JP4836807B2 - 薄膜フィルム剥離具 - Google Patents

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本発明は薄膜フィルム剥離具に関するものであり、特に、基材から薄膜フィルムを剥がすためのきっかけを作り、さらに、フィルムを破くことなく、そのまま剥離可能な薄膜フィルム剥離具に関するものである。
フレキシブルプリント配線板などの基板の表面には、転写型シールドフィルムや露光用のドライフィルムなどの薄膜フィルムを着脱可能に貼着することが多い。そして、該基板を電子機器に装着する際あるいは露光が完了した際などには、前記転写型シールドフィルムや露光用のドライフィルムを剥離するが、従来は、人手によって薄膜フィルムを剥離することが多い。
フレキシブルな部材(基材)からシート(薄膜フィルム)を剥離する装置としては、シートを剥がすための剥がし刃と、この剥がし刃に所定の間隔を開けて向かい合って配置された間隔設定部材とを備え、上記フレキシブルな部材を剥がし刃と間隔設定部材に沿って移動することにより、シートをフレキシブルな部材から剥がして上記間隔に導く構成としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ワインラベルなどを剥がして収集する愛好家は、ラベルを覆うように大きめの透明粘着シートを貼り付け、表面をローラーなどで擦ってしばらく置き、粘着シートをゆっくり剥がすことによって、該粘着シートにラベルを粘着させてワインボトルから剥離させてアルバムなどに収容する方法が取られている。その際、ラベルをきれいに剥がすために、ヘラと称される刃付きの剥離具で、ラベルの最初に剥がれる部分を数ミリ程度浮き上がらせておく。(例えば、非特許文献1参照)。
上記ヘラは一般的に市販されているものであり、その構造を図9に示す。このヘラ50は、平面部51の前側(図中左側を前方とする)に開口部52を設け、この開口部52の後縁側を前下がりのスロープ53に形成するとともに、該スロープ53の前縁最下端部に剥がし用の刃54が前向きに装着されている。該刃54と開口部52の前縁側とは数ミリの間隙部55が設けられている。平面部51の後側には立ち上がり部56が立設され、さらに、該立ち上がり部56の上部には、後方に向けて把持片57が延設されている。
ラベルの一部を捲り起こして剥離のきっかけを作るには、図10に示すように、該ヘラ50の把持片57を把持して開口部52の間隙部55にラベル60の一部を覗かせる。そして、図11に示すように、前記刃54をラベル60の一部に押し当てて、該ヘラ50を僅かに前方へ押しながら前記刃54をラベル60の下面に押し込むことにより、ラベル60の一部が浮き上がって捲り起こされる。
特開平7−33319号公報 2006年12月15日現在のインターネットホームページ(URL: http://www1.tcnet.ne.jp/toyovax/tool.htm )
特許文献1記載の剥離装置は、箱状の収納部上面にシートが下側になるように部材を載置し、作業者が剥がし刃と間隔設定部材に沿って部材を移動することにより、剥がし刃によりシートを剥がして収納部へ落下させるものであるが、シートが部材の下側にあるので剥離状況を確認し難く、シートが捲れずに剥がし刃を素通りしたり、皺が発生したりするおそれがある。また、剥離作業の自動化への対応が困難である。
非特許文献1の剥離方法は、一般的に市販されているヘラと称される剥離具を使用して、ワインラベルの最初に剥がれる部分を僅かに剥離させる技術が開示されている。このヘラを利用して、基材に貼付されている薄膜フィルムを剥離することを想到でき、該ヘラをロボットアームなどに装着すれば、剥離作業の自動化に対応することも可能である。
本願発明者が該ヘラを試験的に使用してみたところ、フレキシブルプリント配線板の表面に貼着された転写型シールドフィルムの一部を、比較的容易に捲り起こすことができた。しかし、薄膜フィルムを剥がすためのきっかけを作ることはできるが、そのまま剥離動作を続けると薄膜フィルムが破れるおそれがあり、剥離動作を途中で止めなければならなかった。
そこで、本発明は、簡素な構成で、基材から薄膜フィルムを剥がすためのきっかけを作り、さらに、薄膜フィルムを破くことなく、そのまま剥離可能な薄膜フィルム剥離具を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、基材に貼付されている薄膜フィルムを剥離するための薄膜フィルム剥離具であって、少なくとも、剥離用の刃と、該刃の進行方向の前方へ突出して設けられ、かつ剥離したフィルム先端を抑えるための抑え部材と、前記刃と抑え部材との間に介装されるスペーサとを有してなり、前記スペーサによって形成される前記刃と抑え部材との間隙を、剥離する薄膜フィルムの厚みよりも大に形成するとともに、前記スペーサの先端部を刃の進行方向の後方へずらして、前記刃の先端部と抑え部材との間に空間部を設けたことを特徴とする薄膜フィルム剥離具を提供する。
この構成によれば、基材に貼付されている薄膜フィルムの端部に、剥離用の刃を当接させて該刃を進行させれば、刃先が薄膜フィルムの端部の下面に押し込まれて、薄膜フィルムの端部が捲り起こされ、剥離のきっかけが作られる。捲り起こされた薄膜フィルムの端部は前記刃の先端部に乗り上がり、スペーサによって形成される前記刃と抑え部材との空間部が薄膜フィルムの厚みよりも大であるので、薄膜フィルムの端部は刃の先端部と抑え部材との空間部に入り込む。さらに、該刃を進行させれば、前記空間部に入り込んだ薄膜フィルムの端部が、抑え部材に上方から抑えられて空間部内で保持され、薄膜フィルムが剥離されていく。
請求項2記載の発明は、上記空間部の長さは、上記刃と抑え部材との間隙寸法の25〜100倍とすることを特徴とする請求項1記載の薄膜フィルム剥離具を提供する。
この構成によれば、上記空間部の長さを上記刃と抑え部材との間隙寸法の25〜100倍とすることにより、空間部に入り込んだ薄膜フィルムの端部が、抑え部材によって確実に上方から抑えられ、空間部から逸脱することがない。したがって、薄膜フィルムの剥離動作が中断することなく、薄膜フィルムが円滑に剥離されて破れるおそれもない。
請求項3記載の発明は、上記抑え部材は把持片の先端部に固着され、上記刃の進行方向が把持片の引き手方向となるように形成したことを特徴とする請求項1または2記載の薄膜フィルム剥離具を提供する。
この構成によれば、刃の進行方向を把持片の引き手方向としたので、作業者が剥離作業を行う際に、薄膜フィルム剥離具を作業者の方へ引き寄せることにより、良好な作業性で薄膜フィルムが剥離される。
本発明は、上述したように、剥離用の刃で薄膜フィルムの端部が捲り起こされて、剥離のきっかけが作られ後に、薄膜フィルムの端部が抑え部材に抑えられて空間部に保持される。したがって、剥離動作を中断することなく、そのまま薄膜フィルムが剥離され、また、薄膜フィルムが破れにくくなる。したがって、剥離の作業性を向上することができ、また、薄膜フィルム剥離具が簡素な構成であるため、ロボットアームなどに装着すれば、剥離作業の自動化に対応することも可能である。
以下、本発明に係る薄膜フィルム剥離具について、好適な実施例をあげて説明する。簡素な構成で、基材から薄膜フィルムを剥がすためのきっかけを作り、さらに、フィルムを破くことなく、そのまま剥離可能な薄膜フィルム剥離具を提供するという目的を達成するために、本発明は基材に貼付されている薄膜フィルムを剥離するための薄膜フィルム剥離具であって、剥離用の刃と、該刃の進行方向の前方へ突出して設けられ、かつ剥離したフィルム先端を抑える抑え部材と、前記刃と抑え部材との間に介装されるスペーサとからなり、前記スペーサによって形成される前記刃と抑え部材との間隙を、剥離する薄膜フィルムの厚みよりも大に形成するとともに、前記スペーサの先端部を刃の進行方向の後方へずらして、前記刃の先端部と抑え部材との間に空間部を設けたことにより実現した。
図1は本発明に係る薄膜フィルム剥離具10の全体を示す説明図であり、図2は図1のA部の拡大図である。図1および図2に示すように、薄膜フィルム剥離具10は、少なくとも、剥離用の刃11と、該刃11の進行方向(同図矢印の方向)の前方へ突出して設けられ、かつ剥離したフィルム先端を抑えるための抑え部材12と、前記刃11と抑え部材12との間に介装されるスペーサ13とを有している。
前記刃11が装着された抑え部材12は、前記刃11を進行方向へ向けた状態で平面部14の一端部下面に固着されており、該平面部14の他端部上面に把持部15が取り付けられている。これら平面部14と把持部15とが一体で把持片16を構成している。
前記スペーサ13によって形成される前記刃11と抑え部材12との間隙寸法S1は、剥離する薄膜フィルムの厚みよりも大に形成する。また、前記スペーサ13の先端部13aを刃の進行方向の後方へずらして、前記刃の先端部11aと抑え部材12との間に空間部17を設ける。この空間部17の長さS2は、前記刃11と抑え部材12との間隙寸法S1の25〜100倍とする。
次に、上記薄膜フィルム剥離具10を使用して、基材に貼付されている薄膜フィルムを剥離する手順について説明する。なお、本実施例では、作業者が薄膜フィルム剥離具10の把持片16を把持して作業者の方へ引き寄せることにより、薄膜フィルムを剥離するものとする。
先ず、薄膜フィルムが貼付された基材の一例として、図3に転写型シールドフィルム27を貼付したフレキシブルプリント配線板20の断面構造を示す。同図に示すように、フレキシブルプリント配線板20は、ベースフィルム21の上に回路パターン22が形成され、該回路パターン22のうちグランド回路の一部22aを除いて、該回路パターン22とベースフィルム21の上面は絶縁フィルム23により被覆されている。
絶縁フィルム23の上には、金属薄膜層と接着剤層からなるシールド層24と、その上に設けられているカバーフィルム25と、さらに、カバーフィルム25の上面に離型剤を介して剥離自在に貼付されたセパレートフィルム26とからなるシールドフィルム27が貼付されている。
図4は、前記フレキシブルプリント配線板20に貼付されているセパレートフィルム26を剥がすきっかけの状態を示し、説明の都合上、薄膜フィルム剥離具10の把持片16の図示を省略する。
前記薄膜フィルム剥離具10をフレキシブルプリント配線板20の上に押し当てた状態で、矢印に示すように、前記刃11を作業者の引き手方向へ進行させると、該刃11がセパレートフィルム26の下面に押し込まれて、セパレートフィルム26の端部が浮き上がって捲り起こされ、剥離のきっかけが作られる。捲り起こされたセパレートフィルム26の端部は前記刃11の先端部に乗り上がり、スペーサ13によって形成される前記刃11と抑え部材12との空間部17に入り込む。
さらに、該刃11を進行させれば、図5に示すように、前記空間部17に入り込んだセパレートフィルム26の端部が、抑え部材12に上方から抑えられて空間部17内で保持され、この状態で薄膜フィルム剥離具10を上方へ持ち上げれば、セパレートフィルム26の端部が前記空間部17から離脱することなく、薄膜フィルム剥離具10と一体的に持ち上げられて、セパレートフィルム26が剥離されていく。
ここで、前記スペーサ13によって形成される前記刃11と抑え部材12との間隙寸法S1と、前記刃11と抑え部材12の空間部17の長さS2とを適宜変更して、薄膜フィルムの剥離状態を試験した結果を、図6〜図8にしたがって説明する。
薄膜フィルムとしては、前述した転写型シールドフィルムのセパレートフィルムについての剥離状況を(1)欄に記載し、そのほか、ドライフィルムのプロテクトフィルムについての剥離状態を(2)欄に記載する。(1)のセパレートフィルムは厚み50μm、(2)のプロテクトフィルムは厚み15μmである。
また、刃11は市販の折る刃式カッタで厚み0.32mmの刃を使用し、抑え部材12は厚み3mmのアクリル樹脂板を使用し、スペーサ13は厚み0.12mmの両面テープを1〜3枚重ねて使用した。そして、間隙寸法S1と空間部17の長さS2との関係を表すために、空間部の長さS2と間隙寸法S1の比「S2/S1」を算出して表示する。
剥離状況については、「○」は剥離性良好、「×」は剥離性不良(フィルムが滑って剥離できない、あるいは、フィルムの端部が空間部の奥まで入りすぎて剥離しにくい等)、「△」は剥離性不安定(剥離できる場合と剥離できない場合がある)、「−」は未評価である。
図6は、刃11と抑え部材12との間にスペーサ13を1枚のみ介装して、間隙寸法S1を0.12mmに設定した場合の剥離状況の試験結果である。刃11と抑え部材12の空間部17の長さS2を1mm〜12mmの間で7段階に分けて試験した。
(1)厚み50μmのセパレートフィルムでは、空間部の長さS2が1mmと2mmの場合は「×」であり、剥離性不良であった。一方、空間部の長さS2が3mmと7mmと10mmと11mmの場合は「○」であり、剥離性良好であった。また、空間部の長さS2が12mmの場合は「×」であり、剥離性不良であった。この結果から、「S2/S1」が25.0〜91.7、すなわち、空間部の長さS2が間隙寸法S1の25倍から約92倍の場合にフィルムの剥離性が良好であり、「S2/S1」が25未満あるいは92以上の場合は剥離性が不良となった。
(2) 厚み15μmのプロテクトフィルムでは、空間部の長さS2が1mmと2mmと3mmと7mmと12mmの場合は「○」であり、剥離性良好であった。なお、空間部の長さS2が10mmと11mmについては未評価である。この結果から、比較的に厚みの薄いドライフィルムのプロテクトフィルムは、「S2/S1」が25未満であっても、空間部の長さS2が1mm以上あれば剥離でき、また、空間部の長さS2が12mmで「S2/S1」が100であっても剥離できるという結果が得られた。
図7は、刃11と抑え部材12との間にスペーサ13を2枚介装して、間隙寸法S1を0.24mmに設定した場合の剥離状況の試験結果である。刃11と抑え部材12の空間部17の長さS2を4mm〜6mmの間で3段階に分けて試験した。
(1)厚み50μmのセパレートフィルムでは、空間部の長さS2が4mmと5mmの場合は「×」であり、剥離性不良であった。一方、空間部の長さS2が6mmの場合は「○」であり、剥離性良好であった。この結果から、「S2/S1」が25.0、すなわち、空間部の長さS2が間隙寸法S1の25倍の場合にフィルムの剥離性が良好であり、「S2/S1」が25未満の場合は剥離性が不良となった。
(2) 厚み15μmのプロテクトフィルムでは、空間部の長さS2が4mmと5mmと6mmのすべての場合で「○」であり、剥離性良好であった。この結果から、比較的に厚みの薄いドライフィルムのプロテクトフィルムは、「S2/S1」が25未満であっても、空間部の長さS2が4mm以上あれば剥離できるという結果が得られた。
図8は、刃11と抑え部材12との間にスペーサ13を3枚介装して、間隙寸法S1を0.36mmに設定した場合の剥離状況の試験結果である。刃11と抑え部材12の空間部17の長さS2を6mm〜9mmの間で4段階に分けて試験した。
(1)厚み50μmのセパレートフィルムでは、空間部の長さS2が6mmの場合は「×」であり、剥離性不良であった。一方、空間部の長さS2が7mmと8mmの場合は「△」であり、剥離性不安定であった。また、空間部の長さS2が9mmの場合は「○」であり、剥離性良好であった。この結果から、「S2/S1」が25.0、すなわち、空間部の長さS2が間隙寸法S1の25倍の場合にフィルムの剥離性が良好であり、「S2/S1」が19.4と22.2、すなわち、空間部の長さS2が間隙寸法S1の約19倍から25倍未満の場合は剥離性が不安定で、「S2/S1」が19未満の場合は剥離性が不良となった。
(2) 厚み15μmのプロテクトフィルムでは、空間部の長さS2が6mmと7mmと8mmと9mmのすべての場合で「○」であり、剥離性良好であった。この結果から、比較的に厚みの薄いドライフィルムのプロテクトフィルムは、「S2/S1」が25未満であっても、空間部の長さS2が6mm以上あれば剥離できるという結果が得られた。
このように、本実施例では、薄膜フィルムの材質の違いや厚みの違いによって、多少の差異はあるものの、概ね、前記空間部の長さS2が前記間隙寸法S1の25〜100倍とすることにより、良好な剥離結果が得られた。
また、前記刃11が装着された抑え部材12を把持片16の先端部に固着し、把持片16の引き手方向に刃11を進行させて剥離するように構成したので、薄膜フィルムを手作業で剥離する場合に、作業者が作業しやすい体勢となって、良好な作業性で薄膜フィルムが剥離することができる。
なお、図示は省略するが、把持片を用いずに、前記刃11が装着された抑え部材12をロボットアームに装着して、剥離作業を自動化することも可能である。
而して、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明に係る薄膜フィルム剥離具の全体を示す説明図。 図1のA部の拡大図。 転写型シールドフィルムを貼付したフレキシブルプリント配線板の断面図。 セパレートフィルムを剥がすきっかけの状態を示す説明図。 セパレートフィルムを剥がされていく状態を示す説明図。 薄膜フィルムの剥離状態を試験した結果を示す説明図。 薄膜フィルムの剥離状態を試験した結果を示す説明図。 薄膜フィルムの剥離状態を試験した結果を示す説明図。 一般的なヘラを示す説明図。 図9のヘラによる剥離を示す説明図。 図9のヘラによる剥離を示す説明図。
符号の説明
10 薄膜フィルム剥離具
11 刃
12 抑え部材
13 スペーサ
14 平面部
15 把持部
16 把持片
17 空間部
20 フレキシブルプリント配線板
26 セパレートフィルム
27 シールドフィルム

Claims (3)

  1. 基材に貼付されている薄膜フィルムを剥離するための薄膜フィルム剥離具であって、
    少なくとも、剥離用の刃と、該刃の進行方向の前方へ突出して設けられ、かつ剥離したフィルム先端を抑えるための抑え部材と、前記刃と抑え部材との間に介装されるスペーサとを有してなり、
    前記スペーサによって形成される前記刃と抑え部材との間隙を、剥離する薄膜フィルムの厚みよりも大に形成するとともに、
    前記スペーサの先端部を刃の進行方向の後方へずらして、前記刃の先端部と抑え部材との間に空間部を設けたことを特徴とする薄膜フィルム剥離具。
  2. 上記空間部の長さは、上記刃と抑え部材との間隙寸法の25〜100倍とすることを特徴とする請求項1記載の薄膜フィルム剥離具。
  3. 上記抑え部材は把持片の先端部に固着され、上記刃の進行方向が把持片の引き手方向となるように形成したことを特徴とする請求項1または2記載の薄膜フィルム剥離具。
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