けると腋の下等の検温部がかぶれたりする等の問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、検温対象者の自由な運動を拘束することなく体温を一定時間間隔に計測しこれを記録するものであって、装着に違和感を生じさせることなく検温対象者の体温を長期間計測し記録し続けて、記録された温度データを外部装置から容易に(すなわち、筐体を解体することなく)読み出し可能な体温記録計を提供することを目的としている。
本発明の他の目的は、長時間装着しても腋の下等の検温部にかぶれが生じたり腋臭等の発生を有効に防止すると共に温度測定記録部が再利用可能な体温記録計を提供することにある。
上記課題を解決するために、本願は、検温対象者の体温を計測すると共に当該計測した温度を電圧値に変換する温度センサと、記録媒体を有し前記温度センサが出力する前記電圧値を所定のサンプリング周期において温度値に変換して前記記録媒体へ記録する制御手段と、前記温度センサと前記制御手段を作動させるための電池と、前記制御手段により制御されて外部装置と無線でデータの送受信を行なう通信手段と、前記温度センサ、前記制御手段、前記通信手段及び前記電池を収納する筐体と、前記筐体を覆い当該筐体が外気に晒されることを防ぐパッド部材と、前記パッド部材を覆って前記筐体の検温面が前記検温対象者の検温部と接する状態で前記検温部に貼り付けるための貼付部材と、前記通信手段が前記外部装置とデータの送受信を行うよう前記貼付部材の周縁に沿ってループ状に配置されるアンテナと、を備えたことを特徴とする体温記録計を提供するものである。
これにより、本体温記録計は、検温対象者の自由な動きを束縛することなく長期間に亘って体温を一定時間毎に正確に測定し記録すると共に、当該記録された温度記録データを外部から容易に読み出すことを可能にしたのである。
そして、前記制御手段は、前記通信手段を介して前記外部装置から前記サンプリング周期の設定信号及び前記記録媒体に記録された前記温度値データの出力指示信号を入力し、前記外部装置から前記温度値データの出力指示信号を受信した場合には、前記通信手段を介して前記記録媒体に記録された温度値データを記録順に出力するのである。そして、前記制御手段は、前記外部装置に対して前記記録媒体に記録された温度値データを送出した後に、当該送出した温度値データを消去し、前記外部装置により設定されたサンプリング周期毎に前記記録媒体への温度値データの記録を再開することができるのである。
ここで、前記制御手段及び前記通信手段は、単一のICチップにより構成することができ、腋の下に装着しても違和感を生じさせないサイズの温度記録計に構成することができるのである。
そして、前記アンテナは、前記貼付部材の周縁に沿ってループ状に配置されて電波を送受信するための大きなループ面積をとることができので、外部のデータ読取装置と容易にデータの交信を可能にするのである。
また、前記パッド部材は銀イオンを含有するので、銀イオンの作用効果により腋の下等の検温部において細菌の繁殖を防止し、皮膚のかぶれや腋臭等の悪臭の発生を同時に防止したのである。さらに、本体温記録計の前記貼付部材と前記パッド部材の間には、前記パッド部材を覆う通気性シートが配置されると共に、前記パッド部材は、水分を吸収する乾燥剤を含有することにより、皮膚のかぶれ防止効果や悪臭発生の防止効果をさらに向上させることができるのである。
ところで、前記温度センサの温度検出部は、前記筐体の検温面の内側中心部に配置されることにより検温対象者の体温をより正確に測定することができるのである。
以上説明したように、本発明に係る温度記録計によれば、温度の測定を行う部分と測定された温度の記録を行う部分とを一つの小サイズの筐体に纏めたので、体温計として使用された時には、測定中に検温対象者の行動を束縛することがない。また、記録された温度記録データを外部から容易に読み出すことを可能にしたのである。
さらに、パッド部材に含まれる銀イオンの作用効果により、腋の下等の検温部において細菌の繁殖を防止し、皮膚のかぶれや腋臭等の悪臭の発生を同時に防止するので、検温対象者の体温を長期に亘って記録できるのである。
以下、本発明の体温記録計の実施形態の詳細について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る体温記録計の全体構成を示す構成図であり、図1(a)は、本体温記録計の測定面側を示し、図1(b)は、本体温記録計を横方向から見た側面図を示す。
図1において、本実施形態の体温記録計は、検温対象者の皮膚表面に貼り付けられる貼付部材等の貼付部材4と、当該貼付部材4の中央部に貼られたパッド部材2と、パッド部材2の中央に貼られ、検温対象者の温度を測定し記録する温度記録用ICチップ30と、貼付部材4の周縁に沿ってループ状に配置されて電波を送受信するためアンテナ36と、を備える。そして、必要に応じて、貼付部材4とパッド部材2の間には、パッド部材2を覆う通気シート1を配置する。図1に示すように、アンテナ36は、貼付部材4の周縁に沿って大きなループ面積をとることができので、外部のデータ読取装置(図示せず)との無線によるデータ交信を可能にしている。
貼付部材4は、布、紙、合成樹脂、シリコン樹脂、ゴム等を素材として構成され、その上面には人体に無害な粘着性の物質が塗布されており、検温対象者の人体の皮膚表面に貼り付けられた時に、この皮膚表面に付着する貼付剤が施されている。これにより、温度記録手段3の皮膚からの脱落を防止すると共にパッド部材2及び通気シート1を検温対象者の皮膚に密着させることができる。
また、パッド部材2は、検温対象者の汗を吸収することができるものとし、さらに、臭気を除去すると共に殺菌効果を持たせるために銀イオンと、汗等の水分を吸収する乾燥剤(例えば、シリカゲル)が含有されている。貼付部材4にも銀イオンを含有させておくことも可能である。このように、パッド部材2は、銀イオンを含有するので、その作用効果により腋の下等の検温部において細菌の繁殖を防止し、皮膚のかぶれや腋臭等の悪臭の発生を同時に防止したのである。
また、本体温記録計の貼付部材4とパッド部材2の間には、当該パッド部材2を覆う通気性シート1が配置されるので、パッド部材2に含有された水分を吸収する乾燥剤と相俟って、皮膚のかぶれ防止効果や悪臭発生の防止効果をさらに向上させることができたのである。
パッド部材2は、温度記録手段3を着脱可能に貼り付けることを可能にすると共に、温度記録用ICチップ30が外気(周囲温度)に晒されることによって体温の測定値に誤差が生じることを防止するために断熱作用を有する。そして、その上面には、貼付部材4と同様に粘着性物質が塗布されている。この粘着性物質により、検温対象者の人体の皮膚表面に粘性を持って付着させると共に、温度記録手段3を貼り付けることを可能にしている。
温度記録手段3は、検温対象者の温度の測定を行う温度センサ(図2の符合31)と測定された温度の記録処理を行う温度記録部を構成する制御部(図2の符合32)と、記録媒体(図2の符合33)と、を備え、電池(図2の符合35)を含めて全体が筐体の内部に収納されている。
なお、温度記録手段3は、前述のとおり、パッド部材2に着脱可能であるが、パッド部材2から引き剥がした時に、温度記録手段3の筐体表面に前記の粘着性の物質を付着させない素材特性を有する金属を使用する。
温度記録手段3が記録した検温対象者の体温は、外部のデータ読取装置(外部装置)と無線によって交信可能である。このため、本温度記録装置は、温度記録手段3内にRFインターフェース部34(図2)及びアンテナ36(図2)を備え、外部装置から計測条件や温度記録のサンプリング周期等の初期設定を受けると共に、当該設定条件に基づいて測定した温度記録データを外部装置に無線出力することを可能としている。尚、温度記録手段3は、計測条件等が設定されることにより、再利用が可能となる。
温度記録手段3の筐体を含めたサイズ及び重量は、検温対象者の腋の下等にはさんだ時に違和感や装着感の無いことが好ましく、例えば、直径が20〔mm〕以下、重さを5.0〔g〕以下とする。
図2は、本温度記録計の主要部を構成する温度記録用ICチップの主要部の構成を示す構成図である。図2において、本実施形態に係る温度記録計の温度記録手段3の主要部は、温度を計測し、電圧値に変換する温度センサ31と、前記電圧値を所定の周期で温度の数値に変換して記録媒体33に記録すると共に外部装置に無線にて外部装置と交信するICチップ30と、電源となる電池35と、を備える。そして、ICチップ30は、少なくとも、全体を制御する制御手段32と、温度の数値データを記録するための記録媒体(メモリ)33と、無線通信路を介して外部装置に温度データを送信するためのRFインターフェース部34と、を備える。そして、これらは、一つの円形の熱伝導性に優れた金属(銅又はアルミニウム等)の筐体内に収容される。
また、本温度記録装置は、ICチップ30内のRFインターフェース部34に接続されたアンテナ36が、貼付部材4の周縁に沿ってループ状に配設されているので、外部のデータ読取装置(図示せず)との無線によるデータ交信を可能にしている。ここで、外部装置とデータ交信する電波の周波数は、例えば、13.5〔MHz〕帯域とし、この無線通信をISO規格15693対応の仕様で構成することが可能である。
温度センサ31は、検温対象者の体温等の温度を計測し、この温度に対応する電圧値を出力する。温度センサ31は、例えば、定電流が流される抵抗器の両端に電圧降下として生ずる電圧差を前記温度に対応する電圧値として出力する構成とすることが可能である。或いは、温度センサ31は、熱伝対を使用する構成とすることも可能である。
RFインターフェース部34は、専用のデータ処理装置やパーソナルコンピュータ等の外部装置と制御部32間において、データを双方向に無線交信するためのものである。ところで、電池35を電源とした場合、RFインターフェース部34には、必ずしも通常のICチップのような非接触電力伝送機能を持たせる必要はない。
温度センサ31は、検温対象者の体温を計測し、この測定温度に対応する電圧値を出力する。温度センサ31は、例えば、定電流が流される抵抗器の両端に電圧降下として生ずる電圧差を前記温度に対応する電圧値として出力する構成とすることが可能である。或いは、温度センサ31は、熱伝対を使用する構成とすることも可能である。そして、温度センサ31の温度検出先端部(図示せず)は、筐体内の検温面中心部に配置される。
制御部32は、温度センサ31から出力される電圧値を、所定のサンプリング周期(一定時間間隔)で、対応する温度値に変換し、当該変換された数値データを記録媒体33に記録する。ここで、前記所定のサンプリング周期は、例えば、周期1乃至数秒での連続周期の間に、1分、2分、3分、4分、5分、1時間乃至数時間等の測定間隔を開けることが可能である。
本発明の温度記録計を再利用する際に、電池35を交換することも可能ではあるが、本温度記録用ICチップの電力消費量は僅少であるので、5乃至10年程度の長期使用が可能であり、電池35の交換は通常不要である。
図3は、本考案の第2の実施形態に係る体温記録計の全体構成を示す構成図であり、図3(a)は、本体温温度計の外皮面側を、図3(b)は、温度測定面側を、そして、図3(c)は、本体温記録計を横方向から見た側面図を、それぞれ示す。
この第2の実施形態の体温記録計も、上記した第1の実施形態のものと同様に、検温対象者の皮膚表面に貼り付けられる貼付部材等の貼付部材4と、当該貼付部材4の中央部に貼られたパッド部材2と、パッド部材2の中央に貼られ、検温対象者の温度を測定し記録する温度記録手段3と、貼付部材4の周縁に沿ってループ状に配置されて電波を送受信するためアンテナ36と、を備える。そして、必要に応じて、貼付部材4とパッド部材2の間には、パッド部材2を覆う通気シート1を配置する。各手段及び部材については、第1の実施の形態と同様なので、ここでの重複記載は省略する。
図4は、本温度記録装置及び外部装置間でのデータ送受信と本温度記録装置における制御フローの例を示す。
本温度記録装置を構成するICチップ30は、図2に示すとおり、本温度記録装置を構成する制御部32と記録媒体33と、RFインターフェース部34と、を含む。ここで、制御部32は、通信手段34、36を介して、外部装置(図示せず)から体温計測のサンプリング周期の設定信号の入力を受信し(S1)、これにより体温計測の時間間隔を規定するICチップ30内にタイマー値(ソフトウェアタイマー値)を設定する。次に、外部装置から計測開始の入力を受ける(S2)ことにより、当該設定されたサンプリング周期毎に温度センサ31が出力する電圧値を温度値に変換して記録媒体33へ順次記録する(S3)。
そして、外部装置から記録媒体33に記録した温度値データを送出する出力指示信号を受信すると(S4)、記録媒体33に記録された温度値データを記録順に出力する(S5)。そして、送出した温度値データは、記録媒体33から消去され(S6)、計測停止指令を受信する(S7)まで、再び、外部装置から体温計測のサンプリング周期の設定信号の入力を受信し(S1)、当該設定されたサンプリング周期毎に温度センサ31が出力する電圧値を温度値に変換して記録媒体33へ順次記録するのである(S3)。
以上詳しく説明したように、本発明に係る体温記録計は、検温対象者の体温を計測すると共に当該計測した温度を電圧値に変換する温度センサと、記録媒体を有し前記温度センサが出力する前記電圧値を所定のサンプリング周期において温度値に変換して前記記録媒体へ記録する制御手段と、前記温度センサと前記制御手段を作動させるための電池と、前記制御手段により制御され、アンテナを介して外部装置と無線でデータの送受信を行なう通信手段と、前記温度センサ、前記制御手段及び前記電池を収納する筐体と、前記筐体を覆い当該筐体が外気に晒されることを防ぐパッド部材と、前記パッド部材で覆われた前記筐体の検温面が前記検温対象者の検温部と接する状態で前記検温部に貼り付けるための貼付部材とを備える。
これにより、本体温記録計は、検温対象者の自由な動きを束縛することなく長期間に亘って体温を一定時間毎に正確に測定し記録すると共に、当該記録された温度記録データを外部から無線で容易に読み出すことを可能にしたのである。
また、本体温記録計のパッド部材は、銀イオンと汗を吸収する乾燥剤を含有するので皮膚のかぶれや悪臭の発生を防止し、長期間に亘る違和感のない体温記録計の装着を可能にしたのである。
本発明は、検温対象の温度を一定時間間隔に計測しこれを記録する温度記録計に関し、特に体温記録計として使用され、人体の腋の下に貼付され外部から無線で記録データを読み取り可能な体温記録計に関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
本発明の第1の実施形態に係る体温記録計の全体構成を示す構成図であり、(a)部は、本体温記録計の測定面側を、(b)部は、本体温記録計を横方向から見た側面図を示す。 本体温記録計(温度記録用ICチップ)の主要部の構成図を示す。 本発明の第2の実施形態に係る体温記録計の全体構成を示す構成図であり、(a)部は、本体温温度計の外皮面側を、(b)部は、温度測定面側を、そして、(c)部は、本体温記録計を横方向から見た側面図を、それぞれ示す。 本温度記録装置と外部装置間でのデータ送受信と本温度記録装置における制御フローの例を示す。
符号の説明
1:通気シート
2:パッド部材
3:温度記録手段
4:貼付部材
30:温度記録用ICチップ
31:温度センサ
32:制御手段(制御部)
33:記録媒体
34:RFインターフェース手段
35:電池
36:アンテナ

Claims (11)

  1. 検温対象者の体温を計測すると共に当該計測した温度を電圧値に変換する温度センサと、
    記録媒体を有し前記温度センサが出力する前記電圧値を所定のサンプリング周期において温度値に変換して前記記録媒体へ記録する制御手段と、
    前記温度センサと前記制御手段を作動させるための電池と、
    前記制御手段により制御されて外部装置と無線でデータの送受信を行なう通信手段と、
    前記温度センサ、前記制御手段、前記通信手段及び前記電池を収納する筐体と、
    前記筐体を覆い当該筐体が外気に晒されることを防ぐパッド部材と、
    前記パッド部材を覆って前記筐体の検温面が前記検温対象者の検温部と接する状態で前記検温部に貼り付けるための貼付部材と、
    前記通信手段が前記外部装置とデータの送受信を行うよう前記貼付部材の周縁に沿ってループ状に配置されるアンテナと、
    を備えたことを特徴とする体温記録計。
  2. 前記制御手段は、前記通信手段を介して前記外部装置から前記サンプリング周期の設定信号及び前記記録媒体に記録された前記温度値データの出力指示信号を入力することを特徴とする請求項1に記載の体温記録計。
  3. 前記制御手段は、前記外部装置から前記温度値データの出力指示信号を受信した場合には、前記通信手段を介して前記記録媒体に記録された温度値データを記録順に出力することを特徴とする請求項2に記載の体温記録計。
  4. 前記制御手段は、前記外部装置に対して前記記録媒体に記録された温度値データを送出した後に、当該送出した温度値データを消去し、前記外部装置により設定されたサンプリング周期毎に前記記録媒体への温度値データの記録を再開することを特徴とする請求項2に記載の体温記録計。
  5. 前記制御手段及び前記通信手段は、単一のICチップにより構成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかの項に記載の体温記録計。
  6. 前記パッド部材は、銀イオンを含有することを特徴とする請求項1に記載の体温記録計。
  7. 前記貼付部材と前記パッド部材との間には、前記パッド部材を覆う通気性シートが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の体温記録計。
  8. 前記パッド部材は、さらに水分を吸収する乾燥剤を含有することを特徴とする請求項6に記載の体温記録計。
  9. 前記温度センサの温度検出部は、前記筐体内の検温面中心部に配置されている請求項1に記載の体温記録計。
  10. 前記貼付部材は、防菌処理された粘着フィルムである請求項1に記載の体温記録計。
  11. 前記温度センサ、前記制御手段、前記電池及び前記通信手段を収納する筐体は、前記パッド部材及び前記貼付部材から取り外されて再使用される請求項1に記載の体温記録計。
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