JP4798610B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体装置に関し、例えばDVD(デジタル・ビデオ・ディスク)用光ピックアップのインターフェイスを有するDVD信号処理向の半導体集積回路に適用して有効な技術に関するものである。
動作電圧の異なるLSI等の半導体集積回路での異なる電圧の信号レベルを入力保護回路に設けられた抵抗で分圧して電圧変換する例として、特開平5−327460号公報がある。外部から供給される論理信号の電圧振幅を容量分圧結合により分圧して入力する半導体入力回路が特開平10−145219号公報がある。
特開平5−327460号公報 特開平10−145219号公報
DVDライト系光ピックアップ用集積回路は、5V電源電圧で動作する。これに対して、信号処理を行うDSP等のような半導体集積回路は、3.3V又は1.5Vのような低電圧で動作する。従来のDVDシステムでは、光ピックアップ用集積回路の出力信号を5V電源電圧で動作するアナログフロントエンドを設け、ここで上記3.3V又は1.5Vのような低電圧にレベル変換して上記DSP等のような信号処理集積回路に伝える。本願発明者等においては、システムの簡素化のために上記アナログフロントエンドを上記DSPのような信号処理回路に搭載することを検討した。特許文献1の技術では、入力保護回路に5Vのような電源電圧を必要とするので、上記3.3V又は1.5Vのような低電圧しか持たない集積回路には搭載できない。特許文献2の技術は、論理信号の電圧振幅を容量分圧結合により分圧するものであるので本願のようなアナログ信号を伝えるものには利用できない。
上記光ピックアップ集積回路用の5Vで動作する抵抗分圧回路を設け、上記DSPの入力回路に入力することも検討した。しかしながら、この構成では、外部素子が増大するとともに、光ピックアップ集積回路の出力抵抗より十分大きくする必要があるため、かかる分圧抵抗と集積回路の比較的大きな入力容量とにより良好な信号伝達が得られない。
本発明の目的は、動作電源電圧以上のアナログ入力信号の供給を可能とした半導体装置を提供することにある。この発明の他の目的は、DVD光ピックアップからのアナログ入力信号の合理的な供給を可能とした半導体装置を提供することにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。すなわち、第1電源電圧で形成されたアナログ入力信号が供給される外部端子に、上記アナログ入力信号に対応した静電保護回路を設ける。上記静電保護回路を通した上記アナログ入力信号を分圧抵抗により上記第1電源電圧よりも低い第2電源電圧に対応した電圧に分圧する。上記分圧抵抗で分圧されたアナログ入力信号を上記第2電源電圧で動作する入力回路で受けて内部アナログ信号を形成する。上記入力回路の入力端子から上記第2電源電圧に向けて電流を流す第1の一方向性素子と、回路の接地電位から第1入力回路の入力端子に向けて電流を流す第2の一方向性素子とを設ける。
良好な信号伝達を確保しつつ動作電圧以上のアナログ入力信号の供給が可能となる。
図1には、この発明に係るアナログ入力回路の一実施例の回路図が示されている。この実施例のアナログ入力回路は、入力端子IN1及びIN2にそれぞれ設けられた静電保護回路ESD1,ESD2と、上記静電保護回路ESD1,ESD2を通したアナログ信号を受ける回路ブロックBLK1と、入力端子IN2からのアナログ信号を受ける回路ブロックBLK2とから構成される。上記入力端子IN1とIN2には、例えば5Vで動作するDVD光ピックアップ用ICで形成されたアナログ信号が供給される。
上記静電保護回路ESD1は、入力端子IN1と電源電圧VDDとの間に設けられ、上記入力端子から上記電源電圧VDDに向けて電流を流すようにされた直列形態のダイオードD1〜D5と、上記入力端子IN1と回路の接地電位VSSとの間に設けられ、上記接地電位VSSから上記入力端子IN1に向けて電流を流すようにされたダイオードD6から構成される。上記電源電圧VDDは、特に制限されないが、3.3Vのように上記光ピックアップ用ICの5Vのような動作電圧に対して低い電圧とされる。上記直列形態のダイオードD1〜D5は、上記入力端子IN1に供給されるアナログ入力信号では上記のような電流が流れないような数にされる。
上記静電保護回路ESD1は、通常動作時において上記のような電流経路を構成しないから入力アナログ信号には何等影響を与えないで抵抗R1を介して回路ブロックBLK1に対してアナログ信号を伝える。これに対して、搬送や単体での取り扱い時での静電気による正の高電圧に対しては、上記直列形態のダイオードD1〜D5が放電経路を形成して回路ブロックBLK1に設けられたMOSFETのゲート破壊等を防止する。上記静電気による負の高電圧に対しては、上記ダイオードD6が放電経路を形成して回路ブロックBLK1に設けられたMOSFETのゲート破壊等を防止する。
入力端子IN2に対応した静電保護回路ESD2も上記静電保護回路ESD1と同様にダイオードD1〜D5の直列回路、ダイオードD6及び抵抗R1により構成される。この静電保護回路ESD2により、入力端子IN2に発生する静電気による回路ブロックBLK1に設けられたMOSFETのゲート破壊等を防止する。通常動作時において上記静電保護回路ESD2が上記のような電流経路を構成しないから入力アナログ信号には何等影響を与えないで抵抗R1を介して回路ブロックBLK2にアナログ信号を伝える。
回路ブロックBLK1は、入力パスPS1とPS2に対応した2つの入力回路を備える。入力パスPS1は、クランプ機能を持つようにされる。すなわち、上記静電保護回路ESD1の出力抵抗R1は、入力抵抗R2と直列接続されて入力端子に接続される。この入力端子と電源電圧VDDとの間には、ゲートが電源電圧線VDDに接続されたダイオード接続のPチャネルMOSFETQ1がハイレベル側クランプ素子として設けられる。つまり、VDD+VF(ダイオード接続のPチャネルMOSFETQ1のオン電圧)以上の電圧が端子に印加されるとMOSFETQ1のドレイン・バックゲート間の寄生ダイオードがオンし、電流が流れることにより抵抗R2の電圧降下が生じ、出力信号Vi1の最大値はVDDレベルにされる。また、特に制限されないが、上記入力端子と回路の接地電位VSSとの間には、ゲートが回路の接地線VSSに接続されたダイオード形態のNチャネルMOSFETQ2がロウレベル側クランプ素子として設けられる。
上記入力端子は、入力回路を構成するNチャネルMOSFETQ6のゲートと接続される。このMOSFETQ6は、ソースに負荷としての定電流源Ioが設けられ、ソースから内部アナログ信号Vi1を出力するというソースフォロワ回路を構成する。上記MOSFETQ6のドレインと電源電圧VDDとの間には、PチャネルMOSFETQ6が設けられる。このMOSFETQ5のゲートには、イネーブル信号/ENが供給される。したがって、上記MOSFETQ5は、イネーブル信号/ENがロウレベルのときにオン状態となって上記MOSFETQ6によるソースフォロワ回路の動作を有効にする。また、イネーブル信号/ENがハイレベルのときに上記MOSFETQ5がオフ状態となって上記ソースフォロワ回路の動作電流を遮断して、出力信号をロウレベルにする。
入力パスPS2は、アッテネータ機能を持つようにされる。すなわち、上記静電保護回路ESD1の出力抵抗R1を通したアナログ信号は、分圧抵抗R3とR4により分圧される。この分圧出力が上記入力パスPS2を構成して入力端子に接続される。この入力端子と電源電圧VDDとの間には、特に制限されないが、ゲートが電源電圧線VDDに接続されたダイオード接続のPチャネルMOSFETQ3がハイレベル側クランプ素子として設けられる。また、上記入力端子と回路の接地電位VSSとの間には、ゲートが回路の接地線VSSに接続されたダイオード形態のNチャネルMOSFETQ4がロウレベル側クランプ素子として設けられる。上記のクランプ素子は、上記入力パスPS2の分圧されたアナログ信号が不所望に電源電圧VDD以上又は回路の接地電位以下の負電圧にされたときの入力電圧を保護の目的で電圧クランプするものであり、前記入力パスPS1のクランプ素子とは付加したことの回路的な意味が異なる。
上記入力端子は、入力回路を構成するNチャネルMOSFETQ8のゲートと接続される。このMOSFETQ8は、ソースに負荷としての定電流源Ioが設けられ、ソースから内部アナログ信号Vi2を出力するというソースフォロワ回路を構成する。上記MOSFETQ8のドレインと電源電圧VDDとの間には、PチャネルMOSFETQ7が設けられる。このMOSFETQ7のゲートには、イネーブル信号/ENが供給される。したがって、上記MOSFETQ7は、イネーブル信号/ENがロウレベルのときにオン状態となって上記MOSFETQ8によるソースフォロワ回路の動作を有効にする。また、イネーブル信号/ENがハイレベルのときに上記MOSFETQ7がオフ状態となって上記ソースフォロワ回路の動作電流を遮断して、出力信号をロウレベルにする。
特に制限されないが、上記分圧抵抗R3とR4の接地側端子には、NチャネルMOSFETQ9が設けられる。このMOSFETQ9のゲートには、フィードバック電圧VFが供給されて可変抵抗として動作する。つまり、上記フィードバック電圧VFは、上記入力パスPS2を通して入力されたアナログ信号の基準電位(直流成分)と比較されて形成される。これにより、上記入力パスPS2を通して入力されたアナログ信号の基準電位が所望電圧に一致するように制御される。このようなレベル調整機能を設けないときには、上記MOSFETQ9は省略して上記抵抗R4を回路の接地電位線VSSに接続させればよい。
回路ブロックBLK2は、アッテネータ機能を持つ1つの入力回路を備える。すなわち、上記静電保護回路ESD2の出力抵抗R1を通したアナログ信号は、分圧抵抗R5とR6により分圧される。この分圧出力は入力パスPS3を構成して入力端子に接続される。この入力端子と電源電圧VDDとの間には、前記同様に、ゲートが電源電圧線VDDに接続されたダイオード接続のPチャネルMOSFETQ3がハイレベル側クランプ素子として設けられる。また、上記入力端子と回路の接地電位VSSとの間には、ゲートが回路の接地線VSSに接続されたダイオード形態のNチャネルMOSFETQ4がロウレベル側クランプ素子として設けられる。上記のクランプ素子は、上記入力パスPS2と同様に設けられるものである。
上記入力端子は、入力回路を構成するNチャネルMOSFETQ11のゲートと接続される。このMOSFETQ11は、ソースに負荷としての定電流源Ioが設けられ、ソースから内部アナログ信号Vi3を出力するというソースフォロワ回路を構成する。上記MOSFETQ11のドレインと電源電圧VDDとの間には、PチャネルMOSFETQ10が設けられる。このMOSFETQ10のゲートには、イネーブル信号/ENが供給される。したがって、上記MOSFETQ10は、イネーブル信号/ENがロウレベルのときにオン状態となって上記MOSFETQ11によるソースフォロワ回路の動作を有効にする。また、イネーブル信号/ENがハイレベルのときに上記MOSFETQ10がオフ状態となって上記ソースフォロワ回路の動作電流を遮断して、出力信号をロウレベルにする。
上記入力端子IN1、IN2からは5V系の信号電圧が供給される。上記抵抗R1〜6は、入力端子IN1、IN2の信号電圧に対する耐圧を確保するためにポリシリコン抵抗により構成される。5V耐圧を持つ素子であれば、ポリシリコン抵抗以外の素子を用いることもできる。
図2には、この発明に係るアナログ入力回路の他の一実施例の回路図が示されている。この実施例は、前記入力端子IN1に対応した静電保護回路ESD1の変形例が示されている。この実施例の静電保護回路ESD1は、前記ダイオードD1〜D6に代えてPチャネルMOSFETQ12とNチャネルQ13が用いられる。上記MOSFETQ12のソース−ドレイン経路は、電源電圧端子VDDと入力端子IN1との間に接続される。MOSFETQ12のゲートは、上記電源電圧端子VDDに接続される。
この実施例では、基板ゲート(チャネル部)がMOSFETQ12のソース,ドレインと接続されないようフローティングにされる。この結果、MOSFETQ12の基板ゲート(チャネル部)とソース,ドレイン領域との間の寄生ダイオードが上記入力端子IN1と電源電圧VDDとの間の電流経路に挿入されないようにされる。これにより、入力端子IN1に発生した静電気による正の高電圧は、MOSFETQ12のソース−ドレイン間のパンチスルー電流によって放電される。また、上記MOSFETQ13のソース−ドレイン経路は、上記入力端子IN1と回路の接地電位端子VSSとの間に接続される。MOSFETQ13のゲートは、上記接地電位端子VSSに接続される。基板ゲート(チャネル部)は、上記接地電位端子に接続される。
この実施例では、前記図1の抵抗R1が省略されている。また、前記図1のMOSFETQ1〜Q4は、ダイオードD7〜D10に置き換えられている。そして、ソースフォロワMOSFETQ6、Q8のドレインに設けられたパワースイッチ素子としてのMOSFETQ5、Q7が省略されている。他の構成は、前記図1のEDS1、BLK1と同様である。
図3には、この発明に係るアナログ入力回路の他の一実施例の回路図が示されている。この実施例は、前記入力端子IN1に対応した静電保護回路ESD1の変形例が示されている。この実施例の静電保護回路ESD1は、前記ダイオードD1〜D6に代えてNチャネルMOSFETQ17とQ18が用いられる。上記MOSFETQ17のドレインは入力端子IN1に接続される。MOSFETQ17とQ18のドレイン同士は接続され、MOSFETQ18のソースは回路の接地電位端子VSSに接続される。MOSFETQ17のゲートはVDD電位、MOSFETQ18のゲートはVSS電位に固定される。この実施例では、MOSFETQ17は常時オンし、MOSFETQ18はオフしている。入力端子IN1に印加される正の高電位は、MOSFETQ17のドレイン・ソース、MOSFETQ18のドレインと基板間の寄生ダイオードの逆方向降伏電位以上でVSS端子に放電される。
図4には、この発明に係るアナログ入力回路が用いられるDVD記録再生装置の一実施例の全体ブロック図が示されている。この実施例のDVD記録再生装置は、全体としてピックアップ部、モータドライブ部、信号処理部により構成される。そして、DVD記録再生装置の再生画像を出力させ、記録画像を入力するホストとして、特に制限されないが、パーソナルコンピュータに接続される。
上記モータドライブ部は、スピンドルドライバSPDDV、アクチエータドライバACで構成される。ピックアップ部は、レーザーダイオードLD、及びレーザータイオード駆動回路LDD、光電変換回路OEIC、レーザーダイオードの出力をモニタするフロントモニタFMD及びアクチエータACTから構成される。上記OEIC及びFMDは、5V系電源電圧で動作するものである。これらOEIC及びFMDから出力される5系アナログ信号AVSは、信号処理部のDSPに設けられた前記図1、図2、図3に示したようなアナログ入力回路を有するインターフェイスIFに入力される。
信号処理部は、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)部、マイコン及びメモリSDRAMからなり、それぞれが1つの半導体チップで構成され同じパッケージに搭載されるというSiC(システム・イン・パッケージ)構成の半導体装置とされる。上記制御部としてのマイコンは、上記DSP部と同じ半導体チップに搭載されてもよい。上記DSP部は、3.3V及び1.5Vのような低い電圧で動作するものであり、上記5V系のアナログ信号AVSを直接入力することが可能な前記図1、図2、図3に示したようなインターフェイスIFを備える。
上記DSP部は、上記インターフェイスIFを備えたアナログフロントエンドAFE、信号処理部(PRML)、ライトコントロール(Write control) 、リードコントロール(Read control)、レーザーダイーオドドライバインターフェイス(LDD I/F)及びサーボ(servo)から構成される。上記マイコンは、DVD記録/再生のための各種制御信号を形成する。上記メモリSDRAMは、シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリからなり、例えば記録/再生データの一時記憶等に用いられる。
図5には、図4のDSP部の一実施例のブロック図が示されている。ピックアップ部の前記OEIC及びFMDからの5V系入力信号は、インターフェイスIFに設けられた前記図1に示した入力パスPS1〜PS3に対応した3通りの入力回路に入力される。クランプ部は、前記入力パスPS1に対応しており、OEICから入力された4つの内部信号Ac 、Bc 、Cc 、Dc を形成する。OEICに対応した分圧部は、前記入力パスPS2に対応しており、OEICから入力された4つの内部信号Aa 、Ba 、Ca 、Da を形成する。そして、FMDに対応した分圧部は、前記入力パスPS3に対応しており、FMDから入力された内部信号を形成する。
アナログフロントエンドAFEの詳細は、上記内部信号Ac 、Bc 、Cc 、Dc を受けるRF系回路、Servo(サーボ) 位相検出、欠陥・未記録検出の各回路、上記内部信号Aa 、Ba 、Ca 、Da を受けるServo(サーボ) レベル検出、Wobble( ウォッブル)、LPP検出回路、及びFMDからの信号を受けるAPC回路から構成される。DSP部の他の信号処理部としては、ADC(アナログ/デジタル変換回路)CPU(マイコン)、Servo(サーボ)、ATIP、ADIP他のインターフェイス、W−PLL、ENCODE(エンコード)、DECODE(デコード)及びPRMLから構成される。この実施例のDSP部には、前記のように図4のマイコンがオンチップ化されたものである。
上記アナログフロントエンドAFEは、前記インターフェイスIFにより光ピックアップの光電変換回路OEICから入力される信号をLSI内部の回路に適したレベルの信号に変換する。上記ピックアップから入力される高周波の再生信号から包絡線を抽出するなどの処理を行うRF系回路、ピックアップのウォッブル(うねり)やウォッブルに基づいてLPP(ランドプリビット)部、ID領域などの検出回路、MIRRやDefect(欠陥)などを検出する検出回路を備える。LPP部は、後述する溝と溝の間のランド部にアドレス情報を記録している部分である。
MIRR検出は、トラックアクセスのために、再生信号の包絡線のトップとボトムの間に適当なしきい値レベルを設けて、ピックアップがトラックを横断しているときのリップルを検出する処理に用いられる。Defect検出は、ディスク表面の欠陥や傷により反射光のトップレベルがダウンするのを検出して欠陥の有無を判定する処理に用いられる。フォーカス方向やトラッキング方向等の位置合わせためにピックアップからの信号を処理するServo(サーボ)系回路、記録品質を検証するための信号抽出を行うOPC回路、発光素子の出力を制御する自動パワー制御回路APC、また図示しないが上位の制御装置としてからの設定値を保持するレジスタを備える。
上記光ピックアップ部は、光ディスクに対してレーザー光を照射するレーザーダイオードを駆動するドライバLDDやレーザーダイオードの光量を一定にするために発光強度を検出するフロントモニタFMDを備える。光ピックアップ部は、光ディスクからの反射光を電気信号に変換し増幅する光電変換回路OEIC、フォーカス方向やトラッキング方向等の位置合せをする前記アクチュエータACTなどを備えるが、前記図4のモータドライブ部によって制御されるものであるため、同図ではかかるアクチュエータACTは省略されている。
デジタル信号処理部DSPでは、上記アナログフロントエンドAFEからの信号をAD変換するAD変換回路ADC、プログラムに従ってシステム全体の制御等を行う中央処理ユニット(マイコン)CPU、上記アナログフロントエンドAFEからのサーボ系信号を元にレンズの位置合せのためのデジタル演算処理を行うサーボServoを備える。再生信号から読出し同期用のリードロックやディスクへの記録時に必要なライトクロックを生成する同期化回路W−PLLを備える。ウォッブル検出信号を元にウォッブルの位相変調によるアドレス情報やCD−R/Wのウォッブルの位相変調による絶対位置情報を生成するATIP,ADIP、リードデータの復号、エラー訂正、デコード(伸長)などを行うデコーダ部DECODE、ライトデータの符号化(圧縮)を行うエンコード部ENCODEも備えている。
図6には、図5のインターフェイスIFの一実施例の詳細ブロック図が示されている。この実施例では、OEICインターフェイス端子として基準電圧端子VRが追加される。この基準電圧端子VRにより入力された基準電圧は、OEICインターフェイス端子から入力された内部アナログ信号の信号レベル調整に用いられる。分圧パス(PS2)は、前記図4の実施例と同様に上記内部信号Aa 、Ba 、Ca 、Da を形成して、サーボレベル検出、Wobble( ウォッブル)、LPP検出に用いられる。クランプパス(PS1)は、前記図4の実施例と同様に上記内部信号Ac 、Bc 、Cc 、Dc を形成してRF信号検出、サーボ位相検出、欠陥・未記録検出のために用いられる。分圧パス(PS3)は、前記図5の実施例と同様にFMDに対応した内部信号を形成してパワー制御に用いられる。
図7には、この発明に係るアナログ入力回路の更に他の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、前記図6の基準電圧端子VRに対して、前記入力端子IN1に対応した静電保護回路ESD1と同様なESD1’回路が設けられる。基準電圧端子VRから入力される電圧は、DSP部の電源電圧VDD(3.3V)よりも高い電圧にされることがあるので、入力端子IN1と同様な静電保護回路ESD1’とされる。
上記基準電圧端子VRから入力された基準電圧は、分圧回路R3’,R4’により分圧される。この分圧出力は、MOSFETQ8’からなるソースフォロワ回路を通して取り込まれてオペアンプOPAの一方の入力に供給される。このオペアンプOPAの他方の入力には、入力端子IN1から取り込まれた内部信号Vi2に対応した内部基準電圧vrが印加される。このオペアンプOPAの出力信号は、帰還電圧VFとして上記分圧抵抗R3,R4及びR3’,R4’に直列接続されたMOSFETQ9,Q9’のゲート電圧とされる。
上記構成により、上記入力端子IN1から入力されるアナログ信号と基準電圧端子VRとを、疑似的に差動信号として入力させることができる。つまり、内部電圧Vi2を上記基準電圧VRに対応した内部基準電圧vrに対する差電圧として内部回路で処理させるようにすることができる。上記複数の内部信号Aa 、Ba 、Ca 、Da 及びAc 、Bc 、Cc 、Dc のそれぞれを上記基準電圧VRに対応した内部基準電圧vrに対する差電圧として処理させることができる。
上記アナログIF部での信号処理される内部信号は以下の通りである。OEIC出力のうちリードレベルは2.1〜2.2V(typ)とされる。そのライトレベルは2.1〜4.0V(typ)のように大きくされる。また、FMD出力のリードレベルは2.4〜2.6V(typ)とされる。そのライトレベルは1.5〜3.5V(typ)のように大きくされる。
上記OEIC出力のうちサーボレベル検出に用いられる内部信号は分圧パス(PS2)の信号であり、〜1MHzの低周波信号とされる。直流レベルの精度が必要であり、ゲイン調整レンジが大きい。サーボ位相差検出に用いられ内部信号はクランプパス(PS1)の信号であり、〜100MHzのような高周波数信号とされる。チャネル間位相精度が必要とされる。欠陥・未記憶検出に用いられる内部信号はクランプパス(PS1)の信号であり、〜60MHzのような高周波信号とされ、低ノイズであることが必要とされる。RF検出に用いられる内部信号は、クランプパス(PS1)の信号であり、〜100MHzのような高周波信号とされ、低ノイズ、低ひずみであることが必要とされる。そして、WOBBLE、LPP信号検出に用いられる内部信号は、分圧パス(PS2)の信号であり、〜100MHzのような高周波信号とされ、低ノイズ、低ひずみであることが必要とされる。FMDからのレーザーパワー制御に用いられる内部信号は、分圧パス(PS3)の信号であり、〜100MHzのような高周波信号とされ、DCレベル精度が必要とされる。これらの各信号に合わせて上記信号パスPS1〜PS3が選ばれる。
図8には、サーボ制御を説明するためのフローチャート図が示されている。ピック(OEIC)では、反射光を検出し、電気信号に変換するという信号変換が行われる。アナログフロントエンドAFEでは、現在地点の誤差信号を演算により生成し、(1)横方向の位置関係:TE信号、(2)縦方向の位置関係:FE信号、(3)レンズとの位置関係:LE信号の信号生成が行われる。A/Dでは、それらのアナログ信号のデジタル化が行われる。DSPでは、上記検出信号から制御量を算出するという制御量演算が行われる。そして、モータドライバでは、DSPからの指示でモータやメカを駆動するというメカ駆動が行われる。
図9には、サーボ信号演算の説明図が示されている。分割フォトディテクタによりサブビームとメインビームの信号がピックアップされる。RF信号、RFP、RFNはメインビームの加算信号とされる。メインビーム信号はA,B,C,Dの4つの信号とされる。サブビーム信号は、E,F,G,Hの4つの信号とされる。TE信号は、DVD/CDの記録メディアでは、(A+D)−(B+C)−K{(E+H)−(F+G)}となる。DVD−ROM位相差検出(DPD検出)においては、(φA−φB)+(φC−φD)とされる。FE信号は、(A+C)−(B+D)とされる。LE信号は(A+D)−(B+C)+K{(E+H)−(F+G)}とされる。PE信号は、(A+B+C+D)とされる。
図10には、前記OEICとFMDの出力波形図が示されている。ライト時のサーボ検出には平均値検出とS/H検出がある。S/H検出では2.2Vまでのレベルを検出すればよいが、平均値検出では4.0Vまでのレベルを平均化する必要がある。サーボ検出信号は、上記平均値・S/H検出により得られた信号を1MHz以下に平均化し、そのレベルの演算結果を出力する。このため、前記のような分圧パスを用いてサーボレベル検出が行われる。
図11には、サーボ位相差検出の説明図が示されている。内部信号AcとBcとをイコライザを通して位相比較器に入力し、その出力信号をLPF(ロウパスフィルタ)を通して出力させてトラックエラー信号を形成する。これにより、内部信号AcとBcのトラッキングが位相差として検出される。RF信号を検出する必要があり、高周波特性が必要とされる。検出感度が高いため低ノイズである必要がある。このために、分圧パスではなくクランプパス(PS1)を用いた入力回路が用いられる。
図12には、欠陥検出の説明図が示されている。内部信号Ac〜Dcを加算してエンベローフ検波回路で検波し、コンパレータCMPにより閾値と比較して欠陥検出を行う。つまり、OEICの出力全加算(Ac+Bc+Cc+Dc)のエンベーロープを生成して、点線で示した閾値と比較し、閾値以下なら欠陥と判定するものである。このため、高周波数特性、低ノイズ特性が必要とされる。ライト時にはトップレベルまでの検出は不要であるためにノイズ特性を優先してクランプパス(PS1)を使用するものである。
図13には、ウォッブル(WOBBLE)検出動作の説明図が示されている。光ピックアップは、田の字状に配置されメインビームの反射光を検出する4個の受光素子からなるメインセンサと、2つのサブビームの反射光を検出するそれぞれ2個の受光素子からなる2組のサブセンサとが設けられている。このうちメインセンサから出力される信号A〜Dをハーフミラー、検出器を通して取り出して演算することによりWOBBLE信号を検出する。
各メディアのWOBBLE(揺れ)周波数は、次の通りである。DVD+RWでは1倍速のとき818KHz、8倍速のとき6.5MHzである。DVD−RWでは1倍速のとき141KHz、8倍速のとき1.1MHzである。DVD−RAMでは1倍速のとき157KHz、8倍速のとき1.3MHzである。
図14には、ウォッブル(WOBBLE)演算構成の説明図が示されている。演算器により、(Aa+Da)−(Ba+Ca)の演算を行う。この演算において、(Aa+Da)及び(Ba+Ca)の信号レベルは、前記図7で説明した内部基準電圧vrに対応した信号振幅とされる。この演算出力は、バンドパスフィルタBPFを通して点線で示したエンベローブが取り出されてコンパレータCMPに入力され、Wobble信号が形成される。このとき、上記バンドパスフィルタBPFの周波数特性は、同図に示したように中心周波数が内周から外周に向けて高くされる。
図15には、FMDによるパワー制御の波形図が示されている。FMD出力は、差動信号とされ、内部でシングル化信号に変換される。リード時は(A)のように連続系のアンプでフィードバックしてレーザーダイオードのパワーを制御する。ライト時は(B)のようにS/H(サンプル/ホールド)又はボトムホールド回路でレベルを検出し、(C)のようにS/Hによりリードレベル検出する。このようにライト時に(B)又は(C)のようにS/Hでパワーレベルを検出するために、〜100MHzのような周波数帯域が必要であり、前記分圧パス(PS3)が用いられる。
図16には、この発明に係る信号処理部に設けられる他のインターフェイスの一実施例の回路図が示されている。この実施例のインターフェイスは、3.3V系の信号出力を行う装置とのインターフェイスである。図16(A)は、例えば前記メモリSDRAMからのデジタル信号を受ける入力回路であり、入力端子IN3から入力される入力信号をPチャネルMOSFETQ14とNチャネルMOSFETQ15からなるCMOSインバータ回路で受けるものである。ダイオードD10とD11は、静電保護回路を構成する。上記入力端子IN3からは電源電圧VDD(3.3V)を超えるような入力電圧は印加されないから、入力端子IN3から電源電圧VDDに向かう電流を流すダイオードD10、回路の接地電位VSSから上記入力端子IN3に向かう電流を流すダイオードD11により、上記入力信号には応答せず、静電気による高電圧を放電させることができる。
図16(B)は、他の外部装置からアナログ信号を受ける入力回路であり、入力端子IN4から入力される入力信号をNチャネルMOSFETQ16と、ソースに設けられた定電流源Ioからなるソースフォロワ回路で受けるものである。ダイオードD10とD11は、前記図16(A)と同様に静電保護回路を構成する。上記入力端子IN4からは電源電圧VDD(3.3V)を超えるような入力電圧は印加されないから、入力端子IN3から電源電圧VDDに向かう電流を流すダイオードD10、回路の接地電位VSSから上記入力端子IN3に向かう電流を流すダイオードD11により、上記入力信号には応答せず、静電気による高電圧を放電させることができる。
この実施例では、前記図4の信号処理部を構成する半導体装置において、図1、図2又は図3あるいは図7のような高電圧入力端子に向けたインターフェイスと、動作電圧VDDと同等かそれ以下の信号電圧端子に向けたインターフェイスとが設けられるものである。
以上本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、抵抗R1〜R6等はポリシリコン抵抗の他、5V系のような入力電圧に対する耐圧を有するものであれば何であってもよい。1つの入力端子に対して前記クランプパス(PS1)と分圧パス(PS2)を設けるもの他、それぞれの入力端子に対応してクランプパスと分圧パスとを設けるようにしてもよい。この発明は、前記のようなDVD記録再生装置におけるアナログ入力回路の他、動作電圧よりも高いアナログ入力信号を直接受けるようにしたインターフェイスを有する半導体装置に広く利用することができる。
この発明に係るアナログ入力回路の一実施例を示す回路図である。 この発明に係るアナログ入力回路の他の一実施例を示す回路図である。 この発明に係るアナログ入力回路の他の一実施例を示す回路図である。 この発明に係るアナログ入力回路が用いられるDVD記録再生装置の一実施例を示す全体ブロック図である。 図4のDSP部の一実施例を示すブロック図である。 図5のインターフェイスIFの一実施例を示す詳細ブロック図である。 この発明に係るアナログ入力回路の更に他の一実施例を示す回路図である。 この発明が適用されるDVD記録再生装置のサーボ制御を説明するためのフローチャート図である。 この発明が適用されるDVD記録再生装置のサーボ信号演算の説明図である。 この発明が適用されるDVD記録再生装置のOEICとFMDの出力波形図である。 この発明が適用されるDVD記録再生装置のサーボ位相差検出の説明図である。 この発明が適用されるDVD記録再生装置の欠陥検出の説明図である。 この発明が適用されるDVD記録再生装置のウォッブル検出動作の説明図である。 この発明が適用されるDVD記録再生装置のウォッブル演算構成の説明図である。 この発明が適用されるDVD記録再生装置のFMDによるパワー制御を説明する波形図である。 この発明に係る信号処理部に設けられる他のインターフェイスの一実施例を示す回路図である。
符号の説明
IN1〜IN4…入力端子、Q1〜Q18…MOSFET、D1〜D11…ダイオード、Io…定電流源、R1〜R6…抵抗、ESD1,ESD2…静電保護回路、IF…インターフェイス、AFE…アナログフロントエンド。

Claims (10)

  1. 第1電源電圧で動作する第1外部回路で形成された第1アナログ入力信号が供給される第1外部端子と、
    上記第1アナログ入力信号に対応した第1静電保護回路と、
    上記第1静電保護回路を通した上記第1アナログ入力信号を上記第1電源電圧よりも低い第2電源電圧に対応した電圧に分圧する第1分圧抵抗と、
    上記第2電源電圧で動作し、上記第1分圧抵抗で分圧された第1アナログ入力信号を受けて内部アナログ信号を形成する第1入力回路と、
    上記第1入力回路の入力端子から上記第2電源電圧に向けて電流を流す第1の一方向性素子と、
    回路の接地電位から第1入力回路の入力端子に向けて電流を流す第2の一方向性素子とを有する第1入力回路部を備え、
    上記分圧抵抗の一端と回路の接地電位との間に設けられ、上記内部アナログ信号が所望電圧になるような制御信号がゲートに供給されたMOSFETを更に含むことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1において、
    上記第1静電保護回路は、上記第1外部端子と上記第2電源電圧が供給される電源線との間に設けられ、上記第1アナログ信号の最大値ではオンしない直列形態の複数個のダイオードと、上記第1外部端子と回路の接地電位が供給される接地線との間に設けられ、接地電位側から上記第1外部入力端子に向かう電流を流すダイオードとを有することを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項において、
    上記第1入力回路部は、
    上記第1静電保護回路を通した上記アナログ入力信号を伝達する抵抗手段と、
    上記第2電源電圧で動作し、上記抵抗手段を通した上記第1アナログ入力信号を受けて内部信号を形成する第2入力回路と、
    上記第2入力回路の入力端子から上記第2電源電圧に向けて電流を流す第3の一方向性素子と、
    回路の接地電位から上記第2入力回路の入力端子に向けて電流を流す第4の一方向性素子とを更に有することを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項において、
    上記第1入力回路部は、
    上記外部回路で形成された第2アナログ入力信号が供給される第2外部端子と、
    上記第2アナログ入力信号に対応した第2静電保護回路と、
    上記第2静電保護回路を通した上記第2アナログ入力信号を上記第2電源電圧に対応した電圧に分圧する第2分圧抵抗と、
    上記第2電源電圧で動作し、上記第2分圧抵抗で分圧された第2アナログ入力信号を受けて内部アナログ信号を形成する第3入力回路と、
    上記第3入力回路の入力端子から上記第2電源電圧に向けて電流を流す第5の一方向性素子と、
    回路の接地電位から第3入力回路の入力端子に向けて電流を流す第6の一方向性素子とを更に有することを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項において、
    上記第1分圧抵抗、第2分圧抵抗及び抵抗手段は、ポリシリコン抵抗により構成されることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項において、
    上記第1、第2及び第3入力回路は、それぞれ入力端子にゲートが接続されたソースフォロワMOSFETと、上記ソースに接続された電流源とを有することを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項において、
    上記第2電源電圧で動作する第2外部回路で形成された第3入力信号が供給される第3外部端子と、
    上記第3入力信号に対応した第3静電保護回路と、
    上記第2電源電圧で動作し、上記3入力信号を受けて内部信号を形成する第4入力回路とを有する第2入力回路部を更に備えていることを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項において、
    上記第1外部回路は、DVD光ピックアップ回路であり、
    上記半導体装置は、DVDアナログフロントエンドを含むDVD信号処理回路を搭載することを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項において、
    上記第1入力回路を通した内部アナログ信号は、サーボレベル検出、ウォブル・LPP検出に用いられ、
    上記第2入力回路を通した内部信号は、サーボ位相差検出、欠陥・未記録検出、RF信号検出に用いられ、
    上記第3入力回路を通した内部信号は、パワー制御に用いられることを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項において、
    上記半導体装置は、
    上記DVD信号処理回路が搭載された第1チップと、
    上記SDRAMが搭載された第2チップと、
    上記第1チップと第2チップの対応する信号同士が接続されて1つのパッケージに内蔵されることを特徴とする半導体装置。
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