JP4820699B2 - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4820699B2
JP4820699B2 JP2006189461A JP2006189461A JP4820699B2 JP 4820699 B2 JP4820699 B2 JP 4820699B2 JP 2006189461 A JP2006189461 A JP 2006189461A JP 2006189461 A JP2006189461 A JP 2006189461A JP 4820699 B2 JP4820699 B2 JP 4820699B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift lever
shift
magnetic
magnetic member
mre
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006189461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008018736A (ja
Inventor
弘規 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2006189461A priority Critical patent/JP4820699B2/ja
Publication of JP2008018736A publication Critical patent/JP2008018736A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4820699B2 publication Critical patent/JP4820699B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H59/10Range selector apparatus comprising levers
    • F16H59/105Range selector apparatus comprising levers consisting of electrical switches or sensors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

本発明は、車両のシフト操作を運転者に行わせるシフトレバー装置に関し、詳しくは、所謂バイワイヤ式のシフトレバー装置に関する。
従来、オートマチック自動車(車両)用のシフトレバー装置には、メカニカルなリンク機構を利用したシフトチェンジ手段が用いられていた。しかし、近年、急速に進展する車載機器の電子化の要請に応じるため、シフトレバーが位置するシフト位置をセンサを用いて特定するとともに、当該センサの出力信号に応じて所定のアクチュエータを駆動し、シフトチェンジを行う所謂バイワイヤ式のシフトレバー装置が提案されている。
このシフトレバー装置によれば、運転席とエンジンルームとの間に大型且つ複雑なリンク機構を必要とせず、電気的配線を備えるだけでよいため、オートマチック自動車の設計の自由度が格段に高められる。
このようなシフトレバー装置の内で、シフトレバーの基端部にクラッチ部材を介して回動部材が連結され、該回動部材から発せられる磁気をMRE(Magneto-resistance effect;磁気抵抗効果)センサ(磁気検知素子)を用いて検出し、該磁気の強度に基づきシフトレバーのシフト位置を特定するようにした技術が特許文献1に開示されている。
特開2003−154869号公報、図1、第35段落等
ところが、前記したシフトレバー装置によれば、MREセンサの検出対象がシフトレバーに回動部材を介して連結された磁石であるため、当該シフトレバー及び回動部材、回動部材と磁石の組み付け誤差等によってシフトレバーのシフト位置の特定に誤りが生じる虞がある。また、それら回動部材やシフトレバーと別体化された磁石によって構造が複雑化し、シフトレバー装置の簡素化と小型化が困難となる。また、シフトレバーや回動部材は通常鉄等の強磁性体からなるため、それら強磁性体の存在によってMREセンサによる前記磁石からの磁気の検出を阻害する虞がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、シフトレバーから発せられ、磁気検出センサによって検出された磁気に基づいて前記シフトレバーのシフト位置が正確に特定できるとともに、装置の簡素化と小型化が図れるシフトレバー装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両に備えられ、第1の磁性部材を一体的に有するとともに前記車両の変速機のシフトレンジを切り換えるべく操作されるシフトレバーと、該シフトレバーを支持するハウジングと、シフトレバーのシフト位置を検出するための磁気検出センサと、を備え、前記ハウジングには、所定のパターンに形成され、前記車両のシフト位置に前記シフトレバーを案内して位置させる案内手段が設けられたシフトレバー装置において、前記案内手段の近傍に配設された第2の磁性部材をさらに備え、前記第1の磁性部材及び前記第2の磁性部材の少なくとも一方が磁石により構成され、磁気検出センサが前記第1の磁性部材と前記第2の磁性部材との間に位置することで、前記第1及び第2の磁性部材の協働により生じる磁気変化を検出し、当該検出された磁気変化に基づき前記シフトレバーが位置するシフト位置が特定されるようにし、さらに、前記シフトレバーを回動自在に支持する支持部材と、前記磁気検出センサ及び第2の磁性部材が配設される回路基板と、を備え、前記回路基板は、前記シフトレバーと常時略直交するように車両に設けられ、該回路基板が、前記支持部材よりも前記シフトレバーの操作先端部に近い位置に設けられていること、を要旨とする。
上記請求項1の構成によれば、シフトレバー(第1の磁性部材)と第2の磁性部材との間に磁気検出センサが位置する(第1の磁性部材と第2の磁性部材との間に磁気検出センサが挟み込まれる)ことによって、回動部材やシフトレバーと別体化された磁石等の介在部材を介することなく直接シフトレバーの位置に基づいてそのシフト位置が特定される。この結果、シフトレバーと前記介在部材の組み付け誤差に由来するシフト位置の特定についての誤りが効果的に解消され、シフト位置の特定が正確に行えるようになる(シフト位置の特定の精度が高められる)。また、上記請求項1の構成によれば、シフトレバーが磁気検出センサの検出対象である第1の磁性部材を一体的に有するため、シフトレバーによって第1の磁性部材と第2の磁性部材との間に形成される磁気の検出が阻害されることがなく、これによってもシフトレバーのシフト位置の特定の精度が高められる。また、このように第1の磁性部材がシフトレバーに一体化され、該シフトレバーと別体化された回動部材や磁石を備えないため、装置の構造が簡素化し、それとともに小型化が実現されるようになる。しかも、上記請求項1の構成によれば、シフトレバー(第1の磁性部材)と第2の磁性部材との間に位置するように磁気検出センサを配置することのみで、シフトレバーのシフト位置が正確に特定できるので、ハウジングに設定される多様なシフトパターン(シフトレバーの案内パターン)に柔軟に対応できるようになり、シフトレバー装置の簡素化・小型化が図れる等の該シフトレバー装置の設計の自由度が高められるようになる。
特に、上記請求項1の構成によれば、シフトレバーから発生する磁気を検出する位置が、シフトレバーの回動中心となる支持部材よりもシフトレバーの操作先端部により近い位置に設定されるので、シフトレバーの移動量が大きくなる分、該シフトレバーが位置するシフト位置間の距離が見かけ上大きくなり、磁気検出センサ(MREセンサ)を通る磁気が各シフト位置ごとに磁気検出センサに対してなす角度間の差分が明確になるため、シフトレバーのシフト位置の特定がより正確なものとなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記磁気検出センサとしてMREセンサ又はホール素子センサを備えること、を要旨とする。
上記請求項2の構成によれば、MREセンサ又はホール素子センサによって、第1の磁性部材及び第2の磁性部材間に発生する磁気を検出する磁気検出センサが構成されるので、これらセンサを第1及び第2の磁性部材の間に配設することで、両部材間に発生する磁気に基づきシフトレバーのシフト位置が簡単且つ正確に特定できるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のシフトレバー装置において、前記シフトレバーが、それ単独で前記第1の磁性部材であること、を要旨とする。
上記請求項3の構成によれば、シフトレバーが、それ単独で第1の磁性部材であるので、シフトレバーの一部に第1の磁性部材を設ける場合と比較して、使用する部品の点数が少なくなり、シフトレバー装置の製作が簡単化されるとともに、その製造コストが削減できるようになる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載のシフトレバー装置において、各シフト位置が、縦方向及び横方向の複数個からなるマトリクス状に配列されているとともに、前記磁気検出センサ及び第2の磁性部材が、前記マトリクスの縦方向及び横方向の各方向にそれぞれ沿うように、各方向について各1組ずつ計2組配設され、それらの組み合わせにより前記シフトレバーが位置するシフト位置が特定されること、を要旨とする。
上記請求項の構成によれば、シフトレバーが位置するシフト位置が、縦方向及び横方向の複数個からなるマトリクス状に配列されている場合に、磁気検出センサ及び第2の磁性部材を、前記マトリクスの縦方向及び横方向の各方向にそれぞれ沿うように、各方向について各1組ずつ計2組配設することで、磁気検出センサ及び第2の磁性部材の使用部品点数を最小限としつつ、しかも、シフトレバーのシフト位置の特定が確実に行えるようになる。
本発明によれば、シフトレバーから発せられ、磁気検出センサによって検出された磁気に基づいて前記シフトレバーのシフト位置が正確に特定できるとともに、装置の簡素化と小型化が図れるシフトレバー装置が提供できるようになる。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。本実施形態のシフトレバー装置は、オートマチック自動車(以下、単に「車両」という。)に設けられるものであって、図1(a)及び図1(b)に示すように、前記車両のインストルメントパネルに備えられ、該車両の変速機のシフトレンジを切り換えるべく操作されるシフトレバー12と、該シフトレバー12を支持するとともに、そのシフト位置11cを表示するハウジング11とを備えている。
前記ハウジング11は、図1(a)又は図1(b)に示すように、全体として中空の直方体形状に形成されており、上側に配置される第1のガイドゲート101と、下側に配置される第2のガイドゲート102とから構成されている。該第1のガイドゲート101は、中空の直方体形状に形成され、シフトレバー12のシフト方向及びセレクト方向にそれぞれ辺々を沿わせる矩形状のシフト位置表示面11aと、該シフト位置表示面11aに上下に対向した底面11bとを備えている。前記したシフト位置表示面11aには、車両のシフト位置11c,…(図1(a)参照)を表示する「R(リバース)」、「N(ニュートラル)」、「D(ドライブ)」、「P(パーキング)」、及び「B(回生ブレーキ)」の各装飾文字11c´が印字されている。また、前記したシフト位置表示面11a及び底面11bには、所定のシフトパターン(ゲートパターン)に形成され、シフトレバー12が遊挿されるとともに、当該シフトレバー12を案内して各シフト位置11cに位置させる上下一対の案内スリット(案内手段)11d,11eが設けられている。尚、図1(a)では、前記した「所定のシフトパターン」は、シフト方向及びセレクト方向にそれぞれ伸びる縦横の線分からなる「H字」形のパターンに形成されている。また、図1(b)では、前記した第2のガイドゲート102は、有底四角筒状に形成され、その四角形状の開口部102aが第1のガイドゲート101の底面11bの外形に一致するように、当該第1のガイドゲート101に対して接合されている。
前記シフトレバー12は、磁性を有する鉄―クロム合金によって形成され、図1(a)及び図1(b)に示すように、円柱棒状とされている。そして、それ単独で磁性を有する磁性部材(第1の磁性部材)を構成している。尚、図1(a)に示すシフトレバー12には、その操作先端部に円錐台形状のノブ12aが一体的に取り付けられ、このノブ12aの上面(運転者に正対する面)には、「R」、「N」、「D」、「P」、及び「B」の各シフト位置11cに対応する装飾文字が、シフトレバー12の操作方向を示す矢印とともに印字されている。また、図1(b)に示すシフトレバー12は、ハウジング11の内部(近傍)に設けられた円筒状支持部材16a(支持部材)に支持され、該円筒状支持部材16aを支点(回動中心)としてハウジング11(第1のガイドゲート101)に対して回動自在とされている。詳述すると、前記した第2のガイドゲート102に備えられ、シフト方向に対向するように配された側板102b,102cに円柱棒状の軸部材16がセレクト方向に回転可能に挿通されるとともに、該軸部材16の中央部に前記円筒状支持部材16aが外嵌装着されている。この円筒状支持部材16aの上側面には、半円柱状部材16bが一体的に固着されており、該半円柱状部材16bに、シフトレバー12の基端部に取り付けられた基端部材12bが軸部材16の軸方向(セレクト方向)に回動可能に枢着されている。このような構成によって、図1(a)に示すように、シフトレバー12が、前記軸部材16及び円筒状支持部材16aを介してハウジング11に対してセレクト方向に回動可能とされるとともに、円筒状支持部材16aに固着された半円柱状部材16bを介してハウジング11に対してシフト方向に回動可能とされている。さらに、ノブ12aの上面に印字された装飾文字及び矢印の表示に従ってシフトレバー12を操作すると、当該シフトレバー12を案内スリット11d,11eに遊挿させた状態で所望のシフト位置11c,…に位置させることができるようになっている。
前記第1のガイドゲート101には、図1(a)及び図1(b)を参照して、エポキシ樹脂(非磁性材料)からなり、電子部品が配設される回路基板13が取り付けられている。さらに詳しくは、該回路基板13は、全体として角張ったU字形状をなし、シフト方向に延びる左右一対の板材部とセレクト方向に延びる板材部とからなる。そして、ガイドゲート101の底面11bに対して下方からねじ部材13a,・・・(図1(a)では底面11bの四隅に対応して各1本のねじ部材13aを使用する。)を介して案内スリット11eを取り囲むように取り付けられている。また、この回路基板13は、第1のガイドゲート101の底面11bと第2のガイドゲート102とによって閉塞された空間内に完全に収容されている(図1(b)参照)。尚、図1(b)に示すシフトレバー12は、上述のようにハウジング11(車両)に設けられた回路基板13に対して、常時略直交した状態で移動するようにされている。また、該回路基板13は、前記した半円柱状部材16bよりもシフトレバー12の操作先端部(ノブ12a)に近い位置に設けられている。この回路基板13には、図1(a)、図1(b)、及び図2を参照して、案内スリット11eの近傍に位置するように第1及び第2の磁石部材14a,14b(第2の磁性部材)が配設されている。詳述すると、第1の磁石部材14aは、シフト方向に延びる左右一対の板材部の内、「R」、「N」、「D」の各装飾文字11c´,…に沿う側の板材部上に配設されているとともに、第2の磁石部材14bは、セレクト方向に延びる板材部の上に配設されている。
前記複数のシフト位置11c,…は、図1(a)及び図2に示すように、縦方向(シフト方向)及び横方向(セレクト方向)の複数個からなるマトリクス状に配列されている。詳しくは、該シフト位置11c,…は、前記した角張ったU字形状の回路基板13に囲まれ、「H字」形のパターンとされた案内スリット11e内に配置されるともに、横方向(セレクト方向)に2行、縦方向(シフト方向)に3列の2行3列のマトリクス状に配列されている。即ち、縦方向(シフト方向)第1行に、「P」(横方向(セレクト方向)第1列)、「B」(横方向(セレクト方向)第3列)の各シフト位置11c,11cが配置されている。また、縦方向(シフト方向)第2行に、「R」(横方向(セレクト方向)第1列)、「N」(横方向(セレクト方向)第2列)、「D」(横方向(セレクト方向)第3列)の各シフト位置11c,11c,11cが配置されている。
本実施形態のシフトレバー装置は、図1(a)、図1(b)、及び図2に示すように、第1及び第2のMREセンサ15a,15bを、それぞれシフトレバー12と第1及び第2の磁石部材14a,14bとの間に位置するように回路基板13上に配設する点に特徴を有する。この回路基板13の回路構成については、図3に示すように、第1及び第2のMREセンサ15a,15bの出力側が、シフト位置ECU17の入力側に電気的に接続されている。これにより、第1及び第2のMREセンサ15a,15bからの出力電圧(電圧値Vout)がシフト位置ECU17に入力され、該シフト位置ECU17において、各出力電圧値Voutの比較や評価がなされる。さらに、シフト位置ECU17の出力側が、動力制御ECU18に接続され、該動力制御ECU18の出力側が、自動変速機19とエンジン20に電気的に接続されている。これにより、シフト位置ECU17による前記した比較・評価結果に基づいて特定されたシフトレバー12のシフト位置11cを含む出力情報が動力制御ECU18に入力され、当該出力情報に従い、この動力制御ECU18によって自動変速機19が制御され、シフトレンジの変更が機械的に行われる。
これら第1及び第2のMREセンサ15a,15bは、磁気を検出するセンサ素子であって、シフトレバー12のシフト位置11cを検出するためのセンサ素子である。詳しくは、該MREセンサ15a,15bは、所定方向の磁気の変化を検出するセンサ素子である。このようなMREセンサには、従来周知のように、所定方向の磁気の強度に応じて抵抗値r[Ω]が変化する線状の薄膜強磁性金属(以下、「エレメント」という。)が単数、又は、互いに方向が直交するように複数(2個又は4個、4個の場合はブリッジ状に)組み合わされて配置されている。そして、この抵抗値r[Ω]が電気的に出力電圧値Vout[V]に変換され、外部(シフト位置ECU17)へ出力される。
さらに詳述すると、前記第1及び第2のMREセンサ15a,15bは、図4(a)に示すように、基本的に同一の特性を備える第1及び第2のエレメント105a,105bを2個組み合わせ、互いに直交させつつ直列に結線して用いる。この場合、第1のエレメント105a(抵抗値r)に対して最も大きな抵抗値変化をもたらす垂直方向の磁気は、第2のエレメント105b(抵抗値r)に対し、最小の抵抗値変化をもたらす磁気の方向となる。具体的には、第1及び第2のエレメント105a,105bの無磁気中の抵抗値をいずれもr[Ω]、抵抗変化量をそれぞれΔr[Ω],Δr[Ω]、該抵抗変化量の最大値をいずれもΔrmax[Ω]、各エレメント105a,105bを流れる電流の方向が磁気(の方向)に対してなす角度(方向角)をφ[°]で各々表すことにする。すると、第1及び第2のエレメント105a,105bの各抵抗値r,r[Ω]は、それぞれ、下式(1)、(2)で計算される。
=r−Δr=r−Δrmax×sinφ ・・・式(1)
=r−Δr=r−Δrmax×cosφ ・・・式(2)
各MREセンサ15a,15bの等価回路(ハーフブリッジ)は、図4(b)で示されるようになり、その出力電圧値Vout[V]は、Vcc[V]を電源電圧として、下式(3)で計算される。
Vout=r/(r+r)×Vcc ・・・式(3)
上式(3)に前記した式(1)、(2)を代入し、整理すると、
Vout=(r−Δrmax×sinφ)/(2×r−Δr) ・・・式(4)
=Vcc/2+K×cos(2×φ) ・・・式(5)
ここで、K=Δrmax/{2×(2×r−Δrmax)}×Vcc。
上式(5)について、横軸に方向角φ[°]、縦軸に出力電圧値Vout[V]をとり、図4(c)にグラフにして示す。このように、所定方向(方向角φ[°])の磁気の強度が変わると出力電圧値Voutが変わるので、逆に、出力電圧値Voutを測定することで、方向角φ[°]が検出されるようになる。
図2に戻り、本実施形態では、第1及び第2の磁石部材14a,14b、並びに、第1及び第2のMREセンサ15a,15bが、複数のシフト位置11c,…から構成される2行3列のマトリクスの縦方向及び横方向の各方向にそれぞれ沿うように、各方向について各1組ずつ計2組配設され、それらの組み合わせによりシフトレバー12のシフト位置11cが決定されるようになっている。詳述すると、前記磁石部材14a及びMREセンサ15aは、図5(a)に示すように、シフトレバー12が「D」で示されるシフト位置11cにあるときは、シフト方向に沿う直線l1と、第1のMREセンサ15aを通って第1の磁石部材14a(の中心)と各シフト位置11c(の中心)とを結ぶ線分との傾斜角θ(以下、単に「傾斜角θ」という。)がθとなるように配設されている。同様に、シフトレバー12が「N」、「R」で示される各シフト位置11c,11cにあるときは、それぞれ傾斜角θ=θ、傾斜角θ=θとなるように、且つ、シフトレバー12が「B」、「P」で示される各シフト位置11c,11cにあるときは、それぞれ傾斜角θ=θa、傾斜角θ=θbとなるように配設されている。ここで、各傾斜角θの関係は、ψ<θ<θa<θ<θb<θ<ψであって、且つθ−θ=θ−θ=Δθ(定数)、θa<(θ+θ)/2(=ψ)、θb>(θ+θ)/2(=ψ)である。ここで、図5(a)中、傾斜角θ=ψ=90°、傾斜角θ=ψ=180°、傾斜角θ=θ=135°である。一方、前記MREセンサ15b及び磁石部材14bは、図5(b)に示すように、シフトレバー12が「D」で示されるシフト位置11cにあるときは、シフト方向に沿う直線l2と、第2のMREセンサ15bを通って第2の磁石部材14b(の中心)と各シフト位置11c(の中心)とを結ぶ線分との傾斜角α(以下、単に「傾斜角α」という。)がαとなるように配設されている。同様に、シフトレバー12が「N」、「R」で示される各シフト位置11c,11cにあるときは、それぞれ傾斜角α=α、傾斜角α=αとなるように、且つ、シフトレバー12が「B」、「P」で示される各シフト位置11c,11cにあるときは、それぞれ傾斜角α=α、傾斜角α=αとなるように配設されている。ここで、各傾斜角αの関係は、ψ´(=90°)<α<α<α<α<α<ψ´(=180°)であって、且つα+α=α+α=180°である。
本実施形態のシフトレバー装置は、以上のように構成され、第1及び第2のMREセンサ15a,15bの第1及び第2のエレメント105a,105bを通過する磁気の強度に応じて、該エレメント105a,105bの各抵抗値r,rが変化する。更にそれに応じて各MREセンサ15a,15bの出力電圧値Voutが変わる特性を利用してシフトレバー12の各シフト位置11cを特定している。詳しくは、第1及び第2の磁石部材14a,14b及び第1及び第2のMREセンサ15a,15bを、上述した傾斜角θ、α(図5(a)及び図5(b)参照)が、各エレメント105a,105bを流れる電流の方向が磁気(の方向)に対してなす角度である方向角φ(図4(c)参照)に一致するように回路基板13上に配設する。これにより、第1及び第2の磁石部材14a,14bとシフトレバー12との間に生じ、且つ第1及び第2のMREセンサ15a,15bを通過する磁気が当該MREセンサ15a,15bによって検出され、当該磁気の強度に基づいて、方向角φ[°]、即ち、シフトレバー12のシフト位置11c,…が特定されるようになっている。尚、本実施形態では、図4(c)に示した方向角φと出力電圧値Voutとの関係グラフにおいて、90°<φ<180°の範囲の略リニア領域を所定方向の磁気(の変化)の検出、つまり、シフトレバー12のシフト位置11c,…の特定に用いている。
この特定方法についてさらに詳述すると、図2を参照して、運転者がノブ12a(図1(a)参照)を把持してシフトレバー12を操作し、案内スリット11e(11d)を通して各シフト位置11cに位置させる。例えば、シフトレバー12を「N」で示されるシフト位置11cから「D」で示されるシフト位置11cに位置させたときは、図5(a)及び図6(a)を参照して、傾斜角θはθからθとなり、第1のMREセンサ15aの出力電圧値VoutはVoutからVoutとなる。また、このとき、図5(b)及び図6(b)を参照して、傾斜角αはαからαとなり、第2のMREセンサ15bの出力電圧値VoutはVout´からVout´となる。
ここで、第1のMREセンサ15aの出力範囲(該出力領域は図4(c)の略リニア領域に対応する。)は、図6(a)を参照して、当該第1のMREセンサ15aの出力電圧値Voutに応じて3つの範囲、即ち、V≦Vout<Vの「L(低電圧)」の範囲、V≦Vout<Vの「M(中電圧)」の範囲、V≦Vout<Vの「H(高電圧)」の範囲にそれぞれ区分している。ここに、V、V、V、Vは、傾斜角θがそれぞれψ(=90°)、ψ(=(θ+θ)/2)、ψ(=(θ+θ)/2)、ψ(=180°)となるときの第1のMREセンサ15aの出力電圧値である。
一方、第2のMREセンサ15bの出力範囲(該出力領域は図4(c)の略リニア領域に対応する。)は、図6(b)を参照して、当該第2のMREセンサ15bの出力電圧値Voutに応じて2つの範囲、即ち、V´≦Vout<Vsの「L(低電圧)」の範囲、Vs≦Vout<V´の「H(高電圧)」の範囲にそれぞれ区分している。ここに、V´、Vs、V´は、前記した傾斜角αがそれぞれψ´(=90°)、ψ´(=135°)、ψ´(=180°)となるときの第2のMREセンサ15bの出力電圧値である。
したがって、このシフトレバー12が「D」のシフト位置11cに位置する場合、ψ≦θ<ψ(V≦Vout<V)、且つ、ψ´≦α<ψ´(V≦Vout<V´)となる。このため、第1のMREセンサ15aの出力範囲では、「L(低電圧)」の範囲(図6(a)参照)となり、第2のMREセンサ15bの出力範囲では、「H(高電圧)」の範囲(図6(b)参照)にそれぞれ属することになる。
これと同様にして、シフトレバー12を「B」、「N」、「P」、「R」で示される各シフト位置11cに位置させた場合についても、各場合に属する第1及び第2のMREセンサ15a,15bの出力範囲の組み合わせが決定される。その結果を下表1に纏めて示す。
Figure 0004820699
上表1より、「R」、「N」、「D」、「P」、及び「B」のシフト位置11c,…については、各シフト位置11cが属する第1及び第2のMREセンサ15a,15bの出力範囲の組み合わせがそれぞれ異なるので、該出力範囲の組み合わせに基づいてシフトレバー12のシフト位置11cが特定されるようになる。例えば、当該MREセンサ15a,15bの出力電圧値VoutがそれぞれV≦Vout<V、Vs≦Vout<V´となり、該出力範囲の組み合わせが「M(中電圧)」、「H(高電圧)」と決定されれば、シフトレバー12のシフト位置11cが「N(ニュートラル)」であることが特定されることになる。
以上説明したように、本実施形態のシフトレバー装置によれば、次のような作用・効果を得ることができる。
(1)第1及び第2の磁石部材14a,14bとシフトレバー12との間にそれぞれ第1及び第2のMREセンサ15a,15bを位置させる(第1及び第2の磁石部材14a,14bとシフトレバー12との間に第1及び第2のMREセンサ15a,15bが挟み込まれる)。これによって、回動部材やシフトレバー12と別体化された磁石等の介在部材を介することなく直接シフトレバー12の位置に基づきそのシフト位置11cが特定される。この結果、シフトレバー12と前記介在部材の組み付け誤差に由来するシフト位置11cの特定の誤りが効果的に解消される。この結果、シフト位置11cの特定が正確に行えるようになる(シフト位置の特定の精度が高められる)。また、本実施形態によれば、シフトレバー12自体が第1及び第2のMREセンサ15a,15bの検出対象であるため、当該シフトレバー12によって第1及び第2の磁石部材14a,14bとシフトレバー12との間に形成される磁気の検出が阻害されることがなく、これによってもシフトレバー12のシフト位置11cの特定の精度が高められる。また、このようにシフトレバー12自体が磁性部材であり、当該シフトレバー12と別体化された回動部材や磁石を備えないため、装置の構造が簡素化し、それとともに小型化が実現されるようになる。しかも、本実施形態によれば、シフトレバー12と前記磁石部材14a,14bとの間に位置するようにそれぞれ前記MREセンサ15a,15bを配置することのみで、シフトレバー12のシフト位置11cが正確に特定できる。このため、ハウジング11に設定される多様なシフトパターン(シフトレバーの案内パターン)に柔軟に対応できるようになり、シフトレバー装置の簡素化・小型化が図れる等の該シフトレバー装置の設計の自由度が高められるようになる。
(2)第1及び第2のMREセンサ15a,15bによって、第1及び第2の磁石部材14a,14b及びシフトレバー12間に発生する磁気を検出する磁気検出センサが構成される。このため、これらセンサを第1及び第2の磁性部材の間に配設することで、当該検出された磁気の方向に基づきシフトレバー12のシフト位置11cが簡単且つ正確に特定できるようになる。
(3)シフトレバー12が、それ単独で磁性を有する鉄―クロム合金からなるので、シフトレバー12の一部に磁性部材を設ける場合と比較して、使用する部品の点数が少なくなり、シフトレバー装置の製作が簡単化されるとともに、その製造コストが削減できるようになる。
(4)シフトレバー12から第1及び第2の磁石部材14a,14bに向けて発生する磁気を検出する位置が、シフトレバー12の回動中心となる円筒状支持部材16aよりもシフトレバー12の操作先端部(ノブ12a)により近い位置に設定される。このため、シフトレバー12の移動量が大きくなる分、該シフトレバー12が位置するシフト位置11c,11c間の距離が見かけ上大きくなる。そして、第1及び第2のMREセンサ15a,15bを通る磁気が各シフト位置11cごとに磁気検出センサに対してなす角度間の差分が明確になり、シフトレバー12のシフト位置11cの特定がより正確なものとなる。
(5)シフトレバー12が位置するシフト位置11cが、縦方向(シフト方向)及び横方向(セレクト方向)の2行3列からなるマトリクス状に配列され、第1及び第2の磁石部材14a,14b及び第1及び第2のMREセンサ15a,15bを、当該マトリクスの縦方向及び横方向の各方向にそれぞれ沿うように、各方向について各1組ずつ計2組配設する。これにより、前記磁石部材14a,14b及びMREセンサ15a,15bの使用部品点数を最小限としつつ、しかも、シフトレバー12のシフト位置11cの特定が確実に行えるようになる。
尚、上記実施形態は以下のように変形してもよい。
・上記実施形態では、ハウジング11は、車両のインストルメントパネル(インパネ)とは別体の部材として記載したが、当該ハウジング11は、車両のインパネと一体化されていても勿論よい。即ち、車両のインパネの一部が、当該ハウジング11の機能を備えるものであってもよい。これによっても、上記実施形態の作用効果と同様の作用効果が得られる。
・上記実施形態では、磁気検出センサとしてMREセンサを用いたが、該MREセンサと同様に、所定方向の磁気の変化を検出するセンサであるホール素子センサを磁気検出センサとして用いることもできる。これによっても、上記実施形態の作用効果と同様の作用効果が得られる。
・上記実施形態では、複数のシフト位置11c,…によって構成されるマトリクスの縦方向及び横方向の各方向にそれぞれ沿うように各1組ずつ合計2組のMREセンサ(第1及び第2のMREセンサ15a,15b、磁気検出センサ)及び第2の磁性部材(第1及び第2の磁石部材14a,14b)を配設した。しかし、これに限られず、当該MREセンサ及び第2の磁性部材は、例えば、各シフト位置11cに対応してそれぞれ1個ずつ配設することもできる。
・上記実施形態では、ハウジング11に設定したシフトパターンは、「H字」形のパターンとしたが、該シフトパターンは、これに限られず、階段状のパターンや、「h字」形のパターン等、その他の多様なパターンであってもよい。
・上記実施形態では、シフトレバー装置は、車両のインストルメントパネルに備えられるものとしたが、これに限られず、その他の箇所、例えば、ステアリングコラムに備えられるものであってもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2の磁石部材14a,14b、並びに、第1及び第2のMREセンサ15a,15bを、セレクト方向及びシフト方向の各方向について各1組ずつ計2組配設した。しかし、このように各方向について同数の組になっていなくともよい。例えば、セレクト方向について1組、シフト方向について2組の計3組配設してもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2の磁石部材14a,14b、並びに、第1及び第2のMREセンサ15a,15bを、セレクト方向及びシフト方向の各方向について各1組ずつ計2組配設したが、このようにセレクト方向及びシフト方向の各方向について各1組ずつ配設されていなくともよく、例えば、セレクト方向又はシフト方向のいずれか一方向のみに1組配設されていてもよく、さらには、上記実施形態のようにシフト方向の片側だけでなく両側に配設されていてもよい。
・上記実施形態では、例えば、一組のMREセンサ15a(磁気検出センサ)と第1の磁石部材14aの組内の個数比は、1対1としたが、これに限られず、組内の個数比は、磁気検出センサが複数個に対して第2の磁性部材が1個の関係(例、組内の個数比が2対1、3対1)であってもよい。
・上記実施形態では、シフトレバー12を磁性を有する鉄―クロム合金によって形成したが、これに限られず、磁性を有するものであれば、他の鉄系の金属等で形成してもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2の磁石部材14a,14b(第2の磁性部材)を磁石で構成し、シフトレバー12(第1の磁性部材)は、磁石で構成することなく鉄―クロム合金で構成した。しかし、それに限られず、第2の磁性部材を、磁性を有する鉄―クロム合金等の磁性金属で構成し、第1の磁性部材としてシフトレバー12の一部を磁石(シフトレバー12の一部に磁石を埋め込む等)で構成することもできる。あるいは、当該第1及び第2の磁性部材の両方を磁石で構成することもできる。
(a)は、本発明の実施形態に係るシフトレバー装置の構成を示す斜視図、(b)は、同シフトレバー装置の構成を示す断面図。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置のシフトパターン(シフト位置の配列状態)と、第1及び第2のMREセンサと第1及び第2の磁石部材の配置状態を示す平面図。 本発明の実施形態に係る第1及び第2のMREセンサ及びその関連装置の回路ブロック図。 (a)は、各MREセンサにおける第1及び第2のエレメントの接続状態を示す模式図、(b)は、各MREセンサの等価回路図、(c)は、各MREセンサの方向角φと出力電圧値Voutとの関係を示すグラフ図。 (a)は、第1のMREセンサ及び第1の磁石部材(シフト方向)から見た各シフト位置の傾斜角θを示す説明図、(b)は、第2のMREセンサ及び第2の磁石部材(セレクト方向)から見た各シフト位置の傾斜角αを示す説明図。 (a)は、第1のMREセンサ及び第1の磁石部材(シフト方向)から見た各シフト位置の方向角(傾斜角)θと同MREセンサから出力される主力電圧値Voutとの関係を示すグラフ図、(b)は、第2のMREセンサ及び第2の磁石部材(セレクト方向)から見た各シフト位置の方向角(傾斜角)αと同MREセンサから出力される主力電圧値Voutとの関係を示すグラフ図。
符号の説明
11…ハウジング、11c…シフト位置、11d,11e…案内スリット(案内手段)、12…シフトレバー(第1の磁性部材)、14a、14b…第1及び第2の磁石部材(第2の磁性部材)、15a,15b…第1及び第2のMREセンサ(磁気検出センサ)。

Claims (4)

  1. 車両に備えられ、第1の磁性部材を一体的に有するとともに前記車両の変速機のシフトレンジを切り換えるべく操作されるシフトレバーと、該シフトレバーを支持するハウジングと、シフトレバーのシフト位置を検出するための磁気検出センサと、を備え、
    前記ハウジングには、所定のパターンに形成され、前記車両のシフト位置に前記シフトレバーを案内して位置させる案内手段が設けられたシフトレバー装置において、
    前記案内手段の近傍に配設された第2の磁性部材をさらに備え、
    前記第1の磁性部材及び前記第2の磁性部材の少なくとも一方が磁石により構成され、磁気検出センサが前記第1の磁性部材と前記第2の磁性部材との間に位置することで、前記第1及び第2の磁性部材の協働により生じる磁気変化を検出し、当該検出された磁気変化に基づき前記シフトレバーが位置するシフト位置が特定されるようにし、
    さらに、前記シフトレバーを回動自在に支持する支持部材と、
    記磁気検出センサ及び第2の磁性部材が配設される回路基板と、を備え、
    前記回路基板は、前記シフトレバーと常時略直交するように車両に設けられ、
    該回路基板が、前記支持部材よりも前記シフトレバーの操作先端部に近い位置に設けられていることを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 請求項1に記載のシフトレバー装置において、
    前記磁気検出センサとしてMREセンサ又はホール素子センサを備えるシフトレバー装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシフトレバー装置において、
    前記シフトレバーが、それ単独で前記第1の磁性部材であるシフトレバー装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のシフトレバー装置において、
    各シフト位置が、縦方向及び横方向の複数個からなるマトリクス状に配列されているとともに、前記磁気検出センサ及び第2の磁性部材が、前記マトリクスの縦方向及び横方向の各方向にそれぞれ沿うように、各方向について各1組ずつ計2組配設され、
    それらの組み合わせにより前記シフトレバーが位置するシフト位置が特定されるシフトレバー装置。
JP2006189461A 2006-07-10 2006-07-10 シフトレバー装置 Expired - Fee Related JP4820699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006189461A JP4820699B2 (ja) 2006-07-10 2006-07-10 シフトレバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006189461A JP4820699B2 (ja) 2006-07-10 2006-07-10 シフトレバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008018736A JP2008018736A (ja) 2008-01-31
JP4820699B2 true JP4820699B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=39075054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006189461A Expired - Fee Related JP4820699B2 (ja) 2006-07-10 2006-07-10 シフトレバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4820699B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101477791B1 (ko) * 2008-09-18 2014-12-30 현대모비스 주식회사 차량용 전자식 변속레버 장치
JP5107950B2 (ja) * 2009-02-26 2012-12-26 株式会社東海理化電機製作所 車両のシフト装置
JP2013001368A (ja) * 2011-06-22 2013-01-07 Mitsubishi Motors Corp シフトレンジ操作装置
JP5848953B2 (ja) * 2011-11-07 2016-01-27 津田工業株式会社 シフトレバー装置
JP6886912B2 (ja) * 2017-12-04 2021-06-16 株式会社東海理化電機製作所 シフト装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61175714A (ja) * 1985-01-30 1986-08-07 Hino Motors Ltd トランスミツシヨンの遠隔操作装置
JP2002254949A (ja) * 2001-03-02 2002-09-11 Tokai Rika Co Ltd シフト装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008018736A (ja) 2008-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4820699B2 (ja) シフトレバー装置
KR100783516B1 (ko) 변속 레버 시스템
EP3056768B1 (en) Shift device
JP2007223384A (ja) シフトレバーユニット
JP4852561B2 (ja) センサ装置付きジョイスティック
JP4729420B2 (ja) シフト装置
EP2058561A2 (en) Movable body position detecting device
JP2007062664A (ja) シフト装置
JP5355256B2 (ja) レバー位置検出装置
JP2008299755A (ja) 多方向入力装置
JP2011080839A (ja) 位置検出装置及びシフト装置
US20080088397A1 (en) Control mechanism with an operating lever and a bearing ball with integrated permanent magnet
JP2009014454A (ja) 位置検出装置
JP4708810B2 (ja) 回転角度検出装置
JP2017178060A (ja) シフト装置
JP6985423B2 (ja) シフト装置
JP5643137B2 (ja) シフトレバー装置
CN111094046B (zh) 换档装置
WO2010021282A1 (ja) シフト装置
JP6873932B2 (ja) 入力装置
JP4921398B2 (ja) 操作位置検出装置及びシフト装置
JP2010271298A (ja) 角度センサ及びこれを用いた回転角度検出装置
JP2019084922A (ja) シフト装置
JP2008137440A (ja) シフトレバー装置
JP5395703B2 (ja) 多方向入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110518

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110719

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110905

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees