JP4835570B2 - 組電池の電圧検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数個の電池セルの直列接続体として構成される組電池における単一の電池セル及び隣接するいくつかからなる電池セルのいずれかである単位電池について、前記単位電池の電圧を検出する検出手段を備える組電池の電圧検出装置に関する。
この種の電圧検出装置としては、例えば下記特許文献1に見られるように、互いに等しい数の電池セルからなる電池モジュールを、マルチプレクサを介して選択的にフライングキャパシタと接続する検出ユニットを備えるものも提案されている。すなわち、マルチプレクサによって特定の電池モジュールが選択されると、この選択された電池モジュールの電圧となるまでフライングキャパシタが充電される。このため、フライングキャパシタの電圧によって電池モジュールの電圧を検出することができる。
一方、上記組電池は、その両電極間の電圧が非常に大きいため、車両のメンテナンス時等において、組電池を備えて構成される車載高圧システムに何らかの部材が接触した際、この部材に組電池の両端の電圧が印加されないようにすることが望まれる。
そこで従来は、例えば下記特許文献2に見られるように、組電池の中央部分にサービスプラグを設けることも提案され、実用されている。サービスプラグは、組電池の中央部分において隣接する電池セル間を導通状態とする機能を有するプラグである。そして、メンテナンス時等においては、サービスプラグを抜くことで、組電池を電池セルの2つの直列接続体に分割する。これにより、万一、組電池を備えて構成される車載高圧システムに何らかの部材が接触したとしても、この部材に印加される電圧値を半減させることができる。
特開2002−289263号公報 特開2001−320801号公報
上記サービスプラグを備える場合、上記フライングキャパシタを用いて電池モジュールの電圧を検出する際に組電池に電流が流れている場合には、サービスプラグによる電圧降下が電池モジュールの電圧の検出誤差となる。また、サービスプラグの抵抗値が増大するなどすると、組電池の充放電処理に支障をきたすおそれもある。
なお、上記サービスプラグを備えるものに限らず、一般に組電池にあっては、組電池を構成する電池セル間の接続手段によって不都合が生じるこうした問題も概ね共通したものとなっている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数個の電池セルの直列接続体として構成される組電池における単一の電池セル及び隣接するいくつかからなる電池セルのいずれかである単位電池について、これら単位電池を接続する接続手段のもたらす不都合に対処することのできる組電池の電圧検出装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、複数個の電池セルの直列接続体として構成される組電池における単一の電池セル及び隣接するいくつかからなる電池セルのいずれかである単位電池について、前記単位電池の電圧を検出する検出手段を備える組電池の電圧検出装置において、前記単位電池のうちの互いに隣接する特定の単位電池は、互いに隣接する他の単位電池を接続する接続手段とはその構造が相違する異質接続手段にて接続されており、前記単位電池と前記検出手段とを接続するための接続線は、前記異質接続手段の両端部のそれぞれに接続される接続線を含み、前記異質接続手段は、前記特定の単位電池間を導通及び遮断する導通制御手段を備え、前記異質接続手段のいずれかの端子に接続された1又は複数の単位電池と前記異質接続手段との直列接続体の両端を前記検出手段に接続することによる電圧の検出値と、前記1又は複数の単位電池の両端を前記検出手段に接続することによる電圧の検出値とに基づき、前記異質接続手段及び前記検出手段の少なくとも一方の特性を把握する手段を備えることを特徴とする。
組電池を構成する電池セル間を接続する接続手段は、どれも同一というわけにはいかない傾向にある。例えば組電池の両端の電圧が非常に高い場合には、メンテナンス時等に組電池に何らかの部材が不用意に接触する事態を想定して、サービスプラグが設けられるため、サービスプラグを備える接続手段とそうでない接続手段とでは構造上の相違が生じる。また、組電池が非常に長くなる場合には、車両への搭載に際してのスペースの制約からこれを複数列に配置すべく、列同士間を低抵抗で接続する断面積の大きい導体(バスバー)が利用されることがある。この場合、バスバーを備える接続手段とそうでない接続手段とでは、構造上の相違がある。このように、電池セル(単位電池)を接続する接続手段の中には、異質接続手段が含まれる傾向にある。そして、異質接続手段は、他と相違するがゆえに、これを含む閉ループ回路にて単位電池の電圧を検出する場合に検出誤差が問題となりやすい。また、異質接続手段は、他と相違するがゆえに、他の接続手段と比較して異常の生じる確率も高くなると考えられる。
この点、上記発明では、異質接続手段の両端部と検出手段とを接続する接続線を備えるために、異質接続手段のもたらす不都合に好適に対処することが可能となる。
また、上記導通制御手段が導通及び遮断を機械的に操作可能な部材なら、メンテナンス時等において、組電池に何らかの部材が接触したとしても、この部材に組電池の両端の電圧が印加されることを回避することができる。また、上記導通制御手段がヒューズ等であるなら、組電池に過大な電流が流れようとする際、これを阻止することができる。ただし、この導通制御手段は、これを含む閉ループ回路によって単位電池の電圧を検出する際に検出誤差を招きやすく、また、他の接続手段と比較して異常の生じる確率が高くなると考えられる。このため、異質接続手段の両端部のそれぞれに接続線が接続される技術的意義が大きい。
さらに、異質接続手段の両端部のそれぞれに接続される接続線を用いるなら、異質接続手段及び検出手段を含む閉ループ回路(異質接続手段のいずれかの端子に接続された1又は複数の単位電池と異質接続手段との直列接続体の両端を前記検出手段に接続することによる回路)や、異質接続手段に隣接する単位電池及び検出手段を含んで且つ異質接続手段を含まない閉ループ回路(上記1又は複数の単位電池の両端を前記検出手段に接続することによる回路)を形成することで、検出手段による所定部位の電圧検出が可能となる。このため、例えば、異質接続手段を含む閉ループ回路と含まないループ経路とによる電圧検出に基づき、異質接続手段の特性や、検出手段の特性を把握することできる。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記組電池を流れる電流が前記異質接続手段の抵抗値を高精度に検出可能な電流量の下限値に基づき設定される閾値以上である場合、前記異質接続手段のいずれかの端子に接続された1又は複数の単位電池と前記異質接続手段との直列接続体の両端を前記検出手段に接続することによる電圧の検出値と、前記1又は複数の単位電池の両端を前記検出手段に接続することによる電圧の検出値とに基づき、前記異質接続手段の抵抗値を推定する推定手段を更に備えることを特徴とする。
異質接続手段を含む閉ループ回路による電圧検出時と異質接続手段を含まない閉ループ回路による電圧検出時とで上記1又は複数の単位電池の電圧の変化が規定値以下(無視しえる値)である状況下にあっては、これら2つの閉ループ回路によって検出される電圧の差は、異質接続手段による電圧降下に起因すると考えられる。このため、この際異質接続手段を流れている電流に基づき、異質接続手段の抵抗値を推定することができる。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記検出手段は、前記接続線のうちの一対の接続線間の電圧を検出する複数の回路を備え、前記推定手段は、前記異質接続手段のいずれか一方の端子に接続された1又は複数の単位電池と前記異質接続手段との直列接続体の両端を前記複数の回路の1つに接続することによる前記1又は複数の単位電池の電圧検出と、前記1又は複数の単位電池の両端を前記複数の回路の別の1つに接続することによる前記1又は複数の単位電池の電圧検出とを同時に行なうことで、前記抵抗値の推定を行うことを特徴とする。
上記発明では、電圧を検出する回路を複数備えるため、複数の回路の1つ及び異質接続手段を含む閉ループ回路と、複数の回路の別の1つ及び異質接続手段を含む閉ループ回路とを同時に形成することができる。このため、上記1又は複数の単位電池の電圧を同時に検出することができ、ひいては、これら2つの検出時における上記1又は複数の単位電池の電圧の変化をなくすことができる。このため、上記抵抗値を高精度に推定することができる。
請求項記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記検出手段は、前記接続線のうちの一対の接続線間の電圧を検出する複数の回路を備え、前記組電池を流れる電流が前記異質接続手段の抵抗値を高精度に検出可能な電流量の下限値に基づき設定される閾値未満である場合、前記異質接続手段のいずれか一方の端子に接続された1又は複数の単位電池と前記異質接続手段との直列接続体の両端を前記複数の回路の1つに接続することによる前記1又は複数の単位電池の電圧検出と、前記1又は複数の単位電池の両端を前記複数の回路の別の1つに接続することによる前記1又は複数の単位電池の電圧検出とを同時に行なうことで、前記検出手段の異常の有無を診断する手段を更に備えることを特徴とする。
上記発明では、電圧を検出する回路を複数備えるため、複数の回路の1つ及び異質接続手段を含む閉ループ回路と、複数の回路の別の1つ及び異質接続手段を含む閉ループ回路とを同時に形成することができる。そして、この際、異質接続手段に流れる電流が所定以下であるなら、異質接続手段における電圧降下量の影響が小さいため、上記2つの閉ループ回路による電圧の検出結果の相違は、検出手段の特性に起因すると考えられる。上記発明では、この点に着目し、検出手段の異常の有無を診断することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる組電池の電圧検出装置を車載高圧バッテリの電圧検出装置に適用した一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかる車載高圧バッテリの電圧検出システムの全体構成を示す。
車載高圧バッテリとしての組電池10は、充放電の最小単位である電池セル12の直列接続体として構成されている。組電池10は、例えばインバータを介して電動機に電力を供給するものである。また例えば、DC−DCコンバータを介して車載低圧バッテリに電力を供給するものである。上記電池セル12は、互いに隣接するN(≧2)個ずつを単位とする12個のブロックB0〜B11に分割されている。
これら各ブロックB0〜B11の両電極間の電圧は、検出ユニット20を操作することで、マイクロコンピュータ(マイコン30)によって検出される。検出ユニット20は、検出ラインL0〜L12を備え、各ブロックBi(i=0〜11)の正極及び負極のそれぞれが、検出ラインLiと検出ラインL(i+1)とのそれぞれに接続されている。これら検出ラインL0〜L12は、マルチプレクサMPXを介して3本の入力ラインIN1〜IN3と接続されている。マルチプレクサMPXは、各検出ラインL0〜L12に対応した例えばSSR(Solid State Relay)等からなるサンプリングスイッチSW0〜SW12を備えている。そして、検出ラインL0〜L12は、サンプリングスイッチSW0〜SW12を介して、入力ラインIN1〜IN3に割り振られている。
入力ラインIN1〜IN3には、検出回路DCが接続されている。詳しくは、入力ラインIN1及び入力ラインIN2間には、フライングキャパシタ22が接続され、ラインIN2及びラインIN3間には、フライングキャパシタ23が接続されている。ラインIN1〜IN3は、例えばSSR(Solid State Relay)等からなるサンプリングスイッチSWa〜SWcを介して差動増幅回路A,Bの入力端子T1〜T4と接続されている。すなわち、入力ラインIN1は、サンプリングスイッチSWaを介して差動増幅回路Bの入力端子T1と接続されており、入力ラインIN2は、サンプリングスイッチSWbを介して差動増幅回路Bの入力端子T2及び差動増幅回路Aの入力端子T3と接続されている。また、入力ラインIN3は、サンプリングスイッチSWcを介して差動増幅回路Aの入力端子T4と接続されている。このように、差動増幅回路Bの入力端子T2と差動増幅回路Aの入力端子T3とは短絡されている。
差動増幅回路A,Bの出力は、A/D変換器26に取り込まれる。A/D変換器26は、差動増幅回路A,Bの出力するアナログデータをディジタルデータに変換し、マイコン30に出力する。
マイコン30は、上記サンプリングスイッチSW0〜SW12やサンプリングスイッチSWa〜SWcを操作することで、差動増幅回路A,Bを介してブロックB0〜B11のそれぞれの両電極間の電圧を読み込む。なお、この際、検出対象となるブロックBiに応じて、差動増幅回路A,Bの出力電圧の符号を適宜定めたものを真の電圧として認識する。これは、ブロックB0〜B11の電圧を検出するためのラインL2〜L5、L7〜L11が、隣接するブロックB0〜B5、B7〜B11の中の2つによって共有されていることによる。すなわち例えば、ラインL2は、ブロックB1の電圧の検出時には正極となるが、ブロックB2の電圧の検出時には負極となる。したがってこれと導通状態となる入力ラインIN3も、ブロックB1の電圧の検出時には正極となるが、ブロックB2の電圧の検出時には負極となる。このため、いずれのブロックBiが検出対象となっているかに応じて、マイコン30では、差動増幅回路A,Bの出力する電圧値として正しい極性を認識する。
マイコン30では、更に、組電池10を流れる電流を検出する電流センサ40の検出値を取り込むことで、その充電電流や放電電流を把握する機能をも有する。
上記組電池10には、その中央部であるブロックB5の正極端子とブロックB6の負極端子との間に、サービスプラグSPが設けられている。これにより、例えばメンテナンス時等、組電池10を含むループ回路の絶縁性を高めることが望まれる状況下、サービスプラグSPを開状態とすることで、組電池10の両端に何らかの部材が接触する場合であっても、組電池10を、ブロックB0〜B5の直列接続体と、ブロックB6〜B11の直列接続体とに分割することができる。
ただし、ブロックB5及びブロックB6の接続にサービスプラグSPが用いられるために、ブロックB5及びブロックB6間の接続手段は、他の隣接するブロック同士の接続手段とは構造上の相違があることとなる。このため例えば、ブロックB5の両端の電圧を検出すべく、ブロックB5の負極端子及びサービスプラグSPの正極側の端子と検出回路DCとを接続する場合には、サービスプラグSPによる電圧降下が、ブロックB5の電圧検出の誤差となるおそれがある。
そこで本実施形態では、図1に示されるように、サービスプラグSPの両端に検出ラインL6a,L6bを接続する。これにより、ブロックB5及び検出回路DCを含む閉ループ回路を形成することでブロックB5の両端の電圧を検出する際や、ブロックB6及び検出回路DCを含む閉ループ回路を形成することでブロックB6の両端の電圧を検出する際に、サービスプラグSPを含まないでこれら閉ループ回路を構成することができる。
更に本実施形態では、サービスプラグSPの両端に検出ラインL6a,L6bを接続する構成を利用することで、サービスプラグSPの異常の有無や検出回路DCの異常の有無を診断する処理をも行う。ここで、サービスプラグSPの異常としては、例えば、メンテナンス時においてサービスプラグSPを一旦抜いた後再度はめ込む際に異物が混入することでサービスプラグSPの導電性が低下する異常等が考えられる。また、検出回路DCの異常としては、例えば、経年変化等が考えられる。
図2に、本実施形態におけるブロックB0〜B11の電圧検出処理、並びにサービスプラグSP及び検出回路DCの異常診断処理の態様を示す。
図示されるように、本実施形態では、ブロックB0〜B11の電圧検出を次のようにして行う。まず、隣接する3つのサンプリングスイッチSWi,SW(i+1),SW(i+2)をオン操作することで、互いに隣接する2つのブロックBi,B(i+1)にてフライングキャパシタ22,24を充電する。次に、サンプリングスイッチSWi,SW(i+1),SW(i+2)をオフ操作して、サンプリングスイッチSWa〜SWcをオン操作することで、差動増幅回路A,Bによって電圧を検出する。図2には、これらの処理を、ブロックB0、B1の電圧検出から順に行っていく例を示している。ここで、ブロックB5の電圧は、サンプリングスイッチSW5,SW6aのオン操作によって検出し、ブロックB6の電圧は、サンプリングスイッチSW6b,SW7のオン操作によって検出する。
こうしてブロックB10、B11の電圧検出まで完了すると、次に、上記異常診断をすべく、サンプリングスイッチSW6a、SW6b、SW7をオン操作する。これにより、フライングキャパシタ22の両電極には、検出ラインL6b,L7が接続され、フライングキャパシタ24の両電極には、検出ラインL6a,L7が接続される。すなわち、この場合、フライングキャパシタ22,24の電圧の差は、サービスプラグSPの電圧降下で略近似できる。この点に着目することで、図3に示す処理によって、異常診断を行う。
図3は、上記異常診断処理の手順を示す。この処理は、マイコン30によって、ブロックB0〜B11の電圧検出処理の完了時に繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS10において、サンプリングスイッチSW6a,SW7のオン操作によるフライングキャパシタ24の電圧V6aを差動増幅回路Aにて検出し、サンプリングスイッチSW6b,SW7のオン操作によるフライングキャパシタ22の電圧V6bを差動増幅回路Bにて検出する。続くステップS12においては、上記電圧の検出時において、電流センサ40によって検出される電流が閾値α以上であるか否かを判断する。より正確には、サンプリングスイッチSW6a,SW6b,SW7のオン操作時における電流が閾値α以上であるか否かを判断する。この処理は、電圧V6a,V6b間に、サービスプラグSPの電圧降下によってその抵抗値を精度よく検出するのに十分な差が生じるか否かを判断するためのものである。ここで、閾値αは、サービスプラグSPの抵抗値を高精度に検出可能とする電流量の下限値に基づき設定されている。
そして、ステップS12において肯定判断される場合には、ステップS14に移行する。ステップS14においては、サービスプラグSPの抵抗値Rを算出する。これは、上記電圧V6a,V6bの差を、これら電圧の検出時の電流値にて除算することで行うことができる。続くステップS16においては、サービスプラグSPの抵抗値Rが基準となる抵抗値(基準抵抗値Rs)から過度に離間していないかどうかを判断する。具体的には、基準抵抗値Rsに対する上記抵抗値Rの比と「1」との差の絶対値が閾値γ以上であるか否かを判断する。そして、ステップS16において肯定判断される場合には、ステップS18においてサービスプラグSPに異常がある旨判断する。
一方、ステップS12において否定判断される場合には、ステップS20に移行する。ステップS20においては、電圧V6a,V6bの差が所定以上であるか否かに基づき検出回路DCの異常の有無を診断する。ここでは、サービスプラグSPに流れる電流が少量であるために検出回路DCが正常であるなら電圧V6a,V6b間の差は無視し得ることに着目する。すなわち、電圧V6a,V6bの差が大きい場合には、差動増幅回路A,B間の特性ばらつき等が大きいか、少なくとも一方が故障しているか等、検出回路DCに異常があると考えられる。具体的には、電圧V6bに対する電圧V6aの比と「1」との差の絶対値が閾値β以上であるか否かを判断する。そして、ステップS20において肯定判断される場合には、ステップS22において検出回路DCに異常がある旨判断する。
なお、ステップS18,S22の処理が完了する場合や、ステップS16,S20の処理において否定判断される場合には、この一連の処理を一旦終了する。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)基本的には隣接するブロックBi,B(i−1)間でこれらの電圧を検出するための検出ラインLiを共有しつつも、サービスプラグSPの両端に検出ラインL6a,L6bをそれぞれ設けた。これにより、サービスプラグSPの電圧降下の影響を除去しつつ、ブロックB5,B6の電圧を検出することができる。
(2)サービスプラグSPを流れる電流が閾値α以上である場合、検出ラインL6a,L7間の電圧V6aと検出ラインL6b、L7間の電圧V6bに基づき、サービスプラグSPの抵抗値Rを算出した。これにより、サービスプラグSPの抵抗値Rを高精度に推定することができる。また、この抵抗値Rに基づきサービスプラグSPの異常の有無を診断することもできる。
(3)サービスプラグSPを流れる電流が閾値α未満である場合、検出ラインL6a,L7間の電圧V6aと検出ラインL6b、L7間の電圧V6bに基づき、検出回路DCの異常の有無を診断した。これにより、検出回路DCの異常の有無を適切に診断することができる。特に、サービスプラグSPの電圧降下の影響を除去しつつブロックB5,B6の電圧を検出するための検出ラインL6a、L6bを利用することで検出回路DCの異常診断ができるため、検出回路DCの異常診断のために別途部材を設ける場合と比較して部品点数を低減することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図4に、本実施形態にかかるサンプリングスイッチSW1〜SW12の操作態様を示す。図示されるように、本実施形態では、隣接する3つのサンプリングスイッチSWi,SW(i+1),SW(i+2)を順次オン操作することでブロックB0〜B11の電圧を検出する処理を行い、この一連の処理と次の一連の処理との間に、サンプリングスイッチSW6a,SW6bをオン操作する。これにより、入力ラインIN1及び入力ラインIN3間の電圧は、サービスプラグSPの電圧降下量程度の電圧となると考えられる。このため、この電圧に基づきサービスプラグSPの抵抗値Rを推定することができる。
図5に、上記スイッチング操作に基づくサービスプラグSPの異常診断処理の手順を示す。この処理は、マイコン30により、ブロックB0〜B11の電圧検出処理の完了毎に繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS30において、組電池10を流れる電流が、先の図3のステップS12の処理のものと同様にして設定される閾値α以上であるか否かを判断し、閾値α以上であると判断される場合には、ステップS32に移行する。ステップS32においては、サンプリングスイッチSW6a,SW6bをオン操作する。続くステップS34においては、サービスプラグSPの両端の電圧Vを算出する。これは、差動増幅回路Aによって検出される電圧Vaと、差動増幅回路Bによって検出される電圧Vbとの和として算出することができる。更に、ステップS36においては、サービスプラグSPの抵抗値Rを算出する。これは、上記電圧Vを、この電圧検出時にサービスプラグSPを流れる電流値にて除算することで行う。こうして算出された抵抗値Rに基づき、ステップS38,S40において、先の図3のステップS16,S18の処理を行うことで、サービスプラグSPの異常の有無を診断する。
以上説明した本実施形態によれば、先の第1の実施形態の上記(1)の効果に加えて、更に以下の効果が得られる。
(4)サービスプラグSPを流れる電流が閾値α以上である場合、サンプリングスイッチSW6a,SW6bをオン操作することでサービスプラグSPの抵抗値Rを算出した。これにより、サービスプラグSPの抵抗値Rを適切に算出することができ、ひいてはサービスプラグSPの異常の有無を診断することができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図6に、本実施形態にかかるサンプリングスイッチSW1〜SW12の操作態様を示す。図示されるように、本実施形態では、隣接する3つのサンプリングスイッチSWi,SW(i+1),SW(i+2)を順次オン操作することでブロックB0〜B11の電圧を検出する一連の処理と次の一連の処理との間に、サンプリングスイッチSW5,SW6bをオン操作する。これにより、入力ラインIN1及び入力ラインIN2間に印加される電圧は、前回の電圧検出処理であるブロックB10、B11の電圧検出処理時とは逆極性となる。このため、フライングキャパシタ22の充電極性が反転するはずであり、反転しないなら、サービスプラグSPの断線と考えられる。
図7に、上記スイッチング操作に基づくサービスプラグSPの異常の有無の診断処理の手順を示す。この処理は、マイコン30により、例えば所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS50において、サンプリングスイッチSW10〜SW12のオン操作によるブロックB10,B11の電圧V10,V11の検出が完了したか否かを判断する。そして、ステップS50において肯定判断される場合には、ステップS52において、サンプリングスイッチSW5,SW6bをオン操作する。続くステップS54においては、フライングキャパシタ22の充電極性が反転したか否かを判断する。そして、反転していない場合には、ステップS56において、サービスプラグSPに異常がある旨判断する。
なお、上記ステップS50の処理において否定判断される場合や、ステップS54の処理において肯定判断される場合、ステップS56の処理が完了する場合には、この一連の処理を一旦終了する。
以上説明した本実施形態によれば、先の第1の実施形態の上記(1)の効果に加えて、更に以下の効果が得られる。
(5)ブロックB5の電圧検出時とは逆極性にフライングキャパシタ22を充電した状態で、サンプリングスイッチSW5,SW6bをオン操作した。これにより、フライングキャパシタ22の極性反転の有無に基づき、サービスプラグSPの異常の有無を適切に診断することができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記第3の実施形態では、サンプリングスイッチSW10〜SW12をオン操作してブロックB10、B11の電圧を検出する処理に引き続いて、サンプリングスイッチSW5、SW6bをオン操作する処理を行ったがこれに限らない。例えば図8に示すように、サンプリングスイッチSW10〜SW12をオン操作してブロックB10、B11の電圧を検出する処理に引き続いて、サンプリングスイッチSW6a、SW7をオン操作する処理を行ってもよい。この場合であっても、先の第3の実施形態の要領で、サービスプラグSPの断線の有無を判断することができる。また、断線の有無の判断のためのスイッチング操作に先立つ処理としては、サンプリングスイッチSW10〜SW12をオン操作してブロックB10、B11の電圧を検出する処理に限らない。要は、サービスプラグSPを含む閉ループ回路を構成することで1又は複数のブロックの電圧を検出するに先立ち、これとはフライングキャパシタの充電極性が逆となる態様にて予めサービスプラグSPを含まない閉ループ回路にてフライングキャパシタを充電しておけばよい。
・先の第3の実施形態において、フライングキャパシタ22,24に並列にリセットスイッチを設けてもよい。この場合、フライングキャパシタ22,24の電荷を抜いた後に、サンプリングスイッチSW5、SW6bをオン操作する処理等を行うことで、電圧の変化の有無に基づきサービスプラグSPの異常の有無を診断することができる。
・上記第2の実施形態において、電流が閾値α未満の場合には、電圧Va,Vbのずれに基づき検出回路DCの異常の有無を診断してもよい。
・マルチプレクサMPXの操作によるブロック電圧の検出順序としては、上記各実施形態で例示したものに限らず、適宜変更してよい。また、検出ラインL0〜L12と、フライングキャパシタ22,23との接続態様についても適宜変更してよい。ただし、先の第3の実施形態においては、フライングキャパシタの両方の端子のそれぞれが正極となる充電を可能とする接続態様とすることが望ましい。換言すれば、フライングキャパシタの充電極性として互いに逆となる極性の双方を取り得る構成とすることが望ましい。
・上記各実施形態では、サービスプラグSPの両端に検出ラインL6a,L6bを接続したが、これに限らない。例えば、組電池が長くなる場合、これを車両に搭載する際のスペースの制約から組電池を折り曲げて配置すべく組電池を2分して且つ、これらを低抵抗で接続すべく他と比較して断面積の大きい導体(バスバー)にて接続することが考えられる。この場合、バスバーの電圧降下によるブロックの電圧の検出精度の低下を抑制したり、バスバーの異常を検出したりするために本発明を適用することは有効である。なお、この際、バスバーの中間部分にも検出回路と接続するための検出ラインを接続してもよい。こうした構成によれば、バスバーのいずれの箇所に異常があるかを判断することもできる。
・検出回路DCとしては、フライングキャパシタ及び差動増幅回路を2つずつ備えるものに限らない。例えばフライングキャパシタ及び差動増幅回路を各1つずつ備えるものであってもよい。この場合、例えば、サンプリングスイッチSW6a,SW7のオン操作と、サンプリングスイッチSW6b、SW7のオン操作とを所定時間内に行うなら、この間のブロックB6の電圧の変化が無視し得ると考えられるため、先の第1の実施形態と同様にして検出回路DCの異常やサービスプラグSPの異常を検出することができる。更に、フライングキャパシタ及び差動増幅回路を3つ以上ずつ備えるなら、同時に電圧を検出することのできるブロック数が増加するため、電圧検出を迅速に行うことができる。
・上記第1、第2の実施形態において、検出回路DCとしては、フライングキャパシタ22,24を備えるものに限らない。例えばマルチプレクサMPXに直接接続される差動増幅回路A,Bと、差増増幅回路A、Bの出力をPWM変調するPWM変調手段と、PWM変調手段の出力を低圧側(マイコン30等)に出力する絶縁手段(フォトカプラ等)とを備えて構成してもよい。
・検出回路DCによる電圧の検出対象としては、ブロックB0〜B11に限らない。例えば、単一の電池セルであってもよい。また、隣接する同一の数の電池セル毎にグループ化されたブロックに限らず、互いに異なる数(1を含む)毎にグループ化された各グループであってもよい。
・電池セルとしては、リチウム2次電池に限らず、例えばニッケル水素電池等であってもよい。また、組電池としては、ハイブリッド車に搭載されるものに限らず、例えば電気自動車に搭載されるものであってもよい。
第1の実施形態にかかるシステム構成図。 同実施形態にかかる電圧の検出処理態様を示すタイムチャート。 同実施形態にかかる異常検出処理手順を示す流れ図。 第2の実施形態にかかる電圧の検出処理態様を示すタイムチャート。 同実施形態にかかる異常検出処理手順を示す流れ図。 第3の実施形態にかかる電圧の検出処理態様を示すタイムチャート。 同実施形態にかかる異常検出処理手順を示す流れ図。 上記第3の実施形態の変形例にかかる電圧の検出処理態様を示すタイムチャート。
符号の説明
10…組電池、30…マイコン(推定手段、判断手段の一実施形態)、SP…サービスプラグ(導通制御手段の一実施形態)、L1〜L12…検出ライン(接続線の一実施形態)、DC…検出回路(検出手段の一実施形態)。

Claims (4)

  1. 複数個の電池セルの直列接続体として構成される組電池における単一の電池セル及び隣接するいくつかからなる電池セルのいずれかである単位電池について、前記単位電池の電圧を検出する検出手段を備える組電池の電圧検出装置において、
    前記単位電池のうちの互いに隣接する特定の単位電池は、互いに隣接する他の単位電池を接続する接続手段とはその構造が相違する異質接続手段にて接続されており、
    前記単位電池と前記検出手段とを接続するための接続線は、前記異質接続手段の両端部のそれぞれに接続される接続線を含み、
    前記異質接続手段は、前記特定の単位電池間を導通及び遮断する導通制御手段を備え、
    前記異質接続手段のいずれかの端子に接続された1又は複数の単位電池と前記異質接続手段との直列接続体の両端を前記検出手段に接続することによる電圧の検出値と、前記1又は複数の単位電池の両端を前記検出手段に接続することによる電圧の検出値とに基づき、前記異質接続手段及び前記検出手段の少なくとも一方の特性を把握する手段を備えることを特徴とする組電池の電圧検出装置。
  2. 前記組電池を流れる電流が前記異質接続手段の抵抗値を高精度に検出可能な電流量の下限値に基づき設定される閾値以上である場合、前記異質接続手段のいずれかの端子に接続された1又は複数の単位電池と前記異質接続手段との直列接続体の両端を前記検出手段に接続することによる電圧の検出値と、前記1又は複数の単位電池の両端を前記検出手段に接続することによる電圧の検出値とに基づき、前記異質接続手段の抵抗値を推定する推定手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の組電池の電圧検出装置。
  3. 前記検出手段は、前記接続線のうちの一対の接続線間の電圧を検出する複数の回路を備え、
    前記推定手段は、前記異質接続手段のいずれか一方の端子に接続された1又は複数の単位電池と前記異質接続手段との直列接続体の両端を前記複数の回路の1つに接続することによる前記1又は複数の単位電池の電圧検出と、前記1又は複数の単位電池の両端を前記複数の回路の別の1つに接続することによる前記1又は複数の単位電池の電圧検出とを同時に行なうことで、前記抵抗値の推定を行うことを特徴とする請求項記載の組電池の電圧検出装置。
  4. 前記検出手段は、前記接続線のうちの一対の接続線間の電圧を検出する複数の回路を備え、
    前記組電池を流れる電流が前記異質接続手段の抵抗値を高精度に検出可能な電流量の下限値に基づき設定される閾値未満である場合、前記異質接続手段のいずれか一方の端子に接続された1又は複数の単位電池と前記異質接続手段との直列接続体の両端を前記複数の回路の1つに接続することによる前記1又は複数の単位電池の電圧検出と、前記1又は複数の単位電池の両端を前記複数の回路の別の1つに接続することによる前記1又は複数の単位電池の電圧検出とを同時に行なうことで、前記検出手段の異常の有無を診断する手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の組電池の電圧検出装置。
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