JP4800248B2 - 手術顕微鏡システム - Google Patents

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Description

本発明は手術顕微鏡システム、特にスタンド装置に立体映像表示装置を支持した手術顕微鏡システムに関するものである。
脳神経外科等において使用される手術顕微鏡は、スタンド装置の支持アームの先端に支持されて使用される。手術顕微鏡は一対の接眼部を有し、主術者は一対の接眼部から術部の光学像を立体的に観察することができる。
また、手術は主術者だけでなく、助手も協力して行われるため、手術顕微鏡の側面には助手用の側視鏡が取付けられている。側視鏡は手術顕微鏡内の左右の光束のうち、一本だけをビームスプリッタにより分岐導入し、術部の光学像を肉眼で観察しながら手術の補助が行えるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−244301号公報
しかしながら、このような従来の技術にあっては、側視鏡が手術顕微鏡の側面に取付けられているため、主術者が手術顕微鏡を傾けたりすると、側視鏡も一緒に動くこととなり、助手は常に主術者による手術顕微鏡の操作を気にしなければならない。また、側視鏡に一本の光束しか導かないため、側視鏡では立体的な観察をすることができない。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、手術顕微鏡の動作の影響を受けず且つ立体的な観察が可能な手術顕微鏡システムを提供するものである。
請求項1記載の発明は、スタンド装置の横方向に延びる支持アームの先端に、一対の接眼部を有し術部の光学像を立体観察可能であり、その内部の一対の光束をそれぞれ分岐導入してそれぞれの光学像を撮影可能な一対のカメラを備えた手術顕微鏡を支持すると共に、前記スタンド装置の前記支持アームの先端に、前記一対のカメラにより撮影された前記光学像による一対の電子映像をそれぞれ表示可能な表示パネルを備え、前記表示パネルに表示される前記一対の電子映像を一対の接眼部から立体観察可能な立体映像表示装置を、補助アームを介して支持し、前記スタンド装置が、一対づつの平行な縦リンク及び横リンクを組み合わせて形成した平行リンクにおける前記一方の縦リンクの途中部分を、ベースの上部に位置する本体の回動軸点に支持し、該平行リンクの上側横リンクを延長して支持アームを形成すると共に、支持アームの先端に軸支した垂直な先端リンクの下端に手術顕微鏡及び補助アームを支持し、該支持アームの始点となる平行リンクの連結軸点に、該連結軸点と同一の水平線上に位置する水平軸点及び連結軸点と同一の垂直線上に位置する垂直軸点とを有するクランク部材を軸支し、該クランク部材の水平軸点と本体の一部とを平行リンクの縦リンクと平行で且つ前記縦リンクの連結軸点から回動軸点までの長さと同一な長さを有する縦サブリンクにて連結すると共に、クランク部材の垂直軸点と前記先端リンクの一部とを支持アームと平行で且つ支持アームと同一の長さを有する横サブリンクにて連結し、平行リンクの下部に、前記回動軸点を中心とした平行リンクの回転方向、及び前記連結軸点を中心とした支持アームの回転方向に加わる重量を相殺するカウンタウェイトを設けた構造であることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記補助アームは、前記支持アームに対して回動可能であって、回動のロック及びフリーを制御可能な電磁クラッチを備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、手術顕微鏡は一対の接眼部を有しており、主術者は術部の光学像を立体観察することができる。助手はスタンド装置から延びる補助アームに支持された立体映像表示装置により、少なくとも手術顕微鏡の光学像に関する一対の電子映像を、立体映像表示装置に設けられた一対の接眼部から立体観察することができる。立体映像表示装置は、手術顕微鏡でなく、スタンド装置に支持されているため、主術者が手術顕微鏡を動かしても、立体映像表示装置は不動で、助手側の観察に影響を与えない。また、助手は電子映像での立体観察が可能なため、術部の状態を立体的に把握することができ、主術者の援助を正確に行える。電子映像の一部に、CT、MRI、ナビゲーション情報等を一緒に表示しても良い。さらに、立体映像表示装置をスタンド装置の支持アームの先端に支持するため、短い長さの補助アームで、立体映像表示装置を手術顕微鏡の近くに支持することができる。補助アームが短いため、補助アームに起因した立体映像表示装置の振動を抑制することができる。さらに、支持アームを垂直方向で回動させても、平行リンク全体を水平方向で回動させても、手術顕微鏡及び補助アームが支持されている先端リンクは常に垂直状態が維持される。従って、手術顕微鏡及び立体映像表示装置を、両者の姿勢及び位置関係を維持したまま、垂直方向及び水平方向へ平行移動させることができ、両者による観察が容易である。また、先端リンクの垂直状態が常に維持されているため、補助アームの状態を変化させ、先端リンクから立体映像表示装置までの距離が変化しても(立体映像表示装置が近づいたり、離れたりしても)、カウンタウェイトによる全体のバランス状態は不変で、再度のバランス調整が不要である。
請求項2記載の発明によれば、前記補助アームが前記支持アームに対して回動可能であって、電磁クラッチを備えることとしたため、その回動のロック及びフリーを制御することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。明細書および添付の請求の範囲において、各方向に関して特段の説明の無い限り、上下の語は図1および2における上下に対応し、前および後の語は図1および2においてそれぞれ右および左に対応するとして定義して使用する。また縦長の部材における両端について先端か否かの区別は、ベース2からの結合順においてベース2からより遠い端を先端とする。
図1〜図7は本発明の第1実施形態を示す図である。
まず、主に図1および2を参照して、最初にスタンド装置1の説明をする。2がベースで、このベース2の下面にはロック機構付きのキャスタ3が備えてあり、このキャスタ3にてフロア4を移動できるようになっている。このベース2の上部には側面形状が概略コ字状の本体5が設置されている。この本体5は垂直な軸a1を中心に回動自在にされていると共に、この軸a1は電磁クラッチ方式によりその回動をロック及びフリーにすることができる。
この本体5の上部の前端側に設定した回動軸点b1に平行リンク6が軸支されている。この平行リンク6はそれぞれ2本で1組の平行な縦リンク7、8と横リンク9、10の両端を各々連結軸点b2,b3,b4,b5で連結して形成したもので、この平行リンク6の前側の縦リンク7の下側の途中部分が前記回動軸点b1に軸支されている。この回動軸点b1も電磁クラッチ方式により、縦リンク7の前後回動方向S1での回動位置をロック及びフリーにすることができる。
そして、この回動軸点b1にて軸支される前側の縦リンク7は後方側へ向けて湾曲形成されており、主術者A等と干渉しにくい構造となっている。また、下側の横リンク10の後端部にはカウンタウェイト11が取付けられている。
平行リンク6の上側の横リンク9には、該横リンク9が伸びる方向に更に延長した支持アーム12が一体的に形成されており、その先端には垂直な先端リンク13が連結軸点b6にて回動自在に取付けられている。この支持アーム12も上側に向けて湾曲形成されており、主術者A等の頭部と干渉しにくい構造となっている。
この先端リンク13の下方には、垂直な軸a2を中心に水平方向で回転自在な箱形の支持ボックス14が設けられている。この支持ボックス14に手術顕微鏡15と立体映像表示装置16が支持される。手術顕微鏡15と立体映像表示装置16の支持については後述する。
次に、支持アーム12の始点となっている連結軸点b5にはL字形のクランク部材17が軸支されており、このクランク部材17には連結軸点b5と同一の水平線H1に位置する水平軸点b7と、また連結軸点b5と同一の垂直線V上に位置する垂直軸点b8が設定されている。
そして、前記水平軸点b7と、回動軸点b1と同一の水平線H2上に位置する本体5の連結軸点b9とを、縦リンク7(回動軸点b1から連結軸点b5を結ぶ直線)と平行で且つ回動軸点b1から連結軸点b5に至る直線長さと同一長さの縦サブリンク18にて連結している。
また、クランク部材17の他方の垂直軸点b8と先端リンク13の上端の連結軸点b10との間を、支持アーム12(連結軸点b5から連結軸点b6を結ぶ直線)と平行で且つ該支持アーム12の長さ(連結軸点b5から連結軸点b6までの直線長さ)と同一長さの横サブリンク19にて連結している。
このように、縦サブリンク18、クランク部材17、横サブリンク19を設けたことにより、スタンド装置1の電磁クラッチ類をフリーにして、回動軸点b1を中心に平行リンク6を前後回動方向S1へ回動させても、支持アーム12を連結軸b5を中心に垂直回動方向S2へ回動させても、或いは、それらを同時に回動させても、クランク部材17は回転しないので、先端リンク13の垂直状態は常に維持される。
図3および4を参照するに、このように垂直状態が維持された先端リンク13の支持ボックス14に対して、手術顕微鏡15がコ字状の吊下アーム20により支持されている。手術顕微鏡15は吊下アーム20の下端にジョイント21を介して支持され、手術顕微鏡15を主術者Aに対して左右方向(図3中S3方向)に揺動自在で且つ水平軸H3を中心したS4方向へ回転自在になっている。
この手術顕微鏡15は、対物光学系、ズーム光学系、接眼光学系を内蔵し、一対の接眼部22から主術者Aの見る方向性での両眼視差を有する術部Tの光学像を立体的に観察できるようになっている。手術顕微鏡15の上部には立体視撮影可能なカメラ23(図3参照)が設けられており、手術顕微鏡15の内部の一対の光束をそれぞれ分岐導入して、主術者Aが観察している光学像と同様の電子映像を撮影できるようになっている。
図5を参照するに、支持ボックス14の主術者A側の側面には、補助アーム24を介して立体映像表示装置16が支持されている。補助アーム24は、第1アーム25、第2アーム26、第3アーム27から構成されている。
第1アーム25は基端が連結軸b11により支持ボックス14へ回動自在に支持されている。連結軸b11は支持ボックス14内に内蔵の電磁クラッチ方式により回動をロック及びフリー状態にすることができる。また、第1アーム25の基端側の表面には別の電磁クラッチC1が設けられている。
第1アーム25の先端は第2アーム26の基端近くの連結軸b12に軸支されている。第2アーム26の連結軸b12と、前記第1アーム25の電磁クラッチC1とは、図5に示すように、第1アーム25に内蔵されたタイミングベルトD1にて連結され、電磁クラッチC1にて第2アーム26の連結軸b12を中心とした回動のロック及びフリーを制御することができる。第2アーム26の基端には更に別の電磁クラッチC2が設けられている。
第2アーム26の先端は第3アーム27の基端の連結軸b13に軸支されている。第3アーム27の連結軸b13と、前記第2アーム26の電磁クラッチC2とは、第2アーム26に内蔵されたタイミングベルトD2にて連結され、電磁クラッチC2にて第3アーム27の連結軸b13を中心とした回動のロック及びフリーを制御することができる。
第3アーム27の先端に連結軸b14を介して立体映像表示装置16の側面が支持されている。連結軸b14には所定のフリクションが付与され、立体映像表示装置16を連結軸b14を中心に回動させることができる。
立体映像表示装置16は、図7に示すごとく、ケース28の内部に一対の表示パネル(小型LCD)29を備え、そこに手術顕微鏡15に内蔵のカメラ23で撮影した術部Tに関する一対の電子映像をそれぞれ表示している。ケース28の内部には一対の表示パネル29に対応する空間を仕切る仕切壁30が設けられ、各表示パネル29に表示された電子映像を、それぞれ対応する接眼部31の接眼レンズ(ルーペレンズ)32を介して、助手Bの各瞳33で見ることにより、術部Tを立体的に観察することができる。
先端リンク13に加わる前記手術顕微鏡15や立体映像表示装置16等の全ての重量は、カウンタウェイト11と釣り合っている。従って、スタンド装置1の電磁クラッチ類をフリーにして手術顕微鏡15及び立体映像表示装置16を移動させ、移動先において手を離しても手術顕微鏡15等は空中に停止する(バランスが保たれるため)。従って、手術顕微鏡15及び立体映像表示装置16の移動が容易である。
このバランス状態は、補助アーム24を折り曲げたりして、支持ボックス14から立体映像表示装置16までの距離が変化しても保たれる。つまり、先端リンク13の垂直状態が常に維持されているため、立体映像表示装置16が先端リンク13に対して近づいたり或いは離れたりしても、カウンタウェイト11による全体のバランス状態は不変で、再度のバランス調整が不要である。
また、手術顕微鏡15及び立体映像表示装置16は、垂直が維持された先端リンク13の下部の支持ボックス14に支持されているため、手術顕微鏡15及び立体映像表示装置16を、両者の姿勢及び位置関係を維持したまま、平行リンク6や支持アーム12を回動させることにより、垂直方向及び水平方向へ平行移動することができ、両者による観察が容易である。
更に、手術顕微鏡15及び立体映像表示装置16の両方を、先端リンク13の支持ボックス14に支持したため、短い長さの補助アーム24で、立体映像表示装置16を手術顕微鏡15の近くに支持することができる(例えば図6参照)。補助アーム24が短いため、補助アーム24に起因した立体映像表示装置16の振動を抑制することができる。
助手Bは補助アーム24で支持された立体映像表示装置16を独立して観察するため、主術者Aが手術顕微鏡15を動かしても、助手Bが見ている立体映像表示装置16は不動で、助手B側の観察に影響を与えない。しかも、助手Bは電子映像の立体観察が可能なため、術部Tの状態を立体的に把握することができ、主術者Aの援助を正確に行える。立体映像表示装置16で観察している電子映像の一部に、CT、MRI、ナビゲーション情報等を一緒に表示しても良い。
補助アーム24は図示せぬスイッチを操作することにより、補助アーム24に関する全ての電磁クラッチC1、C2等をフリーにすることができる。そして、図6に示すように、補助アーム24を折り畳んで、立体映像表示装置16を手術顕微鏡15の上部空間に収納することができる。この状態は、使用前にスタンド装置1にドレープを掛けたり、スタンド装置1を搬送したりする場合に好適である。
図8は本発明の第2実施形態を示す図である。この実施形態では、スタンド装置1のベース2に補助アーム34を介して立体映像表示装置16を支持した。補助アーム34は、第1アーム25、第2アーム26、第3アーム27の他に、剛性の高いポール35を含み、ベース2の四隅のうちの1つから上方へ向けて延びており、第3アーム27の先端に立体映像表示装置16を支持している。
立体映像表示装置16は手術顕微鏡15の近くに支持され、助手も観察できるが、主術者も確認することができる。立体映像表示装置16はカラー調整可能な電子映像であるため、例えば術部Tの一部を蛍光発光させて観察する場合などは、立体映像表示装置16の方が術部Tの状態をより詳しく観察することができる。従って、主術者は手術顕微鏡15による光学像の観察の途中で、立体映像表示装置16を時々見て、術部Tの状態をより詳しく把握することができる。
スタンド装置1のうち、ベース2は最も振動の少ない部分であり、このベース2に補助アーム34を介して立体映像表示装置16を支持することにより、スタンド装置1に起因した立体映像表示装置16の振動を抑制することができる。その他の構成及び作用効果は先の実施形態と同様である。
以上の実施形態では、立体映像表示装置16をスタンド装置1の先端リンク13やベース2に支持する例を示したが、それ以外に本体5の上部や下部に支持してもよく、平行リンク6の一部に支持していも良い。
更に、補助アーム24及び立体映像表示装置16は、1つだけに限らず、例えば先端リンク13に複数の補助アーム24を取付け、その先端にそれぞれ立体映像表示装置16を支持するようにしても良く、先端リンク13とベース2の両方に補助アーム24、34を取付けて、その先端に立体映像表示装置16を支持するようにしても良い。更に、立体映像表示装置16の吊下アーム20は、それ自体を小型の平行リンク構造で構成し、先端に立体映像表示装置16を支持するようにしても良い。
本発明を幾つかの好適な実施形態を参照して説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上記開示内容に基づき、本技術分野の通常の技術を有する者が、実施形態の修正ないし変形により本発明を実施することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る手術顕微鏡システムを示す側面図。 一部分解した手術顕微鏡システムを示す側面図。 手術顕微鏡及び立体映像表示装置の支持状態を示す斜視図。 手術顕微鏡及び立体映像表示装置の支持状態を示す側面図。 補助アームを示す拡大図。 立体映像表示装置の折り畳み収納状態を示す側面図。 立体映像表示装置を示す断面図。 本発明の第2実施形態に係る手術顕微鏡システムを示す側面図。
符号の説明
1 スタンド装置
2 ベース
5 本体
6 平行リンク
11 カウンタウェイト
12 支持アーム
13 先端リンク
15 手術顕微鏡
16 立体映像表示装置
17 クランク部材
18 縦サブリンク
19 横サブリンク
22 接眼部(手術顕微鏡)
23 カメラ
24、34 補助アーム
29 表示パネル
31 接眼部(立体映像表示装置)
35 ポール
A 主術者
B 助手
T 術部

Claims (2)

  1. スタンド装置の横方向に延びる支持アームの先端に、一対の接眼部を有し術部の光学像を立体観察可能であり、その内部の一対の光束をそれぞれ分岐導入してそれぞれの光学像を撮影可能な一対のカメラを備えた手術顕微鏡を支持すると共に、
    前記スタンド装置の前記支持アームの先端に、前記一対のカメラにより撮影された前記光学像による一対の電子映像をそれぞれ表示可能な表示パネルを備え、前記表示パネルに表示される前記一対の電子映像を一対の接眼部から立体観察可能な立体映像表示装置を、補助アームを介して支持し
    前記スタンド装置が、
    一対づつの平行な縦リンク及び横リンクを組み合わせて形成した平行リンクにおける前記一方の縦リンクの途中部分を、ベースの上部に位置する本体の回動軸点に支持し、
    該平行リンクの上側横リンクを延長して支持アームを形成すると共に、支持アームの先端に軸支した垂直な先端リンクの下端に手術顕微鏡及び補助アームを支持し、
    該支持アームの始点となる平行リンクの連結軸点に、該連結軸点と同一の水平線上に位置する水平軸点及び連結軸点と同一の垂直線上に位置する垂直軸点とを有するクランク部材を軸支し、
    該クランク部材の水平軸点と本体の一部とを平行リンクの縦リンクと平行で且つ前記縦リンクの連結軸点から回動軸点までの長さと同一な長さを有する縦サブリンクにて連結すると共に、クランク部材の垂直軸点と前記先端リンクの一部とを支持アームと平行で且つ支持アームと同一の長さを有する横サブリンクにて連結し、
    平行リンクの下部に、前記回動軸点を中心とした平行リンクの回転方向、及び前記連結軸点を中心とした支持アームの回転方向に加わる重量を相殺するカウンタウェイトを設けた構造であることを特徴とする手術顕微鏡システム。
  2. 前記補助アームは、前記支持アームに対して回動可能であって、回動のロック及びフリーを制御可能な電磁クラッチを備えることを特徴とする請求項1記載の手術顕微鏡システム。
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