JP4828746B2 - 座標入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力した座標が光学的に検出される座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、タッチパネルに触れること(タッチ)によってコンピュータなどの機器に座標を入力するタッチパネル式の座標入力装置がある。また、タッチパネル式の座標入力装置には、タッチされた座標が光学的に検出されて機器に入力する光学式の座標入力装置がある。
【0003】
上記した光学式座標入力装置のタッチパネルは、パネル上に光を照射する光の照射部と、照射された光を受光する受光部とを備えている。光が照射されているタッチパネルに指などがタッチすると、タッチされた点(タッチ点)を通る光が受光部に受光されなくなる。このため、受光部のうちのタッチ点を通る光が受光されるべき位置で受光された光量だけが低下する。光学式座標入力装置では、光量が低下する位置を検出することによってタッチ点を通る光の光軸を特定し、タッチ点の座標の検出に利用している。
【0004】
また、上記したタッチ点の検出において、光量が低下する位置は、受光部に入力された光の光量をA/D変換したディジタル値が予め定められたしきい値よりも低下した位置として検出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した座標入力装置において、タッチパネル上に照射される光は、タッチパネル面に対して垂直方向に所定の幅を持っている。このため、指などがタッチパネルにタッチする以前にも光が遮蔽されてタッチがなされたと誤検出されるおそれがある。
【0006】
図9(a)〜(d)は、光の幅によってタッチが実際になされる以前にタッチが検出される不具合を説明するための図である。図9(a)〜(d)は、タッチパネル面901、タッチパネル面901上に所定の幅を持って照射される光902、光902を遮ってタッチパネル面901にタッチするタッチ部材(指)903を示している。
【0007】
また、図9(a)はタッチがなされていない状態のタッチパネルと検出される光量とを示した図、図9(b)は(a)に示した状態よりも指903がタッチパネル面901よりも近づいた状態と検出される光量を示している。図9(c)は(b)に示した状態よりも指903がタッチパネル面901よりも近づいた状態と検出される光量とを示し、図9(d)は指903がタッチパネル面901にタッチした状態と検出される光量とを示している。図9に示した例では、検出される光量がしきい値Pth以下になったとき、タッチパネル面901に対してタッチがなされたことを検出している。
【0008】
図9(a)に示した状態では、指903が光を遮ることがなく、光量の低下は見られない。指903は、タッチパネル面901に近づくことによって光902の照射幅内に入り、光902の一部を遮蔽する。このとき、検出される光の光量が低下しはじめる。指903がタッチパネルに近づくほど遮蔽される光が多くなり、検出される光量の低下が顕著になる。そして、図9(c)のように、指903がタッチパネル面901に完全にタッチしていないにも関わらず光量の低下がタッチを検出するしきい値Pthを超えてタッチが検出されることがある。
【0009】
ところで、例えば、タッチパネル面901にタッチすることによって「三」という文字をコンピュータに入力する場合、先ず、タッチパネル面901にタッチしてから左から右に横線を書き、いったん指903をタッチパネル面901から離して左下方に移動する。そして、再度タッチパネル面901にタッチして二本目の横線を書く。上記した動作の途中で指903がタッチパネル面901に完全にタッチしていないにも関わらずタッチが検出されると、コンピュータには最初に書かれた横線が二本目の横線とつながった文字が入力されることになる。
【0010】
指がタッチの直前に光の一部を遮ったときタッチが検出されることを防ぐため、照射される光902の幅を極力小さくする、つまりタッチパネル面901の面に近接した光を照射することが考えられる。しかし、タッチパネル面901に近接し、しかも面と平行な光を照射するためには光学系を高い精度で調整することが必要となる。高精度の調整を必要とする座標入力装置は、大量生産することに不向きである。
【0011】
また、タッチパネルにタッチしたときに音波や赤外光を発生する専用のペン(専用ペン)を設け、上記したタッチの誤検出を防ぐ座標入力装置がある。また、専用ペンを備える座標入力装置には、専用ペンと指や一般的なペンとを併用するために専用ペン使用モードと光の遮蔽によってタッチを検出するモードとを切り替えるスイッチを備えたものがある。
【0012】
ただし、専用ペンと他のタッチ部材とを併用する構成では、ユーザがモード切替えの操作をする必要が生じ、この操作が煩雑である上に忘れる可能性もある。そして、ユーザが切り替えの操作を忘れた場合には、座標が適切に入力できない、あるいは専用ペンを使用したにも関わらず一般的なペンで光を遮蔽することによって座標を入力したのと同様の結果を得るといったことが起こり得る。
【0013】
さらに、専用ペンは、一般的にペン先が押圧されることによって音波や赤外光を発する。このため、ユーザがタッチパネル以外の部位に誤って専用ペンを押しつけてしまった場合にタッチが誤検出される可能性もある。
【0014】
本発明は、上述の問題点を解決するために成されたものであり、専用ペンと一般的なタッチ部材とを併用でき、専用ペンと一般的なタッチ部材との入力モードを自動的に切り替えることができる座標入力装置を提供することを第1の目的とする。
【0015】
また、本発明は、専用ペンにおいてタッチを誤検出することがない座標入力装置を提供することを第2の目的とする。
【0016】
さらに、本発明は、専用ペンを長寿命化できる座標入力装置を提供することを第3の目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる座標入力装置は、タッチパネルと、光を出射する光源と、前記光源から出射された光を受光する受光手段と、該受光手段の受光状態に基づいて前記タッチパネルに対するタッチを検出するタッチ検出手段と、ペンの先端が押圧された際に前記ペンから出力された信号を検出するペン信号検出手段と、前記タッチ検出手段による検出結果と、前記ペン信号検出手段によって検出される信号の有無との組み合わせに基づいて、前記タッチパネルに対して前記ペンまたは前記ペン以外の物体のいずれによってタッチがなされたのかを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記ペンまたは前記ペン以外の物体によってタッチがなされたと判定された場合に、前記受光状態に基づいてタッチがなされた点の座標を検出する座標検出手段と、を備え、前記タッチ検出手段は、前記判定手段によって前記ペンによってタッチがなされたと判定された場合、前記ペン信号検出手段が前記信号を検出した状態から該信号を検出しなくなったタイミングで前記タッチパネルに対するデタッチを検出し、前記判定手段によって前記ペン以外の物体によってタッチがなされたと判定された場合、前記受光状態に基づくタイミングで前記タッチパネルに対するデタッチを検出するように前記判定手段による判定結果に基づいてデタッチを検出するタイミングを異ならせること、を特徴とする。
【0018】
この請求項1に記載の発明によれば、タッチ検出手段による検出結果と、ペン信号検出手段によって検出された信号との組み合わせに基づいて、タッチパネルに対して接触する部材の種別を検出することができる。
【0020】
請求項2に記載の発明にかかる座標入力装置は、タッチパネルと、光を出射する光源と、 前記光源から出射された光を受光する受光手段と、該受光手段の受光状態に基づいて前記タッチパネルに対するタッチを検出するタッチ検出手段と、ペンの先端が押圧された際に前記ペンから出力された信号を検出するペン信号検出手段と、前記タッチ検出手段による検出結果と、前記タッチ検出手段によってタッチが検出された後に前記ペン信号検出手段によって検出される信号の有無との組み合わせに基づいて、前記タッチパネルに対して前記ペンまたは前記ペン以外の物体のいずれによってタッチがなされたのかを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記ペンまたは前記ペン以外の物体によってタッチがなされたと判定された場合に、前記受光状態に基づいてタッチがなされた点の座標を検出する座標検出手段と、を備え、前記タッチ検出手段は、前記判定手段によって前記ペンによってタッチがなされたと判定された後に、前記ペン信号検出手段が前記信号を検出した状態から該信号を検出しなくなったタイミングで前記タッチパネルに対するデタッチを検出し、前記判定手段によって前記ペン以外の物体によってタッチがなされたと判定された後に、前記受光状態に基づくタイミングで前記タッチパネルに対するデタッチを検出するように前記判定手段による判定結果に基づいてデタッチを検出するタイミングを異ならせること、を特徴とする
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる座標入力装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態の座表入力装置の全体的な構成を説明するための図である。図示した座標入力装置は、タッチパネル101と、タッチパネル101に対して専用ペン106がタッチしたことを検出する光学ユニット102L、102Rと、光学ユニット102L、102Rの検出信号を入力し、タッチされた点(タッチ点)を算出するシステム制御部104を備えている。システム制御部104によって算出された座標は、インタフェース部105を介してパーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)108に入力される。
【0028】
また、本実施の形態では、後述するように専用ペン106が発光する。本実施の形態の座標入力装置は、専用ペン106が発した光を受光してシステム制御部104に入力する専用ペン受信部107を備えている。
【0029】
タッチパネル101は、光学ユニット102L、102R間を結ぶ直線と一致する辺を除く三辺に光を再帰的に反射する反射板103a、103b、103cを備えている。光学ユニット102L、102Rが照射した光は、反射板103a〜103cによって再帰的に反射され、再び光学ユニット102L、102Rによって受光される。
【0030】
図2は、光学ユニット102L、102Rの構成(光学ユニット102L、102Rは同様の構成を有する)を説明するための図であって、図2(a)と(b)とは互いに90度異なる方向から見た光学ユニットを示している。光学ユニットは、光源(後にLDと記す)201、光源201から出射された光を光源201を要とする扇状に拡散するレンズ部202、反射板103a〜cで反射された光を受光して集光する受光レンズ203、受光レンズ203が集光した光を受光してタッチの有無を検出する光学素子(後にCCDと記す)204、破線で示す光学軸上に配置され、出射光と反射光とを制御するハーフミラー205を有している。
【0031】
図3は、専用ペン106を説明するための図である。専用ペン106は、電池303と、電池303と接触することによって電力が供給され、LED(Light Emitting Diode)305を点灯させる制御部302と、弾性を有し、電池303と制御部302とを接触させる、あるいは離す電池接触板304とを備えている。
【0032】
電池接触板304は、ペン先301が押圧されたときにペン内部に押し込まれ、電池303と制御部302を接触させる。このとき、LED305が点灯し、点灯した光信号が専用ペン受信部107によって無線または有線で受信される。また、ペン先301が押圧されなくなったときにペン先301の方向に戻り、電池303と制御部302とを離す。以上の構成により、専用ペン106は、ペン先が押圧されたときにだけ光信号を発生する。
【0033】
図4は、以上述べた座標入力装置の構成を説明するためのブロック図である。図4の構成は、光学ユニット102L、光学ユニット102Rと、システム制御部104およびインタフェース部105とを合わせた機能を持つMBU(main board unit)401と備えている。
【0034】
光学ユニット102Lは、光源(LD(laser diode)201、光源201を搭載する基板であるLDU(laser diode unit)402と、光学素子(CCD(Charge Coupled Device))204、光学素子204を搭載する基板であるSBU(sensor board unit)403を備えている。また、光学ユニット102Rも同様に、光源201、LDU402、光学素子204、SBU403を備えている。
【0035】
MBU401は、光学ユニット102L、102RのLDU402、SBU403を制御するとともに、SBU403から出力したCCD204が撮像した画像データを入力してタッチ点の座標を算出するCPU(Central Processing Unit)412を備えている。
【0036】
また、MBU401は、画像データのシェーディング補正の基準となるデータを格納しておくシェーディングメモリ404、409、SBU403から出力されたアナログデータをディジタルデータに変換する、あるいは画像処理する画像処理LSI(L)405、画像処理LSI(R)407、SBU403から出力されたアナログデータをライン毎に格納するデータ格納メモリL406、データ格納メモリR408、ROM410、RAM411、インタフェース部105を備えている。
【0037】
上記した構成のうち、シェーディングメモリ404、画像処理LSI(L)405、データ格納メモリL406は、光学ユニット102LのSBU403が出力した画像データを処理する構成である。また、シェーディングメモリ409、画像処理LSI(R)408、データ格納メモリR407は、光学ユニット102RのSBU403が出力した画像データを処理する構成である。
【0038】
また、ROM410は、MBU401のシステム制御に使用されるプログラムを記憶している。ROM411は、CPU112の処理のワークエリアに使用される。インタフェース部105は、MBU401に組み込まれてMBU401と外部のPC108との信号の授受を制御している。なお、図4の構成では、RAM411とデータ格納メモリL405、データ格納メモリR407を別の構成としているが、一つのメモリを機能ごとに分割してRAM411、データ格納メモリL405、データ格納メモリR407を構成することもできる。
【0039】
さらに、MBU401は、専用ペン受信部107と接続している。専用ペン受信部107は、専用ペン106のLED305が点灯して発生した光信号を受信し、CPU412に入力する。MBU401は、LED305がが出力した光信号に基づいて専用ペン106のタッチパネル101に対する接触および非接触を検出する。
【0040】
次に、本実施の形態の座標入力装置の基本的な座標検出動作について説明する。CPU412は、ROM410から読み出されたプログラムにしたがって光学ユニット102L、光学ユニット102RのLDU402にLD201を点灯するよう指示するLD点灯信号を出力する。LD点灯信号を入力したLDU402は、それぞれLD201を点灯し、タッチパネル101上に扇上の光が出射される。
【0041】
出射された光は、反射板103a〜103cによって再帰的に反射され、光学ユニット102L、光学ユニット102RのCCD204に受光される。このとき、タッチパネル101がタッチされた場合、タッチ点を通る光が遮蔽されてCCD204で受光されずに像として撮影される。撮影された像のデータは、画像データとしてMBU401の画像処理LSI(L)405、画像処理LSI(R)408に入力し、ディジタルデータに変換された上にシェーディングメモリ404、409に記憶されているデータを使ってシェーディング補正される。シェーディング補正された画像データは、データ格納メモリL406、データ格納メモリR409に格納される。
【0042】
CPU412は、データ格納メモリL406、データ格納メモリR409に格納された画像データを読みだして画像データ中のディップ(光量が低下する点)を検出する。そして、画像データ中のディップからタッチ点の座標を算出する。
【0043】
図5は、タッチ点P(x,y)の算出方法を説明するための図である。タッチパネル101上の点P(x,y)にタッチがなされたとき、光学ユニット102Lとタッチ点Pとがなす角度をθL、光学ユニット102Rとタッチ点Pとがなす角度をθRと表す。また、光学ユニット102L、光学ユニット102Rとの間の長さをWとすると、タッチ点Pは、以下の式によって算出される。
x=W・tanθR/(tanθL+tanθR) …(1)
y=W・tanθR・tanθL/(tanθL+tanθR)…(2)
=x・tanθL …(2)’
上記した式(1)、(2)’を使って算出された座標(x,y)は、インタフェース部105を介して外部のPC108に入力する。
【0044】
次に、本実施の形態の座標入力装置における専用ペン106のタッチの検出について説明する。本実施の形態の座標入力装置は、CCD204の受光状態と専用ペン106が発生した光信号との組み合わせに基づいて、タッチパネル101に対して接触するタッチ部材の種別を検出している。
【0045】
▲1▼タッチ開始の検出
タッチパネル101に対してタッチを開始する場合、タッチ部材がLD201が出射した光の一部を横切ってから比較的短い時間でタッチパネル101にタッチすることが知られている。このため、本実施の形態の座標入力装置は、タッチ開始時のタッチ点の検出は、常にCCD204が受光したデータに基づいて行うものとする。
【0046】
▲2▼専用ペンの検出
本実施の形態の座標入力装置は、MBU401が、タッチパネル101にタッチするタッチ部材が専用ペン106であるか否かをSBU403によって得られた画像データとLED305によって出力された光信号との組み合わせに基づいて自動的に判定し、タッチ部材に応じてタッチパネル101に対するタッチの状態を検出している。
【0047】
専用ペン106がタッチパネル101にタッチした場合、専用ペン106のLED305が点灯する。専用ペン受信部107は、LED305の光を受信したときにCPU412に信号1を出力し、光を受信していない場合には信号0を出力する。
【0048】
本実施の形態では、SBU403から入力した画像データに基づいてタッチ点を検出した場合、専用ペン受信部107が信号1を出力しているか、または信号0を出力しているか判断する。そして、タッチ点を検出するとともにMBU401が専用ペン受信部107から信号1を入力した場合、タッチ部材が専用ペン106であると判断する。
【0049】
以上述べた処理によれば、本実施の形態は、タッチ部材が専用ペン106であるか否かをMBU401が自動的に判断し、座標入力時のタッチ、タッチパネル101からタッチ部材が離れたこと(デタッチ)を検出する検出モードを自動的に切り替えることができる。このため、本実施の形態の座標入力装置は、ユーザがスイッチを切り替える必要がないため、より操作性を高めることができる。
【0050】
また、本実施の形態は、ユーザの操作ミスによって専用ペンを使用しているにも関わらず一般的なタッチ部材でタッチされた場合と同様にタッチを検出するといった不具合をなくし、タッチ検出の信頼性を高めることができる。
【0051】
さらに、本実施の形態では、画像データに基づいてタッチが検出される場合にだけ専用ペン受信部107が出力する信号を検出するものとする。そして、本実施の形態の座標入力装置は、専用ペン受信部107が信号1を出力した場合にも画像データにディップが検出されなければタッチを検出することがない。このため、専用ペン106がタッチパネル101以外の領域にタッチしたことをタッチパネル101に対するタッチと誤検出することを防ぐことができる。
【0052】
上記した処理の結果、本実施の形態の座標入力装置は、専用ペン106でタッチパネル101以外の領域にタッチしてLED305を点灯させた場合にも、PC108にタッチがなされたことを示すデータを入力することがない。このため、タッチの誤検出によってPC108の画面の不適切な位置にカーソルが表示されたり、入力された文字や図形が変形することを防ぐことができる。
【0053】
▲3▼デタッチの検出
本実施の形態では、以下に述べるように、専用ペン106を使用しているか否かによってデタッチ検出の方法を切り替えている。すなわち、専用ペン106を使ってタッチパネル101に対するタッチを行っている場合、専用ペン受信部107が信号0を出力したタイミングでデタッチがなされたと判断する。
【0054】
一方、タッチ部材が専用ペン106でない場合、画像データに基づいてタッチパネル101に対するタッチ、デタッチが検出される。なお、画像データからタッチ部材のデタッチが検出された場合には、専用ペン106を使用しているか否かに関わらず、タッチ部材のデタッチを検出する。
【0055】
▲4▼専用ペンによる再タッチ
画像データに基づいてタッチが検出されているとき、専用ペン受信部107によって出力される信号が0から1に切り換わった場合、本実施の形態の座標入力装置は、専用ペン106がいったんデタッチした後に再度タッチパネル101にタッチしたと判断する。
【0056】
図6は、タッチパネル101が実際にタッチされたタイミング、CCD204の受光状態に基づく画像データによるタッチの検出タイミング、専用ペン106によるタッチ検出のタイミングを説明するための図である。図6(a)は専用ペン106以外のものを使用してタッチパネル101にタッチした場合の図で、(b)は専用ペン106を使用してタッチパネル101にタッチした場合の図である。また、図6(a)、(b)のいずれにおいても、縦軸は信号sの出力値、横軸は時間tを示している。
【0057】
図6(a)に示したように、タッチ部材が専用ペン106でない場合、専用ペン受信部107から信号1が出力されることはない。このため、本実施の形態の座標入力装置は、▲2▼で述べたように、MBU401が専用ペン受信部107から信号1を入力した場合にタッチ部材が専用ペン106であると判断することができる。
【0058】
また、図6(b)に示したように、実際のタッチは、画像データに基づいてタッチが検出された後になされる。このため、画像データに基づいてタッチが検出された場合にだけ専用ペン受信部107が出力する信号を検出しても、正確なタイミングでタッチを検出することができる。
【0059】
さらに、図6(b)から明らかなように、専用ペン106を用いてタッチした場合、画像データからは検出されないデタッチを検出することができる(符号Aで示す)。すなわち、専用ペン106によれば、他のタッチ部材よりもデタッチを高精度に検出することができ、ユーザがタッチした点の座標をより正確にコンピュータに入力することができる。本実施の形態の座標入力装置は、ユーザが検出モード切り替え操作を忘れても自動的に専用ペン106の使用を判断できるため、従来の構成よりも座標検出の精度および信頼性を高めることができる。
【0060】
図7は、以上説明した座標入力装置で行われる処理を説明するためのフローチャートである。図示したフローチャートでは、先ず、CCD204が受光したデータに基づいて作成された画像データによってタッチパネル101に対するタッチを検出する(ステップS701)。検出の結果、タッチがなされたと判断された場合(ステップS702:Yes)、専用ペン受信部107が信号1を出力したか否か判断する(ステップS703)。
【0061】
ステップS703の判断の結果、信号1が出力された場合(ステップS703:Yes)、CPU112は、タッチパネル101にタッチがなされたと判断する(ステップS704)。そして、CPU112は、画像データにシェーディング補正などの処理を施すと共に画像データに基づいてタッチ点の座標を算出する(ステップS705)。さらに、算出された座標を外部のPC108に送出し、処理を終了する。
【0062】
また、ステップS702において、タッチが検出されなかった場合(ステップS702:No)、前回のタッチ検出でタッチが検出されたか否か判断する(ステップS708)。判断の結果、タッチが検出されていなかった場合には(ステップS708:No)、再度画像データからタッチを検出する処理に戻る(ステップS701)。
【0063】
一方、ステップS708において、前回の検出でタッチが検出されていたと判断された場合(ステップS708:Yes)、タッチ部材が前回のタッチ点から離されたと判定する(ステップS709)。そして、前回のタッチで検出されたタッチ点の座標をセットし(ステップS710)、PC108に送出する(ステップS706)。
【0064】
また、ステップS703において、専用ペン受信部107が信号1を出力しなかったと判断された場合(ステップS703:No)、前回のタッチにおいても専用ペン受信部107が信号0を出力したか否か判断する(ステップS707)。判断の結果、前回も信号0が出力されていた場合(ステップS707:Yes)、CPU112は、タッチパネル101にタッチがなされたと判断する(ステップS704)。このとき、CPU121は、タッチ部材が専用ペン106以外の部材であるとして画像データに基づくタイミングでタッチを検出することになる。
【0065】
また、ステップS707において、前回のタッチで専用ペン受信部107が信号0を出力しなかったと判断された場合(ステップS707:No)、前回のタッチ点から専用ペン106が離されたと判定する(ステップS709)。そして、前回のタッチで検出されたタッチ点の座標をセットし(ステップS710)、PC108に送出する(ステップS706)。なお、このとき、CPU112は、タッチ部材が専用ペン106であるとして専用ペン106が光信号を出力するタイミングでタッチ、デタッチを検出する。
【0066】
以上述べた本実施の形態の座標入力装置は、タッチパネルに対するタッチ開始時にはCCDの受光データに基づく画像データによってタッチを検出する。そして、以降は画像データと専用ペンが出力する信号との組み合わせによってタッチ検出に使用する情報を画像データまたは専用ペンの信号のいずれかに切り替える。このため、専用ペン、一般的なタッチ部材(指や通常のペンなど)のいずれを用いても座標を入力することができる。したがって、本実施の形態の座標入力装置は、専用ペンを使用したときに高精度にタッチを座標を検出する性能を有しながら、専用ペンがユーザの周囲にない場合にも使用することができる。
【0067】
また、本実施の形態は、専用ペンを備えているため、CCDが出射する光の幅やタッチパネルとの距離を特に高精度に調整する必要がなく、座標入力装置の生産性を高めることができる。さらに、タッチ、デタッチを高精度に検出できるため、外部の機器に入力される文字がつながったり座標が変形したりすることがない。
【0068】
なお、本発明は以上述べた実施の形態に限定されるものではない。すなわち、上記した実施の形態では、専用ペンがLEDを点灯させて光信号を発生するものとした。しかし、専用ペンが出力する信号は光信号に限定されるものでなく、例えば赤外光や音波を利用した信号であってもよい。
【0069】
また、本発明の座標入力装置は、専用ペンが出力する信号を専用ペンの受信部を通してMBUに入力するものに限定されるものでなく、MBUに信号を受信する構成を搭載し、MBUが信号を直接入力するものであってもよい。
【0070】
ところで、専用ペンは、ペン先がタッチパネルから離れると電池接触板が電池から離れてしまって制御部に電力が供給されなくなる。しかし、文字などを書いている間にはいったんタッチパネルから離れたペン先がすぐにタッチパネルに接触することが多い。このとき、専用ペンの制御部が出力するペン先がタッチパネルから離れたことを示す信号がふらついてノイズのように観測され、タッチ、あるいはデタッチが誤検出されるおそれがある。信号がふらつく可能性のある部分を、図8に符号Bを付して示す。
【0071】
上記した不具合を防ぐため、本発明は、専用ペンにコンデンサなどの電力を蓄えておく構成を設け、電池が制御部と離れても一定時間制御部に電力を供給するようこともできる。制御部に電力を供給する一定時間は、一般的に人が文字を書いている最中にある点から次の点に移る時間に応じて決定され、最低100msec電力を供給しておくことが望ましい。また、この電力の供給は、図8中のBで示したタイミングでなされる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、タッチ検出手段による検出結果とペンが出力する信号との組み合わせに基づいて、タッチパネルに対して接触する部材の種別を自動的に検出することができる座標入力装置を提供することができるという効果を奏する。
【0073】
また、請求項1に記載の発明は、信号を出力できるペンと一般的な部材(指や一般的なペン)とのいずれでもタッチの有無を検出することができる。さらに、信号を出力できるペンを備えたために光源が出射する光を特に高い精度で調整しなくても正確にタッチが検出できる、量産に適した座標入力装置を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の座表入力装置の全体的な構成を説明するための図である。
【図2】図1に示した光学ユニットを説明するための図である。
【図3】図1に示した専用ペンを説明するための図である。
【図4】本発明の一実施の形態の座標入力装置の構成を説明するためのブロック図である。
【図5】タッチ点の算出方法を説明するための図である。
【図6】タッチパネルが実際にタッチされたタイミング、CCDの受光状態に基づく画像データによるタッチの検出タイミング、専用ペンによるタッチ検出のタイミングを説明するための図である。
【図7】本発明の一実施の形態の座標入力装置で行われる処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】タッチパネルが実際にタッチされたタイミング、CCDの受光状態に基づく画像データによるタッチの検出タイミング、専用ペンによるタッチ検出のタイミングにおいて、信号がふらつく部位を説明するための図である。
【図9】従来技術の欠点を説明するための図である。
【符号の説明】
101 タッチパネル
102L 光学ユニット
102R 光学ユニット
103a〜c 反射板
104 システム制御部
105 インタフェース部
106 専用ペン
107 専用ペン受信部
201 光源(LD)
202 レンズ部
203 受光レンズ
204 光学素子(CCD)
205 ハーフミラー
301 ペン先
302 制御部
303 電池
304 電池接触板
401 MBU
402 LDU
403 SBU
404、409 シェーディングメモリ
405 画像処理LSI(L)
406 データ格納メモリL
407 データ格納メモリR
408 画像処理LSI(R)
410 ROM
411 RAM
412 CPU

Claims (2)

  1. タッチパネルと、
    光を出射する光源と、
    前記光源から出射された光を受光する受光手段と、
    該受光手段の受光状態に基づいて前記タッチパネルに対するタッチを検出するタッチ検出手段と、
    ペンの先端が押圧された際に前記ペンから出力された信号を検出するペン信号検出手段と、
    前記タッチ検出手段による検出結果と、前記ペン信号検出手段によって検出される信号の有無との組み合わせに基づいて、前記タッチパネルに対して前記ペンまたは前記ペン以外の物体のいずれによってタッチがなされたのかを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記ペンまたは前記ペン以外の物体によってタッチがなされたと判定された場合に、前記受光状態に基づいてタッチがなされた点の座標を検出する座標検出手段と、を備え、
    前記タッチ検出手段は、前記判定手段によって前記ペンによってタッチがなされたと判定された場合、前記ペン信号検出手段が前記信号を検出した状態から該信号を検出しなくなったタイミングで前記タッチパネルに対するデタッチを検出し、前記判定手段によって前記ペン以外の物体によってタッチがなされたと判定された場合、前記受光状態に基づくタイミングで前記タッチパネルに対するデタッチを検出するように前記判定手段による判定結果に基づいてデタッチを検出するタイミングを異ならせること、
    特徴とする座標入力装置。
  2. タッチパネルと、
    光を出射する光源と、
    前記光源から出射された光を受光する受光手段と、
    該受光手段の受光状態に基づいて前記タッチパネルに対するタッチを検出するタッチ検出手段と、
    ペンの先端が押圧された際に前記ペンから出力された信号を検出するペン信号検出手段と、
    前記タッチ検出手段による検出結果と、前記タッチ検出手段によってタッチが検出された後に前記ペン信号検出手段によって検出される信号の有無との組み合わせに基づいて、前記タッチパネルに対して前記ペンまたは前記ペン以外の物体のいずれによってタッチがなされたのかを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記ペンまたは前記ペン以外の物体によってタッチがなされたと判定された場合に、前記受光状態に基づいてタッチがなされた点の座標を検出する座標検出手段と、を備え、
    前記タッチ検出手段は、前記判定手段によって前記ペンによってタッチがなされたと判定された後に、前記ペン信号検出手段が前記信号を検出した状態から該信号を検出しなくなったタイミングで前記タッチパネルに対するデタッチを検出し、前記判定手段によって前記ペン以外の物体によってタッチがなされたと判定された後に、前記受光状態に基づくタイミングで前記タッチパネルに対するデタッチを検出するように前記判定手段による判定結果に基づいてデタッチを検出するタイミングを異ならせること、
    特徴とする座標入力装置
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