JP4801387B2 - 部材品情報記録装置、部材品情報記録方法、部材品情報記録プログラムおよび部材品情報記録プログラム記憶媒体 - Google Patents

部材品情報記録装置、部材品情報記録方法、部材品情報記録プログラムおよび部材品情報記録プログラム記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、工業製品(以下、製造品という)を構成する部品または材料(以下、部材品という)のトレーサビリティ情報を管理するときに用いる部材品情報記録装置、部材品情報記録方法、部材品情報記録プログラムおよび部材品情報記録プログラム記憶媒体に関する。
従来、多くの製造品には、その出所や製造履歴の基礎となる情報として、製造品名称、製造メーカ名称および製造シリアル番号または製造ロット番号が付されている。なかでも、製造シリアル番号または製造ロット番号は、その製造品の製造履歴のトレーサビリティを示す重要な情報である。
例えば、市場に出荷した製造品に何らかの不具合があったなどの品質問題が発生したときには、その製造品を製造したメーカなどにおいては、その製造シリアル番号や製造ロット番号から製造年月日や関係した製造装置などを割り出すことによって、不具合の原因究明を進めることができる。また、製造シリアル番号や製造ロット番号から不具合などがあった製造品と同じ製造履歴を有すると判断される製造品については、販売禁止や市場からの回収などの措置をとることができ、品質問題の拡大を防止することができる。
しかしながら、このように、製造シリアル番号や製造ロット番号から製造年月日や関係した製造装置などを割り出したり、同じ製造履歴であることを判断したりするためには、メーカなどにおいては、製造品1つ1つについて製造履歴を突き止めるためのトレーサビリティ情報を文書なりデータベースなりに記録しておく必要がある。そのトレーサビリティ情報で基本となる情報は、その製造品がどのような部材品で構成されているかの情報であり、さらには、実際に使用されている部材品の個体識別情報である。すなわち、基本のトレーサビリティ情報とは、いわゆる部品表(BOM:Bill of Materials)であり、製造品1つ1つについての部材品の名称・型式および製造シリアル番号または製造ロット番号である。
一般に、メーカでは、製造品ごとに使用する部材品の名称・型式などをデータベースに記録して管理している(部品表データベースなど)。さらには、製造した製造品1つ1つに対して製造シリアル番号または製造ロット番号を付すとともに、その製造シリアル番号または製造ロット番号を付した製造品に対して、その製造品を現実に構成している部材品の製造シリアル番号または製造ロット番号をデータベースに記録して管理している(製造実績情報データベースなど)。そして、前記のような品質問題が生じたときには、これらデータベースを利用することによって、その品質問題に関係する製造品を割り出すなどの所定の対応を行っている。
ところが、このようなデータベースを保管していても、現実には、それらのデータベースを十分に管理できないことによる不都合が生じることがある。例えば、製造品は、その性能などを改良するために、しばしば、製造現場において使用する部材品の変更を行うことがあるが、このような場合、いわゆる製造指示書は変更されても、部品表情報のデータベースは変更されないことがある。この事態が看過されると、部品表情報のデータベースに記録された部材品と現実に使用される部材品との間に相違が生じることになる。このようなとき、製造品に不具合などが発生し、その原因究明などを行おうとすると、不都合が生じることがある。
また、製造品のなかには、メーカでの部材品の保存年限(例えば、7年、10年など)を越えて、例えば、10年、15年以上、場合によっては、25年以上にわたって使用されるものがある。そのような製造品に対するデータベースは、その期間に見合う間、保管されておく必要がある。しかしながら、現実には、データベースを保管するコンピュータがリプレースされたり、データベースを管理するソフトウエアが変更されたりすることによって、データベースが保存されていても実際には使用できないような事態がしばしば発生する。このような場合には、その製造品の製造履歴のトレーサビリティ情報が存在しないことになる。
このような事態を避けるには、コンピュータのリプレースや管理ソフトウエアの変更があるたびに、古いデータベースを新しいものに適合するように変更しておけばよいのであるが、製造されていない、販売されていない、あるいは、部材品の保存年限が過ぎた製造品のデータベースについては、どうしても変更されずに放置されたままになりがちになるのが現実である。
ところで、近年、IC(Integrated circuits)タグ(RFID(Radio Frequency Identification)タグとも呼ばれる)を用いた非接触の個体識別技術が実用化され、多方面に応用され始めている。ここで、ICタグとは、アンテナ付きのICチップであり、そのICチップには、不揮発性メモリおよび微弱な電波による通信手段が設けられ、その通信手段を介して外部から不揮発性メモリに対して情報の読み書きが可能にされている。ICタグには、一般には、そのICタグが付される物品の個体識別情報などが書き込まれることが多い。
例えば、特許文献1には、製造工程の部材品にICタグを付し、そのICタグには、その部材品を取り付ける親の部材品の情報を書き込んでおき、また、親の部材品には取り付けるべきこの部材品の情報を書き込んでおき、子の部材品を親の部材品に取り付けるときに、それぞれのICタグに書き込まれている情報をチェックすることによって、子の部材品が間違った親の部材品に取り付けられるのを防止する製造システムの例が開示されている。
特開2005−35327号公報(段落0015、段落0016、図1、図2)
特許文献1に開示されている製造システムにおいては、ICタグが部材品の組立の誤りを防止するために有効に利用されているものの、そのICタグに書き込まれる情報は、もっぱら部材品の名称・型式などを示す情報であって、部材品を個別に識別する識別情報ではない。従って、特許文献1に開示されている製造システムには、ICタグを応用して製造品のトレーサビリティ情報に係る従来技術の問題を解決しようとする意図は含まれていない。
ここで、製造品のトレーサビリティ情報に係る従来技術の問題とは、前記したように、部品表の情報などを含む製造品のトレーサビリティ情報を記録したデータベースが、現実に製造されたものと相違していたり、そのとき稼働可能なコンピュータ上で利用できない状態にあったりすることである。
本発明の目的は、製造品について部品表データベースやその製造品を構成する部材品の個別識別情報を記録した製造実績情報データベースなどのデータベースをコンピュータに保管しなくても済ますことができるようにする。代わりに、それらの情報に相当する情報をその製造品の製造過程において製造品1つ1つに付したICタグに記録することが可能な部材品情報記録装置、部材品情報記録方法、部材品情報記録プログラムおよび部材品情報記録プログラム記憶媒体を提供することにある。
前記の課題を解決するために、本発明の部材品情報記録装置は、複数の部材品をそれぞれ貯留する複数の部材品貯留部を備え、前記複数の部材品貯留部にそれぞれ貯留されている前記部材品から所定数の部材品を取り出し、その取り出した部材品を組立てて所定の製造品を製造する部材品組立装置に接続されて用いられ、前記部材品のうち製造品の基体となる基体部材品に付設されたICタグに、その製造品を構成する部材品に係る個体識別情報を書き込む部材品情報記録装置として構成される。そして、その部材品情報記録装置は、前記部材品組立装置が前記部材品貯留部から組立に使用する部材品を取り出したときに、その部材品に付設されているICタグ、または、その部材品が貯留されていた部材品貯留部に付設されているICタグからその部材品に係る個体識別情報を読み出す部材品情報読み出し手段と、前記部材品組立装置が前記部材品貯留部から取り出した部材品が基体部材品であるときには、その基体部材品に付設されたICタグに前記製造品に係る個体識別情報と前記取得したその基体部材品に係る個体識別情報とを書き込み、前記部材品組立装置が前記部材品貯留部から取り出した部材品が基体部材品でないときには、その部材品を搭載する基体部材品に付設されたICタグにその部材品に係る個体識別情報を書き込む部材品情報書き込み手段とを含んで構成されることを特徴とする。
すなわち、本発明においては、基体部材品に付設されたICタグに、基体部材品の個体識別情報だけでなく、その基体部材品に搭載されている搭載部材品の個体識別情報が記録される。ここで、部材品の個体識別情報とは、通常、部材品の名称、型式を含めた部材品の製造シリアル番号や製造ロット番号をいうので、基体部材品に付設されたICタグには、その製造品についての製造履歴情報が記録されることになる。従って、本発明においては、製造品の基体部材品に付設されたICタグに記録されている情報を読み出せば、その製造品がどのような部材品で構成されているか(部品表の情報)、さらには、その部材品がどのような製造履歴情報を有しているかの情報(製造シリアル番号または製造ロット番号)を容易に知ることができる。
そのため、その製造品の部品表のデータベースも、また、製造品1つ1つについてその製造品を構成する部材品の個別識別情報を記録するデータベースも不要となる。従って、部品表の情報などを含む製造品のトレーサビリティ情報を記録したデータベースが、現実に製造されたものと相違していたり、そのとき稼働可能なコンピュータ上で利用できない状態にあったりしても構わないことになり、前記した従来技術の問題は解決される。
本発明によれば、製造品の部品表データベースやその製造品を構成する部材品の個別識別情報を記録した製造実績情報データベースなどのデータベースをコンピュータに保管しなくても済むようになる。
以下、本発明の実施形態について、適宜、図1〜図9を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明が適用される部材品組立ラインの全体構成を模式的に示した図である。図1に示すように、部材品組立ライン1は、部材品組立装置2、部材品情報記録装置3、部材品納品伝票情報入力端末4、部品表管理サーバ装置5、通信ネットワーク6などを含んで構成される。
ここで、部材品組立装置2は、必要な部材品を組立てて所定の製造品を製造する装置であり、通常、複数の部材品貯留部22と、部材品組立部21とを備える。部材品貯留部22は、当該製造品の製造に使用する部材品を貯留しておく場所または容器であり、通常、部材品の種類ごとに設けられる。また、部材品組立部21は、例えば、ロボットアーム(図示せず)などを備え、そのロボットアームにより、部材品貯留部22に貯留されている部材品から製造品の基体となる基体部材品7を取り出すとともに、基体部材品7に搭載する搭載部材品8を取り出して基体部材品7に搭載する装置である。
この部材品組立装置2において、部材品貯留部22に製造ロット番号で個体管理される搭載部材品8が貯留される場合には、その部材品貯留部22には、貯留される搭載部材品8の製造ロット番号などの情報を記録したICタグ221が付されている。また、部材品貯留部22に製造シリアル番号で個体管理される基体部材品7が貯留される場合には、通常、基体部材品7そのものに製造シリアル番号などの情報が記録されたICタグ71が付され、部材品貯留部22にはICタグ221は付されない。
部材品情報記録装置3は、一般的なパソコンなどで構成することができ、ICタグリーダライタB31およびICタグリーダライタC32を含んで構成される。なお、ICタグリーダライタB31およびICタグリーダライタC32は、機能的には部材品情報記録装置3に含まれるものであるが、それぞれが部材品貯留部22および部材品組立部21の近傍に配置されるので、図1では、説明の便宜上、部材品情報記録装置3の外に記載している。
ここで、ICタグリーダライタB31は、部材品組立部21の、例えば、ロボットアームが部材品貯留部22から部材品を取り出したときに、部材品貯留部22のICタグ221または基体部材品7のICタグ71に書き込まれている製造ロット番号または製造シリアル番号などの情報を読み出す。また、ICタグリーダライタC32は、部材品組立部21の、例えば、ロボットアームが搭載部材品8を基体部材品7に搭載したときに、基体部材品7のICタグ71に搭載部材品8の製造ロット番号などの情報を書き込む。また、ロボットアームが取り出した部材品が基体部材品7で、その基体部材品7を部材品組立部21の所定の場所にセットしただけの場合には、ICタグリーダライタC32は、必要に応じて、基体部材品7のICタグ71にその基体部材品7に搭載される搭載部材品8に係る部品表情報などを書き込む。
部材品納品伝票情報入力端末4は、一般的なパソコンなどで構成することができ、バーコードリーダ41およびICタグリーダライタA42を含んで構成される。なお、バーコードリーダ41およびICタグリーダライタA42は、機能的には部材品納品伝票情報入力端末4に含まれるものであるが、図1では、説明の便宜上、部材品納品伝票情報入力端末4の外に記載している。
ここで、バーコードリーダ41は、購入した部材品を梱包した購入部材品梱包ケース9などに貼付されているバーコード91に記録されている購入した部材品の製造ロット番号などの情報を読み取る。購入された部材品は、通常、購入部材品梱包ケース9から移送ケース23に移し替えられるが、このとき、ICタグリーダライタA42は、移送ケース23に付されているICタグ231に移し替えられた部材品の製造ロット番号などの情報、つまり、先にバーコード91から読み取られた製造ロット番号などの情報を書き込む。なお、基体部材品7など部材品にICタグ71が付されている場合には、ICタグリーダライタA42は、移送ケース23のICタグ231に情報を書き込む必要はない。
なお、図1において、移送ケース23は、購入部材品梱包ケース9そのものであってもよく、また、移送ケース23がそのまま部材品貯留部22となっても構わない。
部品表管理サーバ装置5は、部品表DB(Data Base)51を備えたコンピュータであり、部品表DB51は、部材品組立装置2によって組立てられ製造される製造品に係る部品表情報を記憶したデータベースである。部品表管理サーバ装置5は、通信ネットワーク6を介して部材品情報記録装置3に接続されており、部品表DB51に記憶されている部品表情報は、部材品情報記録装置3からの求めに応じて、部材品情報記録装置3へ送信される。
通信ネットワーク6は、通常、イーサネット(登録商標)などによる工場内のLAN(Local Area Network)や、工場、事業所などをつなぐインタネットなどを含んで構成される。なお、通信ネットワーク6には、図1に示した部材品情報記録装置3、部材品納品伝票情報入力端末4、部品表管理サーバ装置5が接続されるほかに、図示しない部材品組立装置2の制御装置や各種の検査装置などが接続されてもよい。さらに、通信ネットワーク6には、生産管理の統括システムであるEPR(Enterprise Resource Planning)システムのホストコンピュータなどが接続され、EPRシステムがこれら部材品情報記録装置3、部材品納品伝票情報入力端末4、部品表管理サーバ装置5、部材品組立装置2の制御装置、検査装置などを統合的に管理する構成であってもよい。
図2は、本実施形態におけるICタグの構成を示した図である。なお、図2で示すICタグ10は、図1における基体部材品に付すICタグ71、移送ケース23に付すICタグ231、部材品貯留部22に付すICタグ221に相当するものである。
図2において、ICタグ10は、基体となるプラスチック等の薄板に、半導体集積回路からなるICチップ11と通信電波を受信または発信するアンテナ12とが貼付されて構成される。また、ICチップ11は、電源部111と、小型の演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)112と、不揮発性メモリからなるメモリ113と、アンテナ12からの信号を変復調する通信部114とを含んで構成される。
ここで、電源部111は、チャージポンプなどを含んだ安定化電源回路からなり、アンテナ12が受信した搬送波からCPU112など内部の回路が必要とする所定の直流電圧を生成する。また、通信部114は、変復調回路などによって構成され、アンテナ12が受信した搬送波の変調信号からディジタル信号を復調するとともに、CPU112から出力されるディジタル信号を変調して、アンテナ12に出力する。また、CPU112は、通信部114から出力されるディジタル信号(データ)を入力して、入力したデータをそのまま、または加工してメモリ113に格納する。また、CPU112は、メモリ113に格納されているデータを読み出し、読み出したデータをそのまま、または加工して通信部114へ出力する。
図3は、本実施形態における部材品情報記録装置の構成を示した図である。図3に示すように、部材品情報記録装置3は、演算処理部などからなるCPU33、半導体メモリやハードディスク記憶装置などからなる記憶部34、入出力制御回路などからなる入出力インタフェース部35、通信ネットワーク6に接続され、通信制御回路などからなるネットワークインタフェース部37を含んで構成される。また、部材品情報記録装置3は、入出力インタフェース部35に接続されたICタグリーダライタB31、ICタグリーダライタC32、コンソール部36をさらに含む。
ここで、コンソール部36は、LCD(Liquid Crystal Display)やキーボード、マウスなどからなり、必要に応じて、部材品情報記録装置3(CPU33)が処理した情報をLCDに表示し、また、オペレータがキーボードなどから入力する情報を読み取る。
また、ICタグリーダライタB31およびICタグリーダライタC32は、それぞれ、図1に示したICタグリーダライタB31およびICタグリーダライタC32に対応する。ここで、ICタグリーダライタB31(本段落の以下の説明は、ICタグリーダライタC32、ICタグリーダライタA42(図1参照)についても同じ)は、ICタグ10の通信部114との間でその距離が2〜3m以内の近距離通信を行う通信部(図示せず)を備えている。そして、ICタグリーダライタB31は、ICタグ10が自己の通信部の通信可能領域に入ると、ICタグ10から所定の情報が送信されるので、その送信された情報を受信する。また、必要な場合には、ICタグリーダライタB31は、ICタグ10からの情報の受信に引き続き、ICタグ10に対し所定の情報を送信する。
部材品情報記録装置3は、また、その記憶部34に部材品情報読み出し処理部341、部材品情報書き込み処理部342、部材品情報暗号化処理部343、部品表情報取得処理部344などのプログラムを格納している。部材品情報記録装置3の諸機能は、CPU33がこれらのプログラムを実行することによって実現される。なお、これらのプログラムは、一般には、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などコンピュータ読み取り可能な可搬の記憶媒体に記憶されており、必要に応じてCD−ROMドライブ(図示せず)などを用いて部材品情報記録装置3の記憶部34にロードされる。
部材品納品伝票情報入力端末4の構成については、図示はしないが、その構成は、部材品情報記録装置3の構成とほとんど同じである。相違点は、ICタグリーダライタB31の代わりにバーコードリーダ41となり、ICタグリーダライタC32の代わりにICタグリーダライタA41となっていることであり、その記憶部に格納されるプログラムが相違することである。
以下、本実施形態において搭載部材品8の情報を基体部材品7に付されているICタグ71へ書き込む手順について詳しく説明する。
図4は、購入部材品を梱包ケースから取り出して移送ケースに詰め替えるときの作業者の作業手順、および、部材品納品伝票情報入力端末の処理の流れを示した図である。
通常、購入した部材品を組立・加工して製造品を製造する工場において、作業者は、購入した部材品の納品を受付けると(MS1)、購入部材品梱包ケース9を開梱し、納入された部材品について納品検査を行う(MS2)。この納品検査は、単なる品目や数量の確認だけで済ます場合もあり、所定の検査装置を用いて、機能や性能の検査をする場合もあるが、ここでは、そのいずれであっても構わない。そして、作業者は、納品検査をパスした部材品を移送ケース23へ詰め替える(MS3)。なお、購入部材品梱包ケース9が移送ケース23を兼ねるようにしてもよく、この場合には、部材品を移送ケース23へ詰め替える作業を省略することができる。
また、作業者は、納品検査をパスした部材品について、購入部材品梱包ケース9などに貼付されているバーコード91に記録されている部材品情報をバーコードリーダ41によって読み取り、部材品納品伝票情報入力端末4へ入力する。また、部材品情報がバーコード91でなく納品書92に記載されている場合には、作業者は、その情報をキーボードなどにより部材品納品伝票情報入力端末4へ入力する。なお、ここでいう部材品情報とは、納入された部材品に係る発注No、部材品名称(部材品名称には型式名称などを含むものとする)、製造ロット番号(または製造シリアル番号)、受入数などの情報を含む。
すなわち、部材品納品伝票情報入力端末4は、バーコード91などに記録されている納入された部材品に係る部材品情報をバーコードリーダ41などによって入力する(ステップS11)。そして、部材品納品伝票情報入力端末4は、納品検査をパスした部材品が移送ケース23に詰め替えられたときに、先にバーコード91などから入力した部材品情報を移送ケース23に付されているICタグ231に書き込む(ステップS12)。このとき、部材品情報のうち部材品の受入数は、移送ケース23で移送する部材品の移送数量に置き換える。
なお、半導体部品など部材品が小さい場合やロット単位で生産される場合には、その部材品には製造ロット番号が付されるのが一般的である。一方、例えば、基体部材品7のように部材品のサイズが大きい場合や、すでに他の部材品を搭載したような部材品である場合には、通常、その部材品には少なくともその製造メーカが個別に識別できるようにした製造シリアル番号が付されている。このような製造シリアル番号は、部材品の一部に文字またはバーコードで直接記載されていることが多い。そこで、このような場合には、本実施形態では、その部材品(例えば、基体部材品7)には、その部材品の部材品名称および製造シリアル番号を書き込んだICタグを貼付するものとする。なお、この作業は、作業者が部材品納品伝票情報入力端末4を用いて行うこともできるが、ICタグ貼付装置などの特別の機械を用いて行ってもよい。
次に、移送ケース23に詰め替えられた部材品は、図1に示したように、部材品組立装置2まで移送され、さらに、部材品貯留部22に移し替えられる。このとき、移送ケース23のICタグ231に書き込まれている情報は、そのまま、部材品貯留部22のICタグ221に書き込まれる。この場合、移送ケース23のICタグ231を部材品と同時に部材品貯留部22へ移し替え、部材品貯留部22のICタグ221としてもよい。また、移送ケース23を部材品貯留部22として使用することができるようにしておけば、部材品を移送ケース23から部材品貯留部22へ移し替える作業を省略することができる。
図5は、部材品組立装置が部材品を組立てるときの部材品情報記録装置の処理の流れを示した図である。ここでは、所定の数量の基体部材品7および搭載部材品8が部材品貯留部22にそれぞれセットされているものとする。まず、部材品組立部21の、例えば、ロボットアームは、部材品貯留部22から1つの基体部材品7を取り出し、その取り出した基体部材品7を部材品組立装置2の所定の場所にセットする(MS5)。
ここで、部材品情報記録装置3は、ICタグリーダライタB31を介して、例えば、ロボットアームが部材品貯留部22から基体部材品7を取り出したとき、その基体部材品7のICタグ71から基体部材品情報(基体部材品名称および基体部材品識別番号:部材品識別番号は、製造ロット番号または製造シリアル番号を指すものとする)を読み出す(ステップS21)。そして、部材品情報記録装置3は、部品表管理サーバ装置5の部品表DB51から当該製造品の部品表を取得する(ステップS22)。このとき、部材品情報記録装置3には、当該部材品組立装置2が組立てて製造する製造品の製造品名称などがすでに入力されているものとする。次に、部材品情報記録装置3は、ICタグリーダライタC32を介して、製造品情報(製造品名称および製造品識別番号)、基体部材品情報(基体部材品名称および基体部材品識別番号)および部品表情報を基体部材品7のICタグ71へ書き込む(ステップS23)。
続いて、部材品組立部21の、例えば、ロボットアームは、部材品貯留部22から所定数の搭載部材品8を取り出し、その取り出した搭載部材品8を基体部材品7の所定の場所に搭載する(MS6)。ここで、部材品情報記録装置3は、ICタグリーダライタB31を介して、例えば、ロボットアームが部材品貯留部22から搭載部材品8を取り出したとき、その部材品貯留部22のICタグ221から搭載部材品情報(搭載部材品名称および搭載部材品識別番号)を読み出す(ステップS24)。次に、ロボットアームが搭載部材品8を基体部材品7へ搭載すると、部材品情報記録装置3は、ICタグリーダライタ32を介して、搭載部材品情報(搭載部材品名称および搭載部材品識別番号)を基体部材品7のICタグ71へ追記する(ステップS25)。また、部材品情報記録装置3は、ステップS24およびステップS25の処理をロボットアームなどによる搭載部材品8の基体部材品7への搭載(MS6)が終了するまで継続する(ステップS26)。
ここで、ステップS21およびステップS24の処理は、部材品情報読み出し処理部341(図3参照)のプログラムが実行されたときの処理に対応し、ステップS23およびステップS25の処理は、部材品情報書き込み処理部342のプログラムが実行されたときの処理に対応する。また、ステップS22は、部品表情報取得処理部344が実行されたときの処理に対応する。
図6は、基体部材品のICタグに書き込む部材品情報の記録フォーマットの例である。基体部材品7のICタグ71には、まず、製造品名称と製造品識別番号とが記録され、続いて、基体部材品名称と基体部材品識別番号とが記録される。ここで、製造品名称とは、基体部材品7に搭載部材品8を搭載して製造された製造品の名称をいい、例えば、「ABCパソコンマザーボード・M3型」というようなものである。また、基体部材品名称は、例えば、集積回路チップなどの部材品が搭載されていないプリント基板の名称をいい、例えば、「マザーボード用プリント基板・ABC1型」というようなものである。さらに、引き続き、搭載部材品名称と搭載部材品個数と搭載部材品識別番号とが記録されるが、搭載部材品識別番号は、搭載部材品個数のあとにその個数分続けて記録される。
なお、図6において、ICタグ71に書き込まれる各項目の情報のデータ長を固定長としてもよく、また、各記録項目の情報を、例えば、CR(Carriage Return)文字などの区切り文字で区切ってもよい。そして、例えばNull文字によって、情報記録の終了とする。
以上のように、本実施形態においては、基体部材品7のICタグ71に、基体部材品7に搭載部材品8を搭載して製造される製造品を構成する部材品に係る部品表および部材品情報が記録されることになる。従って、製造品に係る部品表情報も、また、製造品1つ1つについての部材品情報もデータベースにして保存しておく必要はない。また、本実施形態においてICタグ71に記録された部材品情報は、部材品組立装置2によって搭載部材品8を基体部材品7に搭載しながら記録する。従って、ICタグ71に記録された部材品情報から得られる部品表の情報とそれを構成する部材品の部材品名称との間には、不一致が生じることはない。
なお、図6のICタグ71に書き込まれる部材品情報は、第三者に勝手に読み出されて悪用されるのを防止するために、暗号化された情報であるとしても構わない。この場合には、部材品情報記録装置3が部材品情報をICタグ71に書き込むときに、書き込む部材品情報を所定の暗号化の方法によって暗号化し、その暗号化した情報をICタグ71に書き込むようにする。また、図5のステップS25の処理は、搭載部材品情報を単に追記するのではなく、一旦、記録すべき全情報について図6のフォーマットの部材品情報を形成した上で、その部材品情報を暗号化した後、ICタグ71へ書き込む。
図7は、製造品の部材品が階層的に組立てられる場合について部材品情報が基体部材品のICタグに書き込まれていく例を模式的に示した図である。図7では、まず、部材品名称がC001のプリント基板に部材品名称がD001などの部材品を搭載して、製造品名称がA001の機能Aボードを製造し、また、同様に、製造品名称がB001の機能Bボードを製造する。この場合、部材品名称がC001のプリント基板のICタグには、部材品貯留部22に貯留されているときには、そのプリント基板の部材品名称C001とその部材品識別番号123456しか記録されていないが、そのプリント基板が部材品組立装置2にセットされたときは、そのICタグには、機能Aボードとしての製造品名称A001、製造品識別番号A000001および部品表情報(製造品名称A001の製造品を構成する部材品名称およびその個数)が書き込まれている(図7、ICタグに記録された部材品情報の欄のTG1参照)。なお、このとき、部材品名称がC001である基体部材品については、その部材品識別番号が123456であることが分かっているので、その情報も書き込まれている。
次に、部材品名称C001のプリント基板に所定の搭載部材品の搭載が終了し、機能Aボード(製造品名称A001、製造品識別番号A000001)が製造されると、その基体部材品(部材品名称C001のプリント基板)のICタグには、製造品名称A001および製造品識別番号A000001の機能Aボードを構成するすべての部材品について部品表情報および部材品情報(部材品名称および部材品識別番号)が書き込まれている状態になる(TG2参照)。また、別途同様に製造された機能Bボード(製造品名称B001、製造品識別番号B000001)についても、そのICタグには同様の情報が書き込まれている状態になる(TG3参照)。
次に、機能Aボード(製造品名称A001)および機能Bボード(製造品名称B001)をシャーシ(部材品名称KK01)に入れて○○装置(製造品名称K001)を製造すると、○○装置の基体部材品であるシャーシに付されるICタグには、TG4に示すような部材品情報が書き込まれる。また、同様に製造された○○装置(製造品名称K001)を2つドッキングさせてデュアル○○装置(製造品名称L001)を製造すると、そのいずれかの○○装置のシャーシ(どちらを基体部材品としても構わない)に付されるICタグには、TG5に示すような部材品情報が書き込まれる。
図8は、部材品が階層的に組立てられた製造品について各階層の基体部材品に付されたICタグに書き込まれた部材品情報の例を模式的に示した図である。図8において、TG5は、例えば、デュアル○○装置(製造品名称L001、製造品識別番号L000003)に付されたICタグに書き込まれた部材品情報の例であり、TG4は、○○装置(製造品名称K001、製造品識別番号K000003)に付された部材品情報の例である。また、TG2,TG3は、それぞれ機能Aボード(製造品名称A001、製造品識別番号A000001)、機能ボードBボード(製造品名称B001、製造品識別番号B000001)に付されたICタグに書き込まれた部材品情報の例である。
なお、本実施形態においては、各階層の基体部材品に付されたICタグに書き込まれる部材品情報は、実は、その階層の1層の部材品情報だけである。しかしながら、各階層で製造品名称および製造品識別番号として使用される情報は、それより1つ上位の階層では部材品名称および部材品識別番号として使用される。そのため、図8からも容易に分かるように、各階層の基体部材品に付されたICタグに書き込まれた部材品情報をすべて寄せ集めると、トップ階層の製造品(図8の場合は、製造品名称L001、製造品識別番号L000003の製造品)を構成する部材品の階層構成を得ることができる。
このような場合には、例えば、製造品名称L001の製造品にICタグリーダライタを近付けると、その製造品に含まれるICタグの情報TG5、TG4、TG3、・・・を一挙に得ることができる。すなわち、トップ階層の製造品について、図8に示したような部材品の階層構成情報を最下位層の部材品構成に至るまですべて得ることができる。これは、トップ階層の製造品を構成する部材品の部材品情報について、最下位層の部材品に至るまですべての部材品情報を容易に得ることができることを意味している。
<実施形態の変形例>
図9は、部品表情報がなく、また、部材品名称を使用しないで基体部材品のICタグに部材品情報を書き込んだ場合の各階層における部材品情報の例を示した図である。
図8までに示した実施形態においては、部材品情報を基体部材品7のICタグ71に書き込むにあたって、当該製造品に係る部品表情報を部品表管理サーバ装置5から取得し(図5、ステップS22参照)、さらに、部材品名称と部材品識別情報とを対応させた情報としてICタグ71に書き込んでいる。それに対し、ここでは、基体部材品7のICタグ71には部材品の部材品識別情報だけしか書き込まないとする。その他の装置構成や処理手順などの実施形態は、前記した実施形態と同じである。そうした場合、例えば、図8の例に示した製造品については、その各階層の基体部材品7のICタグ71に書き込まれる部材品情報は、図9に示すような情報となる。
図9から分かるように、部品表の情報がなくても、また、部材品の名称がなくても、当該製造品について、単なる部材品の構成だけでなく部材品の階層構成の情報をも得ることができる。ただし、この場合には、部材品識別情報として製造ロット番号または製造シリアル番号だけを使用するのは、不十分である場合が多い。部材品に付された製造ロット番号または製造シリアル番号は、それを製造したメーカでなければ、部材品の名称が分からなかったり、個別に識別することができなかったりするからである。ただし、この場合には、部材品識別情報として製造ロット番号または製造シリアル番号のほかに、その部材品の製造メーカの名称、その部材品の名称・型式を含めるようにしておくとよい。
また、さらに他の実施形態の変形例として、部材品識別情報に付随する情報として、その部材品の製造履歴情報、例えば、その部材品の製造装置名、製造年月日、検査装置名などの情報を基体部材品7のICタグ71に記録するようにしてもよい。また、その部材品の物品としての属性情報、例えば、サイズ、色、重さ、性能などの情報をICタグ71に記録するようにしてもよい。
本発明が適用される部材品組立ラインの全体構成を模式的に示した図である。 本発明の実施形態におけるICタグの構成を示した図である。 本発明の実施形態における部材品情報記録装置の構成を示した図である。 本発明の実施形態において購入部材品を梱包ケースから取り出して移送ケースに詰め替えるときの作業者の作業手順、および、部材品納品伝票情報入力端末の処理の流れを示した図である。 本発明の実施形態において部材品組立装置が部材品を組立てるときの部材品情報記録装置の処理の流れを示した図である。 本発明の実施形態において基体部材品のICタグに書き込む部材品情報の記録フォーマットの例である。 本発明の実施形態において製造品の部材品が階層的に組立てられる場合に部材品情報が基体部材品のICタグに書き込まれていく例を模式的に示した図である。 本発明の実施形態において部材品が階層的に組立てられた製造品について各階層の基体部材品に付されたICタグに書き込まれた部材品情報の例を模式的に示した図である。 本発明の実施形態において部品表情報がなく、また、部材品名称を使用しないで基体部材品のICタグに部材品情報を書き込んだ場合の各階層における部材品情報の例を示した図である。
符号の説明
1 部材品組立ライン
2 部材品組立装置
3 部材品情報記録装置
4 部材品納品伝票情報入力端末
5 部品表管理サーバ装置
6 通信ネットワーク
7 基体部材品
8 搭載部材品
9 購入部材品梱包ケース
10 ICタグ
11 ICチップ
12 アンテナ
21 部材品組立部
22 部材品貯留部
23 移送ケース
33 CPU
31 ICタグリーダライタB
32 ICタグリーダライタC
33 CPU
34 記憶部
35 入出力インタフェース部
36 コンソール部
37 ネットワークインタフェース部
41 バーコードリーダ
42 ICタグリーダライタA
71 ICタグ

Claims (10)

  1. 複数の部材品をそれぞれ貯留する複数の部材品貯留部を備え、前記複数の部材品貯留部にそれぞれ貯留されている前記部材品から所定数の部材品を取り出し、その取り出した部材品を組立てて所定の製造品を製造する部材品組立装置に接続されて用いられ、
    前記部材品のうち製造品の基体となる基体部材品に付設されたICタグに、その製造品に係る個体識別情報とその製造品を構成する部材品に係る個体識別情報を書き込む部材品情報記録装置であって、
    前記部材品組立装置が前記部材品貯留部から組立に使用する部材品を取り出したときに、その部材品に付設されているICタグ、または、その部材品が貯留されていた部材品貯留部に付設されているICタグからその部材品に係る個体識別情報を読み出す部材品情報読み出し手段と、
    前記部材品組立装置が前記部材品貯留部から取り出した部材品が基体部材品であるときには、その基体部材品に付設されたICタグに前記製造品に係る個体識別情報と前記読み出したその基体部材品に係る個体識別情報とを書き込み、前記部材品組立装置が前記部材品貯留部から取り出した部材品が基体部材品でないときには、その部材品を搭載する基体部材品に付設されたICタグにその部材品に係る個体識別情報を書き込む部材品情報書き込み手段と
    を含んで構成されることを特徴とする部材品情報記録装置。
  2. 前記個体識別情報は、前記部材品を個別的に識別可能にするその部材品の名称および製造シリアル番号または製造ロット番号を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の部材品情報記録装置。
  3. 前記個体識別情報は、さらに、前記部材品の物品属性情報および前記部材品の製造履歴情報の少なくとも1つを含むこと
    を特徴とする請求項2に記載の部材品情報記録装置。
  4. 前記基体部材品または前記基体部材品に搭載される部材品の個体識別情報を前記基体部材品のICタグに書き込むときには、書き込む前に書き込むべき情報を暗号化し、暗号化した情報を前記ICタグに書き込むこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の部材品情報記録装置。
  5. 複数の部材品をそれぞれ貯留する複数の部材品貯留部を備え、前記複数の部材品貯留部にそれぞれ貯留されている前記部材品から所定数の部材品を取り出し、その取り出した部材品を組立てて所定の製造品を製造する部材品組立装置に接続されて用いられ、
    前記部材品のうち製造品の基体となる基体部材品に付設されたICタグに、その製造品に係る個体識別情報とその製造品を構成する部材品に係る個体識別情報を書き込む部材品情報記録装置における部材品情報記録方法であって、
    前記部材品情報記録装置が、
    前記部材品組立装置が前記部材品貯留部から組立に使用する部材品を取り出したときに、その部材品に付設されているICタグ、または、その部材品が貯留されていた部材品貯留部に付設されているICタグからその部材品に係る個体識別情報を読み出す部材品情報読み出しステップと、
    前記部材品組立装置が前記部材品貯留部から取り出した部材品が基体部材品であるときには、その基体部材品に付設されたICタグに前記製造品に係る個体識別情報と前記読み出したその基体部材品に係る個体識別情報とを書き込み、前記部材品組立装置が前記部材品貯留部から取り出した部材品が基体部材品でないときには、その部材品を搭載する基体部材品に付設されたICタグにその部材品に係る個体識別情報を書き込む部材品情報書き込みステップと
    を実行することを特徴とする部材品情報記録方法。
  6. 前記個体識別情報は、前記部材品を個別的に識別可能にするその部材品の名称および製造シリアル番号または製造ロット番号を含むこと
    を特徴とする請求項5に記載の部材品情報記録方法。
  7. 前記個体識別情報は、さらに、前記部材品の物品属性情報および前記部材品の製造履歴情報の少なくとも1つを含むこと
    を特徴とする請求項6に記載の部材品情報記録方法。
  8. 前記部材品情報記録装置が前記基体部材品または前記基体部材品に搭載される部材品の個体識別情報を前記基体部材品のICタグに書き込むときには、書き込む前に書き込むべき情報を暗号化し、暗号化した情報を前記ICタグに書き込むこと
    を特徴とする請求項5ないし請求項7に記載の部材品情報記録方法。
  9. 請求項5ないし請求項8に記載の部材品情報記録方法をコンピュータに実行させることを特徴とする部材品情報記録プログラム。
  10. 請求項9に記載の部材品情報記録プログラムをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶したことを特徴とする部材品情報記録プログラム記憶媒体。
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