JP2009087033A - 人物追跡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影映像と入退室履歴を用いて、人物の行動を追跡する。
【解決手段】各扉の扉識別情報に基づく扉配列情報を記憶する手段と、通行履歴検索のための1番目扉識別情報および時刻情報を受付け、扉識別情報および前記検索時間帯を含む第1検索条件を設定し、カード識別番号と開閉された扉の扉識別情報、開閉時刻を含む通行履歴を管理する第1装置に対し、第1検索条件に含まれる通行履歴を要求し、第1装置からの前記第1検索条件に基づく第1通行履歴を受信する検索手段と、扉の次の配列に該当する扉に対応付けられた2番目識別情報を検出し、カード識別情報及び扉の開閉時刻を第2検索条件として判断し、第1装置に対して判断された第2検索条件に含まれる開閉時刻より前の時刻で、第2扉識別情報及びカード識別情報に基づく通行履歴を要求し、第1装置からの第2検索条件に基づく第2通行履歴を受信し、検索対象を絞り込む絞り込み検索手段を有する。
【選択図】 図5

Description

この発明は、リーダライタによる入出管理およびリーダライタ近傍に設けられた撮影装置により人物の行動を追跡する人物追跡システムに関する。
近年、セキュリティの強化に伴い、建物の入口の扉および建物内部の各部屋の各入口の扉は、電子ロックされているため、入場者が自由に入ることができないようになっている。入場者が扉にかけられた電子ロックを開錠したいときは、扉の近傍に設けられているICカードリーダライタに所定の電子キーとしての記録媒体を翳すことで開錠することができる。
また、セキュリティの強化に伴い、建物の入口の扉および建物内部の各部屋の各入口の扉の近傍には、撮影装置が設置されている。このため、監視者は、特定の部屋に入場した人物をリアルタイムに監視することができるようになっている。
特許文献1には、部屋の入口に設けられた扉で、IDカードを用いて開錠すると、ID情報と、扉に設けられているカメラで撮影された画像情報を監視装置に送信する構成が記載されている。
特開平9−198538号公報
しかしながら、特許文献1では、監視装置にはリアルタイムに扉を開錠した人物のID情報と画像情報が送信され対応付けられて記録されるが、監視装置を管理者が不在の場合は、後から必要な対応付けられたID情報と画像情報を取得するには、監視装置を操作して取得するため、ユーザにとって不便であった。また、ID情報と画像情報は、ゲートごとに管理、もしくは入退室時間を時系列的に管理されているため、一人の人物がどの扉を通過して、どちらへ移動したかを確認するには、管理者が膨大な情報から時間をかけて調べないと結果が出ない問題があった。つまり、管理者は、ほとんどすべての扉の入退室の履歴を検索して、調べる時間の前後関係を考えて判断する必要があった。
この発明の目的は、撮影映像と入退室履歴を用いて、人物の行動を追跡することができる人物追跡システムを提供することである。
この発明の一実施の形態に係る人物追跡システムは、各扉に対応付けられた扉識別情報に基づき各扉の配列を示す扉配列情報を記憶する記憶手段と、通行履歴検索のための1番目の扉識別情報および時刻情報の入力を受け付け、前記1番目の扉識別情報および少なくとも前記検索時間帯を含む第1の検索条件を設定する設定手段と、カード識別番号、このカード識別情報に基づき開閉が制御された扉の扉識別情報、扉の開閉時刻を含む通行履歴を管理する第1の装置に対して、前記第1の検索条件に含まれる前記1番目の識別情報及び前記検索時間帯に基づく通行履歴を要求し、前記第1の装置からの前記第1の検索条件に基づく第1の通行履歴を受信する検索手段と、前記記憶手段に記憶された前記扉配列情報に基づき前記1番目の扉識別情報に対応付けられた扉の次の配列に該当する扉に対応付けられた2番目の識別情報を検出し、この第2の扉識別情報及び前記受手段に含まれるカード識別情報及び扉の開閉時刻を第2の検索条件として判断する判断手段と、前記第1の装置に対して、前記判断手段により判断された前記第2の検索条件に含まれる開閉時刻より前の時刻で、前記第2の扉識別情報及び前記カード識別情報に基づく通行履歴を要求し、前記第1の装置からの前記第2の検索条件に基づく第2の通行履歴を受信し、検索対象を絞り込む絞り込み検索手段とを有する。
特定の部屋に入出した人物を追跡したい場合、特定の部屋に設けられている扉と予め関連付けられている扉識別番号を取得することで、すべての部屋について入出した人物の侵入経路を追跡することができる。また、監視対象が扉を通過するごとに追跡情報が並べて表示されるため、監視対象の移動経路を容易に把握することができ、現在どこに滞在しているのかも容易に把握できる。
以下、図面を参照して、この発明の種々な実施の形態に係る人物追跡システムの構成を説明する。人物追跡システムは、入退室管理システムと映像システムで管理されている情報に基づいて処理している。図1は、入退室管理システムの構成を示すブロック構成図である。入退室管理システムは、管理装置104と接続されたリーダライタ101、リーダライタ102、リーダライタ103、リーダライタ104、リーダライタ105とサーバ10を有している。リーダライタの数は、リーダライタ101、リーダライタ102、リーダライタ103、リーダライタ104、リーダライタ105の5つに限られない。また、サーバ10には、管理装置106、およびそれに接続されたリーダライタを1群として複数設けられている。管理装置106は、例えば、入退室管理システムが設けられているフロアのリーダライタを管理するように設定されている。また、サーバ10は、制御部105と記憶部106とネットワークインターフェース107と入力部108を有している。
図2は、映像システムの構成を示すブロック構成図である。映像システムは、サーバ20に撮影部201、撮影部202、撮影部203が接続されている。サーバ20は、制御部204と記憶部205とネットワークインターフェース206を有している。映像システムが有している撮影部の数は、撮影部201、撮影部202、撮影部203、撮影部204、撮影部205の5つに限られない。
図3は、人物追跡システムの構成を示すブロック構成図である。人物追跡システムは、制御部301とネットワークインターフェース302と記憶部303と入力部304と表示部305とを有している。人物追跡システムは、ネットワークインターフェース302を介して入退室管理システムおよび映像システムと接続されている。
図4は、入退室管理システムのリーダライタ101、リーダライタ102、リーダライタ103、リーダライタ104、リーダライタ105および映像システムの撮影部201、撮影部202、撮影部203、撮影部204、撮影部205の配置例を示した図である。図4は、例えば建物の1フロアを示しているものである。部屋Cに入るには扉IIを通る。また、部屋Bに入るには、部屋Cから扉IIIまたは扉IVを通過して入る。もしくは扉Iから直接入る。そして、部屋Aに入るには、部屋Bから扉Vを通過して入る。
扉Iの近傍には、リーダライタ101及び撮影部201が設置されている。同様に、扉IIの近傍には、リーダライタ102及び撮影部202が、扉IIIの近傍には、リーダライタ103及び撮影部203が、扉IVの近傍には、リーダライタ104及び撮影部204が、扉Vの近傍には、リーダライタ105及び撮影部205が設置されている。
入退室管理システムについて、図1および図4を用いて説明する。ここでは、ユーザがリーダライタ101について開錠キーとしての記録媒体(非接触式ICカード)を翳したときについて説明する。リーダライタ102、リーダライタ103、リーダライタ104、リーダライタ105の場合も同様である。
ユーザがICカードをリーダライタ101に翳すと、リーダライタ101は、ICカードから入退室管理ID(例えばカード番号)を読み取る。そして、制御部107は、ICカードから読み取ったカード番号と、記憶部108に記録されている扉Iの開錠が許可されているかを否か(当該ICカードのユーザが入場していいかどうか)を示す開錠許可リストを基に判断する。制御部107が、扉Iを開錠してよいと判断したとき、制御部107は扉Iを開錠制御する。
そして、記憶部108は、カード番号、開錠した扉識別番号、開錠した日付、時刻、入室許可の検定結果を対応付けた入退室履歴情報を入退室履歴リストとして記録する。ネットワークインターフェース106は、入退室管理システムと接続されている人物追跡システムに対して、記憶部105に記録している入退室履歴情報の入退室インデックスを送信する。入力部110は、入退室管理システムに対する各種設定の入力に用いられる。各種設定とは、例えば入退室管理システムの管理者による警戒を強化したい特定の期間や、夜間、VIP等の特定人物の監視等、警備を必要とするときなどの監視設定である。入退室管理システムの入力部110で、管理者が監視設定を入力すると、ネットワークインターフェース106は、監視設定ONのトリガをネットワークで接続されている人物追跡システムに送信する。または、特定者が、その特定者に割り当てられたカード番号を有するICカードをリーダライタ101に翳すと、監視設定ONのトリガを人物追跡システムに送信するようにしてもよい。
影像システムについて、図2および図4を用いて説明する。ここでは撮影部201について説明する。撮影部202、撮影部203、撮影部204、撮影部205の場合も同様である。撮影部201は、扉Iの付近に設けられた撮影部201の撮影エリア内でICカードをリーダライタ101に翳し、開錠した扉1から入室するユーザを撮影可能とするように配置されている。
扉1が開錠すると、制御部206は、扉1から入室するユーザを撮影している撮影部201で撮影した映像情報(静止画または動画)を記憶部205に記録させる。撮影部201は、常時撮影していてもよいし、図示しない人物の接近を監視するセンサを扉1の近傍に設けて、ICカードをリーダライタ101に翳すユーザが近づいたときに起動し、撮影するようにしてもよい。記憶部206は、撮影部201で撮影した映像情報、開錠した扉識別番号、日付、時刻を対応付けて映像履歴情報を映像履歴リストとして記録する。ネットワークインターフェース207は、影像システムと接続されている人物追跡システムからの要求に対して、記憶部205に記録している影像履歴情報の影像インデックスを送信する。
図5は、人物追跡システムと入退室管理システムおよび映像システムとの関係を示した図である。また、図6は、図4におけるフロアの扉の従属関係を示す図である。人物追跡システムについて、図3、図4、図5、図6を用いて第1の実施例を説明する。
図6は、人物追跡システムの記憶部303に記録された連続する扉の従属関係を示す扉配列情報を示している。図4に示す扉の配置例では、部屋Aに入るには、扉Vを必ず通る。扉Vを通過するには、扉I、扉III、扉IVを必ず通過する。扉III、扉IVを通過するには、必ず扉IIを通過する。扉配列情報は、上記のような扉を通過する順序の従属関係を示した情報である。
ここで、部屋Aに機密情報が集積されており、盗難等の異常が発生した場合について説明する。異常が発生した異常発生時刻をある程度の範囲で特定した場合、人物追跡システムの入力部304で異常発生時刻をある程度の範囲で入力する。
人物追跡システムに異常発生時刻(例えば2006年5月12日16時から16時半)を入力すると、図5に示すように、人物追跡システムの制御部301は、入退室管理システムの記憶部108に記録されている入退室履歴リストに含まれる入退室履歴情報から部屋Aに入るために必要な扉Vを異常発生時刻に通過した、カード番号、日付、時刻、扉識別番号を対応付けた入退室履歴情報を入退室インデックスとして取得する。
該当する入退室履歴情報の取得は、人物追跡システムの制御部301が、ネットワークインターフェース302を介して、条件(ここでは、扉Vを異常発生時刻に通過)を送信し、入退室管理システムの制御部107が記憶部108に記録されている入退室履歴リストから条件に適合する入退室履歴情報を検索する。そして、入退室管理システムの制御部107は、ネットワークインターフェース109を介して人物追跡システムに送信する。
また、図5に示すように、制御部301は、入退室管理システムからすべての入退室履歴リストに含まれる入退室履歴情報の入退室インデックスを取得して記憶部303に記録し、部屋Aに入るために必要な扉Vを異常発生時刻に通過した、カード番号、日付、時刻、扉識別番号を対応付けた入退室履歴情報の入退室インデックスを取得することもできる。
ここでは、1つの入退室履歴情報が得られた場合について説明するが、複数の入退室情報が得られる場合も同様である。
人物追跡システムの制御部301が、入退室インデックスから、カード番号(00100021)、日付(2006年5月12日)、時刻(16時05分51秒)、扉識別番号(V)とした入退室履歴情報1を取得したとする。
制御部301は、入退室情報1に含まれる日付(2006年5月12日)、時刻(16時05分51秒)、扉識別番号(V)の情報と適合する映像履歴情報1を映像インデックスとして取得する。
該当する映像履歴情報の取得は、人物追跡システムの制御部301が、ネットワークインターフェース302を介して、条件(ここでは、日付、時刻、扉識別番号)を送信し、映像システムの制御部206が記憶部207に記録されている映像履歴リストから条件に適合する映像履歴情報を検索する。そして、映像システムの制御部206は、ネットワークインターフェース208を介して人物追跡システムに送信する。
また、図5に示すように、制御部301は、映像システムからすべての映像履歴リストに含まれる映像履歴情報の映像インデックスを取得して記憶部303に記録し、入退室情報1に含まれる日付(2006年5月12日)、時刻(16時05分51秒)、扉識別番号(V)の情報と適合する映像履歴情報1の入退室インデックスを取得することもできる。
制御部301は、取得した入退室履歴情報1と映像履歴情報1からカード番号、映像情報、扉識別番号、日付、時刻を対応付け、カード番号から判別した当該カード番号を有するICカードの所有者と関連付けて追跡履歴情報1として記憶部303に記録する。
そして、図7に示すように、部屋Aに入室したICカードの所有者名と追跡履歴情報1としてカード番号(例えば00100048)、映像情報、扉識別番号(V)、日付(2006年5月12日)、時刻(16時05分51秒)を表示部305に表示する。ここで、映像情報は、画像でもいいし、サムネール表示でも良い。ユーザが、表示部305に表示された映像情報のサムネールを入力部304で選択することで、例えば映像システムにリンクして動画としての画像情報を取得したり、映像システムから予め画像情報に対応する動画を取得し、記憶部303に記録したりして、追跡履歴情報1に含まれる時刻の前後所定時間の動画を再生することもできる。
次に、制御部301は、記憶部303に記録されている図6に示す扉配列情報から、異常発生時刻に部屋Aにいた人物は、扉Vを通過した時刻より前に、扉I、扉III、扉IVのいずれかを通過したと判断する。
そして、制御部301は、カード番号00100048を有したICカードを用いて扉Vが開錠した時刻(16時05分51秒)よりも前に扉I、扉III、扉IVのいずれかに設けられたリーダライタで取得された入退室履歴情報を取得する。
この場合、人物追跡システムの制御部301は、扉識別番号(I、III、IVのいずれか)、カード番号(00100048)、時刻(16時05分51秒より前)と適合する入退室履歴情報を取得する。
ここでは、人物追跡システムの制御部301が、カード番号(00100048)、日付(2006年5月12日)、時刻(14時02分53秒)、扉識別番号(IV)とした入退室履歴情報2を取得したとする。
制御部301は、入退室履歴情報2に含まれる日付(2006年5月12日)、時刻(14時02分53秒)、扉識別番号(IV)の情報と適合する映像履歴情報2を取得する。
制御部301は、取得した入退室履歴情報2と映像履歴情報2からカード番号、映像情報、扉識別番号、日付、時刻を対応付けて追跡履歴情報2として、追跡履歴情報1と関連付けて記憶部303に記録する。
そして、図7に示すように、制御部301は、追跡履歴情報2としてカード番号(00100048)、日付(2006年5月12日)、時刻(14時02分53秒)、扉識別番号(IV)、映像情報を追跡履歴情報1と並べて表示部305に表示する。
次に、制御部301は、記憶部303に記録されている図6に示す扉配列情報から、異常発生時刻に部屋Aにいた人物は、扉IVを通過した時刻より前に通過した扉として、扉II以外通過していないと判断する。
そして、制御部301は、カード番号00100048を有したICカードを用いて扉IVが開錠した時刻(14時02分53秒)よりも前に扉IIに設けられたリーダライタで取得された入退室履歴情報を取得する。
この場合、人物追跡システムの制御部301は、扉識別番号(II)、カード番号(00100048)、時刻(14時02分53秒より前)と適合する入退室履歴情報を取得する。
ここでは、人物追跡システムの制御部301が、カード番号(00100048)、日付(2006年5月12日)、時刻(14時02分17秒)、扉識別番号(II)とした入退室情報3を取得したとする。
制御部301は、入退室情報3に含まれる日付(2006年5月12日)、時刻(14時02分17秒)、扉識別番号(II)の情報と適合する映像インデックス含まれる映像履歴情報3を取得する。
制御部301は、取得した入退室履歴情報3と映像履歴情報3からカード番号、映像情報、扉識別番号、日付、時刻を対応付けて追跡履歴情報3として、追跡履歴情報1および追跡履歴情報2と関連付けて記憶部303に記録する。
そして、図7に示すように、制御部301は、追跡履歴情報3としてカード番号(00100048)、日付(2006年5月12日)、時刻(14時02分17秒)、扉識別番号(II)、映像情報を追跡履歴情報1および追跡履歴情報2と並べて表示部305に表示する。
上記のように、人物追跡システムは、異常発生時刻に部屋Aに入室したカード番号00100048に対応する人物がどのような経路で部屋Aに入室したのかを時間を遡って詳細な追跡履歴情報として取得することができる。また、部屋Aまでの入出経路とともに、各入出扉を通過した時刻も容易に判別できるため、どこにどれだけの時間滞在していたかを計算することもできる。また、異常発生時刻を幅を持たせて設定すると、部屋Aに入室した人物ごとに部屋Aへの入出経路を取得できる。
本実施例では、入退室履歴インデックスから時刻とカード番号を用いて入退室履歴情報を取得しているが、図6に示す扉配列情報を用いることで、特定の扉を通過する直前に通過することがありえない扉番号は除外することができるため、人物追跡システムは、負荷をかけることなく容易に目的の入退室履歴情報を取得することができる。
上記の流れを、図8に示すフローチャートを用いて説明する。はじめに、人物追跡システムの入力部304で異常発生時刻を設定する(ステップS101)
人物追跡システムの制御部301は、入退室管理システムから特定の部屋に入るために必要な入出扉を異常発生時刻に通過したカード番号、日付、時刻、扉識別番号を対応付けた入退室履歴情報を取得する(ステップS102)。
次に、人物追跡システムの制御部301は、取得した入退室履歴情報に含まれる日付、時刻、扉識別番号の情報と適合する映像履歴情報を映像システムから取得する(ステップS103)。
人物追跡システムの制御部301は、記憶部303に記録されている扉配列情報から、取得した入退室履歴情報に含まれる扉識別番号と従属する扉識別番号を判別する(ステップS104)。従属する扉識別番号がなければ(ステップS104、NO)、制御部301は、取得した入退室履歴情報と映像履歴情報とを対応付けた追跡履歴情報のすべてを時系列順に表示部305並べて表示する(ステップS105)。
従属する扉識別番号があれば(ステップS104、YES)、制御部301は、取得している入退室履歴情報に含まれる時刻より前に、従属するいずれかの扉識別番号を通過した入退室履歴情報を新たに取得する(ステップS106)。
そして、人物追跡システムの制御部301は、ステップS103に戻り、新たに取得した入退室履歴情報に含まれる日付、時刻、扉識別番号の情報と適合する映像履歴情報を取得する(ステップS103)。
上記では、部屋Aに入出した人物を追跡するシステムについて説明したが、特定の部屋に入出した人物を追跡したい場合、その部屋を入力部304で入力することで、制御部301は、その部屋に設けられている扉と予め関連付けられている扉識別番号を取得し、すべての部屋について入出した人物の侵入経路を追跡することもできる
ここでは、入出扉の入口にリーダライタおよび撮影部を設けた例について説明したが、入出扉の入口および出口の両方にリーダライタおよび撮影部を設けた場合も同様である。
次に、について、図9、図10を用いて第2の実施例を説明する。ここでは、夜間または、VIP等の監視を要する警戒時に、特定人物が、どの経路で移動し、現在どこにいるのかを追跡する監視設定である。
図9は監視設定時における人物追跡の流れを示す図である。図10は、人物追跡システムで取得した情報の表示を示す図である。
人物追跡システムの制御部301が、入力部304で、監視設定の入力、または、ネットワークインターフェース302を介して、ネットワークで接続された入退室管理システムから監視設定ONのトリガを受信した場合追跡処理を開始する。監視設定は、例えば監視対象となる人物が有するICカードのカード番号を入力部304で入力により開始する。または、特定の扉に設けられたリーダライタでICカードを使用した人物(の使用したカード番号)を監視対象と設定することもできる。
入退室管理システムは、ある人物が入出扉の近傍に設けられたリーダライタにICカードを翳して入出扉を通過すると、カード番号、扉識別番号、日付、時刻を対応付けた入退室履歴情報を入退室履歴リストとして記録している。また、映像システムは、入出扉を通過した人物を撮影した映像情報、開錠した扉識別番号、日付、時刻を対応付けた映像履歴情報を映像履歴リストとして記録している。
ここで、人物X(対応するカード番号)について追跡処理が設定された場合について説明する。扉および部屋の符号は、図4に示す例を用いている。例えば人物Xが、扉1(Gate1)を通過して部屋Bに入室すると、入退室管理システムは、記憶部105にカード番号、扉識別番号、日付、時刻、入室許可の検定結果を1レコードで入退室履歴情報として記録する。さらに、影像システムは、扉が開錠すると、制御部206は、扉から入室するユーザを撮影している撮影部で撮影した映像情報を、扉識別番号、日付、時刻と伴に映像履歴情報として記憶部207に記録する。
人物追跡システムの制御部301は、入退室インデックスから入力部304で入力されたカード番号の入退室履歴情報を取得する。
該当する入退室履歴情報の取得は、人物追跡システムの制御部301が、ネットワークインターフェース302を介して、条件(ここでは、入力したカード番号および時刻)を送信し、入退室管理システムの制御部107が記憶部108に記録されている入退室履歴リストから条件に適合する入退室履歴情報を検索する。そして、入退室管理システムの制御部107は、ネットワークインターフェース109を介して人物追跡システムに送信する。また、図5に示すように、制御部301は、入退室管理システムからすべての入退室履歴リストに含まれる入退室履歴情報の入退室インデックスを取得して記憶部303に記録し、入力したカード番号および時刻を対応付けた入退室履歴情報の入退室インデックスを取得することもできる。
そして、入退室履歴情報に含まれる扉識別番号、日付、時刻が適合する映像履歴情報を影像インデックスから取得する。
該当する映像履歴情報の取得は、人物追跡システムの制御部301が、ネットワークインターフェース302を介して、条件(ここでは、日付、時刻、扉識別番号)を送信し、映像システムの制御部206が記憶部207に記録されている映像履歴リストから条件に適合する映像履歴情報を検索する。そして、映像システムの制御部206は、ネットワークインターフェース208を介して人物追跡システムに送信する。また、図5に示すように、制御部301は、映像システムからすべての映像履歴リストに含まれる映像履歴情報の映像インデックスを取得して記憶部303に記録し、取得した入退室情報に含まれる条件(日付、時刻、扉識別番号)と適合する映像履歴情報の入退室インデックスを取得することもできる。
そして、制御部301は、取得した入退室履歴情報と映像履歴情報とを対応付けて追跡履歴情報として記憶部303に記録する。
そして、図10に示すように、制御部301は、追跡履歴情報として通過した扉識別番号、通過した日付、時刻、映像情報を表示部305に示す。
次に、人物追跡システムの制御部301は、人物Xは部屋Bに在室していると判断し、図6に示す扉配列情報から、人物Xは扉I、III、IV、Vに設けられたリーダライタを用いて移動すると判断する。ここでは、入出扉の入口と出口の両方にリーダライタおよび撮影部を設け例について説明するが、入出扉の入口のみにリーダライタおよび撮影部を設けた場合も同様である。
従って、人物Xが扉I、III、IV、Vを通過した場合、人物追跡システムの制御部301は、取得している入退室履歴情報に含まれる時刻より後に、扉I、III、IV、Vで当該カード番号が使われたか否かを判断することで、人物Xの移動を追跡できる。また、人物Xがどの扉も通過していなければ、その部屋に滞在していると判断し、制御部301は、追跡履歴情報に含まれる時刻(入室した時刻)から滞在時間として時間をカウントすることができる。
上記のように、制御部301は、監視対象が移動して扉を通過する毎に入退室履歴情報および映像履歴情報を取得し、追跡履歴情報を作成する。
扉配列情報を用いることで、多数の扉が設けられている場合でも、一つの扉に従属する扉は限られるため、人物追跡システムの制御部301は、入退室管理システムに記録されている多数の入退室履歴情報から該当する入退室履歴情報を検索するための検索対象が減るため、システムに負荷をかけることなく、容易に取得できる。さらに、人物追跡システムの制御部301は、映像履歴情報を映像インデックスから特定された扉識別番号と時刻の前後関係を基にして取得しているため、検索対象が減るため、システムに負荷をかけることなく容易に取得できる。
制御部301は、図10に示すように、人物ごとに記憶部303に記録されている追跡履歴情報を表示部304に移動した時系列に沿って表示し、現在の滞在場所、滞在時間を表示する。ここでは、監視対象が人物Xと人物Yの二人であった場合である。
制御部301は、最後に通過した扉(図10の人物Xの場合は、扉5)が分かるため、滞在場所として扉5を通過して入れる部屋(部屋A)に人物Xが滞在している旨を表示する。また、最後に扉を通過して入れる部屋Aに滞在している滞在時間をカウントし、リアルタイムで表示している。そして、人物追跡システムが、人物Xが別の扉を通過することによる新しい入退室履歴情報を取得すると、制御部301は、カウンタをリセットする。
上記のように、監視対象が扉を通過するごとに追跡情報が並べて表示されるため、監視対象の移動経路を容易に把握することができ、現在どこに滞在しているのかも容易に把握できる。
また、予め入退室管理ID(カード番号)とそのIDを有するICカードの所有者の顔などの画像データをID情報として人物追跡システムの記憶部303に保存し、制御部301が、取得した追跡履歴とID情報の画像データとを比較するようにして、第三者によるICカードの不正使用でないか否かを判別するようにすることもできる
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、現在または将来の実施段階では、その時点で利用可能な技術に基づき、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の一実施形態に係る入退室管理システムの概略構成を示す図。 本発明の一実施形態に係る影像システムの概略構成を示す図。 本発明の一実施形態に係る人物追跡システムの概略構成を示す図。 本発明の一実施形態に係る入退室管理システムおよび影像システムの配置を示す図。 本発明の一実施形態に係る人物追跡システムの構成を説明する図。 本発明の一実施形態に係る人物追跡システムにおける扉配列情報を説明する図。 本発明の一実施形態に係る人物追跡システムによる追跡履歴情報の表示を示す図。 本発明の一実施形態に係る人物追跡システムによる追跡処理を示すフローチャート。 本発明の第二の実施形態に係る人物追跡システムによる追跡処理を示す図。 本発明の第二の実施形態に係る人物追跡システムによる追跡履歴情報の表示を示す図。
符号の説明
10…サーバ、20…サーバ、101…リーダライタ、102…リーダライタ、103…リーダライタ、104…リーダライタ、105…リーダライタ、106…管理装置、107…制御部、108…記憶部、109…ネットワークインターフェース、110…入力部、201…撮影部、202…撮影部、203…撮影部、204…撮影部、205…撮影部、206…制御部、207…記憶部、208…ネットワークインターフェース、301…制御部、302…ネットワークインターフェース、303…記憶部、304…入力部、305…表示部。

Claims (4)

  1. 各扉に対応付けられた扉識別情報に基づき各扉の配列を示す扉配列情報を記憶する記憶手段と、
    通行履歴検索のための第1の扉識別情報および時刻情報の入力を受け付け、前記第1の扉識別情報および前記第1の時刻情報を含む第1の検索条件を設定する設定手段と、
    カード識別番号、このカード識別情報に基づき開閉が制御された扉の扉識別情報、扉の開閉時刻を含む通行履歴を管理する第1の装置に対して、前記第1の検索条件に基づく通行履歴を要求し、前記第1の装置からの前記第1の検索条件に基づく第1の通行履歴を受信する検索手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記扉配列情報に基づき前記第1の扉識別情報に連続する第2の識別情報を検出し、前記第2の扉識別情報及び前記第1の通行履歴の中のカード識別情報及び扉の開閉時刻を第2の検索条件として判断する判断手段と、
    前記第1の装置に対して、前記判断手段により判断された前記第2の検索条件に含まれる開閉時刻より前の時刻で、前記第2の扉識別情報及び前記第1の通行履歴の中のカード識別情報に基づく通行履歴を要求し、前記第1の装置からの前記第2の検索条件に基づく第2の通行履歴を受信し、検索対象を絞り込む絞り込み検索手段と、
    を有することを特徴とする人物追跡システム。
  2. 前記検出手段は、扉の扉識別情報、扉の開閉時刻、監視映像を含む映像履歴を管理する第2の装置に対して、前記第1の通行履歴に含まれる扉識別情報、扉の開閉時刻に基づく映像履歴を要求し、前記第2の装置から第1の映像履歴を受信することを特徴とする請求項1記載の人物追跡システム。
  3. 前記絞り込み検索手段は、前記第2の装置に対して、前記第2の通行履歴に含まれる扉識別情報、扉の開閉時刻に基づく映像履歴を要求し、前記第2の装置から第2の映像履歴を受信することを特徴とする請求項2記載の人物追跡システム。
  4. 前記第1の通行履歴と前記第1の映像履歴とを対応付け、前記第2の通行履歴と前記第2の映像履歴とを対応付けて、前記第1の通行履歴に含まれる扉の開閉時刻および前記第2の通行履歴に含まれる扉の開閉時刻に基づいて時系列に沿って管理する制御手段を有することを特徴とする請求項3記載の人物追跡システム。
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