JP4804133B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

この発明は、不揮発性半導体記憶装置に関し、特に、記憶データがマスク配線によりプログラムされるマスクROM(読出専用メモリ;リード・オンリ・メモリ)の構成に関する。
マスクROMは、製造工程時に配線パターン用マスクを用いて記憶部の配線を選択的に形成することによりデータを固定的に記憶する。このマスクROMは、メモリセルの接続構成に応じてNAND型マスクROMおよびNOR型マスクROMがある。NAND型ROMにおいては、ビット線とソース線との間に直列に複数のメモリセルが接続される。メモリセルのトランジスタのしきい値電圧を不純物注入により調整して、エンハンスメント型またはデプレション型に設定することによりデータの記憶が行なわれることが多い。
NOR型ROMにおいては、ビット線とソース線との間に1つのメモリセルが接続される。1つのメモリセルは、マスク配線によりトランジスタとソース線またはビット線との間の接続を選択的に形成することによりデータを固定的に記憶する構成または、不純物注入によりメモリセルトランジスタのしきい値電圧を調整してエンハンスメント型またはデプレッション型に設定することにより固定的に記憶データがプログラムされる構成とがある。
NAND型およびNOR型いずれにおいても、ワード線を選択状態に駆動して、ビット線とソース線の間に流れる電流量に応じてデータの読出を行う。すなわち、選択メモリセルは、ビット線とソース線との間に配置され、対応のワード線の選択時、ビット線とソース線の間に流れる電流量に応じてデータの読出を行なう。通常、ビット線は、所定電圧レベルにプリチャージされており、メモリセル選択時、ビット線電圧のプリチャージ電圧からの変化の大小に応じてデータの読出が行なわれる。マスクROMにおいて、高速かつ安定にデータを読出すために、種々の構成が提案されている。
NOR型マスクROMにおいては、通常、高密度要求に対しては、1つのメモリセルで1ビットのデータを記憶する1セル/ビット構成が用い、一方、高速要求に対しては、2つのメモリセルで1ビットのデータを記憶する2セル/ビット構成を用いるのが一般的である。
NAND型ROMにおいて、メモリセルのソース線と接地線の距離を選択メモリセルのアレイ内位置に係らず一定として、データ読出時のノイズマージンを改善することを図る構成が、特許文献1(特開平9−8255号公報)に示されている。この特許文献1においては、ビット線を隣接列のメモリセルのソース線として利用する選択列のビット線に対しては、プリチャージ電流により隣接列のビット線にメモリセル電流を流す。メモリセルアレイ内において対称な位置のビット線をアレイ外に配置されるダミーセルに接続して、リファレンス電流を生成し、センスアンプで、メモリセル電流およびリファレンス電流を差動増幅する。この特許文献1は、選択ビット線に隣接するビット線をソース線として利用することにより、選択列のアレイ内位置にかかわらず、メモリセルのソース線抵抗を一定とすることを図る。
特許文献2(特開2001−203331号公報)においては、階層ビット線構成のROMにおいて、対を成すメインビット線の対向端部にそれぞれダミーセルを配置し、メインビット線対の電流変化を差動的に読出す構成を示す。階層ビット線構成により、サブビット線に接続されるメモリセルの数を低減し、応じてメイン/サブビット線の寄生容量を低減して高速読出を実現することを図る。ダミーセルは、常時非選択状態とされ、寄生容量として機能する。メモリセルトランジスタが記憶データに応じてエンハンスメント型またはデプレション型に設定され、電流源から供給され、選択メモリセルを介して流れる電流によるメイン・サブビット線電位とリファレンスメイン・サブサブビット線の電位とを差動的に増幅してデータの読出を行う。
特許文献3(特開2001−358235号公報)は、特許文献2と同様、階層ビット線構成のROMにおいて、メインビット線に接続されるダミーセルをソースおよびドレインが相互接続されたMOSトランジスタ(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)で構成する。これにより、ダミーセルのビット線に対する寄生容量を、ソース接合容量およびドレイン接合容量で形成し、メモリセルの寄生容量の2倍としてダミーセルの数を低減して、メモリセルアレイを高密度化することを図る。
特許文献4(特開平11−191298号公報)は、階層ビット線構成のROMにおいて、データの読出を高速化するために、サブビット線に放電用のトランジスタを設け、サブビット線とメインビット線との間のブロック選択ゲートトランジスタに対する制御信号の反転信号を用いて放電用トランジスタの導通/非導通を制御する。この特許文献4は、サブビット線の放電を高速で行なうことにより読出サイクル時間を短縮して、データ読出の高速化を図る。データ読出時においては、非選択メイン/サブビット線をリファレンスビット線として、選択メイン/サブビット線の電位を差動的に増幅する。
特許文献5(特開平7−211086号公報)は、メモリアレイが、2つのアレイに分割されたアレイ分割構造において、アレイ間にワード線駆動部を配置し、選択メモリアレイにおいてメモリセルを選択して、メモリセル電流をセンスアンプにより検出し、非選択メモリアレイにおいては、ビット線を対応のセンスアンプに結合し、その出力信号によりデータ読出タイミングを決定する。非選択メモリアレイにおいては、ワード線は非選択状態であり、メモリセルの記憶データに係らずビット線負荷が一定であり、ビット線充電速度が一定となることを利用する。
特開平9−8255号公報 特開2001−203331号公報 特開2001−358235号公報 特開平11−191298号公報 特開平7−211086号公報
高密度仕様のマスクROMおよび高速仕様のマスクROMは、1ビットデータを記憶するメモリ素子の構成が異なるため、それぞれ別々に製造される。高密度仕様のROMは、1つのメモリセルの駆動電流量に応じてデータの読出を行なうため、データ読出速度がビット線の電位変化速度、すなわち、メモリセルの電流駆動量に律速され、低速用途に対して適用可能であるものの、高速用途に対して適用することができない。この1セル/ビット構成のマスクROMにおいてデータの読出を高速化するためには、参照電位を利用して、メモリセルの読出電位と比較する差動構成を適用することが考えられる。しかしながら、この場合、参照電位を生成するダミーメモリセルをリファレンスビット線に接続する必要があり、リファレンスビット線を別途配置する必要があり、メモリセルアレイのレイアウト面積が増大する。
一方、高速仕様のマスクROMにおいては、2セル/ビット構成の単位セルを利用し、メモリセルに相補データを格納し、差動電流/電位を生成して読出を高速に行なう。したがって、この高速仕様のマスクROMにおいては、ほぼSRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)と同程度の高速アクセスを実現することが可能であるものの、1ビットデータの記憶に2つのメモリセルを利用しており、メモリセルアレイの占有面積が増大するという問題が生じる。
特許文献1に示される構成においては、隣接列のメモリセルのソース線としてビット線を利用する。したがって、ビット線の位置をアレイ内において変更する必要が生じ、配線レイアウトが複雑化するという問題が生じる。また、このビット線およびソース線の共用は、NAND型メモリセル構造において特有のメモリセル配置、すなわちメモリセルブロックがブロック選択ゲートを介してビット線およびソース線に結合される構成を利用しており、この構成をNOR型メモリセル配置に対しては適用することはできない。また、リファレンスビット線として、メモリセルが接続されるビット線が利用されてはいるものの、リファレンスビット線に接続するダミーセルがメモリアレイ外部に配置されており、アレイレイアウト面積を低減するのが困難となるという問題が生じる。
特許文献2においては階層ビット線構成を前提としており、非階層ビット線構成については何ら考慮していない。また、リファレンスビット線を利用するために選択列のメインビット線と非選択列のメインビット線を区別する必要があり、ダミーセルとリファレンスメインビット線との接続の制御が複雑となるという問題が生じる。また、ダミーセルは、常時非導通状態とされ、リファレンスビット線に対する負荷容量として機能しているだけであり、非階層ビット線構成において、ビット線に複数行のメモリセルが接続される構成に対しては、適用するのが困難である。また、ダミーセルが接続するダミーサブビット線を専用に配置する必要があり、アレイ面積の低減に対する障害となる。
特許文献3に示される構成においては、ダミービット線(リファレンスビット線)に接続される負荷容量をビット線に接続される負荷容量の1/2とすることを図っているものの、特許文献2と同様、階層ビット線構成を前提としており、非階層ビット線構成に対しては、この特許文献3に示される構成は適用するのが困難であり、また特許文献2と同様の問題がある。
特許文献4に示される構成においては、サブビット線の放電を高速化することを意図しており、階層ビット線構成が前提であり、特許文献2および3と同様、非階層ビット線構成に対しては適用することができない。
また、特許文献2から4の構成においては、ソース線は共通に接地ノードに結合されており、ソース線の電位の配線抵抗による分布については何ら考慮していない。
特許文献5に示される構成においては、単に非選択メモリアレイに対しても受けられたセンスアンプを動作させてデータ読出タイミングを設定することを意図しており、分割メモリアレイ構成を前提としており、非分割メモリセルアレイに対してはこの特許文献5に示される構成は適用することができない。
それゆえ、この発明の目的は、高密度かつ高速アクセスが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供することである。
この発明の他の目的は、高速で安定にデータを読出すことのできる高密度セル配置を有するNOR型マスクROMを提供することである。
この発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、行列状に配列され、各々が互いに直列に接続されるセル選択トランジスタとデータ記憶部とを有する複数のメモリセルと、メモリセル各列に対応して配置され、各々に対応の列のメモリセルが接続される複数のビット線を含む。これら複数のビット線は、隣接列に対応する2本のビット線が対応する差動センスアンプに差動入力されるようにビット線対を成して併走して配設される。
この発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、さらに、異なるビット線対に属する隣接ビット線に接続されるメモリセルに共有されるようにメモリセル列に対応して配置される複数のソース線を含む
この発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、さらに、メモリセル各行に対応して配置され、各々に対応の行のメモリセルのセル選択トランジスタの制御電極が接続される複数のワード線を含む
この発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、さらに、ワード線と平行に配置されるダミーワード線と、このダミーワード線に対応してかつ各ビット線に対応して配置される複数のダミーセルを含む。複数のメモリセルの各メモリセルは、セル選択トランジスタとデータ記憶部は、対応のビット線と対応のソース線との間に直列に接続される。各ダミーセルは、対応のビット線と該対応のビット線と対を成すビット線に接続されるメモリセル列に対応するソース線との間に直列に接続される少なくとも第1および第2のスイッチングトランジスタを含む。各ダミーセルの第1のスイッチングトランジスタの制御電極はダミーワード線に接続され、第2のスイッチングトランジスタの制御電極は、対応のビット線に接続されるメモリセル列に対応して配置されるソース線に接続される。
読出し動作時、選択されたワード線とダミーワード線とが活性化され、読出し選択されたメモリセルに対応する選択ビット線と選択ソース線との間に該データ記憶部の記憶データに応じて選択的に電流が流れ、該読出し選択されたメモリセルに対応するビット線と対を成すビット線と選択ソース線との間に、第1のスイッチングトランジスタと第2のスイッチングトランジスタが導通して電流が流れる。差動センスアンプが該選択ビット線の属するビット線対の電位差を検知増幅する。
この発明に係る不揮発性半導体記憶装置においては、ダミーセルはメモリセル列と整列して配置されて、メモリセル列およびダミーセルはビット線に結合される。このダミーセルの選択時、隣接列のソース線と対応のビット線とが結合される。したがって隣接列のソース線が選択状態のとき、このダミーセルに結合されるビット線が第1および第2のスイッチングトランジスタを介して電流が流れ、対応のビット線に電位変化が生じる。一方、選択列のソース線に結合されるメモリセルにおいては、セル選択トランジスタおよびデータ記憶部により、選択的に電流が流れる。したがって、このダミーセルが結合するビット線と選択メモリセルが結合するビット線において電位変化速度が異なり、これらのビット線を対としてその電位差を検出することにより、高速でデータの読出を行なうことができる。
また、この場合、メモリセルは、1つの選択トランジスタと1つのデータ記憶部とで構成され、1セル/ビット構成であり、メモリセルレイアウト面積を増大させることなく高速読出が可能となる。
また、ビット線を対として用いて電位差を検出しており、ダミーセルが接続されるリファレンスビット線を用いてリファレンス電位/電流を生成する必要がなく、アレイ面積の増大を抑制することができ、高密度かつ高速の不揮発性半導体記憶装置を実現することができる。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1に従う不揮発性半導体記憶装置の全体の構成を概略的に示す図である。図1において、不揮発性半導体記憶装置は、不揮発性メモリセルMCが行列状に配列されるメモリセルアレイ1を含む。この不揮発性メモリセルMCは、その記憶データがマスク配線により設定される。
メモリセルアレイ1においては、メモリセルMCの各行に対応してワード線WLが配設され、また、メモリセルの各列に対応してビット線BLが配設される。このビット線は対を成して配設され、図1においては、ビット線BLaおよびBLbにより形成されるビット線対BLPを代表的に示す。
メモリセルアレイ1においては、さらに、少なくとも1行に整列して配置されるダミーセルDMCと、行方向に整列して配置されるダミーセルDMCに結合されるダミーワード線DWLとが、さらに、設けられる。ダミーセルDMCは、メモリセルMCの各列に対して設けられ、ビット線対BLPを構成するビット線それぞれには、メモリセルMCとダミーセルDMCとが接続される。メモリセルアレイにおいては、メモリセルがNOR型に配置され、この発明の実施の形態1の不揮発性半導体記憶装置は、NOR型マスクROMである。
メモリセルアレイ1においては、さらに、ビット線対BLPに対応してソース線SL(SLa,SLb)が配置される。メモリセルMCおよびダミーセルDMCは、各々、対応のビット線とソース線との間に接続され、メモリセルMCは対応のワード線の電位に従って対応のビット線とソース線との間に電流を流す。ダミーセルDMCは、対応のワード線および隣接ソース線の電位に従って選択的に導通状態とされ、導通状態のメモリセルのほぼ2倍の抵抗値または1/2倍の電流駆動速度を有し、データ読出時のリファレンス電流を生成する。
図1において、メモリセルMCが、ワード線WL上の電位に応答して、ビット線BLaおよびソース線SLaを記憶データに応じて選択的に結合する。ダミーセルDMCは、ダミーワード線WDLの選択時かつソース線SLbが非選択状態のとき、ソース線SLaおよびビット線BLbを結合する。ビット線BLaおよびBLb上の電位差を検出することによりデータの読出を行う。
この発明に従う不揮発性半導体記憶装置は、さらに、スタンバイ状態時、ビット線BLaおよびBLbをそれぞれ所定電圧(たとえば電源電圧レベル)にプリチャージするビット線プリチャージ回路3と、選択列に対応するソース線を選択状態へ駆動するソース線駆動回路4と、データ読出時、この選択列のビット線対の電位を差動的に増幅するセンスアンプ回路5と、列アドレス信号YADに従ってメモリセルアレイ1のアドレス指定された列を選択する列選択回路6と、列選択回路6により選択された列のデータを外部へ出力する出力回路7と、行アドレス信号XADに従ってメモリセルアレイ1のアドレス指定された行のワード線WLおよび対応して配置されるダミーワード線WDLを並行して選択状態へ駆動する行選択回路2を含む。
ダミーワード線DWLおよびワード線WLを並行して選択状態へ駆動し、ダミーセルDMCおよびメモリセルMCを並行して選択し、ビット線BLaおよびBLbに電位差を生じさせる。
図2は、図1に示すメモリセルアレイ1におけるメモリセルMCおよびダミーセルDMCの構成および接続態様を簡略化して示す図である。図2において、メモリセルMCaおよびMCbは、各々、データをマスク配線等により記憶するデータ記憶部12と、ワード線WL上の信号電位に応答してこのデータ記憶部12を選択的に対応のビット線BLaまたはBLbに結合するセル選択トランジスタ10を含む。このセル選択トランジスタ10は、一例として、NチャネルMOSトランジスタで構成され、その基板領域およびソース領域が相互接続され、セル選択トランジスタ10のソース領域が固定的に設定される。
データ記憶部12は、マスク配線により、電気的導通状態(配線形成状態)および電気的遮断状態(配線非形成)のいずれかの状態に設定され、電気的導通状態のときに、セル選択トランジスタ10のソースノードを対応のソース線SLaまたはSLbに接続する。
ダミーセルDMCは、互いに直列に接続される第1のスイッチングトランジスタ15および第2のスイッチングトランジスタ17を含む。第1のスイッチングトランジスタ15は、ダミーワード線DWL上の信号電位に応答して選択的に導通状態となり、第2のスイッチングトランジスタ17は、対応の列のソース線SLb上の電位に応答して選択的に導通し、導通時、隣接列のソース線SLaの電位を伝達する。これらの第1および第2のスイッチングトランジスタ15および17は、ビット線BLbとソース線SLaの間に直列に接続され、両者の導通時、ビット線BLbとソース線SLaの間に電流が流れる経路が形成される。第1および第2のスイッチングトランジスタ15および17は、セル選択トランジスタ10と同様のトランジスタ特性を有する(同一サイズで同一製造工程で作成される)。
スタンバイ状態時においては、ビット線BLaおよびBLbと、ソース線SLaおよびSLbは、Hレベルにプリチャージされる。データ読出時、ワード線WLおよびダミーワード線DWLが並行して選択状態(Hレベル)へ駆動される。メモリセルMCにおいて選択トランジスタ10がオン状態となり、ダミーセルDMCにおいて第1のスイッチングトランジスタ15がオン状態となる。
また、選択メモリセルMCaが接続されるソース線SLaが選択状態のLレベルへ駆動される。一方、ソース線SLbは非選択列に対応して設けられており、Hレベルに維持される。したがって、ダミーセルDMCにおいて第2のスイッチングトランジスタ17がオン状態となり、ビット線BLbのプリチャージ電圧がダミーセルDMCの第1および第2のスイッチングトランジスタ15および17を介して放電され、ビット線BLbの電位が低下する。
一方、メモリセルMCaにおいては、データ記憶部12の導通/遮断状態に応じて、ビット線BLaが選択的に放電される。すなわち、メモリセルMCaにおいてデータ記憶部12が電気的に導通状態に設定されている場合には、このセル選択トランジスタ10を介してビット線BLaがソース線SLaに放電され、その電位レベルが低下する。この放電動作時において、ビット線BLaは1つのセル選択トランジスタ10により放電され、一方、ダミーセルDMCにおいては、2つの直列接続されるMOSトランジスタ(第1および第2のスイッチングトランジスタ15,17)により放電される。したがって、このメモリセルMCaを介してのビット線BLaおよびソース線SLaの間の抵抗(チャネル抵抗)は、ビット線BLbとソース線SLaの間の抵抗(チャネル抵抗)よりも小さく、ビット線BLaは、データ記憶部12が電気的に導通状態のとき、ビット線BLbよりも高速で放電され、ビット線BLaおよびBLbに電位差が生じる。
一方、このメモリセルMCaのデータ記憶部12が電気的に遮断状態の場合には、セル選択トランジスタ10がオン状態となっても、ビット線BLaとソース線SLaは電気的に分離されており、ビット線BLaはプリチャージ電圧レベルを維持する。したがって、このダミーセルDMCが接続するビット線BLbの電位は、メモリセルMCの記憶データに応じたビット線BLaの中間電位となり、このビット線BLaおよびBLbの電位をセンスアンプ回路5(図1参照)に含まれる差動増幅器により増幅することにより、データの読出を行なうことができる。
このメモリセルMCaのデータ読出時、メモリセルMCbにおいても、セル選択トランジスタ10がオン状態となる。メモリセルMCbにおいてデータ記憶部12が電気的に導通状態に設定されている場合、メモリセルMCbのセル選択トランジスタ10がソース線SLbに結合される。しかしながら、このセル選択トランジスタ10は基板およびソース領域が結合されており、そのソースがソース線SLbに結合される。非選択列のソース線SLbはHレベルであり、選択ワード線WLの電位と同様の電位レベルであり、このメモリセルMCbのセル選択トランジスタ10は、NチャネルMOSトランジスタで構成されており、ゲートおよびソース電位が同じとなり、非導通状態を維持する(図2においてはメモリセルMCbのバックゲートソース間の接続は示していない)。したがって、正確に、ビット線BLbに、ダミーセルDMCにより電位変化を生じさせることができる。
メモリセルMCbのデータの読出時には、ビット線BLaに図示しないダミーセルが結合され、ビット線BLaを中間速度で放電する。
なお、メモリセルMC(MCaおよびMCb)においてセル選択トランジスタ10のソース領域を固定的に設定する構成としては、ドレインおよびソース領域を非対称に形成するまたは不純物濃度を変えるなどの構成が用いられてもよい。
また、上述の説明においては、ダミーセルにおいて、第2のスイッチングトランジスタが対応の列のソース線に結合されている。しかしながら、この第2のスイッチングトランジスタ17は、例えばそのゲートが電源線に結合されて常時導通状態とされても良い。例えバ、選択列のソース線SLaがLレベルに駆動されるときに、対応の列のレファレンスビット線BLbにレファレンス電流を生じさせ、隣接列のソース線SLaが非選択状態のときには、この非選択ソース線SLaはHレベルであり、第2のスイッチングトランジスタ17がソースおよびゲートが同電位となり、非導通状態を維持する。従って、この状態では、ダミーワード線が選択状態へ駆動されても、ビット線BLaには電流は流れず、別の選択列において正確なデータの読出が行われる。
この第2のスイッチングトランジスタ17のゲート電位を電源線に結合することにより、配線レイアウトがソース線による制約を受けず、配線レイアウトの自由度が大きくなり、配線レイアウトが容易となる。
また、ダミーセルDMCにおいては、第1および第2のスイッチングトランジスタ15および17の直列体が用いられている。しかしながら、このダミーセルDMCにおいて、直列に接続されるスイッチングトランジスタの数は、2に限定されず、センス時の参照電位に応じて3個以上のスイッチングトランジスタの直列体が用いられてもよい。また、特に、トランジスタの微細化に伴って、不純物注入の局所的なバラツキが問題となり、スイッチングトランジスタの電流駆動力または抵抗値がばらつくときには、複数のスイッチングトランジスタを直列に接続し、また直列体の並列接続体を利用するなどの接続構成を利用することにより、最適な参照電位を安定に生成することができる。従って、ダミーセルDMCにおいて、モットの簡単な小占有面積の構成の第1および第2のスイッチングトランジスタ15および17の直列体の構成に限定されず、他の接続構成を利用することも可能である。
図3は、図1に示すメモリセルアレイの周辺回路、すなわちビット線プリチャージ回路3、ソース線駆動回路4、センスアンプ回路5および列選択回路6の構成の一例を概略的に示す図である。
図3において、ビット線プリチャージ回路3は、ビット線BL00、BL01、BL10およびBL11それぞれに対応して設けられ、プリチャージ指示信号PCに従って選択的に導通するプリチャージトランジスタBQ00、BQ01、BQ10、およびBQ11を含む。これらのプリチャージトランジスタBQ00、BQ01、BQ10、およびBQ11は、各々、PチャネルMOSトランジスタ(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)で構成され、導通時、対応のビット線に電源電圧VDDを伝達し、対応のビット線を電源電圧VDDレベルにプリチャージする。
センスアンプ回路5は、ビット線の対それぞれに対して設けられるラッチ型センスアンプSAPを含む。すなわち、図3においては、ビット線BL00およびBL01に対してラッチ型センスアンプSAP0が設けられ、ビット線BL10およびBL11に対しラッチ型センスアンプSAP1が設けられる。これらのラッチ型センスアンプSAP0およびSAP1は、対応の列に対する列選択信号CSLとセンスアンプ活性化信号SEの活性化時に活性化され、対応のビット線対のビット線の電位を差動的に増幅しかつラッチする。このラッチ型センスアンプSAP0およびSAP1としては、たとえば、交差結合されるPチャネルMOSトランジスタおよび交差結合されるNチャネルMOSトランジスタの構成を利用することができる。差動型センスアンプを利用することにより、高速仕様のROMと同様に高速読出が実現される。なお、センスアンプは、SRAMと同様に、各列に配置するのではなく、データ線に配置され、選択列のメモリセルのデータを列選択ゲートを介して検知する構成が利用されてもよい。
ソース線駆動回路4は、列選択信号CSLに従ってソース線SL0を選択状態へ駆動するソース線ドライバSDV0を含む。このソース線ドライバSDV0は、一例として、インバータバッファで構成され、列選択信号CSLが選択状態のHレベルのときに、対応のソース線SL0を選択状態のLレベルに駆動する。また列選択信号CSLが非選択状態のLレベルのときには、ソース線SL0は、Hレベル(電源電圧VDDレベル)に維持される。
ソース線SLは、異なるビット線対を構成するビット線に共通に設けられ、列方向に連続的に延在するように配置される。図3においては、ビット線BL01およびBL10に接続されるメモリセルの隣接列に共通に、ソース線SL0が設けられる。
列選択回路6は、ラッチ型センスアンプSAP0およびSAP1それぞれに対応して設けられ、列選択信号CSLに従って選択的に導通する列選択ゲートCSG0およびCSG1を含む。列選択ゲートCSG0は、導通時、ラッチ型センスアンプSAP0を内部読出データバスRB0の相補バス線RD00およびRD01に結合する。列選択ゲートCSG1は、導通時、ラッチ型センスアンプSAP1を、内部読出データバスRB1の相補バス線RD10およびRD11に結合する。
この図3に示す構成においては、1つの列選択信号CSLにより2つのビット線対が並行して選択され、2ビットのメモリセルのデータが読出される。ビット線BL00およびBL01の一方がリファレンスビット線として用いられ、またビット線BL10およびBL11の一方がリファレンスビット線として用いられる。このリファレンスビット線には、前述のダミーセルDMCが結合される(ダミーセルDMCは後に詳細に説明するように各ビット線に対して設けられる)。
図4は、図1に示すメモリセルアレイ1のより詳細な構成を示す図である。図4において、メモリセルアレイ1は、行列状に配列されるメモリセルMCと、このメモリセルMCの各列に対応して配置されかつ各々が行方向に整列して配置されるダミーセルDMC(DCR,DCL)を含む。
メモリセルMCは、セル選択トランジスタ10およびデータ記憶部12とを有し、ダミーセルDMCは、一例として、直列に接続される第1および第2のスイッチングトランジスタ15および17を含む。
メモリセル列に対応して、ビット線BL00、BL01、BL10、BL11、BL20、BL21、BL30およびBL31が列方向に延在して配設される。ビット線BL00およびBL01がビット線対BLP0を構成し、ビット線BL10およびBL11がビット線対BLP1を構成する。ビット線BL20およびBL21がビット線対BLP2を構成し、ビット線BL30およびBL31がビット線対BLP3を構成する。
これらのビット線それぞれには、1列に整列されるメモリセルおよびダミーセルが接続される。この列方向に、隣接列のメモリセルおよびダミーセルに共有されるようにソース線SL0およびSL1、およびSL2が配設される。ソース線SL0は、ビット線BL01およびBL10に接続されるメモリセルMCにより共有され、ソース線SL1は、ビット線BL11およびBL20に接続されるメモリセルにより共有される。ソース線SL2が、ビット線BL21およびBL30に接続されるメモリセルにより共有される。
メモリセルアレイ1は、交差領域CRRにより、メモリブロックMARおよびMALに分割される。交差領域CRRにおいて、ビット線対BLP0−BLP3それぞれにおいて、ビット線の位置を交換する交差部20が設けられる。この交差領域CRRにおける各ビット線対に対する交差部20により、列方向に延在して平行に配設されるビット線およびソース線との間の結合容量を低減し、またビット線対において同相ノイズを生成して容量結合ノイズを相殺する。
たとえば、ソース線SL0は、ビット線BL01およびBL00とそれぞれメモリブロックMARおよびMALの領域において隣接し、従って、ビット線BL00およびBL01とソース線SL0の間の結合容量は等しくされる。たとえばソース線SL0が選択状態へ駆動されて電位変動が生じても、同相の容量結合ノイズがビット線BL00およびBL01に伝達される。ビット線BL00およびBL01の電位は、先の図3において示したようにラッチ型センスアンプSAPにより差動的に増幅されるため、この同相ノイズは相殺され、容量結合ノイズの影響を受けることなく、安定なデータの読出を図る。また、ビット線とソース線との間の結合容量は、ビット線に交差部が設けられていない場合のほぼ1/2倍に低減され、容量結合ノイズを低減することができる。
ビット線BL00には、通常、メモリセルアレイのパターンレイアウトの規則性を維持するための形状ダミートランジスタ22が接続されており、この形状ダミートランジスタ22が接続されるビット線も、リファレンスビット線として利用する。
メモリセルMCは、ビット線コンタクトを共有するように2つのメモリセルがビット線コンタクトの間に配設される態様で列方向に繰返し配設される。メモリセルMCは、先の図2において示したように、選択トランジスタ10およびデータ記憶部12を有し、メモリセル行それぞれに対応して、WLが設けられる。図4においては、メモリブロックMARにおいて、ワード線WLR0、WLR1、WLR2、およびWLR3が配設され、メモリブロックMALにおいては、ワード線WLL0、WLL1、WLL2、およびWLL3が配設される。
列方向における隣接ビット線コンタクトの間に連続して接続されるメモリセルを分離するために、分離ゲート23が、列方向に配置される。この分離ゲート23は、メモリセルのセル選択トランジスタ10と同様、NチャネルMOSトランジスタで構成される。列方向において隣接するビット線コンタクトの間に2つのメモリセルが配置され、このメモリセル配置が列方向に繰返されるため、列方向において2つのセル選択トランジスタ10置きに分離ゲート23が配置される。
分離ゲート23の各行には、接地電位レベルにその電圧レベルが固定されるセル分離ゲート線が配設され、図4においては、メモリブロックMARにおいてセル分離ゲート線IGR0およびIGR1が、それぞれ、ワード線WLR0およびWLR1の間およびワード線WLR2およびWLR3の間に配設される。また、メモリブロックMALにおいても、ワード線WLL1およびWLL0の間にセル分離ゲート線IGL0が配設され、ワード線WLL2およびWLL3の間に、セル分離ゲート線IGL1が配設される。これらのセル分離ゲート線IGR、IGLは、その電圧レベルは接地電圧VSSレベルに固定されており、分離ゲート23は常時オフ状態に維持される。このセル分離ゲートを利用することにより、列方向において等しいピッチでワード線およびセル分離ゲート線を配置することができ、1ビットのデータを1つのメモリセルで記憶する1セル/ビット構成を利用して高密度にメモリセルを配置することができる。
交差領域CRRの両側に、各列においてダミーセルが配置され、メモリブロックMARにおいては、ダミーセルDCRi0,DCRi1(i=0から3)が行方向に整列して配置され、メモリブロックMALには、ダミーセルDCLi1,DCLi0(i=0から3)が行方向に整列して配置される。このダミーセルDCRi0およびDCLi0は、ビット線BLi0に接続され、ダミーセルDCRi1およびDCLi1は、ビット線BLi1に接続される。
このダミーセルは、第1のスイッチングトランジスタ15および第2のスイッチングトランジスタ17を含み、この行方向に整列するダミーセルの第1のスイッチングトランジスタ15のコントロールゲートには共通に、ダミーワード線が接続される。メモリブロックMARにおいてはダミーワード線DWLRが設けられ、メモリブロックMALにおいてはダミーセルDCLi1,DCLi0に共通にダミーワード線DWLLが設けられる。
ダミーセルの第2のスイッチングトランジスタ17のソースノードは、隣接列のソース線にソース配線28を介して結合される。このダミーセルの第2のスイッチングトランジスタ17のソースノードとソース線との接続は、ダミーセルが接続するビット線と対をなすビット線の接続されるメモリセルが接続されるソース線である。1つのソース線は、行方向において隣接する2つの列のダミーセルの第2のスイッチングトランジスタのソースノードに結合される。すなわち、ソース線SLを共有するメモリセル列が接続するビット線(例えばBL11、BL20)に対してリファレンスビット線として機能するビット線(BL10、BL21)に接続するメモリセル列に対するソース線(SL0、SL2)に、ダミーセルの第2のスイッチングトランジスタ17のソースノードが接続される。ダミーセルにおいて第2のスイッチングトランジスタ17を対応の列のソース線の電位でその導通を制御し、導通時、隣接ソース線の電位を対応のビット線に伝達することにより、ビット線対の非選択列のビット線をリファレンスビット線として利用することができる。特に、この第2のスイッチングトランジスタ17のソースノードの接続するソース線を対応の列のビット線と対をなすビット線に対して設けられるソース線に接続することにより、選択列のソース線を駆動するだけで、リファレンスビット線を選択列のビット線に対して形成することができる。
形状ダミートランジスタ22を利用するダミーセルDCR00およびDCR01に対しては、ソース線として、電源電圧VDDを伝達する電源線24uが設けられ、同様、下側の形状ダミートランジスタを利用するダミーセルDCR30およびDCR31に対してもソース線として電源電圧VDDを伝達する電源線24lが設けられる。これにより、メモリアレイ内にいて配置されるメモリセルを効率的に利用して、ビット線対を配置することができ、メモリセルアレイの面積増大を抑制して、差動データ読出を実現する。
図5は、この発明の実施の形態1に従う不揮発性半導体記憶装置のデータ読出時の信号線の電位および電流の流れを模式的に示す図である。図5においては、ソース線SL1が選択され、ビット線対BLP1およびBLP2にデータが読出される場合の信号線微意および電流の流れを位置例として示す。また、メモリセルアレイMARにおいてメモリセルがアドレス指定され、ダミーワード線DWLRおよびワード線WLR0が選択される。
この条件においては、ダミーワード線DWLRおよびワード線WLR0がHレベル(たとえば電源電圧VDDレベル)に駆動され、ワード線WLR0に接続されるメモリセルMC0−MC5において、セル選択トランジスタ(10)がオン状態となる。また、選択列のソース線SL1がLレベルに駆動され、ソース線SL0およびSL2は、Hレベルに維持される。ビット線対BLP0−BPL3の各ビット線は、Hレベルにプリチャージされている。したがって、ワード線WLR0が選択状態へ駆動されたとき、メモリセルMC0において選択トランジスタ(10)がオン状態となって、データ記憶部(12)が電気的に導通状態であっても、ビット線BL01およびソース線SL0はともにHレベルであり、メモリセルMC0のセル選択トランジスタ10は非導通状態であり、ビット線BL01には電流は流れない。
同様、ダミーセルDCR01において、ダミーワード線DWLRにより第1のスイッチングトランジスタ(15)がオン状態となり、また、非選択ソース線SL0の電位に従って第2のスイッチングトランジスタ(17)がオン状態となっても、このダミーセルDCR01の第2のスイッチングトランジスタ(17)のソースは電源線24uに接続されており、ダミーセルDCR01においても電流は流れない。したがって、ビット線BL01にはほぼ電位変化は生じない。
ダミーセルDCR00においても、同様に、その第2のスイッチングトランジスタ17はソース線SL0に接続されており、第1および第2のスイッチングトランジスタ15,17がオン状態となっても、ビット線BL00には電流は流れないため、ビット線BL00は、プリチャージ状態を維持する。非選択列に対応するビット線対BLP3のビット線BL30およびBL31についても同様、電位変化は生じず、プリチャージ状態を維持する。
選択列のビット線対BLP1およびBLP2に対して、ソース線SL1がLレベルに駆動されており、ダミーセルDCR11およびDCR20の第2のスイッチングトランジスタはオフ状態であり、ダミーセルDCR11およびDCR20を介しての電流経路は遮断される。一方、メモリセルMC2においてセル選択トランジスタがオン状態となると、ビット線BL11の電位は、このメモリセルMC2のデータ記憶部(12)の状態に応じてその電位レベルが決定される。メモリセルMC3においても、同様、ビット線BL20の電位レベルが、メモリセルMC3のデータ記憶部(12)の状態に応じてその電位レベルが設定される。
非選択の隣接列のダミーセルDCL10においては、ソース線SL0がHレベルであり、第1および第2のスイッチングトランジスタ(15、17)がオン状態となり、ビット線BL10がダミーセルDCL10を介してソース線SL1(Lレベル)へ電流を流し、ビット線BL10の電位レベルが低下する。同様、ダミーセルDCR21においても、ソース線SL2がHレベルであり、ビット線BL21からソース線SL1への電流が流れ、、ビット線BL21の電位レベルが低下する。これらのビット線BL10およびBL21をリファレンスビット線として、ビット線BL11およびBL20の電位レベルを判定することにより、このビット線BL11およびBL21に接続されるメモリセルのデータの読出を行なうことができる。したがって、1つのソース線を選択することにより、2ビットのデータを読むことができる。
すなわち、図6に示すように、データ読出時、プリチャージ指示信号PCを非活性化しビット線プリチャージを終了させる。これと並行して行および列選択を図示しないアドレス信号に従って行なって、ワード線WL(WLLまたはWLR)およびダミーワード線DWL(DWLLまたはDWLR)を選択状態に駆動し、また選択列のソース線を接地電圧レベルに駆動する。
選択ビット線(BL11,BL20)に接続されるメモリセル(MC2,MC3)において、データ記憶部が電気的に導通状態の場合、この選択トランジスタを介してビット線からソース線への放電が行なわれる。リファレンスビット線(BL10,BL21)においては、ダミーセルを介してリファレンスビット線の放電が行なわれる。この場合、選択メモリセルにおいては、1つのセル選択トランジスタを介して放電が行なわれ、一方、ダミーセルにおいては第1および第2のスイッチングトランジスタの直列体を介して放電が行なわれる。したがって、リファレンスビット線の電位低下速度は、このデータ記憶部が電気的導通状態のメモリセルを介しての放電速度よりも遅く、リファレンスビット線と選択ビット線との間で電位差が生じる。
一方、選択メモリセルのデータ記憶部が電気的に遮断状態の場合には、その選択メモリセルを介して放電は行なわれず、選択ビット線はプリチャージ状態を維持し、一方、対応のリファレンスビット線は、ダミーセルを介して放電される。選択ビット線およびリファレンスビット線の電位差が十分に拡大した状態でセンスアンプ活性化信号SEを活性化し、そのビット線対の電位を差動増幅してラッチすることにより、ビット線対のビット線に相補データがラッチされる。
データ読出サイクルが完了すると、センスアンプ活性化信号SEが非活性化され、またプリチャージ信号PCがLレベルの活性状態となり、各ビット線が元の電源電圧VDDレベルにプリチャージされ、またソース線SLが、元のHレベルに駆動される。同様、ワード線WLLおよび選択ダミーワード線DWLRが非選択状態へ駆動される。これにより、、1つのデータ読出サイクルが完了する。
なお、ダミーセルDCL10の放電により、ビット線BL10の電位レベルが低下したとき、非選択列のメモリセルMC1においてデータ記憶部が電気的に導通状態とされている場合、セル選択トランジスタが導通し、Hレベルのソース線SL0からからビット線BL10へ電流が流れることが考えられる。しかしながら、前述のように、メモリセルMC1においては、たとえばその基板領域とソース不純物領域とが相互接続されており、そのソース領域は固定されており、非選択列のメモリセルMC1においてソースノード電位がHレベルとなり、そのゲート電位と同じ電位レベルであり、メモリセルMC1においてセル選択トランジスタ(10)は非導通状態を維持する。したがって、リファレンスビット線BL10は、確実に、ダミーセルDCL10に従ってメモリセルによる放電速度の中間の速度での電位レベルが低下する。
上述の説明においては、データ記憶部12が、1つの配線で構成され、その電気的な導通/遮断状態に設定されるとして説明している。しかしながら、このデータ記憶部が、たとえばPNダイオードで構成され、このPNダイオードのソース線への接続が選択的に形成される場合、電流が流れる方向はこのPNダイオードにより常時決定され、非選択ソース線がHレベルに維持される場合には、PNダイオードを介して電流は流れないため、この選択トランジスタのソース/ドレイン領域の極性については考慮する必要はない。
以上のように、1つのメモリセルで1ビットデータを記憶し、1セル/ビット構成を用いることにより、高密度仕様のROMと同様のアレイ構成を利用することができ、メモリセルの高密度配置を実現することができる。また、ビット線対の電位を差動増幅してデータの読出を行なっており、データの高速読出を行なうことができ、2セル/ビット型ROMと同様、高速読出を実現することができ、高密度かつ高速アクセス可能なROMを実現することができる。
また、リファレンスビット線としては、形状ダミーセルが接続されるダミービット線を利用するとともに、さらに、通常のメモリセルが接続されるビット線を利用しており、リファレンス電位を生成するための専用のリファレンスビット線を新たに別途設ける必要がなく、メモリアレイのレイアウト面積増大を抑制することができる。
なお、上述の構成においては、メモリセルアレイ部において交差領域CRRは1つ設けられている。しかしながら、DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)のツイストビット線構造において用いられているように、複数の交差領域がメモリセルアレイにおいて設けられてもよい。各交差領域で区切られる領域内においてダミーワード線およびワード線を並行して選択する。
また、上述の説明においてはメモリブロックMRにおけるデータの読出を説明している。しかしながら、メモリブロックMALにおいても、ダミーワード線DWLLと、ワード線WL0−WLL3のいずれかを選択状態へ駆動することにより、同様のデータの読出を行なうことができる。
なお、上述の説明においては、1つの列選択信号により2列のビット線対を選択して2ビットデータを読出している。しかしながら、1本のソース線を置いた隣接ソース線(例えば、SL0およびSL2)を並行して選択することにより、4ビットデータを読出すこともできる。
また、交差部は、ビット線対において設けられているものの、セル内部の配置に応じてソース線SLにおいて交差部が設けられていてもよい。電位変化は選択ソース線において生じており、この選択ソース線の電位変化による容量結合ノイズが、ビット線対の各ビット線において低減されれば良い。例えば、隣接ソース線を対として交差部を設けても良い。また、ビット線対およびソース線両者において交差部を設けても良い。
また、分離ゲート線IGRおよびIGLを利用してセル選択トランジスタの間の分離ゲートトランジスタ23を常時非導通状態としてセル分離を実現している。しかしながら、分離ゲートトランジスタ23に代えて、STI(Shallow Trench Isolation)分離などの絶縁膜分離構成を利用してセル選択トランジスタを分離しても良い。2つのセル選択トランジスタがビット線コンタクトを共有するように列方向に2つのセルを単位として繰り返り配置される。また、これに代えて、各メモリセルごとに分離領域を設けてセル分離が絶縁膜により実現されても良い。
この発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、配線で記憶データが固定的にプログラムされるマスクROMに適用することにより、高速かつ高密度のマスクROMを実現することができ、システム・オン・チップおよびマイクロプロセッサ内蔵のROMなど、特に高速仕様のROMが使用される用途に適用することにより、小占有面積の高速ROMを実現することができ、システム規模および価格を低減することができる。
この発明の実施の形態1に係る不揮発性半導体記憶装置の全体の構成を概略的に示す図である。 この発明の実施の形態1に従う不揮発性半導体記憶装置のデータ読出時の基本的構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に従う不揮発性半導体記憶装置の周辺回路の構成の一例を示す図である。 図1に示すメモリセルアレイの構成をより具体的に示す図である。 データ読出時におけるアレイ内の各信号線の電位および電流の流れる経路を概略的に示す図である。 図5に示す印加電圧条件下におけるデータ読出時の信号波形を示す図である。
符号の説明
1 メモリセルアレイ、2 行選択回路、3 ビット線プリチャージ回路、4 ソース線駆動回路、5 センスアンプ回路、6 列選択回路、MC,MCa,MCb,MC0−MC5 メモリセル、DMC,DCR01,DCR10,DCR20,DCR21,DCR30,DCR31,DCL01,DCL00,DCL10,DCL11,DCL20,DCL21,DCL30,DCL31 ダミーセル、DWL,DWLL,DWLR ダミーワード線、CRR 交差領域、20 交差部、12 データ記憶部、10 セル選択トランジスタ、15 第1のスイッチングトランジスタ、17 第2のスイッチングトランジスタ。

Claims (7)

  1. 行列状に配列され、各々が互いに直列に接続されるセル選択トランジスタとデータ記憶部とを有する複数のメモリセル、および
    メモリセル各列に対応して配置され、各々に対応の列のメモリセルが接続される複数のビット線を備え、前記複数のビット線は、隣接列に対応する2本のビット線が対応する差動センスアンプに差動入力されるようにビット線対を成して併走して配設され、さらに
    異なるビット線対に属する隣接ビット線に接続されるメモリセル列に共有されるようにメモリセル列に対応して配置される複数のソース線
    メモリセル各行に対応して配置され、各々に対応の行のメモリセルのセル選択トランジスタの制御電極が接続される複数のワード線
    前記ワード線と平行に配設されるダミーワード線、
    記ダミーワード線に対応してかつ各ビット線に対応して配置される複数のダミーセルを備え、
    前記複数のメモリセルの各前記メモリセルのセル選択トランジスタとデータ記憶部は、対応のビット線と対応のソース線との間に直列に接続され、
    前記複数のダミーセルの各ダミーセルは、対応のビット線と前記対応のビット線と対を成すビット線に接続されるメモリセル列に対応するソース線との間に少なくとも互いに直列に接続される第1および第2のスイッチングトランジスタを含み、前記第1のスイッチングトランジスタの制御電極は前記ダミーワード線に接続され、前記第2のスイッチングトランジスタの制御電極は前記対応のビット線に接続されるメモリセル列に対応して配置されるソース線に接続され
    読出し動作時、選択されたワード線と前記ダミーワード線とが活性化され、読出し選択されたメモリセルに対応する選択ビット線と選択ソース線との間に該データ記憶部の記憶データに応じて選択的に電流が流れ、前記読出し選択されたメモリセルに対応するビット線と対を成すビット線と前記選択ソース線との間に、前記第1のスイッチングトランジスタと第2のスイッチングトランジスタが導通して電流が流れ、前記差動センスアンプが前記選択ビット線の属するビット線対の電位差を検知増幅する、不揮発性半導体記憶装置。
  2. 各ビット線対および隣接ソース線の対の少なくとも一方は、少なくとも1つの交差部を有し、
    記ダミーワード線は、前記交差部の両側にそれぞれ配置され
    前記交差部に関して同一側に配置されるワード線およびダミーワード線が並行して選択される、請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 選択列のソース線を選択状態へ駆動するソース線駆動回路と、
    各前記ビット線を前記ソース線の選択状態の電位と異なる電位レベルにプリチャージするビット線プリチャージ回路とをさらに備える、請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 各々が前記セル選択トランジスタに対応する第3のスイッチングトランジスタを含み、列方向に整列して前記メモリセルと行方向において整列して配置される複数の形状ダミーセルと、
    前記形状ダミーセルが接続される形状ダミービット線とをさらに備え、前記形状ダミービット線は隣接するビット線と対をなして配置され、
    前記形状ダミービット線に対応して配置されるダミーセルの第のスイッチングトランジスタには、ソース線として常時、前記第のスイッチングトランジスタを導通状態とする電圧を伝達する電圧線が配置される、請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記複数のメモリセルは、列方向において隣接するメモリセルがビット線コンタクトを共有するように配置され、列方向において隣接ビット線コンタクトの間に配置されるメモリセルの間には、常時非導通状態とされる分離素子が配置される、請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記分離素子は、ゲートに固定電位が供給されるトランジスタを備え、行方向に整列する分離素子トランジスタの制御電極は、共通に前記ワード線と並列に配置される分離ゲート線に結合される、請求項記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記交差部は、前記ビット線対において設けられる、請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
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