JP4810527B2 - 発射体 - Google Patents

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Description

本発明は、兵器から発射される発射体であって、特に、しかしながらこれに限定されるものではないが、火器から発射される発射体に関するものである。
散弾銃の弾薬に対し、一般的な火器弾タイプの弾薬は、所定の量の推進薬(発射薬)を含む金属性のカートリッジケースを含んでおり、このカートリッジケースは、ケースの一端に固定されたプライマーと、ケースの他端にリリース可能に取り付けられた弾丸または発射体とを有している。このタイプの弾薬の性能は、弾丸から最も離れたポイントで発火(点火)される推進薬により制限される。推進薬(発射薬)は、発火されると、爆燃し、多量のガスを発生する。ガスの圧力が十分なレベルにまで達すると、それによりカートリッジケースから弾丸が分離し、火器(小火器)のバレル(銃身、砲身)に沿って弾丸が推進される。このとき、残りの燃焼しなかった推進薬もまた、バレル内部のケースから排出されるが、排出された部分の体積が大きいために圧力が減少し、デフラグレーション(爆燃)の効率が大きく下がる。したがって、爆燃する推進薬により得られる推進力の能力もまた減少する。さらに、ケースに対してさらに推進薬を追加しても、追加した推進薬のほとんどの部分は、弾丸がバレルから出てしまうと火器のバレルの外側で燃焼し、弾丸に対し有効な推力や速度にならず、弾丸の速度が増加するような効果は得られない。
従来のラウンド(射撃)のさらなる問題点は、とりわけ自動火器の、発射後の使用済みケースの抜き取りや排出である。このような兵器では、使用済みのカートリッジを排出するために、抜き取りおよび排出用のシステムが必要とされる。実際に、抜き取りおよび排出用のメカニズムの故障は、自動火器の機能障害や他の不具合の主な原因の1つとなっている。
明細書全体において、専門用語や必要な意味を表現するために、文脈が他の意味を要求する場合を除いては、用語“有する”あるいは“含む”または“備えている”といった変化は、排他的な意味ではなく、すなわち、記述する特徴があることを示しており、本発明の種々の実施形態において、さらなる特徴の存在や追加を排除するものではない。
本発明の一態様は、小火器から発射される発射体である。小火器はバレルを有する。当該発射体は、軸上において向かい合う第1および第2の端と、第1の端および第2の端の間に延びた、所定量の推進薬を保持するためのキャビティとを備えたほぼ円筒状のボディーであって、第1の外径を備え、第1の端は閉じたボディーと、ボディーの外周面の周りに延びる少なくとも2つのシールであって、各シールは当該発射体が発射されたときにバレルの内周面に対して実質的なシールが形成されるようにボディーからラジアル方向に突き出している、少なくとも2つのシールと、一方の端がベースによりシールされたチューブを含むケースであって、円筒状のボディーの一部を覆うように取り付けられ、ベースは円筒状のボディーの第2の端の近傍でキャビティを閉じ、さらに円筒状のボディーの第1の端はチューブから突き出ている、ケースとを有する
本発明の第2の態様の発射体は、軸上において向かい合う第1および第2の端と、第1の端および第2の端の間に延びた、所定量の推進薬を保持するためのキャビティとを備えたほぼ円筒状のボディーであって、第1の外径を備え、第1の端は閉じたボディーと、ボディーの外周面の周りに延びる少なくとも2つのシールであって、各シールは当該発射体が発射されたときにバレルの内周面に対して実質的なシールが形成されるようにボディーからラジアル方向に突き出している、少なくとも2つのシールと、所定量の推進薬と、一方の端がベースによりシールされたチューブを含むケースであって、円筒状のボディーの一部を覆うように取り付けられ、ベースは円筒状のボディーの第2の端の近傍でキャビティを閉じ、ベースにより所定量の推進材がキャビティに保持され、さらに円筒状のボディーの第1の端はチューブから突き出ている、ケースとを有する。
少なくとも2つのシールは、円筒状のボディーの第2の端の近くに設けられた第1のシールを含むことが望ましい。
さらに、少なくとも2つのシールは、円筒状のボディーの第1の端の近くに設けられた第2のシールを含み、第2のシールは少なくとも部分的にチューブにより覆われていることが望ましい。
第2のシールは、チューブの内側からチューブの外側に向かい、円筒状のボディーに沿って軸方向に延びていることが望ましい。
キャビティは、チューブと実質的に同じ長さになるように延びていることが望ましい。
また、発射体はベースの中央に支持されたプライマーを備えていることが望ましい。
さらに、少なくとも2つのシールは円筒状のボディーに一体となるように形成されていることが望ましい。
本発明がさらに容易に理解できるように、単なる例として、添付の図面を参照し、以下に、本発明の実施形態を記述する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる発射体(弾丸、銃弾、砲弾)10を示している。発射体10は、第1の(先)端14と、軸上において向かい合う第2の(後)端16とを備えるほぼ円筒状のボディー12を有する。内部キャビティ18は、第1の端14および第2の端16の間に設けられている。第1の端14は、平坦な表面34を有するノーズ(弾頭)20により閉塞されており、ノーズ20は、ボディー12に固定されている。さらに、本実施形態によれば、ノーズ20は、ボディー12と一体に形成されているが、ノーズは、本体と別々に形成してもよく、その場合には、その後、ボディー12に対して永続的に固定または取り付けられる。実際、本明細書および特許請求の範囲を通して使用される、用語“固定される(フィックスされる)”は、専門用語または必要な意味を表現するため、文脈が他の意味を要求する場合を除いては、永続的に取り付けられ、そのような取り付けは、結果として、一連の構成要素または物品の一部と一体に形成されることが含まれることを意味するために使用される。ある量の推進薬(発射火薬)22は、キャビティ18の内部に配置される。推進薬22を発火(点火)させるためのプライマー(***)24もまた、キャビティ18に配置される。具体的には、プライマー24は、第2の端16においてボディー12の押し込められたベースシール26の内部に保持されている。偶発的に活性化されるようなことを低減するため、プライマー24は、第2の端16のベースシール26の内側に配置されている。
発射体10は、拳銃、ライフル銃(小銃)、または大きな口径の軍用銃(ミリタリーガン)のような従来の火器に装填されることができる。火器(図示せず)の引き金を引くことにより、発射ピンがプライマー24を打ち、これにより、発火し、火炎(図示せず)がベースシール26に形成されたフラッシュホール(点火孔)28を通じて噴出する。これにより、推進薬22は爆燃(デフラグレート)し、大量のガスを発生する。推進薬の継続した爆燃により、ベースシール26が張り裂けるまたは壊れるレベルにガス圧が達するまでボディー12の内部のガスの圧力が増加し、あるいは、推進薬がシール26および/またはプライマー24を焼き尽くす。次に、ガス圧は、発射体10と、ボア(銃腔、砲腔)およびブリーチ(銃尾、砲尾)を有する火器の内面との間に作用し、ボアに沿って、発射体10を推進し、それにより、発射体10を周囲の大気中に押し出す。
カートリッジおよびバレット(銃弾)を備えた、従来の火器の射撃(ラウンド)と対比すると、発射体10の推進薬22は、燃焼速度に依存するが、発射体10が火器のボアを離れた後でも、ボディー12の内部に残る。推進薬22は、それが完全に消費されるまで爆燃する。したがって、この例では、全ての推進薬は、発射体10の推進力および速度に寄与する。さらに、この場合、発射体の推進力は、火器のボアやバレルに対して摩擦抵抗を伴うことなく得られる。
さらに注目すべきことは、発射体10が、全体として、同一の寸法(例えば、長さや口径)のものによる従来のラウンドの弾丸よりも実質的に大きな質量を有することである。これは、従来のラウンドでは、カートリッジケースが弾丸とともには排出しないため、カートリッジの質量が弾丸の質量として追加されないのに対し、この発射体10では、ボディー12全体の質量を含むためである。動体のエネルギーは、その質量およびその速度の2乗に比例する。したがって、本例においては、発射体10は、インパクトにおいて、実質的にいっそう大きなエネルギーを伝達するが、それは、類似の口径、同一の発射薬の成分および量による従来のラウンドと比較し、質量および/または速度が増加しているためである。
ベースシール26が破裂された後、ガス圧の減少を最小とするため、発射体10には、1またはそれ以上のシール30が設けられている。シール30は、ボディー12の外周面32の周りに延び、発射体10が発射される火器のボアまたはバレルの内周面に対し、実質的なガスシールが形成されるように、ラジアル方向に突き出している。図1に示す本実施形態においては、2つのシール30が設けられている。一方のシール30は、第2の端16の近傍に設けられており、2つ目のシール30は、第1の端14の方向でノーズ20の内側に形成されている。本実施形態では、これらシール30は、ボディー12と一体に形成されている。
図2に、第2の実施形態にかかる発射体210が示されている。発射体210は、軸上において向かいあう第1および第2の端214および216と、その間に、ある量の推進薬218を保持するキャビティ218とを備える円筒状のボディー212を有している。ボディー212の第1の端214は、平坦な先端面234を有するノーズ220であって、一体に形成されたノーズ220により閉塞されている。
発射体10と同様に、発射体210のノーズ220は、第2の端216から第1の端214に向かって直径が小さくなった円錐台の部分232を含んでいる。しかしながら、発射体210は、発射体10と異なり、ノーズ220に凹部236(破線で図示)が設けられており、この凹部236は、先端面234に開口している。凹部236は、例えば、機械加工または鋳造を含むような公知の方法で形成可能である。凹部236により、発射体210は、“ホローチップ(中空の先端)”を持つバレット(弾丸)として、機能する。
発射体210は、また、発射体10とは、シール230について異なっており、シール230は、独立した複数のリング238を含み、それぞれがボディー212の外周面の周りに形成された溝240に着いている(着座している)。リング238は、公知のピストンリングと同様に、金属製のオープンループのばねにより形成できる。それぞれの溝240に十分に嵌まると、各リング238は、ボディー212の周囲の外側に飛び出すように配置され、発射体210が発射される火器のボアまたはバレルの内周面に対して、実質的なシールとなる。これは、発射体10がボアまたはバレルを通って動く際に、推進薬222の爆燃により発生するガスが発射体210を通り過ぎて流れるのを防ぐのに役立つ。
さらに、発射体10および発射体210の間の僅かな相違は、第2の端16および216におけるボディー12および212の構成にもある。図1に示した発射体10においては、端16におけるボディー12の外周には、段差により外径が大きくなり、端16の近傍のシール30に繋がった第1の部分42を備えている。
図3に、発射体10および210と類似する基本的な形状を有する発射体310のさらなる実施形態が示されており、この発射体310は、略円筒状のボディー312を有し、その第1の端314は、一体に形成されたノーズ320により閉塞され、端316は、ベースシール326およびプライマー324により閉塞され、さらに、ある量の推進薬322を保持するためのキャビティ318を備えている。
しかしながら、発射体310のノーズ320は、ボディー312の端の径と実質的に同等の径の先端面334を有している。
発射体310は、また、第2の端316の近くで、第2の端316の内側に、一体に形成されたシール330を有している。発射体310は、その衝撃力(ストッピングパワー)を高めるために、ボディー312の第1の端314に塊(追加質量)344が追加されている。この塊(質量)344は、ほぼドーム状であって、ノーズ320の近傍のボディー312の部分を囲むような、すそ(スカート)346がある。スカート346は、リップの形状をした部材350であって、ラジアル方向に内部に突き出た部材350が設けられた内周面348を有しており、その部材350は、ボディー312のノーズ320の内側に形成された円周状の溝352に嵌まっている(入っている)。受け部(シート)352にリップ350をかみ合わせることにより、ボディー312に対して塊344を効率よく取り付けることができる。スカート346は、さらに、ボディー312のラジアル方向(半径方向)に広がっている。使用するとき、スカート346は、ボディー312と、発射体310が発射される兵器または火器のボアまたはバレルの内周面との間に、実質的なシールを形成する。
図3に示した塊344は中空であるが、追加する質量によっては中空でなくても良く、さらに、衝撃に敏感な爆発性成分を含んでいても良い。
図4および5は、異なったタイプの火器に適したベースシール26の構成の異なる例を示している。図4では、ベースシール26は縁があり、さらに、横に広がっているフランジ54が設けられており、ブリーチからカートリッジまたは発射体を抽出する従来の抽出機構により取り扱いできるようになっている。ベース26には、従来のプライマー24を収めるためのプライマー用の凹み56が設けられている。
図5のベース26は、従来の縁なしのベースとして構成されており、より小さい直径のフランジ54を持ち、その外周は、凹形の凹み58になっている。
図6は、上述した実施形態において用いられるベースシール26およびプライマー24の端面を示す。図7は、第4実施形態にかかる発射体410を示しており、この発射体410は上述した実施形態と同じ基本構成を備えており、第1および第2の端414、416と、ある量の推進薬422を保持するキャビティ418と、一体的な構成のノーズ420と、キャビティ418をシールし、プライマー424を支持するベースシール426とを備えている。
発射体410は、8つのシール430が設けられている点で上記の実施形態とは異なり、それらはボディー412の外周面432の周り(回り)に延び、半径方向(ラジアル方向)に突き出て(張り出し)、発射体410が発射される火器のボアまたはバレルの内周面に対する実質的なガスシールを形成する。これらのシール430は、2つのセット460、462となるように構成されており、それぞれのセットは4つのシール430を備えている。1つのセット462は、第2の端416の近傍に配置され、第2のセット460は第1の端414の方向であって、ノーズ420の内側に形成されている。この実施形態では、これらのシール430はボディー412と一体に形成されている。
図1に示した発射体10のシール30と比較すると、発射体410のこれらのシール430は非常に薄い。したがって、それぞれのシール430は、兵器のバレル内の旋条(ライフリング)に接することにより半径方向にさらに変形し易い。したがって、効率的にガスをシールでき、バレットのエネルギーロスを低減できる。
発射体410は、さらに、キャビティ418の内部にスリーブ464が設けられている点でも上記の実施形態と異なる。スリーブ464の外径は、キャビティ418の内径と同じである。推進薬422は、スリーブ464の内部に含まれている。
ボディー412は、兵器のバレルを極端に磨耗しないような材質で形成されていることが望ましい。したがって、ボディー412は、バレルの材質よりも柔らかい材質で形成されことが望ましい。しかしながら、推進薬422の爆燃により発生される高圧に耐えるように、ボディー412の壁厚を増し、ボディー412の材質の剛性を下げられるようにする必要がある。この実施形態においては、スリーブ464は、爆燃により発生される圧力による膨張を最小限にする材料(スリーブ464の材料と比較したときに)により形成されている。したがって、スリーブ464を内蔵することにより、ボディー412の壁厚を薄くすることができ、発射されるときにボディー412が過度に膨張しない範囲で、キャビティ418に大量の推進薬422を入れることができる。
図8は、第5の実施形態にかかる発射体510を示し、この発射体510は、図2に示した発射体210と同様であり、基本的な構成として、ボディー512、対峙する端514、516、端514の一体化したノーズ520、端516においてプライマー524を支持するベースシール526、および、ある量の推進薬522を保持するための内部のキャビティ518を含んでいる。この発射体は、さらに、独立したシールリング(シーリングリング)538からなるシール530を装着(着座、取り付ける)するための溝540を含む。
しかしながら、発射体210と比較し、発射体510は、それぞれのリング538が中空で、ある量の潤滑剤材料566を含んでいる。発射体510が兵器のバレルを通して発射されると、リング538はバレルの中のライフリング(旋条)に接触することによって変形される。そして、潤滑剤566はそれぞれのリング538から排出される。潤滑剤566は、発射体510とバレルの間の摩擦を減少させて、バレルの寿命を伸ばすことができる。
図8の挿入図は、発射体510が発射されたときのリング538を示している。挿入図に示すように、潤滑剤566はボディー512の外周面に沿って放出される。
それぞれのリング538に対して潤滑剤を異なる形で付加しても上記の潤滑機能を得ることができる。例えば、潤滑剤材料をリング538の外部の表面にコーティングとして付けることができる。代わりに、テフロン(登録商標)などの潤滑性の材料でリング538を作ることができる。また、この明細書の中で使用される用語「潤滑剤」および「潤滑」は、兵器のバレルの発射体との間の摩擦を減少させる材料を定義するためのものである。
図9は、第6の実施形態の発射体610を示し、円筒状のボディー612、対峙する端614および616、およびボディー612の内部で端614および616の間である量の推進薬622を保持するキャビティ618を含む。
発射体610は、2つの一体に形成されたシール630を有する。シール630は、ボディー612の外周面632の周りに延び、半径方向(ラジアル方向)に突き出て、発射体610が発射される火器(銃砲)のボアまたはバレルの内周面に対して実質的な(十分な)ガスシールを形成している。一方のシール630が第2の端616の近傍にあり、第2のシール630が第1の端614の側で、ノーズ620より内側に形成されている。
発射体610と上記の各実施形態との重要な違いは、発射体610を初期収容するケース668、または“カートリッジ”があることである。ケース668は、チューブ670を有し、このチューブ670の一方の端はベース626によって閉じられるかまたは封をされており、そのベース626もケース668として供給される。また、発射体610が兵器のバレルを通して発射されるまで、ベース626は、発射体610の中に推進薬622を保持する。チューブ670の、軸方向の反対側のもう一方の端は、ケースが開いており、発射体610の一部がチューブ670の開端から突き出ている。発射されるまでケース668の中で発射体610を保有するために、チューブ670の開端は軽く発射体610に対してクリンピングされている。プライマー624はベース626の中の中心に支持されている。
発射体610を含むケース668は、兵器のブリーチに挿入される。兵器の撃針がプライマー624を打つと、プライマー624が発火し、ベース626の中に形成されたフラッシュホール(点火孔)628を通して炎(図示せず)を放出する。それにより推進薬622が爆燃し、大量のガスを生成する。推進薬622の爆燃が継続し、ボディー612の中のガスの圧力が増加し、そのガス圧力はケース668のクリンピングではケース668の中に発射体610を保持できないレベルに達する。次に、ガス圧は、発射体610と、ベース626に含まれるチューブ670の内面の間に作用し、ボアに沿って発射体610を推進し、さらに、周囲の大気の中に発射体610を推進する。
ケース668は、この発明の実施形態にかかる発射体を、異なったブリーチの構成を持っている火器で使用できるようにするためのアダプターとして本質的には機能する。すなわち、ケース668により、特定のブリーチ(銃尾)に合致させることができる。
図10は、第7の実施形態の発射体710を示す。この実施形態は、図9に示したものと同様であり、第1の端714および対峙する第2の端716を持つ筒状のボディー712を有し、ボディー712の内部には、端714および716の間に、ある量の推進薬722を保持するキャビティ718が設けられており、ボディー712に固定された一体的なノーズ720により端714は閉じられており、さらに、シール730がボディー712の外周面732の周りに延び、半径方向(ラジアル方向)に突き出て、発射体710が発射される火器(銃砲)のボアまたはバレルの内周面に対して実質的な(十分な)ガスシールを形成する。
また、発射体710は、当初、ケース768、または“カートリッジ”の中に入った状態で提供される。
しかしながら、ケース768はケース668に対し異なった形と構成を有する。特に、ケース768は、チューブ770とボディー712の外周面の間には、第2のキャビティ772があるように、先細り(テーパー状)になっている。第2のキャビティ772は、追加の推進薬で満たすことができる。第2のキャビティ772の中の追加の推進薬には、キャビティ718の中に含まれた推進薬722と比べ、異なる爆燃特性を持たせることができる。例えば、推進薬722は、第2のキャビティ772の中に含まれている推進薬と比較したときに遅く燃えるものであって良い。
図12は、発射体910のさらなる実施形態を示し、この発射体910は、上記の各実施形態の発射体と概略構成は同じであり、第1の端914および対峙する第2の端916を持つほぼ円筒状のボディー912を有し、一体化したノーズ920により第1の端914は塞がれており、ボディー912には、端914および916の間に、ある量の推進薬(不図示)を保持するキャビティ918が設けられている。発射体910は、さらに、図1および2に示した実施形態に関連して説明したのと同様の構成でプライマーを支持したベースシール(不図示)により封止されている。発射体910は、さらに、2つのシールリング930を有し、それぞれのシールリング930は、ボディー912の外周面の周りに形成された、それぞれの溝940に装着されている。発射体910は、火器のバレル951の中にある状態で示されており、バレル951は、ブリーチボア(ブリーチ側の開口)953、およびその下流のバレルボア(バレル側の開口)955を備えている。ブリーチボア953の直径は、一定で、バレルボア955の直径より大きく、バレルボア955の直径も一定である。しかしながら、先細りした(テーパー状の)移行領域957がブリーチボア953とバレルボア955の間に設けられている。移行領域957の内径は、ブリーチボア953からバレルボア955に向かって徐々に減少している。
発射体910は、図2で示された発射体210などのように、別々のシールリングを持っている以前の実施形態とは異なり、環状リングで対峙する平坦な軸方向の面(アクシャル面)961および962と、一定の内径と外径の半径方向の面(ラジアルフェイス)963および964とを備えたシール930を形成している。さらに、シールリング930が嵌まる(着座する、着く)溝940は、ステップ状の構成で形成され、前方の部分(深くなっている部分)965と、後方(下流)で2番目のより浅い部分966とを備えている。第1の部分965の幅はシールリング930の幅と等しく、第2の部分966の深さもシールリング930の幅と等しい。それぞれの溝の第2の部分(ステップ状の部分)966の幅は、発射体910のボディー921の外径とリング930の外径の違い(差)よりわずかに大きい。
リング930はブリーチボア953の内径にあったサイズである。発射体910が発射されると、シールリング930は、推進薬の燃焼による高圧のガスがバイパスして膨張するのを防止し、バレルボア955の内部に発射体910を推進し、その段階では、シールリング930は変形し、溝930、特に溝930の部分966に収まる。
従来技術では、発射体の外径とバレルの内径の間の公差によって、シールリングが上記のように圧縮されるようなことは、発射体がバレルで詰まったり、または高い摩擦抵抗を少なくとも引き起こす要因になる。シールリングの肉厚が、この摩擦抵抗を最小にするほど薄かったならば、1平方インチ当たり20トンに達するかもしれない、火器のブリーチ内の非常に高いガス圧により、発射体から分離したり、破れたりする可能性が高い。発射体910においては、リング930は、発射されるときのブリーチの中の初期段階の高圧の推進力に耐えられるほど十分に厚く形成されており、その一方で、発射体910が発射されると、シールリングの溝のステップ状の部分に変形して収まるような十分な柔軟性を備えている。このような動作により、バレルの中においても効果的なシールが維持され、さらに、それにより発生する摩擦を減少させることができるが、それは、シールリングが変形することにより可能になったことである。
この発明の実施形態の初期試験により、従来のラウンドに対して以下の効果が得られた:
少ない推進薬により、より大きなバレットエネルギーが得られること;
より高いエネルギーのバレットから受ける反動が明らかに減少すること;
音圧レベルが下がること;
所定のキャリバ(口径)で、より重い発射体が使えること;
より高い発射体の速度と、それによるより平坦な発射体軌道が得られること。
また、さらに、この発明の実施形態により、従来のラウンドに対し、以下の利点の1つ以上が得られるはずである:
製造コストを下げること;
部品の数を減らすこと;
所定の数のラウンドのための弾薬の総量を減らすこと;
この発射体のために設計されたブリーチを採用することにより、エクストラクタ(抽出器)とエジェクタを除き、ブリーチの機構を簡易にすること;
よりサイクルの短いブリーチ機構を採用することにより、この発射体のために設計された自動火器の発射サイクルレートを向上すること。
予備の試験の間、円筒状のボディーの外径(外側の直径)がバレルの内径(内側の直径)の99%の実施形態のものは、兵器から首尾よく発射された。円筒状のボディーの外径は、最大で、バレルの内径の99%であることが好ましいと考えられる。シールの外径は、円筒状のボディーの外径より大きくすべきであるが、バレルの内径の95%から105%の範囲であることが好ましい。最適な性能を得るためには、円筒状のボディーの外径は、バレルの内径の97%から99%の範囲であり、シールの外径は、バレルの内径の99%から100%の範囲であることが好ましい。
ケースに入れられた発射体の典型的なものでは、ケースはテーパー状であり、ファイアリングピン(撃針)に隣接した端の直径は、発射体がはみ出た端の直径より大きい。テーパー状のブリーチを備えた兵器が、上記のようなテーパー状のケース、またはカートリッジの中に収納された発射体を発射するために使用される。円筒状のボディー(図1〜3、7、および8で示されるような)を持っている発射体を、テーパー状のブリーチを備えた兵器から発射するためには、図11に示すような、ブリーチスリーブ810が用いられる。ブリーチスリーブ810の外面812は、不図示の兵器のテーパー状のブリーチの先細りしているプロフィールに合うように形成される。ブリーチスリーブ810は、例えば図1に示すような発射体10などの発射体が通ることができる貫通路816を有する。貫通路816は、ブリーチスリーブ810の内面814によって規定される。内面814は、平行管818と、漏斗(ファンネル)部分820とを規定し、ファンネル部分820は、ブリーチスリーブ810の一方の端であって、発射体をブリーチに入れる際に、発射体を貫通路816へ導く。
ブリーチスリーブ810の外面812の形状は、選択された兵器のブリーチの形状に合わせて変えることができる。例えば、ある兵器のブリーチは、直径の異なる2つの平行な管状の部分がある。また、兵器のブリーチの直径は、その兵器のバレルの内径よりわずかに大きい平行な管状の形であっても良い。
ブリーチスリーブ810は、必要に応じて、兵器のブリーチから取り除いたり、再装したりすることができる。これにより、その兵器は、図1〜3、または、図7〜10に示されるような発射体と、従来の弾薬とのいずれも使用できるようになる。
これらの実施形態では、この発明を具体的に説明しているが、発明の基本的な概念から離れずに、この技術の当業者においては、幾つかの変更および変化が可能である。例えば、ノーズ20は、フラットな形状、ラウンドな形状、ポイント的な形状、硬化されたもの、さらには、徹甲端を含む多様な構成にすることができる。また、推進薬22は、液体、粉、粒状、固体、ガス、またそれらの組み合わせであっても良い。特に、例えば、推進薬22は、2つまたはそれ以上の異なる爆燃特性(すなわち、急速燃焼するものと遅延燃焼するもの)の粒状推進薬の組み合わせを含んでいても良く、発射体がバレルから放出された後にさらに推進力が得られるようにすることができる。撃発***、電気または電子的な***を含めた、どのような適当な起爆プライマー24であっても使用できる。
ボディー12は、多様な製造過程を伴う多様な材料により製造できる。例えば、ボディー12は、プラスチック材料により形成されても良く、固形材料から機械加工されたもの、射出成形されたものが含まれる。また、ボディー12は、金属または合金により形成されていても良く、固形材料から機械加工されたもの、鋳造されたもの、型押し、穿孔、プレス加工などの、一般的な工学および製造過程を経たものが含まれる。さらに、ボディー12は、ゴム、高分子または紙/セルロース性物質から製造されていても良い。
予備試験においては、ボディーがスチール(鉄鋼)で作られており、シールが銅で作られているものは、良い結果を示した。また、予備試験においては、ボディーが真鍮で作られ、シールが真鍮で、ボディーと一体に形成されているものも良い結果を示した。
また、図3では質量(マス、塊)44が示されており、そのマス44は、1つの連続したリップ50を有し、溝52に嵌まっている。しかしながら、リップは、断続的なラグまたは突起であっても良く、それらに合致するようにボディー12の周りに形成されたシートに収まるようにしても良い。
また、これらの実施形態の発射体は、変更せずに、従来の平行チェンバータイプのブリーチの火器(銃器)から発射することができる。
上記の一態様は、兵器のバレル(銃身、砲身、銃砲身)から発射される発射体であって、バレルは、内径を備え、当該発射体は、軸上において向かい合う第1および第2の端と、第1の端および第2の端の間に、ある量の第1の推進薬を保持するためのキャビティ(空洞)とを備えたほぼ円筒状のボディー(本体)を有し、第1の端は、ボディーに固定されたノーズ(弾頭)により閉塞されており、円筒状のボディーは、バレルの内径よりも小さい第1の外径と、ボディーの外周面の周囲の周りに延びる少なくとも1つの溝とを備え、少なくとも1つの溝にシールがそれぞれ装着されており、各シールは、ボディーとは別々に形成され、さらに、ボディーからラジアル方向に突き出しており、バレルの内周面との間において実質的なシールが形成され、各シールは、それぞれ、内径よりも大きいまたは同等の第2の外径を備えている。
上記の第2の態様は、兵器のバレルから発射される発射体であって、バレルは、バレル材料により形成されているとともに、内径を備えており、当該発射体は、軸上において向かい合う第1および第2の端と、第1の端および第2の端の間に、ある量の推進薬を保持するためのキャビティとを備えたほぼ円筒状のボディーを有し、第1の端は、ボディーに固定されたノーズにより閉塞されており、円筒状のボディーは、バレルの内径よりも小さい第1の外径を備え、円筒状のボディーは、第1の材料により形成されており、当該発射体は、さらに、ボディーの外周面の周りに延びる少なくとも1つのシールを有し、各シールは、バレルの内周面に対して実質的なシールが形成されるようにボディーからラジアル方向に突き出しているとともに、第1の外径よりも大きくかつバレルの内径と同等またはそれよりも大きい第2の外径を備え、少なくとも1つのシールは、第2の材料により形成されており、第2の材料は、バレル材料よりも軟らかく、第1の材料は、第2の材料よりも硬い。
一形態において、各溝は、第1の部分と第2の部分とを含み、第1の部分は、当該発射体の発射方向において、第2の部分の前方で、第2の部分よりも深い。第1の部分は、それぞれのシールの幅と同等の幅を有していてもよい。第2の部分は、それぞれのシールの変形した部分が入るような形状に形成されてもよい。この形態において、第2の部分は、それぞれのシールの幅と同等の深さを有していてもよい。代わりにあるいは加えて、第2の部分は、第2の外径と第1の外径との間の差よりも大きな幅を有していてもよい。
一形態においては、第1の端の近傍に第1のシールが設けられているとともに、第2の端の近傍に第2のシールが設けられており、第1および第2のシールの外径は、兵器のバレルに繋がるブリーチ(銃尾、砲尾)の内径と少なくとも等しく、これにより、当該発射体の第2の端がブリーチにおいて支持可能とされる。
一形態において、第1の材料は、スチール(鉄鋼)を含んでいる。他の一形態において、第1の材料は、真ちゅうを含んでいる。一形態において、第2の材料は、銅を含んでいる。シールの少なくとも1つは、ボディーとは別々に形成されていてもよい。各シールは、リング形状であることが好ましい。
上記の第3の態様は、兵器のバレルから発射される発射体であって、バレルは、内径を備え、当該発射体は、軸上において向かい合う第1および第2の端と、第1の端および第2の端の間に、ある量の推進薬を保持するためのキャビティとを備えたほぼ円筒状のボディーを有し、第1の端は、ボディーに固定されたノーズにより閉塞されており、円筒状のボディーは、バレルの内径よりも小さい第1の外径を備えており、当該発射体は、さらに、ボディーの外周面の周りに延びる、狭い間隔で設けられた複数のシールを少なくとも2つのセット有し、各シールは、バレルの内周面に対して実質的なシールが形成されるようにボディーからラジアル方向に突出し、第1の外径よりも大きく、かつ、バレルの内径と同等またはそれよりも大きい第2の外径を備えており、シールの第1のセットは、第1の端の近くに配置されており、シールの第2のセットは、第2の端の近くに配置されている。各シールは、バレルの内周面と接触するシールとなるように変形されることが好ましい。
上記の第4の態様は、兵器のバレルから発射される発射体であって、バレルは、内径を備え、当該発射体は、軸上において向かい合う第1および第2の端と、第1の端および第2の端の間に、ある量の推進薬を保持するためのキャビティとを備えたほぼ円筒状のボディーを有し、第1の端は、閉塞されており、円筒状のボディーは、バレルの内径よりも小さい第1の外径を備えており、当該発射体は、さらに、ボディーの外周面の周りに延びる少なくとも1つのシールを有し、各シールは、バレルの内周面に対して実質的なシールが形成されるようにボディーからラジアル方向に突き出しているとともに、第1の外径およびバレルの内径の双方よりも大きい第2の外径を備え、少なくとも1つのシールは、第2の材料により形成されており、当該発射体は、さらに、ボディーに取り付けられ、第1の端の先に延びた塊を有する。
一形態において、塊は、ボディーの第1の端の近傍の部分を囲むスカートを含む。スカートは、ラジアル方向内部に突き出た少なくとも1つの部材が設けられた内周面を含んでいてもよく、ボディーは、少なくとも1つの部材を受けるための少なくとも1つのシートを含み、それにより、ボディーに対して塊が取り付けられている。
他の形態において、スカートは、1つの部材を含み、ボディーは、シートを含み、部材は、周りに設けられたリップであり、シートは、リップを受ける(入れる)溝である。スカートは、ボディーと当該発射体が発射される兵器のバレルの内周面との間に実質的なシールを形成するために、ボディーのラジアル方向に延びていてもよい。
上記の第5の態様は、兵器のバレルから発射される発射体であって、バレルは、内径を備え、当該発射体は、軸上において向かい合う第1および第2の端と、第1の端および第2の端の間に、ある量の推進薬を保持するためのキャビティとを備えたほぼ円筒状のボディーを有し、第1の端は、ボディーに固定されたノーズにより閉塞されており、円筒状のボディーは、バレルの内径よりも小さい第1の外径を備えており、当該発射体は、さらに、ボディーの外周面の周りに延びる少なくとも1つのシールを有し、各シールは、バレルの内周面に対して実質的なシールが形成されるようにボディーからラジアル方向に突き出しているとともに、第2の外径を備えており、少なくとも1つのシールには、バレルを通って当該発射体が発射されるようにバレルを滑らかにするための潤滑手段が設けられている。
潤滑手段は、各シールに塗られた潤滑材料のコーティングを含んでいてもよい。あるいは、潤滑手段は、潤滑剤を含んでいてもよく、この潤滑剤は、当該発射体がバレルを通って発射されると、シールが破裂し、潤滑剤が放出されるように、各シール内に含まれている。一形態において、各シールは、潤滑材料を含んでいる。
一つのさらなる形態において、発射体は、推進薬を発火させるためのプライマー(***)を有していてもよく、プライマーは、円筒状のボディーにより保持されているとともに、円筒状のボディーの第2の端よりも内側に配置されている。
さらなる他の形態において、発射体は、さらに、円筒状のボディーの第2の端を閉塞しているベースシールであって、ベースシールによりプライマーが保持されるようになっているベースシールを有していてもよく、ベースシールは、推進薬の爆燃の間に発生するガスが円筒状のボディーの第2の端から放出されるように、プライマーの発火の後に開く。
ベースシールは、推進薬の爆燃の間に発生するガスによりベースシールが破裂するように形成されていてもよく、これにより、ベースシールが開く。あるいは、ベースシールは、推進薬の爆燃の間に消失するように形成されていてもよく、これにより、ベースシールが開く。ベースシールの中にフラッシュホール(点火孔)が設けられていてもよく、プライマーの発火により生じた炎がフラッシュホールを通って推進薬に伝わってもよい。
この技術分野の当業者にとって自明なことを伴う変形または変更は、上記の記述と、添付の請求の範囲より定められる本発明の範囲に含まれる。
発射体の一形態の部分的な断面図である。 発射体の第2の形態の部分的な断面図および部分的に爆発させた図である。 発射体の第3の形態の断面図である。 図1ないし3に示した発射体に組み入れ可能なベースシールの一形態の断面図である。 図1ないし3に示した発射体に組み入れ可能なベースシールの第2の形態の断面図である。 図1ないし3に示した発射体に組み入れられたベースシールおよびプライマーの端面図である。 発射体の第4の形態の部分的な断面図である。 発射体の第5の形態の断面図である。 本発明の発射体の実施形態の部分的な断面図である。 発射体の第8の形態の断面図である。 ブリーチスリーブの一実施形態の断面図である。 発射体の第9の形態の断面図である。

Claims (9)

  1. 小火器から発射される発射体であって、前記小火器はバレルを有し、
    当該発射体は、
    軸上において向かい合う第1および第2の端と、前記第1の端および前記第2の端の間に延びたある量の推進薬を保持するためのキャビティとを備えたほぼ円筒状のボディーであって、第1の外径を備え、前記第1の端は閉じたボディーと、
    前記ボディーの外周面の周りに延びる少なくとも2つのシールであって、各シールは当該発射体が発射されたときに前記バレルの内周面に対して実質的なシールが形成されるように前記ボディーからラジアル方向に突き出している、少なくとも2つのシールと、
    一方の端がベースによりシールされたチューブを含むケースであって、前記円筒状のボディーの一部を覆うように取り付けられ、前記ベースは前記円筒状のボディーの前記第2の端の近傍で前記キャビティを閉じ、さらに前記円筒状のボディーの前記第1の端は前記チューブから突き出ている、ケースとを有する発射体。
  2. 小火器から発射される発射体であって、前記小火器はバレルを有し、
    当該発射体は、
    軸上において向かい合う第1および第2の端と、前記第1の端および前記第2の端の間に延びた、ある量の推進薬を保持するためのキャビティとを備えたほぼ円筒状のボディーであって、第1の外径を備え、前記第1の端は閉じたボディーと、
    前記ボディーの外周面の周りに延びる少なくとも2つのシールであって、各シールは当該発射体が発射されたときに前記バレルの内周面に対して実質的なシールが形成されるように前記ボディーからラジアル方向に突き出している、少なくとも2つのシールと、
    前記ある量の推進薬と、
    一方の端がベースによりシールされたチューブを含むケースであって、前記円筒状のボディーの一部を覆うように取り付けられ、前記ベースは前記円筒状のボディーの前記第2の端の近傍で前記キャビティを閉じ、前記ベースにより前記ある量の推進薬が前記キャビティに保持され、さらに前記円筒状のボディーの前記第1の端は前記チューブから突き出ている、ケースとを有する発射体。
  3. 請求項1または2において、前記少なくとも2つのシールは、前記円筒状のボディーの前記第2の端の近傍に設けられた第1のシールを含む、発射体。
  4. 請求項3において、前記少なくとも2つのシールは、前記円筒状のボディーの前記第1の端の近傍に設けられた第2のシールを含み、前記第2のシールは少なくとも部分的に前記チューブにより覆われている、発射体。
  5. 請求項4において、前記第2のシールは、前記チューブの内側から前記チューブの外側に向かい、前記円筒状のボディーに沿って軸方向に延びている、発射体。
  6. 請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記キャビティは、前記チューブと実質的に同じ長さになるように延びている、発射体。
  7. 請求項1ないし6のいずれかにおいて、前記ベースの中央に支持されたプライマーを備えている、発射体。
  8. 請求項1ないし7のいずれかにおいて、前記少なくとも2つのシールは前記円筒状のボディーに一体となるように形成されている、発射体。
  9. 請求項1ないし8のいずれかにおいて、前記少なくとも2つのシールは、前記第1の外径よりも大きく、かつ前記バレルの内径と同等またはそれよりも大きい第2の外径を備えている、発射体。
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