JP4825164B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ディスプレイなどに用いられる表示装置に関する。
近年、LED(発光ダイオード)は、高効率、長寿命の光源として、様々な用途に使われる機会が多くなっている。
LEDは指向性を持つ点状光源であり、単独ではスポット照明としての使用に制限されるため、透明な樹脂板等の導光体と組み合わせて線状や面状の光源として使用される場合も多い。例として液晶バックライト、広告用ライトパネル等が挙げられる。
また、透明性があり意匠性に優れた表示装置として、レーザ加工やエッチングによって導光板の表面を粗面化し、図形やロゴ等をなす表示部を形成したものがある。
この表示装置は、導光板の端面に設けた光源から光を照射して表示部を浮かび上がらせるものであり、ディスプレイ等に用いられている。
また、2枚の透明ガラス板の間に、LED素子を所定の配置で設けた表示部を有する表示装置も用いられている(例えば、特許文献1参照)。
欧州特許第0995199号明細書
前記粗面化された表示部を有する表示装置では、光は表示部で散乱してしまうため、表示部の単位面積あたりの輝度は低くなり、視認性が不十分になってしまう。視認性を良くするためには表示部の面積を広くする必要がある。
しかしながら、不透明部分である表示部の面積が大きいと、背景を透かし見ることができなくなり、この表示装置の特徴である透明性が損なわれ、その価値を減殺することになってしまう。
LED素子を透明ガラス板の間に設けた表示装置では、透過光を遮るのはLED素子のみであるため透明性は良好であるが、電極配線パターンが複雑となるため製造が難しく、非常に高価である。
また、光源と導光板とが別体である表示装置と異なり、表示部の意匠を変えるには光源(LED素子)を含め全体を交換する必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、透明性に優れ、かつ表示部が視認しやすく、しかも低コストで容易に製造でき、さらに複雑な意匠を表現できる表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の特徴に係る表示装置は、略矩形状の導光体と、導光体の対向する2つの端面にそれぞれ設けられる第1および第2の光源とを備え導光体には、第1の光源からの光を、画像の表示面側に反射する反射面を有する第1の凹部と、第2の光源からの光を、表示面側に反射する反射面を有する第2の凹部と、表示面と対向する裏面にドット状の切欠きとしてそれぞれ複数形成されており、複数の第1の凹部は、当該第1の凹部に入射する第1の光源の位置に対応して、当該第1の凹部の反射面によって当該第1の光源から入射された光を表示面側に反射できる位置及び方向に、第1の光源の発する色で文字、記号、図形、模様のうちのいずれか1つ以上の組み合わせが表示されるように形成され、複数の第2の凹部は、当該第2の凹部に入射する第2の光源の位置に対応して、当該第2の凹部の反射面によって当該第2の光源から入射された光を表示面側に反射できる位置及び方向に第2の光源の発する色で文字、記号、図形、模様のうちのいずれか1つ以上の組み合わせが表示されるように形成され、第1および第2の凹部は、いずれも、反射面を一辺とする三角形となる断面を有し、その三角形を構成する反射面の辺と表示面を構成する辺とのなす角が45度以上60度以下であり、さらにその三角形を構成する反射面の辺以外の2つの辺のなす内角が鈍角となっている
ここで、第1の光源の発する色と、第2の光源の発する色が同一であることが好ましい。
第1の凹部と、それと別に設けられた第2の凹部とが、互いに隣接して形成されても良い。
第1の光源が発する光を反射する第1の凹部の反射面と、第2の光源が発する光を反射する第2の凹部の反射面が、隣接して形成されても良い。
導光体の他の1つの端面に第3の光源をさらに設け、導光体には、第3の光源からの光を、画像の表示面側に反射する反射面を有する第3の凹部が表示面と対向する裏面にドット状の切欠きとして複数形成されており、複数の第3の凹部は、当該第3の凹部に入射する第3の光源の位置に対応して、当該第1の凹部の反射面によって当該第3の光源から入射された光を表示面側に反射できる位置及び方向に、第3の光源の発する色で文字、記号、図形、模様のうちのいずれか1つ以上の組み合わせが表示されるように形成されても良い。
さらに、導光体の他の1つの端面に第4の光源をさらに設け、導光体には、第4の光源からの光を、画像の表示面側に反射する反射面を有する第4の凹部が表示面と対向する裏面にドット状の切欠きとして複数形成されており、複数の第4の凹部は、当該第4の凹部に入射する第4の光源の位置に対応して、当該第1の凹部の反射面によって当該第4の光源から入射された光を表示面側に反射できる位置及び方向に、第4の光源の発する色で文字、記号、図形、模様のうちのいずれか1つ以上の組み合わせが表示されるように形成されても良い。
又、凹部は、平面視略矩形状とされ、その縦横比は10:1から1:1までの範囲であることが好ましい。
光源は、それぞれ、導光板端面の延在方向に沿って延在して形成されていることが好ましい。又光源は、それぞれ、複数の発光ダイオードが延在方向に配列されたものであることが好ましい。
本発明の表示装置は、透明性に優れ、かつ表示部が視認しやすく、しかも低コストで容易に製造でき、さらに複雑な意匠を表現できる。
以下、本発明の表示装置を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように本発明の最良の形態に係る表示装置10は、平行平面を有する透明な導光板1と、導光板1の端面1a及び1dに設けられ、導光板1に向けて光を出射する複数の光源4a及び4bを備える。本発明の最良の形態に係る表示装置10は、一枚の導光板で複数の意匠或いは多色の意匠を表現することができる。
まず光源4a及び4bについて説明する。光源4aと光源4bは、ドット状反射部(凹部)2による反射を介して導光板1に画像を表示させる光を発する。光源4a及び4bは、導光板1の有する複数の面のうち、導光板1の表示面1b及び表示面に対向する裏面1cとは異なる面のいずれかに形成される。
光源4a及び光源4bとしては、LED、LD(レーザダイオード)などを用いることができる。光源4a及び光源4bは、導光板1の延在方向に沿って延在して形成するのが好ましい。図1及び図2に示す例では、光源4aは、略矩形状の導光板1の一辺の端面1aに沿って延在して形成されている。一方光源4bは、略矩形状の導光板1の一辺の端面1dに沿って延在して形成されている。
光源4aは、例えば、複数のLEDが端面1dに沿う方向に配列されたものが使用できる。光源4bも、光源4aと同様に、例えば、複数のLEDが端面1aに沿う方向に配列されたものが使用できる。また、光源4a及び光源4bが発する光の色は、白、赤、緑、青などの任意の色を例示でき、ドット状反射部2が構成するパターンに応じて適宜選択できる。光源4aと光源4bは、同じ色の光を発しても良いし、異なる色の光を発しても良い。なお、光源4a及び光源4bは、導光板1の一方および他方の端面に設けることもできる。
次に、導光板1について説明する。導光板1は、透明な材料であればよく、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、シクロポリオレフィン樹脂等などの合成樹脂からなる板や、ガラス板などが用いられ、その中でも透明性、加工の容易さなどの点からアクリル板が好ましい。
導光板1の厚さは、例えば0.5mm〜10mmとすることができる。また、導光板1は、背景を透かし見ることができる程度の光透過性を有することが好ましい。
なお、本発明において、透明であるとは、ドット状反射部2からの反射光が視認できる程度の光透過性をもつことをいう。この定義は本発明において共通に用いられる。
図3及び図4に示す様に、導光板1の裏面1cには、複数のドット状反射部2からなる表示部3が形成されている。ドット状反射部2は、図2に示すように、裏面1cに形成された切欠きである。
次に、ドット状反射部2を説明する。図1乃至図4で示す例では、本発明の最良の実施の形態に係る表示装置10は、ドット状反射部2として、光源4aからの光を、画像の表示面1b側に反射する反射面を有するドット状反射部21a、21b及び21cと、光源4bからの光を、画像の表示面1b側に反射する反射面を有するドット状反射部22a、22b、22c及び22dとを有する。ドット状反射部2は、ドット状反射部2に入射する光源4の位置に対応して、ドット状反射部2の反射面2aによって光源4から入射された光を表示面1b側に反射できる位置及び方向に形成される。ドット状反射部21a、21b及び21cと、ドット状反射部22a、22b、22c及び22dは、反射する光の光源が異なるだけで、同様の構成を有している。
ドット状反射部21aは、光源4aからの光が反射面2aに当たるような形状とされる。本実施の形態では、ドット状反射部2は、平面視形状が略矩形とされ(図6を参照)、反射面2aを斜辺とする三角形となる断面を有する(図5を参照)。
ドット状反射部21aは、導光板1内に形成されて光源4aからの光を表面1b側に反射する構造であればよく、その構成は図示例に限定されない。例えば、四角形以上の多角形(例えば台形)、扇形などの断面形状をもつ切欠きであってもよい。また、導光板1に形成された貫通孔であってもよいし、導光板1内に形成された空間部であってもよい。ドット状反射部21b及び21cも、ドット状反射部21aと同様の構成を備える。
ドット状反射部22aは、導光板1内に形成されて光源4bからの光を表面1b側に反射する構造であればよく、その構成は図示例に限定されない。例えば、四角形以上の多角形(例えば台形)、扇形などの断面形状をもつ切欠きであってもよい。また、導光板1に形成された貫通孔であってもよいし、導光板1内に形成された空間部であってもよい。ドット状反射部22b、22c及び22dも、ドット状反射部22aと同様の構成を備える。
平面視したときのドット状反射部2の縦横比(アスペクト比)(平均値)は、10:1から1:1の範囲であることが好ましく、5:1から1:1の範囲であることがさらに好ましい。
図6に示すように、縦横比とは、β1:β2をいう。β1とは、図5および図6に示すドット状反射部2の斜辺2bの平面視長さ(光の入射方向の長さ)であり、β2とは、光の入射方向と直交する上辺2cおよび下辺2dの長さである。
長さβ2に対する長さβ1が大きすぎると、ドット状反射部2からの光の形状が線状に近くなるため、表示装置10の特徴である透明性が損なわれるので好ましくない。長さβ2に対する長さβ1が小さすぎると、ドット状反射部2の輝度が低くなりすぎる。なお、β2:β1を縦横比と考えることもできる。
縦横比とは、平面視でドット状反射部2が内接する最小面積の長方形の長辺と短辺の比(長辺:短辺)をいう。
なお、ドット状反射部2の平面視形状は、図示例に限らず、三角形、五角形などの多角形、円形、楕円形などであってもよい。
導光板1の裏面1cに対する反射面2aの傾斜角度(図5に示す角度α)は、小さすぎれば出射光の傾斜角度も大きくなり、表示装置10を正面から見たときのドット状反射部2の視認性が低下する。傾斜角度αが大きすぎれば、光の入射角度が臨界角を超え、反射面2aを透過する光の割合が増加するため、光の反射効率が低下し、光の利用効率が低くなる。
このため、反射面2aの傾斜角度αは、45度以上60度以下が好ましく、50度以上55度以下がさらに好ましい。傾斜角度αを上記範囲とすることによって、光の反射効率を高くするとともに、反射光を表面1bに対し垂直に近い角度で出射させ、ドット状反射部2の視認性を高めることができる。
なお、図示例では、反射面2aは平坦であるが、反射面は、少なくとも一部が曲面をなしていてもよい。反射面が曲面であると、反射光の出射角度が広い範囲にわたる場合があるが、この場合には、ドット状反射部2が広い範囲から視認できるようになる。
反射面2aの表面粗さ(最大高さRy)(JIS B 0601-1994)は、反射面2aにおける光の反射効率を高めるために平滑な平面が望ましい。
ドット状反射部2の高さ(図5に示す高さγ)は、小さすぎればドット状反射部2の視認性が低くなり、大きすぎれば表示装置10の透明性の点で好ましくないため、ドット状反射部2の高さγの平均値は、0.1mm〜5mmが好ましく、0.5mm〜3mmがさらに好ましい。
導光板1の厚さに対するドット状反射部2の高さγの比(平均値)は、1/10〜1/1が好ましく、1/5〜2/3がさらに好ましい。
ドット状反射部2は、反射面2aの平面視面積(β1×β2)に応じて、当該ドット状反射部2による反射光の輝度が設定される。反射面2aの平面視面積は、ドット状反射部2の高さγ、上辺2c(下辺2d)の長さβ2等を変えることにより調整され、これによりドット状反射部2の反射光の輝度が調整される。
図示例において、表示部3は、複数のドット状反射部2が所定のパターンをなすように配列されている。表示部3には、文字、記号、図形、模様のうちのいずれか1つ以上の組み合わせが表示される。
「ドット状反射部2が所定のパターンをなす」とは、ドット状反射部2が密に配置された部分と、疎に配置された部分とを有すること、すなわち、ドット状反射部2が不均一に配置されていることをいう。
図1乃至図4に示す例では、光源4a又は4b毎に、その光源から発する光を反射するドット状反射部2が所定のパターンをなすように、ドット状反射部2が配置されても良い。この場合、複数の光源4a及び4bが発する所定の色で文字、記号、図形、模様のうちのいずれか1つ以上の組み合わせが導光板1の端面1bに表示される。ここで、所定の色毎に、文字、記号、図形、模様などが表示部3に表示されるので、光源4a及び4bのいずれかを点灯し、いずれかを消灯することにより、異なった画像を表示装置1に表示させることができる。
又、表示部3には、複数の光源4a及び4bから発する光を反射するドット状反射部2が所定のパターンをなすように、ドット状反射部2が配置されても良い。この場合、複数の光源4a及び4bから発せられる複数の色で文字、記号、図形、模様のうちのいずれか1つ以上の組み合わせが導光板1の端面1bに表示される。ここで全ての光源4a及び4bを点灯することにより、複数の色の画像を表示装置1に表示させることができる。
表示装置10では、導光板1の表面1b側(または裏面1c側)には、表示装置10の透明性を損なうような構成(例えば光拡散板)は設けられておらず、ドット状反射部2がドット状の輝点として視認可能となっている。
なお、導光板1の表面1b側(または裏面1c側)には、ドット状反射部2がドット状の輝点として観察される限りにおいては、半透明な層を設けてもよい。
図5に示すように、表示装置10では、光源4a又は光源4bからの光を端面1aから導光板1に入射させ、ドット状反射部2の反射面2aに反射させ、表面1b側から出射させることができる。表面1b側から見ると、ドット状反射部2はドット状の輝点として観察される。
光源4a又は光源4bからの光は、反射面2a及び反射面5aにおいて高い反射率で反射し、ほぼ一定の方向(図示例では表面1bに垂直な方向)に向かうため、反射光の単位面積あたりの輝度は十分に大きくなる。このため、距離をおいて観察する場合でも優れた視認性が得られる。
本発明の最良の実施の形態に係る表示装置10では、一つの導光板1は、第1の光源4aから発せられる光を反射するドット状反射部21a等と、第2の光源4bから発せられる光を反射するドット状反射部22a等とを有する。従って、本発明の最良の実施の形態に係る表示装置10では、複数の色で複数のデザインを表現できる。
一方、複数の色で複数のデザインを表現するためには、例えば、図16及び図17に示す様に、第1の導光板110に第1の光源4aから発せられる光を反射するドット状反射部2を設け、第2の導光板120に第2の光源4bから発せられる光を反射するドット状反射部2を設ける方法がある。しかし図16及び図17に示した表示装置10によれば、複数の導光板を使用することになるので、コストが大きくなったり、表示装置10の厚みが大きくなる問題がある。従って、図1乃至図4を参照して説明した本発明の最良の実施の形態に係る表示装置10は、図16及び図17に示す表示装置と比べて、コストダウン、小型化、軽量化などの効果を有する。
このように、複雑なデザインを容易に実現することができるので、本実施の形態の表示装置を様々な場所に導入することにより、癒し空間の演出が可能である。例えば、本実施の形態の表示装置を、アミューズメント施設の壁や自動ドア、エレベータ室内、システムキッチン、浴室、トイレ、自動車や航空機等の輸送機内に設置することで、これらの空間において癒しの演出を行うことができる。
表示装置10では、ドット状反射部2はドット状であるため面積が小さく、表示装置10の透明性は損なわれない。また、構造が単純であるため、製造が容易でコスト面でも有利である。さらに、導光板1と光源4とが別体であるため、導光板1を、異なる表示部を有する導光板に交換するのが容易であるという利点がある。
次に、表示装置10を製造する方法の一例について、図7乃至図10を参照して説明する。
本発明の最良の実施の形態に係る表示装置10を製造するためには、図7に示す様に、まず、光源4aからの光を反射するドット状反射部21a、21b及び21cのそれぞれについて、ステップS101において、導光板1にドット状反射部21a、21b及び21cを形成する。
次に、ステップS102において、導光板を延在方向に回転する。このとき後述する加工具13を回転させても良い。
最後に、ステップ光源4bからの光を反射するドット状反射部22a、22b、22c及び22dのそれぞれについて、S103において、導光板1にドット状反射部22a、22b、22c及び22dを形成する。
次に、図8乃至図10を参照して、図7のステップS101及びステップS103におけるドット状反射部2を形成する手順について説明する。
ドット状反射部2の形成においては、図8に示すように、基部11の下面に刃部12が突出形成された加工具13を使用する。刃部12は、ドット状反射部2に応じた形状とされ、刃部12の頂角(図8に示す頂角δ)は、10〜40度が好ましい。
反射面2aを平滑に形成するには、反射面2aを形成する面である刃部12の斜面12aも平滑に形成するのが好ましい。
図9および図10に示すように、加工具13を、刃部12の形成方向に沿って下降させて刃部12を導光板1の裏面1cに押し込み、加工具13を上昇させて刃部12を引き抜く。
この際、刃部12と導光板1のうち一方または両方を導光板1の材料の軟化点以上の温度に加熱しておくと、ドット状反射部2の形成が容易となる。
これによって、導光板1の裏面1cに、刃部12に沿う形状のドット状反射部2が形成される。
更に、加工具13を水平移動させて、同様の操作を繰り返してドット状反射部21a、21b及び21cを形成する。導光板1を回転させた後、同様の操作を繰り返してドット状反射部22a、22b、22c及び22dを形成する。これによって、複数のドット状反射部2からなる表示部3を形成し、図1乃至図4に示す表示装置10を得る。
加工具13を使用する製造方法によれば、正確な形状のドット状反射部2を形成できる。また、反射面2aを平滑に形成することができる。
他の製造方法として、切削加工、プレス成型、射出成型等が挙げられる。これらのなかでは、切削加工、プレス成型、射出成型は、反射面2aを比較的平滑に形成できるという利点がある。また、プレス成型、射出成型は、小さなドット状反射部2でも精度よく形成することができる。また、切削加工は、金型が不要であるため、製造コストが低減でき、特に大きな面積の導光板に対する加工や、少量生産の場合に有利である。
(第1の変形例)
図11乃至図13を参照して、本発明の最良の実施の形態の第1の変形例に係る表示装置10を説明する。
第1の変形例に係る表示装置10は、図1乃至図4を参照して説明した本発明の最良の実施の形態に比べて、光源4c及び光源4dを備えている点が異なる。又これに伴い、光源4cから発せられた光を反射するドット状反射部23a、23b及び23cと、光源4dから発せられた光を反射する24a及び24bを備えている点が異なる。
光源4cは、導光板1の端面1aに対向する面1eに設けられている。ドット状反射部23a、23b及び23cは、光源4cから発せられた光を反射できる反射面を有する。光源4dは、導光板1の端面1dに対向する面1fに設けられている。ドット状反射部24a及び24bは、光源4dから発せられた光を反射できる反射面を有する。
このような表示装置10によれば、4つの光源を有するので、4色で表現される意匠を表現することができる。又、4つの光源のいずれかの光を発することにより、4種類の意匠を表現することができる。
(第2の変形例)
図14及び図15を参照して、本発明の最良の実施の形態の第2の変形例に係る表示装置10を説明する。
第2の変形例に係る表示装置10は、図1乃至図4を参照して説明した本発明の最良の実施の形態に比べて、異なる光源が発する光を反射する複数のドット状反射部2が、隣接して形成されている点が異なる。詳述すると、図14に示す例では、第1の光源4aから発せられた光を反射するドット状反射部21aと、第2の光源4cから発せられた光を反射するドット状反射部23aとが、隣接して形成されている。
この様な第2の変形例に係る表示装置10によれば、第1の光源4aと第2の光源4cの発する光の色を同じにすることにより、大きい輝点を形成することができる。又、第1の光源4aと第2の光源4cの発する光の色を異ならせることにより、複数の色を配合した光を表示面3に表示させ、複雑な意匠を表示させることができる。これにより、一つの光源から赤色の光を発し、他方の光源から青色の光を発することにより、隣接した二つのドット反射部から、紫色の光を発せさせることができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の最良の実施の形態、第1の変形例及び第2の変形例によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
図1は、本発明の最良の実施の形態に係る表示装置を模式的に示す斜視図である。 図2は、図1に示す表示装置の平面図である。 図3は、図2に示す表示装置についてA−A’で切断した場合の断面図である。 図4は、図2に示す表示装置についてB−B’で切断した場合の断面図である。 図5は、図1に示す表示装置の要部を拡大した断面図である。 図6は、図1に示す表示装置のドット状反射部の平面図である。 図7は、図1に示す表示装置の製造方法を示すフローチャートである。 図8は、図1に示す表示装置の製造方法を示す工程図である。 図9は、図8に続く工程図である。 図10は、図9に続く工程図である。 図11は、本発明の最良の実施の形態の第1の変形例に示す表示装置の平面図である。 図12は、図11に示す表示装置についてA−A’で切断した場合の断面図である。 図13は、図11に示す表示装置についてB−B’で切断した場合の断面図である。 図14は、本発明の最良の実施の形態の第2の変形例に示す表示装置の平面図である。 図15は、図14に示す表示装置についてA−A’で切断した場合の断面図である。 図16は、複数の導光板を有する表示装置を模式的に示す斜視図である。 図17は、図16に示す表示装置の断面図である。
符号の説明
1 導光板
2、21、22、23、24 ドット状反射部
2a 反射面
3 表示部
4、4a、4b 光源
10 表示装置
11 基部
12 刃部
13 加工具

Claims (8)

  1. 略矩形状の導光体と、
    前記導光体の対向する2つの端面にそれぞれ設けられる第1および第2の光源とを備え
    前記導光体には、前記第1の光源からの光を、画像の表示面側に反射する反射面を有する第1の凹部と、前記第2の光源からの光を、前記表示面側に反射する反射面を有する第2の凹部と、前記表示面と対向する裏面にドット状の切欠きとしてそれぞれ複数形成されており、
    複数の前記第1の凹部は、当該第1の凹部に入射する前記第1の光源の位置に対応して、当該第1の凹部の反射面によって当該第1の光源から入射された光を前記表示面側に反射できる位置及び方向に、前記第1の光源の発する色で文字、記号、図形、模様のうちのいずれか1つ以上の組み合わせが表示されるように形成され
    複数の前記第2の凹部は、当該第2の凹部に入射する前記第2の光源の位置に対応して、当該第2の凹部の反射面によって当該第2の光源から入射された光を前記表示面側に反射できる位置及び方向に前記第2の光源の発する色で文字、記号、図形、模様のうちのいずれか1つ以上の組み合わせが表示されるように形成され、
    前記第1および第2の凹部は、いずれも、反射面を一辺とする三角形となる断面を有し、その三角形を構成する反射面の辺と表示面を構成する辺とのなす角が45度以上60度以下であり、さらにその三角形を構成する反射面の辺以外の2つの辺のなす内角が鈍角となっている表示装置。
  2. 前記第1の光源の発する色と、前記第2の光源の発する色が同一である請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1の凹部と、それと別に設けられた前記第2の凹部とが、互いに隣接して形成される請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記導光体の他の1つの端面に第3の光源をさらに設け、
    前記導光体には、前記第3の光源からの光を、画像の表示面側に反射する反射面を有する第3の凹部が前記表示面と対向する裏面にドット状の切欠きとして複数形成されており、
    複数の前記第3の凹部は、当該第3の凹部に入射する前記第3の光源の位置に対応して、当該第1の凹部の反射面によって当該第3の光源から入射された光を前記表示面側に反射できる位置及び方向に、前記第3の光源の発する色で文字、記号、図形、模様のうちのいずれか1つ以上の組み合わせが表示されるように形成されている請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記導光体の他の1つの端面に第4の光源をさらに設け、
    前記導光体には、前記第4の光源からの光を、画像の表示面側に反射する反射面を有する第4の凹部が前記表示面と対向する裏面にドット状の切欠きとして複数形成されており、
    複数の前記第4の凹部は、当該第4の凹部に入射する前記第4の光源の位置に対応して、当該第1の凹部の反射面によって当該第4の光源から入射された光を前記表示面側に反射できる位置及び方向に、前記第4の光源の発する色で文字、記号、図形、模様のうちのいずれか1つ以上の組み合わせが表示されるように形成されている請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記凹部は、平面視略矩形状とされ、その縦横比は10:1から1:1までの範囲であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記光源は、それぞれ、前記導光板端面の延在方向に沿って延在して形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記光源は、それぞれ、複数の発光ダイオードが前記延在方向に配列されたものであることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
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