JP4833730B2 - 水密ジョイント - Google Patents

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本発明は、敷設した光ファイバーや電力ケーブル等をハンドホール内へ引き込む際に用いる水密ジョイントに関する。
地中埋設管を接続する接続用継手は、モルタルや接着剤等によりハンドホールの貫通孔に固定されている(特許文献1)。
地中埋設管を接続する筒状体は、接着剤によりハンドホールの貫通孔に固定されている(特許文献2)。
特開平10−243538号公報 特開2002−195460号公報
上記特許文献1、2の技術は、以下の課題を有する。
接続用継手や筒状体を貫通孔に固定するのにモルタル等を使う必要があるので熟練を要する。
地震や車両等による振動が継手に加わると、接続用継手や筒状体を貫通孔に固定するモルタル等が破損したりヒビが入る。この場合には、電力ケーブル等が損傷したり、ヒビを介して地下水がハンドホールに浸入する。
継手は、可とう性が低いので、電力ケーブルやハンドホールの変位に追従できない。
本発明の目的は、耐震性に優れ、高い水密性が得られる水密ジョイントの提供にある。
(請求項1について)
コンクリート製の構造物の側壁に設けた取付穴へ、可とう性を有する地中埋設管を水密的に連結するための水密ジョイントは、先端の径小部、基端の鍔部、中間に位置し軸方向寸法が取付穴長より長い径大部、および径大部−径小部間に位置し、内外径が連続的に小さくなっていく漸減径部を有する筒状弾性部材と、先端のテーパ状部、基端の鍔状部、および中間の筒状部を有する硬質の筒状スペーサーとを備える。
径大部外面が取付穴壁に密着し、取付穴の内側穴角に鍔部が係止される様に、構造物内から取付穴内へ筒状弾性部材を嵌め込む。
つぎに、筒状部が径大部内に圧入され、鍔状部が鍔部に係止される様に、構造物内から筒状弾性部材内に筒状スペーサーをハンマー等で打ち込む。なお、筒状スペーサーの筒状部の外径が、筒状弾性部材の径大部の内径より若干大きいので、筒状スペーサーの打込時に、筒状弾性部材の径大部が拡張し、筒状弾性部材および筒状スペーサーが強固に取付穴に固定される。
そして、先端が構造物内に臨む様に筒状弾性部材および筒状スペーサー内に地中埋設管を挿入し、筒状弾性部材の径小部外周に配した締付具を締め付けて地中埋設管を筒状弾性部材に固定する。
また、筒状弾性部材の径小部外周に配した締付具で地中埋設管を筒状弾性部材に固定している。このため、地中埋設管と筒状弾性部材との間、および、筒状弾性部材とコンクリート製の構造物との間で、高い水密性が確保できる。
コンクリート製の構造物の側壁に設けた取付穴へ、筒状弾性部材を介して地中埋設管を連結しているので可とう性に優れる。
このため、地震や車両等による振動が、コンクリート製の構造物や地中埋設管に加わっても、水密ジョイントが追従して変形するので、構造物や地中埋設管の破損が防止できるとともに、水密性も保たれる。また、車両等による振動や、施工工事により、地中埋設管や構造物の位置が若干ずれても、水密ジョイントが追従して変形するので、地中埋設管等の破損が防止できるとともに、水密性も保たれる。
構造物内から筒状弾性部材を取付穴内へ嵌め込み、筒状スペーサーを筒状弾性部材内に打ち込み、地中埋設管を挿入して締付具により筒状弾性部材に固定するだけで良いので、施工が簡単であり、熟練を要しない。
水密ジョイントは、取付穴の径に対応する筒状弾性部材および筒状スペーサーを選択することにより、取付穴の径の大小を問わず、適用することができる。
(請求項2について)
ハンドホールの側壁に設けた円形の取付穴へ、可とう性を有する断面円形のケーブル保護管を水密的に連結するための水密ジョイントは、先端の径小部、基端の鍔部、中間に位置し軸方向寸法が取付穴長より長い径大部、および径大部−径小部間に位置し、内外径が連続的に小さくなっていく漸減径部を有する円筒ゴム部材と、先端のテーパー状部、基端の鍔状部、および中間の円筒状部を有する樹脂製の円筒スペーサーとを備える。
円筒ゴム部材は、径大部と径小部との間に、内外径が連続的に小さくなっていく漸減径部を有する。
円筒ゴム部材の内外径が、径小部の内外径に等しい等径構造であると、円筒スペーサーを円筒ゴム部材内へ打ち込んでも円筒ゴム部材が充分に拡径せず、円筒ゴム部材とハンドホールとの間で高い水密性が得られない。
また、円筒ゴム部材の内外径が、径大部の内外径に等しい等径構造であると、円筒スペーサーを円筒ゴム部材内に打ち込んでも円筒ゴム部材が充分に拡径せず、円筒ゴム部材とハンドホールとの間で高い水密性が得られない。
漸減径部の存在により、ケーブル保護管と円筒ゴム部材の径小部との間、円筒ゴム部材の径大部とハンドホールとの間で、高い水密性が確保できる。
径大部外面が取付穴壁に密着し、取付穴の内側穴角に鍔部が係止される様にハンドホール内から取付穴内へ円筒ゴム部材を嵌め込む。
つぎに、円筒状部が径大部内に圧入され、鍔状部が鍔部に係止される様に、ハンドホール内から円筒ゴム部材内に円筒スペーサーをハンマー等で打ち込む。なお、円筒スペーサーの円筒状部の外径が、円筒ゴム部材の径大部の内径より若干大きいので、円筒スペーサーの打込時に、円筒ゴム部材の径大部が拡径し、円筒ゴム部材および円筒スペーサーが強固に取付穴に固定される。
そして、先端がハンドホール内に臨む様に円筒ゴム部材および円筒スペーサー内にケーブル保護管を挿入し、円筒ゴム部材の径小部外周に配した締付具を締め付けてケーブル保護管を円筒ゴム部材に固定する。
また、円筒ゴム部材の径小部外周に配した締付具でケーブル保護管を円筒ゴム部材に固定している。このため、ケーブル保護管と円筒スペーサーとの間、および、円筒ゴム部材とハンドホールとの間で、高い水密性が確保できる。
ハンドホールの側壁に設けた取付穴へ、円筒ゴム部材を介してケーブル保護管を連結しているので可とう性に優れる。
このため、地震や車両等による振動が、ハンドホールやケーブル保護管に加わっても、水密ジョイントが追従して変形するので、ハンドホールやケーブル保護管の破損が防止できるとともに、水密性も保たれる。また、車両等による振動や、施工工事により、ケーブル保護管やハンドホールの位置が若干ずれても、水密ジョイントが追従して変形するので、ケーブル保護管等の破損が防止できるとともに、水密性も保たれる。
ハンドホール内から円筒ゴム部材を取付穴内へ嵌め込み、円筒スペーサーを円筒ゴム部材内に打ち込み、ケーブル保護管を挿入して締付具により円筒ゴム部材に固定するだけで良いので、施工が簡単であり、熟練を要しない。
水密ジョイントは、取付穴の径に対応する円筒ゴム部材および筒状スペーサーを選択することにより、取付穴の径の大小を問わず、適用することができる。
(請求項3について)
ハンドホール内から円筒ゴム部材を取付穴へ嵌め込む前に、筒状弾性部材の径大部外面に板状ゴムを周設しておく。
円筒ゴム部材を取付穴へ嵌め込む際に、板状ゴムと円筒ゴム部材とが強固に圧着するため、円筒ゴム部材とハンドホールとの間で、高い水密性および可とう性が確保できる。
(請求項4について



円筒スペーサーのテーパ状部は、外径が連続的に小さくなっていくテーパ面を有するので、円筒ゴム部材内へ円筒スペーサーを打ち込む際に、テーパ面が径大部内面を円滑に滑って嵌め込めるので、容易に打ち込むことができる。なお、円筒スペーサーの円筒状部の外径が、円筒ゴム部材の径大部の内径より若干大きいので、円筒スペーサーの打込時に、円筒ゴム部材の径大部が拡径する。
(請求項5について)
円筒スペーサーのテーパ状部の内径を、円筒状部の内径より大きくしているので、先端がハンドホール内に臨む様に、円筒ゴム部材および円筒スペーサー内にケーブル保護管を挿入する際に、テーパ状部の内壁にケーブル保護管が引っ掛かり難い。よって、円筒ゴム部材および円筒スペーサー内に、ケーブル保護管を容易に挿入することができる。
(請求項6について)
ケーブル保護管は、管壁に、凸状に盛り上がる凸部と、窪んだ凹部とが、管軸心方向に対して交互に位置する螺旋状に形成されている。円筒ゴム部材の径小部に臨む、ケーブル保護管の凹部にはゴムパッキンが嵌め込まれている。円筒ゴム部材の径小部外周には締付具が装着されている。
この締付具を締め付けることにより、止水することができる。
削穴へケーブル保護管を水密的に連結するための水密ジョイントは、円筒ゴム部材と円筒スペーサー(樹脂製)とを備える。
ハンドホール内から削穴内へ円筒ゴム部材を嵌め込み、円筒ゴム部材内に円筒スペーサーをハンマー等で打ち込む。次に、円筒スペーサー内にケーブル保護管を挿入し、円筒ゴム部材の径小部外周に配した締付具を締め付けてケーブル保護管を円筒ゴム部材に固定する。
円筒ゴム部材内に円筒スペーサーを打ち込んでいるので円筒ゴム部材の径大部が拡径し、円筒ゴム部材が削穴面へ強固に圧着する。また、円筒ゴム部材の径小部外周に配した締付具でケーブル保護管を円筒ゴム部材に固定している。このため、ケーブル保護管と円筒スペーサーとの間、および、円筒ゴム部材と削穴面との間で、高い水密性が確保できる。
本発明の実施例1(請求項1〜4に対応)を図1〜図3に基づいて説明する。
ハンドホールとケーブル保護管との連結構造Aは、図1に示す如く、ハンドホール2の側壁wに開けた削穴21(断面円形;φ95)に嵌め込まれる円筒ゴム部材3と、円筒ゴム部材3内に打ち込まれる円筒スペーサー4とからなる水密ジョイントJ内に挿入したケーブル保護管5を、円筒ゴム部材3の径小部31の外周に配したステンレスバンド6により固定してなる。
1はブチルゴムであり、円筒ゴム部材3の径大部33の外周に、接着剤を用いて貼着されている。
コンクリート製のハンドホール2は、削穴壁(壁厚35mm)に削穴21(断面円形;φ95)が開けられている。
地中に埋設され、外形が四角柱を呈しホール20の断面が円形のハンドホール2(コンクリート製)は、光ファイバーや電力線をホール20内に引き込むためのものであり、側壁wに複数の削穴21が開けられている。なお、ハンドホール2の外形は、四角柱以外に円柱であっても良い。
円筒ゴム部材3は、凹部30を外周に周設した先端の径小部31と、基端の鍔部32と、径大部33と、径大部33−径小部31間に位置し、内外径が連続的に小さくなっていく漸減径部34とを有し、径大部33の外面がブチルゴム1の内周面に密着し、鍔部32がホール20側の削穴角に係止される。なお、この円筒ゴム部材3は、ホール20内から削穴21内へ嵌め込まれる{図2の(a)参照}。
樹脂製の円筒スペーサー4は、外径が連続的に小さくなっていくテーパ面40を有し、先端側に位置するテーパ状部41と、基端側に位置する鍔状部42と、外径(D+α)が径大部33の内径(D)より若干大きい中間に位置する円筒状部43とを有する。
この円筒スペーサー4は、円筒状部43が径大部33内に圧入され、鍔状部42が鍔部32に係止される様に、ホール20内から、ハンマーhにより円筒ゴム部材3内に打ち込まれる{図2の(b)参照}。
可とう性を有する材質で形成されるケーブル保護管5は、管内を挿通するケーブル51(光ファイバーや電力線等)を保護する円筒体である。このケーブル保護管5は、管壁に、凸状に盛り上がる凸部と、窪んだ凹部とを、管軸心方向に対して交互に位置する螺旋状に形成している。なお、円筒ゴム部材3の径小部31に臨む、ケーブル保護管5の凹部にはゴムパッキン52が嵌め込まれている。
このケーブル保護管5は、先端がホール20内に臨む様に、ホール20外から、円筒ゴム部材3および円筒スペーサー4内に挿入され、径小部31の凹部30に配したステンレスバンド6により円筒ゴム部材3の径小部31に固定される{図2の(a、b)参照}。
つぎに、水密ジョイントJを使用した、ハンドホールとケーブル保護管との連結構造Aの施工手順を説明する。
(1)ホール20内から円筒ゴム部材3を削穴21内へ嵌め込む{図2の(a)参照}。なお、径大部33の外面がブチルゴム1の内周面に臨み、鍔部32がホール20側の削穴角に係止される。
(2)ハンマーhを用いて、ホール20内から、円筒ゴム部材3内に円筒スペーサー4を打ち込み、鍔状部42を鍔部32に係止する{図2の(b)参照}。
なお、円筒スペーサー4の円筒状部43の外径が、円筒ゴム部材3の径大部33の内径より若干大きいため、円筒スペーサー4を打ち込むと円筒ゴム部材3の外周が拡径し、ブチルゴム1と円筒ゴム部材3とが強固に圧着するため、円筒ゴム部材3とハンドホール2との間で、高い水密性および可とう性が確保できる。
(3)緩めたステンレスバンド6を凹部30に配し、ゴムパッキン52を詰めたケーブル保護管5を、先端がホール20内に臨む様に、ホール20外から円筒ゴム部材3および円筒スペーサー4内に挿入する{図3の(a)参照}。
(4)凹部30に配したステンレスバンド6を締め付けて{図3の(b)参照}、円筒ゴム部材3の径小部31にケーブル保護管5を固定する(図1参照)。
実施例1の、ハンドホールとケーブル保護管との連結構造Aおよび水密ジョイントJは、以下の利点を有する。
〔あ〕径大部33の外周にブチルゴム1を貼着した円筒ゴム部材3内に、円筒スペーサー4をハンマーhで打ち込んで径大部33を拡径させれば、削穴21の削穴壁へ円筒ゴム部材3が強固に圧着する。また、円筒ゴム部材3の径小部31の凹部30に配したステンレスバンド6により、ゴムパッキン52を嵌め込んだケーブル保護管5が円筒ゴム部材3に固定されている。
このため、ケーブル保護管5と円筒スペーサー4との間、および、円筒ゴム部材3とハンドホール2の削穴21の削穴壁との間で、高い水密性が確保できる。
〔い〕ハンドホール2の側壁に設けた削穴21へ、円筒ゴム部材3を介してケーブル保護管5を連結しているので可とう性に優れる。
このため、地震や車両等による振動が、ハンドホール2やケーブル保護管5に加わっても、水密ジョイントJが追従して変形するので、ハンドホール2やケーブル保護管5の破損が防止できるとともに、水密性も保たれる。
また、車両等による振動や、施工工事により、ケーブル保護管5やハンドホール2の位置が若干ずれても、水密ジョイントJが追従して変形するので、ケーブル保護管5等の破損が防止できるとともに、水密性も保たれる。
〔う〕ハンドホール2内から円筒ゴム部材3を削穴21内へ嵌め込み、円筒スペーサー4をハンマーhで円筒ゴム部材3内に打ち込み、ケーブル保護管5を水密ジョイントJ内へ挿入してステンレスバンド6で円筒ゴム部材3に固定するだけで良いので、施工が簡単であり、熟練を要しない。
〔え〕水密ジョイントJは、ハンドホール2の削穴21の径に対応する円筒ゴム部材3および円筒スペーサー4を選択することにより、削穴21の径の大小を問わず、適用することができる。
〔お〕円筒ゴム部材3は、径大部33と径小部31との間に、内外径が連続的に小さくなっていく漸減径部34を有する。この漸減径部34の存在により、円筒スペーサー4が効果的に機能して径大部33を拡径させ、ステンレスバンド6が径小部31を効率良く締め付けるので、円筒ゴム部材3の径大部33とハンドホール2との間、およびケーブル保護管5と円筒ゴム部材3の径小部31との間で高い水密性が確保できる。
〔か〕円筒スペーサー4のテーパ状部41は、外径が連続的に小さくなっていくテーパ面40を有するので、円筒ゴム部材3内へ円筒スペーサー4を打ち込む際に、テーパ面40が径大部33の内面を円滑に滑って嵌め込めるので、ハンマーhで容易に打ち込むことができる。
本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施態様を含む。
a.ケーブル保護管5の替りに、差口をワンタッチで接続するための受口7(樹脂製)を水密ジョイントJに装着しても良い(図4参照)。
b.図5、図6に示す様に、テーパ状部41の内径を円筒状部43の内径より大きくした円筒スペーサー4を採用しても良い(請求項5に相当)。
図6の(a)、(b)に示す様に、先端がホール20内に臨む様に、円筒ゴム部材3および円筒スペーサー4内にケーブル保護管5を挿入する際に、テーパ状部41の内壁にケーブル保護管5が引っ掛かり難い。このため、円筒ゴム部材3および円筒スペーサー4内に、ケーブル保護管5を容易に挿入することができる。
c.締付具は、ステンレスバンド以外に、番線、針金、ビニル紐、または、ワイヤを用いたものであっても良い。
d.ハンドホール2内から円筒ゴム部材3を削穴21へ嵌め込む前に、径大部33の外周に、必らずしもブチルゴム1を周設しておく必要はないが、高い水密性を確保するためには周設する方が好ましい。
水密ジョイントを用いた、ハンドホールとケーブル保護管との連結構造の断面図である。 (a)は削穴へ円筒ゴム部材をホール内から嵌め込むところを示す説明図、(b)はホール内から、ハンマーにより円筒ゴム部材内に円筒スペーサーを打ち込むところを示す説明図である。 (a)は水密ジョイント内へケーブル保護管を嵌め込むところを示す説明図、(b)はケーブル保護管を嵌め込んだところを示す説明図である。 ケーブル保護管の替りに、差口をワンタッチで接続するための受口を水密ジョイントに装着した、ハンドホールとケーブル保護管との連結構造の断面図である。 (a)は削穴へ円筒ゴム部材をホール内から嵌め込むところを示す説明図、(b)円筒ゴム部材内に、変形例に係る円筒スペーサーをホール内からハンマーで打ち込むところを示す説明図である。 (a)は変形例に係る水密ジョイント内へケーブル保護管を嵌め込むところを示す説明図、(b)はケーブル保護管を嵌め込んだところを示す説明図である。
符号の説明
1 ブチルゴム(板状ゴム)
2 ハンドホール(構造物)
3 円筒ゴム部材(筒状弾性部材)
4 円筒スペーサー(筒状スペーサー)
5 ケーブル保護管(地中埋設管)
6 ステンレスバンド(締付具)
7 受口(ケーブル保護管、地中埋設管)
20 ホール(構造物内)
21 削穴(取付穴)
31 径小部
32 鍔部
33 径大部
34 漸減径部
40 テーパ面
41 テーパ状部
42 鍔状部
43 円筒状部(筒状部)
A ハンドホールとケーブル保護管との連結構造
J 水密ジョイント
w 側壁

Claims (6)

  1. コンクリート製の構造物の側壁に設けた取付穴へ、可とう性を有する地中埋設管を水密的に連結するための水密ジョイントであって、
    先端の径小部、基端の鍔部、中間に位置し軸方向寸法が取付穴長より長い径大部、および前記径大部−前記径小部間に位置し、内外径が連続的に小さくなっていく漸減径部を有し、径大部外面が取付穴壁に密着し、前記鍔部が内側穴角に係止される様に構造物内から嵌め込まれる筒状弾性部材と、
    先端のテーパ状部、基端の鍔状部、および外径が前記径大部の内径より若干大きい中間の筒状部を有し、該筒状部が径大部内に圧入され、前記鍔状部が前記鍔部に係止される様に、前記構造物内から筒状弾性部材内に打ち込まれる硬質の筒状スペーサーとを備え、
    先端が前記構造物内に臨む様に前記筒状弾性部材および筒状スペーサー内に前記地中埋設管を挿入し、前記筒状弾性部材の径小部外周に配した締付具により前記地中埋設管を前記筒状弾性部材に固定することを特徴とする水密ジョイント。
  2. ハンドホールの側壁に設けた円形の取付穴へ、可とう性を有する断面円形のケーブル保護管を水密的に連結するための水密ジョイントであって、
    先端の径小部、基端の鍔部、中間に位置し軸方向寸法が取付穴長より長い径大部、および前記径大部−前記径小部間に位置し、内外径が連続的に小さくなっていく漸減径部を有し、径大部外面が取付穴壁に密着し、前記鍔部が内側穴角に係止される様にハンドホール内から嵌め込まれる円筒ゴム部材と、
    先端のテーパ状部、基端の鍔状部、および外径が前記径大部の内径より若干大きい中間の円筒状部を有し、該円筒状部が径大部内に圧入され、前記鍔状部が前記鍔部に係止される様に、前記ハンドホール内から円筒ゴム部材内に打ち込まれる樹脂製の円筒スペーサーとを備え、
    先端が前記ハンドホール内に臨む様に前記円筒状ゴム部材および円筒スペーサー内に前記ケーブル保護管を挿入し、前記円筒ゴム部材の径小部外周に配した締付具により前記ケーブル保護管を前記円筒ゴム部材に固定することを特徴とする水密ジョイント。
  3. 前記ハンドホール内から前記円筒ゴム部材を前記取付穴へ嵌め込む前に、前記筒状弾性部材の径大部外面に板状ゴムを周設しておくことを特徴とする請求項2に記載の水密ジョイント。
  4. 記円筒スペーサーの前記テーパ状部は、外径が連続的に小さくなっていくテーパ面を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の水密ジョイント。
  5. 前記円筒スペーサーの前記テーパ状部の内径を、前記円筒状部の内径より大きくしたことを特徴とする請求項4に記載の水密ジョイント。
  6. 前記ケーブル保護管は、管壁に、凸状に盛り上がる凸部と、窪んだ凹部とが、管軸心方向に対して交互に位置する螺旋状に形成されており、
    前記円筒ゴム部材の前記径小部に臨む、前記ケーブル保護管の前記凹部にはゴムパッキンが嵌め込まれており、
    前記円筒ゴム部材の径小部外周には締付具が装着されていることを特徴とする請求項乃至請求項5の何れかに記載の水密ジョイント。
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