JP4837701B2 - 医薬組成物 - Google Patents
医薬組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4837701B2 JP4837701B2 JP2008108647A JP2008108647A JP4837701B2 JP 4837701 B2 JP4837701 B2 JP 4837701B2 JP 2008108647 A JP2008108647 A JP 2008108647A JP 2008108647 A JP2008108647 A JP 2008108647A JP 4837701 B2 JP4837701 B2 JP 4837701B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- chlorophenyl
- pyrimidine
- alkyl
- pyrazolo
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 0 C*c1c(C)c(*)nc2c(*C(*)=O)c(*)n[n]12 Chemical compound C*c1c(C)c(*)nc2c(*C(*)=O)c(*)n[n]12 0.000 description 4
Landscapes
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
R1及びR2は同一又は異なって、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を有していてもよい飽和もしくは不飽和複素環式基、
Qは単結合手、メチレン基又は式:−N(RQ)−で示される基、
RQはアルキル基、
環Aは隣接ピリミジン環と縮合する下式(A)、(B)又は(C):
R3及びR4は同一又は異なって、(a)水素原子、(b)シアノ基、(c)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、(d)アルキルオキシ基(該基のアルキル部分は、ハロゲン原子、水酸基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルオキシ基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい)、(e)アルキルチオ基、(f)アルキルスルフィニル基、(g)アルキルスルホニル基又は(h)式:−N(R’)(R”)で示される基、
R’及びR”は同一もしくは異なって、(1)水素原子、(2)ハロゲン原子、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基及びアルキルオキシ基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基、(3)アシル基、(4)アルキルスルホニル基又は(5)1又は2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基であるか、或いは両者が末端で互いに結合して隣接窒素原子と共に飽和又は不飽和含窒素複素環式基を形成することを表し、
Eは下式(i)〜(v):
R00はアルキル基、
Q1は単結合手、アルキレン基又は式:−N(R7)−で示される基、
R7は水素原子又はアルキル基、
Q2は単結合手又はアルキレン基、
R5及びR6は、一方が水素原子又はアルキル基であり、他方が(a)ハロゲン原子、シアノ基、アルキルオキシ基、置換基を有していてもよいシクロアルキル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、アシル基、置換基を有していてもよいアリール基及び置換基を有していてもよい飽和もしくは不飽和複素環式基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基、(b)置換基を有していてもよいシクロアルキル基、(c)式:−N(R8)(R9)で示される基、(d)置換基を有していてもよいアリール基又は(e)置換基を有していてもよい飽和もしくは不飽和複素環式基であるか、或いはR5及びR6の両者が末端で互いに結合して隣接窒素原子と共に置換基を有していてもよい飽和もしくは不飽和含窒素複素環式基を形成し、
R8及びR9は、一方が水素原子又はアルキル基であり、他方が(a)ハロゲン原子、シアノ基及びアリール基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基、(b)シクロアルキル基、(c)置換基を有していてもよいアリール基、(d)アシル基又は(e)置換基を有していてもよい飽和もしくは不飽和複素環式基、
R50及びR60は、一方が水素原子又はアルキル基であり、他方が水素原子、アルキル基又はアシル基であるか、或いは両者が互いに結合して隣接窒素原子とともに下式:
示される環式基を形成し、
R51はアルキル基又は置換基を有していてもよいアリールスルホニル基、
R61はアルキルアミノ基又はアジド基
を表す。〕
で示されるピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物又はその薬理的に許容し得る塩を有効成分としてなる医薬組成物に関する。
(A)フリル基、テトラヒドロフラニル基、ピラニル基、テトラヒドロピラニル基、チアシクロブチル基、チエニル基、テトラヒドロチエニル基、チオピラニル基、テトラヒドロチオピラニル基、ベンゾフラニル基、ジヒドロベンゾフラニル基、イソベンゾフラニル基、クロマニル基、イソクロマニル基、クロメニル基、イソクロメニル基、ベンゾチエニル基及びジヒドロベンゾチエニル基から選ばれる飽和もしくは不飽和含酸素又は含硫複素環式基、或いは(B)アゼチジル基、ピロリジニル基、ピロリニル基、イミダゾリジニル基、イミダゾリニル基、ピラゾリジニル基、ピラゾリニル基、ピロリル基、2H−ピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、ジヒドロピラゾリル基、チアゾリジニル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、イソオキサゾリル基、オキサゾリジニル基、ピリジル基、ジヒドロピリジル基、テトラヒドロピリジル基、ピペリジル基、ピラジニル基、ピペラジニル基、ピリミジニル基、テトラヒドロピリミジニル基、ピリダジニル基、モルホリニル基、アゾシニル基、アザシクロへプチル基、インドリジニル基、ベンズイミダゾリル基、ベンゾトリアゾリル基、インドリル基、イソインドリル基、3H−インドリル基、インドリニル基、イソインドリニル基、1H−インダゾリル基、ピロロピリジル基、ピロロピリミジニル基、テトラゾリル基、プリニル基、プテリジニル基、4H−キノリジニル基、キノリル基、ジヒドロキノリル基、テトラヒドロキノリル基、イソキノリル基、ジヒドロイソキノリル基、テトラヒドロイソキノリル基、フタラジニル基、ジヒドロフタラジニル基、ナフチリジニル基、ジヒドロナフチリジニル基、テトラヒドロナフチリジニル基、キノキサリニル基、キナゾリニル基、ジヒドロベンゾチアジニル基、ジヒドロベンゾオキサジニル基、シンノリニル基、プテリジニル基、キサンテニル基、カルバゾリル基、β−カルボリニル基、フェナントリジニル基、アクリジニル基、5H−ジヒドロジベンズアゼピニル基及び一般式:
で示されるスピロ複素環式基から選ばれる飽和もしくは不飽和含窒素複素環式基等があげられる。
で示されるスピロ複素環式基から選ばれる飽和もしくは不飽和含窒素複素環式基等があげられる。
RX−COOH [Ac−1]
〔式中、RXは、(a)水素原子、(b)ハロゲン原子、シアノ基、アルキルスルホニル基及びピリジル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基、(c)アリール基で置換されていてもよいアルキルオキシ基、(d)シクロアルキル基、(e)ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、トリハロゲノアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいアリール基、(f)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基又は(g)ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基及びはトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和複素環式基を表す。〕
で示されるカルボン酸から1個の水酸基を除いてできる基(即ち、式:RXCO−で示される基)があげられる。このようなアシル基の具体例としては、例えば、(a1)ホルミル基、(b1)アセチル基、プロピオニル基の如きC1−6アルキル−カルボニル基、トリフルオロアセチル基の如きトリハロゲノC1−6アルキル−カルボニル基、シアノアセチル基の如きシアノC1−6アルキル−カルボニル基、ピリジルアセチル基の如きピリジル−C1−6アルキル−カルボニル基、(c1)メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基の如きC1−6アルキルオキシ−カルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基の如きアリール−C1−6アルキルオキシ−カルボニル基、(d1)シクロプロピルカルボニル基、シクロペンチルカルボニル基の如きC3−8シクロアルキル−カルボニル基、(e1)ベンゾイル基の如きアリール−カルボニル基、クロロベンゾイル基、フルオロベンゾイル基、ジフルオロベンゾイル基の如きモノもしくはジハロゲノアリール−カルボニル基、シアノベンゾイル基の如きシアノアリール−カルボニル基、トリフルオロメチルベンゾイル基の如きトリハロゲノC1−6アルキル−アリール−カルボニル基、メトキシベンゾイル基の如きC1−6アルキルオキシ−アリール−カルボニル基、(f1)カルバモイル基、N−(C1−6アルキル)カルバモイル基、或いは(g1)フロイル基、テノイル基、ブロモテノイル基、シアノテノイル基、ピリジルカルボニル基、クロロピリジルカルボニル基、シアノピリジルカルボニル基、トリフルオロメチルピリジルカルボニル基又はピラジニルカルボニル基等があげられる。
(a)−C(=O)−N(R5)(R6)、
(b)−C(=O)−Alk−N(R5)(R6)、
(c)−Alk−C(=O)−N(R5)(R6)、又は
(d)−N(R7)−C(=O)−N(R5)(R6)
〔式中、Alkは直鎖もしくは分岐鎖C1−6アルキレン基を表し、他の記号は前記と同一意味を有する。〕
で示される基があげられる。
一般式[I]において、R1及びR2が同一又は異なって、ハロゲン原子及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、Qが単結合手、環Aが式(A)で示される置換ピラゾール環、Eが下式(i):
−C(=O)O−R00 (i)
で示される基、R4が(1)アルキル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいアミノ基又は(2)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基である化合物又はその薬理的に許容し得る塩。
一般式[I]において、R1及びR2が同一又は異なって、(1)ハロゲン原子、シアノ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキルオキシ基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいフェニル基又は(2)ハロゲン原子、オキソ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、アルキルオキシ基、アルキルオキシアルキル基及びアルキルオキシアルキルオキシ基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜7員複素環式基、
環Aが式(A)又は(B)で示される置換ピラゾール環、
Eが下式(a)〜(e):
(a)−C(=O)−N(R5)(R6)
(b)−C(=O)−Alk−N(R5)(R6)
(c)−Alk−C(=O)−N(R5)(R6)
(d)−N(R7)−C(=O)−N(R5)(R6)及び
(e)−C(=NR51)−R61
から選ばれる基、
R3が水素原子、シアノ基又はアルキルオキシ基、
R4が(a)水素原子、(b)シアノ基、(c)ハロゲン原子及び水酸基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基、(d)アルキルオキシ基(該基のアルキル部分は、ハロゲン原子、水酸基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アルキルオキシ基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい)、(e)アルキルチオ基、(f)アルキルスルフィニル基、(g)アルキルスルホニル基又は(h)式:−N(R’)(R”)で示される基、
R’及びR”は同一もしくは異なって、(1)水素原子、(2)ハロゲン原子、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基及びアルキルオキシ基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基、(3)アシル基、(4)アルキルスルホニル基又は(5)1又は2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基であるか、或いは(6)両者が末端で互いに結合して隣接窒素原子とともに飽和もしくは不飽和含窒素複素環式基(該複素環式基は水酸基又はアルキルオキシ基で置換されていてもよい)を形成し、
R5及びR6が、
一方が水素原子又はアルキル基であり、他方が
(1)ハロゲン原子、アルキルオキシ基、シクロアルキル基、アルキルチオ基、アルキルスルホニル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基、モルホリノカルボニル基、シアノ基で置換されていてもよいフェニル基及び飽和もしくは不飽和5〜6員複素単環式基(該複素環式基はハロゲン原子、アルキル基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる基で置換されていてもよい)から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基、
(2)シアノ基又はアルキル基で置換されていてもよいシクロアルキル基、
(3)式:−N(R8)(R9)で示される基、
(4)フェニル基、又は
(5)ハロゲン原子、シアノ基、水酸基、オキソ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、シクロアルキル基、アルキルカルボニル基、アルキルオキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基、1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、アルキルオキシカルボニルアミノ基、1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基及び5〜6員飽和もしくは不飽和複素単環式基から選ばれる1〜4個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和4〜10員複素単環もしくは二環式基であるか、或いは
(6)R5及びR6の両者が互いに結合して隣接窒素原子と共に飽和もしくは不飽和含窒素4〜7員複素単環式基(該複素環式基はハロゲン原子及びオキソ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)を形成し、
R8が水素原子又はアルキル基、R9が(a)ハロゲン原子、シアノ基及びフェニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいアルキル基;(b)ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、トリハロゲノアルキル基、シクロアルキル基、トリハロゲノアルキルオキシ基、アルキルオキシ基、アルキルチオ基及びアルキルスルホニル基から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基;(c)アルキルオキシカルボニル基;又は(d)ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、アルキルオキシ基及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる基で置換されていてもよい5〜6員飽和もしくは不飽和複素単環式基、
R7が水素原子、
R51がアルキル基又はフェニルスルホニル基(該基のフェニル部分は1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよい)、
R61がアルキルアミノ基又はアジド基
である化合物又はその薬理的に許容し得る塩。
R2が(1)ハロゲン原子及びシアノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基又は(2)ハロゲン原子で置換されていてもよい5〜6員飽和もしくは不飽和複素環式基、
R3が水素原子、
R4が水素原子、アルキル基、ジハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、トリハロゲノアルキル基、アルキルオキシアルキル基、ヒドロキシアルキルオキシ基、アルキルオキシアルキルオキシ基、アルキルスルホニルアルキル基又は式:−N(R’)(R”)で示される基、
R’及びR”は一方が水素原子又はアルキル基であり、他方がアシル基又はアルキルスルホニル基、
Eが下式:
(a)−C(=O)−N(R5)(R6)
(b)−C(=O)−Alk−N(R5)(R6)又は
(e)−C(=NR51)−R61
で示される基、
R5及びR6が、
一方が水素原子又はアルキル基であり、
他方が(1)アルキル基、(2)シクロアルキル基、(3)フェニル基、(4)ハロゲン原子、オキソ基、シアノ基、水酸基、アルキル基、トリハロゲノアルキル基、アルキルオキシ基、アルキルオキシアルキル基、アルキルカルボニル基、ジアルキルカルバモイル基、アルキルスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、フェニル基、ハロゲノフェニル基及びピリジル基から選ばれる1〜4個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和4〜10員単環もしくは二環式複素環式基又は(5)式:−N(R8)(R9)で示される基であるか、或いは(6)両者が互いに結合して5〜6員飽和もしくは不飽和含窒素複素単環式基(該複素環式基はハロゲン原子及びオキソ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、
R8がアルキル基、
R9が(1)アルキル基、(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、(3)ピリジル基で置換されていてもよいアルキル基又は(4)ハロゲン原子、アルキル基、トリハロゲノアルキル基及びアルキルオキシ基から選ばれる基で置換されていてもよい4〜6員飽和もしくは不飽和複素単環式基、
R51がアルキル基又はハロゲノフェニルスルホニル基、
R61がアルキルアミノ基又はアジド基
である化合物があげられる。
R2が塩素原子、フッ素原子、臭素原子及びシアノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、
R3が水素原子、
R4が水素原子、C1−4アルキル基、ジフルオロ−C1−4アルキル基、トリフルオロ−C1−4アルキル基、C1−4アルキルオキシ−C1−4アルキル基又はC1−4アルキル−カルボニルアミノ基、
Eが下式:
(a)−C(=O)−N(R5)(R6)又は
(b)−C(=O)−Alk−N(R5)(R6)
で示される基、
R5及びR6は一方が水素原子であり、他方がC1−4アルキル基、ピリジル−C1−4アルキル基、C5−7シクロアルキル基、クロロフェニル基、飽和もしくは不飽和4〜6員複素単環式基(該複素環式基はハロゲン原子、オキソ基及びC1−4アルキルオキシ−C1−4アルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)又は式:−N(R8)(R9)で示される基であるか、或いは両者が互いに結合して5〜6員含窒素複素単環式基(該複素単環式基1〜2個のオキソ基で置換されていてもよい)、
R8がC1−4アルキル基、
R9がC1−4アルキル基、クロロフェニル基、ピリジル基又はC1−4アルキルオキシピリジル基である化合物があげられる。
一般式[I]において、R1及びR2が同一又は異なって、ハロゲン原子及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、Qが単結合手、環Aが式(A)で示される置換ピラゾール環、R3が水素原子、R4が水素原子又はアルキル基、Eが式(iii):
一般式[I]において、R1及びR2が同一又は異なって、ハロゲン原子及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、Qが単結合手、環Aが式(A)で示される置換ピラゾール環、R3が水素原子、R4が水素原子又はアルキル基、Eが式(iv):
一般式[I]において、R1及びR2が同一又は異なって、ハロゲン原子及びトリハロゲノアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、Qが単結合手、環Aが式(C)で示される置換ピラゾール環、R3が水素原子、R4が式:−N(R’)(R”)で示される基、R’及びR”が同一もしくは異なって、水素原子又はアルキル基であるか、或いは(6)両者が末端で互いに結合して隣接窒素原子とともに5〜6員飽和もしくは不飽和含窒素複素環式基を形成する化合物又はその薬理的に許容し得る塩。
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−ピペリジノカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[(N’−メチル−N’−フェニルヒドラジノ)カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロへキシルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[(N’、N’−ジメチルヒドラジノ)カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−ピロリジノカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−テトラヒドロピラニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−ジフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[2−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)−2−メトキシピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−ブロモフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R、S)−6−(2−ブロモフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[N−(3−クロロフェニル)−N−メチルアミノ]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−シアノフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[N−メチル−N−(2−ピリジル)アミノ]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソブチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[N−メチル−N−(2−ピリジル)アミノ]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−シアノフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R、S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−フルオロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[N−メチル−N−(2−ピリジル)アミノ]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−エチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−ジフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−シアノフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−シアノフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−メトキシピリジン−5−イル)ヒドラジノ]カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−シアノフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(2−トリフルオロメチルピリジン−5−イル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−シアノフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−シアノフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−トリフルオロメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[(N’,N’−ジメチルヒドラジノ)カルボニル]−2−アセチルアミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−アセチルアミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]−2−ジフルオロメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−ジフルオロメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−ジフルオロメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−シアノフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−ピペリジノカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソチアシクロブタン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
7−(4−クロロフェニル)−6−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
7−(4−クロロフェニル)−6−(2−シアノフェニル)−3−(N−ピペリジノカルバモイル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
7−(4−クロロフェニル)−6−(2−シアノフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(2−メトキシメチル−1−ピロリジニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−フルオロピペリジノ)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−7−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−6−(2−シアノフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−エトキシピリジン−5−イル)ヒドラジノ]カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−メトキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−メトキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−メトキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]−2−メトキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
7−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−6−(2−シアノフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[2−(1,1−ジオキソチオモルホリノ)アセチル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−シアノフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−フルオロ)ピペリジノカルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
および
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
から選ばれる化合物又はその薬理的に許容し得る塩があげられる。
Q2が単結合手である化合物[I]、即ち下記一般式[I−A]:
で示される化合物は、一般式[II−A]:
で示される化合物と一般式[III]:
HN(R5)(R6) [III]
[式中、記号は前記と同一意味を有する。]
で示されるアミン化合物又はその塩と反応させることにより製することができる。
で示される化合物に変換した後、該化合物[II−Aa]と化合物[III]とを上記と同様に処理することにより実施することもできる。
Q2がアルキレン基である化合物[I]、即ち、下記一般式[I−B]:
で示される化合物は、一般式[II−B]:
で示される化合物と化合物[III]又はその塩とを反応させることにより製することができる。
Q1が−N(R7)−であり、Q2が単結合手である化合物[I]、即ち、下記一般式[I−C]:
で示される化合物は、一般式[II−C]:
で示される化合物と化合物[III]とを一般式[a]:
W1−CO−W2 [a]
〔式中、W1及びW2は、同一又は異なって脱離基を表す。〕
で示される化合物の存在下で反応させることにより製することができる。
で示される化合物を製した後、該化合物[IV](又はその反応性誘導体)と化合物[III]とを反応させるか、または、化合物[III]と化合物[a]とを反応させて、一般式[V]:
で示される化合物を製した後、該化合物[V](又はその反応性誘導体)と化合物[II−C]とを反応させることにより製することもできる。
下記一般式[I−D]:
で示される化合物は、例えば、記一般式[II−D]:
で示される化合物とジビニルスルホンとを適当な溶媒中、塩基の存在下で反応させることにより製することができる。溶媒としては、本反応に影響を与えるものでなければよく、例えばエタノール、イソプロピルアルコール、ジオキサン、トルエン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、等があげられる。塩基としては、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン、ジメチルアミノピリジン等があげられる。ジビニルスルホンの使用量は、化合物[II−D]に対して1.0〜3.0当量、好ましくは1.2〜1.5当量とすることができる。本反応は60〜200℃、好ましくは80〜150℃で実施することができる。
a)下記一般式[II−A01]:
で示される化合物を前記A法と同様に処理するか;或いは
b)下記一般式[II−B01]:
で示される化合物を前記B法と同様に処理するか;或いは
c)下記一般式[II−C01]:
で示される化合物を前記C法と同様に処理するか;或いは
d)下記一般式[II−D01]:
で示される化合物を前記D法と同様に処理することにより製することができる。
−SO2−N(R5)(R6) (iii)
で示される基である化合物は、例えば、下記一般式[II−E01]又は[II−E02]:
で示されるスルホニルハライド化合物とアミン化合物[III]とを反応させることにより製することができる。本反応は、溶媒中、塩基の存在下で実施することができる。溶媒としては、本反応に影響を与えるものでなければよく、例えばクロロホルム、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン等があげられる。塩基としては、ピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等があげられる。アミン化合物[III]の使用量は、化合物[II−E01]又は[II−E02]に対して0.5〜5.0当量、好ましくは0.8〜1.5当量とすることができる。塩基の使用量は、化合物[II−E01]又は[II−E02]に対して1.0〜5.0当量、好ましくは1.0〜1.5当量とすることができる。本反応は−10〜100℃、好ましくは0〜40℃で実施することができる。
Ry−CHO [a−1]
〔式中、Ryは水素原子又はアルキル基を表す。〕
で示されるアルデヒド化合物を還元剤の存在下及び塩基の存在下もしくは非存在下で反応させることにより製することができる(E法)。還元剤としては、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化シアノホウ素ナトリウム等があげられる。塩基としては、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン、ジメチルアミノピリジン等があげられる。本反応における化合物[a−1]の使用量は、化合物[II−Ca]に対して1.0〜3.0当量、好ましくは1.2〜1.5当量とすることができる。塩基の使用量は、化合物[II−Ca]に対して1.2〜5.0当量、好ましくは1.5〜2.0当量とすることができる。本反応は−50〜100℃、好ましくは−10〜40℃で実施することができる。
示される環式基である化合物は、例えば、
a)一般式[II−C]又は[II−C01]においてR7が水素原子である化合物(化合物[II−Ca]又は[II−Ca01])と式:
X01−Alk1−X02
〔式中、X01及びX02はハロゲン原子、Alk1はC4−6アルキレン基を表す。〕
で示される化合物を溶媒(アセトニトリル等)中、塩基(炭酸カリウム等)の存在下及び添加剤(ヨウ化ナトリウム等)の存在下もしくは非存在下で反応させるか、或いは、
b)化合物[II−Ca]又は[II−Ca01]とジビニルスルホンを反応させることにより製することができる。化合物[II−Ca]又は[II−Ca01]とジビニルスルホンとの反応は、前記D法と同様に実施することができる。
Ar−SO2−N3
〔式中、Arは置換基を有していてもよいアリール基を表す。〕
で示されるスルホンアジド化合物を溶媒(ピリジン等)中で反応させることにより製することができる。尚、Ar上の置換基としては、例えば、ハロゲン原子等があげられる。
置換基としてシアノ基(又はシアノを含む基)を有する化合物[I]は、例えば、置換基としてハロゲン原子又はアルキルスルホニル基(又はハロゲン原子もしくはアルキルスルホニル基を含む基)を有する対応化合物[I]とシアン化合物(シアン化亜鉛、シアン化銅、シアン化トリメチルシラン又はシアン化カリウム等)とを触媒、塩基及び添加剤の存在下又は非存在下で反応させることにより製造できる。塩基としては、例えばトリエチルアミン、N−メチルピペリジン、ジイソプロピルエチルアミン等があげられる。触媒としては、例えば酢酸パラジウム、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム、トランス−ジクロロビス(トリシクロヘキシルホスフィン)パラジウム又はテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムの如きパラジウム触媒或いはジブロモビス(トリフェニルホスフィン)ニッケルの如きニッケル触媒等があげられる。添加剤としては、例えばトリフェニルホスフィン、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、ラセミック−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル、2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)ビフェニル、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N’−ジメチルアミノ)ビフェニル、トリ−tert−ブチルホスフィン等のホスフィン化合物等があげられる。
置換基としてアルキルアミノ基又はシクロアルキルアミノ基(或いはアルキルアミノ基又はシクロアルキルアミノ基を含む基)を有する化合物[I]は、例えば、置換基としてハロゲン原子(或いはハロゲン原子を含む基)を有する対応化合物[I]とモノもしくはジアルキルアミン又はシクロアルキルアミンとを溶媒中、触媒、添加剤及び塩基の存在下反応させることにより得られる。触媒としては、例えば前記(a)法で使用されるパラジウム系触媒又は銅触媒等があげられる。添加剤としては、例えば前記(a)法で使用されるホスフィン化合物があげられ、塩基としては、酢酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、カリウム−tert−ブトキシド等があげられる。
置換基としてアルキルオキシ基(又はアルキルオキシ基を含む基)を有する化合物[I]は、例えば、(1)置換基として水酸基(又は水酸基を含む基)を有する対応化合物[I]と、アルキルハライドとを適当な溶媒中で反応させるか、(2)置換基として水酸基(又は水酸基を含む基)を有する対応化合物[I]とアルカノールとを溶媒中、塩基(炭酸カリウム、炭酸セシウム、水素化ナトリウム等)の存在下或いは活性化剤(ジエチルアゾジカルボキシレート等)及び三置換ホスフィンの存在下反応させるか、或いは(3)置換基としてアルキルスルホニル基(又はアルキルスルホニル基を含む基)を有する対応化合物[I]と、アルカリ金属アルコキシドとを適当な溶媒中で反応させることにより得られる。
置換基としてアルキルスルフィニル基又はアルキルスルホニル基(或いはアルキルスルフィニル基又はアルキルスルホニル基を含む基)を有する化合物[I]は、例えば、置換基としてアルキルチオ基(或いはアルキルチオ基を含む基)を有する対応化合物[I]を適当な溶媒中、3−クロロ過安息香酸の如き酸化剤で処理することにより製することができる。
置換基としてアルキルカルボニルアミノ基の如きアシルアミノ基(アシルアミノ基を含む基)を有する化合物[I]は、例えば、置換基としてアミノ基(或いはアミノ基を含む基)を有する対応化合物[I]と下記一般式:
RX−COOH [Ac−1]
〔式中、RXはアリール基で置換されていてもよいアルキル基又は置換基を有していてもよいアリール基を表す。〕
で示されるカルボン酸又はそれらの反応性誘導体(対応酸無水物又は対応酸ハライド等)を反応させることにより製することができる。本反応は、溶媒中、塩基(トリエチルアミン等)もしくは縮合剤(水溶性カルボジイミド等)の存在下並びに活性化剤(1−ヒドロキシベンゾトリアゾール等)の存在下もしくは非存在下に実施することができる、
また、化合物[I]からのアシル基の除去は、当該アシル基の種類に応じて、酸処理、接触還元等の慣用の方法により実施することができる。
置換基としてカルバモイル基(或いはカルバモイル基を含む基)を有する化合物[I]は、置換基としてアルキルオキシカルボニル基(或いはアルキルオキシカルボニル基を含む基)を有する対応化合物[I]を適当な溶媒中、アンモニアで処理することにより製することができる。
置換基としてアルキルカルバモイルアミノ基(或いはアルキルカルバモイルアミノ基を含む基)を有する化合物[I]は、置換基としてアミノ基(或いはアミノ基を含む基)を有する対応化合物[I]を適当な溶媒中、アルキルイソシアネートと反応させることにより製することができる。
置換基として下記式:
示される基を有する本発明の化合物[I]は、前記(4)と同様に、置換基としてアミノ基を有する対応化合物[I]と式:
X01−Alk1−X02
〔式中、記号は前記と同一意味を有する。〕
で示される化合物を反応させることにより製することができる。尚、A1で示される5〜7員脂肪族含窒素複素単環式基としては、例えば、1−ピロリジニル基、1−ピペリジル基等があげられる。
(i)本発明における中間体化合物のうち、一般式[II−A]においてQ1が単結合手又はアルキレン基である化合物は、例えば、以下の反応スキームA1〜A4に従って製することができる。
化合物[VI]と化合物[VII]との反応は、溶媒中、加熱下で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセタミド、ジオキサン、1,2―ジクロロエタン、トルエン、キシレン等があげられる。化合物[VII]の使用量は、化合物[VI]に対して1.0〜10当量、好ましくは1.0〜3.0当量とすることができる。本反応は50〜200℃、好ましくは80〜150℃で実施することができる。
化合物[VIII]と化合物[i]との反応は塩基存在下あるいは非存在下、溶媒中で実施することができる。塩基としては、例えばピペリジン、モルホリン、N−メチルピペラジン、ジエチルアミン等があげられる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えば酢酸、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール等があげられる。化合物[i]の使用量は、化合物[VIII]に対して0.5〜2.0当量、好ましくは0.8〜1.2当量とすることができる。塩基の使用量は、化合物[VIII]に対して0.01〜2.0当量、好ましくは0.1〜1.0当量とすることができる。本反応は50〜150℃、好ましくは70〜100℃で実施することができる。また、本反応は酸存在下又は非存在下、溶媒中で実施することもできる。酸としては、例えば臭化水素、塩化水素、酢酸等があげられる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えば酢酸、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール等があげられる。化合物[i]の使用量は、化合物[VIII]に対して0.5〜2.0当量、好ましくは0.8〜1.2当量とすることができる。酸の使用量は、化合物[VIII]に対して0.1〜3.0当量、好ましくは0.3〜1.0当量とすることができる。本反応は0〜150℃、好ましくは60〜100℃で実施することができる。
化合物[VI−a]と化合物[VII]との反応は、反応工程A1−1と同様にして実施することができる。
化合物[VIII−a]と化合物[i]との反応は、反応工程A1−2と同様にして実施することができる。また、本反応を酢酸中で実施することにより、反応工程A2−3を実施することなく化合物[X−a]を得ることができる。
化合物[IX−a]の分子内閉環反応は、溶媒中、塩基の存在下で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばエタノール、アセトニトリル、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、N,N−ジメチルホルムアミド等があげられる。塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ジメチルアミノピリジン等があげられる。塩基の使用量は、化合物[IX−a]に対して1.0〜10.0当量、好ましくは1.2〜3.0当量とすることができる。本反応は30〜150℃、好ましくは60〜100℃で実施することができる。
化合物[X−a]の化合物[XII−a]への変換は、溶媒中、ハロゲン化剤の存在下、並びに塩基の存在下もしくは非存在下で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばアセトニトリル、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、N,N−ジメチルホルムアミド等があげられる。ハロゲン化剤としては、例えば、オキシ塩化リン、塩化チオニル、五塩化リン、オキザリルクロリド等があげられる。塩基としては、例えば、N,N−ジメチルアニリン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン等があげられる。ハロゲン化剤の使用量は、化合物[X−a]に対して1.1〜5.0当量、好ましくは1.2〜1.5当量とすることができる。塩基の使用量は、化合物[X−a]に対して1.2〜10.0当量、好ましくは1.5〜2.0当量とすることができる。本反応は50〜200℃、好ましくは80〜150℃で実施することができる。
(1)化合物[XII−a]とボロン酸化合物[XIII−a]との反応は、溶媒中、触媒及び塩基の存在下で実施することができる。ボロン酸化合物[XIII−a]としては、R02及びR03が水素原子又はアルキル基(メチル基、エチル基、イソプロピル基等)である化合物又はR02及びR03が互いに結合してアルキレン基(エチレン基、プロピレン基、1,1,2,2−テトラメチルエチレン基等)を形成する化合物等があげられ、このうち、R02及びR03が水素原子である化合物(又は式:[R12−BO]3で示される対応ボロキシン化合物)が好ましい。溶媒としては反応に影響を及ぼさないものであればよく、例えば、ジオキサン、トルエン、ジメトキシエタン、エタノール、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、水等があげられる。触媒としては、例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、酢酸パラジウム(II)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド、ビス(トリ−o−トリルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド、ビス(トリシクロへキシルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドの如きパラジウム触媒、1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン ニッケル(II)ジクロリド、ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル(II)ジクロリドの如きニッケル触媒等があげられる。塩基としては、例えば、リン酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリウム、フッ化カリウム、トリエチルアミン、塩化リチウム等があげられる。本反応における化合物[XIII−a]の使用量は、化合物[XII−a]に対して1.0〜5.0当量、好ましくは1.1〜2.0当量とすることができる。触媒の使用量は、化合物[XII−a]に対して0.001〜0.5当量、好ましくは0.01〜0.05当量とすることができる。塩基の使用量は、化合物[XII−a]に対して1.0〜10.0当量、好ましくは2.0〜5.0当量とすることができる。本反応は20〜150℃、好ましくは60〜120℃で実施することができる。
化合物[XII−a]と化合物[XIII−c]の反応は、溶媒中、塩基の存在下で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン等があげられる。塩基としては、例えば、水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムエトキシド、tert−ブトキシカリウム等があげられる。本反応における化合物[XIII−c]の使用量は、化合物[XII−a]に対して0.5〜5.0当量、好ましくは1.0〜3.0当量とすることができる。塩基の使用量は、化合物[XII−a]に対して0.5〜10.0当量、好ましくは1.2〜6.0当量とすることができる。本反応は40〜200℃、好ましくは60〜120℃で実施することができる。
化合物[XII−a]と化合物[XIII−d]の反応は、溶媒中、触媒及び亜鉛の存在下で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド等があげられる。触媒としては、例えば、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、酢酸パラジウム(II)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)、ビス(トリ−o−トリルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド、ビス(トリシクロへキシルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドの如きパラジウム触媒等があげられる。本反応における化合物[XIII−d]の使用量は、化合物[XII−a]に対して0.5〜5.0当量、好ましくは1.0〜3.0当量とすることができる。触媒の使用量は、化合物[XII−a]に対して0.001〜1.0当量、好ましくは0.01〜0.3当量とすることができる。亜鉛の使用量は、化合物[XII−a]に対して1.0〜5.0当量、好ましくは1.5〜3.0当量とすることができる。本反応は40〜200℃、好ましくは60〜120℃で実施することができる。
化合物[VI−b]と化合物[VII−b]との反応は、溶媒中又は無溶媒で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばジメチルホルムアミド、トルエン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等があげられる。本反応における化合物[VII−b]の使用量は、化合物[VI−b]に対して0.5〜5.0当量、好ましくは0.9〜1.5当量とすることができる。本反応は0〜150℃、好ましくは50〜80℃で実施することができる。
化合物[VIII−b]のハロゲン化は、溶媒中、ハロゲン化剤の存在下および塩基の存在下もしくは非存在下で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばメチレンクロリド、四塩化炭素、クロロホルム、酢酸、テトラヒドロフラン等があげられる。ハロゲン化剤としては、例えば、臭素、N−ブロモスクシンイミド、N−クロロスクシンイミド等があげられる。塩基としては、例えば、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等があげられる。ハロゲン化剤の使用量は、化合物[VIII−b]に対して0.5〜10.0当量、好ましくは1.0〜3.0当量とすることができる。本反応は−40〜100℃、好ましくは−5〜20℃で実施することができる。
化合物[IX−b]と化合物[i]との反応は、反応工程A1−2と同様にして実施することができる。
化合物[X−b]とボロン酸化合物[XIII−b]又は含窒素複素環化合物[XIII−c]との反応は、それぞれ反応工程A2−5(1)又は(2)と同様にして実施することができる。
化合物[II−A11]の対応反応性誘導体(化合物[IX])への変換は慣用の方法により実施することができる。該反応性誘導体としては、対応する酸ハライド(W3がハロゲン原子である化合物[IX])又は混合酸無水物(W3がアルキルオキシカルボニルオキシ基等である化合物[IX])等があげられる。対応酸ハライドは、例えば、化合物[II−A11]とハロゲン化剤(チオニルクロリド、オキシ塩化リン、五塩化リン、オキザリルクロリド等)とを溶媒中もしくは無溶媒で触媒量のジメチルホルムアミド存在下もしくは非存在下で反応させることにより得ることができる。溶媒としては、反応に影響を与えないものであればよく、例えば塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ベンゼン、トルエン等があげられる。本反応は−20〜150℃、好ましくは0〜120℃で実施することができる。また対応混合酸無水物は、例えば、化合物[II−A11]とクロロ炭酸アルキル(クロロ炭酸エチル等)とを溶媒中、塩基(トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等)の存在下に反応させることにより得ることができる。溶媒としては、反応に影響を与えないものであればよく、例えば塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ベンゼン、トルエン等があげられる。本反応は−60〜100℃、好ましくは−40〜80℃で実施することができる。
化合物[IX]の化合物[X]への変換は、溶媒中、ジアゾメタン化合物(例えば、ジアゾメタン、トリメチルシリルジアゾメタン等)の存在下で実施することができる。溶媒としては、反応に影響を与えないものであればよく、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、ベンゼン、トルエン等があげられる。ジアゾメタン化合物の使用量は、化合物[IX]に対して1.0〜10当量、好ましくは1.0〜3.0当量とすることができる。本反応は−50〜80℃、好ましくは−10〜50℃で実施することができる。
化合物[X]の化合物[II−A12]への変換は、溶媒中、銀塩の存在下もしくは非存在下、加熱下で実施することができる。溶媒としては、反応に影響を与えないものであればよく、例えば水又はアルカノール(メタノール、エタノール等)等があげられる。銀塩としては酸化銀、安息香酸銀等があげられる。銀塩の使用量は、化合物[X]に対して1.0〜20当量、好ましくは1.0〜5.0当量とすることができる。本反応は50〜200℃、好ましくは80〜150℃で実施することができる。
化合物[II−A11]を還元して化合物[XI]を得る反応は、溶媒中、還元剤(水素化アルミニウムリチウム等)の存在下で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等があげられる。還元剤の使用量は、化合物[II−A11]に対して0.25〜20当量、好ましくは2.0〜5.0当量とすることができる。本反応は−50〜100℃、好ましくは−10〜40℃で実施することができる。
化合物[XI]の対応反応性誘導体(化合物[XII])への変換は、慣用の方法に従って実施することができる。例えば、W4がハロゲン原子又はアルキルスホニルオキシ基である化合物[XII]は、例えば、化合物[XI]をそれぞれチオニルハライド(チオニルクロリド等)又はアルキルスルホニルハライド(メタンスルホニルクロリド等)で処理することにより製することができる。
化合物[XII]と化合物[d]又はその塩との反応は、溶媒中、塩基の存在下で実施することができる。化合物[d]の塩としては、カリウム塩等の金属塩があげられる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、メタノール、エタノール等があげられる。塩基としては、例えば水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、リチウムジイソプロピルアミド、リチウムヘキサメチルジシラザン等があげられる。化合物[d]又はその塩の使用量は、化合物[XII]に対して1.0〜10.0当量、好ましくは1.5〜3.0当量とすることができる。塩基の使用量は、化合物[XII]に対して1.0〜10.0当量、好ましくは1.5〜3.0当量とすることができる。本反応は−20〜200℃、好ましくは20〜100℃で実施することができる。
上記スキームB1に記載の各反応は、例えば、下記の如くして実施することができる。
化合物[II−Aa]又はその対応アミド化合物とアルキル金属化合物[b1]又は[b2]との反応は溶媒中で実施することができる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ベンゼン、トルエン等があげられる。化合物[b1]又は[b2]の使用量は、化合物[II−Aa]又はその対応アミド化合物に対して1.0〜3.0当量、好ましくは1.0〜2.2当量とすることができる。本反応は−78〜50℃、好ましくは−40〜30℃で実施することができる。
化合物[XIV]のハロゲン化は溶媒中で実施することができる。ハロゲン化剤としては、例えば臭素、N−ブロモスクシンイミド、水素化ビス(ジメチルアセトアミド)ジブロモブロメート等があげられる。溶媒としては反応に影響を与えないものであればよく、例えばジエチルエーテル、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等があげられる。ハロゲン化剤の使用量は、化合物[XIV]に対して1.0〜3.0当量、好ましくは1.0〜2.0当量とすることができる。本反応は−10〜50℃、好ましくは0〜30℃で実施することができる。
上記スキームC1に記載の各反応は、例えば、下記の如くして実施することができる。
化合物[IIa]とアジド化剤との反応は、溶媒中、塩基の存在下又は非存在下で実施することができる。溶媒としては、反応に影響を与えないものであればよく、例えばアセトン、ベンゼン、トルエン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等があげられる。アジド化剤としては、例えばジフェニルリン酸アジド、アジ化ナトリウム等があげられる。塩基としては、例えばピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、4−メチルモルホリン、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−ウンデセン(DBU)等があげられる。アジド化剤の使用量は、化合物[IIa]に対して1.1〜5.0当量、好ましくは1.2〜1.5当量とすることができる。塩基の使用量は、化合物[IIa]に対して1.2〜10.0当量、好ましくは1.5〜3.0当量とすることができる。本反応は−30〜50℃、好ましくは−10〜10℃で実施することができる。
クルチウス(Crutius)転位反応による化合物[XVI−a]の調製は、溶媒中、加熱下で実施することができる。溶媒としては、反応に影響を与えるものでなければよく、例えばベンゼン、トルエン、ジオキサン、クロロホルム等があげられる。本反応は40〜200℃、好ましくは60〜120℃で実施することができる。また、本反応をt−ブタノール中で実施することにより、化合物[XVI−b]を得ることができる。
化合物[XVI−a]又は化合物[XVI−b]の酸処理は、溶媒中又は無溶媒で実施することができる。溶媒としては、反応に影響を与えないものであればよく、例えば水、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、塩化メチレン、クロロホルム、トルエン等があげられる。酸としては、例えば硫酸、塩酸、硝酸、トリフルオロ酢酸、臭化水素酸等の強酸があげられる。酸の使用量は、化合物[XVI−a]又は化合物[XVI−b]に対して1.0〜50.0当量、好ましくは5.0〜10.0当量とすることができる。本反応は−20〜200℃、好ましくは20〜120℃で実施することができる。
化合物[II−Ca]のアルキル化は、例えば、溶媒中、(1)塩基(水素化ナトリウム、炭酸カリウム、ピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、4−メチルモルホリン、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−ウンデセン等)及び一般式[XVIII]:
R72−X4 [XVIII]
〔式中、R72はアルキル基、X4はハロゲン原子を表す。〕
で示されるアルキルハライドの存在下;又は(2)還元剤(水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム等)、酸(酢酸、ギ酸等)及び一般式[XIX]:
R73−CHO [XIX]
〔式中、R73はアルキル基を表す。〕
で示されるアルデヒド化合物の存在下;又は(3)活性化剤(ジエチルアゾジカルボキシレート等)、3置換ホスフィン(トリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィン等)及び一般式[XX]:
R74−OH [XX]
〔式中、R74はアルキル基を表す。〕
で示されるアルカノールの存在下で実施することができる。溶媒としては、塩化メチレン、クロロホルム、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、ベンゼン、1,2−ジクロロエタン、1−メチルピロリジノン、1,2−ジメトキシエタン等があげられる。本反応は−20〜100℃、好ましくは0〜40℃で実施することができる。
Re−OH [e]
〔式中、Reはtert−ブチル基又はベンジル基を表す。〕
で示されるアルコール中で実施することにより一般式[II−Ae]:
で示される化合物を製した後、該化合物[II−Ae]と前記アルキルハライド化合物[XVIII]又は前記アルカノール化合物[XX]とを反応させて一般式[II−Af]:
で示される化合物を製し、更に該化合物[II−Af]から式:ReOCO−で示されるアシル基を除去することにより製することもできる。該アシル基の除去方法としては、例えば(1)塩酸、トリフルオロ酢酸又は臭化水素酸等による酸処理、(2)加熱処理(約150℃)、或いは(3)接触還元等があげられる。
H2N−NHZ [c]
〔式中、Zはアシル基を表す。〕
で示されるヒドラジン化合物又はその塩とを前記A法と同様に反応させた後、該反応生成物からアシル基(Z)を慣用の方法に従って除去することにより製することができる。
で示される化合物とヒドラジン化合物[c]とを前記A法と同様に反応させた後、該反応生成物からアシル基(Z)を慣用の方法に従って除去することにより製することができる。
3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(参考例1で得られる化合物)200mgのトルエン1.5mL懸濁液に、チオニルクロリド114μLを加え、室温で2時間撹拌する。反応液を減圧濃縮し、得られる粗成生物を塩化メチレン1.5mLに溶解する。該溶液にトリエチルアミン217μL、1−アミノピペリジン56μLを加えて室温で10分間撹拌する。反応液を減圧濃縮し、得られる粗成生物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒:クロロホルム/メタノール=100:0〜19:5、およびヘキサン/酢酸エチル=67:33〜2:3)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−ピペリジノカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(162mg、収率67%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;466/468[M+H]+。
参考例1で得られる化合物200mgのトルエン2mL懸濁液にオキザリルクロリド136μLを加え、60℃で1時間撹拌する。反応液を減圧濃縮し、得られる粗成生物を塩化メチレン2mLに溶解する。該溶液にトリエチルアミン217μL、1−メチル−1−フェニルヒドラジン61μLを加えて室温で2時間撹拌する。反応液に水及び塩化メチレンを加え、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗成生物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=4:1〜7:3)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[(N’−メチル−N’−フェニルヒドラジノ)カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(204mg、収率80%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;488/490[M+H]+。
参考例1で得られる化合物57.6mg及び1−アミノピロリジン塩酸塩24.5mgのクロロホルム(アミレン添加)1.0mL溶液に、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール・1水和物(0.5Mクロロホルム溶液、アミレンを含む)0.23mL、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(0.5M、N,N−ジメチルホルムアミド溶液)0.23mLおよびトリエチルアミン63μLを加え、室温で終夜撹拌する。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液2mL、水2mL及びクロロホルム5mLを加え、15分間激しく攪拌する。有機層を分離した後、水層をクロロホルム3mLで抽出する。合した有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液3mL及び飽和食塩水3mLで順次洗浄後、減圧濃縮し、得られる粗成生物を液体クロマトグラフ質量分析計(LCMS)(カラム:XTerra MS C18、溶媒:10mM炭酸アンモニウム水溶液/メタノール=40/60〜10/90)を用いて精製する。溶出液を濃縮し、残さをtert−ブタノールに溶解後、凍結乾燥することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−ピロリジノカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(47.2mg、収率70%)を粉末として得る。
MS(ESI)m/z;452[M+H]+。
対応原料化合物を製造例1、2又は3と同様に処理することにより、下記第1表記載の化合物を得る。
3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(参考例1(4)で得られる化合物)165mgのクロロホルム(アミレン添加)1.0mL溶液に参考例13(2)で得られる化合物50mg、水溶性カルボジイミド塩酸塩123mg、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物97mg及びトリエチルアミン178μLを加え、室温で終夜撹拌する。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液2mLを加えて攪拌後、クロロホルムで抽出する。抽出液を減圧濃縮し、得られる粗成生物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜70/30)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−テトラヒドロチオピラニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(50mg、収率24%)を黄色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;483/485[M+H]+。
製造例28で得られる化合物の塩化メチレン1.0mL溶液にメタンスルホン酸20μL、3−クロロ過安息香酸57mgを加え、室温で1時間攪拌する。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて攪拌後、有機層を抽出する。抽出液を減圧濃縮し、得られる粗成生物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;クロロホルム/酢酸エチル=100/0〜70/30)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−{4−(1,1−ジオキソ)テトラヒドロチオピラニル}カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(37.3mg、収率73%)を淡黄色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;515/517[M+H]+。
参考例9(2)で得られる化合物50mgのメタノール1mL溶液に36%ホルムアルデヒド水溶液118μL、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム75mg及びトリエチルアミン39μLを加え、室温で3時間攪拌する。反応液をクロロホルムで希釈後、炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、クロロホルムで抽出する。抽出液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=93/7〜78/22)で精製後、tertブチルアルコールに溶解し、凍結乾燥することにより、3−ジメチルアミノ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(13.5mg、収率26%)を赤色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;383/385[M+H]+。
(1)対応原料化合物200mgを製造例3と同様に処理することにより、6−(2−ブロモフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(249mg)を黄色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;533/535[M+H]+。
MS(APCI)m/z;480/482[M+H]+。
参考例6で得られる化合物1.0gのクロロホルム20mL溶液にシクロペンチルアミン260mg、水溶性カルボジイミド塩酸塩620mg及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール540mg加え、室温で終夜攪拌する。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液及びクロロホルムを加えて攪拌後、有機層を抽出し、抽出液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=82/18〜67/33)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)−2−メチルチオピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(940mg、収率81%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;497/499[M+H]+。
製造例32で得られる化合物940mgの塩化メチレン40mL溶液に氷冷下で3−クロロ過安息香酸1.09gを加え、室温で3時間攪拌する。反応液にチオ硫酸ナトリウム水溶液を加えて攪拌後、クロロホルムで抽出する。抽出液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NHシリカゲル;富士シリシアケミカル製、溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜0/100)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)−2−メチルスルホニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(1.0g、収率100%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;529/531[M+H]+。
製造例33で得られる化合物100mgのテトラヒドロフラン3mL/メタノール3mL溶液にナトリウムメトキシド102mgを加え、50℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却後、水及び酢酸エチルを加えて攪拌する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜60/40)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)−2−メトキシピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(57.2mg、収率63%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;481/483[M+H]+。
製造例33で得られる化合物300mgのジメチルホルムアミド7mL溶液にシアン化ナトリウム167mgを加え、50℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却後、酢酸エチル及びび炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて攪拌する。有機層を分離した後、水層を酢酸エチルで抽出する。合した有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜70/30)にて精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−5−シアノ−2−メチルスルホニル−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(化合物(a):138mg、収率44%)、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2,5−ジシアノ−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(化合物(b):18.3mg、収率6%)をそれぞれ淡黄色固体として得る。
化合物(b):MS(APCI)m/z;501/503[M+H]+。
製造例35で得られる化合物(a)50mgのメタノール3mL、テトラヒドロフラン3mL溶液にナトリウムメトキシド49mgを加え、室温で終夜攪拌する。反応液に酢酸エチル及び飽和食塩水を加えて、有機層を分離する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜30:70)にて精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)−5−メトキシ−2−メチルスルホニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(50.5mg、収率100%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;559/561[M+H]+。
製造例36で得られる化合物24mgのメタノール2mL、テトラヒドロフラン1mL溶液にナトリウムメトキシド23mgを加え、マイクロウェーブ反応装置で100℃にて2時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、クロロホルム及び水を加え、有機層を分離して減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NHシリカゲル;富士シリシアケミカル製、溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=65/35〜30:70)にて精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)−2,5−ジメトキシピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(17.8mg、収率81%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;511/513[M+H]+。
製造例33で得られる化合物300mgのジメチルホルムアミド10mL溶液にシアン化ナトリウム42.1mgを加え、マイクロウェーブ反応装置で100℃にて1.5時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、酢酸エチル及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて攪拌する。有機層を水洗後、減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜65:35)にて精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−シアノ−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(23.1mg、収率9%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;476/478[M+H]+。
参考例10(2)で得られる化合物138mgのエタノール7mL溶液にジビニルスルホン42μL、トリエチルアミン72μLを加え、6時間加熱還流する。反応液を室温まで冷却後、減圧濃縮する。残渣に水及び塩化メチレンを加えて攪拌後、有機層を抽出し、食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(1st:溶媒;クロロホルム/メタノール=100/0〜95:5、2nd:Chromatorex NHシリカゲル;富士シリシアケミカル製、ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜20/80)で精製後、tertブチルアルコールに溶解し、凍結乾燥することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−{4−(1,1−ジオキソ)チオモルホリノ}カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(57mg、収率31%)を淡黄色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;516/518[M+H]+。
参考例11で得られる化合物1.1gのテトラヒドロフラン2.8mL/水4.2mL溶液に酢酸7mLを加え、マイクロウェーブ反応装置で100℃にて1時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、2N水酸化ナトリウム水溶液を加えた後、クロロホルムで抽出する。抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜60:40)で精製することにより、2−アミノ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(529mg、収率75%)を黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;466/468[M+H]+。
製造例40で得られる化合物60mg、ピリジン600μL、無水酢酸200μLを100℃で3日間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、1N塩酸水溶液及び酢酸エチルを加えて攪拌し、酢酸エチルで抽出する。抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NHシリカゲル;富士シリシアケミカル製、溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜50:50)で精製することにより、2−アセチルアミノ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(38.2mg、収率58%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;508/510[M+H]+。
製造例40で得られる化合物60mgの水0.3mL/アセトニトリル2.4mL溶液に1,4−ジクロロブタン81.6mg、炭酸カリウム88.8mg及びヨウ化ナトリウム76.8mgを加え、マイクロウェーブ反応装置で150℃にて3時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、減圧濃縮し、残渣に酢酸エチル及び水を加えて攪拌する。有機層を抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜70:30)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)−2−(1−ピロリジニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(25mg、収率37%)を黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;520/522[M+H]+。
参考例1(4)で得られる化合物77mgの塩化メチレン1mL溶液に参考例17で得られる化合物34mg、水溶性カルボジイミド塩酸塩58mg、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール46mg及びトリエチルアミン84μLを加え、室温で終夜攪拌する。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液及び塩化メチレンを加えて攪拌後、有機層を分離し、減圧濃縮することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−シアノ−テトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(50.8mg、収率50%)を淡黄色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;508/510[M+H]+。
対応原料化合物を製造例1〜3のいずれかと同様に処理することにより、下記第2〜4表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を製造例3と同様に処理することにより、6−(2−クロロピリジン−3−イル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(39mg、収率67%)を淡黄色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;452/454[M+H]+。
製造例181で得られる化合物(36mg)を製造例33と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メチルスルホニル−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(33.1mg、収率86%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;579/581[M+H]+。
製造例204で得られる化合物を製造例34と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メトキシ−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(72mg、収率79%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;531/533[M+H]+。
製造例144で得られる化合物(80mg)を製造例29と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオピラン−4−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(61.1mg、収率72%)を淡黄色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;565/567[M+H]+。
(1)製造例204で得られる化合物(300mg)を製造例35と同様に処理することにより、5−シアノ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メチルスルホニル−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(60mg、収率19%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;604/606[M+H]+。
MS(APCI)m/z;609/611[M+H]+。
参考例18又は参考例19で得られる化合物を製造例39と同様に処理することにより、下記第5表記載の化合物を得る。
製造例152、製造例194又は製造例156で得られる化合物を製造例29と同様に処理することにより、下記第6表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を製造例28と同様に処理し、次いで該生成物を製造例29と同様に処理することにより、下記第7表記載の化合物を得る。
製造例40で得られる化合物と2−クロロエチルエーテルとを製造例43と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−モルホリノ−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(23mg、収率33%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;536/538[M+H]+。
対応原料化合物を製造例11と同様に処理し、次いで生成物を製造例40と同様に処理することにより、下記第8表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を製造例42と同様に処理することにより、下記第9表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を製造例43と同様に処理することにより、下記第10表記載の化合物を得る。
ピロリジン15.5μL及びピリジン20μLのクロロホルム2mL溶液に、参考例54で得られる化合物60mgのクロロホルム1mL溶液を氷冷下で滴下する。該混合物を室温で2.5時間攪後、ピロリジン15.5μLを加え、更に2.5時間攪拌する。反応混合物に水を加え、クロロホルムで抽出する。有機層を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=82/18〜67:33)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチル−3−(1−ピロリジニル)スルホニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(43.8mg、収率68%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;521/523[M+H]+。
参考例53で得られる化合物60mgのエタノール0.5mL溶液にジビニルスルホン20μLを加え、該混合物をマイクロウェーブ反応装置中、120℃で1時間攪拌後、更に130℃で4時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、水を加え、酢酸エチルで抽出する。有機層を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜55:45)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−(1,1−ジオキソチオモルホリノ)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(40mg、収率51%)を赤色固体として得る。
MS(APCI)m/z;507/509[M+H]+。
参考例55で得られる化合物128mgのクロロホルム2ml溶液に臭素21μLのクロロホルム1.3mL溶液を加え、該混合物を室温で2時間攪拌する。反応液を減圧濃縮し、残渣にジメチルホルムアミド2mL、N−メチルアニリン181μLを加え、室温で2時間攪拌する。反応液に水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出する。有機層を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=88/12〜75:25)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[2−(N−メチル−N−フェニルアミノ)アセチル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(115mg、収率70%)を黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;487/489[M+H]+。
製造例434で得られる化合物(125mg)のジクロロメタン溶液2mL溶液に75%メタクロロ過安息香酸146mgを加え、該混合物を室温で終夜攪拌する。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ChromatorexNHシリカゲル、溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=50/50)で精製する。溶出液を濃縮し、析出物をヘキサンで洗浄することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(1,1−ジオキソチオモルホリノ)−2−メチル−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(70mg、53%)を固体として得る。
MS(APCI)m/z;526/528[M+H]+。
(1)対応原料化合物を参考例2と同様に処理することにより、6−(2−ブロモフェニル)−3−カルボキシ−7−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(1.51g、収率20%)を淡黄色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;460/462[M+H]+。
MS(APCI)m/z;565/567[M+H]+。
MS(APCI)m/z;512/514[M+H]+。
(1)参考例33で得られる化合物2.08gのN,N−ジメチルホルムアミド20mL溶液に2Mメチルアミン−メタノール溶液5mL、水溶性カルボジイミド1.92g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1.53g、トリエチルアミン1.01gを加え、該混合物を室温で終夜攪拌する。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NHシリカゲル、溶媒;クロロホルム/メタノール=100/0〜95:5)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−(N−メチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(1.83g、収率85%)を黄色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;431/433[M+H]+。
MS(APCI)m/z;447/449[M+H]+。
製造例332で得られる化合物を製造例31(2)と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[(N’−メチル−N’−(6−シアノピリジン−3−イル)ヒドラジノ]カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを得る。
MS(APCI)m/z;514/516[M+H]+。
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(6−フルオロピリジン−2−イル)ヒドラジノ]カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(製造例292で得られる化合物)のN−メチルピペリジン1mL溶液にジイソプロピルエチルアミン52μLおよびモルホリン26μLを加え、封管容器中、90℃で終夜撹拌後、更に120℃で4時間撹拌する。反応液を室温まで冷却後、モルホリン60μLを加え、封管容器中、120℃で終夜撹拌後、マイクロウェーブ反応装置中、100℃で15分撹拌する。反応液を室温まで冷却後、減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜40/60)で精製後、溶出液を濃縮する。得られる残さをゲルパーミエーションクロマトグラフィー(移動層;クロロホルム)で精製し、溶出液を濃縮する。得られる残さをtert−ブタノールに溶解し、凍結乾燥することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(6−モルホリノピリジン−2−イル)ヒドラジノ]カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(12.9mg、収率23%)を淡黄色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;574/576[M+H]+。
(1)対応原料化合物を参考例2と同様に処理することにより、6−(2−ブロモフェニル)−3−カルボキシ−7−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(2.09g、収率22%)を淡黄色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;446/448[M+H]+。
MS(APCI)m/z;551/553[M+H]+。
化合物a;MS(APCI)m/z;498/500[M+H]+。
化合物b;MS(APCI)m/z;489[M+H]+。
(1)対応原料化合物(576mg)を製造例3と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(656mg、収率79%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;552/554[M+H]+。
MS(APCI)m/z;452/454[M+H]+。
MS(APCI)m/z;494/496[M+H]+。
対応原料化合物を製造例247と同様に処理することにより、下記第12表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を製造例31又は製造例242と同様に処理することにより、下記第13表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を製造例3と同様に処理することにより、下記第14表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を製造例3又は製造例242と同様に処理することにより、下記第15表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を製造例28と同様に処理することにより、下記第16表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を製造例1と同様に処理することにより、下記第17表記載の化合物を得る。
(1)製造例484(2)で得られる化合物(1.0g)、トリエチルアミン1.81mLのテトラヒドロフラン20mL溶液に氷冷下でメタンスルホニルクロリド1.0gをゆっくり加えた後、室温で40分間攪拌する。反応液を酢酸エチルで希釈後、氷冷下で水を加えて攪拌し、水層を酢酸エチルで抽出する。抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗成生物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NHシリカゲル、溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜60/40)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−[N,N−ビス(メチルスルホニル)アミノ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(1.01g、収率75%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;617/619[M+H]+。
MS(APCI)m/z;539/541[M+H]+。
MS(APCI)m/z;553/555[M+H]+。
対応原料化合物を参考例1(3)および製造例3と同様に処理することにより、下記第18表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を製造例3と同様に処理することにより、下記第19表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を製造例238と同様に処理することにより、下記第20表記載の化合物を得る。
参考例53で得られる化合物60mgのテトラヒドロフラン1mL−ジメチルアセトアミド0.2mL溶液にジヨードペンタン34.5μL、炭酸ナトリウム24.5mgを加え、70℃にて17時間攪拌する。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、抽出液wp減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=85/15〜60/40)にて精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−3−(ピペリジン−1−イル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(17mg、収率24%)を赤色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;457/459[M+H]+。
対応原料化合物を製造例240と同様に処理することにより、下記第21表記載の化合物を得る。
(1)参考例33で得られる化合物500mgを製造例1と同様に処理することにより6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1−ヒドロキシ−4−メチルチオー2−ブチル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(357mg、収率56%)を黄色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;535/537[M+H]+。
MS(APCI)m/z;503/505[M+H]+。
MS(APCI)m/z;519/521[M+H]+。
参考例47で得られる化合物を製造例3と同様に処理することにより、(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−(2−メトキシエトキシ)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(77mg、収率67%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;575/577[M+H]+。
対応原料化合物を製造例3と同様に処理することにより、(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−(2−ヒドロキシエトキシ)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(91mg、収率84%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;561/563[M+H]+。
(1)参考例59で得られる化合物を製造例3と同様に処理することにより、(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)カルバモイル]−2−(メチルチオメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(183.6mg、収率91%)を淡黄色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;561/563[M+H]+。
MS(APCI)m/z;593/595[M+H]+。
参考例9で得られる化合物50mgおよび3−ピリジル酢酸塩酸塩31.8mgを製造例3と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[2−(2−ピリジル)アセチル]アミノ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(52.6mg、収率79%)を黄色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;474/476[M+H]+。
(1)参考例5で得られる化合物(7.3g)を製造例484と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(1.43g)を得る。
MS(APCI)m/z;427/429[M+H]+。
MS(APCI)m/z;505/507[M+H]+。
MS(APCI)m/z;477/479[M+H]+。
MS(APCI)m/z;596/598[M+H]+。
対応原料化合物を製造例471と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソブチルカルバモイル)−2−(メチルスルホニルアミノ)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(52mg、収率79%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;546/548[M+H]+。
参考例9(2)で得られる化合物50mgのテトラヒドロフラン1.5mL溶液に、フェニルイソシアネート30.5μL、トリエチルアミン49μLを加え、60℃にて終夜攪拌する。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出する。抽出液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=75/25〜65/35)にて精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N’−フェニルウレイド)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(37.8mg、収率57%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;474/476[M+H]+。
対応原料化合物を製造例473と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N’−シクロペンチルウレイド)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(48.3mg、収率74%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;466/468[M+H]+。
対応原料化合物を製造例3と同様に処理することにより、下記第22表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を製造例31と同様に処理することにより、6−(2−シアノフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−チオモルホリノ)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを粉末として得る。
MS(APCI)m/z;541[M+H]+。
(1)製造例471(1)で得られる化合物(440mg)を参考例1(3)と同様に処理することにより6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−カルボキシ−2−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを粗生成物として得る。
MS(APCI)m/z;399/401[M+H]+。
MS(APCI)m/z;516/518[M+H]+。
MS(APCI)m/z;570/572[M+H]+。
3−(N,N−ジメチルアミノ)−1−(4−クロロフェニル)−2−(2−クロロフェニル)−2−プロペン−1−オン(6.18g)と、参考例46で得られる化合物3.0gを参考例1(2)と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−エトキシカルボニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(3.57g、収率45%)を無色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;412/414[M+H]+。
(1)製造例481で得られる化合物2.5gを参考例1(3)と同様に処理することにより、2−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(1.65g)を粗生成物として得る。
MS(APCI)m/z;384/386[M+H]+。
MS(APCI)m/z;489/491[M+H]+。
5−アミノ−4−エトキシカルボニル−3−メチルチオ−1H−ピラゾール(参考例18で得られる化合物)10.1gと3−(N,N−ジメチルアミノ)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2−クロロフェニル)−2−プロペン−1−オン17.7gを参考例5(1)と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−メチルチオピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(11.4g、収率45%)を無色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;492/494[M+H]+。
(1)製造例483で得られる化合物(11g)を参考例5(2)と同様に処理することにより、2−アジド−6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(10.6g、収率91%)を無色粉体として得る。該化合物(10.6g)を参考例11と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−(トリフェニルホスホラニリデンアミノ)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(11.1g)を無色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;461/463[M+H]+。
製造例484で得られる化合物(2.1g)と1,4−ジクロロブタン(2.9g)を製造例43と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−(ピロリジン−1−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(0.61g、収率26%)を黄色油状物として得る。
MS(APCI)m/z;515/517[M+H]+。
製造例485で得られる化合物(0.61g)を参考例8と同様に処理することにより、3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−(ピロリジン−1−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(0.45g)を粗生成物として得る。該化合物(70mg)と1−アミノピロリジン塩酸塩(17.6mg)を製造例3と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−3−[N−(ピロリジン−1−イル)カルバモイル]−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−(ピロリジン−1−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(14.8mg;化合物a)および6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−(ピロリジン−1−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(32.6mg;化合物b)をそれそれ黄色粉末として得る。
化合物a: MS(APCI)m/z;555/557[M+H]+。
化合物b: MS(APCI)m/z;443/445[M+H]+。
(1)参考例4Bで得られる化合物(300mg)のジメチルホルムアミド5mL溶液に、窒素雰囲気下で水素化ナトリウム(60%、137mg)を少量ずつ加え、撹拌する。該混合物に4−クロロ−N−メチルアニリン125μLを徐々に加えた後、80℃で30分間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、水及び酢酸エチルを加え、水層を2N塩酸で中和する。有機層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;クロロホルム/メタノール=98/2〜85:15)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−[N−メチル−N−(4−クロロフェニル)アミノ]−3−カルボキシ−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(54.2mg、収率15%)を無色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;427/429[M+H]+。
MS(APCI)m/z;532/534[M+H]+。
対応原料化合物を製造例487と同様に処理することにより、下記第24表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を製造例487と同様に処理することにより、下記第25表記載の化合物を得る。
(1)ジエチルエーテル250mLに金属マグネシウム6.04gおよび触媒量のヨウ素を加えて撹拌し、2−クロロベンジルクロリド20.0gを徐々に滴下する。混合物が発熱し始めてから1時間撹拌した後、反応液に4−クロロベンゾニトリル18.8gのテトラヒドロフラン20mL/ジエチルエーテル50mL溶液を加え、該混合物を3時間撹拌する。氷冷下、反応液に2N塩酸150mLを加え、室温で2時間撹拌する。反応液を酢酸エチルで抽出し、有機層を1N塩酸、水、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=40/1〜20/1)で精製することにより、(2−クロロベンジル)(4−クロロフェニル)メタノン(24.40g、収率74%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;265/267[M+H]+。
MS(APCI)m/z;412/414[M+H]+。
MS(APCI)m/z;384/386[M+H]+。
(1)ジメトキシエタン100mLに4−クロロベンジルブロミド4.1g、4−クロロベンゾイルクロリド2.56mL、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムジクロリド702mgおよび亜鉛末2.6gを加え、窒素雰囲気下、2時間撹拌する。反応混合物をろ過し、ろ液を減圧濃縮後、残さを酢酸エチルで抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=49/1〜9/1)で精製することにより、(4−クロロベンジル)(4−クロロフェニル)メタノン(4.85g、収率91%)を粉末として得る。
MS(GC-EI)m/z;264[M]+。
MS(APCI)m/z;384/386[M+H]+。
対応原料化合物を参考例1と同様に処理することにより、3−カルボキシ−6−フェニル−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(2.06g、収率22%)を得る。
MS(APCI)m/z:350/352[M+H]+。
(1)2−クロロフェニル酢酸メチルエステル10gのジメチルホルムアミド150mL溶液にN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール14.4mLを加え、85℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却した後、酢酸エチル及び水を加えて攪拌する。有機層を抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥した後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、残渣を酢酸18mLで希釈後、3−アミノ−4−エトキシカルボニル−1H−ピラゾール8.4g、ピペリジン1.1mLを加え、80℃で3.5時間攪拌する。反応液を室温まで冷却した後、酢酸エチル及び水を加えて攪拌し、ろ過する。得られる固体を乾燥することにより、5−[2−(2−クロロフェニル)−2−メトキシカルボニルビニルアミノ]−4−メトキシカルボニル−1H−ピラゾール(11.8g、収率62%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;350/352[M+H]+。
MS(APCI)m/z;318/320[M+H]+。
MS(APCI)m/z;336/338[M+H]+。
MS(APCI)m/z;396/398[M+H]+。
2−クロロフェニル酢酸メチルエステル25gのジメチルホルムアミド400mL溶液にN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール36mLを加え、90℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却した後、酢酸エチル及び水を加えて攪拌する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、残渣を酢酸60mLで希釈後、これに3−アミノ−4−エトキシカルボニル−2−メチル−1H−ピラゾール19.7gを加えて、120℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却後、析出物をろ取し、酢酸エチル/ジイソプロピルエーテル(=1/1)で洗浄・乾燥することにより、6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−メチル−7−オキソ−4,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(26.0g、2段階収率62%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;332/334[M+H]+。
(1)5−アミノ−4−エトキシカルボニル−3−メチルチオ−1H−ピラゾール(参考例18で得られる化合物)6.8g、3−(N,N−ジメチルアミノ)−1−(4−クロロフェニル)−2−(2−クロロフェニル)−2−プロペン−1−オン10.9g及びピペリジン578mgの酢酸13mL溶液を80℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却後、水及び酢酸エチルを加える。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=85/15〜70/30)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−メチルチオピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(5.88g、収率38%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;456/458[M+H]+。
MS(APCI)m/z;428/430[M+H]+。
(1)1−(4−クロロフェニル)エタノン13.1g及びC−tert−ブトキシ−N,N,N’,N’−テトラメチルメチレンジアミン16.3gの混合物を60℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却後、減圧濃縮することにより、1−(4−クロロフェニル)−3−(N,N−ジメチルアミノ)−2−プロペン−1−オン(18.4g、収率100%)を黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;210/212[M+H]+。
MS(APCI)m/z;288/290[M+H]+。
MS(APCI)m/z;380/382[M+H]+。
MS(APCI)m/z;418/420[M+H]+。
参考例4(3)で得られる化合物168mgのジメチルホルムアミド5mL溶液にピロリジン50μL、炭酸カリウム138mgを加え、マイクロウェーブ反応装置で160℃にて5分間攪拌する。反応液を室温まで冷却し、水を加えて攪拌後、塩化メチレンで抽出する。抽出液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜65/35)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−7−(1−ピロリジニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(116mg、収率63%)を粉末として得る。
MS(APCI)m/z;371/373[M+H]+。
(1)対応原料化合物を参考例4B及び参考例4(3)と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−クロロ−3−エトキシカルボニルー2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを得る。
MS(APCI)m/z;417/419[M+H]+。
参考例5(1)で得られる化合物11.5gのエタノール58mL/テトラヒドロフラン58mL溶液に2N水酸化ナトリウム水溶液50.2mLを加え、60℃で8時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、減圧濃縮し、残さにクロロホルム、食塩水及び2N塩酸水を加えて攪拌する(pH=2〜3)。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。析出晶をジエチルエーテルで洗浄することにより、3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−メチルチオピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(11.1g、収率100%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;430/432[M+H]+。
(1)参考例1(4)で得られる化合物2.0gのtert−ブチルアルコール15mL溶液にジフェニルリン酸アジド1.15mL、トリエチルアミン725μLを加え、80℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却後、水及び酢酸エチルを加えて攪拌する。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜55/45)で精製することにより、3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(1.0g、収率42%)を橙色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;455/457[M+H]+。
MS(APCI)m/z;355/357[M+H]+。
(1)参考例1(4)で得られる化合物300mgの塩化メチレン4.0mL溶液にN−tert−ブトキシカルボニルヒドラジン135mL、水溶性カルボジイミド塩酸塩224mg、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール179mg及びトリエチルアミン326mgを加え、室温で終夜攪拌する。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液及び塩化メチレンを加えて攪拌する。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NHシリカゲル;富士シリシアケミカル製、溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜40:60)で精製することにより、3−(N’−tert−ブトキシカルボニルヒドラジノ)カルボニル−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(379mg、収率97%)を黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;498/500[M+H]+。
MS(APCI)m/z;398/400[M+H]+。
製造例33で得られる化合物1.5gのジメチルホルムアミド20mL溶液にアジ化ナトリウム1.11gを加え、110℃で終夜攪拌する。反応液を室温まで冷却後、飽和食塩水を加えて攪拌後、酢酸エチルで抽出する。有機層を水洗後、減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜30:70)で精製することにより、2−アジド−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン1.15gを黄色固体として得る。該化合物870mgのテトラヒドロフラン16mL溶液にトリフェニルホスフィン869mgを加え、40℃で1時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、減圧濃縮し、得られる粗生成をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;クロロホルム/メタノール=100/0〜97:3)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−トリフェニルホスホラニリデンアミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(942mg、収率58%;2反応)を黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;726/728[M+H]+。
(1)7−クロロ−6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(1g)を参考例4(5)と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−7−(4−ホルミルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(910mg)を淡黄色粉体として得る。
MS(APCI)m/z;428/430[M+H]+。
(2)前記(1)で得られる化合物406mgの塩化メチレン1mL溶液にビス−(2−メトキシエチル)アミノサルファー トリフルオリド(商品名:Deoxo−Fluor、Scott社製)184μLを加え、室温で4時間攪拌する。有機層を食塩水で洗浄し、塩化メチレンで抽出する。抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜60:40)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−ジフルオロメチルフェニル)−3−エトキシカルボニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(25mg、収率37%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;428/430[M+H]+。
MS(APCI)m/z;400/402[M+H]+。
(1)テトラヒドロ−4H−チオピラン−4−オン2.32gのエタノール100mL溶液に室温で酢酸ナトリウム3.28g、ヒドロキシルアミン塩酸塩1.81gを加え、同温で2時間攪拌する。反応液を減圧濃縮し、残渣に酢酸エチル、炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて攪拌後、酢酸エチルで抽出する。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮することにより、4−ヒドロキシイミノ−テトラヒドロ−4H−チオピラン(2.53g、収率96%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;132[M+H]+。
MS(APCI)m/z;118[M+H]+。
(1)(R)−メチオニノール4.95g、ベンゾニトリル8.3mL、臭化亜鉛250mgの混合物を窒素雰囲気下、120℃で90時間攪拌する。反応液を室温まで冷却した後、ろ過する。ろ液を水及び食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、再度ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=5/1〜3/1)で精製することにより、(R)−4−(2−メチルチオエチル)−2−フェニル−4,5−ジヒドロオキサゾール(3.94g、収率48.6%)を無色油状物として得る。
MS(APCI)m/z;222[M+H]+。
MS(APCI)m/z;208[M+H]+。
MS(APCI)m/z;240[M+H]+。
MS(APCI)m/z;136[M+H]+。
(S)−メチオニノール(4.83g)を参考例14と同様に処理することにより、(S)−N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチエン−3−イル)アミン塩酸塩(3.86g)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;136[M+H]+。
(1)4,4−ジフルオロピペリジン塩酸塩2.0gの水溶液に2N水酸化ナトリウム水溶液7.6mLを加え、室温で1時間攪拌する。反応液に室温で亜硝酸ナトリウム1.75g、氷冷下で酢酸1.27mLを加え、室温で2時間攪拌する。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて攪拌後、クロロホルムで抽出する。抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=4/1)で精製することにより、4,4−ジフルオロ−1−ニトロソピペリジン(1.89g、収率99%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;151[M+H]+。
MS(APCI)m/z;137[M+H]+。
(1)3−トリフオロメトキシフェニルメチルアミン278mgの水400μL溶液に氷冷下にて酢酸125μL、亜硝酸ナトリウム201mgの水600μL溶液を加えて攪拌後、メタノール500μL、テトラヒドロフラン500μLを加え、室温で終夜攪拌する。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて攪拌後、酢酸エチルで抽出する。抽出液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜87/13)で精製することにより、N−(3−トリフオロメトキシフェニル)メチルニトロソアミン(282mg、収率88%)を淡黄色油状物として得る。
MS(APCI)m/z;192[M+H]+。
MS(APCI)m/z;207[M+H]+。
テトラヒドロ−4H−チオピラン−4−オン500mgの水10mL/エタノール10mL溶液にシアン化カリウム1.4g、塩化アンモニウム1.15gを加え、室温で4日間攪拌する。反応液にジエチルエーテル及び1N水酸化ナトリウム水溶液を加えて攪拌後、有機層を分離する。水層をジエチルエーテル及び酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせて塩化カルシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜30:70)で精製することにより、4−アミノ−4−シアノ−テトラヒドロ−4H−チオピラン315mgを粗生成物(無色固体)として得る。
2−シアノ−3,3−ビスメチルチオアクリル酸エチルエステル40g、ヒドラジン塩酸塩12.6g及び酢酸ナトリウム22.6gのエタノール溶液を90℃で2時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、減圧濃縮し、残渣に水及び酢酸エチルを加える。有機層を分離して硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。残さに酢酸エチル及びヘキサンを加え、析出固体をろ取し、乾燥することにより、5−アミノ−4−エトキシカルボニル−3−メチルチオ−1H−ピラゾール(17.4g、収率47%)を無色固体として得る。
3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンまたは3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを参考例10と同様に処理することにより、以下の化合物を得る。
(参考例19) 3−ヒドラジノカルボニル−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
MS(APCI)m/z;448/450[M+H]+。
(参考例20) 3−ヒドラジノカルボニル−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン
MS(APCI)m/z;432/434[M+H]+。
対応原料化合物を参考例1、4及び6のいずれかと同様に処理することにより、下記B1表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を参考例7と同様に処理することにより、下記第B2表記載の化合物を得る。
(1)5−ニトロピラゾール−3−カルボン酸(19.9g)のエタノール200mL溶液に塩化チオニル9.7mLを5分間かけて滴下後、4時間還流する。反応液を室温まで冷却後、水25mL及びエタノール50mLで希釈し、炭酸水素ナトリウム(約54g)で中和する。該混合物をろ過し、残さをエタノールで洗浄する。ろ液と洗液を合わせて減圧濃縮後、これにエタノールを加えて共沸する。残さを酢酸エチルに溶解し、硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮後、残渣にイソプロピルエーテルを加える。析出物をろ取し、酢酸エチル/ジイソプロピルエーテル(1:2)で洗浄することにより、5−ニトロピラゾール−3−カルボン酸エチル(20g、収率85%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;186[M+H]+。
MS(APCI)m/z;156[M+H]+。
(1)2−[(シアノ)(エトキシカルボニル)ビニル]−1,3−ジオキソラン2.0gのエタノール20mL溶液に塩酸ヒドラジン748mg、酢酸ナトリウム1.34gを加え、外温80℃で1時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、セライトろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;クロロホルム/メタノール=100/0〜85/15)で精製することにより、3−アミノ−4−エトキシカルボニル−5−(2−ヒドロキシ)エトキシピラゾール(2.01g、収率86%)を淡桃色固体として得る。
MS(APCI)m/z;216[M+H]+。
MS(APCI)m/z;472/474[M+H]+。
MS(APCI)m/z;486/488[M+H]+。
MS(APCI)m/z;458/460[M+H]+。
(1)1,3−ジブロモ−2,2−ジメトキシプロパン26.45gのジメチルスルホキシド200mL溶液に硫化ナトリウム9.46gを加え、外温110℃〜140℃で30分間攪拌する。反応液を氷冷下、ジエチルエーテルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および水を加え、ジエチルエーテルで2回抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/ジエチルエーテル=100/0〜15:1)で精製することにより、3,3−ジメトキシチアシクロブタン(10.55g、収率78%)を淡黄色液体として得る。
MS(APCI)m/z;103[M+H-MeOH]+。
(1)窒素雰囲気下、ナトリウムエトキシド14.32gのエタノール20mL溶液にシアノ酢酸エチル4.7mLを滴下し、該混合物を室温で1時間攪拌する。反応液にジフルオロ酢酸4.85mLを加え、室温で4時間攪拌後、更に外温60℃で17時間攪拌する。反応液を減圧濃縮し、得られる残渣にトルエン10mL、塩化リン3.2g加え、45℃で1時間攪拌する。該反応液に塩化リン1.9gを更に加え、55℃で2時間攪拌する。反応液を氷冷後、セライトろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる残渣にエタノール20mL、ヒドラジン1水和物0.8mL及びトリエチルアミン3.0mLを加え、60℃で2時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加え、クロロホルムで抽出(4回)する。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;クロロホルム/メタノール=100/0〜94/6)で精製し、クロロホルムで洗浄することにより、3−アミノ−4−エトキシカルボニル−5−ジフルオロメチルピラゾール(1.26g、収率41%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;206[M+H]+。
MS(APCI)m/z;434/436[M+H]+。
(1)シアノ酢酸メチル14.6gの塩化メチレン260m溶液にトリフルオロ酢酸無水物37.2gを加え、室温で攪拌する。該混合物に0℃でトリエチルアミン51.7mLをゆっくりと滴下し、室温で終夜攪拌する。反応液に水を加え、塩化メチレンで抽出する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮することにより、2−シアノ−2−(2−トリフルオロアセチル)酢酸メチル(化合物2a)と2−シアノ−4,4,4−トリフルオロ−3−トリフルオロメトキシカルボニル−2−ブテン酸メチル(化合物2b)の混合物(55.3g)を得る。
化合物2a:MS(APCI)m/z;196[M+H]+
化合物2b:MS(APCI)m/z;292[M+H]+。
MS(APCI)m/z;210[M+H]+。
MS(APCI)m/z;452/454[M+H]+。
(1)6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(参考例39の化合物の対応エチルエステル)1.50gの四塩化炭素20mL溶液にN−ブロモスクシンイミド1.88g、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル30mgを加え、外温85℃で26時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、セライトろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/ジエチルエーテル=85/15〜67/33)で精製することにより、2−ブロモメチル−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(827mg、収率47%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;504/506[M+H]+。
MS(APCI)m/z;442/444[M+H]+。
MS(APCI)m/z;428/430[M+H]+。
(1)窒素雰囲気下、ジメチルホルムアミド75mLに水素化ナトリウム(60%)6.77gを加え、これに10℃でシアノ酢酸エチル9.57gのジメチルホルムアミド15mL溶液を15分かけて滴下する。該混合物を室温で10分攪拌後、0℃に冷却下(内温10℃以下)、二硫化炭素5.09mLのジメチルホルムアミド12mL溶液を20分かけて滴下する。該混合物を室温で終夜攪拌後、0℃に冷却下(内温25℃以下)、ベンジルブロミド20.1mLのジメチルホルムアミド23mL溶液を滴下する。該混合物を70℃で7時間攪拌し、室温で更に終夜攪拌する。反応液を氷水中に注ぎ、攪拌する。析出物をろ取し、熱エタノールより再結晶化後、冷エタノールで洗浄することにより、2−シアノ−3,3−ビスベンジルチオアクリル酸エチルエステル(25.63g、収率82%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;370[M+H]+。
MS(APCI)m/z;278[M+H]+。
MS(APCI)m/z;534/536[M+H]+。
(1)参考例33で得られる化合物3.0gを参考例9(1)と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(1.06g、収率30%)を橙色固体として得る。
MS(APCI)m/z;489/491[M+H]+。
MS(APCI)m/z;389/391[M+H]+。
(1)対応原料化合物を参考例1(1)と同様に処理することにより、(2−クロロベンジル)(4−トリフルオロメチルフェニル)メタノンを得る。
MS(APCI)m/z;388/390[M+H]+。
MS(APCI)m/z;486/488[M+H]+。
(1)マロン酸エチルカリウム465mgのアセトニトリル3.5mL溶液に塩化マグネシウム309mg及びトリエチルアミン580μLを加え、室温で2時間攪拌する(溶液A)。参考例1で得られる化合物500mgのアセトニトリル3mL溶液に室温でカルボニルジイミダゾール232mg、テトラヒドロフラン2mLを加え、同温で2時間攪拌する。該反応液に前記溶液Aを室温で加え、該混合物を4時間攪拌する。反応液に2N塩酸水を加え、酢酸エチルで抽出する。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜75/25)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(2−エトキシカルボニルアセチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(488mg、収率83%)を得る。
MS(APCI)m/z;454/456[M+H]+。
MS(APCI)m/z;382/384[M+H]+。
(1)対応原料化合物を参考例2(1)と同様に処理することにより、(2−クロロベンジル)(5−クロロチエン−2−イル)メタノン(5.06g、収率61%)を得る。
MS(APCI)m/z;432/434[M+H]+。
MS(APCI)m/z;404/406[M+H]+。
(1)対応原料化合物を参考例4(1)〜(4)と同様に処理することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−クロロ−3−エトキシカルボニルピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを得る。
MS(APCI)m/z;421/423[M+H]+。
製造例440で得られる化合物0.67gを参考例1(3)と同様に処理することにより、3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−[N−メチル−N−(メチルスルホニル)アミノ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(0.64g)を粗生成物(粉体)として得る。
MS(APCI)m/z;525/527[M+H]+。
(1)参考例51(1)で得られる化合物200mgのジメチルスルホキシド2mL溶液にナトリウムチオメトキシド15mgを加え、室温で1時間攪拌する。反応液に水を加えて酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=87/13〜60/40)で精製することにより、6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−エトキシカルボニル−2−メチルチオメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(170mg、収率91%)を淡黄色固体として得る。
MS(APCI)m/z;472/474[M+H]+。
MS(APCI)m/z;444/446[M+H]+。
(1)1−ベンジルオキシカルボニル−3−ピロリン5.0gの塩化メチレン125mLの溶液に、メタクロロ過安息香酸12.17gを加え、室温で3日間攪拌する。反応液に飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液100mLを加え、30分間攪拌する。反応液をクロロホルムで2回抽出し、有機層を2規定水酸化ナトリウム水溶液100mL(2回)及び飽和食塩水で順次洗浄する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮することにより、6−オキサ−3−アザビシクロ[3,1,0]ヘキサン−3−カルボン酸ベンジル(5.58g、収率100%)を油状物として得る。
MS(APCI)m/z;220[M+H]+。
化合物a:MS(APCI)m/z;335[M+H]+。
化合物b:MS(APCI)m/z;263[M+H]+。
MS(APCI)m/z;237[M+H]+。
MS(APCI)m/z;337[M+H]+。
MS(APCI)m/z;203[M+H]+。
対応原料化合物を参考例1、4又は6と同様に処理することにより、下記B3表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を参考例49又は50と同様に処理することにより、下記B4表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を参考例51と同様に処理することにより、3−カルボキシ−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−2−エトキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(602mg、収率95%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;442/444[M+H]+。
(1)4−メトキシピペリジン202mgの水4mL溶液に氷冷下で酢酸200μLを加え、室温で終夜攪拌する。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて攪拌後、クロロホルムで抽出する。抽出液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;酢酸エチル)で精製することにより、4−メトキシ−1−ニトロソピペリジン(260mg、収率100%)を淡黄色油状物として得る。
MS(APCI)m/z;145[M+H]+。
MS(APCI)m/z;131[M+H]+。
2,5−ジブロモピリジン500mgとメチルヒドラジン1mLの混合物を100℃で加熱する。反応液を室温に冷却後、酢酸エチルで希釈し、飽和食塩水で洗浄する。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;クロロホルム)で精製後、溶出液を濃縮し、残さをtert−ブタノールに溶解後、凍結乾燥することにより、5−ブロモ−2−(N−メチルヒドラジノ)ピリジン(450mg)を油状物として得る。
MS(APCI)m/z;202/204[M+H]+。
対応原料化合物を参考例90と同様に処理することにより、下記B5表記載の化合物を得る。
(1)参考例4(2)で得られる化合物1.0gのテトラヒドロフラン10mL溶液に4−ヒドロキシピペリジン361mg、トリエチルアミン830μLを加え、60℃で2時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、水を加え、酢酸エチルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄する。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を減圧濃縮する。得られる粗生成物をジイソプロピルエーテルで粉末化することにより6−(2−クロロフェニル)−3−エトキシカルボニル−7−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(646mg、収率54%)を無色固体として得る。
MS(APCI)m/z;401/403[M+H]+。
MS(APCI)m/z;429/431[M+H]+。
MS(APCI)m/z;401/403[M+H]+。
(1)対応原料化合物を参考例4(3)と同様に処理することにより、6−クロロ−7−(4−クロロベンジル)−3−エトキシカルボニル−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを得る。
MS(APCI)m/z;440/442[M+H]+。
(1)参考例51(1)で得られる化合物200mgのジメチルホルムアミド2mL溶液に酢酸カリウム116mgを加え、60℃で1時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、酢酸エチルで希釈し、水を加えて有機層を分取し、減圧濃縮する。得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜55/45)で精製することにより、2−アセトキシメチル−3−エトキシカルボニル−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(109.4mg、収率57%)を無色粉末として得る。
MS(APCI)m/z;484/486[M+H]+。
MS(APCI)m/z;442/444[M+H]+。
MS(APCI)m/z;556/558[M+H]+。
MS(APCI)m/z;414/416[M+H]+。
(1)4−ヒドロキシ−1−ピペリジンカルボン酸ベンジルエステル1.0gのトルエン10mL及び2N水酸化ナトリウム水溶液10mLの混合溶液に、臭化テトラブチルアンモニウム550mg及び臭化メトキシエチル1.2mLを加え、60℃で2.5時間攪拌後、80℃で17時間攪拌する。反応液に水酸化ナトリウム0.95g及び臭化メトキシエチル1.2mLを更に加え、80℃で24時間攪拌する。反応液を室温まで冷却後、水を加え、酢酸エチルで抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過する。ろ液を減圧濃縮し、得られる粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=75/25〜40/60)で精製することにより、4−(2−メトキシエトキシ)−1−ピペリジンカルボン酸ベンジルエステル(266mg、収率21%)を淡黄色液体として得る。
MS(APCI)m/z;294[M+H]+。
MS(APCI)m/z;160[M+H]+。
対応原料化合物を製造例484と同様に処理し、得られる生成物を参考例1(3)と同様に処理することにより、下記B6表記載の化合物を得る。
対応原料化合物を参考例7Bと同様に処理処理することにより、下記B7表記載の化合物を得る。
〔ヒトCB1受容体結合試験〕
(1)CB1受容体細胞膜画分の調製
(材料)
ヒトCB1受容体発現細胞株:hCB1/CHO−C3(♯ES−110−C、Euroscreen社製)
培地:F−12(GIBCO♯11765−062)、10%ウシ胎児血清、抗生物質、
緩衝液A:50mMトリス−HCl(pH7.5)〔エチレンジアミン四酢酸(EDTA、2.5mM)及びMgCl2(5mM)ショ糖(200mM)を含む〕
(方法)
上記培地で培養した受容体発現細胞をリン酸緩衝液(9.57mM、pH7.5)で2回洗浄後、氷冷下または4℃(以下の操作も同温で実施)で緩衝液A(2mL)を加え、cell scraperで細胞を回収した。当該細胞をマイクロチップ型超音波装置で20秒間(pulse on:2秒、pulse off:1秒)処理した後、500×gで15分間遠心分離した。上清を採取し、更に43000×gで60分間遠心分離した。沈殿に緩衝液Aを加え、potter型ホモジナイザでホモジナイズした後、等量の80%グリセロール液を添加し、−80℃で保存した。
(材料)
緩衝液B:50mMトリス−HCl(pH7.5)〔MgCl2(5mM)、EDTA(2.5mM)及びウシ血清アルブミン(2mg/mL、脂肪酸フリー)を含む〕
緩衝液C:50mMトリス−HCl(pH7.5)〔MgCl2(5mM)、EDTA(2.5mM)及びウシ血清アルブミン(2mg/mL)を含む〕
コーティング液:0.3%エチレンイミンポリマー
標識リガンド:[3H]-CP55940〔30nM(7992dpm/μL);8.3μM溶液を緩衝液Bで希釈して調製した。〕
(方法)
96ウェルプレート(Costar Code♯3371)に上記反応用緩衝液140μL、検体(20μL、ジメチルスルホキシド溶液、終濃度0.1%)、標識リガンド(20μL)及び上記(1)で調製した細胞膜画分(20μL、0.5〜8.0μg/20μL)を加え、30℃で90分間インキュベートした後、反応混合物を上記コーティング液で処理したプレート(Unifilter GF/B、♯6005177、Packard社製)に播種した。該プレートを緩衝液Cで洗浄(200μL×10)し、50℃で1時間乾燥後、Microscinti 40(40μL)を各ウェルへ添加し、シンチレーションカウンタ(Top Count NXT;Packard社製)を用いて放射活性を測定した。標識リガンドのヒトCB1受容体への結合に対する各検体のIC50値は、当該放射活性測定結果をもとに、Microsoft Excel 2000(Microsoft社製)を用いて計算した。
各検体のIC50値を下記第C1表に示す。尚、表中の記号(++及び+++)は下記の意味を表す。
+++: 10nM>IC50
〔ヒトCB1受容体に対する検体化合物の選択性〕
(1)方法
a)ヒトCB1受容体結合活性:
標記結合活性は実験例1と同様にし測定した。
ヒトCB1受容体発現細胞に代えてヒトCB2受容体発現CHO細胞(hCB2/CHO)を用い、実験例1と同様に各検体化合物のヒトCB2受容体に対する結合活性(IC50値)を求めた。また、ヒトCB1受容体に対する選択性は、ヒトCB2受容体結合活性(IC50値)/ヒトCB1受容体結合活性(IC50値)で評価した。
各検体のヒトCB1受容体に対するIC50値および選択性を下記第C2表に示す。尚、表中の記号(++及び+++)は実験例1と同一の意味を表す。
Claims (22)
- 一般式[I]:
R1及びR2は同一又は異なって、(i)ハロゲン原子、シアノ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキルオキシ基、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノ基、C1−6アルキルチオ基、C1−6アルキルスルフィニル基及びC1−6アルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい6〜10員単環もしくは二環式アリール基、或いは(ii)ハロゲン原子、シアノ基、オキソ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキルオキシ基、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノ基、C1−6アルキルチオ基、C1−6アルキルスルフィニル基及びC1−6アルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい、硫黄原子、酸素原子及び窒素原子から選ばれる1〜3個のヘテロ原子を含有する飽和もしくは不飽和5〜7員複素単環式基、
Qは単結合手、
環Aは隣接ピリミジン環と縮合する下式(A)又は(B):
R 3 は水素原子、
R 4 は同一又は異なって、(a)水素原子、(b)シアノ基、(c)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、(d)C1−6アルキルオキシ基(該基のアルキル部分は、ハロゲン原子、水酸基、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノ基、C1−6アルキルオキシ基及びC1−6アルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい)、(e)C1−6アルキルチオ基、(f)C1−6アルキルスルフィニル基、(g)C1−6アルキルスルホニル基又は(h)式:−N(R’)(R”)で示される基、
R’及びR”は同一もしくは異なって、(1)水素原子、(2)ハロゲン原子、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノ基及びC1−6アルキルオキシ基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、(3)アシル基、(4)C1−6アルキルスルホニル基又は(5)1又は2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基であるか、或いは両者が末端で互いに結合して隣接窒素原子と共に飽和又は不飽和5〜6員含窒素複素環式基(該複素環式基は水酸基又はC1−6アルキルオキシ基で置換されていてもよい)を形成することを表し、
Eは下式(ii)〜(v):
Q1は単結合手、C1−6アルキレン基又は式:−N(R7)−で示される基、
R7は水素原子又はC1−6アルキル基、
Q2は単結合手又はC1−6アルキレン基、
R5及びR6は、一方が水素原子又はC1−6アルキル基であり、他方が(a)ハロゲン原子、シアノ基、C1−6アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基(該シクロアルキル基はシアノ基及びC1−6アルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノ基、C1−6アルキルチオ基、C1−6アルキルスルフィニル基、C1−6アルキルスルホニル基、アシル基、6〜10員単環もしくは二環式アリール基(該アリール基は1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよい)、飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基(該複素単環式基は酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる1〜4個の異項原子を含有する)、前記の飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基とC3−8シクロアルキル基、5〜6員単環式アリール基及び飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基(該複素単環式基は酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる1〜4個の異項原子を含有する)から選ばれる1〜2個の環式基とが縮合してなる飽和もしくは不飽和8〜15員含窒素二環もしくは三環式複素環式基、及び飽和もしくは不飽和8〜11員含窒素スピロ複素環式基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、(b)C3−8シクロアルキル基(該シクロアルキル基はシアノ基及びC1−6アルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、(c)式:−N(R8)(R9)で示される基、(d)6〜10員単環もしくは二環式アリール基(該アリール基は1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよい)又は(e)(i)飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基(該複素単環式基は酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる1〜4個の異項原子を含有する)、(ii)前記の飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基とC3−8シクロアルキル基、5〜6員単環式アリール基及び飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基(該複素単環式基は酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる1〜4個の異項原子を含有する)から選ばれる1〜2個の環式基とが縮合してなる飽和もしくは不飽和8〜15員含窒素二環もしくは三環式複素環式基及び(iii)飽和もしくは不飽和8〜11員含窒素スピロ複素環式基から選ばれる飽和もしくは不飽和複素環式基であるか、或いはR5及びR6の両者が末端で互いに結合して隣接窒素原子と共に(a)飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基(該複素単環式基は酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる1〜4個の異項原子を含有する);(b)前記の飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基と(イ)C3−8シクロアルキル基、(ロ)5〜6員単環式アリール基及び(ハ)飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基(該複素単環式基は酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる1〜4個の異項原子を含有する)から選ばれる1〜2個の環式基が縮合してなる飽和もしくは不飽和8〜15員含窒素二環もしくは三環式複素環式基;及び(c)飽和もしくは不飽和8〜11員含窒素スピロ複素環式基から選ばれる飽和もしくは不飽和含窒素複素環式基を形成し、
R8及びR9は、一方が水素原子又はC1−6アルキル基であり、他方が(a)ハロゲン原子、シアノ基及び6〜10員単環もしくは二環式アリール基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、(b)C3−8シクロアルキル基、(c)6〜10員単環もしくは二環式アリール基(該アリール基は1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよい)、(d)アシル基又は(e)(i)飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基(該複素単環式基は酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる1〜4個の異項原子を含有する)、(ii)前記の飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基とC3−8シクロアルキル基、5〜6員単環式アリール基及び飽和もしくは不飽和4〜7員複素単環式基(該複素単環式基は酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる1〜4個の異項原子を含有する)から選ばれる1〜2個の環式基とが縮合してなる飽和もしくは不飽和8〜15員含窒素二環もしくは三環式複素環式基及び(iii)飽和もしくは不飽和8〜11員含窒素スピロ複素環式基から選ばれる飽和もしくは不飽和複素環式基、
R50及びR60は、一方が水素原子又はC1−6アルキル基であり、他方が水素原子、C1−6アルキル基又はアシル基であるか、或いは両者が互いに結合して隣接窒素原子とともに下式:
で示される環式基を形成し、
R51はC1−6アルキル基又は6〜10員単環もしくは二環式アリールスルホニル基(該アリールスルホニル基は1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよい)、
R61はC1−6アルキルアミノ基又はアジド基
を表し、かつR5、R6、R8又はR9における飽和もしくは不飽和複素環式基はハロゲン原子、水酸基、シアノ基、オキソ基、C1−6アルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されたC1−6アルキル基、C1−6アルキルオキシ−C1−6アルキル基、アミノ−C1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、6〜10員単環もしくは二環式アリール−C1−6アルキル基、C1−6アルキルオキシ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されたC1−6アルキルオキシ基、アシル基、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アシルアミノ基、C1−6アルキルスルホニル基、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基、1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよい6〜10員単環もしくは二環式アリール基および飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素複素環式基から選ばれる1〜4個の基で置換されていてもよく、またR5とR6が結合して形成される飽和もしくは不飽和複素環式基はハロゲン原子、水酸基、シアノ基、オキソ基、C1−6アルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されたC1−6アルキル基、C1−6アルキルオキシ−C1−6アルキル基、アミノ−C1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、6〜10員単環もしくは二環式アリール−C1−6アルキル基、C1−6アルキルオキシ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されたC1−6アルキルオキシ基、アシル基、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノ基、アシルアミノ基、C1−6アルキルスルホニル基、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基及び6〜10員単環もしくは二環式アリール基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい。〕
で示されるピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物又はその薬理的に許容し得る塩を有効成分としてなる医薬組成物。 - 式(ii)で示される基が下式(a)〜(d):
(a)−C(=O)−N(R5)(R6)、
(b)−C(=O)−Alk−N(R5)(R6)、
(c)−Alk−C(=O)−N(R5)(R6)、
(d)−N(R7)−C(=O)−N(R5)(R6)
〔式中、Alkは炭素数1〜6の直鎖もしくは分岐鎖C1−6アルキレン基を表し、他の記号は前記と同一意味を有する。〕
で示されるいずれかの基である請求項1記載の医薬組成物。 - R1及びR2が同一又は異なって、(1)ハロゲン原子、シアノ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキルオキシ基、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノ基及びC1−6アルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいフェニル基又は(2)ハロゲン原子、オキソ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、C1−6アルキルオキシ基、C1−6アルキルオキシ−C1−6アルキル基及びC1−6アルキルオキシ−C1−6アルキルオキシ基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい、硫黄原子、酸素原子及び窒素原子から選ばれる1〜3個のヘテロ原子を含有する飽和もしくは不飽和5〜7員複素単環式基、
Eが下式(a)〜(e):
(a)−C(=O)−N(R5)(R6)
(b)−C(=O)−Alk−N(R5)(R6)
(c)−Alk−C(=O)−N(R5)(R6)
(d)−N(R7)−C(=O)−N(R5)(R6)及び
(e)−C(=NR51)−R61
から選ばれる基、
R 4が(a)水素原子、(b)シアノ基、(c)ハロゲン原子及び水酸基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、(d)C1−6アルキルオキシ基(該基のアルキル部分は、ハロゲン原子、水酸基、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノ基、C1−6アルキルオキシ基及びC1−6アルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい)、(e)C1−6アルキルチオ基、(f)C1−6アルキルスルフィニル基、(g)C1−6アルキルスルホニル基又は(h)式:−N(R’)(R”)で示される基、
R’及びR”は同一もしくは異なって、(1)水素原子、(2)ハロゲン原子、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノ基及びC1−6アルキルオキシ基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、(3)アシル基、(4)C1−6アルキルスルホニル基又は(5)1又は2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基であるか、或いは(6)両者が末端で互いに結合して隣接窒素原子とともに飽和もしくは不飽和含窒素複素環式基(該複素環式基は水酸基又はC1−6アルキルオキシ基で置換されていてもよい)を形成し、
R5及びR6が、
一方が水素原子又はC1−6アルキル基であり、
他方が(1)ハロゲン原子、C1−6アルキルオキシ基、C3−8シクロアルキル基、C1−6アルキルチオ基、C1−6アルキルスルホニル基、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノ基、モルホリノカルボニル基、シアノ基で置換されていてもよいフェニル基及び飽和もしくは不飽和5〜6員複素単環式基(該複素環式基はハロゲン原子、C1−6アルキル基及びトリハロゲノ−C1−6アルキル基から選ばれる基で置換されていてもよい)から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、(2)シアノ基又はC1−6アルキル基で置換されていてもよいC3−8シクロアルキル基、(3)式:−N(R8)(R9)で示される基、(4)フェニル基、又は(5)ハロゲン原子、シアノ基、水酸基、オキソ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、C1−6アルキル−カルボニル基、C1−6アルキルオキシ−カルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいアミノスルホニル基、1〜2個のC1−6アルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、C1−6アルキルオキシ−カルボニルアミノ基、1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基及び5〜6員飽和もしくは不飽和複素単環式基から選ばれる1〜4個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和4〜10員複素単環もしくは二環式基であるか、或いは(6)R5及びR6の両者が互いに結合して隣接窒素原子と共に飽和もしくは不飽和含窒素4〜7員複素単環式基(該複素環式基はハロゲン原子及びオキソ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)を形成し、
R8が水素原子又はC1−6アルキル基、R9が(a)ハロゲン原子、シアノ基及びフェニル基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいC1−6アルキル基;(b)ハロゲン原子、シアノ基、C1−6アルキル基、トリハロゲノ−C1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、トリハロゲノ−C1−6アルキルオキシ基、C1−6アルキルオキシ基、C1−6アルキルチオ基及びC1−6アルキルスルホニル基から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基;(c)C1−6アルキルオキシ−カルボニル基;又は(d)ハロゲン原子、シアノ基、C1−6アルキル基、C1−6アルキルオキシ基及びトリハロゲノ−C1−6アルキル基から選ばれる基で置換されていてもよい5〜6員飽和もしくは不飽和複素単環式基、
R7が水素原子、
R51がC1−6アルキル基又はフェニルスルホニル基(該基のフェニル部分は1〜2個のハロゲン原子で置換されていてもよい)、並びに
R61がC1−6アルキルアミノ基又はアジド基である請求項1記載の医薬組成物。 - R1が(1)ハロゲン原子、シアノ基、ジハロゲノ−C1−6アルキル基、トリハロゲノ−C1−6アルキル基、C1−6アルキルオキシ基及びジC1−6アルキルアミノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基又は(2)オキソ基、C1−6アルキル基、トリハロゲノ−C1−6アルキル基、C1−6アルキルオキシ基、C1−6アルキルオキシ−C1−6アルキル基、C1−6アルキルオキシ−C1−6アルキルオキシ基及びジC1−6アルキルアミノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい、硫黄原子、酸素原子及び窒素原子から選ばれる1〜3個のヘテロ原子を含有する5〜7員飽和もしくは不飽和複素単環式基、
R2が(1)ハロゲン原子及びシアノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基又は(2)ハロゲン原子で置換されていてもよい、硫黄原子、酸素原子及び窒素原子から選ばれる1〜3個のヘテロ原子を含有する5〜7員飽和もしくは不飽和複素単環式基、
R 4が水素原子、C1−6アルキル基、ジハロゲノ−C1−6アルキル基、ヒドロキシ−C1−6アルキル基、トリハロゲノ−C1−6アルキル基、C1−6アルキルオキシ−C1−6アルキル基、ヒドロキシ−C1−6アルキルオキシ基、C1−6アルキルオキシ−C1−6アルキルオキシ基、C1−6アルキルスルホニル−C1−6アルキル基又は式:−N(R’)(R”)で示される基、
R’及びR”は一方が水素原子又はC1−6アルキル基であり、他方がアシル基又はC1−6アルキルスルホニル基、
Eが下式:
(a)−C(=O)−N(R5)(R6)
(b)−C(=O)−Alk−N(R5)(R6)又は
(e)−C(=NR51)−R61
で示される基、
R5及びR6が、
一方が水素原子又はC1−6アルキル基であり、
他方が(1)C1−6アルキル基、(2)C3−8シクロアルキル基、(3)フェニル基、(4)ハロゲン原子、オキソ基、シアノ基、水酸基、C1−6アルキル基、トリハロゲノ−C1−6アルキル基、C 1−6アルキル−カルボニル基、ジC1−6アルキル−カルバモイル基、C1−6アルキルスルホニル基、ジC1−6アルキルアミノスルホニル基、フェニル基、ハロゲノフェニル基及びピリジル基から選ばれる1〜4個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和4〜10員単環もしくは二環式複素環式基又は(5)式:−N(R8)(R9)で示される基であるか、或いは(6)両者が互いに結合して5〜6員飽和もしくは不飽和含窒素複素単環式基(該複素環式基はハロゲン原子及びオキソ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、
R8がC1−6アルキル基、
R9が(1)C1−6アルキル基、(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、又は(3)ハロゲン原子、C1−6アルキル基、トリハロゲノ−C1−6アルキル基及びC1−6アルキルオキシ基から選ばれる基で置換されていてもよい5〜6員飽和もしくは不飽和複素単環式基、
R51がC1−6アルキル基又はハロゲノフェニルスルホニル基、
R61がC1−6アルキルアミノ基又はアジド基
である請求項3記載の医薬組成物。 - R1が(a)塩素原子、フッ素原子、シアノ基、ジフルオロ−C1−4アルキル基及びトリフルオロ−C1−4アルキル基から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基又は(b)トリフルオロ−C1−4アルキル基で置換されていてもよいピリジル基、
R2が塩素原子、フッ素原子、臭素原子及びシアノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、
R 4が水素原子、C1−4アルキル基、ジフルオロ−C1−4アルキル基、トリフルオロ−C1−4アルキル基、C1−4アルキルオキシ−C1−4アルキル基又はC1−4アルキル−カルボニルアミノ基、
Eが下式:
(a)−C(=O)−N(R5)(R6)又は
(b)−C(=O)−Alk−N(R5)(R6)
で示される基、
R5及びR6は一方が水素原子であり、他方がC1−4アルキル基、ピリジル−C1−4アルキル基、C5−7シクロアルキル基、クロロフェニル基、飽和もしくは不飽和4〜6員複素単環式基(該複素環式基はハロゲン原子、オキソ基及びC1−4アルキルオキシ−C1−4アルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)又は式:−N(R8)(R9)で示される基であるか、或いは両者が互いに結合して5〜6員含窒素複素単環式基(1〜2個のオキソ基で置換されていてもよい)、
R8がC1−4アルキル基、
R9がC1−4アルキル基、クロロフェニル基、ピリジル基又はC1−4アルキルオキシピリジル基である請求項3記載の医薬組成物。 - R1及びR2が同一又は異なって、ハロゲン原子及びトリハロゲノC1−6アルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいフェニル基、環Aが式(A)で示される置換ピラゾール環、R 4が水素原子又はC1−6アルキル基、Eが式(iii):
- R1がトリハロゲノ−C1−6アルキル−フェニル基、R2がハロゲノフェニル基、R4がC1−6アルキル基、R5及びR6が、一方が水素原子又はC1−6アルキル基であり、他方が(1)C1−6アルキル基、(2)C3−8シクロアルキル基又は(3)1〜2個のオキソ基で置換されていてもよい5〜6員飽和もしくは不飽和含硫もしくは含窒素複素環式基であるか、或いは(4)両者が互いに結合して隣接窒素原子とともに5〜6員飽和もしくは不飽和含窒素複素環式基(該複素環式基は1〜2個のオキソ基で置換されていてもよい)を形成する請求項6記載の医薬組成物。
- 6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−ピペリジノカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[(N’−メチル−N’−フェニルヒドラジノ)カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロへキシルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[(N’,N’−ジメチルヒドラジノ)カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−ピロリジノカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−テトラヒドロピラニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−ジフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[2−(2−ピリジル)エチル]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)−2−メトキシピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−ブロモフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R,S)−6−(2−ブロモフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[N−(3−クロロフェニル)−N−メチルアミノ]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−シアノフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[N−メチル−N−(2−ピリジル)アミノ]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−イソブチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−[N−メチル−N−(2−ピリジル)アミノ]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−シアノフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R,S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−フルオロフェニル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−[N−メチル−N−(2−ピリジル)アミノ]カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−エチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−シクロプロピルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−ジフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−シアノフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−シアノフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−メトキシピリジン−5−イル)ヒドラジノ]カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−シアノフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(2−トリフルオロメチルピリジン−5−イル)−3−(N−シクロペンチルカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−シアノフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−シアノフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]−2−トリフルオロメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[(N’,N’−ジメチルヒドラジノ)カルボニル]−2−アセチルアミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−アセチルアミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]−2−ジフルオロメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]−2−ジフルオロメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]−2−ジフルオロメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−シアノフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−(N−ピペリジノカルバモイル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソチアシクロブタン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
7−(4−クロロフェニル)−6−(2−シアノ−4−フルオロフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
7−(4−クロロフェニル)−6−(2−シアノフェニル)−3−(N−ピペリジノカルバモイル)−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
7−(4−クロロフェニル)−6−(2−シアノフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(2−メトキシメチル−1−ピロリジニル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−フルオロピペリジノ)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−7−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−6−(2−シアノフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−エトキシピリジン−5−イル)ヒドラジノ]カルボニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(R)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]−2−メトキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
(S)−6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]−2−メトキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[[N’−メチル−N’−(2−ピリジル)ヒドラジノ]カルボニル]−2−メトキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]−2−メトキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
7−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−6−(2−シアノフェニル)−3−[N−(1−ピロリジニル)カルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[2−(1,1−ジオキソチオモルホリノ)アセチル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
6−(2−シアノフェニル)−7−(4−クロロフェニル)−3−[N−(4−フルオロ)ピペリジノカルバモイル]−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
および
6−(2−クロロフェニル)−7−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−[N−(テトラヒドロチオフェン−3−イル)カルバモイル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン;
から選ばれる化合物又はその薬理的に許容し得る塩を有効成分としてなる医薬組成物。 - CB1受容体拮抗薬である請求項1〜9のいずれか1記載の医薬組成物。
- 精神病、不安障害、ストレス、鬱病、癲癇、神経変性、小脳及び旧小脳(Spinocerebellar)障害、認識障害、頭蓋外傷、パニック発作、末梢ニューロパシー、緑内障、片頭痛、パーキンソン病、アルツハイマー病、ハンチントン舞踏病、レイノー症候群、振せん、強迫性障害、健忘症、老年痴呆、胸腺障害、ツーレット症候群、遅発性ジスキネシア、双極性障害、癌、薬剤誘発性運動障害、失調症、内毒素血症性ショック、出血性ショック、低血圧症、不眠症、免疫学的疾患、多発性硬化症、嘔吐、下痢、喘息、食欲障害、肥満症、非インスリン依存性糖尿病(NIDDM)、耐糖能障害、高インスリン血症、高脂血症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、脂質代謝異常、動脈硬化、高血圧、冠疾患、記憶障害、泌尿器疾患、心血管疾患、不妊、感染症、髄鞘脱落性疾患、神経炎、ウィルス性脳炎、脳血管障害、肝硬変、又は消化管疾患の予防・治療剤である請求項10記載の医薬組成物。
- 免疫学的疾患が炎症である請求項11記載の医薬組成物。
- 食欲障害が過食症又は食欲不振である請求項11記載の医薬組成物。
- 精神病が精神***病である請求項11記載の医薬組成物。
- 消化管疾患が腸通過障害(intestinal transit disorders)である請求項11記載の医薬組成物。
- 慢性処置及び物質、物質依存又は薬物乱用からの離脱促進剤である請求項10記載の医薬組成物。
- 鎮痛薬もしくは麻酔性及び非麻酔性の薬剤の鎮痛活性の増強剤である請求項10記載の医薬組成物。
- 禁煙補助剤(喫煙からの離脱促進剤)である請求項10記載の医薬組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008108647A JP4837701B2 (ja) | 2007-04-20 | 2008-04-18 | 医薬組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007111338 | 2007-04-20 | ||
JP2007111338 | 2007-04-20 | ||
JP2008108647A JP4837701B2 (ja) | 2007-04-20 | 2008-04-18 | 医薬組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008285482A JP2008285482A (ja) | 2008-11-27 |
JP4837701B2 true JP4837701B2 (ja) | 2011-12-14 |
Family
ID=40145556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008108647A Expired - Fee Related JP4837701B2 (ja) | 2007-04-20 | 2008-04-18 | 医薬組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4837701B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2197280B1 (en) | 2007-08-27 | 2013-06-19 | Basf Se | Pyrazole compounds for controlling invertebrate pests |
NZ600238A (en) | 2008-06-19 | 2014-04-30 | Takeda Pharmaceutical | Heterocyclic compound and use thereof |
JP2012503623A (ja) | 2008-09-24 | 2012-02-09 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 無脊椎動物系害虫防除用ピラゾール化合物 |
JP5536073B2 (ja) | 2008-09-24 | 2014-07-02 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 無脊椎動物系害虫を防除するためのピラゾール化合物 |
EP2451804B1 (en) | 2009-07-06 | 2014-04-30 | Basf Se | Pyridazine compounds for controlling invertebrate pests |
ES2461618T3 (es) | 2009-07-06 | 2014-05-20 | Basf Se | Compuestos de piridacina para el control de plagas de invertebrados |
JP2013500246A (ja) | 2009-07-24 | 2013-01-07 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 無脊椎動物系害虫防除用ピリジン誘導体化合物 |
AR077898A1 (es) * | 2009-08-26 | 2011-09-28 | Nycomed Gmbh | Metilpirrolopirimidincarboxamidas |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2003240488A1 (en) * | 2002-06-04 | 2003-12-19 | Neogenesis Pharmaceuticals, Inc. | Pyrazolo` 1,5a! pyrimidine compounds as antiviral agents |
US7329658B2 (en) * | 2003-02-06 | 2008-02-12 | Pfizer Inc | Cannabinoid receptor ligands and uses thereof |
US7176210B2 (en) * | 2003-02-10 | 2007-02-13 | Pfizer Inc. | Cannabinoid receptor ligands and uses thereof |
DE102004008807A1 (de) * | 2004-02-20 | 2005-09-08 | Bayer Cropscience Ag | Pyrazolopyrimidine |
WO2005103052A1 (en) * | 2004-04-21 | 2005-11-03 | Pfizer Products Inc. | Pyrazolo [1,5-a] pyrimidin-7-one compounds and uses thereof |
-
2008
- 2008-04-18 JP JP2008108647A patent/JP4837701B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008285482A (ja) | 2008-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101071438B1 (ko) | 카나비노이드 수용체 길항제로서의피라졸로[1,5-a]피리미딘 화합물 | |
JP4846665B2 (ja) | ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物 | |
JP4837701B2 (ja) | 医薬組成物 | |
ES2441017T3 (es) | Compuesto de pirazolo[1,5-A]pirimidina como antagonista del receptor CB1 | |
JP4847275B2 (ja) | ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン化合物 | |
CA2903394C (en) | Arginine methyltransferase inhibitors and uses thereof | |
KR101392678B1 (ko) | 피롤로트리아진 키나제 억제제 | |
AU2006283592A1 (en) | Pyrazolopyridine and pyrazolopyrimidine compounds useful as kinase enzymes modulators | |
JP2009506006A (ja) | p38MAPキナーゼ阻害剤およびその使用方法 | |
MXPA06015223A (es) | Furanopirimidinas. | |
WO2007046550A1 (en) | Pyrazole compounds having cannabinoid receptor (cb1) antagonizing activity | |
JP2008501743A (ja) | 複素環式抗ウイルス性化合物 | |
CA2834452A1 (en) | Derivatives of n- [( 1h - pyrazol - 1 - yl) aryl] - 1h - indole or 1h - indazole - 3 - carboxamide, their preparation and their use as p2y12 antagonists | |
JP6329961B2 (ja) | 置換ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン化合物、その製造及びシグマ受容体リガンドとしての使用 | |
JP4994295B2 (ja) | 医薬組成物 | |
US11981682B2 (en) | Substituted cyclopenta[c]pyrroles as ABHD6 antagonists | |
JP5069894B2 (ja) | ピラゾール化合物 | |
BRPI0617659A2 (pt) | composto de pirazolo[1,5-a]pirimidina e composição farmacêutica que o contém | |
TWI378922B (en) | A pyrazole compound | |
TW202204360A (zh) | 縮合雜環化合物 | |
NZ615557A (en) | Pyrrolo [2,3-d] pyrimidine derivatives as inhibitors of tropomyosin- related kinases | |
NZ615557B2 (en) | Pyrrolo [2,3-d] pyrimidine derivatives as inhibitors of tropomyosin- related kinases |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080926 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080926 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090415 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20110530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110726 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110727 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110819 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110913 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110928 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |