JP4802473B2 - デジタル放送受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体用デジタルテレビ放送受信機に関するものである。
近年デジタルの地上波放送が開始された。この放送には、受信波の干渉に強いOrthogonal Frequency Division Multiplexing(「直交周波数分割多重方式」、以下「OFDM」。)という放送方式が用いられている。この方式は受信状態が時々刻々と変化する移動体中でのテレビ受信に好適である。
この技術のおかげで、ユーザーは、車中においても、鮮明な画質でテレビ視聴を楽しめるようになった。また、デジタル放送では、従来のアナログ放送より、多チャンネルの放送が可能であるため、ユーザーは、車中においても家庭用テレビ(以下「固定受信機」。)に近いデジタル放送の高い質と量の、番組を受信することが可能になった。
しかし、移動する車の中と動かない家の中という環境の違いにより以下の2点で、家庭用テレビと同じわけには行かない。
第1は、車中において、多チャンネルサービスを受けることが可能になってきたので、どのようにして多くの番組の中から所望の番組を選択するかという点である。
従来、固定受信機では、多チャンネル放送における選局手段として、すでにElectric Program Guide(以下「EPG」。)を使った選局方法が普及してきている。この技術は新聞のラテ欄と同じような画面を見ながら選局等の操作ができる点で、非常に使いやすい。
しかし、車の中のようにテレビのために十分なスペースを確保できない場所では、画面サイズは小さくならざる得ないため、EPGでの各番組の情報は、小さくなりすぎ、却って選局しづらい。すなわち、車載用テレビには、車中で多チャンネル放送を選局するのに適した選局方法の発明が望まれる。
第2は、車は移動するので、地上波の放送エリアをまたがる機会が非常に多いという点である。地上波では、1つの放送局から放送される電波の到達範囲には限りがある。1つの放送局がカバーする範囲を放送エリアという。一般的に各放送エリアは、使用する物理チャンネルが異なる。そのため、受信機は、放送エリア毎にチャンネルプリセットを行う。固定受信機では、設置の際にプリセットを行う。そして固定受信機は、その位置を変更する機会は、きわめて少ないので、1度プリセットした後は、ほとんどプリセットを行う必要はない。なお、物理チャンネルとは、放送波の実の際周波数若しくは実際の周波数に対応した番号をいう。
しかし、車の場合は、移動するためエリアをまたがる毎にプリセットをやり直さなければならない。
プリセットのやり直しを頻繁に行わなければならないということは、次のような不便さを生じさせる。各放送エリアでは、物理チャンネルが異なるだけでなく、その放送内容も異なる。そのため、プリセットを行うと、視聴中であった番組は他のチャンネルに移っている場合が多い。つまり、車載用テレビで同一番組を連続視聴するには、エリアをまたがる毎に、先ほどまで見ていた番組を再度探さなければならない。
以上の点を解決する手段として、各放送エリアの受信可能な放送局とそのチャンネル番号および周波数を記憶させたデータベースをあらかじめ構築し、GPSからの位置情報と合わせてその地域で受信可能な放送局を特定することで、受信地域が変わってもプリセットしていた放送局または同じ系列の放送局を同じ選局キーにプリセットする発明が開示されている(特許文献1参照)。
以下にデジタルTVにおけるチャンネルプリセット技術とともに、特許文献1の内容について概観しておく。
放送受信機におけるチャンネルプリセット機能は、ユーザーが放送受信機に対して選択することのできるリモコンなどの選局手段が持つ複数のキーそれぞれ(以後「選局キー」。)に、受信可能な放送局の物理チャンネルを自動的に割り当てる機能である。すなわち、この機能を動作させた後、ユーザーは、選局キーを操作するだけで、所望の放送局を選局できる。選局キーの操作とは、通常は選局キーを押し下げることである。
従来のアナログテレビ放送では、受信機は物理チャンネルを順番に選局し、映像信号を復調できるチャンネルをユーザーが選択可能なチャンネル番号に自動的に割り付ける機能が実現されていた。この方法では、放送受信機の各メーカーが予め決めておいたルールに従って、復調できた物理チャンネルをユーザーの選択可能なチャンネル番号に割り当てられていた。
特許文献1は、GPSからの位置情報と放送エリア毎の放送局とその系列情報を有するデータベースを用い、走行によって放送エリアが変わると、データベース中の系列局の情報に基づいて、従前と同じ選局キーに割り当てる技術を開示している。このようにすることで、プリセットの煩雑さと、車載テレビにおけるユーザーの選局時の負担を軽減することができる。
デジタル放送では、放送波の中に映像と音声の信号以外のさまざまな付加的な情報を含ませることができる。このため、放送する側が、自分の放送をユーザーの放送受信機において、何番の選局キーにセットして欲しいかという情報が放送波の中に重畳されている。
この情報はリモコンキーID(remote_control_key_id)と呼ばれる情報である。例えば、A放送局のリモコンキーIDが「1」ならば、選局キー「1」にA放送局を割り当ててほしい、ということを意味する。このリモコンキーIDに従ってチャンネルプリセットを行う受信機は、どのメーカーの受信機であっても、A放送局の物理チャンネルの番号によらず、「1」の選局キーに割り当てられる。現在の家庭用のデジタル放送受信機では、リモコンキーIDを利用したチャンネルプリセット方法を採用している場合が多い。
特開平11−331717号公報
上記で述べたように、車載テレビで地上デジタル放送を楽しむためには、多チャンネルからの選局操作と言う点と、チャンネルプリセットという点について、固定受信機にはない工夫を行う余地がある。本発明で解決しようとする課題はこれらの点に関するものである。
すなわち、車中という限られた環境で、いかに簡単な操作で選局をし、プリセットを頻繁に行っても同一番組を継続的に視聴できるための方法もしくは装置等を提供するものである。
すなわち、車などの移動受信では簡単な操作で選局できるようにするため、ユーザー操作用のキーをできるだけ少なくすることが望まれるという要求を満たすことが必要である。すなわち、受信可能な放送局が多数存在する場合、従来のチャンネルプリセット方法では選局キーが足りなくなるという課題がある。
さらに、デジタル放送受信機において、他の地域に移動したときにもリモコンキーIDに従ってプリセットを行うと、同じ系列の放送局でも別の選局キーに割り当てられることがあるため、どの選局キーにどの放送局が割り当てられたかを再度覚え直さなければならず、同じ番組を継続視聴したい場合に非常に不便である。
また、デジタル放送においては1つの放送局が複数のサービスを同時に放送することがあり、それらの複数のサービスを切換える手段はプリセットのための選局キーには用意されていないため、別途キーやメニューを設ける必要があり操作性が低下するという課題があった。
本発明はこのような問題点を解決するものであり、全ての受信可能な放送局を限られた数の選局キーに割り当てることができ、かつ地域を移動しても容易に同じ系列の複数の放送局を選局することと、その放送局で同時に放送されている複数のサービスを切換えることを目的とする。
本発明は、チャンネルサーチ時に受信可能と判定された放送局を、同じ系列の放送局はまとめて1つの選局キーにプリセットする手段を提供する。
本発明のデジタル放送受信機は、1つの選局キーに同じ系列の複数の放送局をプリセットできるため、選局キー数以上の放送局がプリセットできる。なおかつ同じ選局キーを押すという簡単な操作で同じ系列の放送局の選局およびサービスの切換えができるため、ユーザーの操作性が向上するという利点がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態におけるデジタル放送受信機の構成を示すものである。図1において、1は放送電波を受信するアンテナ、2は受信した放送電波から希望の伝送チャンネルを選択するチューナー部である。チューナー部2はRF信号SRFを出力する。
3はデジタル信号を取り出すOFDM復調部である。OFDM復調部3は、入力されたRF信号SRFを復調し、トランスポートストリームTSを出力する。
4は映像信号および音声信号を復号するMPEGデコード部である。MPEGデコード部4は、入力されたトランスポートストリームTSをデコードし、映像信号SVと音声信号SAを出力する。
5は受信機に指示を与える操作部であり、受信機自体に取り付けられたキーやタッチパネル、または遠隔操作するためのリモコンなどが用いられる。
6は制御部であり、受信機全体の制御を行う。
7はプリセットメモリであり、選局キー番号、系列ID、各選局キーに割り当てられた放送局の放送局名、各放送局のサービス番号、物理チャンネル情報が記憶されている。
操作部5からは操作されたキーに対応する出力OCCが制御部6に送られ、ユーザーがどの操作を選択したかを伝える。
また、制御部6は、チューナー部2、OFDM復調部3、MPEGデコード部4、プリセットメモリ7に対して、命令を送ったり、状態の報告を受けることで、機器全体の制御を行っている。
8はデコード処理された映像を出力する表示部である。表示部8は、入力された映像信号SVを映像として表示する。表示部8としては、CRTや、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、その他の平面型表示装置など、映像を映し出せる機器を用いることができる。
9はデコードされた音声を出力する音声出力部である。音声出力部9は、入力された音声信号SAを音声として出力する。音声出力部9はスピーカー装置が一般的であるが、これに限定されるものではない。
次に本発明の実施の形態におけるプリセット処理について、図1と図2のフロー図および図3乃至図5を参照して説明する。
本実施の形態において、図1のプリセットメモリは、2つの領域(以後「バンク」とも呼ぶ。)を有する。バンクはメモリ管理上の区分であって、物理的に2つの領域に分かれている必要はない。このような2つのバンクを有するプリセットメモリ7の概念図を図3に示す。2つのバンクを区別するために、1つを「基本領域31」、他を「移動用領域32」とする。
操作部5は、これら2つのバンクに対してそれぞれを選択し、操作するための手段を持つ。それぞれ、「基本領域スキャン」、「移動用領域スキャン」とする。基本領域スキャンは主として生活圏内でのプリセットに、そして移動用領域スキャンはそれ以外の地域でのプリセットのために準備される。
基本領域スキャンの処理から説明する。ユーザーは受信機の操作部5から制御部6に基本領域スキャン開始を指示する(図2のS1)。なお、図2のS1は「サーチ」と記載してあるが、本明細書では「スキャン」と同意に扱う。
制御部6はチューナー部2に対して順次チャンネルの選局を指示し、チューナー部2はアンテナ1からの放送電波を受信しRF信号を出力する(図2のS2)。この際、物理チャンネルの番号の小さいチャンネルが選局を行うのが素直なやり方であるが、特に限定するものではない。
チューナー部2から得られたRF信号はOFDM復調部3でデジタル信号に復調される。このとき、得られたRF信号はデジタル放送か否かがOFDM復調部で判定される(図2のS3)。もし、デジタル信号でなければ、以下の処理をスキップし、次の物理チャンネルの選局に移る(図2のS3でNOの分岐)。
チューナー部2から得られたRF信号がデジタル放送であれば、トランスポートストリームTSが得られる(図2のS3でYESの分岐)。トランスポートストリームTS中には、映像および音声の情報だけでなく、そのトランスポートストリーム中に多重された番組に関わる付加情報も含まれる。制御部6は、その付加情報を受け取り付加情報の中から、そのトランスポートストリームを放送する放送局名、リモコンキーID、放送局が属する系列を番号で定義した系列ID(affiliation_id)等の情報を抜き取る。デジタルでなければ後の処理はスキップされる(図2のS3でNOの分岐)。
次に制御部6は、現在行われているスキャンは基本領域スキャンか、移動用領域スキャンかを判断する(図2のS4)。ここでは基本領域スキャンであるので、処理はYESに進む(図2のS4でYESの分岐)。
そして、制御部6は、現在受信している放送局に関する情報をリモコンキーIDに基づいて基本領域に記録する(図2のS7)。
次に、選局された物理チャンネルはプリセット処理で探すべき最後の物理チャンネルか否かを判断し(図2のS8)、最後でなければ次の物理チャンネルに移り(図2のS8でNOの分岐)、最後であれば終了する(図2のS8でYESの分岐)。
以上の動作によってプリセットされた結果、基本領域31は図3に示すようにプリセットされる。図3の基本領域31において、選局キー「1」にはA放送が割り当てられている。これはA放送のリモコンキーIDが「4」であったからである。さらに詳細にいうと、選局キー「1」には、A放送の「011」、「012」、「013」の3つのサービスが割り当てられている。
ここで、「サービス」とは、放送局が編成するスケジュール化された放送番組の連続のことを示し、「編成チャンネル」とも呼ばれる。すなわち、A放送は物理チャンネル「13」という帯域を使って、3つの番組を同時に放送することができることを意味する。デジタル放送の場合は、情報をパケットという単位で分割して送信するため、このような多重伝送が可能になる。
1つの物理チャンネルにいくつのサービスを提供するかは、各放送局が決める。A放送の場合は、3つの番組を同時に送信できるように準備をしている。このサービスは、それぞれ単独に使うこともできるし、合わせて使うこともできる。すなわち、3つのサービスを使って1つの番組を送信することもできるし、3つの異なる番組を同時に送信することもできる。
選局キー「1」によって、これら3つのサービスを順次選局することができる点については、図10の説明の際に詳細に説明する。
なお、プリセットを行った後に、ユーザーが好みで選局キーに対する放送局の割り当てを編集することができるようにしてもよい。
次に移動用領域スキャンについて説明する。図4はYY県の放送エリアとZZ県の放送エリアの関係を示す。今ユーザーはYY県に主たる生活圏を有しており、YY県で基本領域スキャンを上述の説明のように行い、図3の基本領域31を得ているとする。
1つの放送局からの放送波を受信できる範囲には限界があり、その限界付近の内側をフリンジエリアという。図4でいうYY県の放送エリアとZZ県の放送エリアのフリンジエリアが重なる部分30は、どちらの放送も受信することが可能である地域である。
今ユーザーは車に乗ってP2の地点を走行しており、移動用領域スキャンを行ったとする。ユーザーは受信機の操作部5から制御部6に移動用領域スキャン開始を指示する。移動用領域スキャンを行うと、基本領域31の選局キーと系列IDの領域が移動用領域32にコピーされる。図2のフローでは明記していないが、移動用領域スキャンの場合はステップS1において、この処理を行う。コピーされる領域は図3の35で示す領域である。なお、このコピー処理は、基本領域スキャンを行った直後に行ってもよい。
制御部6はチューナー部2に対して順次チャンネルの選局を指示し、チューナー部2はアンテナ1からの放送電波を受信しRF信号を出力する(図2のS2)。
チューナー部2から得られたRF信号はOFDM復調部3でデジタル信号に復調される。このとき、得られたRF信号はデジタル放送か否かがOFDM復調部で判定される(図2のS3)。もし、デジタル信号でなければ、以下の処理をスキップし、次の物理チャンネルの選局に移る(図2のS3でNOの分岐)。
チューナー部2から得られたRF信号がデジタル放送であれば、トランスポートストリームTSが得られる(図2のS3でYESの分岐)。トランスポートストリームTS中には、映像および音声の情報だけでなく、そのトランスポートストリーム中に多重された番組に関わる付加情報も含まれる。制御部6は、その付加情報を受け取り付加情報の中から、そのトランスポートストリームを放送する放送局名、リモコンキーID、放送局が属する系列を番号で定義した系列ID等の情報を抜き取る。
次に制御部6は、現在行われているスキャンは基本領域スキャンか、移動用領域スキャンかを判断する(図2のS4)。ここでは移動用領域スキャンであるので、処理はNOに進む(図2のS4でYESの分岐)。
そして、制御部6は、プリセットメモリ7の移動用領域32を参照し、取得した系列IDと同じ系列IDを持つ選局キーの有無を探す(図2のS5)。取得した系列IDと同じ系列IDを持つ選局キーがあった場合は、その選局キーに対して放送局名、サービスや物理チャンネル等を記録する(図2のS6)。
同じ系列IDがなければ、リモコンキーIDに基づいて記録する(図2のS7)。
最後に、選局された物理チャンネルはプリセット処理で探すべき最後の物理チャンネルか否かを判断し(図2のS8)、最後でなければ次の物理チャンネルに移り(図2のS8でNOの分岐)、最後であれば終了する(図2のS8でYESの分岐)。
図3を用いて具体的に説明すると、移動用領域スキャンを始めて、YY県の放送局の1つである物理チャンネル13のA放送を受信したとする。A放送の系列IDは「4」であるので、同じ系列IDが関係付けられている移動用領域32の選局キー「1」に割り当てられる。すなわち、基本領域スキャンにおいては、A放送はリモコンキーIDに基づいてプリセットされたが、移動用領域スキャンでは系列IDに基づいてプリセットされた。
次に物理チャンネル15のB放送が受信され、同様に選局キー「2」に割り当てられる。そして物理チャンネル16のO放送が受信されると、その系列ID「4」に基づいて選局キー「1」に割り当てられる。ここですでに選局キー「1」にはA放送が割り当てられているが、本願は、さらにO放送の重複割り当てを許すことでユーザーの利便性を向上させる。
車の移動による移動用領域スキャンの結果を図5に示す。図5の(a)は図4のP1地点での、(b)はP2地点での、(c)はP3地点での、それぞれ移動用領域スキャンによる移動用領域の結果を示す。なお、このように移動用スキャンによって移動用領域の内容が書き換えられても、基本領域の内容はそのまま保持される。そして、基本領域の内容が変わらないので、基本領域からコピーされる選局キー番号と系列IDの関係は、P1からP3のいずれの地点においても保持される。
すなわち、図5(c)において、O放送は選局キー「1」に割り当てられているが、これはリモコンキーIDに基づく割り当てではなく、系列IDに基づく割り当てである。従って、移動用領域にプリセットされたO放送のリモコンキーIDは「1」でない場合がありえる。
以上のように基本領域と移動用領域の2つのバンクをメモリに持ち、選局キー番号と系列IDの関係を基本領域から移動用領域へと反映させるようにすることで、移動先でのプリセットの状況に関らず、バンクの切換えだけで主たる生活圏のプリセット状態を復元することができる。
なお、クロスネット局という複数の系列に属する放送局が受信できた場合のプリセット方法として、「基本領域スキャン」で発見された場合は、この放送局のプライマリの系列IDを選局キーに対応させたり、移動先で「移動用領域スキャン」した場合は、これらの系列に対応する選局キー全てにこの放送局を割り当てる方法などが考えられる。また、系列に属さない放送局の場合は、空きの選局キーに割り当てる方法などが考えられる。
ここで、「クロスネット局」とは、複数の系列に属している放送局のこと。現在ではテレビ大分(フジテレビ/日本テレビ)・テレビ宮崎(フジテレビ/日本テレビ/テレビ朝日)・福井放送(日本テレビ/テレビ朝日)がクロスネット局に該当する。
また、「プライマリの系列ID」とは、クロスネット局は複数の系列に属しているので、系列IDを複数持っている。その中で優先度が一番高い系列IDをプライマリの系列IDという。ちなみにプライマリの次に優先度が高い系列IDを「セカンダリの系列ID」という。
以上のように選局キーに対して複数の放送局を系列IDに基づいてプリセットされた受信機のより具体的な使用の態様についてさらに説明する。
図6は本実施の形態の使用される態様例を示す。本発明の受信機は車載用テレビとして用いられるため、車のプロントパネル部に表示部8と機能・選局キー24などで構成される。図1の操作部5は機能・選局キー24でもいいし、リモコン34でも構わない。なお、機能・選局キーは、「F1」などと書かれた機能キーと数字が書かれた選局キーを総称している。
図7はリモコン34の詳細を例示する。リモコン34は、電源キー21、プリセットメモリ切換キー22、チャンネルアップダウンキー23などの操作キーと機能・選局キー24を有する。
図6乃至図7において、機能キーには、「基本領域スキャン」「移動用領域スキャン」といった機能を単独で起動するキーを設けてもよい。また、プリセットメモリ切換キー22の押下げ回数や、表示部8への選択表示からの選択(ソフトウェアによるメニューからの選択。「ソフトメニュー」。)によって、選ぶこともできる。
本実施の形態で説明したように、基本領域スキャンが主たる生活圏でのプリセットであることを考慮すると、基本領域のプリセットは頻繁に行う処理とは考えにくい。一方、移動用領域スキャンは車が移動し、フリンジエリアでの走行や、他の放送エリアに入る毎に行う必要のある処理であるので、頻繁に行われる可能性が高い。よって、基本領域スキャンは、ソフトメニューによる比較的操作回数が多い操作を割り当ててもよいが、移動用領域スキャンは、専用のキーを割り当てるか、簡単な動作でできるようにするのが好ましい。
例えばチャンネルアップダウンキー23の長押で移動用領域スキャンができるようにし、プリセットメモリ切換キー22を設ける。これで、走行中に移動用領域スキャンを行う際は、アップダウンキー23を長押すれば、そのとき受信できる放送局を系列IDに基づいてプリセットすることができ、主たる生活圏に戻った際には、プリセットメモリ切換キー22の押し下げ動作だけで、基本領域へのバンク切換えが可能になる。
なお、選局に基本領域を用いている際に、移動用領域スキャンを行うと、自動的に移動用領域にバンクが切り替わるようにしておけば、なお好適である。
図8はプリセットを行っている最中の表示部8の表示状態の例を示す。画面には「チャンネルサーチ中」という表示があり、受信機がプリセットを行っている最中であることをユーザーに示す。この表示で「基本領域スキャン」「移動用領域スキャン」といった区別をして表示してもよい。
また、プリセットの状況を示す進捗状況25が示される。物理チャンネルは有限個であるので、現在どの程度までプリセットが進行しているかをユーザーに知らせる。ここでは棒状の表示としているが、円状もしくは他の形状でもよく、調べるべきチャンネルの総数に対して、現在プリセット処理が終わった数の比を示す方法であれば限定するものではない。
また、受信可能局26も示される。これによってユーザーはどのような放送局が受信できるのかを把握することができる。ここでは、放送局名とサービス番号を示したが、系列の番号やその名称、選局キー番号との対応などを示してもよい。
図9は、表示部8に現在のプリセットメモリ7の内容を表示する場合を例示する。ここでは、図3の移動用領域32のプリセットメモリの状態を示している。選局キー番号と系列名と放送局名、サービス番号を表示しているが、これに限定されるものではない。系列名は名称で表示しているが、系列IDの番号をそのまま表示してもよい。このようにプリセットメモリ7の内容を表示部8に表示することで、ユーザーは現在どの選択キーでその系列の番組を選択できるのかを一目で把握することができる。同様に基本領域31の内容を示すことができることはいうまでもない。
図10は、選局する場合のサービスの移り変わりを例示する。これは図3の移動用領域32での場合である。選局キー番号「1」には、A放送とO放送が割り当てられており、それぞれ3つのサービスを提供している。図6の選局キー24もしくはリモコン34の選局キー24(図7)の「1」のキーを押下げる毎に、図10のようにA放送のサービス番号「011」、「012」「013」、O放送のサービス番号「031」「032」「033」の順にサービスが変わる。これらは、同じ系列の放送局なので、同じ番組を放送している場合が多い。従って、同じ「1」のキーを押下げるという簡単な操作で同一番組を継続視聴しやすくなる。
具体的な動作を説明する。図1の構成において、現在選局キー「4」に対応する放送を視聴しているユーザーが操作部5の選局キーで「1」のキーを押下げる場合を考える。制御部6はこれを検知し、プリセットメモリ7の移動用領域32の内容を確認する。そしてA放送とO放送が割り当てられていることを知る。
制御部6は、まずA放送を選局するようにチューナー部2に指示ORFを出す。チューナーは指示されたA放送に対応する物理チャンネルを選択し、同調された信号SRFを出力する。次に、制御部6はさらにサービス011を出力するようにMPEGデコード部4に指示を出す。従って、信号SRFを受け取ったOFDM復調部3はこれを復調し、トランスポートストリームTSを出力する。そして、MPEGデコード部が制御部6から指示されたサービス011をデコードし、映像信号SVと音声信号SAを出力する。
ここで、さらに同じ選局キー「1」が押下げられたら、制御部6は、MPEGデコード部4に次のサービス012の出力を指示する。このようにして、選局キー「1」が押下げられる毎に、プリセットメモリの内容を確認し、順次サービスの出力をMPEGデコード部4に指示する。A放送が終わったら、こんどはチューナー部2にO放送の選局を指示し、O放送中のサービス031から順に出力するようにMPEGデコード部4に指示を出す。
なお、ここでは、制御部6がプリセットメモリ7における選局キー「1」に関する情報を取得して、選局キー「1」が操作される毎に次々と選局を行う場合を示したが、ポインタを用いて選局キーが操作される毎にプリセットメモリ7の所定のデータを読む構成にしてもよい。
このようにすることで、同じ選局キーを押す毎に、割り当てられた放送を選択し、サービスを出力する。従って、受信できるサービスの全てを順次選局してゆくアップダウンキーの動作とは異なるものである。
図11は、表示部8の表示例を示す。これは小さな画面にできるだけ必要な情報を示すための工夫である。選局キー番号12は、現在選局しているキー番号を示す。その下に示す「2/4」は、現在の選局キー「1」に割り当てられている全サービス数が4であることを示し(図11の14番)、現在その2番目のサービスを視聴していることを示す(図11の13番)。これは例えば、系列IDが同じ2つの放送局が選局キー番号「1」に割り当てられていて、そのうちの1つが1つのサービスを、他の1つに3つのサービスを提供している場合などが該当する。また、この番号13を現在視聴中の放送局が同じ選局キーに割り当てられている全放送局中の何番目かを表す番号にして、サービス数14を選局キーにプリセットされている全放送局数にしてもよい。
放送局名15、番組名17、サービス番号16、放送時間18は、いずれも現在視聴している番組の情報を示す。受信レベル19は現在の受信レベルを表す。プリセットメモリの種類を表すアイコン20は、現在選択しているメモリバンクが「基本領域」か「移動用領域」であるかを示す。例えば、図11のアイコン20は「基本領域」を示している。
これらの表示は、ソフトキーで実現することもできるが、簡単な操作のためには、機能キーを独自に用意したほうがよい。例えば、選局キーを押すことによって必ずこの表示がされるようにし、一定時間後に自動的に消えるようにすることでもよい。
このように選局キーに、ユーザーが使い慣れた系列局の複数割り当てを許して、表示部に図11のような表示を実現することで、プリセットが頻繁に生じ、小さい画面でEPGが使いにくい環境でも容易に選局をすることが可能になる。
なお、実施の形態においては、2バンクについて説明したが、バンクの数は2つに限定されるものではなく、3つ以上であってもよいし、1つであってもよい。
本発明のデジタル放送受信機は、1つの選局キーに複数の放送局をプリセットするため選局キー数以上のプリセットができ、なおかつ、同じ選局キーを押すという簡単操作でプリセットされている複数の放送局の複数のサービスの切換えができるという利便性を有しており、移動受信を想定した車載用受信機や携帯用受信機、および放送区域が重なった地域で使用される家庭用受信機などにも適用可能である。
本発明におけるデジタル放送受信機の構成を示す概略ブロック図 本発明を適用したときのプリセット設定の動作を示すフロー図 実施の形態2におけるプリセットメモリ内の切り替えを表す図 放送エリアのフリンジ領域を移動する様子を示す図 実施の形態におけるプリセットメモリのデータの遷移を示す図 本発明の使用形態の例を示す図 リモコンを示す図 チャンネルサーチ時の表示の例を示す図 プリセットされたプリセットメモリの内容を表示させた場合の例を示す図 選局キーを操作した時のサービスの移り方の例を示す図 表示部に選局情報を表示する例を示す図
符号の説明
1 アンテナ
2 チューナー部
3 OFDM復調部
4 MPEGデコード部
5 操作部
6 制御部
7 プリセットメモリ
8 表示部
9 音声出力部
10 選局キー番号
11 系列ID
12 選局キー番号
13 選局キーに割り当てられている全サービス中の何番目のサービスを視聴中かを示す番号
14 選局キーに割り当てられているサービス数
15 放送局名
16 サービス番号
17 番組名
18 放送時間
19 受信レベル
20 プリセットメモリの種類を表すアイコン
21 電源キー
22 プリセットメモリ切換キー
23 チャンネルキー
24 選局キー
25 進捗状況
26 受信可能局
27 道路
28 YY県の放送局の受信可能エリア
29 ZZ県の放送局の受信可能エリア
30 YY県とZZ県の放送局の受信可能エリア
31 基本領域
32 移動用領域
33 ハンドル
34 リモコン
35 コピーされる領域

Claims (1)

  1. 受信した放送電波から希望の伝送チャンネルを選択しRF信号を出力するチューナー部と、
    前記チューナー部の出力であるRF信号を復調しTSを出力する復調部と、
    前記復調部の出力であるTSをデコードし映像信号と音声信号を出力するMPEGデコード部と、
    プリセット情報の保存領域の一部である基本領域及び移動用領域を含み後述する制御部からの指示に基づいて記憶するプリセットメモリと、
    基本領域スキャンプリセットモードの場合には、前記チューナー部に対して順次チャンネルの選局を指示し、前記復調部の出力であるTS中に多重された番組に関わる付加情報から得た第1のリモコンキーID、第1の系列ID、第1の放送局名、第1のサービス番号及び第1の物理チャンネル情報を前記第1のリモコンキーIDと等しい第1の選局キー番号をキーにして前記プリセットメモリの前記基本領域に記録し、
    移動用領域スキャンプリセットモードの場合には、前記チューナー部に対して順次チャンネルの選局を指示し、前記復調部の出力であるTS中に多重された番組に関わる付加情報から第2のリモコンキーID、第2の系列ID、第2の放送局名、第2のサービス番号及び第2の物理チャンネル情報を取得し、前記第2の系列IDが何れかの前記第1の系列IDと同一であるときは前記第1の系列IDに対応する前記第1の選局キー番号をキーにして、前記第2の放送局名、前記第2のサービス番号及び前記第2の物理チャンネル情報を前記プリセットメモリの前記移動用領域に記録し、
    選局モードの場合には、前記第1の選局キー番号に係る選局キーが押下げられる毎に前記移動用領域における前記第1の選局キー番号に対応した前記第2のサービス番号を順に選局するように前記チューナー部に指示し、前記第2のサービス番号に係るサービスをデコードするように前記MPEGデコード部に指示する制御部と、
    前記制御部に指示を与える操作部と、
    を有するデジタル放送受信機。
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