JP4805287B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、MB−OFDM方式で変調した信号を無線通信する無線通信装置に関する。
UWB(Ultra Wide Band)は、3.1GHzから10.6GHzまでの7.5GHzという、広い周波数帯域を使用する無線通信方式である。UWBの物理レイヤの規格は、標準規格の策定を行う米国電気電子学会(IEEE:The Institute of Electrical and Electronic Engineers)のIEEE802.15.3aによって標準化されている。
UWBの物理層には、MB−OFDM(Multi Band-Orthogonal Frequency Division Multiplexing)と、DS−UWB(Direct Spread-UWB)との2つの変調方式が用いられる。
MB−OFDMでは、3.1GHzから10.6GHzまでの帯域を14のバンド(周波数帯)に分割し、各バンドに対して、ディジタル信号を電波に乗せるための1次変調としてQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)を行い、他の電波からの干渉に強い通信を実現するための2次変調としてOFDM変調を行った信号を送信する。
DS−UWBでは、3.1GHzから4.9GHzまでのローバンドと、6.2GHzから9.7GHzまでのハイバンドとの2つのバンド(デュアルバンド)を使用して、1次変調としてQPSKまたはBPSK(Binary Phase Shift Keying)を行い、2次変調としてCDMA(Code Division Multiple Access)を行った信号を送信する。また、DS−UWBでは、信号を送信するときに直接周波数拡散方式を使用する。
これらの変調方式を用いることにより、UWBでは、送信電力レベルを抑制している。具体的には、FCC(米国連邦通信委員会:Federal Communications Commission)では、UWBにおける1MHz当たりの送信電力レベルの規制値を表すEIRP(Equivalent Isotropically Radiated Power)を、−41.25dBm以下と定めている。これは、総電力に換算すると、0.5mW程度であり、PHS(Personal Handy-phone System)の総電力の約20分の1である。
MB−OFDMでは、14の各バンドが3つまたは2つのバンドからなるバンドグループに割り当てられ、バンド1〜3がバンドグループ1に割り当てられ、バンド4〜6がバンドグループ2に割り当てられ、バンド7〜9がバンドグループ3に割り当てられ、バンド10〜12がバンドグループ4に割り当てられ、バンド13、14がバンドグループ5に割り当てられている。
さらに、MB−OFDMでは、周波数ホッピングが用いられている。周波数ホッピングは、図12に示すように、通信バンドをあるバンドから他のバンドに遷移させながら通信を行う技術である。
このように通信バンドを遷移させることにより、ある特定の周波数で発生したノイズの影響を受けて通信データにエラーが発生した場合であっても、他のバンドで通信したデータによってエラーが発生したデータを訂正することが可能となる。
MB−OFDMでは、周波数ホッピングのパターンが時間周波数コード(Time Frequency Code、以下、「TFC」という。)として、例えば、図13に示すように定義されている。図13においては、TFC1が、バンド1 → バンド2 → バンド3 → バンド1 → バンド2 → バンド3と遷移する周波数ホッピングパターンを持つ時間周波数コードであることが示されている。また、TFC5は、周波数ホッピングが行われず、バンド1のみを使用する時間周波数コードであることが示されている。
バンドグループは、どのチャネルを用いてどのデータを送信するかについて上位層で特に指定されていない場合には、使用する国等の地域に応じて規定されている。一方、TFCは、MB−OFDMに規定されている順序にしたがって選択される。このように、バンドグループとTFCが決まることにより、チャネルが決定される。
また、従来の無線通信装置においては、受信した電気信号の振幅の変動を抑制し、一定の振幅の信号に変換する自動利得制御(AGC:Automatic Gain Control)が行われている。AGCは、受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)に基づいて、振幅の小さな信号に対してはゲイン(増幅度)を大きくする一方、振幅の大きな信号に対してはゲインを小さくする。
このようなAGCを行うものとして、例えば、フロントエンドまたは高周波増幅器とミキサとの間に設けられた第1のアッテネータと、受信信号からRSSI出力信号を生成するRSSI回路と、RSSI回路の前段に設けられ、入力信号レベルを調整するための第2のアッテネータとを備え、RSSI出力信号を2つの閾値と比較し、閾値外であれば、まず第2のアッテネータの減衰量を調整し、次いで、第1のアッテネータの減衰量を調整することにより、RSSI回路の入出力におけるダイナミックレンジを実質的に拡大し、弱電界時における復調性能を犠牲にすることなく、強電界時における、ミキサ、AGC回路その他システム個々の回路が飽和することを防止するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、受信信号のRSSIを測定するRSSI回路と、受信信号を増幅するアナログ増幅器と、増幅された受信信号をディジタル信号に変換するアナログディジタル変換器と、ディジタル信号に変換された受信信号に基づいてディジタル利得を決定するディジタル自動利得制御ループと、ディジタル自動利得制御ループから得られるディジタル利得をアナログ増幅器に設定するディジタルアナログ変換器とを備えることにより、スペクトル拡散システムにおいて、雑音を平均化させながら、急なトラッキングの変動に追従するようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
また、周波数ホッピングを行うことによってバンドが切り替わる度に、AGCに先立って各バンドに対応したゲイン補正を行うものもある(例えば、特許文献3参照)。
特開2002−94408号公報 特表2005−534252号公報 特開2006−229739号公報
前述の通り、TFCは、複数のバンドから構成されたバンドグループによって構成されており、TFCの中には、複数のバンドを遷移しながら送受信を行う周波数ホッピングを行うものもある。
しかしながら、受信信号強度を測定するRSSI回路等の信号強度測定回路は、各バンドに対する測定性能が均一でないことがある。例えば、同じ強度の受信信号であっても、ある特定のバンドにおいて信号強度測定回路から得られる測定値が、他のバンドにおいて得られる測定値より、高くなってしまうことが起こり得る。
したがって、上記特許文献1および特許文献2に記載されたような従来の無線通信装置においては、各バンド間における信号強度測定回路の測定誤差を考慮したAGC処理を行うことができないといった課題があった。
また、MB−OFDMの規格書では、周波数ホッピングにおけるバンドの切り替え周期が312.5nsecと高速に規定されているため、特許文献3に記載されたような従来の無線通信装置においては、MB−OFDMに適用させる場合、特に、アナログの自動利得制御を行う場合には、高速なバンドの切り替えにAGC処理が追従することができないといった課題があった。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたもので、各バンド間における信号強度測定回路の測定誤差を考慮しつつ、高速なバンドの切り替えに追従するAGC処理を行うことができる無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明の無線通信装置は、周波数ホッピングを行うチャネルを含む複数のチャネルの中から1つのチャネルを介して受信された受信信号を増幅する増幅器と、前記受信信号の信号強度を測定する信号強度測定回路と、前記信号強度測定回路によって測定された信号強度に基づいて前記増幅器のゲイン値を算出するゲイン値算出部と、を備え、前記ゲイン値算出部は、前記ゲイン値を算出するために用いる関数の係数として、各チャネルに対して個別の値を用いる無線通信装置において、周波数帯を順次変化させたベースバンド信号を送信する送信部と、前記ベースバンド信号を減衰させる減衰器と、前記減衰器による減衰率を設定する減衰率設定部と、前記チャネルの係数を決定する係数決定部と、を更に備え、前記信号強度測定回路は、前記ベースバンド信号を前記受信信号として信号強度を測定し、前記係数決定部は、該信号強度に基づいて、前記各周波数帯に最適な係数を決定する構成を有している。
また、本発明の無線通信装置は、周波数ホッピングを行うチャネルを含む複数のチャネルの中から1つのチャネルを介して受信された受信信号を増幅する増幅器と、前記受信信号の信号強度を測定する信号強度測定回路と、前記信号強度測定回路によって測定された信号強度に基づいて前記増幅器のゲイン値を算出するゲイン値算出部と、を備え、前記ゲイン値算出部は、前記ゲイン値を算出するために用いる関数の係数として、各チャネルに対して個別の値を用いる無線通信装置において、前記周波数ホッピングを行わないチャネルに対して、該チャネルの周波数帯に最適な係数を該チャネルの係数として決定し、前記周波数ホッピングを行うチャネルに対して、ホッピングする各周波数帯に最適な係数の平均値を該チャネルの係数として決定する係数決定部を備えた構成を有している
また、本発明の無線通信装置は、周波数ホッピングを行うチャネルを含む複数のチャネルの中から1つのチャネルを介して受信された受信信号を増幅する増幅器と、前記受信信号の信号強度を測定する信号強度測定回路と、前記信号強度測定回路によって測定された信号強度に基づいて前記増幅器のゲイン値を算出するゲイン値算出部と、を備え、前記ゲイン値算出部は、前記ゲイン値を算出するために用いる関数の係数として、各チャネルに対して個別の値を用いる無線通信装置において、前記周波数ホッピングを行わないチャネルに対して、該チャネルの周波数帯に最適な係数を該チャネルの係数として決定し、前記周波数ホッピングを行うチャネルに対して、ホッピングする各周波数帯に最適な係数の標本分散に基づいて該チャネルの係数を決定する係数決定部を備えた構成を有している
本発明は、各バンド間における信号強度測定回路の測定誤差を考慮しつつ、高速なバンドの切り替えに追従するAGC処理を行うことができる無線通信装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る無線通信装置を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係る無線通信装置1には、ホストコントローラ2がPCI−Expressバス3を介して接続されている。ホストコントローラ2は、メインCPU10およびメモリ11を備えている。
メインCPU10は、メモリ11を用いてオペレーティングシステム12を実行させ、オペレーティングシステム12上でデバイスドライバ13を実行させるようになっている。
デバイスドライバ13は、PCI−Expressバス3を介して無線通信装置1とデータの送受信を行うと共に、後述するMAC部22のレジスタに対して値の読み書きを行うことにより無線通信装置1を制御するようになっている。
無線通信装置1は、サブCPU(Central Processing Unit)20と、メモリ21と、データフレームの生成やデータフレームフィルタリング等の処理を行うMAC(Media Access Controller)部22と、周波数変換等の信号処理を行うPHY(Physical Layer)部23と、アンテナ24とを備えている。
サブCPU20は、メモリ21を用いてリアルタイムオペレーティングシステム25を実行し、リアルタイムオペレーティングシステム25上で、MAC部22の各部を制御するためのファームウェア26を実行させるようになっている。
ファームウェア26を実行するサブCPU20は、MAC部22の図示しないレジスタの設定や、ホストコントローラ2との間のデータの送受信等を行うようになっている。また、ファームウェア26を実行するサブCPU20は、PHY部23の後述するPHY/RFレジスタ41の値の読み書きをWiMedia MAC−PHYインタフェースバス27を介して行うようになっている。
MAC部22およびPHY部23は、それぞれWiMedia MACおよびMB−OFDMの各規格に基づいた処理を実行するようになっている。また、MAC部22およびPHY部23との間の通信は、WiMedia MAC−PHYインタフェース仕様書によって規定されている。したがって、異なるベンダーのMAC部22とPHY部23とを接続して使用することも可能である。
なお、WiMedia MAC−PHYインタフェース仕様書では、図2に示すように、PHY/RFレジスタ41に対して、ベースアドレス(基準アドレス)に対するオフセットが0x00番地から0x1F番地までの範囲は、動的な設定を格納するための領域(ダイナミックレジスタ群)として規定されている。
例えば、図3に示すように、0x02番地のTXCHANレジスタは、送信するTFCとバンドグループ(Band Group)とが設定され、0x04番地のRXCHANレジスタは、受信するTFCとバンドグループとが設定されるように規定されている。
このため、ファームウェア26を実行するサブCPU20は、TFCとバンドグループとをMAC部22を介してTXCHANレジスタに書き込むことによって送信チャネルを設定し、TFCとバンドグループとをMAC部22を介してRXCHANレジスタに書き込むことによって受信チャネルを設定するようになっている。
また、WiMedia MAC−PHYインタフェース仕様書では、PHY/RFレジスタ41に対して、ベースアドレスに対するオフセットが0x20番地から0x7F番地までの範囲は、無線通信装置1がサポートする通信速度および信号送出レベルの設定値の数等の静的な設定を格納するための領域(スタティックレジスタ群)として規定されている。
また、WiMedia MAC−PHYインタフェース仕様書では、PHY/RFレジスタ41に対して、ベースアドレスに対するオフセットが0x80番地から0xFF番地までの範囲は、ベンダーによる独自の設定を格納するための領域(以下、「ベンダー領域」という。)として規定されている。
図1において、MAC部22は、PHY部23に送信するデータフレームにMACヘッダを付加し、MACヘッダを付加したデータフレームを暗号化し、暗号化したデータフレームをPHY部23にWiMedia MAC−PHYインタフェースバス27を介して送信するようになっている。
また、MAC部22は、PHY部23から受信されたデータフレームの暗号を解除し、暗号が解除されたデータフレームを解析し、解析した結果に基づいて、データフレームから得られたデータのなかで上位プロトコルに渡すべきデータをフィルタリングするようになっている。
PHY部23は、RF(Radio Frequency)部40、PHY/RFレジスタ41およびベースバンド部42を有し、ベースバンド部42は、送信部50および受信部51を有している。
RF部40は、ベースバンド部42の送信部50から入力されたベースバンド信号をMB−OFDM変調し、この信号を電波としてアンテナ24を介して空中に送出するようになっている。
また、RF部40は、アンテナ24に受信されたMB−OFDM変調された信号をベースバンド信号に復調し、復調したベースバンド信号をベースバンド部42の受信部51に出力するようになっている。
ベースバンド部42の送信部50は、MAC部22からWiMedia MAC−PHYインタフェースバス27を介して送信されたディジタルのデータフレームをディジタルアナログ(D/A)変換することによってアナログのベースバンド信号を生成し、生成したベースバンド信号をRF部40に出力するようになっている。
ベースバンド部42の受信部51は、RF部40から入力されたベースバンド信号をアナログディジタル(A/D)変換することによりディジタルのデータフレームを生成し、生成したデータフレームをMAC部22にWiMedia MAC−PHYインタフェースバス27を介して送信するようになっている。
図4は、ベースバンド部42の受信部51の構成を示している。ベースバンド部42の受信部51は、RSSI回路60、ゲイン値算出部61、A/Dコンバータ62、増幅器63および信号処理部64を備えている。
RSSI回路60は、RF部40から入力されたアナログのベースバンド信号の受信信号強度としてRSSIを測定し、測定したRSSIを表す信号をゲイン値算出部61に出力するようになっている。なお、RSSI回路60は、本発明における信号強度測定回路を構成する。
ゲイン値算出部61は、RSSI回路60から入力された信号が表すRSSIと、PHY/RFレジスタ41に設定された値とに基づいてゲイン値を算出し、算出したゲイン値を表す信号を増幅器63に出力するようになっている。
ここで、PHY/RFレジスタ41に設定された値とは、図2に示したPHY/RFレジスタ41におけるベンダー領域内の特定の番地(例えば、ベースアドレスに対するオフセットが0xA0番地)に書き込まれたゲイン制御用のパラメータ(以下、「AGC_PARAMレジスタ」という。)のことをいう。
AGC_PARAMレジスタは、図5に示すように、RSSIから入力信号を求めるための一次線形関数における傾きを表す係数gradientが上位4ビットに、切片を表す係数interceptが下位4ビットに割り当てられている。
各チャネルに対するgradientとinterceptとは、メモリ21に予め格納されているテーブルによって対応付けられている。このように、メモリ21は、本発明におけるテーブル記憶部を構成する。なお、各チャネルに対するgradientとinterceptとは、事前の測定によって予め算出されているものとする。
例えば、チャネルが周波数ホッピングを行わない場合には、そのチャネルのバンドに最適なgradientとinterceptとがテーブルに設定されている。一方、チャネルが周波数ホッピングを行う場合には、各バンドに最適値なgradientとinterceptとの各平均値がテーブルに設定されている。
ファームウェア26を実行するサブCPU20は、PHY/RFレジスタ41にRXCHANレジスタを設定するのに先立って、AGC_PARAMレジスタを設定するようになっている。
図4において、ゲイン値算出部61は、AGC_PARAMレジスタが表すgradientとinterceptとを各係数とした一次線形関数にRSSIを代入することによって補正したRSSI(以下、「cRSSI」という。)に基づいてゲイン値を算出するようになっている。
具体的には、図6に示すように、ゲイン値算出部61は、AGC_PARAMレジスタが表すgradientとinterceptとを各係数とした一次線形関数f(x)にRSSI(=α)を入力し、この一次線形関数の出力値であるcRSSI(=f(α))を、予め定められた一次線形関数g(x)に代入することにより、増幅器63のゲイン値g(f(α))を算出するようになっている。
例えば、同一強度の信号に対して、あるバンドにおいてRSSI回路60によって測定されたRSSIが、基準とするバンドにおいて測定されたRSSIより高くなる場合には、基準とするバンドに対する一次線形関数f(x)よりgradientおよびinterceptの少なくとも一方の値が小さい一次線形関数f'(x)を用いることにより、f'(x)にRSSI(=α)を入力して得られるcRSSI(=f'(α))は、基準とするバンドのcRSSI(=f(α))に対して相対的に小さくなる。
すなわち、RSSI回路60によって測定されたRSSIを低めに見積もることにより、ゲイン値算出部61によって算出されるゲイン値は、g(f'(α))となり、ゲイン値g(f(α))に比べて大きくなる。
図4において、A/Dコンバータ62は、RF部40から入力されたアナログの受信信号をディジタル信号に変換し、このディジタル信号をゲイン制御部53に出力するようになっている。
増幅器63は、A/Dコンバータ62から入力されたディジタル信号を、ゲイン値算出部61から入力された信号が表すゲイン値に基づいて増幅し、増幅したディジタル信号を信号処理部64に出力するようになっている。
信号処理部64は、例えば、増幅したディジタル信号に周波数変換等を施してデータフレームとしてMAC部22に送信するようになっている。
以上のように構成された無線通信装置1の受信チャネルの設定動作について図7を用いて説明する。
なお、WiMedia MAC−PHYインタフェース仕様書において、通信途中でチャンネルを変更する場合には、Channel Change Information Element(以下、「Channel Change IE」という。)を付加したビーコンフレームを通信相手側の装置に対して送信するように規定されている。
Channel Change IEは、次の新しいチャネル、および、新しいチャンネルに遷移するまでの時間等の情報を含む。通信相手側の装置は、このビーコンフレームを受信すると、Channel Change IEに含まれる情報に基づいて、送信チャネルまたは受信チャネルを新しいチャネルとする。
このように、受信チャネルの設定動作は、起動時や通信状態の悪化等に伴って実行される他に、通信相手側の装置によって送信されたChannel Change IEに含まれる情報に基づいて実行される。
まず、設定する受信チャネルに対応するgradientとinterceptとが、メモリ21に格納されたテーブルから、ファームウェア26を実行するサブCPU20によって特定される(S1)。
次いで、サブCPU20によって特定されたgradientとinterceptとが、ファームウェア26を実行するサブCPU20によってPHY/RFレジスタ41のAGC_PARAMレジスタにMAC部22を介して設定される(S2)。
次いで、設定する受信チャネル、すなわちTFCとバンドグループとが、ファームウェア26を実行するサブCPU20によってPHY/RFレジスタ41のRXCHANレジスタにMAC部22を介して設定される(S3)。
これにより、PHY部23で受信チャネルが切り替わると(S4)、受信チャネルが切り替わった旨が、PHY部23からMAC部22を介してサブCPU20に通知される(S5)。
このように、本発明の一実施の形態の無線通信装置1は、各チャネルに対して個別の係数を有する関数にRSSIを代入することによってゲイン値を算出する。したがって、無線通信装置1は、周波数ホッピングを行うチャネルにおいてバンドを切り換える度にゲイン値を変更しないため、各バンド間における信号強度測定回路の測定誤差を考慮しつつ、高速なバンドの切り替えに追従するAGC処理を行うことができる。
なお、本実施形態において、増幅器63は、A/Dコンバータ62から入力されたディジタル信号を増幅するものとして説明したが、図8に示すように、アナログの受信信号を増幅し、増幅した受信信号をA/Dコンバータ62に出力するようにしてもよい。
この場合には、アナログの受信信号から信号強度を測定し、アナログの受信信号を増幅するため、高速かつ信号対雑音比(S/N比)の高い受信信号を増幅する場合に、AGCの特性が向上する。
また、本実施の形態においては、ゲイン値算出部61が、一次線形関数を用いてRSSIからcRSSIを算出する例について説明したが、ゲイン値算出部61は、RSSI回路60の周波数特性に対応する他の線形関数を用いてRSSIからcRSSIを算出するようにしてもよい。
また、チャネルが周波数ホッピングを行う場合には、各バンドに最適値なgradientとinterceptとの各平均値がメモリ21に格納されたテーブルに設定されているものとして説明したが、図9に示すように、ホッピングする各バンドに最適な各係数の偏りを考慮し、各バンドに最適値なgradientとinterceptとの各標本分散が最も小さくなる各値がメモリ21に格納されたテーブルに設定されていてもよい。
例えば、各バンドに最適な係数をC1、C2およびC3とすると、以下の(式1)から得られる標本分散Vが最も小さくなるCaを当該チャネルの係数としてもよい。
(式1)
V=(C1−Ca)+(C2−Ca)+(C3−Ca)
また、(式1)において、各項((C1−Ca)、(C2−Ca)および(C3−Ca))に重み付けをし、重み付けをした各項よりなる標本分散が最も小さくなる各係数がメモリ21に格納されたテーブルに設定されていてもよい。
例えば、各バンドに最適な係数をC1、C2およびC3とし、ゲイン値をC3、C2、C1の順に高めに設定する場合には、以下の(式2)から得られる標本分散Vが最も小さくなるCaを当該チャネルの係数としてもよい。
(式2)
V=1×(C1−Ca)+2×(C2−Ca)+3×(C3−Ca)
これにより、ホッピングするバンドの中で、他のバンドに最適な係数と比べて、ある1つのバンドに最適な係数が大きくかけ離れているような場合に、このバンドにおけるゲイン値が不適切な値になってしまうことを防止できる。
なお、(式2)においては、重みをそれぞれ1、2、3としたが、(式2)に用いる重みを限定するものではない。
また、本実施の形態においては、各チャネルに対するgradientとinterceptとは、事前の測定によって予め算出されているものとして説明したが、図10に示すように、ベースバンド部42の送信部50によって出力されるベースバンド信号を減衰させて受信部51に受信させる減衰器52をベースバンド部42に設けることにより、各チャネルに対するgradientとinterceptとをメモリ21に格納されたテーブルに設定するようにしてもよい。
例えば、図11に示すように、ホストコントローラ2からの要求に応じて、ファームウェア26を実行するサブCPU20は、測定対象とするバンドをMAC部22を介して設定する(S11)。
次いで、サブCPU20は、受信部51に受信される信号の強度が予め定められた各基準レベルになるよう、送信部50から送信された信号を減衰器52に減衰させる(S12)。ここで、サブCPU20は、RSSI回路60によって測定された各RSSIを取得する(S13)。
ここで、ステップS12およびS13は、RSSI回路60によって測定されたRSSIをcRSSIに補正するための線形関数の係数の数分のサンプルが得られるまで(S14)、基準レベルと減衰器52の減衰率とを変化させながら、繰り返し実行される。例えば、ゲイン値算出部61が一次線形関数を用いてRSSIをcRSSIに補正する場合には、ステップS12およびS13は、2回実行される。
線形関数の係数の数分のサンプルが得られると、サブCPU20は、各基準レベルと、各RSSIに基づいて、当該バンドに対する最適な係数を算出する(S15)。
次いで、サブCPU20は、全てのバンドに対して最適な係数が算出されたか否かを判断し(S16)、全てのバンドに対して最適な係数が算出されていないと判断した場合には、ステップS11を実行する。
一方、全てのバンドに対して最適な係数が算出されたと判断した場合には、サブCPU20は、算出した各バンドの係数に基づいて、各チャネルに対する係数を決定し(S17)、決定した係数をメモリ21に格納されたテーブルに設定する(S18)。
このように、ファームウェア26を実行するサブCPU20によって、本発明における係数決定部を構成するようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかる無線通信装置は、MB−OFDM方式を用いた無線通信システムに有用であり、特に、信号強度測定回路がバンド毎に異なる特性を持つ場合に、その効果を大きく発揮する。
本発明の一実施の形態の無線通信装置のブロック図である。 本発明の一実施の形態の無線通信装置を構成するPHY/RFレジスタの割り当てを示す概念図である。 本発明の一実施の形態の無線通信装置を構成するPHY/RFレジスタに割り当てられるTXCHANおよびRXCHANレジスタ内の割り当てを示す概念図である。 本発明の一実施の形態の無線通信装置を構成するベースバンド部の受信部のブロック図である。 本発明の一実施の形態の無線通信装置を構成するPHY/RFレジスタに割り当てられるAGC_PARAMレジスタ内の割り当てを示す概念図である。 本発明の一実施の形態の無線通信装置を構成するゲイン値算出部によるゲイン値の算出処理を説明するための概念図である。 本発明の一実施の形態の無線通信装置の受信チャネルの設定動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態の無線通信装置を構成するベースバンド部の受信部の他の態様を表すブロック図である。 本発明の一実施の形態の無線通信装置を構成するゲイン値算出部によって参照される係数の決定方法の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態の無線通信装置を構成するベースバンド部の他の態様を表すブロック図である。 本発明の一実施の形態の無線通信装置の係数設定動作を示すフローチャートである。 周波数ホッピングを説明するための概念図である。 MB−OFDMにおけるTFCとバンドの関係を示す概念図である。
符号の説明
1 無線通信装置
2 ホストコントローラ
3 PCI−Expressバス
10 メインCPU
11 メモリ
12 オペレーティングシステム
13 デバイスドライバ
20 サブCPU
21 メモリ
22 MAC部
23 PHY部
24 アンテナ
25 リアルタイムオペレーティングシステム
26 ファームウェア
27 WiMedia MAC−PHYインタフェースバス
40 RF部
41 PHY/RFレジスタ(レジスタ)
42 ベースバンド部
50 送信部
51 受信部
52 減衰器
53 ゲイン制御部
60 RSSI回路
61 ゲイン値算出部
62 A/Dコンバータ
63 増幅器
64 信号処理部

Claims (10)

  1. 周波数ホッピングを行うチャネルを含む複数のチャネルの中から1つのチャネルを介して受信された受信信号を増幅する増幅器と、
    前記受信信号の信号強度を測定する信号強度測定回路と、
    前記信号強度測定回路によって測定された信号強度に基づいて前記増幅器のゲイン値を算出するゲイン値算出部と、を備え、
    前記ゲイン値算出部は、前記ゲイン値を算出するために用いる関数の係数として、各チャネルに対して個別の値を用いる無線通信装置において、
    周波数帯を順次変化させたベースバンド信号を送信する送信部と、
    前記ベースバンド信号を減衰させる減衰器と、
    前記減衰器による減衰率を設定する減衰率設定部と、
    前記チャネルの係数を決定する係数決定部と、を更に備え、
    前記信号強度測定回路は、前記ベースバンド信号を前記受信信号として信号強度を測定し、
    前記係数決定部は、該信号強度に基づいて、前記各周波数帯に最適な係数を決定することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記ゲイン値算出部は、前記ゲイン値を算出するために一次線形関数を用いることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. WiMedia MAC−PHYインタフェース規格に準拠して用いられるレジスタと、
    前記レジスタに値の書き込みを行うMAC部と、をさらに備え、
    前記MAC部は、前記受信信号を受信するチャネルを表す値を前記レジスタに書き込むのに先立って、前記係数を前記レジスタに書き込み、
    前記ゲイン値算出部は、前記ゲイン値を算出するために用いる関数の係数として、前記レジスタに書き込まれた係数を用いることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記MAC部は、前記WiMedia MAC−PHYインタフェース規格において、ベンダーによって独自に割り当てることが許可されている前記レジスタの領域に前記係数を書き込むことを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記受信信号を受信するチャネルと前記係数とが対応付けられたテーブルを記憶するテーブル記憶部を備え、
    前記MAC部は、前記テーブル記憶部に記憶されたテーブルに基づいて、前記係数をレジスタに書き込むことを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  6. 前記受信信号をアナログからディジタルに変換するアナログディジタル変換部を備え、
    前記信号強度測定回路は、前記アナログの受信信号の信号強度を測定し、
    前記増幅器は、前記アナログディジタル変換部によってディジタルに変換された受信信号を増幅することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  7. 前記信号強度測定回路は、アナログの前記受信信号の信号強度を測定し、
    前記増幅器は、前記アナログの受信信号を増幅することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  8. 周波数ホッピングを行うチャネルを含む複数のチャネルの中から1つのチャネルを介して受信された受信信号を増幅する増幅器と、
    前記受信信号の信号強度を測定する信号強度測定回路と、
    前記信号強度測定回路によって測定された信号強度に基づいて前記増幅器のゲイン値を算出するゲイン値算出部と、を備え、
    前記ゲイン値算出部は、前記ゲイン値を算出するために用いる関数の係数として、各チャネルに対して個別の値を用いる無線通信装置において、
    前記周波数ホッピングを行わないチャネルに対して、該チャネルの周波数帯に最適な係数を該チャネルの係数として決定し、前記周波数ホッピングを行うチャネルに対して、ホッピングする各周波数帯に最適な係数の平均値を該チャネルの係数として決定する係数決定部を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  9. 周波数ホッピングを行うチャネルを含む複数のチャネルの中から1つのチャネルを介して受信された受信信号を増幅する増幅器と、
    前記受信信号の信号強度を測定する信号強度測定回路と、
    前記信号強度測定回路によって測定された信号強度に基づいて前記増幅器のゲイン値を算出するゲイン値算出部と、を備え、
    前記ゲイン値算出部は、前記ゲイン値を算出するために用いる関数の係数として、各チャネルに対して個別の値を用いる無線通信装置において、
    前記周波数ホッピングを行わないチャネルに対して、該チャネルの周波数帯に最適な係数を該チャネルの係数として決定し、前記周波数ホッピングを行うチャネルに対して、ホッピングする各周波数帯に最適な係数の標本分散に基づいて該チャネルの係数を決定する係数決定部を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  10. 前記係数決定部は、前記標本分散の各項に重み付けをすることを特徴とする請求項9に記載の無線通信装置。
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