JP4811179B2 - バックドア開口部廻りのボデー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、バックドアにより開閉されるバックドア開口部廻りのボデー構造に関する。
バックドアにより開閉されるバックドア開口部廻りに配置されたリアヘッダ、左右のリアピラー、及びアッパバック等の複数のボデーパネルが、通常のプレス品の場合、該ボデーパネルのアンダーボデーへの組付けは、リアヘッダ、左右のリアピラー、及びアッパバック等の複数のボデーパネルを溶接等で接合してアッセンブリー品にした後、アンダーボデーと一体化することにより行われていた(例えば、特許文献1参照)。
この場合、ボデーパネル間の接合部に応力が集中し易くなるので、バックドア開口部廻りの捩り剛性が低下する。また、ボデーパネル間の接合部によりバックドア開口部廻りの剛性が低下されるので、バックドア開口部廻りのNV性能(ノイズバイブレーション性能)が低下する。さらに、アッセンブリー品の構成部品の数の多少によっては、アッセンブリー品の精度管理が困難になる。
特開2002−337736号公報
本発明は上記事実を考慮し、バックドア開口部廻りの捩り剛性、NV性能を向上させ、且つ、バックドア開口部廻りに配置されるボデーパネルの精度管理を容易化することを目的とする。
請求項1に記載のバックドア開口部廻りのボデー構造は、バックドアにより開閉される矩形状のバックドア開口部が形成されたバックドアオープニングパネルと、該バックドアオープニングパネルの側辺であるリアピラー部と、前記バックドアオープニングパネルの車両前端部の両側のセンターピラー部とをFRPで一体成形し、前記バックドアオープニングパネルの下辺であるアッパバックの車両後側の縁辺及び前記リアピラー部の車両後側且つ車幅外側の縁辺に、車両のアンダーボデー側に屈曲したフランジを形成し、車両後側の車幅両端部に壁部が立設され、該壁部の車両後端側の上部に前記フランジを接合するための接合部が形成された前記アンダーボデーに組付けたことを特徴とする。
請求項1に記載のバックドア開口部廻りのボデー構造では、バックドアにより開閉されるバックドア開口部廻りに配置される複数のボデーパネルが、センターピラー部も含めて、FRPで一体成形されて車両のアンダーボデーに組付けられる。
これによって、バックドア開口部廻りに配置される複数のボデーパネルの接合部を無くすことが出来る。従って、バックドア開口部廻りに配置された複数のボデーパネルに入力される荷重がセンターピラー部に分散されるので、バックドア開口部廻りから応力集中箇所を無くすことができ、バックドア開口部廻りの捩り剛性が向上する。また、バックドア開口部廻りの剛性が向上するので、バックドア開口部廻りのNV性能が向上する。また、従来と比較して、バックドア開口部廻りの構成部品の数を削減でき、バックドア開口部廻りに配置されるボデーパネルの精度管理を容易化できる。
請求項2に記載のバックドア開口部廻りのボデー構造は、請求項1に記載のバックドア開口部廻りのボデー構造であって、前記接合部が、両側の前記壁部の車両後端部の上側に接合されて車幅方向へ延在する梁状の第1接合部と、前記壁部の車両後端側の上部に形成された凹部である第2接合部とで構成され、前記フランジの内側と嵌合している
請求項3に記載のバックドア開口部廻りのボデー構造は、請求項1又は請求項2に記載のバックドア開口部廻りのボデー構造であって、前記センターピラー部の反バックドアオープニングパネル側の端部が、前記壁部の車両上側端部に接合されている。
以上説明したように、バックドア開口部廻りの捩り剛性、NV性能を向上させることができ、且つ、バックドア開口部廻りに配置されるボデーパネルの精度管理を容易化できる。
次に、本発明のバックドア開口部廻りのボデー構造の一実施形態を図1、図2に従って説明する。
なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示す。
図1、図2には、クーペタイプの車体12の車両後側を示している。図示するように、車体12の車両後側では、バックドアオープニングパネル14及びセンターピラー部(Bピラー部)32が、アンダーボデー16の車両後側の上部に組み付けられている。アンダーボデー16の車両後側は、車室18及びトランクルーム20に跨るフロアパネル22と、フロアパネル22の車幅両端部に立設された壁部24とで構成されている。フロアパネル22は、車室18からトランクルーム20へかけて車幅方向の長さを減少させており、壁部24は、車室18とトランクルーム20との境界において屈曲している。
また、バックドアオープニングパネル14は、バックドア(図示省略)により開閉される矩形状のバックドア開口部30が形成されたCFRP(炭素繊維強化樹脂)製のボデーパネルであり、車室18の車両後側とトランクルーム20との車両上側に、車両前方から車両後方へかけて車両下側へ傾斜するように配設されている。
バックドア開口部30の上辺30A及び下辺30Bは、車幅方向に沿って延在しており、また、バックドアオープニングパネル14の上辺であるリアヘッダ14A及び下辺であるアッパバック14Bも、車幅方向に延在している。また、バックドア開口部30の車両後側から見て左側の側辺30C、右側の側辺30Dは、車両上下方向及び車両前後方向に沿って延在しており、また、バックドアオープニングパネル14の車両後側から見て左側の側辺であるリアピラー部(Cピラー部)14C、右側の側辺であるリアピラー部14Dも、車両上下方向及び車両前後方向に沿って延在している。
また、バックドア開口部30廻りには、凹部34が形成されており、この凹部34の内側にバックドアが収まるようになっている。また、バックドア開口部30の周縁部には、車両上側に屈曲したフランジ14Eが形成されており、バックドア開口部30廻りの剛性が向上されている。
また、アッパバック14Bの車両後側の縁辺、及び、Cピラー部14C、14Dの車両後側且つ車幅外側の縁辺には、アンダーボデー16側に屈曲したフランジ14Fが形成されている。一方、壁部24の車両後端側の上部には、フランジ14Fを接合するための接合部26が形成されている。この接合部26は、両側の壁部24の車両後端部の上側に接合されて車幅方向へ延在する梁状の第1接合部26Aと、壁部24の車両後端側の上部に形成された凹部である第2接合部26Bとで構成されている。
ここで、接合部26は、フランジ14Fの内側と嵌合するようになっており、接合部26とフランジ14Fとの間に介在する接着剤、及び、リベットによって、接合部26とフランジ14Fとが接合されている。
また、バックドアオープニングパネル14の車両前端部の両側には、センターピラー部32が一体で形成されている。センターピラー部32は、バックドアオープニングパネル14から車両上下方向及び車幅方向に沿って延在しており、反バックドアオープニングパネル14側の端部32Aを、壁部24の車両上側端部に接着剤やリベット等により接合されている。
次に、本実施形態による作用について説明する。
本実施形態では、バックドア開口部30廻りに配置されるリアヘッダ14A、アッパバック14B、Cピラー14C、14D等の複数のボデーパネルがCFRPで一体成形されてアンダーボデー16に組み付けられるので、バックドア開口部30廻りに配置される複数のボデーパネルから、接合部を無くすことが出来る。
従って、バックドア開口部30廻りから応力集中箇所を無くすことができ、バックドア開口部30廻りの捩り剛性が向上する。また、バックドア開口部30廻りの剛性が向上するので、バックドア開口部30廻りのNV性能が向上する。また、従来と比較して、バックドア開口部30廻りの構成部品の数を削減でき、バックドア開口部30廻りに配置されるボデーパネルの精度管理を容易化できる。
また、本実施形態では、センターピラー部32も含めてバックドア開口部30廻りに配置される複数のボデーパネルがFRPで一体形成されており、バックドア開口部30廻りに配置されるボデーパネルに入力される荷重がセンターピラー部32に分散されるので、バックドア開口部30廻りの捩り剛性がさらに向上する。
以上、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、本実施形態は、本発明のバックドア開口部構造を囲むパネルをCFRP製としたが、GFRP等の他のFRP製としても良い。
本発明の一実施形態に係るバックドア開口部構造を備える車体の車両後側を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るバックドア開口部構造を備える車体の車両後側を示す分解斜視図である。
符号の説明
14 バックドアオープニングパネル
14A リアヘッダ(ボデーパネル)
14B アッパバック(ボデーパネル)
14C リアピラー部(ボデーパネル)
14D リアピラー部(ボデーパネル)
14F フランジ
16 アンダーボデー
24 壁部
26 接合部
26A 第1接合部
26B 第2接合部
30 バックドア開口部
32 センターピラー部
32A 端部

Claims (3)

  1. バックドアにより開閉される矩形状のバックドア開口部が形成されたバックドアオープニングパネルと、該バックドアオープニングパネルの側辺であるリアピラー部と、前記バックドアオープニングパネルの車両前端部の両側のセンターピラー部とをFRPで一体成形し、
    前記バックドアオープニングパネルの下辺であるアッパバックの車両後側の縁辺及び前記リアピラー部の車両後側且つ車幅外側の縁辺に、車両のアンダーボデー側に屈曲したフランジを形成し、
    車両後側の車幅両端部に壁部が立設され、該壁部の車両後端側の上部に前記フランジを接合するための接合部が形成された前記アンダーボデーに組付けたことを特徴とするバックドア開口部廻りのボデー構造。
  2. 前記接合部は、両側の前記壁部の車両後端部の上側に接合されて車幅方向へ延在する梁状の第1接合部と、前記壁部の車両後端側の上部に形成された凹部である第2接合部とで構成され、前記フランジの内側と嵌合している請求項1に記載のバックドア開口部廻りのボデー構造。
  3. 前記センターピラー部の反バックドアオープニングパネル側の端部は、前記壁部の車両上側端部に接合されている請求項1又は請求項2に記載のバックドア開口部廻りのボデー構造。
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