JP4824402B2 - ロールシート用収納体及び収納体一体型ロールシート - Google Patents

ロールシート用収納体及び収納体一体型ロールシート Download PDF

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Description

本発明はロールシート用収納体、及びその内部にロールシートが収納された収納体一体型ロールシートに関するものである。
自動車整備工場、板金塗装工場などでは、部品や工具を拭いたり、塗装面を磨く等の作業に、紙や不織布、布製などのワイパー(ウエス)からなるシートを使用している。このうち、ロールタイプのものとしては、スタンドに掛けて、シートを外周から引き出す外取りタイプ(巻き芯あり)(例えば、特許文献1参照)、収納体(ホルダー又はディスペンサー)に入れてシートの内周から引き出す内取りタイプ(巻き芯なし)の二種類のタイプがある。
特開2003−221167号公報
しかしながら、外取りタイプは、専用のスタンドが必要であり作業の際に移動させづらい。また、内取りタイプは、専用のホルダーを必要とする等の問題がある。
そこで、本発明の主たる課題は、外取りと内取りが選択可能で、専用のスタンドホルダーを不要としたロールシート用収納体及び収納体一体型ロールシートを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は、次のとおりである。
<請求項1記載の発明>
内部にロールシートを収納可能とした、直方体形状の収納体であって、
該ロールシートの外周面に対向する面の少なくとも一面に、ロールシートの外周からシートを引き出す外取り用取出口が形成され、
該ロールシ−トの端面に対向する面の少なくとも一面に、ロールシートの内周からシートを引き出す内取り用取出口が形成され、
前記ロールシートの外周面に対向する面の少なくとも一面に、開口された取手部が形成され、この開口とロールシートとの間に汚れ防止のための当て板が設けられた、
ことを特徴とするロールシート用収納体。
(作用効果)
ロールシートの外周面に対向する面の少なくとも一面に、ロールシートの外周からシートを引き出す外取り用取出口を形成し、ロールシ−トの端面に対向する面の少なくとも一面に、ロールシートの内周からシートを引き出す内取り用取出口を形成することにより、使い勝手により取出口を選択できるため、汎用性に優れる。
また、ロールシートの外周面に対向する面の少なくとも一面に、開口された取手部が形成され、この開口とロールシートとの間に汚れ防止のための当て板を設けることにより、収納体を持ち運ぶ際には、取手部に手指を差し入れ、手指で収納体を把持して持ち運ぶことができると共に、当て板により取手部に差し入れた手指が、直接、ロールシートに触れることがないので、ロールシートの汚れを防止することができる。
<請求項2記載の発明>
内部にロールシートを収納可能とした、直方体形状の収納体であって、
前記収納体は、正面部、背面部、底面部、上面部及び両側面部と、両側面部からそれぞれ延在する側面フラップと、を少なくとも有する紙シートを組み立てることにより形成され、
該ロールシートの外周面に対向する面であって前記正面部にロールシートの外周からシートを引き出す外取り用取出口が形成され、
該ロールシ−トの端面に対向する面であって前記上面部にロールシートの内周からシートを引き出す内取り用取出口が形成され、
前記上面部が、開閉自在であると共に、この上面部には、差込フラップが形成され、
前記収納体の組み立ての際に、差込フラップは正面部の裏面側に挿入可能とされ、
該差込フラップには、正面部から延在する固定用フックを差し込ませて固定するためのフック口が形成され、
前記上面部と重なり合う上面部側の側面フラップに、前記固定用フックの前記フック口への抜き差しを容易にするための切欠を設けた、ことを特徴とするロールシート用収納体。
ロールシートの外周面に対向する面の少なくとも一面に、ロールシートの外周からシートを引き出す外取り用取出口を形成し、ロールシ−トの端面に対向する面の少なくとも一面に、ロールシートの内周からシートを引き出す内取り用取出口を形成することにより、使い勝手により取出口を選択できるため、汎用性に優れる。
そして、本項発明では、上面部と重なり合う上面部側の側面フラップに、切欠を設けたことにより、固定用フックのフック口への抜き差しが容易となる。
<請求項3記載の発明>
前記ロールシートの外周面に対向する面の少なくとも一面に、開口された取手部が形成され、この開口とロールシートとの間に汚れ防止のための当て板が設けられた、請求項2記載のロールシート用収納体。
(作用効果)
請求項2記載の発明の効果に加えてロールシートの外周面に対向する面の少なくとも一面に、開口された取手部が形成され、この開口とロールシートとの間に汚れ防止のための当て板を設けることにより、収納体を持ち運ぶ際には、取手部に手指を差し入れ、手指で収納体を把持して持ち運ぶことができると共に、当て板により取手部に差し入れた手指が、直接、ロールシートに触れることがないので、ロールシートの汚れを防止することができる。
<請求項4記載の発明>
前記取手部は、その一部が破断線で構成され、使用時において該破断線を切り、形成された開口片を内側に折曲することで構成される、請求項1又は3記載のロールシート用収納体。
(作用効果)
取手部は、その一部が破断線で構成され、使用時において該破断線を切り、形成された開口片を内側に折曲することで構成されることにより、開口片を取手部の補強材として機能させることができる。
<請求項5記載の発明>
前記外取り用取出口及び内取り用取出口は、それぞれ破断線で構成され、
使用時において該破断線を切り、少なくともどちらか一方の取出口を形成する構成とされた請求項1〜4の何れか1項に記載のロールシート用収納体。
外取り用取出口及び内取り用取出口は、それぞれ破断線で構成し、使用時において該破断線を切り、少なくともどちらか一方の取出口を形成する構成とすることにより、使い勝手により取出口を選択して開口すればよいため、使用しない取出口から埃等の異物が混入することを防ぐことができる。
<請求項6記載の発明>
前記外取り用取出口は、縦方向に連続した幅広部と幅狭部からなり、
幅広部の開口幅は、20mm〜80mmであり、
幅狭部の開口幅は、幅広部の開口幅の25〜75%の長さであり、
幅広部の縦方向の長さは、外取り用取出口の長さ全体の25〜75%の長さとされた、
請求項1〜5の何れか1項に記載のロールシート用収納体。
(作用効果)
外取り用取出口は、縦方向に連続した幅広部と幅狭部からなり、幅広部の開口幅は、20mm〜80mmであり、幅狭部の開口幅は、幅広部の開口幅の25〜75%の長さとすることにより、幅広部に手指を差し入れてシートの端部を掴むようにし、外取り用取出口の開口幅に変化を持たせてロールシートをミシン目で切れやすくすることができる。
また、幅広部の縦方向の長さを外取り用取出口の長さ全体の25〜75%の長さとすることにより、シートが取りやすくなる。
<請求項7記載の発明>
前記内取り用取出口は、内側に向って形成された突起部分でシートを保持する星型開口状のシート保持部と、該シート保持部を補強するためにシート保持部の上部及び/又は下部に設けられ、該シート保持部における外側に向かって形成された突起部分と重なるように形成された円形開口を有する補強部と、を備えた、
請求項1〜6の何れか1項記載のロールシート用収納体。
(作用効果)
内取り用取出口は、内側に向って形成された突起部分でシートを保持する星型開口状のシート保持部と、該シート保持部を補強するためにシート保持部の上部及び/又は下部に設けられ、該シート保持部における外側に向かって形成された突起部分と重なるように形成された円形開口を有する補強部と、を備えた構成とすることにより、シートを引き出す際のシート保持部の開口の裂けや破れを防止することができる。
<請求項8記載の発明>
請求項1〜7の何れか1項記載のロールシート用収納体に、ロールシートが収納された収納体一体型ロールシート。
<請求項9記載の発明>
前記ロールシートは、幅方向に沿うミシン目が長手方向に所定の間隔を空けて複数形成された1プライ以上のシートから形成され、かつこのミシン目の乾燥引張強度が200〜1300cN/25mmである、請求項8記載の収納体一体型ロールシート。
(作用効果)
ロールシートを1プライ以上のシートで形成し、かつミシン目の乾燥引張強度を200〜1300cN/25mmとすることにより、ロールシートの切り易さを向上させることができる。
本発明によれば、外取りと内取りが選択可能で、専用のスタンドホルダーを不要とすることができる等の利点がもたらされる。
以下、本発明の実施の形態を図1乃至図9に基づき説明する。
本発明の一実施の形態に係るロールシート用収納体は、図1乃至図9に示すように、内部に巻取ロールシート1を収納可能とし、正面部2、底面部3、背面部4、上面部5及び両側面部6,7を有した直方体形状の箱体である。そして、ロールシート1の外周面に対向する面である正面部2に、ロールシート1の外周からシートを引き出す外取り用取出口11が形成され、ロールシ−ト1の端面に対向する面である上面部5に、ロールシート1の内周からシートを引き出す内取り用取出口10が形成され、背面部4に取手部12が形成されている。
ロールシート1は、中空のロール芯(図示せず)に巻きつけた1プライ以上から形成されるシートからなり、長手方向(ライン流れ方向、MD方向)に所定の間隔をおいて幅方向(ライン流れ方向に対して横断方向、CD方向)にミシン目(図示せず)が形成されており、このミシン目を境として切断され分断されるようになっている。
このミシン目は、必ずしも必要とされないが、使用の用途や使い勝手によっては形成された方が好ましい。その場合、ミシン目の乾燥引張強度が200〜1300cN/25mmであることが好適である。200cN/25mm未満であると、強度が弱く引き出しの途中でミシン目から切れ、他方、1300cN/25mmを超えると、強度が大き過ぎて切れにくく、使い勝手が悪くなる恐れがあるためである。なお、ミシン目における乾燥引張強度は、JIS P 8113に準じて測定されるものであり、幅を25mmとしてサンプルの長手方向を引張方向に合わせるとともにチャック(つかみ具)間の中央にミシン目を位置させて行われるものである。
シートの材質としては、紙、不織布や布等とすることができるが、特に限定はされない。ただし、ロールシートとしては、1プライ以上からなる紙シートであり、ミシン目が形成された上、ミシン目の乾燥引張強度が200〜1300cN/25mmであることが好適である。なお、ミシン目のピッチや、幅の長さ、巻径等は、使用の用途や使い勝手などにより適宜調整されるものであり、また、ロールシートの表面にエンボス加工を施してもよい。
本発明では、ロールシートの坪量は限定されるものではないが、プライ数に応じて紙なら15〜80g/m2、不織布なら20〜100g/m2のものが望ましい。なお、坪量は、JIS P 8124の規定に準拠して測定される。また、ロールシートは、ロール芯を有するものと、ロール芯無しのものとがあるが、いずれも採用することができる。なお、ロール芯を有するものの場合、図1に示すように、後述する内取り用取出口10からシートを引き出すようにするために、上面部5を開けて、予めロール芯を取り除いておく必要がある。
ロールシート用収納体は、プラスチックなどの樹脂等から形成してもよいが、使い終わったら可燃ごみとして処理できるダンボールや板紙などの紙シートで形成するのが好適である。
図2に示すように、外取り用取出口11は、正面部2の一方の側端部近傍に形成されており、ロールシート1の外周からシートを引き出しやすくしている。図1及び図8において点線で示すように、使用前には外取り用取出口11は破断線(ミシン目)で構成されており、使用時に破断線を切ることで、図2に示すように、外取り用取出口11が形成されるものであるが、予め抜き加工により開口が形成されていてもよい。この外取り用取出口11は、図5に示すように、縦長形状で、縦方向に連続した幅広部11aと幅狭部11bからなっている。外取り用取出口11の縦方向の長さは、取り出しやすさの観点から、ロールシート1のシート幅の70%以上であることが好ましい。
幅広部11aの縦方向の長さは、外取り用取出口11の長さ全体の25〜75%の長さであり、幅狭部11bは縦方向において全長のそれぞれ25〜75%の比率内で構成されている。幅広部11aと幅狭部11bとで外取り用取出口11を構成することにより、縦方向に開口幅に変化を持たせてロールシートをミシン目で切れやすくしている。幅広部11aは外取り用取出口11のうちの上方に形成され、指を差し入れてシートの端部を掴むことができるように開口幅(横方向の長さ)が下方の幅狭部11b比べて広くなっている。幅広部11aの開口幅は、指を入れやすくするために、20mm以上80mm以下が好適である。一方、幅狭部11bの開口幅は、幅広部の開口幅の25〜75%の長さが好適である。幅広部11aは、外取り用取出口11のうちの上方に形成されているが、幅狭部11bを上方にして、幅広部11aを下方に形成してもよい。
なお、外取り用取出口11は、正面部2に限られず、背面部4、両側面部6,7であってもよく、また、複数箇所に形成してもよい。
図1及び図7に示すように、内取り用取出口10は、上面部5に形成されているが、詳しくは、側面部フラップ6a、7aに形成され、かつ内側に向って形成された突起部分でシートを保持する星型開口状のシート保持部6c、7cと、これらシート保持部6c、7cを補強するためにシート保持部6c、7cの上部に設けられ、かつこのシート保持部6c、7cにおける外側に向かって形成された突起部分と重なるように形成された円形開口を有する補強部5cとからなっている。そして、組み立てることにより、図6に示すように、シート保持部6c、7cの星型開口はそれぞれ重なり合うと共に、補強部5cの円形開口は星型開口の外側に向かって形成された突起部分と重なるようになっている。
シート保持部6c、7cは、図1及び図6に示すように、引き出されたシートを保持する部分であり、星型開口状における内側に向って形成された突起部分でシートを保持するようになっている。上面部5は、側面部フラップ6a、7aにより積層されていることによって補強されており、シートの取り出しの際の上面部の歪みを防ぎ、かつシート保持部6c、7cにおける外側に向かって形成された突起部分と重なるように円形開口状の補強部5cを形成したことにより、シートを引き出す際のシート保持部6c、7cの開口の裂けや破れを防いでいる。
図7及び図8に示すように、内取り用取出口10におけるシート保持部6c、7cの星型開口は予め抜き加工により開口されているが、補強部5cの円形開口は、図2及び図3に示すように、使用前には破断線(ミシン目)で構成されており、使用時に破断線を切ることで、内取り用取出口10が形成されるものである。なお、補強部5cの円形開口についても予め抜き加工により開口が形成されていてもよい。この内取り用取出口10は、底面部3に形成してもよい。また、図示はしないが、補強部をシート保持部の下部に設けてもよいし、シート保持部の上下に設けてもよい。
取手部12は、図3及び図4に示すように、収納体の背面部4に手指が差し入れ可能なほどの大きさの開口で構成されている。この取手部12は、図8に示すように、背面部4の側縁側を除き開口のかたちに破断線(ミシン目)が形成されており、使用時に破断線を切り、背面部4の側縁側を境に収納体内部に開口片を折曲することで形成される。この場合、開口片は取手部12を補強する補強材として機能させることができる。収納体を持ち運ぶ際には、取手部12に手指を差し入れ、親指等で背面部4の側縁や側面部を押さえ、手指で収納体内外を把持して持ち運べばよい。
図3及び図4に示すように、に示すように、取手部12の開口とロールシート1との間には、汚れ防止のための当て板が設けられている。この当て板があることにより、取手部12に差し入れた手指が、直接、ロールシート1に触れることがないので、ロールシート1が手指で汚れる虞がない。
取手部12は、収納体の背面部4に限られず、正面部2や両側面部6,7に形成してもよい。また、複数箇所に形成してもよい。
図8は、収納体が1枚のシートを組み立てることにより形成される場合の、展開図の一実施形態を示している。収納体における、正面部2、底面部3、背面部4、上面部5、側面部6,7は、図に示すように、連続して取付けられている。
正面部2には、箱体の組み立ての際に、側面部7の裏面(内面)と接着するための接着しろ8が取付けられている。また、この接着しろ8の先には、当て板9が延在しており、収納体が組み立てられると、図に示すように、側面部7から背面部4にかけて位置し、平面三角形状の隅部分Sを形成する。また正面部2には、上面部5及び底面部3を固定するための固定用フック2a,2bがそれぞれ形成されている。さらに、正面部2には、破断線(ミシン目)で外取り用取出口11が形成されており、使用時に破断線を切ることで、シートを取り出せるようになっている。
背面部4には、一部破断線(ミシン目)の取手部12が形成されており、使用時に破断線を切ることで、取手部12が形成されるようになっている。
上面部5には、破断線(ミシン目)で補強部5cの円形開口が形成されており、使用時に破断線を切ることで、シートを取り出せるようになっている。また、上面部5には、差込フラップ5aが形成されており、組み立ての際に、正面部2の裏面(内面)の間に挿入できるようになっている。そして、この差込フラップ5aには、前述した固定用フック2aを差込み固定するためのフック口5dが形成されている。さらに、上面部5には、固定用フック2aを着脱しやすくするために、そのフック口5d側の端縁部分に半円状の切取部5eが形成されている。
底面部3には、上面部5と同様に、差込フラップ3aが形成されており、組み立ての際に、正面部2の裏面(内面)の間に挿入できるようになっている。また、この差込フラップ3aには、前述した固定用フック2bを差込ませて固定するためのフック口3dが形成されている。
側面部フラップ6a,7a;6b,7bは、折り畳まれ重なり合わされて上面部5及び底面部3を補強するものである。また、上面部5側の側面部フラップ6a,7aには、前述したシート保持部6c、7cの星型開口が抜き加工により形成されている。ここで、図9に示すように、固定用フック2aのフック口5dへの抜き差しを容易にするために、上面部5側の側面部フラップ6a,7aに、固定用フック2aと同等又は少なくとも大きい形状の切欠6d、7dを設けてもよい。
なお、図8の点線(シート保持部6c、7cの星型開口、外取り用取出口11及び取手部12を示す以外の点線)で示す部分は、折れ線を示しており、当該点線を山折りにして、箱体を組み立てていくものである。
本発明に係るロールシート用収納体は、上記のシート構成以外のシート構成よって組み立てることができるものである。
本発明に係るロールシート用収納体の内取り用取出口からシートを引き出す状況を示す斜視図である。 ロールシート用収納体の外取り用取出口からシートを引き出す状況を示す斜視図である。 取手部と当て板との関係を説明するための斜視図である。 ロールシート用収納体の横断面である。 外取り用取出口の形状を示す正面図である。 シート保持部の星型開口及び補強部5cの円形開口との積層関係を説明するための正面図である。 上面部を開いた状況を説明するための斜視図である。 ロールシート用収納体の展開図である。 他の形態のロールシート用収納体の上面部を開いた状況を説明するための斜視図である。
1…ロールシート、2…正面部、2a,2b…固定用フック、3…底面部、3a…差込フラップ、3d…フック口、4…背面部、5…上面部、5a…差込フラップ、5c…補強部、5d…フック口、5e…切取部、6,7…側面部、6a、7a…側面部フラップ、6c、7c…シート保持部、6d、7d…切欠、8…接着しろ、9…当て板、10…内取り用取出口、11…外取り用取出口、11a…幅広部、11b…幅狭部、12…取手部、S…隅部分。

Claims (9)

  1. 内部にロールシートを収納可能とした、直方体形状の収納体であって、
    該ロールシートの外周面に対向する面の少なくとも一面に、ロールシートの外周からシートを引き出す外取り用取出口が形成され、
    該ロールシ−トの端面に対向する面の少なくとも一面に、ロールシートの内周からシートを引き出す内取り用取出口が形成され、
    前記ロールシートの外周面に対向する面の少なくとも一面に、開口された取手部が形成され、この開口とロールシートとの間に汚れ防止のための当て板が設けられた、
    ことを特徴とするロールシート用収納体。
  2. 内部にロールシートを収納可能とした、直方体形状の収納体であって、
    前記収納体は、正面部、背面部、底面部、上面部及び両側面部と、両側面部からそれぞれ延在する側面フラップと、を少なくとも有する紙シートを組み立てることにより形成され、
    該ロールシートの外周面に対向する面であって前記正面部にロールシートの外周からシートを引き出す外取り用取出口が形成され、
    該ロールシ−トの端面に対向する面であって前記上面部にロールシートの内周からシートを引き出す内取り用取出口が形成され、
    前記上面部が、開閉自在であると共に、この上面部には、差込フラップが形成され、
    前記収納体の組み立ての際に、差込フラップは正面部の裏面側に挿入可能とされ、
    該差込フラップには、正面部から延在する固定用フックを差し込ませて固定するためのフック口が形成され、
    前記上面部と重なり合う上面部側の側面フラップに、前記固定用フックの前記フック口への抜き差しを容易にするための切欠を設けた、ことを特徴とするロールシート用収納体。
  3. 前記ロールシートの外周面に対向する面の少なくとも一面に、開口された取手部が形成され、この開口とロールシートとの間に汚れ防止のための当て板が設けられた、請求項2記載のロールシート用収納体。
  4. 前記取手部は、その一部が破断線で構成され、使用時において該破断線を切り、形成された開口片を内側に折曲することで構成される、請求項1又は3記載のロールシート用収納体。
  5. 前記外取り用取出口及び内取り用取出口は、それぞれ破断線で構成され、
    使用時において該破断線を切り、少なくともどちらか一方の取出口を形成する構成とされた請求項1〜4の何れか1項に記載のロールシート用収納体。
  6. 前記外取り用取出口は、縦方向に連続した幅広部と幅狭部からなり、
    幅広部の開口幅は、20mm〜80mmであり、
    幅狭部の開口幅は、幅広部の開口幅の25〜75%の長さであり、
    幅広部の縦方向の長さは、外取り用取出口の長さ全体の25〜75%の長さとされた、
    請求項1〜5の何れか1項に記載のロールシート用収納体。
  7. 前記内取り用取出口は、内側に向って形成された突起部分でシートを保持する星型開口状のシート保持部と、該シート保持部を補強するためにシート保持部の上部及び/又は下部に設けられ、該シート保持部における外側に向かって形成された突起部分と重なるように形成された円形開口を有する補強部と、を備えた、
    請求項1〜6の何れか1項記載のロールシート用収納体。
  8. 請求項1〜7の何れか1項記載のロールシート用収納体に、ロールシートが収納された収納体一体型ロールシート。
  9. 前記ロールシートは、幅方向に沿うミシン目が長手方向に所定の間隔を空けて複数形成された1プライ以上のシートから形成され、かつこのミシン目の乾燥引張強度が200〜1300cN/25mmである、請求項8記載の収納体一体型ロールシート。
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