JP4818442B2 - 複写機、及び、複写機の制御方法 - Google Patents

複写機、及び、複写機の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク上のWWWサーバが保持するデータの印刷を行う複写機のデータ処理に関するものである。
近年、様々な情報を載せたサーバ、いわゆるWWWサーバと、このサーバヘHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)でアクセスするための専用ソフトウエア(以後、ブラウザと呼ぶ)を搭載したコンピュータとをネットワークで接続し、WWWサーバ上の情報をコンピュータからインターネットあるいはイントラネットを介して参照することが可能となってきた。
これにより、複数のコンピュータから特定のWWWサーバ上の情報を参照し、共有することが出来るようになった。更に、上記ブラウザはWWWサーバ上の情報をコンピュータ内に格納することができるため、ユーザは、印刷機能を有する情報機器に対してコンピュータ内に一旦格納した情報の印刷出力を指示することで、WWWサーバ上の情報を印刷することも出来るようになった。
また、上記印刷機能を有する情報機器自体がWWWサーバヘのアクセス機能を持つことで、ユーザから指示されたWWWサーバに対して情報機器が直接アクセスし、情報を取得して印刷を行うこともできるようになった。
印刷機能を有する情報機器がWWWサーバに対して直接アクセスして情報を取得して印刷するためには、印刷の指示や印刷対象となる情報のアドレス等が必要となる。ユーザはこれらの情報を印刷機能を有する情報機器に対して入力しなければならない。しかし、印刷装置等の印刷機能を有する情報機器は、コンピュータが備える操作部に比べて簡易的なものが多く、ユーザがそれらの情報を入力するにあたって操作がし難い場合が多い。このような問題に対して、本発明は、印刷機能を有する情報機器自体がWWWサーバに対して直接アクセスし情報を取得して印刷するための、操作性を向上させることを目的とする。
本発明は、複写機であって、原稿を読み取って画像データを生成する読み取り手段と、ネットワークを介してWWWサーバと通信する通信手段と、前記読み取り手段によって生成された画像データ又は前記WWWサーバから取得したデータを印刷する印刷手段と、前記読み取り手段によって生成された画像データを印刷するコピー処理と前記WWWサーバから取得されたデータの印刷を行うWebページ印刷処理の何れかをユーザが選択可能な操作手段であって、当該選択された処理に基づく前記印刷手段による印刷のための印刷設定をユーザに入力させる操作手段と、を有し、前記操作手段は、前記コピー処理が選択された場合、前記印刷設定として、両面印刷を行うか否かの設定をユーザに入力させ、前記Webページ印刷処理が選択された場合、両面印刷を行うか否かの設定に加えて、前記WWWサーバから取得されたデータを印刷する際に当該データのタイトルを併せて印刷するか否かの設定又は当該データのURLを併せて印刷するか否かの設定を前記Webページ印刷処理が選択される度に前記印刷設定としてユーザに入力させることを特徴とする。
本発明によれば、印刷機能を有する情報機器自体がWWWサーバに対して直接アクセスし情報を取得して印刷するにあたって、操作性が向上する。
本発明の一実施形態を示す画像処理装置を適用可能な画像処理システムの構成を説明するブロック図である。 図1に示したリーダ部及びプリンタ部の構成を説明する概略断面図である。 図1に示したコア部の構成を説明するブロック図である。 図1に示したネットワークインタフェース部のプログラム階層構造を説明する図である。 図1に示したクライアント端末に格納されるプリントユーティリティで設定可能な項目の一覧を示す図である。 図1に示したクライアント端末に格納されるプリントユーティリティで設定可能な項目の一覧を示す図である。 図1に示したクライアント端末の表示装置に表示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す図である。 図1に示したクライアント端末の表示装置に表示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す図である。 図1に示したクライアント端末の表示装置に表示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す図である。 図1に示したクライアント端末の表示装置に表示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す図である。 図1に示したクライアント端末の表示装置に表示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す図である。 図1に示したクライアント端末の表示装置に表示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す図である。 図1に示したクライアント端末の表示装置に表示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す図である。 図1に示したデジタル複写機の操作部の操作パネルの一例を示す図である。 図14に示した操作パネル上の詳細項目表示例を示す図である。 図1に示したデジタル複写機の操作部の操作パネルの一例を示す図である。 図1に示した操作部に表示される印刷時刻指定画面の構成を説明する図である。 図1に示した操作部に表示されるブックマーク画面の構成を説明する図である。 図1に示した操作部に表示される時刻指定リストの構成を説明する図である。 図1に示した操作部に表示される待機ジョブリストの構成を説明する図である。 図1に示した操作部に表示されるログリストの構成を説明する図である。 本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示したクライアント端末のプリントユーティリティによるLPRコマンドパケット内のデータファイルの一例を示す図である。 図23に示したLPRコマンドパケット中のコントロールファイルの一例を示す図である。 図1に示したクライアント端末のプリントユーティリティからのコマンドフォーマット例を示す図である。 本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像処理システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
図1は、本発明の一実施形態を示す画像処理装置を適用可能な画像処理システムの構成を説明するブロック図であり、ネットワークNETを介して画像処理を行うデジタル複写機1とクライアント9,WWWサーバ10とが通信可能に構成されている場合に対応する。
図において、1は本システムの中心的役割を果たすデジタル複写機で、画像データ等や各種プログラムを格納しておくためのハードディスク3と、ネットワークNETを介して外部機器と通信を行うためのネットワークインタフェース部4と、デジタル複写機1上で自機に対する動作指示を行うための操作部5と、ネットワークNETを介して外部機器(クライアント端末(クライアント)9)より送られてきたプリントデータをデジタル複写機1でプリント可能なフォーマットに変換するフォーマッタ部6と、デジタル画像読み取り部(以下「リーダ部」と呼ぶ)7と、その下に配置されたデジタル画像を印刷出力するデジタル画像プリント部(以下「プリンタ」と呼ぶ)8と、これら全ての構成要素を統合して協調動作させるためのコア部2とから成る。
また、ネットワークNETには、上記デジタル複写機1に対して動作指示を行うためのクライアント端末9と、WWW(World Wide Web)サーバ10とが所定のプロトコルで通信可能に接続されている。
図2は、図1に示したリーダ部7及びプリンタ部8の構成を説明する概略断面図である。
リーダ部7において、1001は原稿給送装置(ADF)で、原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス102上の原稿を排出するものであり、原稿がプラテンガラス102上に搬送されるとランプ103を点灯し、そしてリーダユニット104の移動を開始させて原稿を露光走査する。
この時の原稿からの反射光は、ミラー105,106,107、及びレンズ108によってCCDイメージセンサ(以下、CCDと呼ぶ)109へ導かれる。このように走査された原稿の画像情報はCCD109によって読み取られる。CCD109から出力される画像データは所定の処理が施された後、プリンタ部8及びコア部2へ転送される。
プリンタ部8において、221はレーザドライバで、レーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部1から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部201で発光させる。
このレーザ光は感光ドラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム202の潜像の部分には、現像器203によって現像剤が付着すると、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで,カセット204及びカセット205のいずれかから記録紙を給紙して転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付着した現像剤を記録紙に転写する。
そして、現像剤の乗った記録紙は定着部207に搬送され、定着部207の熱と圧力により現像剤は記録紙に定着され、定着部207を通過した記録紙は排出ローラ208によって排出され、ソータ220は排出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕分けを行う。
なお、ソータ220に仕分けが設定されていない場合は、最上ビンに記録紙を収納する。また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ208のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッバ209によって再給紙搬送路210へ導く。多重記録が設定されている場合は、記録紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッバ209によって再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録紙は上述したタイミングで再び転写部206へ給紙される。
図3は、図1に示したコア部2の構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してあり、コア部2は、リーダ部7とデジタルインタフェースを介して接続され、また一方ではバスを介してハードディスク3やネットワークインタフェース部4、操作部5、フォーマッタ部6と接続されている。
リーダ部7にて読み込まれた画像データは、インタフェース部(I/F)121,コア部メインバスを介してデータ処理部124へ転送されるとともに、リーダ部7からの制御コマンドはCPU122へ転送される。データ処理部124は画像の回転処理や変倍処理などの画像処理を行うものであり、リーダ部7からデータ処理部124へ転送された画像データは、画像データと同時に転送される制御コマンドに応じて、I/F120を介してハードディスク3、ネットワークインタフェース部4へ転送される。
また、クライアント端末9よりネットワークインタフェース部4を介してプリント要求コマンドが送られてくると、CPU122は同時に送られてきたPDLデータをフォーマッタ部6へ転送する。その後、PDLデータはフォーマッタ部6で画像データに展開され、最終的にデータ処理部124に転送された後、プリンタ部8へ転送されてプリント出力される。CPU122は、メモリ123に記憶されている制御プログラム、及びリーダ部7から転送された制御コマンドに従ってこのような制御を行う。また、メモリ123はCPU122の作業領域としても使われる。
このように、コア部2はリーダ部7、ハードディスク3、ネットワークインタフェース部4、フォーマッタ部6のそれぞれの間のデータの流れを制御し、原稿画像の読み取り、画像のプリント、コンピュータとのデータの入出力などの機能を複合させた処理を行うことが可能である。
図4は、図1に示したネットワークインタフェース部4のプログラム階層構造を説明する図である。
図において、405はIP(Internet Protocol)層で、発信ホストから宛先ホストヘルータ等の中継ノードと連携しながらメッセージを送り届けるサービスを提供するインターネットのプロトコル階層であり、メッセージを送り届けるのに一番重要な情報は発信、宛先のアドレスであり、IPプロトコルにより管理される。なお、メッセージをアドレス情報に従ってインターネットシステム中をどのような経路で宛先ホストまで届けるかというルーティングはIP層で行う。
404はトランスポート階層で、TCP(Transmission Control Protocol),UDP(User Datagram Protocol)からなり、発信アプリケーションプロセスから受信アプリケーションプロセスにメッセージを送り届けるサービスを提供する階層である。なお、TCPはコネクション型サービスであり、通信の高度な信頼性を保証するが、UDPはコネクションレス型のサービスである為信頼性の保証は行わない。
401はアプリケーション階層で、リモートログインサービスであるTELNET、ファイル転送サービスであるFTP、ネットワーク管理プロトコルであるSNMP,SMTP、プリンタ印刷用のサーバプロトコルであるLPD、WWWサーバのプロトコルであるHTTPdなどが存在する。
また、アプリケーション階層401には、WWWサーバのデータ取得するHTTPクライアント403、取得したHTML形式のデータ及び画像データを用紙上に印刷するためのデータフォーマットに変換するHTMLParser402が存在する。
本実施例において、デジタル複写機1が能動的に外部のWWWサーバ10にアクセスし、WWWサーバ10内のHTMLデータを取得して自らのプリンタ部8で印刷を行う機能をWeb Pull Printと呼ぶ。
なお、ユーザがデジタル複写機1に対してWeb Pull Printを要求する方法には、次の2つの方法が存在し、1つは、クライアント端末9上で動作している専用プログラム(以下、プリントユーティリティと呼ぶ)を使用して行う方法であり、もう1つはデジタル複写機1の操作部5を使用して行う方法である。
先ず、プリントユーティリティを使用したWeb Pull Print要求方法について説明する。
ユーザは、このプリントユーティリティを用いてWeb Pull Printに関する各種設定を行い、後述するパケットを使用してその設定内容をデジタル複写機1に送信することができる。一方、このパケットを受信したデジタル複写機1は、パケットの内容を解析し、その指示内容に従ってWeb PullPrint動作を開始する。
また、デジタル複写機1は、プリントユーティリティから受けた複数のWebPull Print要求をジョブという形でスプールする機能を有している。そして、プリントユーティリティは、後述するパケットを使用してデジタル複写機1と通信を行い、内部にスプールされているジョブに関する情報を取得したり、または特定のジョブを削除することができる。
図5,図6は、図1に示したクライアント端末9に格納されるプリントユーティリティで設定可能な項目の一覧を示す図である。
図において、設定項目番号N−1は「印刷文書タイトル」で、印刷結果のヘッダ部分に印刷する文書タイトルに対応し、ユーザが編集することも可能に構成されている。設定項目番号N−2は「URL」で、印刷したいホームページが格納されたサーバのドメイン名、及び取得するHTML形式のデータのファイル名を指定することができる。設定項目番号N−3は「プリンタアドレス」で、WebPull Print要求を送るデジタル複写機1のネットワークアドレスが設定される。設定項目番号N−4は「ユーザ名」で、任意のユーザ名を入力でき、デジタル複写機1は、このユーザ名からWeb Pull Print要求の送り主を特定する。設定項目番号N−5は「オプションファイル」で、本プリントユーティリティにて設定した全ての内容が保存されたファイルに対応し、予めユーザ毎のオプションファイルを作成しておき、本設定項目にて何れかのファイルを指定することで、全ての設定項目に対して一括して設定を行うことが可能に構成されている。
設定項目番号N−6は「リンクレベル」で、何階層まで遡るかを数値「0」〜「10」により指定することが可能に構成されており、本実施形態のデジタル複写機1では、印刷指定したホームページにハイパーリンクが設定されていた場合、そのリンクを辿ってリンク先のホームページも印刷することができるように構成されている。設定項目番号N−7は「最大印刷ページ数」で、印刷するホームページが複数ページにまたがる際に、印刷するページ数の上限値を、例えば数値「0」〜「100」により指定することが可能に構成されている。設定項目番号N−8は「最大印刷ページ数を超えて印刷」で、印刷する1つのホームページが複数ページにまたがり、且つ途中のページが設定項目番号N−7の「最大印刷ページ数」に当たる場合、そのホームページの最後まで印刷するか否かを指定することができるように構成されている。設定項目番号N−9は「他サイトの印刷」で、設定項目番号N−6の「リンクレベル」の指定が「1」以上で、且つリンク先が他のサイトであった際、そのリンク先も印刷するか否かを指定することができるように構成されている。設定項目番号N−10は「リンクマップの印刷」で、本実施例のデジタル複写機1では、リンクを辿ってホームページを印刷した際、そのリンク関係を表すリンクマップを作成して印刷するかどうかを「する/しない」で指定することが可能に構成されており、「リンクマップの印刷」を「する」に指定した場合には、ホームページの印刷の最終ページとしてリンクマップが印刷される。
設定項目番号N−11は「ページ番号の印刷」で、印刷結果のフッタ部分にページ番号を印刷するか否かを「する/しない」で指定することが可能に構成されている。設定項目番号N−12は「日付の印刷」で、印刷結果のフッタ部分に印刷実行日付を印刷するか否かを「する/しない」で指定することが可能に構成されている。設定項目番号N−13は「URLの印刷」で、印刷結果のフッタ部分にURLを印刷するか否かを「する/しない」で指定することが可能に構成されている。設定項目番号N−14は「文書タイトルの印刷」で、「文書タイトル」を印刷結果のヘッダ部分に印刷するか否かを「する/しない」で指定することが可能に構成されている。設定項目番号N−15は「印刷するヘッダの内容」で、印刷結果のヘッダ部分に印刷する任意の文字列が指定可能に構成されている。
設定項目番号N−16は「印刷するヘッダの位置」で、「right/center/left」のいずれかを指定可能に構成されており、デフォルトとして「right」が指定される。設定項目番号N−17は「バックグラウンドの印刷」で、ホームページ内でバックグラウンド描画用の画像が指定されていた場合、それを印刷するか否かを指定することができるように構成されており、ホームページのバックグラウンドカラーが黒等で設定されていた場合、カラーディスプレイ上で表示する場合は問題なくても、自黒プリンタで印刷すると、テキスト部分も黒、バックグラウンドも黒くなりテキストが判断できなくなることを防ぐための設定項目に対応し、「する/しない」で指定することが可能に構成されている。
設定項目番号N−18は<H>タグヘの番号付けで、ホームページ内の見出し文の先頭に見出し番号を付加するか否かを「する/しない」で指定することが可能に構成されている。設定項目番号N−19は「リンク文書を先に印刷」で、「2」以上のリンクレベルが指定された際、読み出したリンクの順番に印刷するか、または同一リンクレベルを先に印刷するかを「する/しない」で指定することが可能に構成されている。設定項目番号N−20は「拡大率/縮小率」で、ホームページを拡大/縮小して印刷する際の拡大率/縮小率を数値「50」〜「200」により指定することが可能に構成されている。
設定項目番号N−21は「ページ境界時の縮小率」で、本実施形態のデジタル複写機1では、ホームページ上の画像がページ境界にかかる場合、ペ―ジ内に収まるように画像を縮小して印刷することを指定でき、その縮小率を数値「20」〜「100」により指定することが可能に構成されている。設定項目番号N−22は「フォント名」で、HTMLテキストデータを印刷する際に使用するフォントを文字列「……明朝」等で指定することができるように構成されている。
設定項目番号N−23は「フォントサイズ」で、ホームページ内の見出し文字列を印刷する際に使用するフォントサイズを、「small/medium/large」のいずれかで指定可能に構成されており、デフォルトとして「medium」が指定される。設定項目番号N−24は「フォントの太さ」で、ホームページ内の見出し文字列を印刷する際に使用するフォントの修飾を、「bold/regular/light」のいずれかで指定可能に構成されており、デフォルトとして「regular」が指定される。設定項目番号N−25は「スタイルシートの使用」で、後述する設定項目番号N−26の「スタイルシート名」に対応するファイルのスタイルシートを使用するかどうかを「する/しない」で「スタイルシート名」指定することが可能に構成されている。
なお、設定項目番号N−26の「スタイルシート名」は、設定項目番号N−22の「フォント名」,設定項目番号N−23の「フォントサイズ」,設定項目番号N−24の「フォントの太さ」の設定内容を格納したファイル(スタイルシート)が予め存在する場合、そのファイル名を指定する。
これにより、ユーザは個々の項目を設定することなく、これらフォントに関する設定を行うことが可能に構成されている。
設定項目番号N−27は「印刷用紙サイズ」で、印刷する際に使用する用紙のサイズを、「Letter/Legal/11×17/Statement/A3/A4/A5/B4/B5」のいずれかを指定可能に構成されており、デフォルトとして「Letter」が指定される。設定項目番号N−28は「印刷用紙方向」で、印刷する際の用紙の方向として「Portrait」と「Landscape」のいずれかを指定可能に構成されており、デフォルトとして「Portrait」が指定される。
設定項目番号N−29は「左/右/上/下マージン」で、印刷する際の用紙端からのマージンを、数値「1」〜「10」により指定することが可能に構成されている。設定項目番号N−30は「印刷部数」で、本項目を設定することで複数部数を、「1」〜「10」により指定することが可能に構成されている。
設定項目番号N−31は「ソータ」で、本実施例のデジタル複写機1に接続されているソーター220の動作モードを、ソートなし(none)/ノーマルソート(normal)/ステープルソート(staple)/グループソート(group)のいずれかを指定可能に構成されており、ノーマルソートを選択すると複数部数の印刷物をソータ(図2のソータ220)のビン毎に1部ずつ仕分けして排出する。
また、ステープルソートを選択するとソートした印刷物をホチキス留めするように設定される。さらに、グループソートを選択すると複数部数の原稿を同一ページの印刷物は同一ビンに排出されるように設定される。
設定項目番号N−32は「解像度」で、解像度として「300/400/600」のいずれかを指定可能に構成されている。設定項目番号N−33は「両面印刷」で、両面印刷を行うか否かを「する/しない」で指定可能に構成されている。設定項目番号N−34は「スケジュール印刷設定」で、スケジュール印刷を「no/once/weekly/monthly/repeate」のいずれかで指定可能に構成されている。
なお、本実施形態のデジタル複写機1では、指定された時刻にWeb Pull Print動作を開始したり、またはユーザからのWeb Pull Print要求を定期的に繰り返すことができ、これらの機能をスケジュールと呼んでいる。具体的には、即時実行モード/時刻指定モード/定期巡回モード(曜日指定/日付指定/間隔指定)があり、本項目ではこれらの中の何れかのモードを後述するように指定する。
設定項目番号N−35は「曜日指定」で、設定項目番号N−34の「スケジュール印刷設定」にて定期巡回モード(曜日指定)が指定された際、当該項目により実行する曜日を指定可能に構成されている。設定項目番号N−36は「日付指定」で、設定項目番号N−34の「スケジュール印刷設定」にて時刻指定モード/定期巡回モード(日付/間隔指定)が指定された際、当該項目により開始する日付を指定可能に構成されている。
設定項目番号N−37は「時刻指定」で、設定項目番号N−34の「スケジュール印刷設定」にて時刻指定モード/定期巡回モードが指定された際、実行開始する時刻を指定可能に構成されている。設定項目番号N−38は「間隔指定」で、設定項目番号N−34の「スケジュール印刷設定」にて定期巡回モード(間隔指定)が指定された際、実行時間間隔を日にちと時間で指定可能に構成されている。設定項目番号N−39は「更新文書のみ印刷」で、設定項目番号N−34の「スケジュール印刷設定」にて定期巡回モードで実行する際、前回の印刷時以降に更新されたホームページのみを印刷するか否かを「する/しない」で指定可能に構成されている。
〔第1のスケジュール登録処理〕
図7〜図13は、図1に示したクライアント端末9の表示装置に表示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す図であり、クライアント端末9側からデジタル複写機1に対してWeb Pull Printの設定を行うための操作例に対応する。
図において、クライアント端末9上でプリントユーティリティが起動されると、先ず図7に示す操作画面が表示される。ここで、前述した図5,図6に示した設定項目N6〜N38の設定を行う場合、本操作画面上の"Print Setup"用のボタンBT1を押下することで、図8に示すHTML PrintProperty用の操作画面が新たに表示される。
更に、この操作画面上部のタグTAG1〜TAG4を押下することで、図8〜図11に示す詳細設定用の操作画面へ移動することができる。また、図8〜図11の操作画面にて"OK"ボタンBT2あるいは"Cancel"ボタンBT3を押下することで、図7に示した操作画面へ戻ることができる。
また、図7に示した操作画面右上の"Bookmark"ボタンBT4を押下することで図12に示すブックマーク画面が新たに表示される。
なお、ブックマークとは、ホームページのURLとそのタイトルをリストにしたもので、既に登録されたブックマークが存在する場合、本画面上にそのリストの内容が表示される。そして、リスト内からURLを指定する場合は、目的のURLを選択して反転表示させた状態で"OK"ボタンBT3を押下することで、図7に示した操作画面上のフィールドF1、F2に選択したタイトルとURLが反映される。
また、新たにタイトルとURLを追加する場合は、図7に示した操作画面上のフィールドF1、F2にタイトルとURLを入力した後、"Add Bookmark"ボタンBT5を押下することで上述のリストにそれらが追加される。
ここで、図11に示した操作画面上での設定方法について詳しく説明する。例えばスケジュール設定を行う場合、ユーザは先ず「Enable Schedule」チェックボックスF34をチェックする。初期設定時はこのチェックボックスF34はチェックされていない状態になっており、この状態ではスケジュールの設定は一切行えないようになっている。
チェックボックス34をチェックすると、各設定項目F34−1,F34−2,F35,F36−1,F36−2,F37,F38,F39に対して設定を行えるようになる。続いて、「Once」/「Weekly」/「Monthly」/「Repeat」の何れかのモードを選択する。
ここで、「Once」モードが選択された場合、設定項目F36−1,F36−2,F37のみが設定可能状態になり、ユーザはWeb Pull Printの実行開始時刻(年/月/日/時/分)を入力する。この指定により、デジタル複写機1は指定された日時に1度だけWeb Pull Printを行う。
一方、設定項目F34−2で、「Weekly」モードが選択された場合、設定項目F35,F37が設定可能状態になり、ユーザはWeb Pul1 Printの実行曜日と実行開始時刻(時/分)を入力する。なお、実行曜日は同時に複数指定することができる。この指定により、デジタル複写機1は指定された曜日の指定された時刻に毎週繰り返しWeb Pull Printを行う。
一方、設定項目F34−2で、「Monthly」モードが選択された場合、設定項目F36−2の「Day」と設定項目F37が設定可能状態になり、ユ―ザはWeb Pull Printの実行日と実行開始時刻(時/分)を入力する。この指定により、デジタル複写機1は指定された日時に毎月繰り返しWebPull Printを行う。
一方、設定項目F34−2で、「Repeat」モードが選択された場合、設定項目F36,F37,F38が設定可能状態になり、ユーザはWeb Pull Printの実行開始日と実行開始時刻(時/分)、実行間隔(日/時)を入力する。この指定により、デジタル複写機1は指定された実行開始日時から指定された実行間隔毎に繰り返しWeb Pull Printを行う。
なお、「Weekly」/「Monthly」/「Repeat」モードが選択された場合、「Modified Only」を示すチェックボックスF39はチェック可能な状態になる。
ユーザは、上述の方法で図7〜図11の各操作画面を開き、必要な項目に対して設定を行うことができる。そして,全ての設定が終了した後に,図7に示した操作画面上の"Print"ボタンBT6を押下すると、プリントユーティリティはデジタル複写機1に対して設定内容を送信する。
更に、図7に示した操作画面上で"Monitor"ボタンBT7を押下すると、図13に示す操作画面が表示される。この際、プリントユーティリティはデジタル複写機1と通信を行い、デジタル複写機1内にスプールされているジョブに関する情報を取得して操作画面上に表示する。
ユーザは、この表示内容を参照することで、スプールされているジョブの処理経過を把握することができる。また、ユーザはスプールされているジョブを削除することもできる。この場合、ユーザは操作画面上に表示されているジョブ情報の中から削除したいジョブを選択して反転表示させ、"Delete"ボタンBT8を押下すると、プリントユーティリティは、指定されたジョブのジョブ番号を含んだ削除要求をデジタル複写機1に対して送信し、この削除要求を受信したデジタル複写機1は、スプールしているジョブの中からジョブ番号が一致するものを削除する。
なお、図7において、F1〜F5はフィールドを示し、図8において、F6,F7はフィールドを示し、F8〜F15はチェックボックスを示し、図9において、F16はフィールドを示し、F17〜F19,F24はチェックボックスを示し、F20は設定バーを示し、F21〜F23はフィールドを示し、図10において、F27〜F32はフィールドを示し、F33はチェックボックスを示す。
〔第2のスケジュール登録処理〕
次に、デジタル複写機1の操作部5を使用してWeb Pull Printを要求する方法について説明する。
図14は、図1に示したデジタル複写機1の操作部5の操作パネルの一例を示す図であり、LCDパネル部と操作キーとから構成されており、デジタル複写機1の操作部5よりWeb Pull Printの設定を行うための操作例に対応する。
図において、300は表示画面で、現在の状態を表示するウインドウであり、現在はコピー可能状態/A4用紙サイズ/拡大率100%/1部印刷であることを表示している。
301はガイドキーであり、操作がわからない時に適切なアドバイスを表示する。302,304はモード変更キーであり、モード変更キー302を押すと画像処理モードがコピーモードに変更され、モード変更キー304を押すと、画像処理モードがWebプリントモードに変更される。
305は現在表示できないモードキーを表示するキーであり、このボタンを押すと、プリンタモードキーが表示される。306は用紙選択キーであり、このキーを押すと、図1に示したカセット204,205に収納されている用紙サイズが図15の(A)に示すように表示され、いずれかのサイズを選択することができる。
307は画像処理モード選択キーで、選択可能な画像処理モード、トリミング、マスキング、ネガ/ポジ反転、影処理等がメニュー表示され、いずれかを選択することができる。308は両面指定キーで、両面印刷にかかわる処理設定を行う際に押下され、該押下により選択可能なメニューが表示され、片面原稿から片面原稿、片面原稿から両面原稿、両面原稿から両面原稿にコピーをする3つの設定方法からいずれかを選択することができる。
309は応用ズームキーで、縦と横の拡大率を変更する際に押下し、該押下により選択可能なズームメニューが表示される。310はソータキーで、該ソータキー310が押下されると、複数種類のソートモードが図15の(b)に示すように表示され、該メニュー中で、「ソート」を選択すると、例えば複数部数の印刷物をソータ220のビン毎に1部ずつ仕分けして排出することができ、「ステープルソート」を選択すると、ソートした印刷物をホチキス留めするように設定され、図示しない「グループソート」を選択すると、複数部数の原稿を同一ページの印刷物は同一ビンに排出されるように設定される。
311は原稿混載キーで、原稿サイズが混載されているか、同一原稿だけであるのか設定する際に押下され、原稿混載が指定されていると、スキャンニングする度に、原稿サイズのチェックが行われ、原稿混載が指定されていなければ最初のページのみ原稿サイズのチェックを行うように設定される。
314は等倍ボタンで、拡大率を「100」%に設定を戻す際に押下される。315は縮少キーで、画像記録倍率を定形縮小する際に押下される。316は拡大キーで、画像記録倍率を定形拡大する際に押下される。318はテンキーで、印刷部数,ID入力,部門コード等をセットする際に押下する。
320はリセットキーで、該リセットキー320を押下することにより、コピーに必要なパラメータはデフォルト値に戻される。そして、これらコピーする前に必要なパラメータをセットした後に、スタートキー319を押すと、コピー動作が開始される。そして、コピー開始後、STOPキー321、リセットキー320を押すことによリコピーは中断する。
図16は、図1に示したデジタル複写機1の操作部5の操作パネルの一例を示す図であり、LCDパネル部と操作キーとから構成されており、Web Pull Printモードボタン304が押下された際に表示されるWeb Pull Printモード画面に対応する。なお、図14と同一のものには同一の符号を付してある。
図において、ウインドウ300には、現在Web Pull Printモードであることが表示されており、A4用紙サイズ/拡大率100%/1部印刷であることを表示している。
331はURLボタンで、アクセスするWWWサーバのドメイン名、取得するHTML形式のデータのファイル名を表示している。このURLボタン331を押すことにより、図示していないアルファベットキーボードが表示され文字列を入力することが可能となる。
332は印刷時刻ボタンで、Web Pull Printを開始するための、後述する図17に示す日付、時間等を設定するウインドウを開くためのボタンである。なお、ウインドウ内で設定するパラメータの内容は図9のそれと同様であるため、詳しい説明は割愛する。
334はB00K MARKキーで、該B00K MARKキー334を押下すると、後述する図18に示すB00 KMARKウインドウが表示される。335は時刻指定リストボタンで、該時刻指定リストボタン335を押下すると、後述する図19に示す時刻指定リストウインドウが表示される。
336は待機ジョブリストキーで、該待機ジョブリストキー336を押下すると、後述する図20に示す待機ジョブリストウインドウが表示される。387はログボタンで、該ログボタンを337押下すると、後述する図21に示すログリストウインドウが表示される。
338は詳細設定ボタンで、Web Pull Printに関する詳細なパラメータをセットするためのメニューウインドウを表示するキーである。このウインドウ内で設定されるパラメータは、図5,図6に示した設定項目中から印刷用紙サイズ/両面印刷/ソータ/URL/スケジュール印刷設定/曜日指定/日付指定/時刻指定/間隔指定を除いた全てのものである。
図17は、図1に示した操作部5に表示される印刷時刻指定画面の構成を説明する図であり、図16に示した印刷時刻指定キー332が押下された際に表示される。
図において、340はOnceキーで、指定した時刻に印刷する際に押下される。341はWeeklyキーで、指定した曜日で、かつ指定した時刻に印刷する際に押下される。342はMonthlyキーで、毎月指定した時刻に印刷する際に押下され、サブ指定キーとして、曜日キー344が指定可能に構成されている。343はRepeatキーで、指定した内容を繰り返す際に押下する。
345は日付フィールドで、指定した日付が表示される。346は時刻フィールドで、現在の時刻が表示される。347は間隔フィールドで、繰り返し間隔を指定する。348はOKボタンで、指定した項目の内容を確定する際に押下する。
図18は、図1に示した操作部5に表示されるブックマーク画面の構成を説明する図であり、図16に示したBook Markキー334が押下された際に表示される。
図において、350〜354はURLで、お気に入りのURLとしてユーザが既に登録済みとしたURLがリスト表示され、上矢印キー356を押すとURLリストは上にスクロールし、下矢印キー357を押すとURLリストは下にスクロールする。
355は登録キーで、該登録キー355を押すことにより、図16に示したURLボタン331で上に表示されているURLがこのリストに追加登録される。また、URL350〜354の何れかを選択して反転表示させた後に、OKボタン359を押下することで、選択したURLがURLボタン331上にセットされる。同様に、反転表示させた後に削除ボタン358を押すことで、選択したURLがURLリストから削除される。
図19は、図1に示した操作部5に表示される時刻指定リストの構成を説明する図であり、図16に示した時刻指定リストキー335が押下された際に表示される。
図において、360〜364はジョブで、図17に示した印刷時刻指定画面で、印刷時刻指定がなされたジョブに対応し、URL366,印刷日367,印刷時刻368から構成され、上矢印キー369を押すと時刻指定リストは上にスクロールし、下矢印キー370を押すと時刻指定リストは下にスクロールする。371は削除ボタンで、任意のジョブを選択して、該削除ボタン371を押下すると選択されたジョブが印刷指定ジョブから削除される。
図20は、図1に示した操作部5に表示される待機ジョブリストの構成を説明する図であり、図16に示した待機ジョブリスト336が押下された際に表示される。
図において、380〜384は待機ジョブで、他のジョブ実行中で、実行が待たされているジョブに対応し、上矢印キー385を押すと待機ジョブリストは上にスクロールし、下矢印キー386を押すと待機ジョブリストは下にスクロールする。387は削除ボタンで、任意のジョブを選択して、該削除ボタン387を押下すると選択されたジョブが待機ジョブから削除される。
図21は、図1に示した操作部5に表示されるログリストの構成を説明する図であり、図16に示したログキー337が押下された際に、各ジョブの実行結果が表示されている状態に対応し、実行時刻の新しいものから順番に表示され、表示最大数を過ぎた場合は古いものから自動的にリストから削除される。
図において、388〜392は終了ジョブで、各終了ジョブ388〜392についてそれぞれのURL393,日付394,時間395,結果396がその内容とともに表示される。
ここで、URL398はアクセスしたWWWサーバのURLであり、日付394、時間395はWWWサーバにアクセスした日付,時刻である。
なお、WWWサーバ10ヘのアクセス、及び印刷が正常に行われたジョブ388,391,392の結果396には"正常終了"が記述され、ユーザがリセットキーにより印刷を中断したようなジョブ389の結果396には"リセット終了"と記述され、ネットワークやWWWサーバの状態等により正常に印刷できなかったジョブ390の結果396には"エラー終了"が記述される。
上述したWeb Pull Printに関する各設定ウインドウにて必要なパラメータを設定した後、最終的に図16に示したスタートボタン319を押下することで、操作部5からコマンド受け取り処理に対してWeb Pull Print要求コマンドが発行される。以上が、操作部5を使用してWeb Pull Printを要求する方法についての説明である。
以下、本実施形態の特徴的構成について説明する。
上記のように構成された所定の通信媒体(ネットワーク)を介して複数のサーバまたはクライアントと通信可能な画像処理装置(デジタル複写機1)であって、いずれかのサーバ(Wed)上のいずれかのサーバであって、本実施形態ではWWWサーバ10)にアクセスして所定の情報を取得する取得手段(コア部2がネットワークインタフェース部4を介して取得する)と、前記取得手段により取得した前記所定の情報を解析して出力可能な画像データを生成する生成手段(コア部2がネットワークインタフェース部4を介して取得したHTMLに基づく情報を解析してプリンタ部8が画像出力可能な画像データ(PDLデータに変換した場合には、中間データも含む)を生成処理する)と、前記生成手段により生成された前記画像データを出力する出力手段と、前記取得手段がいずれかのサーバにアクセスして前記所定の情報を取得して画像出力するための出力スケジュールを設定する設定手段(コア部2がネットワークインタフェース部4を介してクライアント端末9のプリントユーティリティの画面上で入力されたスケジュールデータに基づいて設定処理するか、あるいは操作部5上の設定画面上で入力されたスケジュールデータに基づいて設定処理する)と、前記設定手段により設定された出力スケジュールに基づいて前記取得手段,前記生成手段,前記出力手段に対する動作指示を制御する制御手段(コア部2がハードディスク3に記憶される制御プログラム(後述する図22,図26,図27のフローチャートに示す手順を含む)に基づいてWWWサーバ10へのアクセス開始とその終了,取得した情報のプリンタ部8からの出力開始およびその終了を制御する)とを有するので、個々のユーザが設定したサーバにアクセスして所望の情報を取得して意図するタイミングで出力結果を得ることができ、所定の通信媒体を介した個々のユーザからの情報取得要求となるトラフィックが競合して情報伝送効率が低下してしまうことを防止できる。
また、いずれかのサーバに自動接続でき、ユーザによる接続操作および回覧操作負担を軽減でき、定期的にアクセスしている特定のサーバ上の情報資源から更新された最新の情報を自動的に取得して、ユーザが設定したタイミングで出力結果を得ることができる。
さらに、前記サーバは、前記クライアントからアクセス可能なワールドワイドウェブサーバとするので、インターネット上で公開されている意図するホームページを管理するサーバに接続して、ユーザが意図する情報を自動的に取得して出力することができる。
また、前記所定の情報は、前記通信媒体を介して公開されている任意のウェブページの情報であって、テキストデータ,画像データを含むので、ユーザが意図するテキストデータ,画像データ等の情報を自動的に取得して出力することができる。
さらに、前記設定手段は、前記クライアント端末9より送信(図7〜図13参照のプリントユーティリティ画面で入力される情報が送信される)されるウェブ出力スケジュール情報に基づいて前記出力スケジュールを設定するので、クライアントのユーティリティを利用して、ユーザのクライアントマシンからユーザが意図する出力スケジュールを設定したり、変更したり、削除する等の操作を容易に行うことができる。
また、前記設定手段は、操作部5より入力されるウェブ出力スケジュール情報(図14〜図21参照)に基づいて前記出力スケジュールを設定するので、画像処理装置に備えられる操作部からユーザが意図する出力スケジュールを設定したり、変更したり、削除する等の操作を容易に行うことができる。
さらに、前記設定手段により設定される前記出力スケジュールには、前記取得手段が前記サーバにアクセスすべきアクセス先情報,アクセス日時情報,出力日時,画像処理パラメータを含むので、無数のサーバ中から特定のサーバを経由してアクセスされる情報資源を容易に特定し、該特定された情報資源から特定された日時で情報を取得し、かつ、取得した情報を出力するタイミングまでの一連のスケジュールを自在に設定でき、画像処理装置の使用環境に応じて最適なスケジュールを簡単な操作で設定することができる。
図22は、本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図4に示したHTMLparser402,HTTPクライアント403等のプログラムを使いWWWサーバのホームページを印刷する処理手順に対応する。なお、(1)〜(9)は各ステップを示す。以下、このフローチャートを用いて全体的な処理の流れを説明する。
また、本実施形態において、クライアント端末9上のプリントユーティリティとデジタル複写機1とは、TCP/IPの上位プロトコルであるLPRプロトコルを使用して通信を行っている。
まず、ステップ(1)では、デジタル複写機1のネットワークインタフェース部4ではLPD(Line Printer Deamon)が動作しており、プリントユーティリティからのWeb Pull Print要求/ジョブ情報要求/ジョブ削除要求は、それぞれLPRコマンド/LPQコマンド/LPRMコマンドとしてLPDが受け取る。
この際、プリントユーティリティにて設定した各パラメータは、LPRコマンドパケット内のデータファイルの中に文字列データ(図23にそのデータファイルの一例を示す)として格納されてLPDに送られる。
図23は、図1に示したクライアント端末9のプリントユーティリティによるLPRコマンドパケット内のデータファイルの一例を示す図である。
図において、文字列データは「START_OF_NETRETRIEVER_PARAMETERS」で始まり、図示しない「END_OF_NETRETRIEVER_PARAMETERS」で終わる。また、各パラメータは「パラメータ名=値」の形式で記述されている。なお、図中の右側の番号は、前述したプリントユーティリティの設定項目の内容説明における通し番号と対応付けるためのものであり、実際のデータファイルには記述されない。
ただし、プリントユーティリティにて設定したパラメータの中で「印刷文書タイトル」,「ユーザ名」だけはLPRコマンドパケット内のコントロールファイルの中に格納される。
図24は、図23に示したLPRコマンドパケット中のコントロールファイルの一例を示す図である。
図において、CF1はホスト名で、例えば"HPC001"の場合に対応する。CF2はジョブ名で、例えば"Jwww.canxx.co.jp"の場合に対応する。CF3はユーザ識別情報で、例えば"PMichael"の場合に対応する。
これにより、LPRコマンドパケットとしてネットワークNET上を流れるデータは、印刷に必要な設定パラメータのみであるため、従来例のようにホームページデータを印刷可能なフォーマットに変換したデータをネットワークに流す場合と比較して、そのデータ量は極めて少なくて済む。
一方、コア部2ではLPDからの要求コマンドを受けるためのコマンド受け取り処理が常時動作しており、LPDはプリントユーティリティからのLPRコマンド/LPQコマンド/LPRMコマンドを、図25に示すフォーマットヘ変換してコマンド受け取り処理へ送る。このフォーマットの先頭には、コマンド種別(LPR/LPQ/LPRM)を表す識別子が付加されている。
図25は、図1に示したクライアントのプリントユーティリティからのコマンドフォーマット例を示す図であり、例えばLPRコマンドフォーマット,LPQコマンドフォーマット,LPRMコマンドフォーマットの場合に対応する。
図25の(a)はLPRコマンドフォーマットを示し、例えば「コマンド識別子/03h/データファイルレングス/SP/データファイル名/LF/02h/コントロールファイルレングス/SP/コントロールファイル名/データファイル/コントロールファイル」から構成される場合に対応する。」
図25の(b)はLPQコマンドフォーマットを示し、例えば「コマンド識別子/03h/プリンタキュー名/SP/ジョブ番号リスト/LF」から構成される場合に対応する。
図25の(c)はLPRMコマンドフォーマットを示し、例えば「コマンド識別子/05h/プリンタキュー名/SP/ユーザ名/SP/ジョブ番号リスト/LF」から構成される場合に対応する。
以下、図22に基づいてステップ(2)以降の処理について説明する。
次に、コマンド受け取り処理はその識別子を参照してコマンド種別を判断し、それぞれのフォーマットに合わせてコマンドの中身を解析する(2)。ちなみに、要求コマンドは後述するスケジュールジョブ処理からも発行される。
操作部5からのプリント指示命令、スケジュールジョブ処理からのプリント指示命令は、クライアント端末9からのプリント指示命令と同一データフォーマット(図13参照)であるため、コマンド受け取り処理はこれら3カ所からのプリント要求指示命令を統一的に扱うことができる。クライアント端末9及び操作部5からはプリント指示命令の他にジョブの問い合わせ命令やスケジュールジョブの削除命令、即時ジョブの削除命令が発行される。
次に、ステップ(3)で、HTTPクライアントはWWWサーバ10からホームページのデータであるHTMLデータ,画像データ等を取得し、HTTPクライアントの動作終了後、ステップ(4)で、キャンセルフラグが立っているかどうかを判断し、もしキャンセルフラグが立っていたと判断した場合は、ステップ(8)で、印刷中止処理を実行し、ステップ(9)で、中止したジョブの発行元に対してプリントをキャンセルした旨のメッセージを送信して、処理を終了する。
一方、ステップ(4)で、キャンセルフラグが立っていないと判断した場合は、ステップ(5)で、HTMLパーサ(サーバから取得したデータを基にプリンタ部8にて印刷が行えるように画像を作成するプログラム)がWWWサーバから取得したデータに基づいてプリンタ部8にて印刷が行える画像を作成する。次に、ステップ(6)で、キャンセルフラグが立っているかどうかを判断し、もしキャンセルフラグが立っていたと判断した場合は、処理を終了する。
一方、ステップ(6)で、キャンセルフラグが立っていないと判断された場合には、ステップ(7)で、HTML Parserが作成した画像データをコア部2へ送信して、画像を受け取ったコア部2はプリンタ部8へ画像を転送し、カセット204あるいはカセット205に収納されている用紙に印刷処理を行った後、Web Pull Printの実行を完了する。
図26は、本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図22に示したコマンド受け取り処理の詳細手順に対応する。なお、(1)〜(11)は各ステップを示す。
まず、コア部2がコマンドを受け取ると、ステップ(1)で、先ずそれがジョブの問い合わせコマンドであるかどうか判断し、ジョブの問い合わせコマンドであると判断した場合は、ステップ(11)で、ジョブリストの取得を行い、ステップ(9)へ進み、コマンドを送信してきた宛先に対して取得したジョブリストをメッセージとして送信して、処理を終了する。なお、この際、コマンド送信元がプリントユーティリティであった場合、プリントユーティリティの操作画面(図13参照)上に受け取ったデータを表示する。
一方、ステップ(1)で、受け取ったコマンドがジョブの問い合わせコマンドでないと判断した場合、ステップ(2)で、スケジュールジョブの削除コマンドであるか否かを判断し、スケジュールジョブの削除コマンドであると判断した場合は、ステップ(10)で、指定されたジョブ番号に対応するジョブ情報をスケジュールリストから削除し、ステップ(9)へ進み、削除後のスケジュールリストをメッセージとしてコマンドを送信してきた宛先に送信して、処理を終了する。
一方、ステップ(2)で、受け取ったコマンドがスケジュールジョブの削除コマンドでないと判断した場合、ステップ(3)で、即時ジョブの削除コマンドであるか否かを判断し、即時ジョブの削除コマンドであると判断した場合、ステップ(6)で、指定されたジョブがHTTPクライアントあるいはHTMLParserで実行中かどうかを判断し、実行中でないと判断した場合は、ステップ(8)で、指定されたジョブ番号に対応するジョブ情報を即時ジョブリストから削除して、ステップ(9)へ進み、削除後のジョブリストをメッセージとしてコマンドを送信してきた宛先に送信して、処理を終了する。
一方、ステップ(6)で、指定されたジョブがHTTPクライアントあるいはHTMLParserで実行中であると判断した場合は、ステップ(7)で、キャンセルフラグを立てて、処理を終了する。
一方、ステップ(3)で、受け取ったコマンドが即時ジョブ削除コマンドでないと判断した場合、ステップ(4)で、即時ジョブプリントコマンドであるか否かを判断し、即時ジョブプリントコマンドでない場合は、ステップ(5)で、スケジュールジョブのプリントコマンドであるため、このジョブをスケジュールジョブリストに登録して、処理を終了する。
一方、ステップ(4)で、即時ジョブプリントコマンドであると判断した場合は、HTTPクライアントに処理が移る。
なお、HTTPクライアント、HTMLParserは1度に複数のジョブを並列的に処理することは行わず、既に別のジョブ処理が動作中である場合、このジョブは即時ジョブリストに登録され、処理が終り次第実行される。
ここで、スケジュールジョブ登録処理について更に詳細に説明する。
図1に示したコア部2は、先ず受け取ったプリントコマンド内のスケジュール印刷モードを検知し、各モードに合わせて実際のWeb Pull Print開始日時を決定する。まず、「Once」モードであった場合、実際のWeb Pull Print開始日時はコマンド内で指定された日付/時刻を使用する。
一方、検知したスケジュール印刷モードが「Weekly」モードであった場合は、実際のWeb Pull Print開始日時は、登録時点の日付/時刻以降でもっとも近い指定曜日に対応する日付と指定時刻とする。
例えば、登録時点の日付/時刻が1日(土曜日)15:00で指定曜日/時刻が土/月/木曜日12:00である場合、実際のWeb Pull Print開始日時は3日(月曜日)12:00となる。
一方、検知したスケジュール印刷モードが「Monthly」モードであった場合は、実際のWeb Pull Print開始日時は、登録時点の日付/時刻以降でもっとも近い指定日付/時刻とする。
例えば、登録時点の日付/時刻が11月1日15:00で指定日付/時刻が1日12:00である場合、実際のWeb Pull Print開始日時は12月1日12:00となる。
一方、検知したスケジュール印刷モードが「Repeate」モードであつた場合、実際のWeb Pull Print開始日時は、指定開始日付/時刻と指定間隔から算出される複数の開始タイミングの中で登録時点の日付/時刻以降でもっとも近いものとする。
例えば、登録時点の日付/時刻が11月1日15:00で指定開始日付/時刻が11月1日12:00、指定間隔が3日と12時間である場合、実際のWeb Pull Print開始日時は11月5日0:00となる。
このようにして各モードに合わせて実際のWeb Pull Print開始日時を決定した後、最も開始日時が早い順に並ぶようにソートしながらスケジュールジョブリストヘ登録する。
以下,図27に示すフローチャートを参照して、図26に示したスケジュールジョブ登録処理について詳述する。
図27は、本発明に係る画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図26に示したスケジュールジョブ登録処理の詳細手順に対応する。なお、(1)〜(4)は各ステップを示す。また、スケジュールジョブ処理は毎分1回定期的に起動されるものとする。
まず、ステップ(1)で、スケジュールジョブリスト内にスケジュールジョブが存在するか否かをチェックし、存在しないと判断した場合は、処理を終了する。
一方、ステップ(1)で、スケジュールジョブリスト内にスケジュールジョブが存在すると判断した場合は、ステップ(2)で、現在の日付/時刻がリストの先頭ジョブの指定開始日付/時刻に達しているか否かを判断し、指定開始日付/時刻に達していないと判断した場合は、処理を終了する。
一方,ステップ(2)で、指定開始日付/時刻に達していると判断した場合には、ステップ(3)で、ジョブのスケジュール印刷モードを即時モードに変更して、図22のステップ(2)におけるコマンド受け取り処理にプリント指示コマンドを送信し、プリント指示コマンドの送信後、コア部2はプリント指示されたジョブの次のWeb Pull Print開始日時を決定し、ステップ(4)で、再度ジョブをスケジュールジョブリストヘ登録して、ステップ(2)へ戻り、再び現在の日付/時刻がリストの先頭ジョブの指定開始日付/時刻に達しているか否かをチェックする。このように、ステップ(2)〜(4)の処理を繰り返すことで、実行時刻に達した全てのスケジュールジョブを確実に実行する。
なお、図22に示したステップ(2)におけるコマンド受け取り処理に送信されたコマンドは、図22に示したステップ(3)で、即時ジョブとして処理されてHTTPクライアント処理に渡され、それ以降は前述と同様の処理が行われる。
なお、本実施例ではネットワークの通信プロトコルにTCP/IPを用いて説明したが、IPX/SPX、AppleTalk等の通信プロトコルを用いても同様の効果が得られる。
また、クライアント端末9とデジタル複写機1間の通信プロトコルにLPR/LPDを用いて説明したがHTTP、FTP等の通信プロトコルを用いても同様の効果が得られる。
以下、本実施形態の特徴的構成について図22等を参照して説明する。
上記のように構成された所定の通信媒体(ネットワーク)を介して複数のサーバまたはクライアントと通信可能な画像処理装置(デジタル複写機1)のデータ処理方法であって、あるいは所定の通信媒体を介して複数のサーバまたはクライアントと通信可能な画像処理装置を制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、いずれかのサーバにアクセスして所定の情報を取得する取得工程(図22のステップ(3))と、前記取得工程により取得した前記所定の情報を解析して出力可能な画像データを生成する生成工程(図22のステップ(5))と、前記生成工程により生成された前記画像データを出力する出力工程(図22のステップ(7))と、前記取得工程がいずれかのサーバにアクセスして前記所定の情報を取得して画像出力するための出力スケジュールを設定する設定工程(図26のステップ(5))と、前記設定工程により設定された出力スケジュールに基づいて前記取得工程,前記生成工程,前記出力工程に対する動作指示を決定する決定工程とを有するので、個々のユーザが設定したサーバにアクセスして所望の情報を取得して意図するタイミングで出力結果を得ることができ、所定の通信媒体を介した個々のユーザからの情報取得要求となるトラフィックが競合して情報伝送効率が低下してしまうことを防止できる。
また、いずれかのサーバに自動接続でき、ユーザによる接続操作および回覧操作負担を軽減でき、定期的にアクセスしている特定のサーバ上の情報資源から更新された最新の情報を自動的に取得して、ユーザが設定したタイミングで出力結果を得ることができる。
また、前記サーバ(WWWサーバ10)は、前記クライアントからアクセス可能なワールドワイドウェブサーバとするので、インターネット上で公開されている意図するホームページを管理するサーバに接続して、ユーザが意図する情報を自動的に取得して出力することができる。
さらに、前記所定の情報は、前記通信媒体を介して公開されている任意のウェブページの情報であって、テキストデータ,画像データを含むので、ユーザが意図するテキストデータ,画像データ等の情報を自動的に取得して出力することができる。
また、前記設定工程は、前記クライアント端末9より送信されるウェブ出力スケジュール情報に基づいて前記出力スケジュールを設定するので、クライアントのユーティリティを利用して、ユーザのクライアントマシンからユーザが意図する出力スケジュールを設定したり、変更したり、削除する等の操作を容易に行うことができる。
さらに、前記設定工程は、操作部5より入力されるウェブ出力スケジュール情報に基づいて前記出力スケジュールを設定するので、画像処理装置に備えられる操作部からユーザが意図する出力スケジュールを設定したり、変更したり、削除する等の操作を容易に行うことができる。
また、前記設定工程により設定される前記出力スケジュールには、前記取得工程が前記サーバにアクセスすべきアクセス先情報,アクセス日時情報,出力日時,画像処理パラメータを含むので、無数のサーバ中から特定のサーバを経由してアクセスされる情報資源を容易に特定し、該特定された情報資源から特定された日時で情報を取得し、かつ、取得した情報を出力するタイミングまでの一連をスケジュールを自在に設定でき、画像処理装置の使用環境に応じて最適なスケジュールを簡単な操作で設定することができる。
以下、図28に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像処理システムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図28は、本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像処理システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図22,図26,図27に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
上記実施形態によれば、ある決まった時刻または繰り返しWWWサーバからデータを取得して印刷する際、ユーザはその時刻になるまで待ってから操作指示を行ったり繰り返し同じ操作を行ったりする必要が無くなるため、操作指示に対するユーザの負荷が軽減される。
また、画像形成装置がWWWサーバからデータを取得するタイミングが分散されるため、ネットワークにかかる負荷も分散される。
1 デジタル複写機
2 コア部
3 ハードディスク
4 ネットワークインタフェース部
5 操作部
6 フォーマッタ部
7 リーダ部
8 プリンタ部
9 クライアント端末
10 WWWサーバ

Claims (6)

  1. 複写機であって、
    原稿を読み取って画像データを生成する読み取り手段と、
    ネットワークを介してWWWサーバと通信する通信手段と、
    前記読み取り手段によって生成された画像データ又は前記WWWサーバから取得したデータを印刷する印刷手段と、
    前記読み取り手段によって生成された画像データを印刷するコピー処理と前記WWWサーバから取得されたデータの印刷を行うWebページ印刷処理の何れかをユーザが選択可能な操作手段であって、当該選択された処理に基づく前記印刷手段による印刷のための印刷設定をユーザに入力させる操作手段と、
    を有し、
    前記操作手段は、
    前記コピー処理が選択された場合、前記印刷設定として、両面印刷を行うか否かの設定をユーザに入力させ、
    前記Webページ印刷処理が選択された場合、両面印刷を行うか否かの設定に加えて、前記WWWサーバから取得されたデータを印刷する際に当該データのタイトルを併せて印刷するか否かの設定又は当該データのURLを併せて印刷するか否かの設定を前記Webページ印刷処理が選択される度に前記印刷設定としてユーザに入力させることを特徴とする複写機。
  2. 前記Webページ印刷処理は、前記WWWサーバから取得されたデータを前記操作手段に表示することなく、前記印刷手段によって印刷する処理であることを特徴とする請求項1記載の複写機。
  3. 前記操作手段は、前記Webページ印刷処理の対象となるデータを示すURLをユーザに入力可能にすることを特徴とする請求項1又は2に記載の複写機。
  4. 前記操作手段からユーザによって入力されたURLをブックマークに登録する登録手段を更に有し、
    前記印刷手段は、前記登録手段によってブックマークに登録されたURLの中から選択されたURLによって特定されるデータを印刷することを特徴とする請求項3記載の複写機。
  5. 前記操作手段は、前記Webページ印刷処理が選択された場合、更に、バックグラウンドの印刷を行うか否かの設定、前記WWWサーバから取得されたデータにリンクされているデータを印刷するか否かの設定、更新文書のみを印刷するか否かの設定のうち、少なくとも一つを入力可能とすることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の複写機。
  6. 複写機の制御方法であって、
    原稿を読み取って画像データを生成する読み取りステップと、
    ネットワークを介してWWWサーバと通信する通信ステップと、
    前記読み取り手段によって生成された画像データ又は前記WWWサーバから取得したデータを印刷する印刷ステップと、
    前記読み取りステップによって生成された画像データを印刷するコピー処理と前記WWWサーバから取得されたデータの印刷を行うWebページ印刷処理の何れかをユーザが選択可能な操作部を制御する制御ステップであって、当該選択された処理に基づく前記印刷ステップによる印刷のための印刷設定をユーザに入力させる操作部を制御する制御ステップと、
    を有し、
    前記制御ステップは、
    前記コピー処理が選択された場合、前記操作部において、前記印刷設定として、両面印刷を行うか否かの設定をユーザに入力可能にし、
    前記Webページ印刷処理が選択された場合、前記操作部において、両面印刷を行うか否かの設定に加えて、前記WWWサーバから取得されたデータを印刷する際に当該データのタイトルを併せて印刷するか否かの設定又は当該データのURLを併せて印刷するか否かの設定を前記Webページ印刷処理が選択される度に前記印刷設定としてユーザに入力可能にすることを特徴とする複写機の制御方法。
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