JP4790350B2 - 露光用マスク及び露光用マスクの製造方法 - Google Patents

露光用マスク及び露光用マスクの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は露光用マスク及び露光用マスクの製造方法に関するものであり、特に、所望のパターン形状の製造マージンを拡大するための半導体装置製造用の露光用マスクにおける補助パターンに特徴のある露光用マスク及び露光用マスクの製造方法に関するものである。
半導体装置の微細化に対する要求は絶え間なく進歩しており、近年では半導体装置の製造プロセスで用いる露光光源の波長以下となる線幅のパターンが要求されるようになった。
これに伴い、微細なパターンにおいてもより解像力が得られる照明条件、例えば、斜入射等の輪帯照明を用いる方法が採用されており、実際の半導体装置を製造するためのレチクルの製造時に近接効果補正処理を施している。
ここで、図8を参照して、従来の半導体装置の製造工程を説明する。
図8参照
まず、半導体基板31上にSiO2 膜32を堆積し、その上にレジスト33を塗布したのち、レチクル41に照明42を照射し、レチクル41に設けた光透過部を透過した光を投影レンズ43で集光して、レジスト33を露光することによって、レジスト33の光照射部34が硬化する。
次いで、現像処理を行うことによって硬化した光照射部34を除去してレジストパターン35を形成したのち、レジストパターン35をマスクとしてSiO2 膜32をエッチングしてコンタクトホール36を形成し、最後に、レジストパターン35をアッシングにより除去する。
このような半導体装置の製造工程においてはデバイスの微細化によるフォーカスマージンの縮小に加えて、装置状態や基板自体の凹凸具合もある程度変動する事を考慮しなければならないので、この事情を図9乃至図11を参照して説明する。
図9参照
図9は、装置起因のフォーカスズレの説明図であり、例えば、大気圧の変動に伴う投影レンズ43の焦点距離の変化により、焦点がレジスト33からずれてデフォーカスΔzが発生する。
図10参照
図10は、基板の反りによるフォーカスズレの説明図であり、半導体装置の製造工程においては、応力の異なる各種の薄膜を積層するため半導体基板31が反る場合がある。
この場合、半導体基板31の中央付近でベストフォーカスするように設定すると、半導体基板31の周辺部ではデフォーカスΔzが発生する。
図11参照
図11は、基板の凹凸によるフォーカスズレの説明図であり、半導体基板51にMOSFET構造を形成したのち、層間絶縁膜58を設け、この層間絶縁膜58にソース・ドレイン領域57及びゲート電極54に対するコンタクトホールを形成する場合、ゲート電極54等に起因する凹凸があると層間絶縁膜58上に設けるレジスト59の表面にも凹凸が形成される。
この場合、ゲート電極54の位置でベストフォーカスするように設定すると、ソース・ドレイン領域57の位置ではデフォーカスΔzが発生する。
したがって、焦点深度(DOF:Depth Of Focus)が浅いと、図9乃至図11に示したデフォーカスが発生した場合、レジストパターンが設計値と異なる寸法になり、最終的に製品不良の原因となる。
特に、パターンの微細化に伴って用いる輪帯照明は解像力が強い一方で、特定のデザインピッチに対して、十分な焦点深度が稼げないなどの特徴があるため、特に問題になるので、ここで、図12及び図15を参照して焦点深度のパターン依存性を説明する。
半導体装置のパターンレイアウトは、SRAMに代表される特定セルレイアウトの繰り返しパターンとロジックLSIに代表するランダムに配置された種々のパターンを含んでおり、多くの場合、SRAMセルレイアウトは、該当世代のデザインルールの中で最もクリティカルな値で設計されていることが多い。
一方で、ロジックLSIは、最小線幅等はデザインルールに基づいた寸法が多いが、ライン&スペースという観点で表現すれば、スペースに関しては、必ずしもデザインルールで定義される最小スペースばかりではない。
言い換えれば、SRAMレイアウトは高いパターン占有率を示すが、一方のロジックLSIは比較的緩やかなパターン占有率を示す。
この事実及び状況を踏まえ、実際のリソグラフィープロセス技術は、占有率の高いところから低いところまで存在するパターンに対し、一定のプロセスマージンを確保する必要がある。
図12及び図13参照
図12は密パターンと疎パターンのCD−FOCUS曲線であり、図13はこのCD−FOCUS曲線を得るためにレチクルに設けた開口部からなる密パターンと疎パターンの一例を示す配置図である。
このCD−FOCUS曲線は、X軸に露光時のフォーカスズレを示しY軸にレジスト寸法をプロットしたものであり、このCD−FOCUS曲線からフォーカス変動に対するCDの影響を見ることができ、その傾斜が緩やかなほど焦点深度DOFが広く、フォーカスマージンが大きいことを意味し、反対に傾斜が急峻な場合は、非常に焦点深度が狭いことを意味する。
また、放物線の頂点に当たるフォーカス値のことをベストフォーカスと言い、多くの場合、一番大きなレジスト寸法を示す。
なお、Y軸に関してはベストフォーカスの時のレジスト寸法値を100%に規格化してグラフ化している。
また、ここでは、一般の焦点深度と同様に、ベストフォーカス時に示す寸法値の90%以上の寸法を示すフォーカス振れ量を実効的な焦点深度として比較する手法を用いる。
図12に示したCD−FOCUS曲線から明らかなように、密パターンは十分な焦点深度があるのに対し、疎パターンの焦点深度は密パターンよりも随分と狭いことが分かる。
図14及び図15参照
図14及び図15は、密パターン及び疎パターンのレジスト上での投影像の光強度分布図であり、横軸はレジスト上での位置を示し、縦軸は光強度を示しており、また、図14はベストフォーカス時、図15はデフォーカス時の分布を示している。
なお、図における曲線Ia は密パターンの光強度分布であり、曲線Ib は疎パターンの光強度分布であり、このような光強度分布で露光されたレジストを現像した場合、臨界値I0 を越える強度の露光光で露光された部分が開口部となるレジストパターンが形成される。
図14に示すベストフォーカス時には、密パターンと疎パターンの焦点深度の違いがレジストパターンに形成される開口部の幅に与える影響は少なくWa =Wb となる。
一方、図15に示すデフォーカス時には、疎パターンの焦点深度が密パターンの焦点深度より浅くなるため、Wa >Wb となり、製品不良の原因となる。
したがって、上述のように、近年多用されはじめた斜入射照明においては、一般にパターン密度が小さくなるほど焦点深度が低下する傾向にあるため、フォーカスマージンの確保が特に問題になる。
そこで、焦点深度を上げる方法の1例として、アシストパターン或いはスキャッタリングバー(SB)と呼ばれる補助パターンをメインパターンの周辺部に配置することが提案されている(例えば、特許文献1参照)ので、ここで、図16乃至図18を参照して上記提案にかかる補助パターンを説明する。
図16参照
図16は、疎パターンに補助パターンを設けた場合のレチクルの要部平面図であり、主パターンMb に対して主パターンMb の4つの辺に対向するように補助パターンSBz を設けている。
なお、この場合の補助パターンSBz はα=βの正方形パターンであり、露光装置で解像されないサイズに形成される。
図17参照
図17は、このような補助パターンを設けた疎パターンのCD−FOCUS曲線であり、図12に示したCD−FOCUS曲線に重ねて示している。
図から明らかなように、放物線の傾きが緩やかになり、補助パターンSBz を設けることにより焦点深度が拡大されていることが分かる。
図18参照
図18は、焦点深度を定めるレジスト寸法の説明図であり、図17のCD−FOCUS曲線におけるレジスト寸法は、図18に示すようにホールの直径で定義している。
特開2002−122976号公報
しかし、上記の提案における補助パターンSBz を設けることによる疎パターンの焦点深度の改善は15%程度であり、密パターンの焦点深度に比べて十分深くなったとはいえず、安定量産を視野に入れたものとは言い難い。
そこで、本発明者は、補助パターンSBa1を主パターンMb の各辺に対向して複数列設けるとともに、長方形パターンとし、且つ、主パターンMb の対角線上にも正方形の補助パターンSBa2を設けることを提案している(必要ならば、特願2005−159077参照)。
このような補助パターンと同じ種類の効果を狙う補助パターンの他の配置例を図19及び図20を参照して説明する。
図19参照
図19は、補助パターンとして長辺が主パターンの一辺と同じかそれより短い正方形パターンSBa2或いは正方形に近い矩形パターンSBa1を用いたものであり、2次元的に規則正しく配置された主パターンMb の密度に応じてA〜Eの5つのタイプの配置状態を示している。
図20参照
図20は、補助パターンとして長辺が主パターンの一辺より長い線状パターンSBb1,SBb2を用いたものであり、この場合も主パターンMb の密度に応じてA〜Eの5つのタイプの配置状態を示している。
しかし、図19に示した補助パターン群と図20に示した補助パターン群は、同じ効果を達するために設けるものであるが、両者は決して1つの発生ルール(スクリプト)を用いて同時に形成することはできない。
例えば、初歩的な形状を示すEタイプの比較だけにおいても図20の内側の補助パターンSBb1は主パターンMb の長辺方向の長さが3倍以上と長く、また、外側の補助パターンSBb2は5倍程度であるのに対して、図19の補助パターンSBa1,SBa2の長辺は主パターンMb の長辺方向の長さが主パターンMb と同じであるかそれ以下である。
一方、短辺方向の長さに関しては、その関係が逆転し図20の補助パターンSBb1,SBb2の方が図19に示した補助パターンSBa1,SBa2より細くなっているのが特徴である。
このような補助パターンを発生させるためには、主パターンMb からの距離(スペース)を定義して、発生・配置する方法が一般的であり、さらに主パターンMb 間のスペースとそれ自身の大きさにより、当該プロセスに支障をきたさない範囲内で配置されるべきである。
故に限られた主パターン間スペースに補助パターンを配置(挿入)するに当たっては、図19に示した形状の補助パターンSBa1,SBa2を挿入する場合は、配置個数としては少なく、一方で、図20に示した形状の補助パターンSBb1,SBb2を挿入する場合は、配置個数としては図19に示した補助パターンSBa1,SBa2で可能な数よりも多くなる。
例えば、Bタイプ或いはCタイプの補助パターンで比較すると、Bタイプ同士及びCタイプ同士はそれぞれ同じ主パターン間スペースであるが、補助パターンサイズの違いと、許容される補助パターンと補助パターン間スペースの違いから挿入される補助パターンの数量が異なっている。
図21参照
図21は、補助パターンの形状の差異による効果を比較したグラフであり、横軸にデザインパターンのピッチを示し、縦軸にレジスト寸法をプロットしている。
但し、縦軸の値はベストフォーカスの時の値を100%として規格化した値を記載しており、デフォーカスするとレジスト寸法が小さくなることを示し、これは、図14及び図15に示した通りである。
そこで、補助パターンSBa で囲まれた場合と補助パターンSBb で囲まれた場合のデフォーカス時のCD挙動をスルーピッチで比較してみると、補助パターンSBb よりも補助パターンSBa の方が、プロットとしてばらついているピッチ領域があることが分かる。
この現象は、補助パターン効果のピッチ依存があることを示しており、発生事由としては、配置ルールの切替るようなピッチで生じており、主パターンに対する位置が最適な位置から遠ざかるために発生しており、この現象自体はSB技術の根本的な原理に従うために、回避するのは困難である。
但し、配置ルールの最適化と言う意味で、デフォーカス時のCD変動をピッチ依存無く高水準に保持しつつ、且つピッチ依存無くCD減衰量を一定に保つことができるのか、言換えれば、プロットの起伏量を抑えデフォーカス時に滑らかなカーブが描くことができるのかが補助パターン技術の完成度の尺度となる。
そのような観点でみると、図20に示した補助パターンSBb で囲まれたマスクの方がピッチを通して高い完成度にあると判断できる。
そこで、補助パターンSBa 及び補助パターンSBb を具体的な回路パターンに配置して効果を比較してみたので、図22乃至図26を参照して説明する。
図22参照
図22は、ロジックLSIパターンに補助パターンSBa を適用した配置例の説明図であり、図が示すように中央部に補助パターンが配置されない領域が存在する。
図23参照
図23は、ロジックLSIパターンに補助パターンSBb を適用した配置例の説明図であり、図が示すように中央部にも細い補助パターンSBb が組合わさって配置されている。
図24参照
図24は、SRAMレイアウトに補助パターンSBa を適用した配置例の説明図であり、図が示すようにセルの内部に複数の補助パターンSBa が配置されている。
図25参照
図25は、SRAMレイアウトに補助パターンSBb を適用した配置例の説明図であり、図が示すように中央部に細い補助パターンSBb が一本配置されるに留まっている。
図26参照
図26は、図22乃至図25のパターンレイアウトから抽出した主パターンL1 ,L2 ,L3 ,S1 ,S2 のデフォーカス時の寸法の説明図であり、縦軸の値はベストフォーカスの時の値を100%として規格化した値を記載している。
図から明らかなように、疎パターンであるロジックLSIレイアウトにおける主パターンL1 ,L2 ,L3 の場合には、補助パターンSBa よりも線状の補助パターンSBb を配置した方が効果的であることがわかる。
一方、密パターンであるSRAMレイアウトにおける主パターンS1 ,S2 の場合には、補助パターンSBb よりも矩形の補助パターンSBa を配置した方が効果的であることがわかる。
このように、本発明者による鋭意研究の結果、パターンレイアウトにより最適な配置方法や配置形状が存在し得るという現象を確認した。
即ち、チップ内に存在し得る種々なパターンに対し、一意で規定される配置ルールを用いるだけではまだまだ不十分であり、安定量産を視野に入れた技術とは言いがたいという問題がある。
したがって、本発明は、解像度を有する照明系の特徴を生かして、パターンの占有密度等に応じて補助パターン配置方法を考慮し、焦点深度を拡大することを目的とする。
図1は本発明の原理的構成図であり、ここで図1を参照して、本発明における課題を解
決するための手段を説明する。
図1参照
上記課題を解決するために、本発明は、バイナリマスク型の露光用マスクにおいて、メモリパターンに対する補助パターンが、個々のメモリパターンの辺に対向する辺の長さが前記メモリパターンの辺の長さと同じか或いはそれ以下の長さの矩形パターンからなり、それ以外のパターンに対する補助パターンが、長辺が主パターンの辺より長く且つ長辺と短辺の比が5以上の微細線状パターンからなることを特徴とする。
このように、パターンレイアウトに応じて適切な補助パターンを適材適所配置してやり、例えば、SRAMを始めとするメモリのような高密度なパターンレイアウトに対する補助パターンと、それ以外のランダムロジックのような比較的占有率の低いパターンにおいて、レイアウトに応じて最適化された補助パターンの形状及び配置方法を実施し、デバイスチップに存在しうる種々のパターンに対して最大限効果が出る形で種々の補助パターンを配置しているので焦点深度を効果的に広げることができる。
特に、メモリパターンに対する補助パターンを、個々のメモリパターンの辺に対向する辺の長さが前記メモリパターンの辺の長さと同じか或いはそれ以下の長さの矩形パターンとし、また、メモリパターン以外のパターンに対する補助パターンを、長辺が主パターンの辺より長く且つ長辺と短辺の比が5以上の微細線状パターンとすることで焦点深度を効果的に広げることができる。
また、バイナリマスク型の露光マスクの製造方法としては、近接効果補正工程において、設計データからメモリパターンとそれ以外のパターンとを区別して抽出し、抽出したメモリパターンに対する補助パターンとして、個々のメモリパターンの辺に対向する辺の長さが前記メモリパターンの辺の長さと同じか或いはそれ以下の長さの矩形パターンを発生させるとともに、それ以外のパターンに対する補助パターンとして、長辺が主パターンの辺より長く且つ長辺と短辺の比が5以上の微細線状パターンを発生させれば良く、それによって、レイアウトに応じて最適化された補助パターンを設けることができる。
なお、メモリパターンとそれ以外のパターンとの区別は、設計データ中のメモリパターンを囲むメモリ枠の有無によって区別すれば良い。
また、上述の露光マスクを半導体装置の製造工程に用いることによって、設計に忠実な回路パターンを有する半導体装置を再現性良く安定に製造することができる。
本発明によればリソグラフィーがもたらす近接効果により、その照明条件が有する焦点深度を、パターンレイアウトを問わず、これまで以上に広くすることができるため、多種多様な配置に存在するパターンに対して適用でき、それによって、プロセスマージンを大きく取ることができるので半導体装置の安定製造に寄与するところが大きい。
本発明は、バイナリマスクにおける近接効果補正工程において、例えば、設計データ中のメモリパターンを囲むメモリ枠の有無によって設計データからメモリパターンとそれ以外のパターンとを区別して抽出し、抽出したメモリパターンとそれ以外のパターンとに対して互いに異なったタイプの補助パターン、特に、メモリパターンに対する補助パターンとしては、個々のメモリパターンの辺に対向する辺の長さがメモリパターンの辺の長さと同じか或いはそれ以下の長さの矩形パターンを、また、メモリパターン以外のパターンに対する補助パターンとしては、長辺が主パターンの辺より長く且つ長辺と短辺の比が5以上の微細線状パターンを発生させるものである。
ここで、図2乃至図7を参照して、本発明の実施例1のレチクルの製造工程を説明する。
図2及び図3参照
図2は、本発明の実施例1のレチクルの製造手順を表すフローチャートであり、また、図3はレチクルの製造途中の概略的要部断面図であり、図3を参照しながら図2のフローチャートを説明するが、後述する近接効果補正工程の詳細以外の基本的ステップは従来のレチクルの製造工程と全く同様である。
なお、レチクルとは、一般的にいって、石英ガラス基板上に金属薄膜のパターンが形成されているものをいい、フォトマスクの一種類であり、レチクル上の金属薄膜のパターンは、半導体装置の1チップから数チップ分の回路パターンを形成するためのパターンで構成されていることが多い。
まず、ステップS1の設計データ作成工程において、半導体基板上に形成するデバイスパターンの設計データD0 、例えば、コンタクトホール等のデバイスパターンの位置や大きさを含むデータを、縮小投影露光の縮小比の逆数だけ相似拡大してレチクル上の金属薄膜のパターンとなる設計データD1 を作成する。
次いで、ステップS2の設計データ検証工程において、設計データD1 が設計ルール通りに作成されているかを検証する。
ここで、設計ルールとは、レチクル上の金属薄膜のパターンを形成する上での制限事項をいい、例えば、金属薄膜パターンの最小線幅の確保、最小パターン間隔確保の排除のための制限事項がある。
そして、設計データD1 が設計ルールを満たす場合は、次のステップS3の近接効果補正工程に進み、一方、設計データD1 が設計ルールを満たさない場合は、ステップS8の設計データ修正工程に進み、修正された設計データD1 が設計ルールを満たすまで繰り返す。
この設計データ修正工程は、設計ルールを満たさない設計データ部分について、設計ルールに合うように、設計データD1 を修正する工程である。
次いで、ステップS3の近接効果補正工程の詳細は後述するが、この近接効果補正工程において、光近接効果を考慮して設計データD1 を変形するとともに、焦点深度を高めるための補助パターンを発生させる。
即ち、レチクルに対して照明をあてると、レチクル上の金属薄膜パターンの投影像が得られ、この投影像をレンズに通すと縮小投影像が得られるが、レチクル上の金属薄膜パターンサイズが、照明光の波長に近づくと、所謂、光の近接効果により、その縮小投影像は、金属薄膜パターンの完全な相似形ではなくなる。
そこで、レチクル上の金属薄膜パターンを変形させて、縮小投影影像が変形前の金属薄膜パターンと相似形となるように、変形前の金属薄膜パターンを形成するための設計データを補正する必要がある。
次いで、ステップS4の近接効果補正検証工程において、補正した設計データD3 が、予定した縮小投影影像を得るのに適切であるか否かを検証し、設計データの補正が適切である場合は、次のステップ5の露光パターン形成工程に進み、一方、設計データD3 が適切でない場合は、ステップ9の補正パラメータ修正工程へ進み、補正した設計データD3 が適切な設計データになるまで繰り返す。
次いで、ステップ5の露光パターン形成工程においては、補正を行った設計データD3 を用いて、図形描画装置の電子ビームを操作して、図3に示すように、石英ガラス基板11上にCr或いはMoSi2 等の金属薄膜12を介して設けた電子線レジスト膜13に電子ビーム14によってパターンを描画し、現像することによってレジストパターン15を形成する。
次いで、ステップ6の線幅検証工程において、レジストパターン15の線幅を例えば、CD−SEM等の測長器を用いて検証し、レジストパターン15の線幅が規格値以内であれば、ステップ7のエッチングによる金属薄膜形成工程へ進む。
一方、レジストパターン15の線幅が規格値以内でなければ、ステップ10の露光条件の変更工程へ進む。
この露光条件の変更工程において、露光パターン形成工程で形成されたレジストパターン15の線幅を規格値以内に納めるために、電子ビーム露光装置の電子ビームの露光条件を変更する工程である。
但し、電子ビームの露光条件だけでは、レジストパターン15の線幅を規格値以内に納めることができないと判断するときは、逆上ってステップS9の補正パラメータの修正工程まで戻り、改めて、近接効果補正工程を行う。
次いで、ステップ7のエッチングによる金属薄膜パターン形成工程において、線幅が規格値以内であると判定されたレジストパターン15をマスクに、金属薄膜12をエッチングして、金属薄膜パターン16を形成し、最後に、レジストパターン15をアッシングにより除去することによって、レチクル10が完成して全ての工程が終了する。
次に、図4乃至図7を参照して、本発明の実施例1の特徴点であるステップ3の近接効果補正工程を詳述する。
図4参照
図4は、図2に示したステップ3の近接効果補正工程の詳細を示したフローチャートである。
まず、ステップS31 の設計データの初期処理工程において、デバイスパターンの設計データD0 の初期処理を行って、設計データD1 としたのち、ステップS32 の対象図形の抽出工程において、補正対象となる図形を順次抽出する。
なお、初期処理においては、次のような処理を含む。
LSIを製造するための設計データは、1つの素子もしくは1つの層のためのデータだけではなく、LSIとして成立しうる全素子もしくは全層の設計データを含むのが一般的であるので、これらの多種多様なデータの中から、当該レチクルを作成するための、言い換えれば、目的としているレイヤのみが処理されるように選択し設定する工程である。
次いで、ステップS33 の抽出結果の判定工程において、抽出した図形がSRAM等のメモリパターンであるか、或いは、ロジックLSIパターン等のメモリパターン以外のパターンであるか否かを判定し、メモリパターンの場合にはS系統の処理工程に進み、メモリパターン以外の場合にはL系統の処理工程に進む。
なお、この時の判定は、設計データ中のSRAM枠等のメモリ枠の有無により行う。
図5も併せて参照
L系統においては、まず、ステップS341の微細線状SB発生工程において、抽出した設計データD1 に対して、設計データD1 による主パターンM1 の四方を囲むように各3本の線状補助パターンSB1 を発生する。
なお、線状補助パターンSBb1は、設計データD1 による主パターンM1 の一辺を0.1μmとすると、例えば、0.1μm×0.06μmのサイズとし、露光の際に解像されない大きさとする。
次いで、ステップS342の検査工程において、発生させた線状補助パターンSBb1同士の投影像、或いは、設計データD1 による主パターンM1 と線状補助パターンSBb1の投影像が干渉するか否かのスペースチェックを行い、干渉する場合には干渉しないように新たに線状補助パターンSBb1を発生させ、干渉しない場合には、次のステップS343の微細線状SB延伸工程に進む。
なお、図においては、微細線状補助パターンSBb1を各3本発生させているが、この本数は、トレードオフの関係にある作業時間と焦点深度改善効果との関係から決定すれば良く、2本の場合にはスループットが向上するが焦点深度改善効果は低く、一方、4本以上にすると焦点深度改善効果は高くなるが、スループットが大幅に低下する。
次いで、ステップS343の微細線状SB延伸工程において、発生させた線状補助パターンSBb1を延伸して、例えば、0.5μm×0.06μmの微細線状補助パターンSBb2とSBb3とする。
この時対向するSBb2とSBb3の距離が露光のECRに解像されないような状況であれば、延伸工程時にSBb2とSBb3は交差や結合しても良い。
次いで、ステップS344の検査工程において、発生させた微細線状補助パターンSBb2とSBb3の投影像が互いに干渉するか否かのスペースチェックを行い、干渉する場合には干渉しないサイズの微細線状補助パターンSBb2とSBb3を発生させ、干渉しない場合には、次のステップS36 のOPC工程に進む。
なお、微細線状補助パターンSBb2とSBb3の投影像が互いに干渉した場合、干渉部における露光量が多くなり、本来解像されないはずの補助パターンが解像されて製品欠陥発生の原因となる。
図6も併せて参照
一方、S系統においては、まず、ステップS351のプレバイアス工程において、設計データD1 を4辺を伸長して設計データD2 を得たのち、ステップS352の直交直角SB発生工程において、設計データD2 による主パターンM2 の各辺に対向するように各2個の矩形補助パターンSBa1を発生させる。
なお、この場合の矩形補助パターンSBa1は、設計データD2 による主パターンM2 の一辺を0.1μmとすると、例えば、0.12μm×0.10μmのサイズとし、露光の際に解像されない大きさとする。
次いで、ステップS353の検査工程において、発生させた矩形補助パターンSBa1同士の投影像、或いは、設計データD2 による主パターンM2 と矩形補助パターンSBa1の投影像が干渉するか否かのスペースチェックを行い、干渉する場合には干渉しないように間隔を狭くしたり或いは短辺の長さを短くしたサイズの矩形補助パターンSBa1を発生させ、干渉しない場合には、次のステップS354の指針枠発生工程に進む。
次いで、ステップS354の指針枠発生工程において、設計データD2 による主パターンM2 を中心とする大きさが可変の指針枠Fを発生させる。
図7も併せて参照
次いで、ステップS355の斜めSB発生工程において、指針枠Fの内部にこの指針枠Fと1頂点を共有する正方形状の矩形補助パターンSBa2を発生させる。
なお、この矩形補助パターンSBa2は、例えば、0.11μm×0.11μmのサイズとする。
次いで、ステップS356の検査工程において、発生させた矩形補助パターンSBa2と矩形補助パターンSBa1同士の投影像、或いは、設計データD2 による主パターンM2 と矩形補助パターンSBa2の投影像が干渉するか否かのスペースチェックを行い、干渉する場合にはステップS354の指針枠発生工程に戻り、指針枠Fのサイズを拡大したり、或いは、矩形補助パターンSBa2のサイズを変更し、干渉が生じなくなるまで繰り返し、干渉しない場合には、次のステップS36 のOPC工程に進む。
なお、ステップS36 のOPC工程について、S系統について説明するが、L系統についても基本的なフロー及び処理原理は同じである。
次いで、ステップS36 のOPC工程において、設計データD2 による主パターンM2 による投影像が目標とするデバイスパターンの平面形状と一致するように設計データD2 による主パターンM2 にのみ拡大処理を行い設計データD3 とする。
なお、矩形補助パターンSBa1,SBa2については、拡大処理を行わない。
また、L系統の場合には、SBb2,SBb3については、拡大処理を行わない。
次いで、ステップS37 の検査工程において、設計データD3 、矩形補助パターンSBa1,SBa2の位置情報も含む設計データDa1, a2、L系統の主パターンに関する設計データD4 、及び、微細線状補助パターンSBb1,SBb2の位置情報も含む設計データDb1, b2が、レチクルの実際の製造工程で寸法保証できるデータであり、且つ、露光によって所望のレジスト寸法を得ることができるデータであるか否かをシミュレーションにより判定する。
判定の結果、寸法保証ができる場合には、次のステップS38 の出力データ抽出工程に進み、一方、寸法保証ができない場合には、ステップS36 のOPC工程に戻り、寸法保証ができるまでOPC工程を繰り返す。
次いで、ステップS38 の出力データ抽出工程において、寸法保証が可能となった設計データD3 ,D4 ,Da1, a2,Db1, b2を抽出し、ステップS3の一連の近接効果補正工程を終了し、図2に示したステップS4の近接効果補正検証工程に進む。
なお、S36 におけるOPC処理は、主パターンM1 ,M2 をサイジングする工程であり、続くS37 工程は、サイジング後に実際の所望の寸法がでる形状もしくはサイズに補正されているか否かチェックする工程である。
また、S4は、レチクル作成時の近接効果補正であり、即ち、S36 は処理対象がウェハ上のレジストに転写した時に、レジストが所望の寸法を出すことを目的とする処理工程であり、S4は、レチクル作成プロセスにおいて石英ガラス基板上に金属薄膜を有するレチクル10自体が所望の寸法を出すための処理を行う工程である。
以上、説明したように、本発明の実施例1においてはSRAM等の高密度のパターンに対する補助パターンとしては、主パターンの辺の長さと同じか或いは短い長さの長辺を有する正方形或いは長方形の矩形補助パターンSBa を用い、また、ロジックLSI等の低密度のパターンに対する補助パターンとしては、主パターンの辺の長さより長い長辺を有する微細線状補助パターンSBb を用いているので、デバイスチップに存在しうる種々のパターンに対して最大限効果が出る形で種々の補助パターンを配置することができ、それによって、焦点深度を効果的に広げることができる。
なお、微細線状補助パターンSBb の長辺と短辺の比は5以上であることが望ましい。
また、対象図形の抽出工程において、設計データにおけるSRAM枠等のメモリ枠の有無を利用しているので、何方の補助パターンを発生させるかを一義的に且つ簡単に決定することができる。
次に、図8を借用して、本発明の実施例2の半導体装置の製造工程を説明する。
再び、図8参照
まず、半導体基板31上にSiO2 膜32を堆積し、その上にレジスト33を塗布したのち、上記の実施例1の手法で作成したL系統かS系統かに応じて異なった補助パターンを設けたレチクル41に照明42を照射し、レチクル41に設けた光透過部を透過した光を投影レンズ43で集光して、レジスト33を露光することによって、レジスト33の光照射部34が硬化させる。
次いで、現像処理を行うことによって硬化した光照射部34を除去してレジストパターン35を形成したのち、レジストパターン35をマスクとしてSiO2 膜32をエッチングしてコンタクトホール36を形成し、最後に、レジストパターン35をアッシングにより除去する。
この時、実施例1の手法で作成したレチクルを使用しているので、設計に忠実な回路パターン(図8の場合にはコンタクトホール)が形成され、このような、一連のフォトリソグラフィー工程において、実施例1の手法で作成した各種のレチクルを組み合わせて用いることによって、再現性良く且つ安定に微細回路パターン有する半導体装置を形成することができる。
以上、本発明の各実施例を説明してきたが、本発明は各実施例に記載された構成・条件等に限られるものではなく各種の変更が可能であり、例えば、矩形補助パターン及び微細線状補助パターンのサイズ及び形状は、使用する露光光源の波長或いはフォトレジストの感度等により適宜変更されるものである。
また、上記の各実施例は、近年多用されているKrF光源露光装置においてバイナリーマスクを用いることを前提としているが、今後多用され始めるArF光源露光装置、更には液浸型ArF露光装置において位相シフト型マスク、例えば、ハーフトーンマスクを用いる場合にも十分効果を現し、より好ましいものである。
また、上記の各実施例においては、SRAM用のレチクルとして説明しているが、SRAMに限られるものではなく、DRAM、FeRAM、ROM等の規則的パターンが並ぶメモリセル領域を有する各種の半導体装置に適用されるものである。
本発明の活用例としては、SRAMが典型的なものであるが、DRAM、FeRAM、MRAM、ROM等の各種のメモリデバイスを製造するためのレチクルの対しても適用されるものであり、さらには、レチクル以外の近接露光マスク等の他の露光用マスクにも適用されるものである。
本発明の原理的構成の説明図である。 本発明の実施例1のレチクルの製造手順を表すフローチャートである。 レチクルの製造途中の概略的要部断面図である。 図2に示したステップ3の近接効果補正工程の詳細を示したフローチャートである。 L系統における補助パターン発生工程の説明図である。 S系統における途中までの補助パターン発生工程の説明図である。 S系統における図6以降の補助パターン発生工程及びOPC工程の説明図である。 従来の半導体装置の製造工程の説明図である。 装置起因のフォーカスズレの説明図である。 基板の反りによるフォーカスズレの説明図である。 基板の凹凸によるフォーカスズレの説明図である。 密パターンと疎パターンのCD−FOCUS曲線である。 CD−FOCUS曲線を得るためにレチクルに設けた開口部からなる密パターンと疎パターンの一例を示す配置図である。 ベストフォーカス時の密パターン及び疎パターンのレジスト上での投影像の光強度分布図である。 デフォーカス時の密パターン及び疎パターンのレジスト上での投影像の光強度分布図である。 疎パターンに補助パターンを設けた場合のレチクルの要部平面図である。 補助パターンを設けた疎パターンのCD−FOCUS曲線である。 焦点深度を定めるレジスト寸法の説明図である。 矩形補助パターンSBa1,SBa2の配置状態の説明図である。 線状補助パターンSBb1,SBb2の配置状態の説明図である。 補助パターンの形状の差異による効果の説明図である。 ロジックLSIパターンに補助パターンSBa を適用した配置例の説明図である。 ロジックLSIパターンに補助パターンSBb を適用した配置例の説明図である。 SRAMレイアウトに補助パターンSBa を適用した配置例の説明図である。 SRAMレイアウトに補助パターンSBb を適用した配置例の説明図である。 図22乃至図25のパターンレイアウトから抽出した主パターンL1 ,L2 ,L3 ,S1 ,S2 のデフォーカス時の寸法の説明図である。
10 レチクル
11 石英ガラス基板
12 金属薄膜
13 電子線レジスト膜
14 電子ビーム
15 レジストパターン
16 金属薄膜パターン
31 半導体基板
32 SiO2
33 レジスト
34 光照射部
35 レジストパターン
36 コンタクトホール
41 レチクル
42 照明
43 投影レンズ
51 半導体基板
52 素子分離領域
53 ゲート絶縁膜
54 ゲート電極
55 エクステンション領域
56 サイドウォール
57 ソース・ドレイン領域
58 層間絶縁膜
59 レジスト

Claims (3)

  1. バイナリマスクであって、メモリパターンに対する補助パターンが、個々のメモリパターンの辺に対向する辺の長さが前記メモリパターンの辺の長さと同じか或いはそれ以下の長さの矩形パターンからなり、それ以外のパターンに対する補助パターンが、長辺が主パターンの辺より長く且つ長辺と短辺の比が5以上の微細線状パターンからなることを特徴とする露光用マスク。
  2. バイナリマスクにおける近接効果補正工程において、設計データからメモリパターンとそれ以外のパターンとを区別して抽出する工程と、抽出したメモリパターンに対する補助パターンとして、個々のメモリパターンの辺に対向する辺の長さが前記メモリパターンの辺の長さと同じか或いはそれ以下の長さの矩形パターンを発生させるとともに、それ以外のパターンに対する補助パターンとして、長辺が主パターンの辺より長く且つ長辺と短辺の比が5以上の微細線状パターンを発生させる工程とを備えたことを特徴とする露光マスクの製造方法。
  3. 上記メモリパターンとそれ以外のパターンとの区別を、上記設計データ中のメモリパターンを囲むメモリ枠の有無によって区別することを特徴とする請求項2記載の露光マスクの製造方法。
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