JP4810410B2 - 同期電動機制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、同期電動機制御装置に係り、特に、同期電動機の入力電流を制御する技術に関する。
本発明に関連した従来技術としては、例えば、特開2000−92884号公報(特許文献1)、特開2000−358400号公報(特許文献2)及び特開平10−191700号公報(特許文献3)に記載されたものがある。特開2000−92884号公報には、サーボモータの電流位相角を0°以外の一定値に制御し、リラクタンストルクを考慮し精度の良い定トルク及び定出力駆動特性を有する制御装置を得るために、逆突極性を有するDCブラシレスモータ駆動において、トルク分電流Iqから見た位相角が一定値となるようにモータ1次電流を制御し、また、q軸インダクタンスLqの変動を補償することで、精度の良い定トルク及び定出力駆動特性を有するようにトルク分電流指令値Iq及び励磁電流指令値Idを算出するとした技術が記載され、励磁電流指令値Idをモータの基底速度ωによる2つの制御範囲に分けて定めるとしている。また、特開2000−358400号公報には、入力されたトルク指令値Tqと所定値Trefとの大小関係に応じてq軸電流指令値Iq及びd軸電流指令値Idの算出方式を切り換える、すなわちトルク指令値Tqが所定値Trefよりも小さな場合には、q軸電流指令値Iqを、Iq=Kq1×Tqにより演算し(Kq1は係数)、d軸電流指令値Idを、Id=0として演算し、トルク指令値Tqが所定値Trefよりも大きい場合には、Iq=Kq1×Trefにより演算し、d軸電流指令値Idを、Id=Kd1×(Tq−Tref)により演算する(Kd1は係数)ことで、出力トルクとトルク指令値との関係を線形化し、常に高精度のトルク制御を行えるようにするとした技術が記載され、特開平10−191700号公報には、回転子内に永久磁石を有する三相同期電動機において、定出力範囲を広くとれる特性を損なうことなく、低速回転領域においての高速応答を満たし、かつ出力トルクの低下を防ぐ制御方法を提供するために、トルク指令Tと速度フィードバック信号Nfbとに基づいてd軸電流指令値Id及びq軸電流指令Iqを設定し、運転モード切替信号が与えられたとき、q軸電流指令IqをK1Iq(K1≧1)に、d軸電流指令Idを一定値に、それぞれ切り替えるとした技術が記載されている。
特開2000−92884号公報 特開2000−358400号公報 特開平10−191700号公報
例えば、上記特開2000−92884号公報では、一定の電流位相角をβとするとき、励磁電流指令値(d軸電流指令値)Idを次の数1により演算している。
Id=tan−1β×Iq …(数1)
同一電流にて最大トルクを発生させる電流位相角βは、トルク式をβで微分することにより、次の数2で与えられる。ただし、Фは永久磁石による鎖交磁束、Lqはq軸インダクタンス、Ldはd軸インダクタンス、Ia*は電流指令実行値である。
β=sin -1 [〔-Фa+{Фa 2 +8(Lq-Ld) 2 Ia *2 1/2 〕/4(Lq-Ld)Ia ]
…(数2)
上記数2に示すように、βはIa*によって変化する。上記特開2000−92884号公報では、電流値Ia*においてモータが最大効率となる角度をβとし、励磁電流指令値Idを演算している。このように様々な近似を用いたId演算方法が考えられる。しかしながら、最近は、演算にマイコンを用いるのが一般的であり、マイコンの演算能力によって、得られる結果も異なる。このため、マイコンの能力を考慮する必要がある。

本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、同期電動機制御装置において、
従来よりも簡単に、理論値に近いd軸電流指令値Idを算出できるようにし、制御の信頼性と制御精度とを改善できるようにすることである。
上記課題点を解決するために、本発明の同期電動機制御装置では、トルク指令値Tに基づきq軸電流指令値Iqとd軸電流指令値Idとを演算する電流指令値変換器として、トルク指令値Tに比例定数KTIを乗算して上記q軸電流指令値Iqを演算し、これを基準のq軸電流値Iqbaseと比較し、該q軸電流指令値Iqが基準のq軸電流値Iqbase以下の場合は、上記d軸電流指令値Idを該q軸電流指令値Iqの第1の1次関数として演算し、一方、上記比較の結果、上記q軸電流指令値Iqが上記基準のq軸電流値Iqbaseを超える場合は、d軸電流指令値Idを該q軸電流指令値Iqの第2の1次関数として演算する構成を備えたものとする。上記第1の1次関数は、上記q軸電流指令値Iqに比例定数aを乗じたものであり、上記第2の1次関数は、q軸電流指令値Iqに比例定数aを乗じさらに定数bを加算したものである。かかる構成とすることで、同期電動機に対し、同一電流値において理論値に近い最大トルクを出力させる。
また、電流指令値変換器として、上記トルク指令値Tに比例定数KTIを乗算して上記q軸電流指令値Iqを演算し、これを基準のq軸電流値Iqbaseと比較し、該比較の結果、q軸電流指令値Iqが基準のq軸電流値Iqbase以下の場合は、第1のd軸電流指令値Id を該q軸電流指令値Iqの第1の1次関数として演算し、一方、q軸電流指令値Iqが基準のq軸電流値Iqbaseを超える場合は、第2のd軸電流指令値Id を該q軸電流指令値Iqの第2の1次関数として演算し、さらに、交流変換される直流電圧Vdcから基準の電気角速度ωbaseを演算し、当該同期電動機の電気角速度ωと比較し、該電気角速度ωが該基準の電気角速度ωbase以上の場合に、該電気角速度ωに比例するd軸電流指令増加値Idωを演算し、上記第1のd軸電流指令値Id または上記第2のd軸電流指令値Id に上記d軸電流指令増加値Idωを加算して、該加算結果をd軸電流指令値Idとして出力する構成のものとする。かかる構成とすることで、同期電動機に対し、重負荷時、最大トルクまたはこれに近いトルクで高速回転させ、電圧飽和が生じる場合にも、安定したトルクを出力させる。
本発明によれば、同期電動機を安定した高トルクで運転可能な同期電動機制御装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例につき、図面を用いて説明する。
図1〜図3は、本発明の同期電動機制御装置の第1の実施例の説明図である。図1は、第1の実施例としての同期電動機制御装置の構成例図、図2は、図1の同期電動機制御装置を構成する電流指令値変換器の構成例図、図3は、図1の同期電動機制御装置におけるq軸電流指令値Iqとd軸電流指令値Idとの関係の説明図である。
図1において、1は同期電動機制御装置、100は同期電動機、11は、同期電動機100のロータ(図示なし)の回転位置を検出する位置検出器としてのエンコーダ、12は、上記エンコーダ11の出力から上記ロータの回転速度を演算する速度演算器、13は、上記速度演算器12から得られる上記ロータの現在の回転速度Nと、予め設定してある速度指令値Nとから、トルク指令値Tを演算し該トルク指令値Tに対応する信号(便宜上、トルク指令値Tという)を出力する速度制御演算器、14は、上記トルク指令値Tに基づき、q軸電流指令値Iqとd軸電流指令値Idとを演算し、q軸電流指令値Iq、d軸電流指令値Idのそれぞれに対応する信号(便宜上、q軸電流指令値Iq、d軸電流指令値Idという)を形成して出力する電流指令値変換器、15は、同期電動機100の入力電流値を検出する電流検出器、16は、該検出した入力電流値をq軸電流値Iq及びd軸電流値Idに変換する軸電流値変換器としてのU−V−W/d−q変換器、17aは、上記電流指令値変換器14から出力されたq軸電流指令値Iqと、上記U−V−W/d−q変換器16から出力されたq軸電流値Iqと加え合わせ、該q軸電流指令値Iqから該q軸電流値Iqを減算する加算部、17bは、電流指令値変換器14から出力されたd軸電流指令値Idと、U−V−W/d−q変換器16から出力されたd軸電流値Idと加え合わせ、該d軸電流指令値Idから該d軸電流値Idを減算する加算部、17cは、予め設定されている同期電動機100のロータの速度指令値Nに対応する信号(便宜上、速度指令値Nという)と、上記速度演算器12から出力された同ロータの現在速度Nに対応する信号(便宜上、現在速度Nという)とを加え合わせ、該速度指令値Nから該現在速度Nを減算し速度偏差情報を出力する加算部、18は、上記q軸電流指令値Iqから上記q軸電流値Iqを減算した電流値偏差情報と、上記d軸電流指令値Idから上記d軸電流値Idを減算した電流値偏差情報とに基づき、上記同期電動機100の入力電流値を演算し出力する電流制御演算器である。該電流制御演算器18から出力される制御された該入力電流は、同期電動機100の固定子コイル(図示なし)に入力され、該同期電動機100が駆動される。上記速度制御演算器13は、上記加算部17cから出力される速度偏差情報に基づいて上記トルク指令値Tを形成して出力する。上記電流検出器15及び上記U−V−W/d−q変換器16は、上記電流制御演算器18に対してフィードバック制御系を形成する。
なお、図1の構成では、U−V−W/d−q変換器16に3相の電流検出器15から検出した電流値を入力しているが、例えば,これを2相とし、U相、W相の電流を検出して、V相電流Ivを、U相電流IuとW相電流Iwとの差とし、Iv=Iu−Iwと演算してもよい。
以下の説明中で用いる図1の構成要素には、図1の場合と同じ符号を付して用いる。
図2は、図1の同期電動機制御装置1を構成する電流指令値変換器14の構成例図である。
図2において、141は、トルク指令値Tに比例定数KTIを乗算し上記q軸電流指令値Iqを演算して出力するq軸電流指令値演算器、142は、該出力されたq軸電流指令値Iqのレベルを基準のq軸電流値Iqbaseのレベルと比較する比較部、143は、該比較部142での比較の結果、上記q軸電流指令値Iqのレベルが上記基準のq軸電流値Iqbaseのレベル以下の場合は、上記d軸電流指令値Idを該q軸電流指令値Iqの第1の1次関数として演算する第1の1次関数演算器、143aは、上記q軸電流指令値Iqに乗ずる比例定数aを設定する比例定数設定部、144は、上記比較部142での比較の結果、上記q軸電流指令値Iqが上記基準のq軸電流値Iqbaseを超える場合、上記d軸電流指令値Idを該q軸電流指令値Iqの第2の1次関数として演算する第2の1次関数演算器、144aは、上記q軸電流指令値Iqに乗ずる比例定数aを設定する比例定数設定部、144bは、該q軸電流指令値Iqと比例定数aとの積に加算される定数bを設定する定数設定部である。上記比較部142は、上記比較の結果、上記q軸電流指令値Iqのレベルが上記基準のq軸電流値Iqbaseのレベル以下の場合は、上記q軸電流指令値Iqが上記第1の1次関数演算器143に入力されるようにし、一方、上記比較の結果、上記q軸電流指令値Iqのレベルが上記基準のq軸電流値Iqbaseのレベルを超える場合は、上記q軸電流指令値Iqが上記第2の1次関数演算器144に入力されるようにする。q軸電流指令値Iqが第1の1次関数演算器143に入力された場合には、該第1の1次関数演算器143において、該q軸電流指令値Iqに比例定数aが乗算され、積がd軸電流指令値Idとして出力される。また、q軸電流指令値Iqが第2の1次関数演算器144に入力された場合には、該第2の1次関数演算器144において、該q軸電流指令値Iqに比例定数aが乗算され、さらに該積に定数bが加算されたものがd軸電流指令値Idとして出力される。
電流指令値変換器14にて使用される上記比例定数a、a2、基準のq軸電流値Iqbaseの演算・算出方法、及び、上記第1の1次関数演算器143、上記第2の1次関数演算器144の処理内容につき、以下に説明する。
同一電流に対して最大トルクが発生される時のd軸電流指令値Idとq軸電流指令値Iqの関係は、一般に、上記数1、数2と、下記数3、数4とから導かれる数5で示される。ただし、同期電動機100のq軸インダクタンスLq、d軸インダクタンスLdは、Lq>Ldであるとする。
Iq=−Ia×sinβ …(数3)
Id=Ia×cosβ …(数4)
Id=Фa/{2(Lq-Ld)}
−〔Фa/{4(Lq-Ld)}+Iq*21/2 …(数5)
同一電流において、最大トルクを発生させるためのq軸電流指令値Iqは、厳密には上記数5から演算されるが、該演算処理に時間がかかるため、該数5を以下のように近似して、q軸電流指令値Iqを算出する。すなわち、
数5において、
Фa/{2(Lq-Ld)}=A …(数6)
とし、上記数5と数6とから、O点(Iq, Id)=(0,0)、X点(Iq, Id)=(Iqbase, Idbase)=(A,(1−21/2)A)、Y点(Iq, Id)=(Iqmax, Idmax)=(Iqmax,A−(A+Iqmax 1/2)とする。以下に示すようにIqを2つの範囲に分けて、上記O点−X点間とX点−Y点間の直線を示す1次関数から算出する。
(1)0≦Iq≦Iqbaseの範囲では、
Id=(1−21/2)×Iq …(数7)
となり、該数7の直線の傾きである(1−21/2)を比例定数a1として設定する。該数7が第1の1次関数演算器143で演算される。
(2)Iqbase≦Iq≦Iqmaxの範囲では、
Id=〔{Idmax-(1-21/2)×A}/(Iqmax-A) 〕×Iq
+A×{ (1-21/2)×Iqmax-Idmax}}/( Iqmax-A) …(数8)
となり、数8の直線の傾きである〔{Idmax-(1-21/2)×A}/(Iqmax-A) 〕を比例定数a2として設定し、数8の直線のIq軸との交点であるA×{ (1-21/2)×Iqmax-Idmax)}/( Iqmax-A)を定数bとして設定する。該数8が第2の1次関数演算器144で演算される。
上記Iqmaxは、上記数2より制御装置における最大電流値制限値Imaxの時のβmaxから、上記数3を用いて求める。
図2において、トルク指令値T*が電流指令値変換器14に入力され、q軸電流指令値演算器141において比例定数KTIを乗じることでq軸電流指令値Iqが算出される。該算出されたq軸電流指令値Iqのレベルは、比較部142において、基準のq軸電流値Iqbaseのレベルと比較される。該比較の結果、q軸電流指令値Iqのレベルが基準のq軸電流値Iqbaseのレベル以下の場合には、第1の1次関数演算器143において、該q軸電流指令値Iqに比例定数a1が乗算され、これがd軸電流指令値Idとされて出力される。また、上記比較の結果、q軸電流指令値Iqのレベルが基準のq軸電流値Iqbaseを超える場合には、第2の1次関数演算器144において、該q軸電流指令値Iqに比例定数aが乗算され、該積にさらに定数bが加算されたものがd軸電流指令値Idとして出力される。上記比例定数KTIは上記q軸電流指令値演算器141が、上記比例定数aは上記比例定数設定部143aが、上記比例定数aは上記比例定数設定部144aが、定数bは上記定数設定部144bが、それぞれ、同期電動機制御装置100の初期化処理のときに設定する。
以下の説明中で用いる図2の構成要素には、図2の場合と同じ符号を付して用いる。
図3は、図1の同期電動機制御装置100におけるq軸電流指令値Iqとd軸電流指令値Idとの関係の説明図である。
図3中、実線は上記数7、数8による特性線、点線は理論値となる数5の場合から算出される特性線、一点鎖線は、q軸電流指令値Iqの範囲に関係なく、一定の比例定数を該q軸電流指令値Iqに乗じてd軸電流指令値Idを算出したときの特性線である。
図1の同期電動機制御装置100においては、図3において実線の特性線となり、q軸電流指令値Iqが、0≦Iq≦Iqbaseの範囲では、Id=a1×Iq=(1−21/2)×Iqとなり、Iqbase≦Iq≦Iqmaxの範囲では、Id=a×Iq+b=〔{Idmax-(1-21/2)×A}/(Iqmax-A) 〕×Iq+A×{ (1-21/2)×Iqmax-Idmax)}/( Iqmax-A)となる。
上記第1の実施例としての同期電動機制御装置1によれば、簡単に、理論値に近いd軸電流指令値Idを算出することができ、制御の信頼性と制御精度とを改善できる。この結果、同期電動機100を安定した高トルクで運転することができる。
図4〜図5は、本発明の同期電動機制御装置の第2の実施例の説明図である。図4は、第2の実施例としての同期電動機制御装置の構成例図、図5は、図4の同期電動機制御装置を構成する電流指令値変換器の構成例図である。
本第2の実施例の同期電動機制御装置は、同期電動機が高速運転されたときまたは重負荷運転されたときに発生する電圧飽和の抑制を可能にする構成を有する。
図4において、1'は同期電動機制御装置、100は同期電動機、11は、同期電動機100のロータ(図示なし)の回転位置を検出する位置検出器としてのエンコーダ、12'は、エンコーダ11の出力から同期電動機100のロータの回転速度及び電気角速度ωを演算する速度演算器、13は、上記速度演算器12'から得られる上記ロータの現在の回転速度Nと、予め設定してある速度指令値Nとから、トルク指令値Tを演算し出力する速度制御演算器、14'は、上記トルク指令値Tに基づき、q軸電流指令値Iqとd軸電流指令値Idとを演算し出力する電流指令値変換器、15は、同期電動機100の入力電流値を検出する電流検出器、16は、該検出した入力電流値をq軸電流値Iq及びd軸電流値Idに変換する軸電流値変換器としてのU−V−W/d−q変換器、17aは、上記電流指令値変換器14'から出力されたq軸電流指令値Iqと、上記U−V−W/d−q変換器16から出力されたq軸電流値Iqと加え合わせ、該q軸電流指令値Iqから該q軸電流値Iqを減算する加算部、17bは、電流指令値変換器14'から出力されたd軸電流指令値Idと、U−V−W/d−q変換器16から出力されたd軸電流値Idと加え合わせ、該d軸電流指令値Idから該d軸電流値Idを減算する加算部、17cは、予め設定されている同期電動機100のロータの速度指令値Nと、上記速度演算器12から出力された同ロータの現在速度Nとを加え合わせ、該速度指令値Nから該現在速度Nを減算し速度偏差情報を出力する加算部、18'は、上記q軸電流指令値Iqから上記q軸電流値Iqを減算した電流値偏差情報と、上記d軸電流指令値Idから上記d軸電流値Idを減算した電流値偏差情報とに基づき、上記同期電動機100の入力電流値を演算し出力する電流制御演算器である。該電流制御演算器18'から出力される制御された該入力電流は、同期電動機100の固定子コイル(図示なし)に入力され、該同期電動機100が駆動される。上記速度制御演算器13は、上記加算部17cから出力される速度偏差情報に基づいて上記トルク指令値Tを形成して出力する。上記電流検出器15及び上記U−V−W/d−q変換器16は、上記電流制御演算器18'に対してフィードバック制御系を形成する。
電流指令値変換器14'には、トルク指令値Tの他、電流制御演算器18'からの直流電圧Vdcと、速度演算器12'からの電気角速度ωが入力される。該電流制御演算器18'は、上記のように、q軸電流指令値Iqとd軸電流指令値Idとを形成して出力するが、d軸電流指令値Idについては、次のようにして形成し出力する。すなわち、q軸電流指令値Iqが基準のq軸電流値Iqbase以下の場合は、第1のd軸電流指令値Id を該q軸電流指令値Iqの第1の1次関数として演算し、一方、q軸電流指令値Iqが基準のq軸電流値Iqbaseを超える場合は、第2のd軸電流指令値Id を該q軸電流指令値Iqの第2の1次関数として演算し、さらに、上記直流電圧Vdcから基準の電気角速度ωbaseを演算し、上記速度演算器12'から入力される電気角速度ωと比較し、該電気角速度ωが該基準の電気角速度ωbase以上の場合に、該電気角速度ωに比例するd軸電流指令増加値Idωを演算し、上記第1のd軸電流指令値Id または上記第2のd軸電流指令値Id に上記d軸電流指令増加値Idωを加算して、該加算結果をd軸電流指令値Idとして出力する。
図5は、図4の同期電動機制御装置1'を構成する電流指令値変換器14'の構成例図である。
図5において、141は、トルク指令値Tに比例定数KTIを乗算し上記q軸電流指令値Iqを演算して出力するq軸電流指令値演算器、142は、該出力されたq軸電流指令値Iqのレベルを基準のq軸電流値Iqbaseのレベルと比較する比較部、143'は、該比較部142での比較の結果、上記q軸電流指令値Iqが上記基準のq軸電流値Iqbase以下の場合、第1のd軸電流指令値Id を該q軸電流指令値Iqの第1の1次関数として演算する第1の1次関数演算器、143a'は、上記q軸電流指令値Iqに乗ずる比例定数a'を設定する比例定数設定部、144'は、上記比較部142での比較の結果、上記q軸電流指令値Iqが上記基準のq軸電流値Iqbaseを超える場合は、第2のd軸電流指令値Id を該q軸電流指令値Iqの第2の1次関数として演算する第2の1次関数演算器、144a'は、上記q軸電流指令値Iqに乗ずる比例定数a'を設定する比例定数設定部、144b'は、該q軸電流指令値Iqと比例定数a'との積に加算される定数b'を設定する定数設定部、145は、交流変換される直流電圧Vdcから基準の電気角速度ωbaseを演算し、当該同期電動機のロータの電気角速度ωと比較し、該比較の結果、該電気角速度ωが該基準の電気角速度ωbaseを超える場合は、該電気角速度ωと該基準の電気角速度ωbaseとの差に比例するd軸電流指令増加値Idωを演算して出力し、上記比較の結果、上記電気角速度ωが該基準の電気角速度ωbase以下の場合には、d軸電流指令増加値Idωをゼロレベルにする第3の1次関数演算器、145aは、電気角速度ωを絶対値|ω|に変換する絶対値変換部、145bは、直流電圧Vdcから基準の電気角速度ωbaseを演算する基準角速度演算部、145cは、上記電気角速度ωの絶対値|ω|と上記基準の電気角速度ωbaseを比較し、該絶対値|ω|が該基準の電気角速度ωbaseを超える場合は、その差の信号(便宜上、角速度差という)を出力し、一方、該絶対値|ω|が該基準の電気角速度ωbase以下の場合には、出力信号をゼロにする角速度比較部、145dは、上記角速度差(|ω|−ωbase)に乗ずる比例定数Kωを設定する比例定数設定部である。比例定数設定部145dからは、Kω×(|ω|−ωbase)のd軸電流指令増加値Idωが出力される。146は、上記第1のd軸電流指令値Id または上記第2のd軸電流指令値Id に上記d軸電流指令増加値Idωを加算し、該加算結果をd軸電流指令値Idとして出力する加算部である。
上記基準角速度演算部145bでは、変換係数Kを用いて直流電圧Vdcから基準の電気角速度ωbaseを下記数9により演算する。
ωbase=K×Vdc …(数9)
ここで、同期電動機100のq軸インダクタンスをLq、d軸インダクタンスをLd、永久磁石による鎖交磁束をΦ、q軸電流値の最大値をIqmax、d軸電流値の最大値をIdmax、電圧利用率をλとするとき、上記変換係数Kは、
=λ/{(Φa+Ld×Idmax+(Lq×Iqmax}1/2…(数10)
で表される値となる。該変換係数Kは、基準角速度演算部145b内に設定される。上記数9から明らかなように、基準の電気角速度ωbaseは、上記直流電圧Vdcにより変化する。
上記角速度比較部145cでは、同期電動機100のロータが、その電気角速度ωが、基準の電気角速度ωbase以下かまたは該基準の電気角速度ωbaseを超えるかを判断する。電気角速度ωが、基準の電気角速度ωbase以下の場合は、電圧飽和状態とならないため、第3の1次関数演算器145から出力されるd軸電流指令増加値Idωがゼロレベルとなるようにする。また、電気角速度ωが、基準の電気角速度ωbaseを超える場合は、電圧飽和状態を回避すべく、該第3の1次関数演算器145からは、角速度差(|ω|−ωbase)に比例したd軸電流指令増加値Idωが出力されるようにする。すなわち、
(1)0≦|ω|≦ωbaseの場合は、電圧飽和状態となっていないため、第3の1次関数演算器145から出力されるd軸電流指令増加値Idωは、
Idω=0 …(数11)
とされる。
(2)ωbase<|ω|≦ωmaxの場合は、電圧飽和状態を回避するために、第3の1次関数演算器145から出力されるd軸電流指令増加値Idωは、
Idω=Kω×(|ω|−ωbase) …(数12)
とされる。
上記数11、数12により演算されたd軸電流指令増加値Idωは、選択的に第3の1次関数演算器145から出力され、加算部146において、第1の1次関数演算器143'から出力された第1のd軸電流指令値Id または第2の1次関数演算器144'から出力された第2のd軸電流指令値Id に加算される。
上記第2の実施例としての同期電動機制御装置1'によっても、上記第1の実施例の同期電動機制御装置1と同様、簡単に、理論値に近いd軸電流指令値Idを算出することができ、制御の信頼性と制御精度とを改善できる。この結果、同期電動機100を安定した高トルクで運転することができる。特に、本第2の実施例としての同期電動機制御装置1'の場合は、高速回転時にも電圧飽和状態を回避して安定した高トルク運転が可能となる。
第1の実施例としての同期電動機制御装置の構成例図である。 図1の同期電動機制御装置を構成する電流指令値変換器の構成例図である。 図1の同期電動機制御装置におけるq軸電流指令値Iqとd軸電流指令値Idとの関係の説明図である。 第2の実施例としての同期電動機制御装置の構成例図である。 図4の同期電動機制御装置を構成する電流指令値変換器の構成例図である。
符号の説明
1、1'…同期電動機制御装置、
100…同期電動機、
11…エンコーダ、
12、12'…速度演算器、
13…速度制御演算器、
14、14'…電流指令値変換器、
15…電流検出器、
16…U−V−W/d−q変換器、
17a、17b、17c、146…加算部、
18、18'…電流制御演算器、
141…q軸電流指令値演算器、
142…比較部、
143、143'…第1の1次関数演算器、
143a、144a、143a'、144a'、145d…比例定数設定部、
144、144'…第2の1次関数演算器、
144b、144b'…定数設定部、
145…第3の1次関数演算器、
145a…絶対値変換部、
145b…基準角速度演算部、
145c…角速度比較部。

Claims (7)

  1. 同期電動機の入力電流を制御する同期電動機制御装置であって、
    上記同期電動機のロータの回転位置を検出する位置検出器と、
    上記位置検出器の出力から上記ロータの回転速度を演算する速度演算器と、
    上記速度演算器から得られる上記ロータの現在の回転速度と、予め設定してある速度指令値とから、トルク指令値Tを演算する速度制御演算器と、
    上記トルク指令値Tに基づき、q軸電流指令値Iqとd軸電流指令値Idとを演算する電流指令値変換器と、
    上記同期電動機の入力電流値を検出する電流検出器と、
    上記検出した入力電流値をq軸電流値Iq及びd軸電流値Idに変換する軸電流値変換器と、
    上記q軸電流指令値Iqから上記q軸電流値Iqを減算した電流値情報と、上記d軸電流指令値Idから上記d軸電流値Idを減算した電流値情報とに基づき、上記同期電動機の入力電流値を演算し該入力電流を出力する電流制御演算器と、
    を備えて成り、
    上記電流指令値変換器が、
    上記トルク指令値Tに比例定数KTIを乗算して上記q軸電流指令値Iqを演算するq軸電流指令値演算器と、
    上記演算されたq軸電流指令値Iqを基準のq軸電流値Iqbaseと比較する比較部と、
    上記比較の結果、上記q軸電流指令値Iqが上記基準のq軸電流値Iqbase以下の場合は、上記d軸電流指令値Idを該q軸電流指令値Iqの第1の1次関数として演算する第1の1次関数演算器と、
    上記比較の結果、上記q軸電流指令値Iqが上記基準のq軸電流値Iqbaseを超える場合は、上記d軸電流指令値Idを該q軸電流指令値Iqの第2の1次関数として演算する第2の1次関数演算器と、
    を備えた構成であることを特徴とする同期電動機制御装置。
  2. 上記第1の1次関数演算器は、上記q軸電流指令値Iqに比例定数aを乗じてd軸電流指令値Idを求め、上記第2の1次関数演算器は、上記q軸電流指令値Iqに比例定数aを乗じさらに定数bを加算して上記d軸電流指令値Idを求める構成である請求項1に記載の同期電動機制御装置。
  3. 上記基準のq軸電流値Iqbase,上記比例定数aまたは上記定数bは、永久磁石による鎖交磁束Ф、q軸インダクタンスLq、d軸インダクタンスLd、q軸電流の最大値Iqmaxの関数として求められる請求項2に記載の同期電動機制御装置。
  4. 上記電流検出器及び上記軸電流値変換器は、上記電流制御演算器に対するフィードバック制御系を形成する請求項1、2または3に記載の同期電動機制御装置。
  5. 同期電動機の入力電流を制御する同期電動機制御装置であって、
    上記同期電動機のロータの回転位置を検出する位置検出器と、
    上記位置検出器の出力から上記ロータの回転速度を演算する速度演算器と、
    上記速度演算器から得られる上記ロータの現在の回転速度と、予め設定してある速度指令値とから、トルク指令値Tを演算する速度制御演算器と、
    上記トルク指令値Tに基づき、q軸電流指令値Iqとd軸電流指令値Idとを演算する電流指令値変換器と、
    上記同期電動機の入力電流値を検出する電流検出器と、
    上記検出した入力電流値をq軸電流値Iq及びd軸電流値Idに変換する軸電流値変換器と、
    上記q軸電流指令値Iqから上記q軸電流値Iqを減算した電流値情報と、上記d軸電流指令値Idから上記d軸電流値Idを減算した電流値情報とに基づき、上記同期電動機の入力電流値を演算し該入力電流を出力する電流制御演算器と、
    を備えて成り、
    上記電流指令値変換器が、
    上記トルク指令値Tに比例定数KTIを乗算して上記q軸電流指令値Iqを演算するq軸電流指令値演算器と、
    上記演算されたq軸電流指令値Iqを基準のq軸電流値Iqbaseと比較する比較部と、
    上記比較の結果、上記q軸電流指令値Iqが上記基準のq軸電流値Iqbase以下の場合は、第1のd軸電流指令値Id を該q軸電流指令値Iqの第1の1次関数として演算する第1の1次関数演算器と、
    上記比較の結果、上記q軸電流指令値Iqが上記基準のq軸電流値Iqbaseを超える場合は、第2のd軸電流指令値Id を該q軸電流指令値Iqの第2の1次関数として演算する第2の1次関数演算器と、
    交流変換される直流電圧Vdcから基準の電気角速度ωbaseを演算し、当該同期電動機の電気角速度ωと比較し、該比較の結果、該電気角速度ωが該基準の電気角速度ωbaseを超える場合は、該電気角速度ωと該基準の電気角速度ωbaseとの差に比例するd軸電流指令増加値Idωを演算して出力し、上記比較の結果、上記電気角速度ωが該基準の電気角速度ωbase以下の場合には、d軸電流指令増加値Idωをゼロレベルにする第3の1次関数演算器と、
    上記第1のd軸電流指令値Id または上記第2のd軸電流指令値Id に上記d軸電流指令増加値Idωを加算し、該加算結果をd軸電流指令値Idとして出力する加算部と、
    を備えた構成であることを特徴とする同期電動機制御装置。
  6. 上記第1の1次関数演算器は、上記q軸電流指令値Iqに比例定数αを乗じて上記第1のd軸電流指令値Id を求め、上記第2の1次関数演算器は、上記q軸電流指令値Iqに比例定数αを乗じ該積に定数βを加算して上記第2のd軸電流指令値Id を求める構成である請求項5に記載の同期電動機制御装置。
  7. 上記第3の1次関数演算器は、Kωを比例定数とするとき、上記d軸電流指令増加値Idωを、Kω(ω−ωbase)により求める構成である請求項5に記載の同期電動機制御装置。
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