JP4810216B2 - ステージ装置のロック機構 - Google Patents

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Description

本発明は、特定の平面上を自由に移動できるステージ板が非作動状態にあるときに、ステージ板を非作動状態にロックするステージ装置のロック機構に関する。
上記ロック機構の従来技術としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。
このロック機構は、ステージ板の後面に突設された円柱形状の一つのボスと、ステージ板の背後に設けられた、ボスを挟んで対峙する第1当接部材及び第2当接部材とを備えている。第1当接部材及び第2当接部材は共にステージ板と平行な方向に直線移動可能である。
ステージ板が手振れ補正を行わない非作動状態になると、第1当接部材及び第2当接部材が互いに接近するロック位置まで移動する。すると、第1当接部材及び第2当接部材の対向面に形成した略半円形の係合凹部が上記ボスを挟み込むので、第1当接部材及び第2当接部材によってステージ板がロックされる。
特許第3431020号公報
しかし、上記ロック機構は構造が複雑であり部品点数が多いので、製造コストが高くなってしまう。
さらに大型のロック機構をステージ装置の背後に設けているので、ステージ装置の寸法、特に光軸方向寸法が大きくなってしまい、カメラが光軸方向に大型化してしまう。
さらに、いわゆる回転振れを補正できる手振補正装置に特許文献1のロック機構を適用した場合には別の問題が生じる。即ち、この種の手振補正装置ではステージ板が回転可能である。しかし、特許文献1ではボスが1本なので、ボスを第1当接部材及び第2当接部材で挟持しても、ステージ板の回転を規制した状態にロック出来ない。
本発明の目的は、構造が簡単で安価で、ステージ装置の大型化を最小限に止めることが可能であり、しかもステージ板の回転を規制できるステージ装置のロック機構を提供することにある。
本発明のステージ装置のロック機構は、固定支持基板と、該固定支持基板と平行な方向に相対移動可能に支持されたステージ板と、上記ステージ板と上記固定支持基板の対向部の一方に固定された磁力発生部材と、上記対向部の他方に固定され、該磁力発生部材と吸着可能な磁性体と上記ステージ板を、上記磁力発生部材と上記磁性体とが接近し両者の間に作用する吸着力で該ステージ板の移動を阻止するロック位置と、該磁力発生部材と該磁性体とが離間し両者の間に移動を阻止する吸着力が作用しないアンロック位置とに選択的に移動させる駆動手段と、上記固定支持基板側に設けた、上記磁力発生部材と磁性体が互いに吸着したとき、上記磁力発生部材と上記磁性体のうちの上記ステージ板に固定されたものと当接することにより、上記磁力発生部材と上記磁性体が両者の平面状の吸着面と平行な方向に相対移動するのを防止するストッパと、を備えることを特徴としている。
上記磁力発生部材と上記磁性体が互いに面接触する吸着面を具備するのが好ましい。
ステージ板の上記ロック位置は、上記ステージ板の補正時移動領域の範囲外に位置するのが好ましい。
上記固定支持基板側に、上記磁力発生部材と磁性体が互いに吸着したとき、上記磁力発生部材と上記磁性体のうちの上記ステージ板に固定されたものと当接することにより、上記磁力発生部材と上記磁性体が両者の平面状の吸着面と平行な方向に相対移動するのを防止するストッパを設けるのが好ましい。
上記ステージ板が上記ロック位置に位置するときに、該ステージ板が上記磁力発生部材から見て上記ストッパと反対方向に移動するのを規制する規制手段を設けるのが好ましい。
上記規制手段は、例えば、ステージ板と上記固定支持基板の一方に突設された移動範囲規制ピンと、他方に形成された、該移動範囲規制ピンが挿通する移動範囲規制孔または移動範囲規制切欠と、を備えることにより具現化できる。
上記ステージ板がアンロック位置に位置するとき、上記磁力発生部材と上記磁性体が上下方向及び左右方向に離間するのが好ましい。このようにすれば、ステージ板がアンロック位置に位置するとき、ステージ板が磁力発生部材の磁力の影響を受けにくくなる。
上記磁力発生部材と上記磁性体のうちの上記ステージ板に固定されたものが、これらのうちの上記固定支持基板に固定されたものに上方から吸着してもよい。
また、上記磁力発生部材と上記磁性体が水平方向に吸着するようにしてもよい。
上記駆動手段が、上記ステージ板と固定支持基板の一方に固定された磁力発生装置と、他方に固定された、上記磁力発生装置によって発生した磁力を受けることにより駆動力を発生する駆動用コイルと、を備えるが実際的である。
本発明のロック機構は、磁力発生部材と磁性体を利用した極めて簡単な構造なので、安価に製造できる。
しかも構造が簡単なので小型化が可能である。従って、本ロック機構をステージ装置に装着しても、ステージ装置の大型化を最小限に止めることが可能である。
さらに、磁力発生部材と上記磁性体が互いに面接触する吸着面を具備すれば、回転可能なステージ板の回転を規制した状態にロックできる。
以下、本発明の第1の実施形態について図1から図9を参照しながら説明する。以下の説明では図1から図3の矢線で示すように、デジタルカメラ20の手振補正装置30の左右方向をX方向、上下方向をY方向、前後方向をZ方向と定義する。
まずは本発明であるロック機構100を装着する手振補正装置(ステージ装置)30について説明する。
図1に示すように、デジタルカメラ20内には、複数のレンズL1、L2、L3からなる光学系が配設されており、レンズL3の後方には手振補正装置30が配設されている。
手振補正装置30は図2から図7に示す構造である。
図2から図7に示すように手振補正装置30は、軟鉄等の磁性体からなる正面視横長方形の前側固定支持基板31と、正面形状が前側固定支持基板31と略同一で軟鉄等の磁性体からなる後側固定支持基板(固定支持基板)32を備えている。前側固定支持基板31と後側固定支持基板32の4カ所同士は、前後方向に延びる4本の円柱形状の支柱(移動範囲規制ピン)(規制手段)36によって連結されており、前側固定支持基板31と後側固定支持基板32は互いに平行をなしている。前側固定支持基板31の中央部には方形の窓孔33が穿設されている。前側固定支持基板31は図示を省略した3つの固定ねじによって、デジタルカメラ20のカメラボディ内面に固定されている。
前側固定支持基板31の後面4カ所には角柱形状をなす支持用突部38が突設されている。各支持用突部38の後端面に凹設された半球状の凹部(図示略)には金属製のボール39の前半部が回転可能に支持されている。後側固定支持基板32の各支持用突部38と対向する位置には4つの支持用突部40が突設されており、各支持用突部40の前端面に凹設された半球状の凹部(図示略)には金属製のボール41の後部が回転可能に支持されている。
前側固定支持基板31の後面の左右両端部には、S極とN極がX方向に並ぶX用磁石MXがそれぞれ固定されている。これら左右のX用磁石MXは互いにX方向に並んでおり、両者のY方向位置は一致している。そして、前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32がX用磁石MXの磁束を通すことにより、左右のX用磁石MXと後側固定支持基板32の対向部の間にX用磁気回路が形成されている。即ち、前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32はヨークとして機能している。
一方、前側固定支持基板31の後面の下端部には、S極とN極がY方向に並ぶY用磁石MYが固定されている。そして、前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32がY用磁石MYの磁束を通すことにより、Y用磁石MYと後側固定支持基板32の対向部の間にY用磁気回路が形成されている。即ち、前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32はヨークとして機能している。
平板状の電気基板(ステージ板)60の後面には、正面形状が電気基板60と同一の補強板(ステージ板)61が固着され、電気基板60と補強板61が一体化している。図3及び図6に示すように、電気基板60の前面の4カ所には4つのボール39が回転自在に接触しており、かつ、補強板61の後面の4カ所には4つのボール41が回転自在に接触している。即ち、電気基板60及び補強板61は4つのボール39と4つのボール41によって前後方向から挟持され、共にレンズL1からL3の光軸Oに対して直交している(前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32と平行をなしている)。
従って電気基板60及び補強板61は、図7に示す初期位置から、前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32に対してX方向とY方向に直線的に相対移動できるだけでなく、X方向及びY方向と平行な(光軸Oに直交する)XY平面上を移動可能である。さらに、電気基板60と補強板61の4カ所には方形の移動範囲規制孔(規制手段)63が穿設されており、各移動範囲規制孔63を対応する支柱36が貫通している。この支柱36と移動範囲規制孔63は移動範囲規制手段を構成しており、電気基板60及び補強板61は前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32に対して支柱36が移動範囲規制孔63の範囲内で相対移動可能である。
電気基板60の前面中央部には、CCD(撮像素子)65が固着されている。図7に示すようにCCD65は正面視で長方形をなし、かつ、図7において(電気基板60が初期位置にあるとき)X方向と平行な上下一対のX方向側辺65Xと、図7において(電気基板60が初期位置にあるとき)Y方向と平行な左右一対のY方向側辺65Yとを具備している。電気基板60の前面には、CCD65を囲むCCDホルダ67が気密状態で固着されている。図5に示すように、CCDホルダ67の前壁には窓孔68が穿設されている。CCDホルダ67の前壁とCCD65の間には光学ローパスフィルタ69が嵌合固定されており、光学ローパスフィルタ69とCCDホルダ67の前壁の間は気密状態が保たれている。CCD65の撮像面66は、光学ローパスフィルタ69及び窓孔68と常に前後方向に対向する。CCD65の撮像面66はレンズL1〜L3、及び光学ローパスフィルタ69を透過した像が結像する結像面である。さらに、電気基板60が初期位置にあるとき(図7の状態のとき)、CCD65の撮像面66の中心が光軸O上に位置する。
電気基板60の左右2カ所及び下端部には3つの舌片71、舌片72、舌片73が突設されている。
図7に示すように、舌片71と舌片72は左右の上記X用磁気回路とそれぞれ対応する位置している(左右のX用磁石MXとそれぞれ前後方向に対向している)。舌片71と舌片72の前面には同一仕様のX方向駆動用コイルCXが固着されている。X方向駆動用コイルCXはコイル線が百回以上渦巻き状に巻かれた(電気基板60と平行な方向にも電気基板60の板厚方向にも巻かれている)XY平面と平行なコイルであり、左右のX方向駆動用コイルCX同士はX方向側辺65Xと平行な方向に並んでいる(図7においてX方向に並んでいる)。別言すると、左右のX方向駆動用コイルCX同士のY方向側辺65Yと平行な方向の位置(図7においてはY方向の位置)は一致している。
そして、このX方向駆動用コイルCXと、前側固定支持基板31、後側固定支持基板32、及びX用磁石MXによってX方向駆動手段が構成されている。
舌片73はY用磁気回路と前後方向に対向する位置に位置している。
舌片73の前面には互いに同一仕様のY方向駆動用コイルCYAとY方向駆動用コイルCYBが固着されている。Y方向駆動用コイルCYAとY方向駆動用コイルCYBは共にコイル線が百回以上渦巻き状に巻かれた(電気基板60と平行な方向にも電気基板60の板厚方向にも巻かれている)XY平面と平行なコイルであり、Y方向駆動用コイルCYAとY方向駆動用コイルCYBは下側のX方向側辺65Xに沿って並んでいる(図3においてはX方向に並んでいる)。別言すると、Y方向駆動用コイルCYAとY方向駆動用コイルCYBのY方向側辺65Yと平行な方向の位置(図7におけるY方向位置)は一致している。
そして、このY方向駆動用コイルCYA及びY方向駆動用コイルCYBと、前側固定支持基板31、後側固定支持基板32、及びY用磁石MYによってY方向駆動手段が構成されている。
X方向駆動用コイルCX、Y方向駆動用コイルCYA、及びY方向駆動用コイルCYBは、カメラに内蔵されたCPU等によって構成される制御手段に電気的に接続されている。
上記構成の手振補正装置30は、上記制御手段からX方向駆動用コイルCX、Y方向駆動用コイルCYA、及びY方向駆動用コイルCYBに電流を流すことにより手振れ補正動作を行う。
即ち、X方向駆動用コイルCXに電流を流すとX方向駆動用コイルCXには図3及び図7の矢印FX1方向またはFX2方向の駆動力が生じる。また、Y方向駆動用コイルCYA、CYBに電流を流すとY方向駆動用コイルCYA、CYBには図3及び図7の矢印FY1方向またはFY2方向の駆動力が生じる。
周知のように、手振れによってカメラボディがX方向またはY方向に振動したときに、カメラボディのX方向とY方向の移動距離(手振れ量)を検出し、CCD65をカメラボディに対して手振れ方向と反対方向にこの手振れ量と同じ距離だけ直線移動させれば、CCD65の手振れ(像振れ)が補正される。従って、CCD65がこのような直線移動を行うように、上記制御手段から各X方向駆動用コイルCX、Y方向駆動用コイルCYA、CYBに電流を流せば、CCD65のX方向とY方向の手振れが補正される。
さらに、電気基板60及び補強板61(CCD65)は前側固定支持基板31及び後側固定支持基板32に対して相対回転可能なので、上記制御手段からY方向駆動用コイルCYAとY方向駆動用コイルCYBに流す電流の向きを互いに逆にし、Y方向駆動用コイルCYAとY方向駆動用コイルCYBに互いに逆向きの駆動力を発生させれば、電気基板60及び補強板61(CCD65)が回転する。従って、カメラボディがいわゆる回転振れを起こしたときに、電気基板60及び補強板61(CCD65)が回転振れ方向と逆向きに回転するように、上記制御手段からY方向駆動用コイルCYAとY方向駆動用コイルCYBに電流を流せば回転振れが補正される。
図8は、上記手振れ補正動作(回転振れ補正動作を含む)を行うときの撮像面66の中心の移動範囲を模式的に示したものであり、手振れ補正動作時には撮像面66の中心(電気基板60、補強板61の中心)は図8に示した補正時移動領域MAの範囲内を移動する。なお、電気基板60、補強板61が図7の初期位置に位置するとき、撮像面66の中心は補正時移動領域MAの中心点である点Aに位置する。
次に、以上説明した手振補正装置30に装着される本発明を適用したロック機構100について説明する。
ロック機構100は以下に説明する構成要素を具備している。
図2に示すように後側固定支持基板32の中央部には方形孔101が穿設されている。さらに後側固定支持基板32の後面には方形孔101を左右方向に跨ぐ態様で非磁性体からなる支持板102の左右両端部が固着されている。図2及び図5に示すように支持板102の中央部である取付部103は左右両端部より前方に位置している。この取付部103の前面には左右一対の直方体形状の支持部材105が固定ねじにより固定されている。左右の支持部材105は共に磁性体によって成形されている。左右の支持部材105の上面には、磁性体からなる角柱形状のヨーク片(磁力発生部材)107が左右一対として一体的に突設されている(ヨーク片107は支持部材105の一部である)。さらに左右の支持部材105の上面には、角柱形状である永久磁石(磁力発生部材)106が、左右のヨーク片107に挟まれる態様で固着されている。各ヨーク片107の上面(吸着面)はXZ平面と平行な平面である。図3及び図7に示すように、永久磁石106の上端は左右のヨーク片107より下方に位置しており、左右のヨーク片107は永久磁石106から出る磁力線によって磁化されている。
また、取付部103の上面には左右一対のストッパ109が突設されている。図9に示すように、左右のストッパ109の右側面であるストッパ面110はYZ平面と平行な平面である。そして、左右のストッパ109のストッパ面110は正面視において、左右の支持部材105に固定された左側のヨーク片107の左側面と同一直線状に並んでいる。
一方、補強板61の後面には磁性体(例えば鉄等)からなる吸着部材112が固定ねじにより固定されている。吸着部材112の下端部には、吸着部材112の一部をなし、その下面(吸着面)がXZ平面と平行な平面となっている吸着片(磁性体)113が突設されている。
次に以上構成のロック機構100の動作について説明する。
デジタルカメラ20の主電源がOFFのとき、撮像面66の中心は図8の補正時移動領域MAの範囲外である点Cに位置するので、手振補正装置30は図3の状態になる。撮像面66の中心が点Cに位置すると、図3に示すように左右の吸着片113の下面が左右の一対のヨーク片107の上面に吸着(面接触)し、さらに左右の吸着片113の左側面が左右のストッパ109のストッパ面110にそれぞれ当接する。このときの電気基板60及び補強板61の位置がロック位置である(これに対して、撮像面66の中心が補正時移動領域MAのいずれかに位置するときの電気基板60及び補強板61の位置がアンロック位置である)。
このように電気基板60及び補強板61がロック位置に移動すると、左右の吸着片113が左右の一対のヨーク片107の上面にそれぞれ吸着するので、上記制御手段からY方向駆動用コイルCYA及びY方向駆動用コイルCYBに電流を流さない限り、電気基板60及び補強板61はY方向に移動不能となる。さらに、電気基板60及び補強板61がロック位置に移動すると、左右の吸着片113の左側面が左右のストッパ109のストッパ面110にそれぞれ当接するだけでなく、図3に示すように各支柱36が対応する移動範囲規制孔63の左側面に当接するので(支柱36と移動範囲規制孔63の上面の間には隙間が存在する)、支柱36、移動範囲規制孔63、及びストッパ面110の働きによって電気基板60及び補強板61はX方向に移動不能となる。即ち、電気基板60及び補強板61は総ての方向に移動不能にロックされる。従って、仮にデジタルカメラ20を振動させても電気基板60及び補強板61がカメラボディに対して相対移動することはない。
この状態でデジタルカメラ20の主電源をONにし手振補正スイッチSWをOFFのままにすると、上記制御手段からX方向駆動用コイルCX、Y方向駆動用コイルCYA及びY方向駆動用コイルCYBに電流は流れないので、手振補正装置30は図3の状態を維持する。
主電源がONの状態で手振補正スイッチSWをONにすると、上記制御手段からY方向駆動用コイルCYA及びY方向駆動用コイルCYBに電流が流れ、吸着片113とヨーク片107の吸着力に打ち勝つだけの力で電気基板60及び補強板61が上方に直線移動し、撮像面66の中心が図8の点Bに移動する(このときの吸着部材112及び吸着片113と、永久磁石106及びヨーク片107との位置関係は図9の状態になる)。続いて上記制御手段からX方向駆動用コイルCX、Y方向駆動用コイルCYA及びY方向駆動用コイルCYBに電流が流れ電気基板60及び補強板61が点Aまで斜め上方に直線移動するので、電気基板60及び補強板61は図7の初期位置に移動する。
このように電気基板60及び補強板61が図7の初期位置に移動し、左右の吸着片113が左右のヨーク片107から上方に離間すると、電気基板60及び補強板61は、移動範囲規制孔63が支柱36に接触しない範囲(撮像面66の中心が図8の補正時移動領域MAの内部に位置する範囲)で移動可能になる。撮像面66の中心が補正時移動領域MAのどこに位置していても、左右の吸着片113は左右のヨーク片107から上方に離間し左右のヨーク片107の磁力線の影響を殆ど受けないので、電気基板60(補強板61)及びCCD65による手振れ補正動作は円滑に行われる。
この状態で手振補正スイッチSWをOFFにするかデジタルカメラ20の主電源をOFFにすると、上記制御手段がX方向駆動用コイルCX、Y方向駆動用コイルCYA、及びY方向駆動用コイルCYBに電流を流して、撮像面66の中心が図8の点Bまで移動するまで電気基板60及び補強板61を移動させる(図9参照)。さらに、制御手段からY方向駆動用コイルCYA及びY方向駆動用コイルCYBに電流が流れ、電気基板60及び補強板61がこの位置から下方に直線移動するので、撮像面66の中心が補正時移動領域MAの範囲外である点Cまで移動する。従って、手振補正装置30は再度ロック状態になる。
以上説明したように本実施形態によれば、支柱36、移動範囲規制孔63、永久磁石106、ヨーク片107、及び吸着部材112(吸着片113)を構成要素とするロック機構100によって、ロック位置にある電気基板60及び補強板61を確実にロックできる。
さらに、電気基板60及び補強板61と一体的に移動する吸着片113を上方から107に吸着させているので、電気基板60及び補強板61がロック位置に位置する状態でデジタルカメラ20の下面に衝撃が掛かっても(例えば、デジタルカメラ20の下面を机の天板に載置する場合等)ロックが外れることはない。また、電気基板60及び補強板61がロック位置にロックされていれば、デジタルカメラ20に左右方向の衝撃が掛かっても、左右の吸着片113の左側面が左右のストッパ109のストッパ面110にそれぞれ当接し各支柱36が対応する移動範囲規制孔63の左側面に当接するので、電気基板60及び補強板61のロックが解除されることはない。
さらに、ロック位置を右下角に設定したことにより(図8の点Cを点Aの右下方に位置させたことにより)、次のような効果が得られる。
第1の効果として、ロック位置を初期位置より下方に設定したことにより、シャッターボタンを押したときの手振補正動作を極めて円滑に行なうことが可能になる。即ち、シャッターボタンを押すことによりデジタルカメラ20に下方向の手振れが生じると、電気基板60及び補強板61はこの手振れを打ち消そうとして上方へ移動するが、このとき電気基板60及び補強板61と一体的に移動する吸着片113が永久磁石106からさらに上方に離れる。従って、電気基板60及び補強板61の上方移動(手振補正動作)は永久磁石106の磁力の影響を殆ど受けず、シャッターボタンを押したときの手振補正動作は極めて円滑に行なわれる。
さらに第2の効果として次の効果が得られる。即ち、ロック位置を初期位置の真下ではなく右下方に設定したので、真下に設定した場合に比べて電気基板60及び補強板61がアンロック位置に位置するとき、吸着片113とヨーク片107(永久磁石106)の距離がより遠くなり、その結果、手振補正動作中に吸着片113(電気基板60及び補強板61)が永久磁石106の磁力の影響をより受け難くなる。なお、このような効果はロック位置を左下角に設定した場合(図8の点Cを点Aの左下方に位置させた場合)も同様に得られる。
さらに、本ロック機構100は部品点数が少なく構造が簡単なので製造コストを低く抑えることが可能である。
しかも支持部材105、永久磁石106、ヨーク片107、及び吸着部材112は小型であり、支柱36と移動範囲規制孔63を含むロック機構100の構成要素が総て前側固定支持基板31と後側固定支持基板32の間に位置しているので、本ロック機構100によって手振補正装置30自体が光軸O方向やその他の方向に大型化することはない。
さらに、撮像面66の中心が補正時移動領域MAから外れたC点に達したときに電気基板60及び補強板61をロックしているので、本実施形態の構造を採用すれば手振れ補正動作中にヨーク片107(支持部材105、永久磁石106)または吸着部材112を互いに接触しない位置に退避させる退避機構が不要になる、というメリットが得られる。
また吸着片113とヨーク片107が吸着しても、吸着片113及びヨーク片107から電気基板60及び補強板61に光軸O方向の力は及ばないので、ロック時にCCD65は光軸O方向に移動せず、そのためCCD65のピントに影響が出ることはない。
次に本発明のロック機構の第2の実施形態について、主に図10及び図11を参照しながら説明する。なお、第1の実施形態と同じ部材には同じ符合を付すに止めて、その詳細な説明は省略する。
図10と図11に示すように、本実施形態のロック機構100のストッパ109は第1の実施形態のストッパ109より左側に位置している。従って、左側のヨーク片107の左側面とストッパ面110のX方向位置は一致していない。
手振補正スイッチSWがONの状態において手振補正スイッチSWまたは主電源をOFFに切り換えたときに、撮像面66の中心が点A→点B→点Cと移動するのは第1の実施形態と同様であり、撮像面66の中心が点Cに移動すると、吸着片113とヨーク片107は図10の状態で吸着する。図10に示すように、このとき吸着片113の左側面とストッパ面110の間には隙間が形成されるので、電気基板60及び補強板61はこの隙間分だけロック位置から左側に移動可能である。しかし、本実施形態の永久磁石106は第1の実施形態の永久磁石106より強力な磁力を発生するので、実際はデジタルカメラ20を振動させても電気基板60及び補強板61がロック位置から左右に移動することはない。
このようなロック状態においてデジタルカメラ20の主電源がONの状態で手振補正スイッチSWをONにすると、上記制御手段からX方向駆動用コイルCXに電流が流れ、撮像面66の中心が図8の点Dに移動するまで電気基板60及び補強板61が左側にスライドし、手振補正装置30は図11の状態となる。続いて、上記制御手段からY方向駆動用コイルCYA及びY方向駆動用コイルCYBに電流が流れ電気基板60及び補強板61が上方に移動する。そしてこのとき(撮像面66の中心が点Dにあるとき)、図11に示すように吸着片113とヨーク片107の接触面積は図10のときより小さいので(左側のヨーク片107とのみ吸着するので)、吸着片113とヨーク片107の間の吸着力は図10のときより減少している。従って、Y方向駆動用コイルCYA及びY方向駆動用コイルCYBに大きな電流を流さなくても、Y方向駆動用コイルCYA及びY方向駆動用コイルCYBの上方への駆動力によって左右の吸着片113は対応する左側のヨーク片107から上方に速やかに離間し、電気基板60及び補強板61は図7の初期位置に復帰する。
以上説明した本実施形態を採用した場合は第1の実施形態と同様の効果が得られる。
さらに、第1の実施形態よりも磁力の大きい永久磁石106を利用してロック力を増大させても、ロック解除時にX方向駆動用コイルCX、Y方向駆動用コイルCYA及びY方向駆動用コイルCYBに流す電流を大きくする必要がない、というメリットがある。
以上、上記各実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、様々な変形を施して実施可能である。
例えば、電気基板60及び補強板61を移動させるための駆動手段として、前側固定支持基板31、後側固定支持基板32、X用磁石MX、Y用磁石MY、X方向駆動用コイルCX、Y方向駆動用コイルCYA及びY方向駆動用コイルCYBを利用したが、これら以外の駆動手段、例えばモータを利用してもよい。また、X用磁石MX、Y用磁石MYを電気基板60または補強板61に固定し、X方向駆動用コイルCX、Y方向駆動用コイルCYA、Y方向駆動用コイルCYBを前側固定支持基板31または後側固定支持基板32に固定してもよい。
さらに、電気基板60の前面に吸着部材112を固定し、前側固定支持基板31の後面に支持部材105、永久磁石106及びヨーク片107を設けてもよい。また、電気基板60または補強板61に支持部材105、永久磁石106及びヨーク片107を設け、後側固定支持基板32または前側固定支持基板31に吸着部材112を設けても良い。さらに吸着部材112の代わりに永久磁石を利用してもよい。さらに上記各永久磁石の代わりに電磁石を利用することも可能である。
さらに図12に示すように、永久磁石106、ヨーク片107及び吸着片113の向きを90°回転させて、ヨーク片107と吸着片113がX方向に吸着するようにしてもよい。このような構成にして撮像面66の中心が補正時移動領域MAの範囲外に位置する位置でヨーク片107と吸着片113を吸着させれば、ヨーク片107と吸着片113の間の吸着力によって電気基板60及び補強板61はロック位置から左右方向(水平方向)に移動しなくなる。
さらに、移動範囲規制孔63の代わりに電気基板60及び補強板61の周縁部に移動範囲規制切欠(図示略)を形成し、この移動範囲規制切欠内に支柱36を相対移動可能に位置させてもよい。
また、前側固定支持基板31または後側固定支持基板32に移動範囲規制孔63に相当する孔(または切欠)を穿設し、電気基板60または補強板61に支柱36に相当するピンを突設してもよい。
さらに、CCD65以外の撮像素子、例えばCMOSイメージセンサーを利用できるのは勿論である。
さらに、上記実施形態では本発明のロック機構を電気基板60及び補強板61が回転可能な手振補正装置30に適用したが、電気基板60及び補強板61がX方向とY方向にのみ直線移動する従来から公知の手振補正装置に適用することや、手振補正装置とは用途が異なるステージ装置(特定の部材がX方向やY方向への直線移動や回転が可能な装置)に適用することが可能なのは勿論である。
本発明の第1の実施形態の手振補正装置を内蔵したデジタルカメラの縦断側面図である。 手振補正装置の分解斜視図である。 ロック状態にある手振補正装置を後側固定支持基板を省略して示す背面図である。 前側固定支持基板とその固定部品の背面図である。 図3のV−V矢線に沿う断面図である。 図3のVI−VI矢線に沿う断面図である。 アンロック状態にある手振補正装置を後側固定支持基板を省略して示す背面図である。 撮像面の中心の補正時移動領域と移動位置を示す概念図である。 撮像面の中心が図8のB点に位置するときの永久磁石及びヨーク片と吸着部材を示す正面図である。 第2の実施形態のロック状態において永久磁石及びヨーク片と吸着部材を後方から視た背面図である。 同じく吸着部材がロック状態から左側にスライドしストッパに当接した状態を示す背面図である。 変形例の永久磁石及びヨーク片と吸着部材の背面図である。
符号の説明
20 デジタルカメラ(カメラ)
30 手振補正装置(ステージ装置)
31 前側固定支持基板(固定支持基板)(駆動手段)
32 後側固定支持基板(固定支持基板)(駆動手段)
33 窓孔
36 支柱(移動範囲規制ピン)(規制手段)
38 支持用突部
39 ボール
40 支持用突部
41 ボール
60 電気基板(ステージ板)
61 補強板(ステージ板)
63 移動範囲規制孔(規制手段)
65 CCD(撮像素子)
66 撮像面
67 CCDホルダ
68 窓孔
69 光学ローパスフィルタ
71 72 73 舌片
100 ロック機構
101 方形孔
102 支持板(固定部材)
103 取付部
105 支持部材
106 永久磁石(磁力発生部材)
107 ヨーク片(磁力発生部材)
109 ストッパ
110 ストッパ面
112 吸着部材
113 吸着片(磁性体)
CX X方向駆動用コイル(駆動手段)(駆動用コイル)
CYA CYB Y方向駆動用コイル(駆動手段)(駆動用コイル)
MA 補正時移動領域
MX X用磁石(駆動手段)(磁力発生装置)
MY Y用磁石(駆動手段)(磁力発生装置)
O 光軸

Claims (9)

  1. 固定支持基板と、
    該固定支持基板と平行な方向に相対移動可能に支持されたステージ板と、
    上記ステージ板と上記固定支持基板の対向部の一方に固定された磁力発生部材と、
    上記対向部の他方に固定され、該磁力発生部材と吸着可能な磁性体と、
    上記ステージ板を、上記磁力発生部材と上記磁性体とが接近し両者の間に作用する吸着力で該ステージ板の移動を阻止するロック位置と、該磁力発生部材と該磁性体とが離間し両者の間に移動を阻止する吸着力が作用しないアンロック位置とに選択的に移動させる駆動手段と、
    上記固定支持基板側に設けた、上記磁力発生部材と磁性体が互いに吸着したとき、上記磁力発生部材と上記磁性体のうちの上記ステージ板に固定されたものと当接することにより、上記磁力発生部材と上記磁性体が両者の平面状の吸着面と平行な方向に相対移動するのを防止するストッパと、
    を備えることを特徴とするステージ装置のロック機構。
  2. 請求項1記載のステージ装置のロック機構において、
    上記磁力発生部材と上記磁性体が互いに面接触する吸着面を具備するステージ装置のロック機構。
  3. 請求項1または2記載のステージ装置のロック機構において、
    ステージ板の上記ロック位置は、上記ステージ板の補正時移動領域の範囲外に位置するステージ装置のロック機構。
  4. 請求項3記載のステージ装置のロック機構において、
    上記ステージ板が上記ロック位置に位置するときに、該ステージ板が上記磁力発生部材から見て上記ストッパと反対方向に移動するのを規制する規制手段を設けたステージ装置のロック機構。
  5. 請求項4記載のステージ装置のロック機構において、
    上記規制手段が、
    ステージ板と上記固定支持基板の一方に突設された移動範囲規制ピンと、
    他方に形成された、該移動範囲規制ピンが挿通する移動範囲規制孔または移動範囲規制切欠と、を備えるステージ装置のロック機構。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載のステージ装置のロック機構において、
    上記ステージ板がアンロック位置に位置するとき、上記磁力発生部材と上記磁性体が上下方向及び左右方向に離間するステージ装置のロック機構。
  7. 請求項1から6のいずれか1項記載のステージ装置のロック機構において、
    上記磁力発生部材と上記磁性体のうちの上記ステージ板に固定されたものが、これらのうちの上記固定支持基板に固定されたものに上方から吸着するステージ装置のロック機構。
  8. 請求項1から6のいずれか1項記載のステージ装置のロック機構において、
    上記磁力発生部材と上記磁性体が水平方向に吸着するステージ装置のロック機構。
  9. 請求項1から8のいずれか1項記載のステージ装置のロック機構において、
    上記駆動手段が、
    上記ステージ板と固定支持基板の一方に固定された磁力発生装置と、
    他方に固定された、上記磁力発生装置によって発生した磁力を受けることにより駆動力を発生する駆動用コイルと、
    を備えるステージ装置のロック機構。
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