JP4813553B2 - 2次元コードパターン、2次元コードパターンの表示装置及びその読取装置 - Google Patents

2次元コードパターン、2次元コードパターンの表示装置及びその読取装置 Download PDF

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Description

本発明は、情報データを2次元の画像パターンにて表す2次元コードパターン、2次元コードパターンの表示装置及びその読取装置に関する。
現在、nビット分の情報データを2次元の画像パターンにて表す2次元コードとしてQR(Quick Response)コードの如き各種情報コードが利用されている。又、近年、ディスプレイの表示画面上にライトペンを接触させることにより、このライトペンが接触した表示画面内の座標位置を検出できるようにした座標入力システムが提案された(例えば特許文献1参照)。かかる座標入力システムにおいては、ディスプレイ表示画面内の各座標位置を表す2次元コードをその対応する座標位置上においてマトリクス状に表示させる。この際、ライトペンは、その接触された位置においてディスプレイの表示画面上に表示されている2次元コードパターンを撮影することにより、このライトペンが接触している表示画面上の座標位置を取得するようにしている。
図1は、上記座標入力システムにおいてディスプレイに表示される座標パターンを示す図である。
図1に示される座標パターンは、横方向6ドット、及び縦方向6ドットにて1つの座標位置を表すブロックの複数から構成されている。各ブロックの左端の6ドット及び上端の6ドットは、常時、消灯状態となる(黒塗りにて示す)。その他のドットについては、その座標位置を表すパターンにて点灯又は消灯状態となる。
図2は、図1に示した座標パターンにおける1つのブロックの構成を示す模式図である。
図2においては、各ドットに対応した表示データが1の場合はそのドットが消灯状態にあり、0の場合には点灯状態にあることを示している。従って、図2に示されるように、その上端2行分のドット列と、左端2列分のドット列と、最右下のドットとによる点灯及び消灯パターンは、全てのブロックにおいて共通となる。これにより、各ブロックの境界線上にあるドットが全て消灯状態固定となるので、図1に示されるように、座標パターン全体としてブロックごとに表示領域が分割された格子状のイメージパターンが表示されることになる。尚、図2に示されるα2・β2のドットは、1つのブロックにおける座標の基準を表わすドット、いわゆる座標基準点となる。
そして、各ブロック内において、上記の如き固定の表示データを与えられたドット以外の15個のドットは、座標パターン全体における当該ブロックの相対位置を表わす情報を表示するために用いられる。図2に示されるX0〜X7のドットは、夫々の点灯状態/消灯状態によってそのブロックのX座標位置を表す。Y0〜Y6のドットは、夫々の点灯状態/消灯状態によってそのブロックのY座標位置を表すものである。
よって、図1に示される座標パターンから座標情報を取得するにあたり、ライトペンは、先ず、この座標パターンを撮影して得られた撮影画像信号に基づき、縦方向に連続して6ドット分の消灯状態が連続し且つ横方向に連続して6ドット分の消灯状態が連続する、ブロック境界ドット列の位置を検出する。この際、ブロック境界ドット列、つまり図2の[β1、α1]〜[β1、α6]ドット列及び[β2、α1]〜[β6、α1]ドット列が検出できれば、図2に示されるX0〜X7及びY0〜Y6ドット各々の位置を特定することが出来る。そこで、ライトペンは、撮影画像信号中に、常に、少なくとも1つのブロックに対応した画像信号が含まれるように、ブロック9個分の領域、つまり縦方向(6ドット×3倍)×横方向(6ドット×3倍)の領域を同時に撮影するようにしている。そして、ライトペンは、かかる撮影画像信号から検出された上記ブロック境界ドット列の位置に基づき、この撮影画像信号中からX0〜X7及びY0〜Y6ドット各々に対応した画像パターンを抽出し、この画像パターンによって表される座標位置を取得する。
よって、このような方法では、撮影画像信号中に常に1つのブロックを含ませる為に、そのブロックの9倍の領域を撮影して得られた撮影画像信号に対して上記の如き信号処理を施さなければならない。従って、2次元コードパターンを読み取るのに費やされる処理時間が長いという問題があった。
特開2002−082763号公報
本発明は、高速に且つ精度良く読取りを行うことが可能な2次元コードパターン、並びに2次元コードパターンの表示装置及びその読取装置を提供することを目的とする。
本発明による2次元コードパターンは、N列×M行に配列された画素のブロックからなる2次元コードパターンであって、前記ブロック各々内の所定の第1画素群に属する各画素が境界位置を表す所定の発光パターンにて点灯状態又は消灯状態となる境界パターンと、前記ブロック各々内の所定の第2画素群に属する各画素が前記ブロックの読取時における回転角を検出し得る発光パターンにて点灯状態又は消灯状態となる回転検出パターンと、前記ブロック内の第1〜第4象限領域各々の内で前記第1象限領域に属する前記画素各々と前記第3象限領域に属する前記画素各々とが共に第1情報データに応じた点灯状態又は消灯状態になると共に、前記第2象限領域に属する前記画素各々と前記第4象限領域に属する前記画素各々とが共に第2情報データに応じた点灯状態又は消灯状態になる情報パターンと、を含む。
又、本発明による2次元コードパターンの表示装置は、N列×M行に配列された画素のブロックからなる2次元コードパターンを表示する表示装置であって、前記2次元コードパターンは、前記ブロック各々内の所定画素群に属する各画素が境界位置を表す所定の発光パターンにて点灯状態又は消灯状態となる境界パターンと、 前記ブロック各々内の所定の第2画素群に属する各画素が前記ブロックの読取時における回転角を検出し得る発光パターンにて点灯状態又は消灯状態となる回転検出パターンと、前記ブロック内の第1〜第4象限領域各々の内で前記第1象限領域に属する前記画素各々と前記第3象限領域に属する前記画素各々とが共に第1情報データに応じた点灯状態又は消灯状態になると共に前記第2象限領域に属する前記画素各々と前記第4象限領域に属する前記画素各々とが共に第2情報データに応じた点灯状態又は消灯状態になる情報パターンと、を含み、前記2次元コードパターンの複数を表示画面内においてマトリクス状に表示させる表示駆動手段を有する。
又、本発明による読取装置は、N列×M行に配列された画素のブロックからなる2次元コードパターンの複数がマトリクス状に配列されて表示されている表示画面又は印刷物から前記2次元コードパターンの読取を行う読取装置であって、前記2次元コードパターンの各々は、前記ブロック各々内の所定画素群に属する各画素が境界位置を表す所定の発光パターンにて点灯状態又は消灯状態となる境界パターンと、前記ブロック各々内の所定の第2画素群に属する各画素が前記ブロックの読取時における回転角を検出し得る発光パターンにて点灯状態又は消灯状態となる回転検出パターンと、前記ブロック内の第1〜第4象限領域各々の内で前記第1象限領域に属する前記画素各々と前記第3象限領域に属する前記画素各々とが共に第1情報データに応じた点灯状態又は消灯状態になると共に前記第2象限領域に属する前記画素各々と前記第4象限領域に属する前記画素各々とが共に第2情報データに応じた点灯状態又は消灯状態になる情報パターンと、を含み、前記ブロックに相当する撮影範囲毎に前記表示画面又は印刷物を撮影して撮影画像信号を得るイメージセンサと、前記撮影画像信号中から前記境界パターン同士が交叉する点をブロック基準点として検出する手段と、前記撮影範囲内における前記ブロック基準点の存在位置に応じた領域に属する前記画素各々の点灯及び消灯状態に基づいて前記第1情報データ及び前記第2情報データを夫々抽出する手段と、を有する。
表示画面又は紙面上を撮影する際の撮影範囲が2次元コードパターンにおける1ブロックに相当する大きさであっても、且つ如何なる位置でその読み取りが為されても、情報データを取得することが可能となる。よって、上記ブロックの全てを読み取るべくこのブロックの領域の数倍の領域を撮影し、その撮影画像信号中から情報データの抽出を行う場合に比して処理対象となるデータ量が少なくなるので、高速な読取が為されるようになる。
従来の座標パターンの表示形態を示す図である。 図1に示した座標パターンにおける1つのブロックの構成を示す模式図である。 本発明を採用して座標情報を2次元コードパターン化したものを表示しこれを読み取るようにした電子黒板の概略構成を示す図である。 図3に示されるPDP100における画素セルP及び画素ブロックPBの配列の一部を示す図である。 本発明に基づく2次元コードパターンとしての座標読取単位ブロックの一例を示す図である。 PDP100を駆動する際の発光駆動シーケンスの一例を示す図である。 PDP100に表示される黒板画像の一例を示す図である。 PDP100に表示される座標読取単位ブロック毎の2次元コードパターン画像パターンの一例を示す図である。 図3に示される電子チョーク9の内部構成を示す図である。 イメージセンサ91による撮影範囲RMと座標読取単位ブロックとの対応関係を表す図である。 電子チョーク9の座標情報抽出回路96における座標情報抽出フローを示す図である。 座標回転演算処理によって為される回転補正動作を説明する為の図である。 イメージセンサ91による撮影範囲RM内での領域A〜Dを表す図である。 ブロック基準点が撮影範囲RM内の領域Aに存在する場合に実施される座標情報抽出処理Aによるサブルーチンフローを示す図である。 ブロック基準点が撮影範囲RM内の領域Bに存在する場合に実施される座標情報抽出処理Bによるサブルーチンフローを示す図である。 ブロック基準点が撮影範囲RM内の領域Cに存在する場合に実施される座標情報抽出処理Cによるサブルーチンフローを示す図である。 ブロック基準点が撮影範囲RM内の領域Dに存在する場合に実施される座標情報抽出処理Dによるサブルーチンフローを示す図である。 撮影範囲RM内の領域Aに座標読取単位ブロックのブロック基準点が存在する場合の形態の一例を示す図である。 撮影範囲RM内の領域Bに座標読取単位ブロックのブロック基準点が存在する場合の形態の一例を示す図である。 撮影範囲RM内の領域Cに座標読取単位ブロックのブロック基準点が存在する場合の形態の一例を示す図である。 座標読取単位ブロックの他の一例を示す図である。 座標読取単位ブロックの他の一例を示す図である。 PDP100の表示画面内において夫々別の画像領域にて座標位置情報とURL情報とを2次元コードパターン化して表示する際の表示例を示す図である。 座標読取単位ブロックの他の一例を示す図である。
主要部分の符号の説明
4 駆動制御回路
7,16 2次元コード変換回路
9 電子チョーク
91 イメージセンサ
96 座標情報抽出回路
100 プラズマディスプレイパネル
本発明による2次元コードパターンは、N列×M行に配列された画素のブロック各々内の所定の第1画素群に属する各画素が境界位置を表す所定の発光パターンにて点灯状態又は消灯状態となる境界パターンと、ブロック各々内の所定の第2画素群に属する各画素がこのブロックの読取時における回転角を検出し得る発光パターンにて点灯状態又は消灯状態となる回転検出パターンと、このブロック内の第1象限領域に属する画素各々と第3象限領域に属する画素各々とが共に第1情報データに応じた点灯状態又は消灯状態になると共に第2象限領域に属する画素各々と第4象限領域に属する画素各々とが共に第2情報データに応じた点灯状態又は消灯状態になる情報パターンと、を含むものである。この際、本発明においては、かかる2次元コードパターンの複数がマトリクス状に配列されてなる画像をディスプレイの表示画面上に表示する。そして、上記の如く複数の2次元コードパターンがマトリクス状に表示されている表示画面又は紙面上から、この2次元コードパターンを読み取るにあたり、先ず、上記ブロックに相当する撮影範囲毎に表示画面又は印刷物を撮影して撮影画像信号を得る。次に、この撮影画像信号中から上記境界パターン同士が交叉する点をブロック基準点として検出し、上記撮影範囲内におけるブロック基準点の存在位置に応じた領域に属する画素各々の点灯及び消灯状態に基づいて上記第1及び第2情報データを夫々抽出する。
図3は、本発明に基づく電子黒板の構成を示す図である。
尚、かかる電子黒板は、使用者が電子チョーク(後述する)の先端をプラズマディスプレイパネルの画面に接触させながら移動させた際の移動軌跡をそのままこの表示画面上に表示させるものである。
図3において、電子黒板本体としてのプラズマディスプレイパネル100(以下、PDP100と称する)は、黒板面を担う透明な前面基板(図示せぬ)と、背面基板(図示せぬ)とを備える。前面基板及び背面基板間には放電ガスが封入された放電空間が存在する。前面基板上には、夫々表示面の水平方向(横方向)に伸長している複数の行電極が形成されている。一方、背面基板上には、表示面の垂直方向(縦方向)に伸長している複数の列電極が形成されている。各行電極と列電極との交叉部(放電空間を含む)には画素セルが形成されている。尚、画素セルは、図3に示す如く、赤色で発光する画素セルPR、緑色で発光する画素セルPG、及び青色で発光する画素セルPBの3種類からなる。
黒板面画像データメモリ1には、PDP100の画面全面に表示させるべき黒板面(例えば黒一色)を表す黒板面画像データが予め記憶されている。黒板面画像データメモリ1は、上記黒板面画像データを順次読み出し、これを黒板面画像データDBBとして画像重畳回路2に供給する。
画像重畳回路2は、黒板面画像データDBBにて示される黒板面画像と、外部入力画像データ信号DINにて示される画像と、表示画像データ信号DTR(後述する)にて示される画像とを重畳させた画像を各画素セルP毎に示す画素データPDを生成し、SF画素駆動データ生成回路3及び駆動制御回路4の各々に供給する。尚、画像重畳回路2は、駆動制御回路4(後述する)から黒板表示解除信号が供給された場合には、外部入力画像データ信号DINにて示される画像と、表示画像データ信号DTRにて示される画像とを重畳させた画像を各画素セルP毎に示す画素データPDをSF画素駆動データ生成回路3及び駆動制御回路4の各々に供給する。
SF画素駆動データ生成回路3は、各画素データPD毎に、その画素データPDによって示される輝度レベルに応じて、サブフィールドSF1〜SF8(後述する)各々において各画素セルPの状態を点灯モード及び消灯モードの内の一方の状態に設定させるべき画素駆動データGD1〜GD8を生成してアドレスドライバ5に供給する。
座標データメモリ6には、隣接する複数の画素セルPからなる画素ブロック毎に、その画素ブロックが位置するPDP100の画面内での座標位置(X、Y)を示す座標データが予め記憶されている。例えば、図4に示す如き、8行×8列分の画素セルPからなる画素ブロックPB(太線枠にて囲まれた領域)毎に、その画素ブロックPBにおけるPDP100の画面内におけるX方向(横方向)及びY方向(縦方向)での座標位置を示す座標データが対応づけされて座標データメモリ6に記憶されている。座標データメモリ6は、かかる座標データを読み出して2次元コード変換回路7に供給する。
2次元コード変換回路7は、かかる座標データを、2次元コードとしての図5(a)に示す如き(8×8)画素のブロックからなる座標読取単位ブロック毎に、64個の画素データ片に夫々変換する。尚、かかる座標読取単位ブロックは、PDP100の表示画面上の座標位置を表す際の1単位となるものであり、図5(b)に示す如き境界パターン、図5(c)に示す如き回転検出パターン、図5(d)に示す如きX座標パターン及び図5(e)に示す如きY座標パターンの組み合わせからなる。境界パターンは、図5(b)に示す如く、8×8画素ブロックの最下端の1行分(8個)の画素群及び最右端の1列分(8個)の画素群が全て点灯状態となるものである。この際、これら最下端の画素群と、最右端の画素群との交点に位置する三角印にて示される画素がブロック基準点となる。又、回転検出パターンは、十字状に配置されている1行分(7個)の画素セル及び1列分(7個)の画素セルが、夫々図5(c)に示す如き形態にて点灯状態又は消灯状態になるものである。又、X座標パターンは、図5(d)に示す如き3行×3列の画素ブロック内の各画素が、上記座標データに基づくX方向の座標位置を表すビットX1〜X9各々に応じた状態(点灯状態又は消灯状態)となるものである。又、Y座標パターンは、図5(e)に示す如き3行×3列の画素ブロック内の各画素が、上記座標データに基づくY方向の座標位置を表すビットY1〜Y8の各々に応じた状態(点灯状態又は消灯状態)となるものである。つまり、座標読取単位ブロックは、図5(a)に示す如く上記境界パターンに上記回転検出パターンを組合せ、この回転検出パターンによって形成される第1象限領域及び第3象限領域に夫々同一のX座標を表すX座標パターンを配置し、第2象限領域及び第4象限領域に夫々同一のY座標を表すY座標パターンを配置してなるものである。
2次元コード変換回路7は、上記座標読取単位ブロック内の64個の各画素に対応づけして、点灯状態となる画素に対しては例えば論理レベル1、消灯状態となる画素に対しては論理レベル0を示す画素駆動データGD0を生成し、アドレスドライバ5に供給する。
駆動制御回路4は、サブフィールド法に基づく図6に示されるが如き発光駆動シーケンスに基づき、1フレーム(又は1フィールド)の表示期間内において、2次元コード表示駆動行程と、主画像表示駆動行程と、を順次実行する。この際、主画像表示駆動行程では、駆動制御回路4は、図6に示す如き8つのサブフィールドSF1〜SF8各々においてアドレス行程W及びサスティン行程Iを順次実行する。尚、駆動制御回路4は、サブフィールドSF1に限り、アドレス行程Wに先立ち、リセット行程Rを実行する。又、2次元コード表示駆動行程では、駆動制御回路4は、図6に示す如きサブフィールドSF0において、リセット行程R、アドレス行程W及びサスティン行程Iを順次実行する。尚、上記主画像表示駆動行程の後には、所定期間長を有するブランキング期間BTが設けられている。
駆動制御回路4は、上記リセット行程R、アドレス行程W及びサスティン行程I各々の実行によって、PDP100を以下の如く駆動すべき各種制御信号を発生して、アドレスドライバ5及び行電極ドライバ8の各々に供給する。
この際、上記リセット行程Rの実行に応じて、行電極ドライバ8は、PDP100の全画素セルPの状態を点灯モードの状態に初期化すべきリセットパルスをPDP100の全行電極に印加する。
次に、アドレス行程Wの実行に応じて、アドレスドライバ5は、このアドレス行程Wが属するサブフィールドSFに対応した画素駆動データGDに応じた電圧を有する画素データパルスを発生する。すなわち、アドレスドライバ5は、例えばサブフィールドSF1のアドレス行程Wでは上記画素駆動データGD1に応じた画素データパルスを発生し、サブフィールドSF2のアドレス行程Wでは上記画素駆動データGD2に応じた画素データパルスを発生する。この際、例えば、画素セルPを点灯モードの状態に設定させることを示す画素駆動データGDが供給された場合には、アドレスドライバ5は、高電圧の画素データパルスを発生する一方、消灯モードの状態に設定させることを示す画素駆動データGDが供給された場合には、低電圧の画素データパルスを発生する。
この間、行電極ドライバ8は、1表示ライン分ずつの画素データパルス群の印加タイミングに同期して、走査パルスをPDP100の行電極各々に順次印加して行く。かかる動作により、走査パルスの印加が為された行電極に属する1表示ライン分の画素セルP各々が、上記画素データパルスに応じた状態(点灯モード又は消灯モード)に設定される。
次に、サスティン行程Iの実行に応じて、行電極ドライバ8は、そのサスティン行程Iが属するサブフィールドSFに割り当てられている発光期間に亘り、上記点灯モード状態にある画素セルPのみを繰り返し放電発光させるべきサスティンパルスをPDP100の全行電極に印加する。尚、図6に示される実施例においては、サブフィールドSF0には最小の発光期間で最小のサスティンパルス数が割り当てられている。
ここで、図6に示す如き主画像表示駆動行程(サブフィールドSF1〜SF8)の実行によれば、各画素セルが画素データPDによって示される輝度レベルに応じた輝度で発光することになる。よって、黒板面(例えば黒一色)を表す黒板面画像データDBBに基づいて生成された画素データPDによれば、例えば図7(a)に示す如き黒板面を表す画像がPDP100の全画面に表示される。
一方、図6に示す如き2次元コード表示駆動行程(サブフィールドSF0)の実行によれば、上記座標データに基づく画素駆動データGD0に応じて、サブフィールドSF0のサスティン行程Iにて各画素セルPの発光が為される。すなわち、図4に示す如き画素ブロックPB各々の座標位置を表す2次元コードによる点灯及び消灯パターンが、図8に示す如く各画素ブロックPBの座標位置上において夫々形成される。尚、上述した如くサブフィールドSF0のサスティン行程Iに割り当てられている発光期間は、上記2次元コードに基づく点灯及び消灯パターンを視覚することが出来ない程度に短期間に設定されている。又、サブフィールドSF0の直前には、図6に示す如きブランキング期間BTが存在する。これにより、サブフィールドSF0において放出された光を以下の電子チョークにて取り込む際における、サブフィールドSF8での残光の影響が排除される。
電子チョーク9は、PDP100の表示画面を、画素ブロックPB単位にて撮影して得られた撮影画像信号中から上記2次元コードに基づく点灯及び消灯パターンを抽出し、この点灯及び消灯パターンに対応した座標位置を示す座標信号を無線送信する。
図9は、かかる電子チョーク9の内部構成の一例を示す図である。
図9において、対物レンズ90は、PDP100の表示画面から照射された表示光を集光してこれをイメージセンサ91の受光面に照射する。ノイズセンサ92は、PDP100における各画素セルPにおいて生起される放電に伴ってPDP100の画面から放出されるノイズ、つまり赤外線、紫外線、又は電磁波の放出を検出した時に論理レベル1となるパルス状のノイズ検出信号NZを発生しこれをフレーム同期検出回路93に供給する。この際、1フレーム(又は1フィールド)表示期間内においてサブフィールドSF0〜SF8の実行期間中は各種放電が生起されるのでこの放電が生起される度に、図6に示す如く論理レベル1となるパルス状のノイズ検出信号NZが生成される。ところが、サブフィールドSF8終了後のブランキング期間BTでは放電が生起されないので、この間、図6に示されるようにノイズ検出信号NZは論理レベル0となる。フレーム同期検出回路93は、ノイズ検出信号NZに応じて、図6に示されるサブフィールドSF0のサスティン行程Iの実行期間中のみ論理レベル1、その他の期間は論理レベル0となる画像取込信号CVを生成し、これをイメージセンサ91に供給する。
イメージセンサ91は、対物レンズ90から供給された表示光を、図8に示す如き破線で囲まれた撮影範囲RM毎に受光する受光面を有する。尚、撮影範囲RMは、図8に示すように、8×8画素セルからなる画素ブロックPBの1つから照射された光のみを読み取ることが可能な範囲である。イメージセンサ91は、かかる受光面にて受光した表示光を、図6に示す如き論理レベル1の画像取込信号CVが供給されている間だけ取り込み、その表示光に対応した画像信号を撮影画像信号SGとして画像処理回路94に供給する。すなわち、イメージセンサ91は、2次元コード表示駆動行程(サブフィールドSF0)の実行によって表示された点灯及び消灯パターン、つまり画素ブロックPBの座標位置を表す2次元コードパターンに対応した撮影画像信号SGを画像処理回路94に供給するのである。電子チョーク9の先端部に設けられた筆圧センサ95は、その先端部がPDP100の画面上に押しつけられている間に亘り、黒板面への描画中であることを示す描画実行信号を生成し、これを画像処理回路94に供給する。画像処理回路94は、かかる描画実行信号が供給されている間に限り、上記イメージセンサ91から供給された撮影画像信号SGを取り込む。そして、画像処理回路94は、かかる撮影画像信号SG中から各画素セルPの発光重心点において得られた信号レベルのみをサンプリングし、そのサンプル値によるデータ系列を2次元コードデータCDDとして座標情報抽出回路96に供給する。この際、画像処理回路94は、撮影画像信号SGによって表される境界パターン(後述する)に基づいて上記発光重心点を検出する。上記の如きサンプリング動作により、画像処理回路94は、図10に示す如き撮影範囲RM内の8行×8列分の64個の画素位置各々に対応した64個のサンプルによるデータ系列からなる2次元コードデータCDDを生成して座標情報抽出回路96に供給する。更に、画像処理回路94は、撮影画像信号SGによって示される輝度レベルが所定輝度よりも高い輝度側に偏っている場合には、外光が強いと判断してこれを抑制させるべきオフセット信号をイメージセンサ91に供給する。この際、イメージセンサ91は、撮影画像信号SGに対して、上記オフセット信号に応じたコントラスト調整を施す。
座標情報抽出回路96は、所定期間毎に図11に示す如き座標情報抽出フローに従った動作を行うことにより、2次元コードデータCDDに基づく表示画面上の座標位置情報を抽出しこれを座標データZDとして無線送信回路98に供給する。
図11において、先ず、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM毎に得られる2次元コードデータCDDに基づく画像を取得したか否かを判定する(ステップS1)。かかるステップS1において2次元コードデータCDDに基づく画像を取得したと判定された場合、座標情報抽出回路96は、かかる2次元コードデータCDDに基づく取得画像に対して例えば、電子チョーク9の傾斜使用に起因する台形状の歪みを補正すべき歪み補正処理を施す(ステップS2)。次に、座標情報抽出回路96は、かかる歪み補正処理の施された上記取得画像中に、図5(b)に示す如き境界パターンの全て又は一部が存在するか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3において、境界パターンの全て又は一部が存在すると判定された場合、座標情報抽出回路96は、その境界パターンに基づいて、その回転角が0、90、180、270度のどれかになるように回転させるべき回転処理を上記取得画像に対して施す(ステップS4)。次に、座標情報抽出回路96は、かかる回転処理の施された取得画像中から回転検出パターンを検出したか否かを判定する(ステップS5)。かかるステップS5において回転検出パターンが検出されなかったと判定された場合、或いは、上記ステップS3において境界パターンが検出されなかったと判定された場合、又は上記ステップS1において画像取得が為されなかったと判定された場合、座標情報抽出回路96は、所定の不具合処理(説明せず)を実行する(ステップS0)。一方、上記ステップS5において回転検出パターンを検出したと判定された場合、座標情報抽出回路96は、この回転検出パターンに基づきこの取得画像に対して正しい角度(0度)に回転させるべき回転補正処理を施す(ステップS6)。次に、座標情報抽出回路96は、境界パターンが表れた画素位置各々の内から図5(b)の三角印にて示されるが如きブロック基準点が位置する画素位置を検出しこれを基準位置(P、Q)とする(ステップS7)。尚、基準位置(P、Q)のPは図10に示される撮影範囲RM内の列方向の位置、Qは行方向の位置を表す。
次に、座標情報抽出回路96は、基準位置(P、Q)が図13に示されるが如き撮影範囲RMの領域A、つまり第1行〜第4行及び第1列〜第4列内の領域に含まれるか否かを判定する(ステップS8)。ステップS8において、基準位置(P、Q)が領域Aに含まれると判定された場合、座標情報抽出回路96は、図14に示す座標情報抽出処理A(後述する)にて示される手順にて、回転補正2次元コードデータから座標情報を抽出しこれを表す座標データZDを無線送信回路98に供給する(ステップS9)。
一方、上記ステップS8において基準位置(P、Q)が領域Aに含まれないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、かかる基準位置(P、Q)が図13に示されるが如き撮影範囲RM内の領域B、つまり第1行〜第4行及び第5列〜第8列内の領域に含まれるか否かを判定する(ステップS10)。ステップS10において、基準位置(P、Q)が領域Bに含まれると判定された場合、座標情報抽出回路96は、図15に示す座標情報抽出処理B(後述する)にて示される手順にて、回転補正2次元コードデータから座標情報を抽出しこれを表す座標データZDを無線送信回路98に供給する(ステップS11)。
一方、上記ステップS10において基準位置(P、Q)が領域Bに含まれないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、かかる基準位置(P、Q)が図13に示されるが如き撮影範囲RM内の領域C、つまり第5行〜第8行及び第5列〜第8列内の領域に含まれるか否かを判定する(ステップS12)。ステップS12において、基準位置(P、Q)が領域Cに含まれると判定された場合、座標情報抽出回路96は、図16に示す座標情報抽出処理C(後述する)にて示される手順にて、回転補正2次元コードデータから座標情報を抽出しこれを表す座標データZDを無線送信回路98に供給する(ステップS13)。
一方、上記ステップS12において基準位置(P、Q)が領域Cに含まれないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、基準位置(P、Q)が領域D、つまり第5行〜第8行及び第1列〜第4列内に含まれていると判定する。この際、座標情報抽出回路96は、図17に示す座標情報抽出処理D(後述する)にて示される手順にて、回転補正2次元コードデータから座標情報を抽出しこれを表す座標データZDを無線送信回路98に供給する(ステップS14)。
以下に、上記ステップS9、S11、S13、S14にて実行される座標情報抽出処理A〜Dについて説明する。
先ず、基準位置(P、Q)が領域Aに含まれる場合に上記ステップS9において実施される座標情報抽出処理Aについて図14を参照しつつ説明する。
図14において、先ず、座標情報抽出回路96は、基準位置(P、Q)にて示されるQが第1行を表すか否かを判定する(ステップS91)。ステップS91において基準位置(P、Q)にて示されるQが第1行を表すと判定された場合には、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RMの、
[第(P+1)列〜第(P+3)列、第6行〜第8行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した9個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをX方向の座標位置を表すビットX1〜X9としてX座標レジスタ(図示せぬ)に記憶する(ステップS92)。
一方、上記ステップS91において、基準位置(P、Q)にて示されるQが第1行を表さないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、このQが第2行を表すか否かを判定する(ステップS93)。ステップS93において基準位置(P、Q)にて示されるQが第2行を表すと判定された場合には、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第(P+1)列〜第(P+3)列、第1行]
及び[第(P+1)列〜第(P+3)列、第7行〜第8行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した9個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをX方向の座標位置を表すビットX1〜X9としてX座標レジスタに記憶する(ステップS94)。
一方、上記ステップS93において、基準位置(P、Q)にて示されるQが第2行を表さないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、このQが第3行を表すか否かを判定する(ステップS95)。ステップS95において基準位置(P、Q)にて示されるQが第3行を表すと判定された場合には、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第(P+1)列〜第(P+3)列、第1行〜第2行]
及び[第(P+1)列〜第(P+3)列、第8行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した9個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをX方向の座標位置を表すビットX1〜X9としてX座標レジスタに記憶する(ステップS96)。
一方、上記ステップS95において、基準位置(P、Q)にて示されるQが第3行を表さないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、このQが第4行であると判定する。この際、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第(P+1)列〜第(P+3)列、第1行〜第3行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した9個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをX方向の座標位置を表すビットX1〜X9としてX座標レジスタに記憶する(ステップS97)。
上記ステップS92、S94、S96又はS97の終了後、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第(P+1)列〜第(P+3)列、第(Q+1)行〜第(Q+3)行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した8個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをY方向の座標位置を表すビットY1〜Y8としてY座標レジスタ(図示せぬ)に記憶する(ステップS98)。そして、座標情報抽出回路96は、上記X座標レジスタに記憶されているビットX1〜X9をPDP100の表示画面上のX方向(横方向)における座標位置、上記Y座標レジスタに記憶されているビットY1〜Y8をPDP100の表示画面上のY方向(縦方向)における座標位置として夫々表す座標データZDを無線送信回路98に供給する(ステップS99)。
次に、上記基準位置(P、Q)が領域Bに含まれる場合に上記ステップS11において実施される座標情報抽出処理Bについて図15を参照しつつ説明する。
図15において、先ず、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第(P-3)列〜第(P-1)列、第(Q+1)行〜第(Q+3)行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した9個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをX方向の座標位置を表すビットX1〜X9としてX座標レジスタに記憶する(ステップS111)。
次に、座標情報抽出回路96は、上記基準位置(P、Q)にて示されるPが第5列を表すか否かを判定する(ステップS112)。ステップS112において基準位置(P、Q)にて示されるPが第5列を表すと判定された場合には、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RMの、
[第6列〜第8列、第(Q+1)行〜第(Q+3)行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した8個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをY方向の座標位置を表すビットY1〜Y8としてY座標レジスタに記憶する(ステップS113)。
一方、上記ステップS112において、基準位置(P、Q)にて示されるPが第5列を表さないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、このPが第6列を表すか否かを判定する(ステップS114)。ステップS114において基準位置(P、Q)にて示されるPが第6列を表すと判定された場合には、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第1列、第(Q+1)行〜第(Q+3)行]
及び[第7列〜第8列、第(Q+1)行〜第(Q+3)行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した8個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをY方向の座標位置を表すビットY1〜Y8としてY座標レジスタに記憶する(ステップS115)。
一方、上記ステップS114において、基準位置(P、Q)にて示されるPが第6列を表さないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、このPが第7列を表すか否かを判定する(ステップS116)。ステップS116において基準位置(P、Q)にて示されるPが第7列を表すと判定された場合には、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第1列〜第2列、第(Q+1)行〜第(Q+3)行]
及び[第8列、第(Q+1)行〜第(Q+3)行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した8個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをY方向の座標位置を表すビットY1〜Y8としてY座標レジスタに記憶する(ステップS117)。
一方、上記ステップS116において、基準位置(P、Q)にて示されるPが第7列を表さないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、このPが第8列であると判断する。この際、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第1列〜第3列、第(Q+1)行〜第(Q+3)行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した8個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをY方向の座標位置を表すビットY1〜Y8としてY座標レジスタに記憶する(ステップS118)。
上記ステップS113、S115、S117又はS118の実行後、座標情報抽出回路96は、上記X座標レジスタに記憶されているビットX1〜X9をPDP100の表示画面上のX方向(横方向)における座標位置、上記Y座標レジスタに記憶されているビットY1〜Y8をPDP100の表示画面上のY方向(縦方向)における座標位置として夫々表す座標データZDを無線送信回路98に供給する(ステップS119)。
次に、基準位置(P、Q)が領域Cに含まれる場合に上記ステップS13において実施される座標情報抽出処理Cについて図16を参照しつつ説明する。
図16において、先ず、座標情報抽出回路96は、基準位置(P、Q)にて示されるQが第5行を表すか否かを判定する(ステップS131)。ステップS131において基準位置(P、Q)にて示されるQが第5行を表すと判定された場合には、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RMの、
[第(P-3)列〜第(P-1)列、第6行〜第8行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した9個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをX方向の座標位置を表すビットX1〜X9としてX座標レジスタに記憶する(ステップS132)。
一方、上記ステップS131において、基準位置(P、Q)にて示されるQが第5行を表さないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、このQが第6行を表すか否かを判定する(ステップS133)。ステップS133において基準位置(P、Q)にて示されるQが第6行を表すと判定された場合には、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第(P-3)列〜第(P-1)列、第1行]
及び[第(P-3)列〜第(P-1)列、第7行〜第8行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した9個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをX方向の座標位置を表すビットX1〜X9としてX座標レジスタに記憶する(ステップS134)。
一方、上記ステップS133において、基準位置(P、Q)にて示されるQが第6行を表さないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、このQが第7行を表すか否かを判定する(ステップS135)。ステップS135において基準位置(P、Q)にて示されるQが第7行を表すと判定された場合には、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第(P-3)列〜第(P-1)列、第1行〜第2行]
及び[第(P-3)列〜第(P-1)列、第8行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した9個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをX方向の座標位置を表すビットX1〜X9としてX座標レジスタに記憶する(ステップS136)。
一方、上記ステップS135において、基準位置(P、Q)にて示されるQが第7行を表さないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、このQが第8行であると判定する。この際、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第(P-3)列〜第(P-1)列、第1行〜第3行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した9個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをX方向の座標位置を表すビットX1〜X9としてX座標レジスタに記憶する(ステップS137)。
上記ステップS132、S134、S136又はS137の終了後、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第(P-3)列〜第(P-1)列、第(Q-3)行〜第(Q-1)行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した8個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをY方向の座標位置を表すビットY1〜Y8としてY座標レジスタに記憶する(ステップS138)。そして、座標情報抽出回路96は、上記X座標レジスタに記憶されているビットX1〜X9をPDP100の表示画面上のX方向(横方向)における座標位置、上記Y座標レジスタに記憶されているビットY1〜Y8をPDP100の表示画面上のY方向(縦方向)における座標位置として夫々表す座標データZDを無線送信回路98に供給する(ステップS139)。
次に、上記基準位置(P、Q)が領域Dに含まれる場合に上記ステップS14において実施される座標情報抽出処理Dについて、図17を参照しつつ説明する。
図17において、先ず、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第(P+1)列〜第(P+3)列、第(Q-3)行〜第(Q-1)行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した9個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをX方向の座標位置を表すビットX1〜X9としてX座標レジスタに記憶する(ステップS141)。
次に、座標情報抽出回路96は、上記基準位置(P、Q)にて示されるPが第1列を表すか否かを判定する(ステップS142)。ステップS142において基準位置(P、Q)にて示されるPが第1列を表すと判定された場合には、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RMの、
[第6列〜第8列、第(Q-3)行〜第(Q-1)行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した8個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをY方向の座標位置を表すビットY1〜Y8としてY座標レジスタに記憶する(ステップS143)。
一方、上記ステップS142において、基準位置(P、Q)にて示されるPが第1列を表さないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、このPが第2列を表すか否かを判定する(ステップS144)。ステップS144において基準位置(P、Q)にて示されるPが第2列を表すと判定された場合には、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第1列、第(Q-3)行〜第(Q-1)行]
及び[第7列〜第8列、第(Q-3)行〜第(Q-1)行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した8個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをY方向の座標位置を表すビットY1〜Y8としてY座標レジスタに記憶する(ステップS145)。
一方、上記ステップS144において、基準位置(P、Q)にて示されるPが第2列を表さないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、このPが第3列を表すか否かを判定する(ステップS146)。ステップS146において基準位置(P、Q)にて示されるPが第3列を表すと判定された場合には、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第1列〜第2列、第(Q-3)行〜第(Q-1)行]
及び[第8列、第(Q-3)行〜第(Q-1)行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した8個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをY方向の座標位置を表すビットY1〜Y8としてY座標レジスタに記憶する(ステップS147)。
一方、上記ステップS146において、基準位置(P、Q)にて示されるPが第3列を表さないと判定された場合、座標情報抽出回路96は、このPが第4列であると判断する。この際、座標情報抽出回路96は、図10に示される撮影範囲RM内の、
[第1列〜第3列、第(Q-3)行〜第(Q-1)行]
なる範囲内に存在する画素位置各々に対応した8個のサンプルを回転補正2次元コードデータから抽出し、これらをY方向の座標位置を表すビットY1〜Y8としてY座標レジスタに記憶する(ステップS148)。
上記ステップS143、S145、S147又はS148の実行後、座標情報抽出回路96は、上記X座標レジスタに記憶されているビットX1〜X9をPDP100の表示画面上のX方向(横方向)における座標位置、上記Y座標レジスタに記憶されているビットY1〜Y8をPDP100の表示画面上のY方向(縦方向)における座標位置として夫々表す座標データZDを無線送信回路98に供給する(ステップS149)。
以下に、図11及び図14〜図17なる動作によって為される座標情報抽出動作例について説明する。
先ず、使用者が電子チョーク9をPDP100の表示画面上に接触させた際に、この電子チョーク9のイメージセンサ91による撮影範囲RMが図18に示す如き状態となった場合の動作について説明する。この際、境界パターン中のブロック基準点(三角印にて示す)の基準位置(P、Q)は(3、3)であり、撮影範囲RMの領域A中に存在する。よって、図14に示す如き座標情報抽出処理Aが実行され、そのステップS96によってX方向の座標位置、ステップS98によってY方向の座標位置が夫々、撮影範囲RMに対応した回転補正2次元コードデータ中から抽出される。すなわち、図18の破線にて囲まれた撮影範囲RM中における、
[第(3+1)列〜第(3+3)列、第1行〜第2行]
及び[第(3+1)列〜第(3+3)列、第8行]
なる範囲内(太線にて囲まれた範囲)に存在するビットX1〜X9が回転補正2次元コードデータから抽出され、これらがX方向の座標位置を表すビットX1〜X9としてX座標レジスタに記憶される。
又、[第(3+1)列〜第(3+3)列、第(3+1)行〜第(3+3)行]
なる範囲内(太線にて囲まれた範囲)に存在するビットY1〜Y8が回転補正2次元コードデータから抽出され、これらがY方向の座標位置を表すビットY1〜Y9としてY座標レジスタに記憶されるのである。
次に、使用者が電子チョーク9をPDP100の表示画面上に接触させた際に、この電子チョーク9のイメージセンサ91による撮影範囲RMが図19に示す如き状態となった場合の動作について説明する。この際、境界パターン中のブロック基準点(三角印にて示す)の基準位置(P、Q)は(7、3)であり、撮影範囲RMの領域B中に存在する。よって、図15に示す如き座標情報抽出処理Bが実行され、そのステップS111によってX方向の座標位置、ステップS117によってY方向の座標位置が夫々、撮影範囲RMに対応した回転補正2次元コードデータ中から抽出される。すなわち、図19の破線にて囲まれた撮影範囲RM中における、
[第(7-3)列〜第(7-1)列、第(3+1)行〜第(3+3)行]
なる範囲内(太線にて囲まれた範囲)に存在するビットX1〜X9が回転補正2次元コードデータから抽出され、これらがX方向の座標位置を表すビットX1〜X9としてX座標レジスタに記憶される。
又、
[第1列〜第2列、第(3+1)行〜第(3+3)行]
及び[第8列、第(3+1)行〜第(3+3)行]
なる範囲内(太線にて囲まれた範囲)に存在するビットY1〜Y8が回転補正2次元コードデータから抽出され、これらがY方向の座標位置を表すビットY1〜Y9としてY座標レジスタに記憶されるのである。
次に、使用者が電子チョーク9をPDP100の表示画面上に接触させた際に、この電子チョーク9のイメージセンサ91による撮影範囲RMが図20に示す如き状態となった場合の動作について説明する。この際、境界パターン中のブロック基準点(三角印にて示す)の基準位置(P、Q)は(8、8)であり、撮影範囲RMの領域Cに存在する。よって、図16に示す如き座標情報抽出処理Cが実行され、そのステップS137によってX方向の座標位置、ステップS138によってY方向の座標位置が夫々、撮影範囲RMに対応した回転補正2次元コードデータ中から抽出される。すなわち、図20の破線にて囲まれた撮影範囲RM中における、
[第(8-3)列〜第(8-1)列、第1行〜第3行]
なる範囲内(太線にて囲まれた範囲)に存在するビットX1〜X9が回転補正2次元コードデータから抽出され、これらがX方向の座標位置を表すビットX1〜X9としてX座標レジスタに記憶される。
又、 [第(8-3)列〜第(8-1)列、第(8-3)行〜第(8-1)行]
なる範囲内(太線にて囲まれた範囲)に存在するビットY1〜Y8が回転補正2次元コードデータから抽出され、これらがY方向の座標位置を表すビットY1〜Y9としてY座標レジスタに記憶されるのである。
そして、座標情報抽出回路96は、上記X座標レジスタに記憶されているビットX1〜X9を表示画面の水平方向(横方向)における座標位置、上記Y座標レジスタに記憶されているビットY1〜Y8を垂直方向(縦方向)における座標位置として夫々表す座標データZDを無線送信回路98に供給する。無線送信回路98は、かかる座標情報抽出回路96から供給された座標データZDに変調処理を施してこれを無線送信する。
図3に示される受信回路10は、電子チョーク9からの送信波を受信し、これを復調することにより上記座標データZDを復元して画像データ生成回路11に供給する。画像データ生成回路11は、受信回路10から順次供給される座標データZDにて示される座標位置各々上を順次トレースする直線又は曲線を表す画像データを生成し、これを表示画像データ信号DTRとして上記画像重畳回路2に供給する。これにより、かかる表示画像データ信号DTRを上記黒板面画像データDBBに重畳させて得られた画素データPDに応じて、図6に示す如きサブフィールドSF1〜SF8からなる主画像表示駆動行程に従った駆動が為される。この際、電子チョーク9の先端部をPDP100の画面上に接触させつつその先端部を移動させると、その移動軌跡に沿った直線又は曲線画像が図7(b)に示す如く上記黒板面画像データDBBにて示される黒板面画像中に重畳表示される。
以上の如く、図3に示す電子黒板は、図5(a)に示す如き各座標読取単位ブロック内の第1及び第3象限領域各々にその座標読取単位ブロックのX方向での座標位置を表す画像パターン(ビットX1〜X9)、第2及び第4象限領域各々にY方向での座標位置を表す画像パターン(ビットY1〜Y8)を含んだ2次元コードパターンをマトリクス状に配列して表示するようにしている。電子チョーク9は、かかる2次元コードパターンがマトリクス状に表示された表示画面を、上記座標読取単位ブロックの大きさに相当する撮影範囲RM毎に撮影することにより上記座標位置情報を取得する。この際、電子チョーク9の座標情報抽出回路96は、イメージセンサ91による撮影範囲RMが図5(a)に示す如き座標読取単位ブロックを全て含む場合、つまり図20に示す如き状態にある場合には、その座標読取単位ブロック内のビットX1〜X9とビットY1〜Y8とをそのまま座標位置情報として取り込む。一方、かかる撮影範囲RMが、互いに隣接する複数の座標読取単位ブロックの一部を夫々含む場合には、座標情報抽出回路96は、先ず、撮影範囲RM内において、図5(d)又は図5(e)に示す如き3×3画素ブロックの状態で存在するビットX1〜X9、又はビットY1〜Y8を座標位置情報として取り込む。すなわち、例えば撮影範囲RMが図18に示す如き状態にある場合には、座標情報抽出回路96は、太線にて囲まれた領域に存在するビットY1〜Y8を取り込む。又、撮影範囲RMが図19に示す如き状態にある場合には、座標情報抽出回路96は、太線にて囲まれた領域に存在するビットX1〜X9を取り込む。
ここで、撮影範囲RM内において図5(d)に示す如き3×3画素ブロックの状態で存在するビットX1〜X9の取り込みを実施した場合、座標情報抽出回路96は、次に、撮影範囲RM内において互いに左右に隣接する座標読取単位ブロックに属するビットY各々の内からビットY1〜Y8を取り込む。例えば、撮影範囲RMが図19に示す如き状態にある場合には、座標情報抽出回路96は、図19の右下の座標読取単位ブロックに属するビットY1、Y4及びY7と、この座標読取単位ブロックの左側に隣接する座標読取単位ブロックに属するビットY2、Y3、Y5、Y6及びY8とを取り込むのである。一方、撮影範囲RM内において、図5(e)に示す如き3×3画素ブロックの状態で存在するビットY1〜Y8の取り込みを実施した場合、座標情報抽出回路96は、次に、撮影範囲RM内において互いに上下に隣接する座標読取単位ブロックに属するビットX各々の内からビットX1〜X9を組み合わせて取り込む。例えば、撮影範囲RMが図18に示す如き状態にある場合には、座標情報抽出回路96は、図18の右下の座標読取単位ブロックに属するビットX1、X2及びX3と、この座標読取単位ブロックの上側に隣接する座標読取単位ブロックに属するビットX4〜X9とを取り込むのである。
ここで、座標読取単位ブロック各々の座標位置は、互いに横方向に隣接するもの同士ではY方向(縦方向)における座標位置が同一となり、互いに縦方向に隣接するもの同士ではX方向(縦方向)における座標位置が同一となる。そこで、イメージセンサ91による撮影範囲RMが図18又は図19に示す如く互いに隣接する複数の座標読取単位ブロックの一部を夫々含むような位置にある場合には、座標位置を表すビットX1〜X9(Y1〜Y8)の内で欠落している部分を隣接する座標読取単位ブロックから取り出して補うようにしたのである。
よって、PDP100の表示画面を撮影するイメージセンサ91の撮影範囲が図5(a)に示す如き座標読取単位ブロックに相当する大きさであっても、且つ表示画面上の如何なる位置で読み取りが為されても、座標位置情報を取得することが可能となる。従って、本発明よれば、座標読取単位ブロックの全てを常に読み取る為にこの座標読取単位ブロックの領域の数倍の領域を撮影しそこから座標位置情報の抽出を行うようにした場合に比して処理対象となるデータ量が少なくなるので、高速な読取が為されるようになる。
尚、上記実施例においては、(8×8)画素のブロックにて各座標読取単位ブロックを構成するようにしているが、ブロックの大きさは(8×8)画素ブロックに限定されるものではない。又、各ブロック内に形成させるべき回転検出パターンは、図5(a)に示す如き十字状の形態に限定されるものではなく、例えば図21(a)に示す如き、第1〜第4象限領域に配置されたX座標パターン及びY座標パターンを囲むパターンであっても良い。かかる座標読取単位ブロックにおいては、図21(b)に示す如き境界パターン、図21(c)に示す如き回転検出パターン、図21(d)に示す如きX座標パターン、及び図21(e)に示す如きY座標パターンを組み合わせたものである。尚、境界パターンとしては、図21(b)に示す如き画素を全て消灯状態としたものを採用しても良く、更には、点灯状態を示す画素及び消灯状態を示す画素が混在するような所定のパターンであっても良い。
又、座標読取単位ブロックとしては、図22(b)に示す如き境界パターン、図22(c)に示す如き回転検出パターン、図22(d)に示す如きX座標パターン、及び図22(e)に示す如きY座標パターンを組み合わせてなる図22(a)に示す如き座標読取単位ブロックを採用しても良い。
ここで、図22(a)に示す如き回転検出パターン中には、点灯状態又は消灯状態固定となる画素の他に、この2次元コードパターンによって表される情報データの種別に対応した点灯状態又は消灯状態となる画素(以下、ブロック識別画素と称する)が所定位置(二重丸印にて示す)に配置されている。
すなわち、上記実施例においては、2次元コードパターンによって表される情報はPDP100の画面上における座標位置であるが、上記ブロック識別画素を用いることにより、この座標位置情報と共にその他の情報をもPDP100の画面上において提供することが可能になる。
例えば、座標位置情報と共に、インターネット上の各種ウェブページのURL(Uniform Resource Locator)を上述した如き2次元コードパターンによってPDP100の画面上に表示させるのである。この際、図3に示される座標データメモリ6内には、上記座標データと共にウェブページのURL情報をも予め記憶させておく。2次元コード変換回路7は、電子黒板モード時には上記座標データを、図22(a)に示す如き座標読取単位ブロック(ブロック識別画素が点灯状態固定)に対応した画素駆動データGD0に変換する一方、ウェブページ表示モード時には上記URL情報を図22(a)に示す如き座標読取単位ブロック(ブロック識別画素が消灯状態固定)に対応した画素駆動データGD0に変換する。よって、電子黒板モード時にはPDP100の画面上には、画面内の各座標位置を表す表示が図22(a)に示す如き座標読取単位ブロックの形態(ブロック識別画素が点灯状態固定)にて為される。一方、ウェブページ表示モード時には各種URL情報を示す表示が図22(a)に示す如き座標読取単位ブロックの形態(ブロック識別画素が消灯状態固定)にて為される。一方、かかる座標読取単位ブロックの読取を行う電子チョーク9においては、画像処理回路94にて生成された2次元コードデータCDDを座標情報抽出回路96を介さず、直接、無線送信回路98を介して電子黒板側に送信する。この際、電子黒板の画像データ生成回路11は、受信回路10によって受信された2次元コードデータCDDに基づき図22(a)に示す如き座標読取単位ブロック各々を検出し、その座標読取単位ブロック内のブロック識別画素が点灯状態であるか否かを判定する。ブロック識別画素が点灯状態であると判定された場合には、画像データ生成回路11は、先ず、上記座標情報抽出回路96と同様な座標情報抽出処理を実行して座標データを得る。そして、画像データ生成回路11は、かかる座標データにて示される座標位置各々上を順次トレースする直線又は曲線を表す画像データを生成し、これを表示画像データ信号DTRとして上記画像重畳回路2に供給する。よって、この際、電子チョーク9の先端部をPDP100の画面上に接触させつつその先端部を移動させると、その移動軌跡に沿った直線又は曲線画像が図7(b)に示す如くDP100の画面上に表示される。
一方、ブロック識別画素が消灯状態であると判定された場合、画像データ生成回路11は、先ず、2次元コードデータCDDに対して上記座標情報抽出回路96と同様な座標情報抽出処理を施すことによりURL情報を取得する。そして、画像データ生成回路11は、かかるURL情報にて示されるURLにてインターネットをアクセスすることにより、このURLに対応したウェブページを表す画素データを取得しこれを表示画像データ信号DTRとして上記画像重畳回路2に供給する。これにより、PDP100の画面上において、電子チョーク9の先端部が接触した部分に表示されていたURLに対応したウェブページがPDP100の画面上に表示される。この際、PDP100の画面内の複数の領域に、夫々異なるウェブページに対応したURL情報を表示させておくことにより、各種ウェブページを表示させることが可能となる。
尚、PDP100の表示画面内において、図23に示される画像領域AB内では、図22(a)に示す如き形態(ブロック識別画素が点灯状態固定)にて座標位置情報を示す2次元コードパターンを表示させ、画像領域CD内では図22(a)に示されるが如き形態(ブロック識別画素が消灯状態固定)にて上記の如きURL情報及びウェブページの表示を行うようにしても良い。この際、図22(a)においては、各座標読取単位ブロック内に1画素分のブロック識別画素を設けることにより2通りの情報(座標情報、URL情報)を提供できるようにしているが、複数の画素をブロック識別画素として割り当てることにより、3通り以上の情報を提供できるようにしても良い。
又、ブロック識別画素は、図22(a)に示す通り、回転検出パターンに含まれる構成としたが、これに限らず、例えば、X座標パターンやY座標パターンに含まれるようにしてもよい。
又、PDP100の全面に亘り上述した如き座標読取単位ブロックに基づく2次元コードパターンを表示するにあたり、常に発光状態となる境界パターンに属する画素での蛍光体劣化を抑えるべく、ブロック識別画素による点灯又は消灯パターンによって、画面内での各座標読取単位ブロックの基準位置を変更するようにしても良い。
又、上記の如きX方向での座標位置を表すビット群X、Y方向での座標位置を表すビット群Yに、夫々誤り訂正の為の水平方向パリティビット及び垂直方向パリティビットを含ませるようにしても良い。同様に、これらビット群X、及びビット群Yは、夫々、リードソロモン符号又はBCH符号等の如き誤り訂正符号化されたものであっても良い。この際、座標情報抽出回路96は、上記X座標レジスタ及びY座標レジスタに記憶されたビット群X及びY各々に対して、上述した如き各種方式に対応した誤り訂正処理を施したものを座標データZDとして生成する。
又、上記実施例においては、図5(a)に示す如く、回転検出パターンによって形成される第1象限領域及び第3象限領域に夫々同一のX座標を表すX座標パターンを配置し、第2象限領域及び第4象限領域に夫々同一のY座標を表すY座標パターンを配置してなるものである。従って、座標位置を表すビットパターンによっては、発光状態の画素が多く含まれる座標読取単位ブロックの複数が夫々隣接する領域と、消灯状態の画素が多く含まれる座標読取単位ブロックの複数が夫々隣接する領域とが1画面内において表れる場合があり、発光量が不均一となる状態が視覚されてしまう。そこで、画面全体の発光量を均一化すべく、第1象限領域及び第3象限領域に夫々同一のX座標を割り当てるにあたり、座標位置を表すビットパターンを互いに反転させる。更に、第2象限領域及び第4象限領域に夫々同一のY座標を割り当てるにあたり、座標位置を表すビットパターンを互いに反転させるようにする。例えば、X座標が「8」である場合には、[000001000]なる9ビットのビットX1〜X9を第1象限領域に割り当て、第3象限領域にはこれを反転させた[111110111]なる9ビットのビットX1〜X9を割り当てる。又、Y座標が「13」である場合には、[00001011]なる8ビットのビットY1〜Y8を第2象限領域に割り当て、第4象限領域にはこれを反転させた[11110100]なる8ビットのビットY1〜Y8を割り当てるのである。これにより、各座標読取単位ブロック内において、第1(又は第2)象限領域内での発光パターンと第3(又は第4)象限領域内での発光パターンとが互いに反転した状態となるので、1画面内における各座標読取単位ブロック毎の発光量は均一となる。
又、上記実施例においては、例えば図8に示す如く2次元コードパターンをマトリクス状に配列したものをPDP100に表示させ、その表示画面を撮影することにより2次元コードパターンに基づく情報を取得するようにしているが、かかる2次元コードパターンをマトリクス状に配列した紙面上からでも、同様に情報取得が可能である。
又、上記実施例においては、座標読取単位ブロックにおけるX及びY直交座標軸の方向を、夫々、表示画面における水平及び垂直方向と一致させているが、両者が一致していなくても良い。
例えば、図24(b)に示す如き境界パターン、図24(c)に示す如き回転検出パターン、図24(d)に示す如きX座標パターン、及び図24(e)に示す如きY座標パターンを組み合わせてなる図24(a)に示す如き座標読取単位ブロックを採用しても良い。
ディスプレイ上に表示された情報コードを撮影することにより情報コードの読み取りを行うようにしたシステムにおいて、高速な読み取りが可能となる。

Claims (13)

  1. N列×M行に配列された画素のブロックからなる2次元コードパターンであって、
    前記ブロック各々内の所定の第1画素群に属する各画素が境界位置を表す所定の発光パターンにて点灯状態又は消灯状態となる境界パターンと、
    前記ブロック各々内の所定の第2画素群に属する各画素が前記ブロックの読取時における回転角を検出し得る発光パターンにて点灯状態又は消灯状態となる回転検出パターンと、
    前記ブロック内の第1〜第4象限領域各々の内で前記第1象限領域に属する前記画素各々と前記第3象限領域に属する前記画素各々とが共に第1情報データに応じた点灯状態又は消灯状態になると共に、前記第2象限領域に属する前記画素各々と前記第4象限領域に属する前記画素各々とが共に第2情報データに応じた点灯状態又は消灯状態になる情報パターンと、を含むことを特徴とする2次元コードパターン。
  2. 前記第1画素群は、前記ブロック内の最端列に配置されている複数の画素及び最端行に配置されている複数の画素からなることを特徴とする請求項1記載の2次元コードパターン。
  3. 前記第2画素群は、前記第1〜第4象限領域を夫々区分けするように十字状に配列されている複数の画素からなることを特徴とする請求項1記載の2次元コードパターン。
  4. 前記第2画素群は、前記第1〜第4象限領域を囲んで配列されている複数の画素からなることを特徴とする請求項1記載の2次元コードパターン。
  5. 前記ブロック内に、前記2次元コードパターンの種別に応じた点灯又は消灯状態となる少なくとも1つの識別画素を含むことを特徴とする請求項1、3又は4のいずれか1に記載の2次元コードパターン。
  6. 前記識別画素は、前記回転検出パターンに含まれることを特徴とする請求項5記載の2次元コードパターン。
  7. N列×M行に配列された画素のブロックからなる2次元コードパターンを表示する表示装置であって、
    前記2次元コードパターンは、前記ブロック各々内の所定画素群に属する各画素が境界位置を表す所定の発光パターンにて点灯状態又は消灯状態となる境界パターンと、
    前記ブロック各々内の所定の第2画素群に属する各画素が前記ブロックの読取時における回転角を検出し得る発光パターンにて点灯状態又は消灯状態となる回転検出パターンと、
    前記ブロック内の第1〜第4象限領域各々の内で前記第1象限領域に属する前記画素各々と前記第3象限領域に属する前記画素各々とが共に第1情報データに応じた点灯状態又は消灯状態になると共に前記第2象限領域に属する前記画素各々と前記第4象限領域に属する前記画素各々とが共に第2情報データに応じた点灯状態又は消灯状態になる情報パターンと、を含み、
    前記2次元コードパターンの複数を表示画面内においてマトリクス状に表示させる表示駆動手段を有することを特徴とする2次元コードパターンの表示装置。
  8. 前記ブロック内に、前記2次元コードパターンの種別に応じた点灯又は消灯状態となる少なくとも1つの識別画素を含むことを特徴とする請求項7記載の2次元コードパターンの表示装置。
  9. 前記識別画素は、前記回転検出パターンに含まれることを特徴とする請求項8記載の2次元コードパターンの表示装置。
  10. 前記表示駆動手段は、前記表示画面内に表示させるべき前記2次元コードパターン各々の基準位置を、前記識別画素によって変更することを特徴とする請求項8記載の表示装置。
  11. 前記2次元コードパターンは、互いに前記ブロック内での前記第1〜第4象限領域各々の形態が異なる少なくとも2つの第1の2次元コードパターン及び第2の2次元コードパターンからなり、
    前記表示駆動手段は、前記第1の2次元コードパターン基づく表示と、前記第2の2次元コードパターンに基づく表示とを所定期間毎に任意に切り替えて実施することを特徴とする請求項7記載の表示装置。
  12. 前記2次元コードパターンは、互いに前記ブロック内での前記第1〜第4象限領域各々の形態が異なる第1の2次元コードパターン及び第2の2次元コードパターンからなり、
    前記表示駆動手段は、前記表示画面内の第1領域において前記第1の2次元コードパターン基づく表示を行いつつ前記表示画面内の前記第1領域とは異なる第2領域において前記第2の2次元コードパターンに基づく表示を行うことを特徴とする請求項7記載の表示装置。
  13. N列×M行に配列された画素のブロックからなる2次元コードパターンの複数がマトリクス状に配列されて表示されている表示画面又は印刷物から前記2次元コードパターンの読取を行う読取装置であって、
    前記2次元コードパターンの各々は、前記ブロック各々内の所定画素群に属する各画素が境界位置を表す所定の発光パターンにて点灯状態又は消灯状態となる境界パターンと、前記ブロック各々内の所定の第2画素群に属する各画素が前記ブロックの読取時における回転角を検出し得る発光パターンにて点灯状態又は消灯状態となる回転検出パターンと、前記ブロック内の第1〜第4象限領域各々の内で前記第1象限領域に属する前記画素各々と前記第3象限領域に属する前記画素各々とが共に第1情報データに応じた点灯状態又は消灯状態になると共に前記第2象限領域に属する前記画素各々と前記第4象限領域に属する前記画素各々とが共に第2情報データに応じた点灯状態又は消灯状態になる情報パターンと、を含み、
    前記ブロックに相当する撮影範囲毎に前記表示画面又は印刷物を撮影して撮影画像信号を得るイメージセンサと、
    前記撮影画像信号中から前記境界パターン同士が交叉する点をブロック基準点として検出する手段と、
    前記撮影範囲内における前記ブロック基準点の存在位置に応じた領域に属する前記画素各々の点灯及び消灯状態に基づいて前記第1情報データ及び前記第2情報データを夫々抽出する手段と、を有することを特徴とする読取装置。
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