JP4810506B2 - レンズ位置調整装置 - Google Patents

レンズ位置調整装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4810506B2
JP4810506B2 JP2007164666A JP2007164666A JP4810506B2 JP 4810506 B2 JP4810506 B2 JP 4810506B2 JP 2007164666 A JP2007164666 A JP 2007164666A JP 2007164666 A JP2007164666 A JP 2007164666A JP 4810506 B2 JP4810506 B2 JP 4810506B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical axis
ring
lens
axis direction
adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007164666A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008026892A (ja
Inventor
悠司 小暮
俊幸 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2007164666A priority Critical patent/JP4810506B2/ja
Publication of JP2008026892A publication Critical patent/JP2008026892A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4810506B2 publication Critical patent/JP4810506B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Description

本発明はカメラのレンズ位置調整装置に関し、特にレンズ鏡筒に設けられた操作環を回動してレンズを光軸方向に移動させる構成のレンズ鏡筒において操作環の回動位置に対するレンズの光軸方向の位置を調整可能にしたレンズ位置調整装置に関するものである。
カメラのレンズにはレンズ鏡筒に設けられてフォーカス(焦点位置)設定やズーム(焦点距離)設定を行うためのフォーカス操作環やズーム操作環が設けられ、撮影者がこれらの操作環を手操作で回動してレンズ鏡筒内のレンズの光軸方向の位置を変化させてフォーカスやズームの設定を行うようになっている。操作環を回動してレンズの光軸位置を変化させる機構としては種々のものが提案されているが、その一つに操作環の回動によってレンズ鏡筒内のカム環を回動するように構成するとともに、レンズを支持しているレンズ枠にカム環に設けられたカム溝に係合するカムローラを一体に設け、カム環の回動量をカムローラ、すなわちレンズの光軸方向の移動量に変換する構成がある。
このような構成では、操作環の回動位置とレンズの光軸方向位置を正しく位置合わせするための調整が必要になる。例えばフォーカス調整は、フォーカス操作環をレンズ鏡筒に設けられた距離目盛りに合わせたときに、レンズが当該距離に対応する光軸方向の位置に移動されるように調整する。このようなフォーカス操作環の回動位置とレンズの光軸方向位置を対応させるためのフォーカス調整を行う手法として、フォーカス操作環とフォーカスカム環との相対的な光軸方向の距離を調整する手法がある。すなわち、フォーカス操作環に対するフォーカスカム環の光軸方向の位置を変化させれば、フォーカス操作環を同じ位置に回動した場合でもフォーカスカム環の光軸方向の位置が相違され、レンズの位置を変化させることができる。この調整を行うために、従来ではフォーカス操作環とフォーカスカム環とを連結する部位に光軸方向に所要の厚さを有する調整シムを介在させておき、この調整シムの枚数を変化させることでフォーカス操作環とフォーカスカム環との相対位置を変化させている。例えば、特許文献1には従来技術の説明として、レンズのピント調整の方法の一つにレンズ系内に調整シムと等価な働きをする調整分のワッシャを加える方法があることが開示されている。
特開2002−62466号公報
このような調整シムを用いて部材間の光軸方向を調整してレンズ位置を調整する技術では、調整シムは予め設定された厚さであるので、調整可能なフォーカス量は調整シムの厚さに限定され、あるいは複数枚の調整シムを用いる場合にはその枚数に対応したフォーカス量に限定されることになり、いずれも段階的な数値の量になる。また、異なる厚さの調整シムを用いたときには調整できる数値の量を変化させることは可能であるが、調整可能な数値が段階的な数値であることは解消できない。また、調整シムの厚さの低減には限度があり、また厚さ寸法の精度を高めるのにも限度があるため、調整量を微細に設定することは困難である。そのため、従来ではフォーカス調整やズーム調整におけるレンズの位置調整を微細にかつ連続的に調整し、誤差の無い調整を行うことが極めて難しいという問題がある。
本発明の目的は、操作環の回動位置に対するレンズの光軸方向の位置を微細にかつ連続して位置調整することを可能にしたレンズ位置調整装置を提供するものである。
本発明は、固定環にスクリュー構造で支持されて光軸回りに回動操作される操作環と、操作環の回動に追従して光軸方向に移動されるレンズとを備えるレンズ鏡筒において、操作環は回動操作される操作環部と、固定環に螺合される補助環部とで構成されており、操作環部と補助環部とは相対回動位置が調整可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明は、操作環と一体的に回動されかつ光軸方向に移動されるカム環を備え、レンズはカム環に設けられたカム手段によって当該カム環の回動及び光軸方向の移動に追従して光軸方向に移動可能とされ、操作環とカム環との光軸方向の相対位置を調整するための光軸方向相対位置調整手段を備える。この光軸方向相対位置調整手段は操作環とカム環との連結部に介在されて両者の光軸方向の寸法を調整するための調整シムで構成される。
本発明においては、操作環部と補助環部のいずれか一方に円周方向の円弧溝が形成され、他方は前記円弧溝に沿って相対回動位置が変化可能に構成されることが好ましい。円弧溝内において操作環部と補助環部とを連結する調整ネジを有し、円弧溝内での調整ネジの位置を変化させて相対回動位置を調整する。円弧溝の円弧長は、当該円弧長の角度だけ補助環部が回動されたときに光軸方向に移動する距離が調整シムの1枚の厚さ寸法以上とする。
本発明によれば、操作環の操作環部と補助環部との相対回動位置を連続的に調整可能であるので、これに追従させて操作環の回動位置に対するレンズの光軸方向の位置を連続的に調整することができる。また、調整シムにより操作環とカム環との光軸方向の相対位置の調整が可能であるので、レンズの光軸方向を長い距離範囲にわたって位置調整することができる。さらに、操作環部と補助環部は一方に設けた円弧溝とその内部に配設された調整ネジとにより両者の相対回動位置を調整することができ、円弧溝の円弧長を調整シムの1枚の厚さ寸法に相当する長さとすることで、レンズの光軸方向を少なくとも調整シムの厚さ寸法を含む長さ範囲にわたって連続的に位置調整することができる。したがって、調整シムと併用することで極めて長い範囲にわたっての位置調整が可能になる。
次に、本発明の実施例1について図面を参照して説明する。図1は本発明をフォーカス機構に適用したレンズ鏡筒の要部の断面図であり、図2はその一部の概略分解斜視図である。レンズ鏡筒内の固定環1の内部前端には固定レンズL1が固定されている。この固定環1の内周位置には光軸方向に沿って移動可能なレンズ支持枠2が内挿されており、このレンズ支持枠2に可動レンズL2が支持されている。この可動レンズL2は当該可動レンズL2が光軸方向に移動されたときにレンズ鏡筒におけるフォーカス調整を行うためのものである。なお、実施例1では固定レンズL1と可動レンズL2はそれぞれレンズ群として構成した例が示されているが、各1枚のレンズで構成されていてもよい。前記固定環1の外周位置には筒状をしたフォーカスカム環3が嵌装されており、その前端部においてレンズ鏡筒の外周に配置されるフォーカス操作環4に一体的に連結されている。前記フォーカスカム環3には所定のカム溝31が形成されており、前記レンズ支持枠2に立設されて外径方向に突出され、かつ前記固定環1に開口された光軸方向の直線溝11を径方向に挿通したカムローラ21が嵌合されている。これにより、フォーカスカム環3が光軸Axの回りに回動されると、カム溝31とカムローラ21とのカム動作によってレンズ支持枠2、すなわち可動レンズL2が光軸方向に移動され、レンズ鏡筒におけるフォーカス調整が可能になる。
前記フォーカス操作環4は前記レンズ鏡筒の最外周に設けられた外周固定環5に螺合支持されている。すなわち前記フォーカス操作環4は撮影者によって手操作により回動される操作環部41と、この操作環部41の光軸方向後側に連結されている筒状をした補助環部42とで構成されており、前記操作環部41は前記外周固定環5とほぼ同じ径位置に配置されているが、前記補助環部42は外周固定環5よりも小径に形成されて外周固定環5の内周位置に配置されている。そして、外周固定環5の内周面に設けられたスクリュー溝5aと補助環部42の外周面に設けられたスクリュー溝42aとが互いに螺合されている。また、前記操作環部41と補助環部42は、図3に操作環部41を光軸方向から見た正面図に示すように、円周方向の3箇所において調整ネジ43により互いに連結されている。すなわち、操作環部41の光軸方向の後面には光軸を中心にした円環状の凹溝411が形成され、補助環部42の光軸方向の前面には当該凹溝411に嵌合する円環状のフランジ部421が設けられており、操作環部41と補助環部42はこれら凹溝411とフランジ部421とのすべり結合によって両者は光軸Axを中心に相対回動可能に構成されている。また、この凹溝411に対向する操作環部41の円周方向の3箇所にはそれぞれ詳細を後述するように所要の円弧長を有する円弧溝412が板厚方向(光軸方向)に貫通されており、これらの円弧溝412をそれぞれ光軸方向の前方から後方に向けて挿通される前記した3本の調整ネジ43を補助環部42のフランジ部421に螺合し、これら3本の調整ネジ43で円弧溝412が形成された領域の一部を光軸方向に挟持することによって操作環部41と補助環部42とを一体的に連結している。したがって、この連結構造では、3本の調整ネジ43を緩めると、各調整ネジ43は各円弧溝412内で円周方向に相対移動できるようになるため、円弧溝412の円弧長の範囲で操作環部41を補助環部42に対して回動させ、両者の相対回動位置関係を調整することが可能になる。
このフォーカス操作環4を含むフォーカス構造では、フォーカス操作環4が操作環部41において光軸回りに回動されるとこれに調整ネジ43によって連結されている補助環部42も一体に回動し、外周固定環5と補助環部42の各スクリュー溝5a,42aの螺合によって補助環部42と操作環部41、すなわちフォーカス操作環4は回動と同時に光軸方向に微小移動される。このフォーカス操作環4の回動によりフォーカスカム環3も回動して可動レンズL2を光軸方向に移動させることは前述の通りであるが、フォーカス操作環4は回動と同時に光軸方向に移動するため、フォーカスカム環3においては、この光軸方向の移動を考慮して前記可動レンズL2が所望の光軸位置に移動されるように前記カム溝31の形状を設計することになる。
ここで、前記フォーカスカム環3はその光軸方向前端部に設けた外フランジ部32において前記フォーカス操作環4の操作環部41の前端部に設けた内フランジ部413に対して光軸方向に衝接され、図には表れない連結ネジにより一体的に連結されている。このとき、フォーカスカム環3の外フランジ部32とフォーカス操作環(操作環部)4の内フランジ部413との間に所要の厚さをした円環状の調整シム6を介在させることにより、フォーカスカム環3とフォーカス操作環4との光軸方向の相対距離を調整シム6の厚さだけ離すことができる。これにより、フォーカス操作環4を回動して外周固定環5に対する光軸方向の位置を変化調整したときに、これに追従して光軸方向に移動するフォーカスカム環3の光軸方向の位置を調整シム6の厚さだけ変化させることができ、さらにはフォーカス調整を行うレンズ支持枠2、すなわち可動レンズL2の光軸方向の位置を調整することが可能になる。なお、調整シム6は厚さが同じものを複数枚用意しておき、介在させる調整シム6の枚数を選択することで実質的に厚さが異なる調整シムとして構成することも可能であり、ここではこのような複数枚の調整シム6を用いている。
以上の実施例1の構成によれば、撮影者がフォーカス操作環4を回動操作すると、操作環部41が回動され、これに連結されている補助環部42が一体に回動される。補助環部42はスクリュー溝42a,5aにより外周固定環5に螺合されているため、図4に模式図を示すように、補助環部42は回動に伴ってスクリュー溝5a,42aのピッチ寸法Lpに従って回動角に対応した距離だけ光軸方向に移動される。これにより、操作環部41、すなわちフォーカス操作環4も光軸方向に移動される。この操作環部41の光軸回り方向の回動と光軸方向の移動によりフォーカスカム環3も一体的に光軸回り方向に回動され、同時に光軸方向に移動される。このフォーカスカム環3の光軸回り方向及び光軸方向の移動によりカム溝31に係合されているカムローラ21が光軸方向に移動され、レンズ支持枠2すなわち可動レンズL2が光軸方向に移動され、フォーカス操作環4の回動位置に対応した所定の光軸方向の位置に設定されることになる。
ここで、フォーカス操作環4の回動位置に対して可動レンズL2の光軸位置が正しく調整されていない場合には、フォーカス操作環4を外周固定環5に設けた距離目盛りに合わせても実際のフォーカス位置に誤差が生じてしまうことになる。そのため、フォーカス調整として、フォーカスカム操作環4とフォーカスカム環3との間に介在させている調整シム6の枚数を増減する調整作業を行う。調整シム6の枚数を減らすことによりフォーカス操作環4とフォーカスカム環3の光軸方向の距離が短くなり、調整シム6の枚数を増やすことにより両者の光軸方向の距離が長くなる。この調整シム6による調整を行うことにより、フォーカス操作環4を同じ回動位置に設定してもフォーカスカム環3の光軸方向の位置を変化させることができるので、調整シム6によって可動レンズL2の光軸位置をフォーカス調整することが可能になる。
しかしながら、この調整シムによるフォーカス調整では、調整可能な寸法単位は調整シムの厚さ寸法であるため、調整量は図5に破線で示すように調整シムの1枚の厚さ寸法Ls単位の段階的な寸法調整となっており、この寸法Lsよりも微小な寸法の調整は困難である。そこで実施例1では、フォーカス調整の精度を高めるためにフォーカス操作環4の操作環部41と補助環部42との連結部での調整を実行する。すなわち、補助環部42に螺合されている3本の調整ネジ43を緩めて各調整ネジ43を操作環部41の各円弧溝412内で円周方向に相対移動できる状態とし、この円弧溝412の円弧長の範囲で補助環部42を操作環部41に対して相対回動させ、両者の相対回動位置関係を変化させる。その上で再び3本の調整ネジ43を締結し、操作環部41と補助環部42とを一体的に連結する。これにより、補助環部42の回動により補助環部42が外周固定環5に対して光軸方向に移動され、この移動に伴って操作環部41とこれに連結されたフォーカスカム環3が光軸方向に移動されても、操作環部41は外周固定環5に対する回動位置が変化していないので、操作環部41の回動位置に対するフォーカスカム環3の光軸位置が変化されることになる。すなわち、フォーカス操作環4の操作環部41の回動位置に対するフォーカスカム環3の光軸方向位置を変化させ、さらには可動レンズL2の光軸位置を変化させることになる。換言すれば、3本の調整ネジ43による補助環部42と操作環部41との相対回動位置調整を行うことによって可動レンズL2でのフォーカス調整を行うことができることになる。
すなわち、調整ネジ43による操作環部41での回動位置調整に際しては、図3に示す円弧溝412の円周長さの範囲内で補助環部42を操作環部41に対して回動位置調整することが可能である。この調整可能な回動範囲は、図5に示すように、外周固定環5に対して円弧溝412の円周長さの中心角θaだけ補助環部42が回動したときに光軸方向に移動する長さである。この長さLxは、円弧溝412の中心角をθaとし、スクリュー溝5a,42aのピッチ寸法(補助環部42が1回転したときに光軸方向に移動する長さ)をLpとしたとき、
Lx=Lp・(θa/360)
である。したがって、この長さLxが調整シム6による調整の単位となる寸法Lsよりも大きくなるように設定すれば、調整シム6による調整寸法Lsよりも光軸方向に長い範囲での調整を可能にする一方で、寸法Lsよりも小さい寸法でのフォーカス調整が可能になり、しかも補助環部42は操作環部41に対して連続的な角度で相対回動させることが可能であるためフォーカス調整量を連続的に変化させながら行うことが可能になる。実施例1では、調整長さLxを調整シムに6よる寸法Lsの2倍に設定している。したがって、調整シム6の枚数を1枚増やし、或いは減らす代わりに調整ネジ43による調整のみで調整シム6の2枚分に相当する調整を行うことも可能になる。
このように、実施例1では調整ネジ43によりフォーカス操作環4の操作環部41と補助環部42との相対回動位置を連続的に調整可能であるので、これに追従させてフォーカス操作環4の回動位置に対するフォーカスカム環3の回動及び光軸方向の位置を連続的に調整することができる。これにより、調整シム6による段階的な可動レンズL2の光軸方向の位置調整に併せて調整ネジ43による可動レンズL2の連続特性での光軸方向の位置調整が可能になり、フォーカスレンズの位置を連続的に正確に位置調整することが可能になる。
本発明において円弧溝412の中心角(円弧方向の長さ)は調整シム6の1枚の厚さに相当する長さ以上あればよく、実施例1のように2倍の長さにしてもよい。あるいは2倍以上、あるいは2倍以下の寸法であってもよいことは言うまでもない。また、本発明は、調整シムによる調整と円弧溝による調整とを併用してもよいことは言うまでもなく、この場合には円弧溝の中心角は調整シムの1枚の厚さに相当する長さだけあれば調整シムの枚数を増減することによって極めて広い範囲での調整が可能になる。さらに、本発明は、フォーカス操作環4の操作環部41と補助環部42との相対回動位置が調整可能な構成であれば実施例1の構成に限られるものではない。例えば、円弧溝を補助環部に設け、調整ネジを操作環部に螺合した構成でもよい。
本発明のレンズ位置調整装置は実施例1のフォーカス調整装置に限られるものではなく、操作環を回動したときにレンズを光軸方向に移動させる機構であれば、例えばズームレンズ機構のズーム操作環とズームレンズの光軸位置を調整するためのズーム調整装置として構成することも可能である。
本発明の実施例1のレンズ鏡筒の要部の断面図である。 要部の概略構成を示す分解斜視図である。 フォーカス操作環を光軸方向から見た正面図である。 要部の拡大断面図である。 調整シムと調整ネジによるフォーカス調整特性を説明するための図である。
符号の説明
1 固定環
2 レンズ支持枠
3 フォーカスカム環
4 フォーカス操作環
5 外周固定環
5a スクリュー溝
6 調整シム
41 操作環部
42 補助環部
42a スクリュー溝
43 調整ネジ
412 円弧溝
L1 固定レンズ
L2 可動レンズ

Claims (7)

  1. 固定環にスクリュー構造で支持されて光軸回りに回動操作される操作環と、前記操作環の回動に追従して光軸方向に移動されるレンズとを備えるレンズ鏡筒において、前記操作環は回動操作される操作環部と、前記固定環に螺合される補助環部とで構成されており、前記操作環部と前記補助環部とは相対回動位置が調整可能に構成されていることを特徴とするレンズ位置調整装置。
  2. 前記操作環と一体的に回動されかつ光軸方向に移動されるカム環を備え、前記レンズは前記カム環に設けられたカム手段によって当該カム環の回動及び光軸方向の移動に追従して光軸方向に移動可能とされ、前記操作環と前記カム環との光軸方向の相対位置を調整するための光軸方向相対位置調整手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のレンズ位置調整装置。
  3. 前記光軸方向相対位置調整手段は前記操作環と前記カム環との連結部に介在されて両者の光軸方向の寸法を調整するための調整シムであることを特徴とする請求項2に記載のレンズ位置調整装置。
  4. 前記操作環部と前記補助環部のいずれか一方に円周方向の円弧溝が形成され、他方は前記円弧溝に沿って相対回動位置が変化可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のレンズ位置調整装置。
  5. 前記円弧溝内において前記操作環部と前記補助環部とを連結する調整ネジを有し、前記円弧溝内での前記調整ネジの位置を変化させて前記相対回動位置を調整することを特徴とする請求項に記載のレンズ位置調整装置。
  6. 前記円弧溝の円弧長は、当該円弧長の角度だけ補助環部が回動されたときに光軸方向に移動する距離が前記調整シムの1枚の厚さ寸法以上であることを特徴とする請求項5に記載のレンズ位置調整装置。
  7. 前記操作環はフォーカス操作環であり、前記レンズはフォーカス設定用のレンズであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のレンズ位置調整装置。

JP2007164666A 2006-06-23 2007-06-22 レンズ位置調整装置 Active JP4810506B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007164666A JP4810506B2 (ja) 2006-06-23 2007-06-22 レンズ位置調整装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006173421 2006-06-23
JP2006173421 2006-06-23
JP2007164666A JP4810506B2 (ja) 2006-06-23 2007-06-22 レンズ位置調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008026892A JP2008026892A (ja) 2008-02-07
JP4810506B2 true JP4810506B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=39117519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007164666A Active JP4810506B2 (ja) 2006-06-23 2007-06-22 レンズ位置調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4810506B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01219810A (ja) * 1988-02-29 1989-09-01 Nikon Corp ズームレンズ鏡筒
JPH08211277A (ja) * 1995-02-06 1996-08-20 Nikon Corp ズームレンズ鏡筒、及びズームレンズ鏡筒のフランジバックの調整方法
JP2006084606A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Nidec Copal Corp レンズ調整装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008026892A (ja) 2008-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8976460B2 (en) Varifocal lens barrel
JP2008046439A (ja) チルト調整機構を備えたレンズ鏡筒
US7782557B2 (en) Lens position adjusting device
JP2000089086A (ja) ズームレンズ鏡筒
JPH0483212A (ja) レンズ鏡筒、フランジバック調整方法及び製造誤差調整方法
US20070183026A1 (en) Adjustable lens device
JP4810506B2 (ja) レンズ位置調整装置
JP2006301187A (ja) ズームレンズ沈胴鏡筒
JP6816398B2 (ja) レンズ鏡筒及び撮像装置
JP2022174289A (ja) レンズ鏡筒及び撮像装置
JP7467111B2 (ja) レンズ装置および撮像装置
JP2006072059A (ja) レンズ鏡筒の偏心調整装置
JP2007003581A (ja) レンズ鏡筒
JP2013190475A (ja) レンズ鏡筒及び光学機器
JP5912871B2 (ja) 絞り口径補正機構及びレンズ鏡筒
JP3090931B2 (ja) 可変焦点レンズ系のバックフォーカス調節装置
JP2021117235A (ja) レンズ装置および撮像装置
JP2018087904A (ja) レンズマウント固定機構およびそれを有するレンズ装置
JP5213763B2 (ja) レンズ鏡筒及びそれを有する光学機器
JP5822557B2 (ja) レンズ鏡筒および光学機器
JP2020008707A (ja) レンズ鏡筒
JP2016029418A (ja) レンズ鏡筒
JP2006113315A (ja) レンズ鏡筒の光軸調整装置及び光軸調整方法
JP2023080987A (ja) レンズ装置及び撮像装置
JP5022183B2 (ja) ズームレンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080502

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110822

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4810506

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250