JP4796413B2 - ネットワーク機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ルータから取得したIPv6(Internet Protocol version 6)アドレスのLifeTime値に応じて種々の動作を行わせることを可能としたネットワーク機器に関する。
IPv6ではアドレスの自動設定が行えることがひとつの特徴であり、ルータから送信されるルータ広告(RA:Router Advertisement)によりアドレスを作成することができる。すなわち、RAに含まれるPrefix情報と自機のMac(Media access control)アドレスとからIPv6アドレスを生成する。このアドレスをStatelessアドレスと呼ぶ。StatelessアドレスはLifeTimeを持ち、この情報はValid LifeTime(有効期間)およびPreferred LifeTime(参照可能期間)としてRAに含まれている。
一方、特許文献1には、通信を盗聴して得られるIPアドレスをもとに個人情報が取得され、プライバシーが侵害されることを防ぐため、有効なIPアドレスを複数保持しておき、その中から自ノードのソースアドレスとして使用すべきIPアドレスを選択するようにした、ネットワークシステム、ルータ、ホスト、プレフィクス管理方法およびIPアドレス管理方法が開示されている。
特開2003−198582号公報「ネットワークシステム、ルータ、ホスト、プレフィクス管理方法及びIPアドレス管理方法」
上述したように、IPv6ではアドレスの自動設定が行われるが、Valid LifeTimeが満了した時点でルータはそのIPアドレスを使用不可としてしまうため、例えば、容量の大きなデータを送信している途中でValid LifeTimeが満了すると通信が途中で切れてしまい、データを最後まで送信できないという問題があった。
また、その他にもIPv6アドレスのLifeTime値と関連させて行わせたい処理が考えられるが、従来、そのようなニーズに応えられる仕組みは存在しなかった。
一方、特許文献1では、第2種類のプレフィクスの全てが無効になる前にプロバイダー側に対して新たな第2種類のプレフィクスの割り当てを要求するようにしているが、これは選択候補としての有効なIPアドレスを複数保持しておくためのものであり、上述したような通信途中でLifeTimeが満了すること等による弊害を回避しようとするものではない。これは、特許文献1がIPアドレスを利用したプライバシーの侵害を防ぐことを目的としていることからくるものである。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、ルータから取得したIPv6アドレスのLifeTime値に応じて種々の動作を行わせることを可能としたネットワーク機器を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、請求項1に記載されるように、ネットワークに接続され、アドレス生成の元となったプレフィックスに含まれるLifeTime値が失効した場合に通信の切断が行われるネットワーク機器であって、ルータから配布されるプレフィックス情報に含まれるLifeTime値が適切か否か判断し、適切である場合にプレフィックスに基づいてアドレスを生成する手段と、送信系アクションの開始時に、使用可能なアドレスの中からLifeTime値により送信時のソースアドレスを選択する手段と、通信中に回線断を検出した場合に、使用中のアドレスのLifeTime値が失効したことを確認し、セッションのクリア処理を行い、新しいアドレスを用いた再送処理もしくは新しいアドレスの通知処理を行う手段とを備えるネットワーク機器を要旨としている。
また、請求項に記載されるように、請求項1に記載のネットワーク機器において、記LifeTime値と動作の対応関係を設定する手段を備えることができる。
また、請求項3、4に記載されるように、ネットワーク機器の動作制御方法として構成することができる。
本発明のネットワーク機器にあっては、ルータから取得したIPv6アドレスのLifeTime値に応じて種々の動作を行わせることができ、状況に応じた適切な対応を行うことができる。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<構成>
図1は本発明のネットワーク機器を適用したネットワークシステムの一実施形態を示す全体構成図である。
図1において、本発明を適用したネットワーク機器1A、1Bは、IPv6プレフィックスを配るルータ2A、2Bおよび他のPC(Personal Computer)3A〜3Cとともにネットワーク6に接続されている。
図2はネットワーク機器1を画像処理装置とした場合のハードウェア構成例を示す図である。
図2において、ネットワーク機器1は、コントローラ101と、オペレーションパネル121と、FCU(Facsimile Control Unit)122と、エンジン部123とを含んでいる。
コントローラ101は、CPU(Central Processing Unit)102、システムメモリ103、NB(North Bridge)104、SB(South Bridge)105、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)106、ローカルメモリ107、HDD(Hard Disk Drive)108、Flash ROM(Flash Read Only Memory)109、NVRAM(Non Volatile RAM)110、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)111、セキュアデバイス112、Ethernet(登録商標) I/F(Ethernet(登録商標) Interface)113、USB I/F(Universal Serial Bus Interface)114、IEEE 1394 I/F(the Institute of Electrical and Electronic Engineers 1394 Interface)115、セントロニクスI/F116、無線I/F117、外部記憶媒体用I/F118を含む。
オペレーションパネル121は、コントローラ101のASIC106に接続されている。また、FCU122およびエンジン部123は、コントローラ101のASIC106にバス124で接続されている。
コントローラ101は、ASIC106にローカルメモリ107、HDD108、Flash ROM109、NVRAM110、SDRAM111、セキュアデバイス112などが接続されるとともに、CPU102とASIC106とがCPUチップセットのNB104を介して接続されている。コントローラ101は、NB104を介してCPU102とASIC106とを接続することにより、CPU102のインターフェースが公開されていない場合に対応する。
ASIC106とNB104とは、AGP(Accelerated Graphics Port)119を介して接続されている。後述するソフトウェア構成において、アプリケーションやプラットフォームを形成する一つ以上のプロセスを実行制御するため、ASIC106とNB104とを低速のバスでなくAGP119を介して接続することで、パフォーマンスの低下を防いでいる。
CPU102は、ソフトウェアにより全体の制御を行うものである。
NB104は、CPU102、システムメモリ103、SB105、ASIC106、Ethernet(登録商標) I/F113、USB I/F114、IEEE 1394 I/F115、セントロニクスI/F116、無線I/F117、外部記憶媒体用I/F118を接続するためのブリッジである。
SB105、Ethernet(登録商標) I/F113、USB I/F114、IEEE 1394 I/F115、セントロニクスI/F116、無線I/F117、外部記憶媒体用I/F118は、バス120を介してNB104に接続されている。なお、SB105は、バス120とROMや周辺デバイス等とを接続するためのブリッジである。
システムメモリ103は、画像処理装置の描画用メモリなどとして用いるメモリである。ローカルメモリ107は画像バッファ、符号バッファとして用いるメモリである。
ASIC106は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。HDD108は、画像データの蓄積、文書データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積などを行うストレージ(補助記憶装置)の一例である。
Ethernet(登録商標) I/F113は、画像処理装置をネットワークに接続するインターフェース機器である。USB I/F114、IEEE 1394 I/F115、セントロニクスI/F116および無線I/F117、は、それぞれの規格に準じたインターフェースであり、ネットワークに接続されることもある。
Flash ROM109は、外部からプログラムやデータなどを書き込み可能なメモリである。NVRAM110およびSDRAM111は、電源OFF状態でも情報を保持するメモリである。
外部記憶媒体用I/F118は、外部記憶媒体を脱着可能なものであり、外部記憶媒体の規格に準じたインターフェースである。例えばSD(Secure Digital)カード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、ROM−DIMM(Dual In-line Memory Module)等が外部記憶媒体として利用される。
セキュアデバイス112は、物理的に取り外すと二度と使えなくなるようなデバイスであり、鍵情報が格納されている。
また、オペレーションパネル121は、オペレータからの入力操作を受け付けるとともに、オペレータに向けた表示を行う操作部である。なお、FCU122はメモリを有しており、電源がOFFのときに受信したファクシミリデータを一時的に格納するために利用される。
なお、画像処理装置の構成により、Flash ROM109、SDRAM111、セキュアデバイス112、USB I/F114、IEEE 1394 I/F115、セントロニクスI/F116、無線I/F117、外部記憶媒体用I/F118、FCU122は存在しないこともある。
図3はネットワーク機器1を画像処理装置とした場合のソフトウェア構成例を示す図である。
図3において、ソフトウェアは、大きく分けると、アプリケーション部131とプラットフォーム部138とから構成される。なお、ここではOS(Operating System)部分(カーネル)の記載は省略してある。
アプリケーション部131は、コピー、ファクス、スキャナおよびプリンタなどの画像形成処理に関連するユーザサービスに固有の処理を行うものである。アプリケーション部131は、コピー用のアプリケーションであるコピーアプリ132と、ファクシミリ用アプリケーションであるファクスアプリ133と、スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ134と、ネットワークファイル用アプリケーションであるネットファイルアプリ135と、ページ記述言語およびプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ136とを有している。
また、プラットフォーム部138は、アプリケーション部131からの処理要求を解釈してハードウェアなどの各種資源の獲得要求を発生する各種制御部から構成される。プラットフォーム部138は、システム制御部139、メモリ制御部140、ネットワーク制御部141、エンジン制御部142、セキュリティ制御部143、オペレーション制御部144、ファクス制御部145から構成される。プラットフォーム部138は予め定義されている関数によりアプリケーション部131からの処理要求を受信可能とするAPI(Application Program Interface)137を有するように構成されている。
システム制御部139は、アプリケーションの管理、操作部の制御、システム画面の表示、LEDの表示、ハードウェア資源の管理、割り込みアプリケーションの制御などの処理を行う。
メモリ制御部140は、メモリの取得および解放、画像データの圧縮および伸張などのメモリ制御を行う。
エンジン制御部142は、図示していないハードウェアリソースのエンジンの制御を行う。
ファクス制御部145は、GSTN(General Switched Telephone Network)I/Fと接続し、システムコントローラの各アプリケーション層からPSTN(Public Switched Telephone Network)またはISDN(Integrated Services Digital Network)網を利用したファクシミリ送受信、バックアップ用のメモリで管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用、ファクシミリ読み取りを行い、ファクシミリ受信印刷などを行うためのAPIを提供する。
オペレーション制御部144は、オペレータと本体制御との間の情報伝達手段となるオペレーションパネルの制御を行う。
ネットワーク制御部141は、Ethernet(登録商標)などのネットワークと接続され、ネットワークI/O(Input Output)を必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供し、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分け、各アプリケーションからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。
セキュリティ制御部143は、アプリケーション部131に対してセキュリティサービスを行う。
HDD108は各アプリケーションや各制御部が動作するためのデータが保管されたり、画像データが保管されたりする。
NVRAM110は設定情報が記録されている。
CPU102(図2)は画像処理装置全体の制御を行い、プラットフォーム部138の各制御部を実行し、それらを使用するアプリケーション部131の各アプリを実行する。
なお、画像処理装置の構成により、アプリケーション部131のいくつかのアプリケーション、プラットフォーム部138のいくつかの制御部は存在しないこともある。
図4はネットワーク制御部141の構成例を示す図である。
図4において、メイン処理部156はネットワーク制御部141の中心となる部分であり、他の処理部の制御や統括を行う。
IPv6環境処理部153はカーネルに対してIPv6アドレスを設定し、IPv6管理テーブルの制御を行う。IPv6アドレス管理テーブル部154は動作中のIPv6アドレスを持ったデータである。
ルータ広告/要請処理部157はルータ広告(RA)およびルータ要請(RS:Router Solicitation)を送受信する部分、近隣広告/要請処理部158は近隣広告(NA:Neighbor Advertisement)および近隣要請(NS:Neighbor Solicitation)を送受信する部分である。
上位プロトコル処理部155はTCP(Transmission Control Protocol)やUDP(User Datagram Protocol)上の多数のプロトコル(SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、port9100、SNMP(Simple Network Management Protocol)、DNS(Domain Name System)等)の制御を行う部分である。
他制御部通信部151は他のコントロールサービスやアプリケーション部131(図3)とのやり取りを行う部分である。固有アプリケーション処理部152は本発明におけるアクションを行う部分である。ソケット以下ネットワークプロトコルスタック159はカーネル部分であり、ソケット、TCP、UDPなどネットワークの低レイヤの制御を行う。
図5はIPv6アドレス管理テーブル部154の例を示す図であり、IPv6アドレスとLifeTimeの管理テーブルである。
RAにより取得したValid LifeTimeおよびPreferred LifeTimeの失効時間をIPv6アドレスごとに保持するテーブルT1と、IPv6アドレスごとにValid LifeTimeで制御するか、Preferred LifeTimeで制御するかという情報を保持するテーブルT2と、IPv6アドレスごとにValid LifeTimeもしくはPreferred LifeTimeの値と対応する動作とを保持するテーブルT3、T4とを備えている。なお、テーブルT3、T4における動作には、その動作が起動する前提条件(例えば、通信切断時など)も含めることができる。
<一般的動作>
図6はルータがルータ広告(RA)をマルチキャストする様子を示す図である。
図6においては、ルータ2A、2Bがそれぞれルータ広告をマルチキャストしている。IPv6はIPv4におけるブロードキャストとは異なり、複数宛先への送信にはマルチキャストが用いられる。これにより自分宛ではないマルチキャストは処理しなくて済む。
図7はネットワーク機器がルータ要請(RS)をマルチキャストする様子を示す図である。
図7においては、ネットワーク機器1Aがルータ2A、2Bに対してルータ要請をマルチキャストしている。この場合、通常、ネットワーク機器1BやPC3A〜3CはRSを処理しない。
図8はネットワーク機器が近隣要請(NS)をマルチキャストする様子を示す図である。
図8においては、ネットワーク機器1Aが近隣要請をマルチキャストしている。NSはIPv6アドレス重複チェックのために用いられるため、全ノードが受信している。
図9はIPv6 Statelessアドレス確定のシーケンス図である。
図9において、ルータがルータ広告(RA)を送出し(ステップS1)、ネットワーク機器はルータからのルータ広告(RA)を受けると、RAのプレフィックス情報と自分のMacアドレスとからIPv6 Statelessアドレスを生成する(ステップS2)。そして、近隣要請(NS)を送出し(ステップS3)、一定の時間、近隣広告(NA)がなければ、そのアドレスは確定する(ステップS4)。
図10はネットワーク機器がルータ要請(RS)を自ら出す場合のIPv6 Statelessアドレス確定のシーケンス図である。
図10において、ネットワーク機器はルータに対してルータ要請(RS)を送出する(ステップS11)。RSを受けたルータはルータ広告(RA)を送出する(ステップS12)。ネットワーク機器はルータからのルータ広告(RA)を受けると、RAのプレフィックス情報と自分のMacアドレスとからIPv6 Statelessアドレスを生成する(ステップS13)。そして、近隣要請(NS)を送出し(ステップS14)、一定の時間、近隣広告(NA)がなければ、そのアドレスは確定する(ステップS15)。
図11はRAパケットのフォーマットを示す図であり、Ethernet(登録商標)ヘッダの次にIPv6ヘッダ、ルータ広告(RA)、プレフィックス情報が並ぶ。
図12はIPv6ヘッダのフォーマットを示す図であり、バージョン、トラフィッククラス、フローラベル、ペイロード長、次ヘッダ、最大ホップ数、送信元アドレス、宛先アドレスが含まれている。
図13はルータ広告(RA)のフォーマットを示す図であり、タイプ、コード、チェックサム、現在の最大ホップ数、M、O、予約領域、ルータ有効期間、到達可能期間、再送タイマー、オプションが含まれている。
図14はプレフィックス情報のフォーマットを示す図であり、タイプ、データ長、プレフィックス長、L、A、予約領域、有効期間、参照可能期間、予約領域、プレフィックスが含まれている。有効期間がValid LifeTimeに相当し、参照可能期間がPreferred LifeTimeに相当する。
図15はRSパケットのフォーマットを示す図であり、Ethernet(登録商標)ヘッダの次にIPv6ヘッダ、ルータ要請(RS)が並ぶ。IPv6ヘッダのフォーマットは図12に示したとおりである。
図16はルータ要請(RS)のフォーマットを示す図であり、タイプ、コード、チェックサム、予約領域、オプションが含まれている。
図17はNSパケットのフォーマットを示す図であり、Ethernet(登録商標)ヘッダの次にIPv6ヘッダ、近隣要請(NS)が並ぶ。IPv6ヘッダのフォーマットは図12に示したとおりである。
図18は近隣要請(NS)のフォーマットを示す図であり、タイプ、コード、チェックサム、予約領域、ターゲットアドレス、オプションが含まれている。
図19はNAパケットのフォーマットを示す図であり、Ethernet(登録商標)ヘッダの次にIPv6ヘッダ、近隣広告(NA)が並ぶ。IPv6ヘッダのフォーマットは図12に示したとおりである。
図20は近隣広告(NA)のフォーマットを示す図であり、タイプ、コード、チェックサム、R、S、O、予約領域、ターゲットアドレス、オプションが含まれている。
<Statelessアドレス確定までの処理>
図21はStatelessアドレス確定までの処理例を示すフローチャートである。
図21において、処理を開始し(ステップS101)、RA受信(ステップS102)の後、LifeTime値として適切なものを受信すれば(ステップS103のYes)、RAのプレフィックスと自らのMacアドレスを使ってStatelessアドレスを生成する(ステップS104)。
次いで、重複確認のためのNS送信(ステップS105)の後、一定時間後にNAを受信しなければ(ステップS106のNo)、アドレスを確定し(ステップS107)、管理テーブル(図5のテーブルT1)への登録を行う(ステップS108)。
LifeTime値として適切なものでない場合(ステップS103のNo)や一定時間内にNAを受信した場合(ステップS106のYes)、あるいはその他の場合は、必要に応じて他のアドレスを使い(ステップS109)、処理を終了する(ステップS110)。例えば、長時間通信するため(大きいサイズの文書の送信)にLifeTimeの値が小さいという不都合がある場合は、受信したRAを用いず、他の長いLifeTimeを格納したプレフィックスを持つRAを用いるか、リンクローカルアドレスや手動設定アドレスを用いる。
図22はStatelessアドレス確定までのネットワーク制御部141内の動作例を示す図である。
図22において、ルータ広告/要請処理部157でRA受信(ステップS111、S112)の後、メイン処理部156はLifeTimeのチェックおよびStatelessアドレスの生成を行い、近隣広告/要請処理部158でNSを送信する(ステップS113、S114)。
一定時間後NAを受信しなければアドレスは重複していないと判断し、メイン処理部156はIPv6環境処理部153を通じて、カーネル部のソケット以下ネットワークプロトコルスタック159にアドレスを設定し(ステップS115、S116)、IPv6アドレス管理テーブル部154に情報を蓄積する(ステップS117)。
図23はネットワーク機器がルータ要請(RS)を自ら出す場合のStatelessアドレス確定までのネットワーク制御部141内の動作例を示す図である。
図23において、ルータ広告/要請処理部157でRS送信(ステップS110)の後、RAを受信する(ステップS111、S112)。この後の処理(ステップS113〜S117)は、図22と同様である。
<LifeTime値による動作制御の設定>
図24はLifeTime値による動作制御の設定画面の例を示す図であり、ネットワーク機器のオペレーションパネルやPCなどによりリモートアクセスしたときに表示される画面例である。なお、動作としては「アドレス生成」を例としている。
図24において、生成を制御するためのスイッチ、各LifeTimeで制御するためのスイッチおよびその値の入力欄などがある。
図25はLifeTime値による動作制御の設定を行なうときのネットワーク制御部141内の動作例を示す図である。
図25において、他制御部通信部151からリクエストを受けると(ステップS121、S122)、メイン処理部156はリクエストされた内容をNVRAM110などに保存し(ステップS123)、同時にIPv6環境処理部153を介してIPv6アドレス管理テーブル部154の管理テーブル(図5のテーブルT2〜T4)にデータの登録をする(ステップS124、S125)。
<送信系アクション時の処理>
図26は送信系アクション時の処理例を示すフローチャートであり、送信系アクション時にIPv6ソースアドレスを適切に選択するようにしたものである。
図26において、処理を開始し(ステップS131)、送信系アクションが発生すると(ステップS132)、管理テーブルから登録されているIPv6アドレスを選択する(ステップS133)。このときの基準として、Valid LifeTimeやPreferred LifeTimeが最も長いものを自動的に選択したり、ユーザによる選択を行ったり、相手先が同一サブネット内ならLinkLocal Addressを選択したりする。
そして、選択されたソースアドレスを設定し(ステップS134)、実際の送信を行い(ステップS135)、処理を終了する(ステップS136)。
図27は送信系アクション時のネットワーク制御部141内の動作例を示す図である。
図27において、他制御部通信部151からリクエストを受けると(ステップS141、S142)、メイン処理部156はIPv6環境処理部153およびIPv6アドレス管理テーブル部154から適切なIPv6アドレスを選択し(ステップS143〜S146)、リクエストで指定されたプロトコルを用いて上位プロトコル処理部155経由で送信を行う(ステップS147、S148)。
<LifeTimeが特定値になったときの処理>
図28はLifeTimeが特定値になったときの処理例を示すフローチャートである。
図28において、処理を開始すると(ステップS151)、LifeTimeが予め設定された特定値になったか否か判断し(ステップS152)、該当する場合には対応するアクションを実行する(ステップS153)。そして、一定時間のスリープを行い(ステップS154)、LifeTimeの判断(ステップS152)に戻る。
例えば、Preferred LifeTimeやValid LifeTimeの期限切れまで1日を切ったときに、ルータ要請(RS)を送出してRAを受け取ることを期待するとか、登録されている管理PCや管理機器にメール通知やSNMP Trapを送って喚起したり、それ以降はLinklocal、手動設定、IPv4アドレスなどの特定アドレスを使ったりするなどが考えられる。
図29はLifeTimeが特定値になったときにメール通知を行う場合のネットワーク制御部141内の動作例を示す図である。
図29において、メイン処理部156はIPv6アドレス管理テーブル部154に登録されているIPv6アドレスのLifeTimeのExpire情報を定期的に監視し(ステップS161〜S164)、固有アプリケーション処理部152、上位プロトコル処理部(この場合はSMTP)155を通じて外部へメール送信している(ステップS165〜S168)。
図30はLifeTimeが特定値になったときにRS送信を行う場合のネットワーク制御部141内の動作例を示す図である。
図30において、メイン処理部156はIPv6アドレス管理テーブル部154に登録されているIPv6アドレスのLifeTimeのExpire情報を定期的に監視し(ステップS171〜S174)、固有アプリケーション処理部152、ルータ広告/要請処理部157を通じてRSを送信している(ステップS175〜S178)。
<セッション中にValid LifeTimeが満了したときの処理>
図31はセッション中にValid LifeTimeが満了したときの処理例を示すフローチャートである。
図31において、処理を開始し(ステップS181)、通信中となり(ステップS182)、通信を行っているアプリケーションが回線断を検出すると(ステップS183)、用いていたアドレスのValid LifeTimeをチェックしてExpireしたことを確認し(ステップS184)、セッションのクリア処理(ソケット解放、メモリ解放など)を行う(ステップS185)。
その後、所定のアクション(再送や直前の通信相手への新しいアドレスの通知など)を行い(ステップS186)、処理を終了する(ステップS187)。
図32はセッション中にValid LifeTimeが満了したときのネットワーク制御部141内の動作例を示す図である。
図32において、上位プロトコル処理部155は通信が切断するとカーネルのソケット以下ネットワークプロトコルスタック159にアクセスしてValid LifeTimeがExpireしていることを確認する(ステップS191、S192)。
メイン処理部156は管理テーブル部の情報を更新し(ステップS193〜S197)、固有アプリケーション処理部152、上位プロトコル処理部155、他制御部通信部151を通じて、上位アプリケーションに通知を行い(ステップS198〜S201)、必要に応じて再送などを行っている(ステップS202、S203)。
<総括>
このように、本発明では、LifeTimeの値によりネットワーク機器がどのようにふるまうかを記述している。例えば、LifeTimeが特定の値になったときに管理機器に通知したり、通信中に切断したときに所定の動作を行ったりするなどである。従って、状況に応じた適切な対応を行うことができる。
また、RA内のLifeTimeの値によりRA自体を選択(LifeTimeが短いアドレスは使用しないなど)することにより、アプリケーションやユーザに適切なIPv6アドレスを選択することができる。
また、アドレス使用の可否を予め設定可能とすることにより、ユーザがLifeTimeの値によりIPv6アドレスの制御を行うことができる。
また、LifeTimeの値によってソースアドレスを使い分けることができるようにしたことにより、アプリケーションやユーザに対して適切なIPv6アドレスを用いた通信を行うことができる。
また、LifeTimeの値が特定の値になった場合、ネットワークに関するアクションをすることにより、アプリケーションやユーザに対して付加サービスを提供することができる。
また、LifeTimeの値が失効した場合に、別の特定のアドレスを使用することにより、アプリケーションやユーザが通信を続けることができる。
また、データ通信中にLifeTimeの値が失効した場合に、安全に通信を終了させることにより、再通信したりすることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
本発明のネットワーク機器を適用したネットワークシステムの一実施形態を示す全体構成図である。 ネットワーク機器を画像処理装置とした場合のハードウェア構成例を示す図である。 ネットワーク機器を画像処理装置とした場合のソフトウェア構成例を示す図である。 ネットワーク制御部の構成例を示す図である。 IPv6アドレス管理テーブル部の例を示す図である。 ルータがルータ広告(RA)をマルチキャストする様子を示す図である。 ネットワーク機器がルータ要請(RS)をマルチキャストする様子を示す図である。 ネットワーク機器が近隣要請(NS)をマルチキャストする様子を示す図である。 IPv6 Statelessアドレス確定のシーケンス図である。 ネットワーク機器がルータ要請(RS)を自ら出す場合のIPv6 Statelessアドレス確定のシーケンス図である。 RAパケットのフォーマットを示す図である。 IPv6ヘッダのフォーマットを示す図である。 ルータ広告(RA)のフォーマットを示す図である。 プレフィックス情報のフォーマットを示す図である。 RSパケットのフォーマットを示す図である。 ルータ要請(RS)のフォーマットを示す図である。 NSパケットのフォーマットを示す図である。 近隣要請(NS)のフォーマットを示す図である。 NAパケットのフォーマットを示す図である。 近隣広告(NA)のフォーマットを示す図である。 Statelessアドレス確定までの処理例を示すフローチャートである。 Statelessアドレス確定までのネットワーク制御部内の動作例を示す図である。 ネットワーク機器がルータ要請(RS)を自ら出す場合のStatelessアドレス確定までのネットワーク制御部内の動作例を示す図である。 LifeTime値による動作制御の設定画面の例を示す図である。 LifeTime値による動作制御の設定を行なうときのネットワーク制御部内の動作例を示す図である。 送信系アクション時の処理例を示すフローチャートである。 送信系アクション時のネットワーク制御部内の動作例を示す図である。 LifeTimeが特定値になったときの処理例を示すフローチャートである。 LifeTimeが特定値になったときにメール通知を行う場合のネットワーク制御部内の動作例を示す図である。 LifeTimeが特定値になったときにRS送信を行う場合のネットワーク制御部内の動作例を示す図である。 セッション中にValid LifeTimeが満了したときの処理例を示すフローチャートである。 セッション中にValid LifeTimeが満了したときのネットワーク制御部内の動作例を示す図である。
符号の説明
1、1A、1B ネットワーク機器
2A、2B ルータ
3A〜3C PC
6 ネットワーク
101 コントローラ
102 CPU
103 システムメモリ
104 NB
105 SB
106 ASIC
107 ローカルメモリ
108 HDD
109 Flash ROM
110 NVRAM
111 SDRAM
112 セキュアデバイス
113 Ethernet(登録商標) I/F
114 USB I/F
115 IEEE 1394 I/F
116 セントロニクスI/F
117 無線I/F
118 外部記憶媒体用I/F
119 AGP
120 バス
121 オペレーションパネル
122 FCU
123 エンジン部
124 バス
131 アプリケーション部
132 コピーアプリ
133 ファクスアプリ
134 スキャナアプリ
135 ネットファイルアプリ
136 プリンタアプリ
137 API
138 プラットフォーム部
139 システム制御部
140 メモリ制御部
141 ネットワーク制御部
142 エンジン制御部
143 セキュリティ制御部
144 オペレーション制御部
145 ファクス制御部
146 Network I/F
151 他制御部通信部
152 固有アプリケーション処理部
153 IPv6環境処理部
154 IPv6アドレス管理テーブル部
155 上位プロトコル処理部
156 メイン処理部
157 ルータ広告/要請処理部
158 近隣広告/要請処理部
159 ソケット以下ネットワークプロトコルスタック
T1〜T4 テーブル

Claims (4)

  1. ネットワークに接続され、アドレス生成の元となったプレフィックスに含まれるLifeTime値が失効した場合に通信の切断が行われるネットワーク機器であって、
    ルータから配布されるプレフィックス情報に含まれるLifeTime値が適切か否か判断し、適切である場合にプレフィックスに基づいてアドレスを生成する手段と、
    送信系アクションの開始時に、使用可能なアドレスの中からLifeTime値により送信時のソースアドレスを選択する手段と、
    通信中に回線断を検出した場合に、使用中のアドレスのLifeTime値が失効したことを確認し、セッションのクリア処理を行い、新しいアドレスを用いた再送処理もしくは新しいアドレスの通知処理を行う手段とを備えたことを特徴とするネットワーク機器。
  2. 請求項1に記載のネットワーク機器において、
    上記LifeTime値と動作の対応関係を設定する手段を備えたことを特徴とするネットワーク機器。
  3. ネットワークに接続され、アドレス生成の元となったプレフィックスに含まれるLifeTime値が失効した場合に通信の切断が行われるネットワーク機器の動作制御方法であって、
    ルータから配布されるプレフィックス情報に含まれるLifeTime値が適切か否か判断し、適切である場合にプレフィックスに基づいてアドレスを生成する工程と、
    送信系アクションの開始時に、使用可能なアドレスの中からLifeTime値により送信時のソースアドレスを選択する工程と、
    通信中に回線断を検出した場合に、使用中のアドレスのLifeTime値が失効したことを確認し、セッションのクリア処理を行い、新しいアドレスを用いた再送処理もしくは新しいアドレスの通知処理を行う工程とを備えたことを特徴とするネットワーク機器の動作制御方法。
  4. 請求項に記載のネットワーク機器の動作制御方法において、
    上記LifeTime値と動作の対応関係を設定する工程を備えたことを特徴とするネットワーク機器の動作制御方法。
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